JP3453263B2 - ゲーム機用操作装置 - Google Patents

ゲーム機用操作装置

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JP3453263B2
JP3453263B2 JP31550296A JP31550296A JP3453263B2 JP 3453263 B2 JP3453263 B2 JP 3453263B2 JP 31550296 A JP31550296 A JP 31550296A JP 31550296 A JP31550296 A JP 31550296A JP 3453263 B2 JP3453263 B2 JP 3453263B2
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善博 井上
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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明はゲーム機用操作装
置に関し、特に例えばビデオゲーム機のコントローラ又
はジョイスティックとして用いられるゲーム機用操作装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ゲーム機用操作装置(所謂コントロー
ラ、以下「操作装置」)としては、本願出願人の製造・
販売に係る家庭用テレビゲーム機(商品名「FAMIL
YCOMPUTER」及び「Nintendo ENT
ERTAINMENT SYSTEM」)のコントロー
ラが知られている。これは、実開昭58−159132
号(対応USP.4687200)で示されるように、
ハウジングの操作面に設けた十字形キートップの下方に
ラバー接点スイッチを設けたものである。
【0003】一方、ハウジングの左又は右側面にスイッ
チを設けた操作装置としては、完成品のスイッチを上
下のハウンジングで固定したもの、完成品のスイッチ
を基板に半田付したもの、ラバースイッチを基板上に
置きかつラバー押板で固定してからキートップを載せた
もの等がある。これらは、一方の掌にハウジングを載せ
て他方の手で方向指示操作器のつまみを回動させるとと
もに、他方の手の親指で側面スイッチを操作するもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近のゲーム内容の高
度化・複雑化に伴い、操作スイッチ数の増加が要請され
る。しかし、上記実開昭58−159132号に記載の
技術は、操作装置の同一表面上に設けられかつ同時に押
圧可能なスイッチの数を増やすと、操作性が悪くなる
し、誤操作の原因となる。そのため、操作面のスイッチ
を操作する指とは別の指を用いて操作可能にするため、
側面(背面)にスイッチを設け、人差指又は中指で操作
可能なコントローラが望まれる。
【0005】一方、側面スイッチを設けた上記〜の
技術は、いずれも操作する人の手又は指の大小に係わら
ず操作性を良くするためにキートップを大きくする必要
があるが、ラバー接点をキートップの中心に配置するの
で、キートップの押す位置によってこじれが生じ易く、
操作性が悪くなり、しかも押す位置によって動作不良が
生じ易い。さらに、上記固有の問題点として、完成品
のスイッチが高価となり、組立性が悪く、量産に適さな
い。上記固有の問題点として、基板に無用な力が掛か
り、基板の導電パターンの剥離が生じるし、コストアッ
プとなる。上記固有の問題点として、ラバー押えが必
要なので、部品点数が増え、組立工数が増え、量産性が
悪い。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、操
作面の面積を広くすることなく、ゲームキャラクタの動
作を指示する操作スイッチ数を増大でき、親指以外の人
差し指や中指で操作でき、操作性に優れた、ゲーム機用
操作装置を提供することである。
【0007】この発明の他の目的は、大きなキートップ
を使用でき、操作性及び操作感が良く、確実なスイッチ
動作を実現できる、ゲーム機用操作装置を提供すること
である。この発明のその他の目的は、安価で、組み立て
容易で、量産性に優れた、ゲーム機用操作装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明(請求項1に
記載の発明)は、ハウジングと第1の操作手段と第2の
操作手段と第3の操作手段と第4の操作手段と回路部か
ら構成される。ハウジングは、上ハーフと下ハーフに分
割され、プレイヤの左右両手で把持可能な形状であっ
て、上部側面と左右それぞれの側面の接する部分が弧状
に形成される。第1の操作手段は、ハウジングの一方主
面上における横方向一方側であって、プレイヤの左右何
れか一方の手の親指によって操作可能な位置に配置され
る。第2の操作手段は、ハウジングの一方主面上におけ
る横方向他方側であって、プレイヤの左右何れか他方の
手の親指によって操作可能な位置に配置される。第3
操作手段ならびに第4の操作手段は、第1の操作手段な
らびに第2の操作手段のいずれか一方の上部における
ウジングの上部側面であって、プレイヤの人差し指と中
指を延ばした位置に対応する位置に2列に配置され、そ
れぞれがハウジングの横方向に延びるキートップを含ん
で構成される。回路部は、ハウジング内に収納され、第
1の操作手段ないし第4の操作手段の何れか又はそれぞ
れの操作に応じて電気信号を導出するための回路基板
と、回路基板から導出される第1の操作手段ないし第4
の操作手段の電気信号をパラレル入力しかつそれぞれの
操作に応じた電気信号をシリアル信号に変換してゲーム
機に与える信号処理回路とを含む。
【0009】好ましい実施態様(請求項2に記載の発
明)では、第3操作手段ならびに前記第4の操作手段の
キートップが、それぞれ横長の形状をしたキートップで
ある。 第2の発明(請求項3に記載の発明)は、ハウジ
ングと第1の操作手段と第2の操作手段と第3の操作手
段と第4の操作手段と第5の操作手段と第6の操作手段
と回路部から構成される。 ハウジングは、上ハーフと下
ハーフに分割され、プレイヤの左右両手で把持可能な形
状であって、上部側面と左右それぞれの側面の接する部
分が弧状に形成される。第1の操作手段は、ハウジング
の一方主面上における横方向一方側であって、プレイヤ
の左右何れか一方の手の親指によって操作可能な位置に
配置される。第2の操作手段は、ハウジングの一方主面
上における横方向他方側であって、プレイヤの左右何れ
か他方の手の親指によって操作可能な位置に配置され
る。第3の操作手段ならびに第4の操作手段は、第1の
操作手段ならびに第2の操作手段のいずれか一方の上部
におけるハウジングの上部側面であって、プレイヤの人
差し指と中指を延ばした位置に対応する位置に2列に配
置され、それぞれがハウジングの横方向に延びるキート
ップを含んで構成される。第5の操作手段ならびに第6
の操作手段は、第1の操作手段ならびに第2の操作手段
のいずれか他方の上部におけるハウジングの上部側面で
あって、プレイヤの人差し指と中指を延ばした位置に対
応する位置に2列に配置され、それぞれがハウジングの
横方向に延びるキートップを含んで構成される。回路部
は、ハウジング内に収納され、第1の操作手段ないし第
6の操作手段の何れか又はそれぞれの操作に応じて電気
信号を導出するための回路基板と、回路基板から導出さ
れる第1の操作手段ないし第6の操作手段の電気信号を
パラレル入力しかつそれぞれの操作に応じた電気信号を
シリアル信号に変換してゲーム機に与える信号処理回路
とを含む。好ましい実施態様(請求項4に記載の発明)
では、第3の操作手段ないし第6の操作手段がそれぞれ
横長の形状をしたキートップである。
【0010】
【作用】プレイヤは、両手の掌(又は手の平と親指の付
け根の部分)でハウジングを挟み、左右の手の親指のそ
れぞれで第1の操作手段と第2の操作手段を押圧し又は
操作する。このとき、第1の操作手段がゲームキャラク
タの移動方向(例えば、上下左右の4方向の何れか1方
向)を指示するために用いられ、第2の操作手段がゲー
ムキャラクタの動作(例えば、主人公キャラクタのジャ
ンプ、敵に対する攻撃、画面に表示されているアイテム
の取得等)を指示するために用いられる。また、プレイ
ヤは、手の人差し指および中指をハウジングの上部側面
位置へ延ばし、第1の操作手段および/または第2の操
作手段の操作に関連して、手の人差し指および/または
中指で第3の操作手段および/または第4の操作手段
(第2の発明では、これに加えて、第5の操作手段およ
び/または第6の操作手段)を操作することにより、ゲ
ームキャラクタの他の動作(すなわち、第2の操作手段
による動作以外の動作)を指示するために用いられる。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、操作面の面積を広く
することなく、ゲームキャラクタの動作を指示する操作
スイッチ数を増大でき、親指以外の人差し指や中指で操
作でき、操作性に優れた、ゲーム機用操作装置が得られ
る。
【0012】また、好ましい実施態様によれば、大きな
キートップを使用でき、操作性及び操作感が良く、確実
なスイッチ動作を実現できる、ゲーム機用操作装置が得
られる。また、安価で、組み立て容易で、量産性に優れ
た、ゲーム機用操作装置が得られる。
【0013】
【実施例】第1図および第2図はこの発明の一実施例の
ゲーム機用操作装置の外観図であり、特に第1図はその
表面から見た斜視図、第2図はその裏面から見た斜視図
を示す。
【0014】図において、ゲーム機用操作装置(以下
「操作装置」)10は、ハウジング11を含む。ハウジ
ング11の一方主面(表面)には、第1の操作手段の一
例の方向指示操作器(方向指示スイッチともいう)12
と第2の操作手段の一例の動作指示操作器(動作指示ス
イッチともいう)13とが左右に配設される。なお、方
向指示操作器12と動作指示操作器13の配置位置は、
左右逆にしてもよい。また、方向指示操作器12または
動作指示操作器13の上部に位置するハウジング11の
側面(背面)には、この発明の特徴となる第3の操作手
段の一例の動作指示操作器(動作指示スイッチともい
う)14が少なくとも1個設けられる。
【0015】より好ましくは、動作指示操作器14は、
方向指示操作器12および動作指示操作器13の上部の
左右に1対(合計2個)設けられる。図示では、動作指
示操作器を2個設けた場合の一方を14a、他方を14
bの参照符号で示す。この動作指示操作器14は、動作
指示操作器13とは異なる動作状態を指示するために利
用される。
【0016】さらに、操作装置10には、方向指示操作
器12と動作指示操作器13の中間位置に、セレクトス
イッチ15aおよびスタートスイッチ15bが設けられ
る。
【0017】第3図ないし第5図は操作装置の詳細図で
あり、特に第3図は操作装置の裏面から見た分解斜視
図、第4図は横断面図、第5図は要部縦断面図を示す。
【0018】次に、第3図ないし第5図を参照して、操
作装置10の詳細な実施例を説明する。ハウジング11
は、上ハーフ111と下ハーフ112に分割され、その
平面形状が掌で握り易いように楕円形の下方長辺の中央
部を横方向に細長く切欠いたメガネ状とされる。そし
て、一方(図示では左)の円弧状部分には方向指示操作
器12が設けられ、他方の円弧状部分には動作指示操作
器13が設けられる。より好ましくは、ハウジング11
は、握ったときの安定感を持たせるとともに、プレイヤ
の手にフィットさせて操作し易くするために、後述の第
5図に示すように、表面をゆるやかな円弧状にふくらま
せ、裏面をゆるやかな円弧状に窪ませた形状に選ばれ
る。
【0019】方向指示操作器12は、例えば実開昭58
−159132号に開示されている技術が利用される。
すなわち、方向指示操作器12は、十字形のキートップ
121を含み、その下方に4つの接点122を形成した
ラバー接点123が配置され、ラバー接点123を接点
回路(図示せず)の形成された第1の基板(主基板)1
6上に載せて構成される。この4つの接点122と接点
回路がキートップ121の上下左右の何れかの押点を押
圧することにより、上下左右の4方向のうちの何れかを
指示するスイッチとして働く。そして、上ハーフ111
の左円弧状部分には、キートップ121を挿入するため
の孔113が穿設される。
【0020】動作指示操作器13は、直交又は交差する
4か所に配置されるキースイッチ13a〜13dを含
む。各キースイッチ13a〜13dは、それぞれ円筒状
のキートップ131を有する。各キートップ131に
は、その基部の周囲に突出した突起132が形成され
る。そして、上ハーフ111には、直交又は交差する4
方向の中心から所定間隔の位置に挿入孔114が形成さ
れ、その裏面に筒状のガイド突起115が形成される。
ガイド突起115の側面内壁又は側面には、突起132
を案内するための溝又は筋状の切欠部116が形成され
る。キートップ131の下方には、各キートップ131
を弾性的に保持するためのラバー接点133が設けられ
る。ラバー接点133は、各キートップ131に対応す
る4つの接点部134を一体的に固着してなる弾性ゴム
からなる。そして、基板16の各キートップ131の下
方に位置する部分には、ラバー接点133の各接点部1
34に対応する接点回路(図示せず)が形成される。な
お、基板16には、各スイッチ12,13,14および
15の操作状態をゲーム機本体(図示せず)の処理装置
(CPU;図示せず)に伝送するために、コード17が
接続されるとともに、後述の第7図に示す信号処理回路
18が装着される。
【0021】これらのキースイッチ13a〜13dは、
どれがどのような動作をするかはゲームプログラムによ
って決定され、操作装置10自体では機能が特定されて
いないので、A動作〜D動作を指示するスイッチとして
呼ばれる。従って、それぞれに対応する位置の上ハーフ
111の表面又は各キースイッチ13a〜13dに含ま
れるキートップ131のそれぞれの表面には、記号A〜
Dが付けられる。
【0022】動作指示操作器14(又は14a,14
b)は、ハウジング11の厚みよりも細い幅で細長い形
状のキートップ141を含む。このキートップ141
は、その一方端部(中心に近い部分)がハウジング11
の上ハーフ111の裏面に形成された軸受部117で支
持されている軸142によって軸支され、その他方端部
(ハウジング11の左右外側の何れか一方に近い部分)
が解放端部とされ、解放端部に近づくに従いハウジング
11の円弧に沿って弧状とされる。各キートップ141
の解放端部の内側には、その中心裏面に接点部144が
形成され、かつ4角形の平面形状をしたラバー接点14
3が配置される。また、キートップ141の回動方向位
置には、保持部材145が上ハーフ111に一体的に形
成される。保持部材145は、解放端部の回動角度を一
定範囲に規制するストッパーとなり、かつラバー接点1
43を保持する。具体的には、保持部材145はラバー
接点143を挿入可能な溝の形成された1対のコ字状の
突起を向かい合せて形成される。さらに、ラバー接点1
43および保持部材145の下側には、第2の基板(補
助基板)146が設けられる。基板146は、例えば基
板16の左右の角の近傍に形成された孔に挿入されて、
基板16に対して垂直な状態で固定され、その表面にラ
バー接点143の接点部144に対応する接点回路(図
示せず)が形成される。それによって、キートップ14
1を回動させたときラバー接点143の接点部144を
平行に接触させる。この基板146の接点回路は、リー
ド線147を介して基板16の回路パターンの一部に接
続される。
【0023】次に、この実施例の操作装置10を組立て
る場合を説明する。まず、上ハ−フ111を第3図に示
すように裏向きに置き、その上からキートップ121が
下向きにして孔113へ挿入され、その上にラバー接点
123が載せられる。また、4個のキートップ131が
突起132をガイド突起115にガイドされるように各
孔114へ挿入され、その上にラバー接点133が載せ
られる。また、ラバー接点143が保持部材145へ挿
入され、2つの軸142の一端が各軸孔117へ差し込
まれた後、各キートップ141の一方端部に形成された
孔が軸142によって軸支される。さらに、セレクトス
イッチ15aとスタートスイッチ15bを一体的にした
ラバー接点151が上ハーフ111の孔118に挿入さ
れる。その後、基板146を保持部材145に対向する
位置に位置決めした状態で、基板16がラバー接点12
3および133上に載せられた後、上ハーフ111に下
ハーフ112が被せられて、ネジ止めされる。
【0024】以上説明したように、4個のキースイッチ
13a〜13dを直交又は交差する4方向に配置するこ
とによって動作指示操作器13を構成すれば、キースイ
ッチ13a〜13dの押圧があったときプログラム処理
に基づき上下左右の何れかの方向指示として判別処理す
ることにより、2系統の方向指示操作器を必要とするゲ
ームソフト用操作装置として利用できる。例えば、戦車
を操縦するゲームにおいて、左側の方向指示操作器12
の上又は下の押点を押圧すれば戦車の左キャタピラの前
転又は後転を指示し、右側の動作指示操作器13の上又
は下のキースイッチ13a又は13dを押圧すれば戦車
の右キャタピラの前転又は後転を指示することができ
る。その結果、方向および動作指示操作器12および1
3の上を押圧したときは前進(直進)、方向および動作
指示操作器12および13の下を押圧したときは後進、
方向および動作指示操作器12および13の何れか一方
の上を押圧しかつ他方の下を押圧すれば下を押圧した側
に旋回させるように利用することもできる。この戦車ゲ
ームの場合、動作指示操作器14は銃砲又はミサイルの
発射指令に利用される。また、1系統の方向指示操作器
のみを必要とするゲームであっても、動作指示操作器1
3を方向指示操作器として利用する一方、方向指示操作
器12の上下左右の各押点を動作指示操作器として利用
するようにプログラムすれば、左利きのプレイヤに操作
し易い操作装置として用いることもできる。
【0025】ところで、上述の説明では、動作指示操作
器14が左右の何れか一方又は左右両側に1個又は2個
設けられた場合を述べたが、変形実施例として次のよう
に2個又は4個設けてもよい。すなわち、ハウジング1
1の厚みを厚くして、ハウジングの左又は右に2列配置
するか、若しくは左右にそれぞれ2個ずつ2列に配置
(合計4個配置)し、プレイヤが左右の人差指と中指で
それぞれのキートップを操作するように構成してもよ
い。
【0026】次に、この実施例の操作装置をゲームに使
用する場合の作用を詳細に説明する。
【0027】第6図は操作装置の使用状態を示す図解図
である。第7図はこの実施例のゲーム機用操作装置を接
続したゲーム機システムのブロック図である。
【0028】上述のように構成された操作装置10は、
第6図に示すように使用される。すなわち、プレイヤ
は、ハウジング11の左右の円弧状部分を左右の掌で軽
く握りしめ、左親指の位置を移動させるか傾きを変化さ
せて十字形のキートップ121の上下左右の4か所の押
点を押圧することにより、ゲーム画面(図示せず)に表
示されているキャラクタまたはカーソルの移動方向を指
示する。これに関連して、プレイヤは右親指の位置を移
動させながら4個のキースイッチ13a〜13dのうち
の何れかのキートップ131を押圧することにより、動
作状態を指示する。さらに、プレイヤは、方向指示スイ
ッチ12および/または動作指示スイッチ13の操作に
関連して、左右の人差指(又は中指)を左右のキートッ
プ141に軽く当てておき、必要に応じてそれぞれ押圧
する。人差指(又は中指)の先端または指の腹部分でキ
ートップ141を押すと、軸支された一方端部を支点と
して解放端部が押し下げられ、ハウジング11内のラバ
ー接点143を押し下げて基板146の接点回路を短絡
させるので、接点回路から電気信号が導出される。
【0029】第7図を参照して、信号処理回路18は、
パラレル入力・シリアル出力可能なシフトレジスタを含
む。信号処理回路18は、ゲーム機本体20のマイクロ
プロセッサ(CPU)21からパラレル書込信号が与え
られたとき各指示操作器12,13及び14に含まれる
スイッチ12a〜12d,13a〜13d,14aおよ
び14bの操作に基づく押圧信号を並列入力として読込
み、シリアル読出信号が与えられたときクロック信号に
同期して直列出力して、I/Oポート22に与えてビッ
ト直列でロードさせる。CPU21は、ゲームカートリ
ッジ30に含まれるメモリ(ROM)31のプログラム
に基づいてI/Oポート22にロードされている操作装
置10の操作状態を示すデータをメモリ31に設定され
ているプログラムに基づいて判別し、判別結果に応じて
ゲーム処理を実行する。ゲーム処理としては、例えばゲ
ーム画面に表示されている主人公キャラクタの移動又は
変更のための画像処理であり、CPU21およびメモリ
31のプログラムの制御下で画像処理プロセッサ(PP
U)23によって実行される。このとき、音源回路24
がCPU21およびメモリ31のプログラムの制御の下
でゲーム音楽又は効果音を発生するためのアナログ信号
を発生する。
【0030】なお、必要に応じて、動作指示操作器13
に含まれるスイッチ13a〜13dと動作指示操作器1
4に含まれるスイッチ14a,14bにどのような指示
機能を持たせるかは、ゲームスタート時にプレイヤが選
択的に設定できるようにROM31のプログラムを設定
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の一実施例のゲーム機用操作装置の
表面側外観斜視図
【図2】 図1実施例のゲーム機用操作装置の裏面側外
観斜視図
【図3】 図1実施例の裏面から見た分解斜視図
【図4】 図1実施例の横断面図
【図5】 図1実施例の要部縦断面図
【図6】 図1実施例の使用状態を示す図解図
【図7】 図1実施例の操作装置を接続したゲーム機シ
ステムのブロック図
【符号の説明】
10 ゲーム機用操作装置 11 ハウジング 12 第1の操作装置の一例の方向指示操作器 13 第2の操作装置の一例の動作指示操作器 14 第3の操作装置の一例の動作指示操作器 141 キートップ 143 ラバー接点 145 保持部材 146 基板 16 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−191484(JP,A) 実開 平3−90583(JP,U) 実開 昭58−159132(JP,U) 実開 昭58−105394(JP,U) 実開 昭50−30892(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 25/00,9/02 A63F 13/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上ハーフと下ハーフに分割され、その平面
    形状がプレイヤの左右両手で把持可能な形状であって上
    部側面と左右それぞれの側面の接する部分が弧状に形成
    されたハウジング、 前記ハウジングの一方主面上における横方向一方側であ
    って、プレイヤの左右何れか一方の手の親指によって操
    作可能な位置に配置され、ゲームキャラクタの移動方向
    を指示するために用いられる第1の操作手段、 前記ハウジングの一方主面上における横方向他方側であ
    って、プレイヤの左右何れか他方の手の親指によって操
    作可能な位置に配置され、ゲームキャラクタの動作を指
    示するために用いられる第2の操作手段、 前記第1の操作手段ならびに前記第2の操作手段の何れ
    か一方の上部における前記ハウジングの上部側面であっ
    て、プレイヤの人差し指と中指を延ばした位置に対応す
    る位置に2列に配置され、それぞれが前記ハウジングの
    横方向に延びるキートップを含む第3の操作手段ならび
    に第4の操作手段、および 前記第1の操作手段ないし前記第4の操作手段のそれぞ
    れの操作に応じて電気信号を導出するための回路基板
    と、回路基板から導出される第1の操作手段ないし第4
    の操作手段の電気信号をパラレル入力しかつそれぞれの
    操作に応じた電気信号をシリアル信号に変換してゲーム
    機に与える信号処理回路とを含む回路部を備え、 前記第3の操作手段と前記第4の操作手段は、ゲームキ
    ャラクタの他の動作を指示するために用いられることを
    特徴とする、ゲーム機用操作装置。
  2. 【請求項2】前記第3操作手段ならびに前記第4の操作
    手段のそれぞれのキートップは、横長の形状をしたキー
    トップである、請求項1に記載のゲーム機用操作装置。
  3. 【請求項3】上ハーフと下ハーフに分割され、その平面
    形状がプレイヤの左右両手で把持可能な形状であって上
    部側面と左右それぞれの側面の接する部分が弧状に形成
    されたハウジング、 前記ハウジングの一方主面上における横方向一方側であ
    って、プレイヤの左右何れか一方の手の親指によって操
    作可能な位置に配置され、ゲームキャラクタの移動方向
    を指示するために用いられる第1の操作手段、 前記ハウジングの一方主面上における横方向他方側であ
    って、プレイヤの左右何れか他方の手の親指によって操
    作可能な位置に配置され、ゲームキャラクタの動作を指
    示するために用いられる第2の操作手段、 前記第1の操作手段ならびに前記第2の操作手段の何れ
    か一方の上部における前記ハウジングの上部側面であっ
    て、プレイヤの人差し指と中指を延ばした位置に対応す
    る位置に2列に配置され、それぞれが前記ハウジングの
    横方向に延びるキートップを含む第3の操作手段ならび
    に第4の操作手段、および 前記第1の操作手段ならびに前記第2の操作手段の何れ
    か他方の上部における前記ハウジングの上部側面であっ
    て、プレイヤの人差し指と中指を延ばした位置に対応す
    る位置に2列に配置され、それぞれが前記ハウジングの
    横方向に延びるキートップを含む第5の操作手段ならび
    に第6の操作手段、および 前記第1の操作手段ないし前記第6の操作手段のそれぞ
    れの操作に応じて電気信号を導出するための回路基板
    と、回路基板から導出される第1の操作手段ないし第6
    の操作手段の電気信号をパラレル入力しかつそれぞれの
    操作に応じた電気信号をシリアル信号に変換してゲーム
    機に与える信号処理回路とを含む回路部を備え、 前記第3の操作手段,前記第4の操作手段,前記第5の
    操作手段ならびに前記第6の操作手段は、ゲームキャラ
    クタの他の動作を指示するために用いられることを特徴
    とする、ゲーム機用操作装置。
  4. 【請求項4】前記第3の操作手段,前記第4の操作手
    段,前記第5の操作手段ならびに前記第6の操作手段の
    それぞれのキートップは、横長の形状をしたキートップ
    である、請求項3に記載のゲーム機用操作装置。
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