JPH1085455A - ゲームシステム - Google Patents

ゲームシステム

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JPH1085455A
JPH1085455A JP9221020A JP22102097A JPH1085455A JP H1085455 A JPH1085455 A JP H1085455A JP 9221020 A JP9221020 A JP 9221020A JP 22102097 A JP22102097 A JP 22102097A JP H1085455 A JPH1085455 A JP H1085455A
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game
function
game machine
player
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JP9221020A
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Inventor
Yoshihiro Inoue
善博 井上
Kenichiro Ashida
健一郎 芦田
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Nintendo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲーム機用操作器とメモリを含むゲーム機に
おいて、ゲーム機用操作器の操作スイッチの機能の定義
付けをプログラム的に設定し又は変更することを可能に
する。 【解決手段】 ハウジングの主面上に第1の操作手段と
第2の操作手段が設けられたゲーム機用操作器を接続
し、プログラムを記憶したメモリを装着したビデオゲー
ムにおいて、少なくとも第2の操作手段に含まれる操作
スイッチの機能の定義付けをプログラム的に設定し又は
変更し、ゲームにおいては第2の操作手段の操作スイッ
チに応じて設定され又は変更された機能を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明はゲームシステムに
関し、特に例えばビデオゲーム機に接続されるコントロ
ーラ又はジョイスティックに含まれる複数の操作スイッ
チのうちの少なくとも1つの操作スイッチの機能の定義
付けをプログラムによって変更可能なゲームシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】ゲーム機にゲーム機用操作装置(又はゲ
ーム機用操作器)を接続しかつゲームプログラムを記憶
した記憶媒体(例えば、ROMカートリッジ)を装着し
てなるゲームシステムにおいて、ゲーム機用操作器に含
まれる複数の操作スイッチは一定の機能を有し、その機
能をプログラムによって変更できなかった。例えば、本
願出願人の製造・販売に係る家庭用テレビゲーム機(商
品名「FAMILY COMPUTER」のコントロー
ラは、実開昭58−159132号(対応USP.46
87200)で示されるように、ハウジングの操作面の
一方(左)側に十字スイッチを設け、十字スイッチの上
下左右によってキャラクタの移動方向を固定的に設定し
ている。また、ハウジングの操作面の他方(右)側に2
個の押ボタンスイッチを設け、各押ボタンの機能を移動
方向の指示以外の機能(すなわち、ジャンプ,アイテム
の取得,攻撃を加える等の動作指示スイッチ)としてゲ
ームソフト毎に固定的に設定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近のゲーム内容の高
度化・複雑化に伴い、操作スイッチ数の増加が要請され
るが、動作指示スイッチの数を増加するとそれだけ操作
スペースが必要となったり、操作しにくくなり、誤操作
の原因となる。そのため、同じ操作スイッチに複数の機
能を持たし、各操作スイッチの持つ機能をプログラムに
よって変更可能にすることが望まれる。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、ゲ
ーム機用操作器に含まれる操作スイッチの機能及び/又
は定義付けをプレイヤの選択によってプログラム的に設
定変更可能なゲームシステムを提供することである。
【0005】この発明の他の目的は、操作性に優れ、誤
操作を防止でき、多種多様なゲームにも適用し得る、ゲ
ーム機用操作器が接続されたゲームシステムを提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のゲームシステ
ムは、メモリに記憶されたゲームプログラムに基づいて
ゲームのための処理を行う処理手段を含むビデオゲーム
機と、ビデオゲーム機に接続されかつプレイヤによって
操作され、ゲーム画像の変化を指示入力するゲーム機用
操作器とからなり、ゲーム機用操作器は、ハウジング
と、第1の操作手段と、第2の操作手段と、第1の基板
とから構成される。
【0007】ハウジングは、上ハーフと下ハーフに分割
され、プレイヤの左右の手で把持される。第1の操作手
段は、ハウジングの一方主面上における横方向一方側で
あって、プレイヤの左右の何れか一方の手の或る指で操
作可能な位置に配置される。第2の操作手段は、ハウジ
ングの一方主面上における横方向他方側であって、プレ
イヤの左右何れか他方の手の或る指で操作可能な位置に
配置され、複数の押点を有する。基板は、第1の操作手
段と前記第2の操作手段のそれぞれの操作に応じて電気
信号を導出するような回路パターンが形成される。メモ
リは、処理手段によって処理されるゲームプログラムに
加えて、少なくとも第2の操作手段の複数の押点に対応
する機能を定義付するためのプログラム(機能設定プロ
グラム)をさらに記憶する。
【0008】
【作用】プレイヤは、両手の掌でハウジングを挟み込
み、左右の或る指(例えば親指)で第1の操作手段と第
2の操作手段を操作する。ゲーム開始に際して、プレイ
ヤは機能設定プログラムに基づいて第2の操作手段の複
数の押点についてその機能を設定するための操作を行
う。ゲームにおいて、処理手段は、第2の操作手段操作
状態に基づく信号を機能設定した機能に対応させて、ゲ
ームプログラムに基づくゲーム処理を行う。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、第1の操作手段及び
第2の操作手段のうちの少なくとも第2の操作手段の操
作スイッチ毎にその機能をプレイヤの任意でプログラム
的に設定し、操作スイッチの定義付けを変更できる、ゲ
ームシステムが得られる。これにより、プレイヤは最も
頻繁に入力する信号を発生するスイッチを、プレイヤの
好みに応じて最も操作しやすい場所に配置されているス
イッチに設定することができる。より具体的に説明すれ
ば、プレイヤがジャンプするという機能を頻繁に使用す
る場合、ゲームの初期状態においてジャンプするという
信号を発生するスイッチがプレイヤにとって操作しにく
い位置に配置されていたとしても、ゲームの開始に先立
って機能設定プログラムに基づいてジャンプするという
信号を発生するスイッチを、プレイヤにとってもっとも
入力しやすい位置に配置されているスイッチの機能とし
て設定することができる。そのため、第1および/また
は第2の操作手段を容易に操作でき、操作性を向上でき
る。また、ハウジングの一方主面に機能別に多数のスイ
ッチを設ける場合に比べて、誤操作を防止できる。
【0010】
【実施例】図1および図2はこの発明のゲームシステム
に適用されるゲーム機用操作器の一実施例の外観図であ
り、特に図1はその表面から見た斜視図、図2はその裏
面から見た斜視図を示す。
【0011】図において、ゲーム機用操作器(又はゲー
ム機用操作装置)10は、ハウジング11を含む。ハウ
ジング11の一方主面(表面)には、第1の操作手段の
一例の方向指示操作器(方向指示スイッチともいう)1
2と第2の操作手段の一例の動作指示操作器(動作指示
スイッチともいう)13とが左右に配設される。なお、
方向指示操作器12と動作指示操作器13の配置位置
は、左右逆にしてもよい。また、方向指示操作器12ま
たは動作指示操作器13の上部に位置するハウジング1
1の側面(背面)には、第3の操作手段の一例の動作指
示操作器(動作指示スイッチともいう)14が少なくと
も1個設けられる。
【0012】より好ましくは、動作指示操作器14は、
方向指示操作器12および動作指示操作器13の上部の
左右に1対(合計2個)設けられる。図示では、動作指
示操作器を2個設けた場合の一方を14a、他方を14
bの参照符号で示す。この動作指示操作器14は、動作
指示操作器13とは異なる動作状態を指示するために利
用される。
【0013】さらに、ゲーム機用操作器10には、方向
指示操作器12と動作指示操作器13の中間位置に、セ
レクトスイッチ15aおよびスタートスイッチ15bが
設けられる。
【0014】図3ないし図5はゲーム機用操作装置の詳
細図であり、特に図3は操作装置の裏面から見た分解斜
視図、図4は横断面図、図5は要部縦断面図を示す。
【0015】次に、図3ないし図5を参照して、ゲーム
機用操作器10の詳細な実施例を説明する。ハウジング
11は、上ハーフ111と下ハーフ112に分割され、
その平面形状が掌で握り易いように楕円形の下方長辺の
中央部を横方向に細長く切欠いたメガネ状とされる。そ
して、一方(図示では左)の円弧状部分には方向指示操
作器12が設けられ、他方の円弧状部分には動作指示操
作器13が設けられる。より好ましくは、ハウジング1
1は、握ったときの安定感を持たせるとともに、プレイ
ヤの手にフィットさせて操作し易くするために、後述の
図5に示すように、表面をゆるやかな円弧状にふくらま
せ、裏面をゆるやかな円弧状に窪ませた形状に選ばれ
る。
【0016】方向指示操作器12は、例えば実開昭58
−159132号に開示されている技術が利用される。
すなわち、方向指示操作器12は、十字形のキートップ
121を含み、その下方に4つの接点122を形成した
ラバー接点123が配置され、ラバー接点123を接点
回路(図示せず)の形成された第1の基板(主基板)1
6上に載せて構成される。この4つの接点122と接点
回路がキートップ121の上下左右の何れかの押点を押
圧することにより、上下左右の4方向のうちの何れかを
指示するスイッチとして働く。そして、上ハーフ111
の左円弧状部分には、キートップ121を挿入するため
の孔113が穿設される。
【0017】動作指示操作器13は、直交又は交差する
4か所に配置されるキースイッチ13a〜13dを含
む。各キースイッチ13a〜13dは、それぞれ円筒状
のキートップ131を有する。各キートップ131に
は、その基部の周囲に突出した突起132が形成され
る。そして、上ハーフ111には、直交又は交差する4
方向の中心から所定間隔の位置に挿入孔114が形成さ
れ、その裏面に筒状のガイド突起115が形成される。
ガイド突起115の側面内壁又は側面には、突起132
を案内するための溝又は筋状の切欠部116が形成され
る。キートップ131の下方には、各キートップ131
を弾性的に保持するためのラバー接点133が設けられ
る。ラバー接点133は、各キートップ131に対応す
る4つの接点部134を一体的に固着してなる弾性ゴム
からなる。そして、基板16の各キートップ131の下
方に位置する部分には、ラバー接点133の各接点部1
34に対応する接点回路(図示せず)が形成される。な
お、基板16には、各スイッチ12,13,14および
15の操作状態をゲーム機本体(図示せず)の処理装置
(CPU;図示せず)に伝送するために、コード17が
接続されるとともに、後述の図7に示す信号処理回路1
8が装着される。
【0018】これらのキースイッチ13a〜13dは、
どれがどのような動作をするかはゲームプログラムによ
って決定され、操作装置10自体では各キースイッチ1
3a〜13dの機能が特定されていないので、A動作〜
D動作を指示するスイッチとして呼ばれる。従って、そ
れぞれに対応する位置の上ハーフ111の表面又は各キ
ースイッチ13a〜13dに含まれるキートップ131
のそれぞれの表面には、記号A〜Dが付けられる。
【0019】動作指示操作器14(又は14a,14
b)は、ハウジング11の厚みよりも細い幅で細長い形
状のキートップ141を含む。このキートップ141
は、その一方端部(中心に近い部分)がハウジング11
の上ハーフ111の裏面に形成された軸受部117で支
持されている軸142によって軸支され、その他方端部
(ハウジング11の左右外側の何れか一方に近い部分)
が解放端部とされ、解放端部に近づくに従いハウジング
11の円弧に沿って弧状とされる。各キートップ141
の解放端部の内側には、その中心裏面に接点部144が
形成され、かつ4角形の平面形状をしたラバー接点14
3が配置される。また、キートップ141の回動方向位
置には、保持部材145が上ハーフ111に一体的に形
成される。保持部材145は、解放端部の回動角度を一
定範囲に規制するストッパーとなり、かつラバー接点1
43を保持する。具体的には、保持部材145はラバー
接点143を挿入可能な溝が形成された1対のコ字状の
突起を向かい合せて形成される。さらに、ラバー接点1
43および保持部材145の下側には、第2の基板(補
助基板)146が設けられる。基板146は、例えば基
板16の左右の角の近傍に形成された孔に挿入されて、
基板16に対して垂直な状態で固定され、その表面にラ
バー接点143の接点部144に対応する接点回路(図
示せず)が形成される。それによって、キートップ14
1を回動させたときラバー接点143の接点部144を
平行に接触させる。この基板146の接点回路は、リー
ド線147を介して基板16の回路パターンの一部に接
続される。
【0020】次に、この実施例のゲーム機用操作器10
を組立てる場合を説明する。まず、上ハ−フ111を図
3に示すように裏向きに置き、その上からキートップ1
21が下向きにして孔113へ挿入され、その上にラバ
ー接点123が載せられる。また、4個のキートップ1
31が突起132をガイド突起115にガイドされるよ
うに各孔114へ挿入され、その上にラバー接点133
が載せられる。また、ラバー接点143が保持部材14
5へ挿入され、2つの軸142の一端が各軸孔117へ
差し込まれた後、各キートップ141の一方端部に形成
された孔が軸142によって軸支される。さらに、セレ
クトスイッチ15aとスタートスイッチ15bを一体的
にしたラバー接点151が上ハーフ111の孔118に
挿入される。その後、基板146を保持部材145に対
向する位置に位置決めした状態で、基板16がラバー接
点123および133上に載せられた後、上ハーフ11
1に下ハーフ112が被せられて、ネジ止めされる。
【0021】以上説明したように、4個のキースイッチ
13a〜13dを直交又は交差する4方向に配置するこ
とによって動作指示操作器13を構成すれば、キースイ
ッチ13a〜13dの押圧があったときプログラム処理
に基づき上下左右の何れかの方向指示として判別処理す
ることにより、2系統の方向指示操作器を必要とするゲ
ームソフト用操作装置として利用できる。例えば、戦車
を操縦するゲームにおいて、左側の方向指示操作器12
の上又は下の押点を押圧すれば戦車の左キャタピラの前
転又は後転を指示し、右側の動作指示操作器13の上又
は下のキースイッチ13a又は13dを押圧すれば戦車
の右キャタピラの前転又は後転を指示することができ
る。その結果、方向および動作指示操作器12および1
3の上を押圧したときは前進(直進)、方向および動作
指示操作器12および13の下を押圧したときは後進、
方向および動作指示操作器12および13の何れか一方
の上を押圧しかつ他方の下を押圧すれば下を押圧した側
に旋回させるように利用することもできる。この戦車ゲ
ームの場合、動作指示操作器14は銃砲又はミサイルの
発射指令に利用される。換言すれば、ゲーム処理におい
て、動作指示操作器13の操作状態に基づく信号を、機
能設定した機能に対応させてゲーム処理を行う。また、
1系統の方向指示操作器のみを必要とするゲームであっ
ても、動作指示操作器13を方向指示操作器として利用
する一方、方向指示操作器12の上下左右の各押点を動
作指示操作器として利用するようにプログラムすれば、
左利きのプレイヤに操作し易いゲーム機用操作器として
用いることもできる。
【0022】これによって、動作指示操作器13が、従
来と同様のキャラクタの動作を指示する動作指示操作器
とキャラクタの移動方向を指示する方向指示操作器に兼
用することもできる。この場合、動作指示操作器13と
は別に第2の方向指示操作器を新たに設ける場合に比べ
て、ハウジングの主面の面積を増大させる必要がなくし
かも操作スイッチの数を増加させる必要もないので、不
所望の操作スイッチを誤って押すこと(誤操作)を防止
でき、慣れた位置の操作スイッチを押すことにより操作
性に優れたゲーム機用操作器とゲームシステムが得られ
る。
【0023】ところで、上述の説明では、動作指示操作
器14が左右の何れか一方又は左右両側に1個又は2個
設けられた場合を述べたが、変形実施例として次のよう
に2個又は4個設けてもよい。すなわち、ハウジング1
1の厚みを厚くして、ハウジングの左又は右に2列配置
するか、若しくは左右にそれぞれ2個ずつ2列に配置
(合計4個配置)し、プレイヤが左右の人差指と中指で
それぞれのキートップを操作するように構成してもよ
い。
【0024】図6はゲーム機用操作器の使用状態を示す
図解図である。図7はこの発明の一実施例のゲームシス
テムのブロック図である。次に、この発明の一実施例の
ゲームシステムを詳細に説明する。
【0025】上述のように構成された操作装置10は、
図6に示すように使用される。すなわち、プレイヤは、
ハウジング11の左右の円弧状部分を左右の掌で軽く握
りしめ、左親指の位置を移動させるか傾きを変化させて
十字形のキートップ121の上下左右の4か所の押点を
押圧することにより、ゲーム画面(図示せず)に表示さ
れているキャラクタまたはカーソルの移動方向を指示す
る。これに関連して、プレイヤは右親指の位置を移動さ
せながら4個のキースイッチ13a〜13dのうちの何
れかのキートップ131を押圧することにより、動作状
態を指示する。さらに、プレイヤは、方向指示スイッチ
12および/または動作指示スイッチ13の操作に関連
して、左右の人差指(又は中指)を左右のキートップ1
41に軽く当てておき、必要に応じてそれぞれ押圧す
る。人差指(又は中指)の先端または指の腹部分でキー
トップ141を押すと、軸支された一方端部を支点とし
て解放端部が押し下げられ、ハウジング11内のラバー
接点143を押し下げて基板146の接点回路を短絡さ
せるので、接点回路から電気信号が導出される。
【0026】図7を参照して、この実施例のゲームシス
テムは、基本的には、テレビ(又はビデオ)ゲーム機本
体20に図1〜図6を参照して詳細に説明したゲーム機
用操作器10を接続し、さらにゲーム機本体20にメモ
リカートリッジ30を装着して構成される。
【0027】ゲーム機用操作器10には、信号処理回路
18が内蔵される。信号処理回路18は、パラレル入力
・シリアル出力可能なシフトレジスタを含み、各操作ス
イッチ12,13,14a,14bの押圧の有無(オン
又はオフ)を示す信号がシフトレジスタの対応するビッ
トに与えられる。信号処理回路18は、ゲーム機本体2
0のマイクロプロセッサ(CPU)21からパラレル書
込信号が与えられたとき各指示操作器12,13及び1
4に含まれるスイッチ12a〜12d,13a〜13
d,14aおよび14bの操作に基づく押圧信号を並列
入力として読込み、シリアル読出信号が与えられたとき
クロック信号に同期して各操作スイッチ12,13,1
4a,14bの操作状態を示す信号を直列出力して、I
/Oポート22に与えてビット直列でロードさせる。C
PU21は、ゲームカートリッジ30に含まれるメモリ
(ROM)31のプログラムに基づいてI/Oポート2
2にロードされている操作装置10の操作状態を示すデ
ータをメモリ31に設定されているプログラムに基づい
て判別し、判別結果に応じてゲーム処理を実行する。
【0028】ゲーム処理としては、例えばゲーム画面に
表示されている主人公キャラクタの移動又は変更のため
の画像処理であり、CPU21およびメモリ31のプロ
グラムの制御下で画像処理プロセッサ(PPU)23に
よって実行される。このとき、音源回路24がCPU2
1およびメモリ31のプログラムの制御の下でゲーム音
楽又は効果音を発生するためのアナログ信号を発生す
る。
【0029】動作指示操作器13に含まれるスイッチ1
3a〜13dと動作指示操作器14に含まれるスイッチ
14a,14bにどのような指示機能を持たせるかは、
ゲームスタート時にプレイヤが選択的に設定できるよう
に、プログラム(すなわち、段落番号
【0021】において説明したような機能を定義付けす
るためのプログラム)をROM31に設定記憶させる。
【0030】そして、ゲーム中においては、CPU21
は、ROM31に記憶されているスイッチの定義付けの
プログラムに基づいて操作されたスイッチの機能を判断
し、ROM31に記憶されているゲームプログラムと判
断されたスイッチの機能に基づいて通常のゲーム処理を
実行する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の一実施例のゲームシステムに適用
されるゲーム機用操作器の一例の表面側外観斜視図
【図2】 図1のゲーム機用操作器の裏面側外観斜視図
【図3】 図1のゲーム機用操作器の裏面から見た分解
斜視図
【図4】 図1のゲーム機用操作器の横断面図
【図5】 図1のゲーム機用操作器の要部縦断面図
【図6】 図1のゲーム機用操作器の使用状態を示す図
解図
【図7】 本願発明の一実施例のゲームシステム(図1
のゲーム機用操作器を接続したゲーム機システム)のブ
ロック図
【符号の説明】
10 ゲーム機用操作装置 11 ハウジング 12 第1の操作装置の一例の方向指示操作器 13 第2の操作装置の一例の動作指示操作器 14 第3の操作装置の一例の動作指示操作器 141 キートップ 143 ラバー接点 145 保持部材 146 基板 16 基板 20 ゲーム機本体 30 メモリカートリッジ 31 プログラムを記憶したROM(メモリ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリに記憶されたゲームプログラムに基
    づいてゲームのための処理を行う処理手段を含むビデオ
    ゲーム機と、ビデオゲーム機に接続されかつプレイヤに
    よって操作され、ゲーム画像の変化を指示入力するゲー
    ム機用操作器とからなるゲームシステムにおいて、 前記ゲーム機用操作器は、 上ハーフと下ハーフに分割され、プレイヤの左右の手で
    把持されるハウジング、 前記ハウジングの一方主面上における横方向一方側であ
    って、プレイヤの左右の何れか一方の手の或る指で操作
    可能な位置に配置される第1の操作手段、 前記ハウジングの一方主面上における横方向他方側であ
    って、プレイヤの左右何れか他方の手の或る指で操作可
    能な位置に配置され、複数の押点を有する第2の操作手
    段、および前記第1の操作手段と前記第2の操作手段の
    それぞれの操作に応じて電気信号を導出するような回路
    パターンが形成された基板を備え、 前記メモリは、前記処理手段によって処理されるゲーム
    プログラムに加えて、少なくとも前記第2の操作手段の
    複数の押点に対応する機能を定義付するための機能設定
    プログラムをさらに記憶し、 プレイヤはゲームの開始に先立って、前記機能設定プロ
    グラムに従って前記第2の操作手段の複数の押点の機能
    を所望の機能に設定し、前記処理手段は、ゲームにおい
    て前記第2の操作手段の操作状態に基づく信号を設定さ
    れた機能に対応させてゲーム処理を行うようにしたこと
    を特徴とする、ゲームシステム。
  2. 【請求項2】少なくとも前記第1の操作手段ならびに前
    記第2の操作手段のいずれか一方の上部に位置する前記
    ハウジングの側面に設けられる第3の操作手段をさらに
    備え、 前記処理手段は、ゲームの開始に先立ち、前記機能設定
    プログラムに基づいて前記第3の操作手段の機能を設定
    する、請求項1に記載のゲームシステム。
  3. 【請求項3】前記第1の操作手段は、交差する4方向に
    傾倒自在とされた十字スイッチであり、 前記第2の操作手段は、複数の押ボタンスイッチによっ
    て構成される、請求項1に記載のゲームシステム。
  4. 【請求項4】前記第2の操作手段は、交差する4箇所に
    配置される4個のキートップと、各キートップによって
    押圧される4個のラバー接点と、前記第1の基板に形成
    されかつ各ラバー接点に対応する電気信号を導出する4
    個の接点回路パターンとを含む、請求項1に記載のゲー
    ムシステム。
  5. 【請求項5】前記第2の操作手段は、前記機能設定プロ
    グラムに基づいて機能を設定することにより、プレイヤ
    の操作によってゲームのためのキャラクタの移動方向を
    指示する方向指示操作器と、キャラクタの動作を指示す
    る動作指示操作器とに兼用される、請求項1に記載のゲ
    ームシステム。 【0001】
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JP9221020A Pending JPH1085455A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 ゲームシステム

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