JP3603246B2 - 棚装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は棚装置に関し、特に大型の物品陳列用棚装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホームセンター等では、商品の大型化に伴い、商品陳列用の棚も大型化している。そのため、商品の入れ替えに伴う棚の変更に手間がかかっている。
特に支柱パネルには、当初、横材と斜め材との形態で供給され、これらを、ボルトとナット等により組み立てるようになっているものと、予め溶接により一体化されたパネル体として供給されるものとの2種類がある。
【0003】
前者の部品の形で供給されるパネル体では、ボルトとナットによる組み立て作業に手間がかかるが、組み立て部品の運搬は簡単である。
一方、予め溶接により一体化されたパネル体は、施工上の手間は簡単であるが、かさばるので運搬コストが高いという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記双方のタイプのパネル体の欠点を解決するためになされたもので、施工に時間がかからず、運搬時にかさばらず、かつ低コストで運搬が可能な棚装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)前側左右杆および後側左右杆の端部を、左右1対の前側支柱および後側支柱に所定高さで脱着しうるようにした棚装置において、
前側支柱及び後側支柱を、ほぼ台形の前方を向くチャンネル部材であって、その後面の開口部の両側縁より、後方を向いて互いに平行をなす挟持片が延びているものとし、前側支柱及び後側支柱を、その開口部を後方に向け、かつ前後に離間して立設し、前側支柱と後側支柱の間に、複数の枠体を上下に重ね合わせて取付け、前記各枠体における前後部縦杆を、前側支柱の後面の挟持片の間に挟持させて、ボルト締めして取付け、各枠体の後部縦杆を、後側支柱の前面に当接させて、ボルト締めして取付ける。
【0006】
(2)上記(1)項において、上方の枠体における下側の横杆を、下方の枠体における上側の横杆の上に当接させて取付ける。
【0007】
(3)上記(1)項または(2)項において、枠体は、上下の横杆と、これら上下の横杆の端部同士を連結する前後縦杆と、これら前後縦杆に渡架された斜め杆とから成っている。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に係わる棚装置(10)は、図1に示すように、前側支柱(12)と、後側支柱(14)と、前側支柱(12)と後側支柱(14)との間において上下に重ねられた複数の枠体(16)とからなる左右の支柱パネルと、左右の支柱パネルにわたって、水平に取り付けられた前側および後側左右杆(20)(22)とから成っている。
【0009】
前後両支柱(12)(14)の前面には、図1に示すように、逆八の字形をした係止孔(24)が、上下に所定間隔を隔てて設けられ、更に、図4に示すように、所定位置に丸孔(26)が穿設されている。
【0010】
前後両支柱(12)(14)は、図6によく示されているように、断面がほぼ台形の前方を向くチャンネル部材であり、その後面の開口部の両側縁より、後方を向いて互いに平行をなす挟持片(28)が延びている。挟持片(28)には、図5に示すように、枠体(16)の取り付けのためのボルト孔(30)が、所定間隔で設けられている。
【0011】
枠体(16)は、図1および図2に示すように、上下横杆(32)(34)と、前後縦杆(36)(38)と、前後縦杆(36)(38)の端部近くにおいて、ほぼ対角方向に配置された斜め杆(40)とから構成され、全体として矩形となるよう、溶接により一体的に構成されている。枠体(16)は、陳列する商品の大きさに応じて、所定数を、前後支柱(12)(14)の間において、上下に重ね合わせて取り付けられるようになっている。
【0012】
前後支柱(12)(14)と枠体(16)の前後縦杆(36)(38)との取り付けは、次のようにして行われる。
【0013】
図6及び図7に示すように、枠体(16)の前側縦杆(36)を、前側支柱(12)より後方に延びる挟持片(28)(28)に嵌合した状態で、挟持片(28)に設けたボルト孔(30)にボルト(42)を通し、ナット(44)を締めることによって、枠体(16)の前側縦杆(36)と前側支柱(12)とを固定する。このような固定を、2か所で行う。
【0014】
次に、枠体(16)の後側縦杆(38)と後側支柱(14)とは、図7に示すように、後側縦杆 (38) の前側から挿入したボルト (42) を、後側支柱 (14) へ貫挿してナット (44) 締めすることにより固定される。このような固定も、2か所で行われる。
【0015】
このように、枠体(16) は、前側支柱(12)の挟持片(28)(28)に係合された状態で、両支柱 (12)(14) にネジ止めされ、上下方向に次々と枠体(16)を重ね合わせることにより、任意の高さの左右支柱パネルが、短時間のうちに構成される。
【0016】
このように、左右パネルを形成した後、前側左右杆(20)および後側左右杆(22)の端部を、左右支柱パネルの前側支柱(12)および後側支柱(14)に取り付けることにより棚枠全体が形成され、その後、前側および後側左右杆(20)(22)に棚板(46)を載せて棚を完成する。
【0017】
【発明の効果】
このように本発明によれば、枠体は、予め一体的に製造されているが、その大きさに応じて、適宜上下に重ねることができるので、従来の支柱パネルと比較して、運搬にコストがかからず、かつ組み立てにも手間がかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる棚装置を示す分解斜視図である。
【図2】枠体の側面図である。
【図3】枠体を重ねて組み立てた左右支柱パネルの一方を示す側面図である。
【図4】支柱のうちの1つを示す正面図である。
【図5】支柱のうちの1つを示す側面図である。
【図6】支柱の横断面図である。
【図7】前後支柱の間に枠体を取り付けた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
(10)棚装置
(12)前側支柱
(14)後側支柱
(16)枠体
(20)前側左右杆
(22)後側左右杆
(24)係止孔
(26)丸孔
(28)挟持片
(30)ボルト孔
(32)(34)上下横杆
(36)(38)前後縦杆
(40)斜め杆
(42)ボルト
(44)ナット
(46)棚板
Claims (3)
- 前側左右杆および後側左右杆の端部を、左右1対の前側支柱および後側支柱に所定高さで脱着しうるようにした棚装置において、
前側支柱及び後側支柱を、ほぼ台形の前方を向くチャンネル部材であって、その後面の開口部の両側縁より、後方を向いて互いに平行をなす挟持片が延びているものとし、
前側支柱及び後側支柱を、その開口部を後方に向け、かつ前後に離間して立設し、
前側支柱と後側支柱の間に、複数の枠体を上下に重ね合わせて取付け、
前記各枠体における前後部縦杆を、前側支柱の後面の挟持片の間に挟持させて、ボルト締めして取付け、
各枠体の後部縦杆を、後側支柱の前面に当接させて、ボルト締めして取付けたことを特徴とする棚装置。 - 上方の枠体における下側の横杆を、下方の枠体における上側の横杆の上に当接させて取付けてなる請求項1記載の棚装置。
- 枠体は、上下の横杆と、これら上下の横杆の端部同士を連結する前後縦杆と、これら前後縦杆に渡架された斜め杆とから成っている、請求項1または2記載の棚装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35976697A JP3603246B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 棚装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35976697A JP3603246B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 棚装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11187940A JPH11187940A (ja) | 1999-07-13 |
JP3603246B2 true JP3603246B2 (ja) | 2004-12-22 |
Family
ID=18466190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35976697A Expired - Fee Related JP3603246B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 棚装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3603246B2 (ja) |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP35976697A patent/JP3603246B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH11187940A (ja) | 1999-07-13 |
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