JP3602315B2 - 用紙排出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、用紙排出装置に関し、さらに詳しくは、画像形成後の記録用紙を収容する排紙トレイの昇降制御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成後に複写機等の画像形成装置から排出される記録用紙の処理には、排出された記録用紙を排紙トレイ上にそのまま積載する処理と、排出された記録用紙を一群の用紙束に纏めてステープラによって綴じたものを排紙トレイに排出する処理とがある。
従来、上記2種類の処理を同一の画像形成装置から排出された記録用紙を対象として行う場合の構成として、特開平2−276691号公報に記載の構成がある。
【0003】
上記公報には、画像形成装側置の排紙路を上下に分岐させ、上部に延びる排紙経路には記録用紙を積載するトレイを有したシフト仕分け部を設ける一方、下方に延びる排紙経路にはステープル部をそれぞれ配置し、上記シフト仕分け部およびステープル部に至る排紙経路の分岐部には排紙経路切り換え爪を設けて記録用紙の移送経路を切り換えるようにした構成が開示されている。
シフト仕分け部に設けられている排紙トレイは、積載される記録用紙の重量により下降することができるとともに、記録用紙の上面位置を所定の位置に規定するために駆動部材を用いて上昇することができるようになっている。
【0004】
一方、記録用紙の自重によってではなく、駆動源を用いて排紙トレイを下降および上昇させ、記録用紙の上面位置を所定位置に保持する場合もある。
この場合には記録用紙上面を監視し、その上面位置が所定位置となるように制御するようになっており、その制御の際に行われる記録用紙上面の監視構成として、記録用紙上面に接触するレバーとこのレバーの変位を検知するセンサとを組み合わせた構成がある。この構成では、記録用紙にカールが生じているような場合でも、ある程度記録用紙上面を検知することが可能であるが、装置に要するコストが高いという問題がある。このため、装置の構成上、上記レバーを設置するためのスペースが得られない場合や構造上のコスト低減を図るような場合、排紙トレイにおける記録用紙後端に位置するフェンスに記録用紙上面検知センサを設ける構成が多用されている。
後者の場合、記録用紙上面を検知した際に排紙トレイを下降させて排紙トレイを記録用紙が収容できる適正な高さに保たせることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記構成には次のような問題があった。
排紙トレイ上に排出される記録用紙にカールが生じている場合、その状態を正確に検出することができない。
記録用紙にカールが生じている場合には、そのカール部分が記録用紙上面検知センサに対向すると、記録用紙上面検知センサは積載枚数が排紙トレイを下降させる枚数に達していなくても排紙トレイを下降させる状況として検知することになるが、下降した状態でも継続してカール部分が記録用紙上面検知センサに対向していることもある。
このため、排紙トレイはさらに下降動作が行われてしまい、結果として、必要以上に排紙トレイでの記録用紙載置面が低くなることがある。排紙トレイの位置が極端に低くなると、次に排出される記録用紙は落下する過程で空気抵抗による挙動が不安定となり、積載されている記録用紙上面に達したときには既に積載されている記録用紙の端縁に対して不揃いの状態で積載されてしまったり新たなジャム現象を引き起こす原因となる。
【0006】
本発明の目的は、上記従来の用紙後処理装置、特に、記録用紙の排出部における問題に鑑み、カールを生じている記録用紙が排出された場合でも排紙トレイを適正な高さに保たせることで排出されてくる記録用紙の端縁不揃い等のスタック異常を防止することができ、しかも、排出される記録用紙のジャム発生も判別することができる用紙排出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項1記載の発明は、画像形成後の記録用紙を積載収容する昇降可能な排紙トレイとその排紙トレイ上に排出される記録用紙の上面を検知する上面検知部材とを備え、上記上面検知部材により上記排紙トレイに排出される記録用紙の上面を監視し、上記上面検知部材により一定時間継続して上記記録用紙の上面が検知された場合に上記排紙トレイを一定量下降させて排出される記録用紙の落下高さを一定に保つ構成を備えた用紙排出装置において、上記上面検知部材が入力側に接続され、出力側には上記排紙トレイの昇降駆動部が接続されている昇降制御部を備え、上記昇降制御部は、上記排紙トレイが一定量下降した状態で上記記録用紙の上面が継続して検知された場合に上記排紙トレイをさらに一定量下降させ、一定量の下降回数が規定回数以上実行された後に上記記録用紙の上面が検知されない場合には、その上面が検知されるまで上記排紙トレイを一旦上昇させて排出されてくる記録用紙の落下高さを一定に保持することを特徴としている。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の用紙排出装置において、上記昇降制御部は、上記排紙トレイが一定量下降する回数が予め設定されている基準回数以上である場合に排出不良が生じていることを判別して画像形成処理を停止させることを特徴としている。
【0009】
【実施例】
以下、図示実施例により本発明の詳細を説明する。
図1は、本発明実施例による用紙排出装置が適用される用紙後処理装置の要部構成を説明するための模式図である。
図1に示されている用紙後処理装置は、画像形成後の記録用紙を一群に纏めてステープル処理して排紙トレイに排出する場合とステープル処理しないままで排出する場合とが選択できる方式を前提としているものであり、その構成について説明すると次の通りである。
図1において用紙後処理装置1は、図示されない複写機やプリンタあるいはファクシミリ装置などの画像形成装置の排紙部に接続されている。
用紙後処理装置1は、画像形成装置の排紙部に対向して設けられている用紙導入部1Aと反対側で用紙導入部1Aよりも高い位置に設けられて昇降可能な排紙トレイ1Bを有する筐体1C内にノンステープル搬送経路とステープル搬送経路とが設けられている。
ノンステープル搬送経路はステープル処理を行わないで画像形成後に排出された記録用紙を排紙トレイ1Bに向けそのまま移送するための搬送経路であり、ステープル搬送経路は画像形成後に導入された記録用紙を一群に纏めて綴じたうえで排紙トレイ1Bに向けその綴じられた一群の記録用紙を排紙トレイに向け移送するための搬送経路である。
【0010】
ノンステープル搬送経路は、矢印Aで示す記録用紙の移送方向において上流側に位置して用紙導入部1Aから排紙トレイ1Bの近傍まで延長された搬送経路であり、用紙導入部1Aに設けられている中継ガイド板1A1、1A2と用紙導入部1Aから排紙トレイ1Bに向け用紙を移送するための搬送ガイド部材2およびこれに対向する搬送下側ガイド部材3、3’とで構成されている。
搬送ガイド部材2は、用紙の導入方向が水平方向とされている用紙導入部1Aとこの用紙導入部1Aよりも高い位置に設けられている排紙トレイ1Bとの間を連絡するための水平方向部分およびこの水平方向部分に連続して排紙トレイ1Bに向け斜め上方に立ち上がった斜め方向部分とを有している。搬送ガイド部材2に対向する搬送下側ガイド部材3、3’においても同様な方向付けがなされている。
本実施例では、斜め方向部分の立ち上がり角度が70度に設定され、水平方向部分と斜め方向部分との接続位置が45度に設定された中継部分とされている。
【0011】
ノンステープル搬送経路には、上記水平方向部分、斜め方向部分、斜め方向部分の末端近傍およびこれら各方向が切り換わる位置の近傍に用紙の搬送路をはさんで対向当接する一対の搬送ローラ4、5、6、7がそれぞれ配置されている。
【0012】
ノンステープル搬送経路における搬送方向が切り換わる中継部分の近傍には、揺動可能な搬送経路切り換え爪8が設けられている。
搬送路切り換え爪8は、図示されないソレノイドに連動して用紙の搬送経路をノンステープル搬送経路と後述するステープル搬送経路とに切り換えるために設けられている。搬送経路切り換え爪8は、通常、図示されないバネ等の付勢手段によって用紙の搬送方向をノンステープル搬送経路に設定する向きとされている。
搬送路切り換え爪8が通常状態から揺動して用紙を後述するステープル搬送経路に導く態位とされる時期は、ステープル処理が設定された際に用紙導入部1Aに位置する搬送用ローラ4近傍に配置されている用紙検知センサ9によって用紙の通過が検知された時点とされている。
【0013】
ステープル搬送経路は、ノンステープル搬送経路を構成する搬送下側ガイド部材のうち、斜め上方に用紙を移送する方向に設置されている搬送下側ガイド部材3’と平行するステイプルトレイ10を備えている。
ステイプルトレイ10は、搬送路切り換え爪8の近傍に配置されており、搬送路切り換え爪8が通常状態から揺動した際に用紙導入部1Aからの用紙を受け入れることができる。
ステイプルトレイ10は、ステープル処理部の一構成部材をなしており、このステープル処理部には、ステイプルトレイ10の近傍に配置された用紙整合装置15、用紙綴じ装置22および用紙放出装置23が配置されている。これら各装置については後で説明する。
【0014】
図示矢印Aの用紙移送方向において、ノンステープル搬送経路およびステープル搬送経路の下流側、図1においては、各搬送経路の上端部には、排紙ガイド部材11と排紙ローラ12とで構成される排紙搬送経路が設けられている。
排紙搬送経路は、ノンステープル搬送経路およびステープル搬送経路と排紙トレイ1Bとを連絡するための経路であり、ノンステープル搬送経路およびステープル搬送経路の角度である70度よりも小さい角度、本実施例では25度の角度が設定されている。
【0015】
排紙ガイド部材11は、図1および図2に示すように、支軸11Aを支点としてシーソー運動可能な部材であり、揺動端のうちで、ノンステープル搬送経路およびステープル搬送経路の出口側に対向する一方端がノンステープル搬送経路の出口を閉じることができる形状の衝止片11Bとされ、揺動端の他方端には回転自在の従動ローラ11Cが設けられている。
排紙ガイド部材11は、その近傍に設けられている駆動モータ13によって駆動される偏心カム14が衝止片11B上面に当接しており、偏心カム14の回転に応じて従動ローラ11Cをこれに対向して配置されている排紙ローラ12に対して接離させるようになっている。
本実施例では、排紙ガイド部材11の初期状態として、排紙ローラ12に対して従動ローラ11Cが離間している状態が設定されており、この初期状態から従動ローラ11Cが排紙ローラ12に接触させられるようになっている。
排紙ガイド部材11における従動ローラ11Cと排紙ローラ12との接触時期は、ノンステープル搬送経路あるいはステープル搬送経路から繰り出される記録用紙を排紙トレイ1Bに向け排出するときであり、離間時期は、排紙トレイ1Bに向け記録用紙の排出が開始されるまでの間およびステープル搬送経路に長大サイズ、つまり、ステープルトレイ10から排紙ローラ12を越える長さの記録用紙がステープルトレイ10に収容されて綴じ処理が行われるときとされている。
【0016】
次にステープル処理部の構成について図1および図3以降の図により説明する。
ステープル処理部には用紙整合装置15、用紙綴じ装置22および用紙放出装置23が備えられており、そのうち、用紙整合装置15は、記録用紙の幅方向両端に相当するステープルトレイ10の両側面に配置されたジョガーフェンス16およびサイドフェンス17を備えている。
【0017】
ジョガーフェンス16およびサイドフェンス17は、図3および図4に示すように、ステープルトレイ10を内部に位置させて挟み込むことができる断面コ字状の型材で構成されており、ステープルトレイ10の表裏面に位置する片部のうちでステープルトレイ10における用紙載置面と対向する片部16A、17Aがその下端部を上方に向け傾斜させて用紙の導入用開口を構成している。
片部16A、17Aは、その傾斜面の向きが、図1に示すように、揺動時での搬送路切り換え爪8の用紙案内面に平行するようになっており、搬送路切り換え爪8が揺動して用紙導入部1Aから移送される記録用紙の搬送経路がステープル搬送経路に切り換えられた際に記録用紙Sの先端をステープルトレイ10側に向け導入しやすい状態に設定される。
【0018】
片部16A、17Aと対向する今ひとつの片部16B、17Bには図4に示すように、ボス16C、17Cおよび駒体16D、17Dがそれおぞれ形成されており、そのボス部16C、17Cには図示しない不動部に支持されているガイド軸18が挿通されている。ガイド軸18は、記録用紙の幅方向に平行する軸方向が設定されて支持されており、ジョガーフェンス16およびサイドフェンス17を記録用紙の幅方向に案内することができる。
駒体16Dおよび17Dには、図4に示すように、駆動モータ19、19’とプーリ20、20’との間に掛け回されているタイミングベルト21、21’の一部が一体化され、タイミングベルト21、21’の移動に連動してジョガーフェンス16およびサイドフェンス17が記録用紙の幅方向に移動できるようになっている。
駆動モータ19、19’は、ステープル処理が選択された際に用紙導入部1Aに画像形成後の記録用紙が導入されると、記録用紙のサイズ情報に応じてジョガーフェンス16およびサイドフェンス17を記録用紙が収容できる位置に移動させる回転を行い、さらにジョガーフェンス16を駆動する側の駆動モータ20は、収容されている記録用紙の幅方向の一方端をサイドフェンス17側に向け押し動かすことができる方向に回転する。
【0019】
本実施例の場合、ジョガーフェンス16およびサイドフェンス17が同時に移動する際には、用紙導入部1Aに導入される記録用紙の幅よりも10mm程度広くなる位置まで移動し、その後行われるジョガーフェンス16の移動は、記録用紙の幅に合わせた位置まで移動する。ジョガーフェンス16が移動することにより記録用紙はサイドフェンス17を基準にして側縁揃えが行われる。ジョガーフェンス16が移動する際の記録用紙の押圧動作は、用紙綴じ装置22のステープル動作が終了するまで継続されるようになっている。
記録用紙の後端は、図1、図3および図4に示すように、ステープルトレイ10の下端でステープルトレイ10の用紙載置面と直角に折曲形成されているエンドフェンス10Aに衝止されることで揃えられるようになっている。
【0020】
用紙綴じ装置22は、この種綴じ装置と同様に、ステープルトレイ10の下端で記録用紙の幅方向一方の側面と後端面との角部に対して進退可能に設けられており、記録用紙の幅に応じた所定の位置にステープルを打ち込むことができるようになっている。
用紙綴じ装置22は、記録用紙の端縁揃えが終了するまでの間記録用紙の角部から退避しており、端縁揃えが終了すると角部に進出してステープルを打ち込むようになっている。
【0021】
用紙放出装置23は、図1および図3に示すように、ステープルトレイ10の用紙載置面に沿って移動可能な放出ベルト24と放出ベルト24の一部に固定されている放出爪25とを備えている。
放出ベルト24は、上記用紙載置面に沿ってステープルトレイ10の長手方向両端近傍に配置されている駆動プーリ24A、従動プーリ24Bおよびこれら各プーリ24A、24Bの中間位置に配置されているアイドルプール24Cに掛け回されており、ステープルトレイ10の幅方向中央に位置している。
放出爪25は、上述したエンドフェンス10Aと同様に、記録用紙の後端を衝止できる鈎形状部材であり、放出ベルト24の移動に伴い記録用紙の後端を押し動かして移送できるようになっている。
放出ベルト24は、駆動プーリ24Aと駆動モータ26(図1参照)の出力軸との間に掛け回されているタイミングベルト26A(図1参照)によって回転駆動され、ステープルトレイ10上に載置されている記録用紙を排紙トレイ1Bに向け移送する方向に移動することができるようになっている。放出爪25は、図1に示すように、ステープルトレイ10の用紙載置面から外れた位置を初期位置としており、このため、駆動モータ26は、放出爪25を初期位置に戻すことができる回転量を1サイクルの回転量として設定されている。
【0022】
ステープル処理部には、ステープルトレイ10に導入される記録用紙をステープルトレイ10の用紙載置面に向け押圧する構成が設けられている。
上記構成は、ステープルトレイ10の用紙載置面に対向するガイド部材27と用紙叩き部材28が相当している。
以下これら部材について説明する。
図5は、ステープルトレイ10の下端近傍を示す図であり、同図において用紙導入部1Aから延長されている搬送下側ガイド3は、搬送ローラ5の近くで折り曲げられて平坦面からなる支持部3Aが形成されており、その支持部3Aにガイド部材27の基部が固定されている。
【0023】
図5においてガイド部材27は、弾性を有する低摩擦部材からなる片部材であり、その先端が支持部3Aよりも下側に位置するように傾けた状態で支持され、先端がステープルトレイ10の用紙載置面から近接した位置で対向させてある。
ガイド部材27は、搬送ローラ5により繰り出された記録用紙が自重により落下する際、記録用紙Sの移送方向後端を表面に沿って滑落させてステープルトレイ10のエンドフェンス10Aに導くとともに、記録用紙Sの表面に先端を接触させた際に記録用紙Sの表面をなぞることができるようになっている。これにより、記録用紙Sの移送方向後端近傍は、ガイド部材27により自重落下する際の案内に加えて表面をなぞられることにより移送方向での座屈変形である膨らみをなくされることになる。
【0024】
用紙叩き部材28は、記録用紙に対する押圧接触手段に相当するものであり、ステープルトレイ10の長手方向で中央位置よりも搬送ローラ4寄りの位置に配置されているコロ28Aを備えている。
コロ28Aは、図6および図7に示すように、図示しない駆動源により駆動される回転軸29を支点軸とする揺動アーム30の揺動端に軸支されており、回転軸29に設けられている駆動プーリ29Aとコロ28A側のプーリとに掛け回されているタイミングベルト31によって、記録用紙をステープルトレイ10のエンドフェンス10Aに向け移動させることができる方向に回転できるようになっている。
揺動アーム30は、回転軸29に倦装された捻りバネ32の付勢によりコロ28Aをステープルトレイ10の用紙載置面側に向け揺動させる習性が付与されている。
揺動アーム30は、図7に示すように、回転軸29が相当する支点位置よりも張り出した片部30Aが形成されており、その片部30Aが、図6に示すように、コロ28Aの近傍で上記揺動アーム30を含めて纏めた箇所に配置されているソレノイド33により作動されるようになっている。このためソレノイド30のアクチュエータ33Aには、揺動可能な駆動レバー34の揺動端の一方が連結され、その駆動レバー34の揺動端の他方を揺動アーム30の片部30Aに対向当接させることにより揺動アーム30を揺動させるようになっている。
【0025】
駆動レバー34は、支軸34Aによって揺動可能に支持されており、揺動端の一方が上記揺動アーム30の片部30Aに当接し、揺動端の他方がソレノイド33のアクチュエータ33Aに連結されている。
駆動レバー34の揺動端の他方には、図6において駆動レバー34を反時計方向に回転させる習性を有するスプリング35の一端が掛けられており、このスプリング35は、揺動アーム30に有する捻りバネ32よりも強い弾性力を有している。このため、ソレノイド33の非励磁時には、駆動レバー34が図6において反時計方向に揺動し、駆動レバー34の揺動端の一方により揺動アーム30の片部30Aが押し上げられている。揺動アーム30の片部30Aが押し上げられると揺動アーム30は図7において反時計方向に揺動し、揺動端に有するコロ28Aをステープルトレイ10の用紙載置面側から離すことができる。コロ28Aは、用紙載置面側から離されている状態を初期状態として設定されている。
【0026】
ソレノイド33は、励磁されることによりアクチュエータ33Aをスプリング35の付勢に抗して内部に引き込み、上述した初期状態にあるコロ28Aをステープルトレイ10の用紙載置面側に向け移動させる。
ソレノイド33の励磁タイミングは、ステープルトレイ10に向け記録用紙Sが導入される度であり、しかも、励磁動作時間は、特別に大きいサイズであるA3版やダブルレターサイズ(DTL)における導入方向に沿った長手(縦)方向である場合には450msecとされ、それ以外のサイズの場合には350msecとされている。さらに、励磁回数は、最終導入される記録用紙以外の場合には導入される記録用紙毎に1回づつであるが、最終導入される記録用紙に対しては2回叩けるように2度励磁されるようになっている。
励磁動作時間の設定は、用紙サイズに拘わらず押圧時間の比率を一定とすることでサイズが大きい場合でも膨らみの発生を防止できるようにするためであり、また励磁回数の設定は、最終導入される記録用紙はそれ以外の記録用紙と違って次に叩かれる機会がないので膨らみを解消できない場合が発生しやすいのを防止するためである。
【0027】
ノンステープル搬送経路およびステープル搬送経路から排出された記録用紙を収容する排紙トレイ1Bには、図1および図8に示すように、記録用紙の排出方向後端を衝止する面に記録用紙の上面を検知する上面検知部材(以下、便宜上、検知センサという)40が設けられている。
排紙トレイ1Bは、図示されないモータが用いられている駆動部によって昇降可能に設けられており、その昇降駆動部の動作制御を行う昇降制御部41には、図9に示すように、検知センサ40が入力側に接続されている。
図9において昇降制御部41は、マイクロコンピュータにより主要部が構成されており、図示されないI/Oインターフェースを介して入力側に検知センサ40が接続され、出力側には排紙トレイ1Bの昇降駆動部(便宜上、符号1B1で示す)および画像形成装置の制御部(図9では画像形成制御部と表示する)42が接続されている。
【0028】
昇降制御部41では、排紙トレイ1Bに排出される記録用紙の上面を検知センサ40により監視し、検知センサ40によって一定時間継続して記録用紙の上面が検知された場合、予め設定されている一定量だけ排紙トレイ1Bを下降させ、排出される記録用紙の落下高さを一定に保つための処理が実行されるとともに次の処理が実行される。
【0029】
第1に、一定時間継続して記録用紙の上面が検知された場合に一定量だけ排紙トレイ1Bを下降させ、この時点で記録用紙の上面が検知センサ40によって検知されている場合にはさらに一定量だけ排紙トレイ1Bを下降させ、下降動作が規定回数繰り返された後に記録用紙が検知センサ40により検知されない場合に限り、検知センサ40により記録用紙の上面が検知されるまで排紙トレイ1Bを上昇させる。
第2に、上述した下降動作が予め設定されている基準回数以上である場合に記録用紙の排出不良であるジャムが生じていると判別して画像形成処理を停止させる。
【0030】
本実施例では、排紙トレイ1Bの一定量下降回数を昇降駆動部であるモータへの通電回数によって割り出すようになっている。このため、モータは、1回の通電により2〜3mmの下降量が得られる回転数を設定されており、規定回数としては、4回としている。この回数は、排紙トレイ1Bに排出される記録用紙の挙動が不安定にならないで記録用紙同士の端縁が不揃いとなることがない落下高さの限界に相当させてある。
従って、この回数以上にモータへの通電が行われて排紙トレイ1Bが下降しているときに記録用紙の上面が検知されない場合には、排紙トレイ1Bが下がりすぎでいるので検知センサ40によって上面が検知される高さまで排紙トレイ1Bを上昇させ、記録用紙Sを受容できる高さになるまで一定量の上昇動作を行う。
【0031】
排紙トレイ1Bを上昇させる際、排紙トレイ1Bの下降位置に対応する下降動作回数と予め設定されている基準回数とが比較され、その基準回数以上である場合に排出不良と判別するのは次の理由に基づいている。
図8において、符号P1で示すように、正常に排出された記録用紙は、先行して排出された記録用紙の上に全面が載置されて端縁同士が揃う。
しかし、符号P2で示すように、記録用紙によっては排出された時点で移送方向後端にカールが生じて直接検知センサ40に載り上げてしまう場合がある。このため、検知センサ40は、カールを生じている記録用紙の存在を検知することになり、これによって、一定量だけ排紙トレイ1Bが下降される。
一定量だけ排紙トレイ1Bを下降させた後でも記録用紙P2が検知センサ40に引っかかったままであると排紙トレイ1Bは再度下降を繰り返すことになる。このように下降動作が繰り返されてしまうと、排紙トレイ1Bの位置は、次に排出されてくる記録用紙の挙動を不安定なものとしやすくなり、しかも記録用紙同士の端縁が不揃いとなりやすい記録用紙の落下高さに相当していることになるので、次に排出されてくる記録用紙を正常に積載することができなくなる。そこで、本実施例では、昇降制御部41において、このような状態を一定量の下降動作の回数によって判別することで次の記録用紙の排出に係わる画像形成処理を停止させて記録用紙の不揃いをなくすようになっている。
【0032】
本実施例は以上のような構成であるから、昇降制御部41の動作を説明するフローチャートにより作用を説明すると次の通りである。
図10において、記録用紙の排出動作が行われると、排紙トレイ1B上の記録用紙上面が検知センサ40によって監視され、記録用紙の上面検知判別が行われる(ST1)。ステップST1において記録用紙の上面が検知されると、その検知が一定時間継続された場合に限り、一定量だけ排紙トレイ1Bが下降される(ST2)。
排紙トレイ1Bの下降動作により記録用紙の検知が再度監視され、上面が検知されない場合には、下降動作の回数が判別される(ST3)。ステップST3において下降動作回数が規定回数である4回未満である場合には下降動作が継続される(ST4)。
【0033】
一方、ステップST3において下降動作回数が4回以上である場合には、再度検知センサ40により上面検知が行われ(ST5)、上面が検知されない場合には、下降動作回数が予め設定されている基準回数である10回以上であるか判別される(ST6)。10回を基準回数としたのは、この回数によって下降した排紙トレイ1Bの位置が記録用紙の挙動が不安定となり記録用紙同士の端縁が不揃いになるジャムを確実に引き起こす高さに相当していることによる。
【0034】
ステップST6において下降動作回数が基準回数以上である場合にはジャム発生原因があるとして図示されない操作パネル等の表示部に警告信号を出力するジャム処理を行うとともに(ST7)、画像形成装置の制御部42(図9参照)に対して画像形成処理を停止させるための信号を出力する(ST8)。
ステップST5において上面検知が行われない場合には、一定量の下降動作が継続され(ST9)、ステップST5の上面検知判別が行われる。
【0035】
ステップST6において下降動作回数が10回未満である場合には、検知センサ40によって上面が検知されるまで排紙トレイ1Bが上昇動作され(ST10)、ステップST1の上面検知が行われる。
【0036】
上記実施例では、排紙トレイ1Bの下降位置の割り出し方法として、昇降駆動源であるモータへの通電回数を用いたが、本発明ではこの方法に限るものではなく、例えば、エンコーダを用いてモータの回転量を割り出すようにしたり、あるいは排紙トレイ1Bの実際の下降量を検知するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上の実施例からも明らかなように、請求項1記載の発明によれば、排紙トレイの下降動作が連続して所定回数繰り返されると、記録用紙の上面を検知されない場合に限り、排紙トレイが上昇されて排紙トレイを規定位置に保たせることができるので、極端に排紙トレイの高さが低くなることを防止できる。これにより、連続して排出される記録用紙の落下高さが高くなる場合に生じる記録用紙同士の端縁の不揃いを防止することが可能になる。
【0038】
請求項2記載の発明によれば、排紙トレイが連続して所定回数繰り返して下降動作された時点で記録用紙の上面が検知された場合には、さらに一定量の下降動作が基準回数行われたと判断すると、検知部材に記録用紙のカール部が対向していると判別するので、不用意に排紙トレイが下降しすぎてしまうことを防止できるとともに後続の記録用紙を排出させないようにするために画像形成処理を停止することによりジャムの発生機会を最少限にすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例による用紙排出装置が適用される用紙後処理装置の構成を説明するための模式図である。
【図2】図1に示した用紙後処理装置の搬送経路を説明するための部分的な拡大図である。
【図3】図1に示した用紙後処理装置に用いられる用紙整合装置の要部構成を説明するための斜視図である。
【図4】図3に示した用紙整合装置の背面側の構成を示した斜視図である。
【図5】図1に示した用紙後処理装置におけるガイド部材および用紙叩き部材の配置構成を説明するための部分的な模式図である。
【図6】図1に示した用紙後処理装置に用いられる用紙叩き部材の要部構成を説明するための側面図である。
【図7】図6に示した用紙叩き部材の要部構成を説明するための正面図である。
【図8】図1に示した用紙後処理装置の排紙トレイに設けられている上面検知部材を説明するための模式図である。
【図9】図8に示した上面検知部材を含む排紙トレイの昇降制御装置の構成を説明するためのブロック図である。
【図10】図9に示した昇降制御装置の作用を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 用紙後処理装置
1A 用紙導入部
1B 排紙トレイ
1B1 排紙トレイの昇降駆動部
3、3’ 搬送した側ガイド部材
4、5、6、7 搬送ローラ
8 搬送路切り換え爪
10 ステープルトレイ
10A エンドフェンス
15 用紙整合装置
16 ジョガーフェンス
17 サイドフェンス
22 用紙綴じ装置
23 用紙放出装置
24 放出ベルト
25 放出爪
27 ガイド部材
28 押圧接触手段をなす用紙叩き部材
28A コロ
30 揺動アーム
33 用紙叩き部材の接離駆動源であるソレノイド
34 駆動レバー
40 上面検知部材に相当する検知センサ
41 昇降駆動制御部
42 画像形成処理制御部

Claims (2)

  1. 画像形成後の記録用紙を積載収容する昇降可能な排紙トレイとその排紙トレイ上に排出される記録用紙の上面を検知する上面検知部材とを備え、上記上面検知部材により上記排紙トレイに排出される記録用紙の上面を監視し、上記上面検知部材により一定時間継続して上記記録用紙の上面が検知された場合に上記排紙トレイを一定量下降させて排出される記録用紙の落下高さを一定に保つ構成を備えた用紙排出装置において、
    上記上面検知部材が入力側に接続され、出力側には上記排紙トレイの昇降駆動部が接続されている昇降制御部を備え、
    上記昇降制御部は、上記排紙トレイが一定量下降した状態で上記記録用紙の上面が継続して検知された場合に上記排紙トレイをさらに一定量下降させ、一定量の下降回数が規定回数以上実行された後に上記記録用紙の上面が検知されない場合には、その上面が検知されるまで上記排紙トレイを一旦上昇させて排出されてくる記録用紙の落下高さを一定に保持することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の用紙排出装置において、
    上記上昇制御部は、上記排紙トレイが一定量下降する回数が予め設定されている基準回数以上である場合に排出不良が生じていることを判別して画像形成処理を停止させることを特徴とする用紙排出装置。
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