JP3628617B2 - ゲーム機用コントローラ - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ゲーム機用コントローラであり、特に3次元空間用に作成されたゲームに対応した操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術におけるゲーム機用コントローラに相当する操作装置は、例えば既出願(実開平4ー42029号公報)に開示されているように、2次元用に作成されたゲームに使用される操作装置が周知となっている。
【0003】
例えば、ゲーム機用操作装置30は、図11に示すように、ハウジング31と、第1の操作手段である方向指示操作器32と、第2の操作手段である第1の動作指示操作器37と、第3の操作手段である第2の動作指示操作器39と、セレクトスイッチ30aと、スタートスイッチ30bとから構成されている。
【0004】
ハウジング31は、その平面形状が挙で握り易いように楕円形状の下方長辺の中央部を横方向に細長く切り欠いたメガネ形状に形成されている。
【0005】
一方の円弧状の部分(図11で左側)には、第1の操作手段である方向指示操作器32が設けられ、他方の円弧状部分(図11で右側)には、第2の操作手段である第1の動作指示操作器37が設けられ、方向指示操作器32と第1の動作指示操作器37の上部に位置するハウジング31の側面に第3の操作手段である第2の動作指示操作器39が設けられた構造となっている。
【0006】
第1の操作手段である方向指示操作器32は、所謂十字型形状に形成された多接点を有するスイッチを一体に形成したものであり、上下左右の4接点からなる構造である。
【0007】
その十字型形状をした方向指示操作器32の夫々の端部には三角形状の方向支持のマーク33が付され、十字型の夫々の端部を押すことにより指示すべく方向を手の感触により解るようになっている。
【0008】
又、方向指示操作器32は、図12に示すように、十字型形状をした上下左右のキートップ34の各端部の夫々の位置の下側に接点を設けた構造、及び図13に示すように、基部35を介した上部に十字型形状をした複数のキートップ36を配設し、このキートップ36の上下左右の端部に対応した位置に基部35を介して接点を備えた構造が周知である。
【0009】
第2の操作手段である第1の動作指示操作器37は、図11に示すように、直交又は交差する4カ所に配置されるキースイッチ38a、38b、38c、38dを含んだ構造となっている。各キースイッチ38a、38b、38c、38dは、夫々が円筒状のキートップを形成し、各キートップはその基部側の周囲に突出した構造となっている。これらのキースイッチ38a、38b、38c、38dは、どれがどのような動作をするかはゲームプログラムによって決定され、装置自体では機能が特定されていないので、所謂A動作〜D動作を指示するスイッチと呼ばれる。従って、これらのスイッチの表面には、例えば記号A〜Dが付されてその識別をするようになっている。
【0010】
第3の操作手段である第2の動作指示操作器39は、図11に示すように、ハウジングの厚みよりも細い幅で、且つ細長い形状のキートップ40a、40bを有する構造となっており、方向指示操作器32及び第1の動作指示操作器37の上部の側面に一対設けられている。
【0011】
このキートップ40a、40bは、その一方端部(中心に近い部分)がハウジング31に形成された軸受部(図示せず)で支持されて軸支され、その他方の端部(ハウジング31の左右外側の部分)が解放端部とされ、解放端部に近づくに従いハウジング31の円弧状に沿って弧状とされた構造となっている。
【0012】
このような構造をしたゲーム用操作装置30においては、第1の動作指示操作器37のキースイッチ38a、38b、38c、38dを直交又は交差する4方向に配置することによってプログラム処理に基づき上下左右の何れかの方向指示として判別処理することもできる。
【0013】
即ち、2系統の方向指示を必要とするゲームソフト用操作装置として利用できる。
【0014】
例えば、戦車を操縦するゲームにおいて、ハウジング31の左側に配設されている方向指示操作器32の上方向又は下方向に押圧すれば戦車の前進又は後進を指示し、右側の第1の動作指示操作器37の上側又は下側のキースイッチ38a、38cを押せば戦車の加速、減速を指示し、左右のキースイッチ38b、38dを押せば、左右キャタピラの駆動を指示することができる。
【0015】
又、この戦車ゲームの場合には、第2の動作指示操作器39を利用して銃砲又はミサイルの発射指示等をすることができる。
【0016】
更に、1系統の方向指示操作器のみを必要とするゲームであっても、第1の動作指示操作器37を方向指示操作器として利用する一方、方向指示操作器32の上下左右の各押点を動作指示操作器として利用するようにプログラムすれば左利きのプレイヤに操作し易い操作装置として用いることができる。
【0017】
ここで、方向指示操作器32のように複数のスイッチ操作を一体に形成された複数のキートップ(34、36)で行うスイッチ構造は、下記に示す種々のものが周知となっている。
【0018】
第1の具体例は、図14に示すように、実開昭61ー194231号公報に開示されており、方向指示操作器32Aはハウジング31Aの適宜箇所(図11の32)に設けられており、キートップ36Aの下部側の中心位置に球形状をした支点部材41と、キートップ30Aの操作面42の反対側であって基板43上の接点と接触して電気的接続を行う弾性体44とを設けた構造となっており、この弾性体44の付勢力により常時キートップ36Aの操作面42がハウジング31Aの外側に突出した状態にしておく構造である。そして、操作面42を適宜方向に押すと支点部材41が基板43上に点接触をして支持され、更に押されると押された方向に支点部材41を中心にして回動し、押された操作面42側の弾性体44が座屈して、可動接点部45が基板43上の固定接点部46に接触して電気的に接続される。このようにしてキートップ36Aの何れかの操作面42が押されると支点部材41を中心にして押された方向に回動してスイッチング動作を行うことができる。
【0019】
第2の具体例は、図15に示すように、実開平5ー87778号公報に開示されており、方向指示操作器32Bは、ハウジング31Bの適宜箇所(図11の32)に配設されており、キートップ36Bの底面下方中央部に球体が係合できる球面からなる凹部47と、ハウジング31Bの底面上部に球面からなる凹部48と、これら両凹部47、48に嵌合する球体であるボールベアリング49と、ハウジング31Bの底面上部であり、キートップ36Bの操作面42Aに対応した位置に電気的接続を行うゴム接点50を備えた弾性体44Aとを設けた構造となっている。このような構造とすることにより、キートップ36Bの表面の操作面42Aを所定方向に押すことにより、ボールベアリング49に支持された状態で押された方向に回動して弾性体44Aのゴム接点50を押圧して電気的接続を得ることができる。
【0020】
第3の具体例は、図16に示すように、実開平6ー01070号公報に開示されており、方向指示操作器32Cは、ハウジング31Cの適宜箇所(図11の32)に配設されており、キートップ36Cの底面下部中央部を平面にした平面部51と、この平面部51に当接する球形状をした球体52と、ハウジング31Cの底面上部に固定接点部46Aを有する基板43Aと、基板43Aとキートップ36Cとの間に配設した可動接点部45Aを有する弾性体44Bとを設けた構造となっている。このような構造をしたスイッチ機構は、キートップ36Cの操作面を押圧するとキートップ36Cの底面下部の平面部51に球体52が点接触で当接した状態となる。この状態で更に押圧すると球体52を支軸にして押圧された方向にキートップ36Cが傾き、傾いたキートップ36Cの下部に当接している弾性体44Bが座屈して可動接点部45Aと固定接点部46Aとが接触して電気的接続を得ることができる。キートップ36Cの操作面の押圧をやめれば弾性体44Bの付勢力により、キートップ36Cがハウジング31Cから突出した状態となってもとの状態になる。
【0021】
第4の具体例は、図17に示すように、実開平6ー38137号公報に開示されており、方向指示操作器32Dは、ハウジング31Dの適宜箇所(図11の32)において、キートップ36Dの底面下方中央部に球体と係合する球面形状をした凹部47Aと、ハウジング31Dの底面上部に固定接点部46Bを有する基板43Bと、ハウジング31Dと基板43Bとの間に可動接点部45Bを備えた弾性体44Bと、弾性体44Bの中央部であってハウジング31Dの凹部47Aと対向した位置に係合係止した球形状をした球体52Bとを設けた構造となっている。このような構造からなる方向指示操作器32Dのキートップ36Dの操作面を所定方向に押すと、球体52Bに凹部47Aが球面接触して係合され中心軸となる。そして、更に押されると球体52Bを中心として、押された側に回動し、弾性体44Bが座屈して可動接点部45Bと固定接点部46Bとが接触して電気的接続を得る構造となっている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記説明した従来技術におけるゲーム用操作装置においては下記に示すような問題点がある。
【0023】
2系統の方向指示を操作するゲームに適用できるハウジングの形状、及びこのハウジングの適宜位置に配設したキーから構成されているため、ハウジング自体を指先で支持した状態で、且つ支持していない指先で操作をする従来技術の構造では、2次元の方向指示操作までのゲーム用プログラムでは機能を発揮できても、3次元空間におけるゲーム用プログラムに使用される独特の機能は発揮できないと云う問題点。
【0024】
操作釦の構造が3次元空間を対象としたプログラムによる立体的なゲーム感覚による独特な操作に対応できないという問題点。
【0025】
ゲームソフトが高度になるにつれゲーム機用のコントローラ(マイコン等)の操作釦の数をそれなりに多くする必要があり、これらを上面の位置に配置するとなると操作時には親指で押すことが主体となり、操作が複雑となり釦も押しずらくなると云う問題点。
【0026】
方向を指示するためのキーの形状として十字形、丸形形状になっており、例え斜め方向への指示もできる構造となっているが、3次元空間でのゲーム操作のように、複雑なゲーム機用ソフトにおいては、上下左右(XY軸方向)でなく斜め方向(Z軸方向)への正確な指示の認識と正確な指示操作ができないと云う問題点。
【0027】
従って、高度なゲーム用ソフト、特に3次元空間に対応したゲーム用プログラムで実現される立体的な映像によるゲームに対応したハウジングの形状及び操作釦の配置に解決しなければならない課題を有している。
【0028】
【課題を解決するための手段】
(1)上記課題に対応した本発明のゲーム機用コントローラは、メガネ形状に形成され、その長手方向の両端から連設され外向きに約45度開いた状態で下方向に突出する角状の第1および第2の操作支持部を備えたハウジング本体と、前記ハウジング本体の長手方向両側の左右対称な位置に円形状に形成した部分の略中央部分に配置される複数のスイッチ群からなる第1および第2の操作部と、前記ハウジング本体の前面側の側面の左右対称な位置にそれぞれ上下2段のスイッチからなる第3および第4の操作部とを有し、前記第1および第2の操作支持部を両手の手のひらで支持することにより、前記第1および第2の操作部を親指で、前記第3および第4の操作部を人差し指と中指で、同時に操作可能にすることを特徴とする。
本発明のゲーム機用コントローラにおいては、操作する両手の指が自由な状態となり、3次元空間におけるゲーム操作に対応した複数の釦の操作性を向上させることができる。
本発明において、第3及び第4の操作部は、親指以外の自由な状態にある指先で迅速に操作することができる。また、それらの操作部において、キートップを上下2段に配設することにより、ハウジング本体を両手の掌で支持した時に、自由な状態にある人差し指及び中指又はそのほかの指で操作を極めて迅速に行うことができる。
(2)本発明のゲーム機用コントローラにおいて、前記ハウジング本体を平面に置いた時に、前記第3および第4の操作部の底面部分と前記第1および第2の操作支持部の底面部分とが前記平面上に前記ハウジング本体を支持し、前記第1および第2の操作部のスイッチ群は前記平面に対して略平行または前屈みの状態となるように構成することができる。
これにより、両手の掌でハウジング本体を挟持した操作に限定されず、所定の平面上にゲーム機用コントローラを置いたときにも操作釦等がその平面と略平行となり、安定した状態で操作をすることができる。
(3)また、本発明のゲーム機用コントローラにのハウジング本体の中央の位置であって括れた部分にスタートスイッチおよびセレクトスイッチを備える、ようにすることもできる。
これにより、プログラムの開始及び操作の難易度等の設定を、両手の掌で支持されている状態のハウジング本体に対して指先、特に親指の操作で簡単に行える。
【0029】
【実施例】
本発明に係るゲーム機用コントローラについて図を参照にして以下詳細に説明する。
【0030】
本実施例に係るゲーム機用コントローラ1は、図1に示すように、メガネ形状に形成し、上下に分割できる上ハーフ2Aと下ハーフ2Bとから構成され、これらの長手方向の両端から両手の掌で支持する角状に突出した第1及び第2の操作支持部4、5を備えたハウジング本体3と、ハウジング本体3の中央の位置であって括れた部分に、ゲームの開始及び選択等に使用されるスイッチからなるスタートセレクト部6と、ハウジング本体3の両側の左右対称な位置に円形状に形成した略中央部分に配設されている複数のスイッチ群からなる第1及び第2の操作部9、24と、ハウジング本体3の前面側の側面の左右対称な位置に、主として人差し指と中指とで操作できる複数のスイッチからなる第3及び第4の操作部29、30とから構成されている。
【0031】
第1及び第2の操作支持部4、5は、所謂ハンドル部であり、コントローラ1を両手の掌で支持できるようになっており、ハウジング本体3の長手方向の両端側から連設されており、ハウジング本体3の後方に略45度開いた状態で下方向に角状に突出し、全体としてハンドル形状に形成した構造となっている。
【0032】
このような構造をした第1及び第2の操作支持部4、5を備えたハウジング本体3においては、特に図2に示すように、丁度両手の掌で支持するようにすることにより、ハウジング本体3を指先を使用して支持することが不要になり、両手の最大10本の指で自由に操作できる構造となっている。例えば、左手の親指が第1の操作部9を、右手の親指が第2の操作部24を自由に操作でき、且つ両手の人差し指と中指とで第3及び第4の操作部29、30を自由に操作できる構造となる。
【0033】
又、特に図5に示すように、両手の掌で左右から狭持した状態で操作しなくとも、ハウジング本体3を平面上に置いた状態で適宜操作することもできる構造となっている。
【0034】
即ち、図5に示すように、所定の平面上に置いた時(図5で仮想線の位置)に、第3及び第4の操作部29、30の底面部分と、第1及び第2の操作支持部4、5の底面部分の計4カ所で支持することにより、第1及び第2の操作部9、24のスイッチ群は置かれた面に対して略平行、詳しくは少々前屈みの状態となる。従って、所定の平面上においた状態での操作は両手の掌で挟持した状態と変わりなく安定した操作ができる構造となっている。
【0035】
スタートセレクト部6は、図3に示すように、いわゆるスイッチであり第1の操作部9と第2の操作部24との中間位置に配置されたセレクトスイッチ7とスタートスイッチ8とからなり、セレクトスイッチ7は例えばゲームを開始するに際し、難易度等を選択する機能を有し、スタートスイッチ8はゲームを実際に開始させるスイッチとして機能する。
【0036】
第1の操作部9は、図1、図6及び図7に示すように、ハウジング本体の両端に設けた円形状をした中央部分(図1及び図2で右側)に略十字型形状をした凹陥に相当する窪み10と、その十字型形状をした窪み10の上下左右の端部に方向を示すマーク11a、11b、11c、11dと、マーク11a、11b、11c、11dの内側であって、一体に形成された4個のキートップの頭部分をいわば分割した状態で開口部から突出させて配設したキートップ本体12と、キートップ本体12の4個の夫々のキートップ14a、14b、14c、14dの形状に合わせ、それぞれが中心位置を向いた孔からなる開口部21と、開口部21の中央位置に設けたキートップ中央支持部22と、キートップ中央支持部22の中心位置に半球体形状に形成した凸部23と、4個の可動接点部19Aを備えた弾性体18と、一体に形成された複数のキートップ14a、14b、14c、14dの中心位置で支持して軸止する球体形状の支点部材20と、可動接点部19Aに対峙した状態で配設されている固定接点部19Bを有する回路基板19Cとから構成されている。
【0037】
キートップ本体12は、図6及び図7に示すように、円形状をした基部13と、基部13の上部に一体に形成された4個のキートップ14a、14b、14c、14dと、基部13の中心部分の下側であって、球体形状の支点部材20の球面に係合する球面形状の第1の凹部15と、基部13の中央部分の上側であってキートップ中央支持部22の凸部23と係合する球面形状の第2の凹部16と、基部13の下側に突出形成され、弾性体18の可動接点部19Aの背面側を押圧する接点ガイド部17とから構成されている。
【0038】
一体に形成された4個のキートップ14a、14b、14c、14dは、主として図6に示すように、基部13の上側に駒型形状に形成され、中心部から外側に向かって肉厚にテーパー状になっており、開口部21を介して夫々のキートップ14a、14b、14dが分割されてハウジング本体3の上部に突出できる構造である。
【0039】
弾性体18は、基板19Cとキートップ本体12との間に狭持されて配設され、キートップ14a、14b、14c、14dの数に対応したラバー接点である可動接点部19Aを設けた構造である。
【0040】
支点部材20は、球体形状に形成され、キートップ中央支持部22に対応したキートップ本体12の中央部分に配置されており、キートップ本体12の第1の凹部15が係合する構造となっている。
【0041】
このようなキートップ本体12をハウジングに配置した場合には、各キートップはキートップ中央支持部22を中心として放射状に配置され、夫々のキートップは将棋の駒型形状をした中心位置方向の高さは、キートップ中央支持部22の表面よりも手の感触で解る程度の高さに配置され、後側方向、即ち、キートップ中央支持部22から外側方向に行くに従ってその高さが高くなる。
【0042】
そのため、第1の操作部9の中心位置(キートップ中央支持部22)に指先を乗せた時に、その中心位置とキートップとの段差により、指先の感触で位置関係が容易に判別できると同時に、スイッチの操作において中心位置から外側方向に指先をずらした時に夫々のキートップ14a、14b、14c、14dの操作面の高さは徐々に高くなっているために、指先をガイドし易すく且つどの方向の釦を押しているかが指の感触だけで容易に解る構造となっている。
【0043】
尚、この中心位置であるキートップ中央支持部22の表面は平坦な構造となっているが、図7に示す破線のように、その中心位置の中央部分を山型形状22aに加工を施し、手触りで解るようにしてもよい。図7に示すように中心部分を、逆に溝を付けた加工、突起状の凸部等を施してもよい。
【0044】
このような構造からなる第1の操作部9が操作されていない時は、図8に示すように、弾性体18による上方向への付勢力により、接点ガイド部17を介してキートップ本体12が上方向に押し上げられた状態となり、且つキートップ中央支持部22の球面形状をした凸部23にキートップ本体12の球面形状をした第2の凹部16が係合する。同時に開口部21の端部に円形状をした基部13の周縁端部側が係止した状態となり、キートップ本体12は、ホームポジションの位置、則ち、キートップ14a、14b、14c、14dをハウジング本体3の外側に突出した状態で係止される。
【0045】
このような状態において、図9に示すように、もしキートップ14cが矢印A、又はB方向に押されると、球体形状からなる支点部材20にキートップ本体12の第1の凹部15が係合されて、図9の右方向に支点部材20の球面上を摺動しながら移動し、弾性体18を下方向に押圧する。すると押圧された方向の弾性体18は座屈し、可動接点部19Aは下方向の固定接点部19Bに限りなく近づく。
【0046】
この状態で、更にキートップ14cに押圧が加えられると、図10に示すように、支点部材20の球体表面をキートップ本体12の第1の凹部15が摺動を続け、可動接点部19Aと固定接点部19Bが接触して電気的に接続状態となる。
【0047】
キートップ14cへの押圧を解除すると、弾性体18の付勢力により、球体の支点部材20に球面接触している第1の凹部15は離れる方向に動く。即ち、キートップ14cは図で左側方向に回動しながら移動する。その結果、固定接点部19Bと可動接点部19Aは離れ(図9の状態)、次に凸部23に第2の凹部16が係合して左上方向に回動しながら移動して、もとのホームポジションに戻る(図8の状態)。
【0048】
一方、図7に示すように、キートップ14aを前方向(図7でC方向)に押すと、やはり同じように圧接されている弾性体18が座屈し、支点部材20の球面上を第1の凹部15が回動しながらキートップ14aが前方下方向に移動してスイッチング動作を行う。詳細は図8から図10を用いて説明したことと同様であるのでその説明は省略する。
【0049】
このように、第1の操作部9のキートップの動作は、支点部材20に軸止した状態で球面同士の接触を利用してキーのストロークを変化させてスイッチング動作を行わせ、且つ各キートップが分割された状態でハウジングに配設されているために、夫々のキートップ14a、14b、14c、14dを押す方向が一定の方向に限定されることなく、あらゆる方向からの操作であってもスムーズなスイッチング動作をすることができ、キートップ本体12のガタツキ、中心位置のズレ、ネジレ等を防止して操作性を向上させることのできる構造となっている。
【0050】
次に、第2の操作部24について説明する。第2の操作部24は、主として図1及び図2に示すように、円形状をした中央部分(図1及び図2で左側)に略十字型形状をした凹陥に相当する窪み25を設け、その十字型をした窪み25の上下左右の夫々の位置に円筒形状のキートップを突出できる大きさの孔からなる開口部26と、この開口部26に円筒状のキートップ28a、28b、28c、28dを突出させて配設した第1の動作指示操作スイッチ27とから構成されている。
【0051】
第1の動作指示操作スイッチ27は、主として図3に示すように、十字型をした窪み25の夫々の端部に配設される上下左右の4個の単独のスイッチで構成されている。これらのスイッチに対応したキートップ28a、28b、28c、28dは、窪み25の凹陥面よりも少々飛び出した状態で配設される。
【0052】
そして各スイッチのキートップ28a、28b、28c、28dには、視認しやすい認識符号、例えば、□、×、○、△等の機能を表す符号(マーク)を付けて容易にスイッチの機能を識別できるようになっている。
【0053】
実施例においては、上側のスイッチのキートップ28aには□印の符号を、右側のスイッチのキートップ28bには×印の符号を、下側のスイッチのキートップ28cには○印の符号を、左側のスイッチのキートップ28dには△印の符号を付けた構造となっている。
【0054】
このようにすることによって、任意に作成されたプログラムによる命令に対して右手で一番操作し易く且つ頻繁に使用される位置のスイッチのキートップに○印、×印を施すことにより、”YES”、”NO”の判断を仰ぐ必要最小限のスイッチをおおよそ特定して、例えスイッチの数を多くなってもゲームの遂行に必要な最小限のキーの操作性を高めることができる構造となっている。
【0055】
尚、ハウジング本体と個別の各スイッチを有するキートップとを区別するために色による区別を適宜行ってもよいことは勿論のことである。
【0056】
次に、第3及び第4の操作部29、30について説明する。第3及び第4の操作部29、30は、図1、図2及び図3に示すように、第1及び第2の操作部9、24の前面側面側に上下に平行して2列、細長い孔を突出形成した開口部31と、この開口部31の孔に略嵌まる細長い形状をしたスイッチのキートップ32a、32b、34a、34bを突出して形成した第2の動作指示操作スイッチ33A、33Bとから構成されている。
【0057】
第2の動作指示操作スイッチ33A、33Bは、特に図4及び図5に示すように、ハウジング本体3の前面側の側面に設けた第3及び第4の操作部29(30)に配設されたスイッチであり、特に図4に示すように、左右の対称な位置に上下2段に、即ち、平行にペアで一対のキートップ32a、32b、34a、34bからなる合計して4個のスイッチで構成されている。この4個のスイッチは、右上がりマークと、右下がりマークと、左上がりマークと、左下がりマークが付され、夫々の方向を示す識別符号を備えた構造となっている。
【0058】
そして、右上がりのキートップ34aには、右手の人差し指が、右下がりのキートップ34bには右手の中指が、左上がりのキートップ32aには左手の人差し指が、左下がりのキートップ32bには左手の中指により同時に操作できる構造となっている。尚、指とキートップ32a、32b、34a、34bとは、必ずしも一致する必要がなく適宜好みの指の指先により操作できることは勿論のことである。例えば、両手の人差し指で、キートップ32a、34aを操作すると共に、キートップ32b、34bをも操作してよい。
【0059】
上記説明した構造からなる第1、第2、第3及び第4の操作部9、24、29、30の操作は、両手の掌で第1及び第2の操作支持部4、5を狭持した状態で、両手の最大10本の指を同時に使用して操作できる。又、片手で持った状態でも操作でき、さらに、組み合わせた操作もできる構造となっている。即ち、複雑な動きをする3次元からなる空間映像のゲームに対応した操作性を重視した構造となっているのである。
【0060】
このように操作性を向上させたゲーム機用コントローラ1においては、3次元空間におけるゲームを第1、第2、第3及び第4の操作部9、24、29、30の操作、及びこれらの操作を組み合わせてあたかも現実に遭遇した状態のゲーム感覚を喚起できる。
【0061】
これは、3系統対応のゲーム操作である航空機や潜水艦等の3次元空間を対象とするゲームに極めて有効に機能する。
【0062】
例えば、航空機が飛行中における操縦操作において、第1の操作部9で前進方向のキートップ14aをオンし且つ第4の操作部で右下がりのキートップ32bをオンすれば飛行中の航空機は前進しながら右に回転動作させることができる。
【0063】
もし第1の操作部9で前進方向のキートップ14aと右方向のキートップ14bとを同時に押した状態で第3の操作部29の右下がりキートップ32bをオンすれば航空機は右側前方に向かって旋回する動作をさせることができる。
【0064】
一方、第1の操作部9のキートップ14aを押して前進方向を指示し、且つ第3の操作部29の右上がりキートップ32aと第4の操作部30の左上がりキートップ34aとを同時にオンすれば航空機は上昇し、そのままオンを継続すれば航空機は上昇回転する動作をさせることができる。
【0065】
この組み合わせは、一体に形成された4個のキートップ14a、14b、14c、14dを有する第1の操作部9による同時押しの状態を含めると合計して16通り、4個の独自の機能を有するキートップ32a、32b、34a、34bを備えた第3及び第4の操作部29、30による同時押しを含めて16通り、合計して256通りの3次元空間における操作を可能としている。
【0066】
又、3次元空間における格闘技等の人の動作に対応させることもできる。この場合には、例えば第3及び第4の操作部29、30を利用して右上がりキートップ32aと左上がりキートップ34aを両手の人差し指による操作で格闘技者の上半身、特に手の部分の動きを操作させ、右下がりキートップ32bと左下がりキートップ34b、即ち、両手の中指の操作で格闘技者の下半身、特に足の部分の動きを操作させるようにして、手足で単に蹴る動作に加えて、3次元空間での巧妙な動作を実現できる。尚、人差し指の1つの指でキートップ32a、32b、34a、34bを操作してもよいことは勿論のことである。
【0067】
このようにして、既存の2系統のゲーム用プログラムを利用することができると共に、3系統のプログラムによる3次元空間に対応したプログラムの高度で且つ複雑な操作であっても、両手の掌でハウジング本体を支持することで両手の最大10本の指先を自由に動かして操作できるのである。
【0068】
尚、上記具体例に限定されることなくあらゆるゲーム用プログラムに対応したキー操作を適宜設定変更できることは勿論のことである。
【0069】
【発明の効果】
本発明に係るゲーム機用コントローラにより、掌でハウジング本体を支持した状態で、少なくとも2系統以上の方向指示及び動作指示を、両手の自由な状態にある最大10本の指により充分に操作でき、3次元空間での巧妙なゲーム操作をすることができる。また、少なくとも親指、人差し指、中指で極めて確実に且つ正確に、同時に操作を行なうことができ、3次元空間におけるゲーム操作に対応した複数の釦の操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゲーム機用コントローラの全体斜視図である。
【図2】同ゲーム機用コントローラを両手の掌で挟持した状態で指先で操作する状態を示した全体斜視図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同前面図である。
【図5】同第1の操作部側からみた側面図である。
【図6】同第1の操作部の要部を拡大した略示的斜視図である。
【図7】同前方方向にキートップを押した状態の図3のAーA線の断面図である。
【図8】同キートップのホームポジションの状態の図3のAーA線の断面図である。
【図9】同後方向にキートップを押した状態の図3のAーA線の断面図である。
【図10】同後方向にキートップを押した状態の図3のAーA線の断面図である。
【図11】従来技術におけるゲーム機用操作装置の使用状態を示した平面図である。
【図12】同方向指示操作器の要部を示した略示的斜視図である。
【図13】同方向指示操作器の要部を示した略示的斜視図である。
【図14】同方向指示操作器の第1の具体例である。
【図15】同方向指示操作器の第2の具体例である。
【図16】同方向指示操作器の第3の具体例である。
【図17】同方向指示操作器の第4の具体例である。
【符号の説明】
1 ゲーム機用コントローラ
2A 上ハーフ
2B 下ハーフ
3 ハウジング本体
4 第1の操作支持部
5 第2の操作支持部
6 スタートセレクト部
7 セレクトスイッチ
8 スタートスイッチ
9 第1の操作部
10 窪み
11a、11b、11c、11d マーク
12 キートップ本体
13 基部
14a、14b、14c、14d キートップ
15 第1の凹部
16 第2の凹部
17 接点ガイド部
18 弾性体
19A 可動接点部
19B 固定接点部
19C 回路基板
20 支点部材
21 開口部
22 キートップ中央支持部
22a 山型形状
23 凸部
24 第2の操作部
25 窪み
26 開口部
27 第1の動作指示操作スイッチ
28a、28b、28c、28d キートップ
29 第3の操作部
30 第4の操作部
31 開口部
32a、32b キートップ
33A、33B 第2の動作指示操作スイッチ
34a、34b キートップ

Claims (3)

  1. メガネ形状に形成され、その長手方向の両端から連設され外向きに約45度開いた状態で下方向に突出する角状の第1および第2の操作支持部を備えたハウジング本体と、前記ハウジング本体の長手方向両側の左右対称な位置に円形状に形成した部分の略中央部分に配置される複数のスイッチ群からなる第1および第2の操作部と、前記ハウジング本体の前面側の側面の左右対称な位置にそれぞれ上下2段のスイッチからなる第3および第4の操作部とを有し、前記第1および第2の操作支持部を両手の手のひらで支持することにより、前記第1および第2の操作部を親指で、前記第3および第4の操作部を人差し指と中指で、同時に操作可能にするゲーム機用コントローラ。
  2. 前記ハウジング本体を平面に置いた時に、前記第3および第4の操作部の底面部分と前記第1および第2の操作支持部の底面部分とが前記平面上に前記ハウジング本体を支持し、前記第1および第2の操作部のスイッチ群は前記平面に対して略平行または前屈みの状態となる、ことを特徴とする請求項1記載のゲーム機用コントローラ。
  3. 前記ハウジング本体の中央の位置であって括れた部分にスタートスイッチおよびセレクトスイッチを備える、ことを特徴とする請求項1または2記載のゲーム機用コントローラ。
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