JP3606097B2 - 電池用水素吸蔵合金の活性化処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池用の水素吸蔵合金の活性化処理方法とそれを用いたアルカリ蓄電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、様々な分野でのコードレス化、高容量化、および環境問題への対応として、負極にカドミウム化合物を用いた従来のニッケル−カドミウム蓄電池に代わり、負極に水素吸蔵合金を用いたアルカリ蓄電池が広く使用されてきた。しかしながら、この水素吸蔵合金は、その製造時に偏析などの原因で所望の合金になっていない金属部分が存在したり、水素吸蔵合金の粉砕処理工程においてその表面層に酸化物層を形成しやすい。
【0003】
この形成された酸化物層は充放電時の電極反応である水素の吸蔵・放出反応を阻害するため、このような酸化物層を有する水素吸蔵合金を用いて電池を構成しても充放電サイクル初期には十分な放電容量が得られ難いと言う問題(以後、初期活性化問題と称す)があった。
【0004】
この初期活性化問題を解決するための手段の一つとして表面処理が知られており、例えば特開平5−13077号公報で開示されているように水素吸蔵合金負極をアルカリ溶液に浸漬処理を行うことで、水素吸蔵合金表面の完全な合金になっていない可溶性の金属を溶解除去すると同時に苛酷な表面酸化によりアルカリに対する濡れ性が向上することで初期活性が改良されることが開示されている。
【0005】
また、特開平4−137361号公報では、合金の初期活性への効果については触れていないが、水素吸蔵合金粉末をアルカリ性溶液に浸漬することで、希土類元素やCo,Al,Mn等を溶出し、合金表面にニッケルリッチな触媒層を形成するために初期活性が向上することが開示されている。
【0006】
さらに、特開平9−139204号公報では、還元剤を含んだ溶存酸素量が0.1ppm以下のアルカリ水溶液に浸漬することで、水素吸蔵合金表面に金属触媒層を有すると共に酸化物が少ない活性面が形成できることが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の熱アルカリ水溶液もしくは還元剤を含むアルカリ水溶液にて浸漬するだけの処理法においては、水素吸蔵合金表面の酸化物層を除去することで水素吸蔵合金の表面での反応性を向上させることは可能であるが、表面積を増大すると共に、通常の固相拡散よりも数倍速い水素の拡散経路である結晶粒界を増大するような水素吸蔵合金の微細な割れ(以後、クラックと称す)を生じさせるには至らないという課題があった。
【0008】
すなわち、従来のアルカリ浸漬処理では、図4(a)の模式図に示したように水素吸蔵合金5の表面の酸化物層2を完全には除去できず、ニッケルリッチな触媒層3の形成も十分ではなかった。また、処理中に合金が水素の化学的な吸蔵・放出を行わないため、クラックも生成せず、まだ初期活性が十分ではなかった。
【0009】
また、上記の還元剤を含むアルカリ水溶液を用いた活性化処理では、図4(b)の模式図に示したように水素吸蔵合金5表面の酸化物2を除去し、ニッケルリッチな触媒層3も十分形成できるが、この合金5は処理中に還元剤によって発生する水素を化学的に吸蔵するが、吸蔵した水素を放出しにくいために水素吸蔵合金5にクラックが入りにくく、同様に初期活性が十分なものではなかった。
【0010】
本発明は、上記問題点を解決するもので、水素吸蔵合金表面から酸化物層を除去し、ニッケルリッチな触媒層を形成すると共に無数のクラックを形成した、従来より更に初期活性の高い電池用水素吸蔵合金の処理方法と、それを負極に用いたアルカリ蓄電池を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するために、水素吸蔵合金を、水素発生を伴う還元剤を含む活性化処理液中で攪拌処理し、そののち酸化剤を含む別の活性化処理液中での攪拌処理を少なくとも1回以上繰り返して行う電池用水素吸蔵合金の活性化処理法としたものである。これにより、合金表面から酸化物を除去し、ニッケルリッチな触媒層を形成すると共に、無数のクラックを生じさせた水素吸蔵合金を得ることができる。
【0012】
上記の活性化処理された水素吸蔵合金を用いた負極と、正極と、セパレータおよびアルカリ電解液からなるアルカリ蓄電池を構成することにより、初期活性に優れたアルカリ蓄電池を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図1を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0014】
本発明の請求項1に記載の発明は、水素吸蔵合金を、水素発生を伴う還元剤を含む活性化処理液中で攪拌処理し、その後酸化剤を含む別の活性化処理液中で攪拌処理する一連の処理を少なくとも1回以上繰り返す電池用水素吸蔵合金の活性化処理方法としたものである。
【0015】
この活性化処理法においては、まず還元剤を含むアルカリ水溶液中で処理を行うことで、アルカリ水溶液中で可溶な水素吸蔵合金元素をあらかじめ溶出させる。
【0016】
この時、還元剤は、水素吸蔵合金1の表面のアルカリ水溶液中では溶解しない金属酸化物2を還元し、同時に還元剤自体が分解して水素を発生する。これにより、水素吸蔵合金1の表面から導電性に乏しい金属酸化物2を除去すると共に、図1(a)の模式図に示すようにアルカリ水溶液に対して耐腐食性のニッケルリッチな触媒層3を通常のアルカリ処理よりも厚く形成できる。
【0017】
また、還元剤の自己分解により水素吸蔵合金1の表面で発生した水素は合金表面に吸着し、ニッケルリッチな層3を触媒として速やかに合金内部に吸蔵される(以後、この現象を水素化と称す)。
【0018】
次に、酸化剤を含むアルカリ水溶液で処理を行うことで合金1内部に吸蔵された水素を化学的に酸化(放出)させ(以後、この現象を脱水素化と称す)、水素化−脱水素化のサイクルによる格子間での応力集中と緩和という流れが水素吸蔵合金1に図1(b)に示すような無数のクラック4を発生させて有効表面積の増大を促すと共に、このクラック4が合金1内部までの有効な拡散経路として機能し、固層拡散経路を短くする。
【0019】
この時、還元剤は処理中に水素を発生し、アルカリ中で還元剤作用のある化合物であれば良い。水素発生を生じない還元剤を用いた場合には、図4(b)に示したように合金5表面の酸化物2は除去されるが、合金5内部への水素吸蔵は起こらないため、クラック4の生成が望めない。
【0020】
また、還元剤に水素自体を用いる事も可能であるが、取り扱い方法と安全性に対する配慮を厳重に行わなければならないため、工業的には有用でない。
【0021】
請求項2に記載の発明は、還元剤は安価で処理中に水素発生し、アルカリ溶液中で還元作用のある化合物が良く、水素化ホウ素化合物、ヒドラジン、および次亜リン酸が好ましい。
【0022】
請求項3に記載の発明は、酸化剤としてはアルカリ溶液中で酸化作用があり、電池内で電極副反応を起こしにくい酸化剤であれば良く、このため過酸化水素が好ましい。金属塩や窒素および炭素を含む酸化剤を用いても良いが、酸化剤の残存成分が電池内に混入したときに電池内で電極副反応を起こし自己放電要因になる可能性があるため、活性化処理後の洗浄工程を酸化剤成分が充分に除去できる分だけ繰り返し行わなう必要がある。
【0023】
請求項4に記載の発明は、還元剤を含む活性化処理液の温度が60℃〜100℃であることを特徴とする請求項1または2記載の電池用水素吸蔵合金の活性化処理方法としたものであり、60℃より低い温度では反応の進行が悪く、100℃より高い温度では還元剤の分解が進行してしまい、還元剤を含む活性化処理液の温度としては60℃〜100℃が好ましい。
【0024】
請求項5に記載の発明は、水素吸蔵合金の活性化処理において、電極作製前の粉末状態で行うことで、極板作製後に行うよりも、より均一かつ効果的に処理を行うことができる。
【0025】
本発明は、請求項1記載の活性化処理方法を行った水素吸蔵合金を用いて作製した負極と、セパレータと、正極およびアルカリ電解液とからなるアルカリ蓄電池を構成することにより、従来のアルカリ蓄電池よりも、初期活性に優れたアルカリ蓄電池を提供できる。
【0026】
【実施例】
以下、本発明の具体例について説明する。
【0027】
水素吸蔵合金1としてMmNi3.55Mn0.4Al0.3Co0.75(Mmは希土類元素の混合物)を用いた。この合金1を粉砕し、平均粒径25μmの粉末を得た。(以後、合金粉末と称す)。
【0028】
最初に、合金粉末50gを、活性化処理中に水素発生を伴う還元剤として0.1モルの水素化ホウ素カリウムを、7モル/lの水酸化カリウム水溶液1l中に溶解した処理液にて90℃で1時間攪拌処理を行った。ついで、酸化剤として0.1モルのHを、7モル/lの水酸化カリウム水溶液1l中に溶解した処理溶液にて60℃で20分間攪拌処理を行った。処理後は速やかに水洗したのちエタノールを用いて3回洗浄し、真空乾燥を1時間行い合金粉末A1を得た。
【0029】
また、比較のために、水素化ホウ素カリウムに代えて、活性化処理中に水素発生を伴わない0.1モルの硫化ナトリウムを還元剤として用いた以外は、合金粉末A1と同様の条件で処理を行い、合金粉末Bを得た。
【0030】
次に、上記の実施例と同じ未処理の合金粉末50gを、7モル/lの水酸化カリウム水溶液1l中に還元剤として0.1モルの水素化ホウ素カリウムを加えた処理溶液にて90℃で1時間攪拌処理して合金粉末Cを得た。
【0031】
さらに、実施例と同じ未処理の合金粉末50gを7モル/lの水酸化カリウム水溶液1l中に90℃で1時間攪拌処理して合金粉末Dを得た。
【0032】
上記で得た合金粉末A1,B,C,Dを電子顕微鏡で観察したところ、合金粉末Aは無数のクラックが存在していたが、合金粉末B,C,Dはクラックが存在しなかった。
【0033】
この合金粉末A1,B,C,Dにそれぞれカルボキシメチルセルロースの1重量%の水溶液を加えてペースト状にし、厚さ0.9mmの多孔度約95%の支持体であるスポンジ状ニッケル多孔体内に充填した。これを100℃で乾燥後加圧して、平均厚さ0.5mmの極板を作製した。次いで、これを幅20mm、長さ20mmに切断し、理論容量が理論容量200mAhの水素吸蔵合金電極A1,B,C,Dを得た。
【0034】
上記で得られた電極A1,B,C,Dを負極とし、ポリアミド製不織布のセパレーターを介し、十分容量の大きい水酸化ニッケル正極で挟み、7.1モル/lの水酸化カリウム水溶液の電解液に浸してモデル電池A1,B,C,Dを構成した。
【0035】
上記で得られたモデル電池A1,B,C,Dをそれぞれ、20℃の雰囲気下で、200mAで1時間充電し、20mAで1.0Vに至るまで放電を行い、理論容量に対する放電容量の推移を測定し、図2に充放電サイクル数と、負極の水素吸蔵合金利用率との関係を示す。
【0036】
図2に示すように電池B,C,Dに比べ、電池Aが初期段階から最も高い水素吸蔵合金利用率を示し、優れた初期活性を有するアルカリ蓄電池が得られた。
【0037】
上記の結果から明らかなように、水素吸蔵合金に無数のクラックを形成させる本発明の活性化処理法で処理した合金負極を用いた電池は、クラックが存在しない従来の活性化処理で処理した合金負極を用いた電池と比較して、明らかに初期活性が優れていることがわかる。
【0038】
次に、酸化剤の検討を行った。酸化剤として、過酸化水素の代わりに塩化鉄を用いる以外は、A1と同様の方法で処理を行った合金粉末を用いた。この処理の場合においては、合金粉末に無数のクラックが生成し、初期活性もA1と同様に向上した。しかし、酸化剤成分を完全に除去するのに合金粉末A1を得る場合の3倍以上の水洗回数を必要とした。このことから、酸化剤としては、活性化処理時に電池に悪影響を及ぼすような化合物を生成しない過酸化水素がより好ましい。
【0039】
次に、還元剤を含むアルカリ溶液での活性化処理温度の検討を行った。処理温度を40℃から110℃の範囲で変化させ、モデル電池での1サイクル目の合金利用率を評価した結果を図3に示す。図3から明らかなように、処理温度が60℃〜100℃の範囲で処理をした合金粉末を用いた電池では、高い初期活性が得られた。しかし、その前後の温度では合金利用率が若干低下した。それぞれの合金粉末を電子顕微鏡観察すると、初期活性の高い合金粉末ほど合金表面の酸化物が除去され、合金中のクラックが多いことが分かった。
【0040】
このことは、以下の理由によるものと推測した。すなわち、処理温度が60℃より低い場合は、還元反応が十分進行せず、そのため合金表面に若干の酸化物が残存していた。また、還元剤の自己分解により生成した水素も、酸化物が残存する表面からは吸蔵できず、そのためクラックも少なかったものと推測される。また、処理温度が100℃を超える場合には、還元剤の自己分解が過度に進行するため、本検討の還元剤濃度では合金表面の酸化物層の除去に寄与する還元剤量が不足し、合金表面の酸化物層の残存とそれに伴うクラック数の減少を来たしたと推測した。これれらのことから、還元剤を含む活性化処理液での処理温度としては、60℃〜100℃がより好ましく、その前後の温度で処理を行う場合には、より多量の還元剤の添加が必要である。
【0041】
最後に、未処理の合金粉末を実施例に記述の方法で電極を作製した。そののち極板状態でA1と同様の活性化処理を施した電極A2を作製し、この電極A2を用いた以外は、電池A1と同じ構成とした電池A2を作製した。この得られたモデル電池A2を20℃の雰囲気下で、200mAで1時間充電し、20mAで1.0Vに至るまで放電を行い、理論容量に対する放電容量の推移を測定し、図2に充放電サイクル数と、負極の水素吸蔵合金利用率との関係を示す。
【0042】
電池A1とA2の初期活性を比較した場合、A2は図2に1サイクル目の合金利用率が93%であり、2サイクル目以降は電池A1とほぼ同様な合金利用率であった。A2の電極を観察したところ、電極表面の合金粉末は十分に処理されていたが、電極内部の合金粉末ほど活性化が不十分であることがわかった。このことから、粉末状態で活性化処理を行う方がより好ましい。
【0043】
上記の実施例では、活性化処理を行う水素吸蔵合金粉末として平均粒径25μmのMmNi3.55Mn0.4Al0.3Co0.75を例にとり実施したが、他の合金粒径及び水素吸蔵合金でも同様な活性化処理法での効果が得られることはいうまでもない。
【0044】
【発明の効果】
以上の実施例の説明により明らかなように、本発明の水素吸蔵合金の活性化処理方法およびそれを用いたアルカリ蓄電池では、合金表面から酸化物を除去しニッケルリッチな触媒層を形成すると共に無数のクラックを生じさせることにより、従来のアルカリ蓄電池よりも初期活性に優れたアルカリ蓄電池を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水素吸蔵合金の状態を示す模式図
【図2】本発明の実施例における充放電サイクル数と負極の水素吸蔵合金利用率の関係を示す図
【図3】同還元剤を含む活性化処理液での処理温度と1サイクル目の水素吸蔵合金利用率との関係を示す図
【図4】従来の水素吸蔵合金の状態を示す模式図
【符号の説明】
1 水素吸蔵合金
2 酸化物層
3 ニッケルリッチ層
4 クラック
5 水素吸蔵合金

Claims (5)

  1. 水素吸蔵合金を、水素発生を伴う還元剤を含む活性化処理液中で攪拌処理し、その後酸化剤を含む別の活性化処理液中で攪拌処理するという一連の処理を少なくとも1回以上繰り返すことを特徴とする電池用水素吸蔵合金の活性化処理方法。
  2. 還元剤を含む活性化処理液は、水素化ホウ素化合物,ヒドラジン,および次亜リン酸から選ばれる少なくとも1種の還元剤を含むアルカリ水溶液であることを特徴とする請求項1記載の電池用水素吸蔵合金の活性化処理方法。
  3. 酸化剤が過酸化水素であることを特徴とする請求項1記載の電池用水素吸蔵合金の活性化処理方法。
  4. 還元剤を含む活性化処理液の温度が60℃〜100℃であることを特徴とする請求項1または2記載の電池用水素吸蔵合金の活性化処理方法。
  5. 水素吸蔵合金は、粉末であることを特徴とする請求項1記載の電池用水素吸蔵合金の活性化処理方法。
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