JP3601135B2 - 壁用物品支持具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、家屋等の壁に物品を吊り下げあるいは収納する際に用いられる壁用物品支持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、家屋等においては、壁を利用した物品の整理が行われているとともに、この物品を壁に保持させるための壁用物品支持具が種々提案されており、その一従来例として、たとえば、実公平3ー13259号公報に示された壁用物品支持具が挙げられる。
【0003】
図4において符号1は、前記実公平3ー13259号公報に示された壁用物品支持具を示すもので、この壁用物品支持具1は、壁面に取り付けられる基体2と、この基体2に着脱可能に取り付けられる支持具本体3とによって構成されている。
【0004】
前記基体2は、略直方体状に形成されて、壁面にその長さ方向が鉛直方向に沿うようにして取り付けられるもので、この壁面に固定するための釘(図示略)が挿通されるガイド孔4が、上下方向に傾斜した状態で複数形成され、また、各端部の両側面には、前記支持具本体3との係合をなす係合片5が一体に突設されている。
【0005】
また、前記支持具本体3には、前記基体2が挿入される凹部6が形成されているとともに、この凹部6が形成された側と反対側に、物品あるいはこの物品支持用の補助具が取り付けられる物品支持部7が設けられている。
【0006】
そして、前記凹部6内には、この内部に基体2が挿入された状態において、この基体2の両側面に対向させられる平行なリブ8が、前記基体2の長さ方向に間隔を置いて2組設けられ、これらの各リブ8の対向面には、前記基体2の各端部の両側面に形成されている前記各係合片5が、前記物品支持部7側から係合させられる係止片9がそれぞれ突設されている。
【0007】
一方、前記基体2は、前記凹部6内に挿入された状態において、その長さ方向に所定距離相対移動可能となされ、この長さ方向に沿った支持具本体3との相対移動により、この基体2の両側部に形成されている各係合片5と、前記支持具本体3に形成されている各係止片9との係脱が行われるようになっている。
【0008】
このように構成された従来の壁用物品支持具1は、つぎのようにして壁面に固定される。
まず、前記基体2を、その長さ方向を鉛直方向に一致させた状態で壁面へ当接させ、ついで、この基体2に形成されている各ガイド孔4に釘を挿入して、これらの釘を壁に斜めに打ち込むことにより、この基体2を壁面へ固定する。
【0009】
このようにして固定された基体2に対して、支持具本体3を、その凹部6内の下部に前記基体2が位置するようにして被せ、ついで、この支持具本体3を下方へ移動させることにより、前記凹部6内に形成されている各係止片9を、前記壁面と前記基体2に形成されている各係合片5との間に挿入して、これらの係合片5に係合させることにより、前記支持具本体3を基体2へ係合させる。
【0010】
これによって、前記支持具本体3が壁面に固定されて、たとえば、前記支持具本体3にリングを装着して、このリングにタオル等を掛けることによって、タオル掛けとして使用される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述した従来の壁用物品支持具1においては、つぎのような改善すべき問題点が残されている。
【0012】
すなわち、支持具本体3を壁面に固定されている基体2に取り付ける際に、この基体2に対して前記支持具本体3を上方から押し下げて係合させることによって固定していることから、たとえば、前記支持具本体3に支持されている物品を取り外す場合や、あるいは、何らかの操作によって前記支持具本体3を上方に持ち上げるような操作が加わった場合、この支持具本体3と前記基体2との係合が解除されて、前記支持具本体3が脱落してしまうことが想定されるといった問題点である。
【0013】
本発明は、前述した従来の問題点に鑑みてなされたもので、不用意に脱落することのない壁用物品支持具を提供することを解決すべき課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の壁用物品支持具は、前述した課題を解決するために、壁面に取り付けられる基体と、この基体に前記壁面に沿う方向から嵌合させられる支持具本体とからなり、前記支持具本体と前記基体との間には、この基体と前記支持具本体との前記嵌合方向と直交する方向への離脱を防止する係止手段が設けられているとともに、前記基体と支持具本体との前記嵌合方向への相対移動を拘束する抜け止め手段が設けられていることを特徴としている。
【0015】
また、本発明の請求項2に記載の壁用物品支持具は、請求項1において、前記抜け止め手段が、前記支持具本体に形成された係止孔と、前記基体に弾性的に連設されるとともに、前記係止孔へ係脱させられる係合片とによって構成されていることを特徴としている。
【0016】
さらに、本発明の請求項3に記載の壁用物品支持具は、請求項2において、前記係止孔が前記支持具本体の表面に開口させられて、この係止孔に係合させられる前記係合片の一部が前記支持具本体の表面に露出させられていることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図1ないし図3を参照して説明する。
図1中符号10は、本実施形態に係わる壁用物品支持具を示し、この壁用物品支持具10は、壁面W(図3参照)に取り付けられる基体11と、この基体11に前記壁面Wに沿う方向から嵌合させられる支持具本体12とからなり、前記支持具本体12と前記基体11との間には、この基体11と前記支持具本体12との前記嵌合方向と直交する方向への離脱を防止する係止手段13が設けられているとともに、前記基体11と支持具本体12との前記嵌合方向への相対移動を拘束する抜け止め手段14とが設けられた概略構成となっている。
【0018】
ついで、これらの詳細について説明すれば、前記基体11は、合成樹脂等の可撓性を有する材料によって、若干の厚みを有する板状に形成されており、その両側面には、この基体11が壁面Wに取り付けられた状態において、この壁面Wとの間に所定の隙間を形成する係止突条15が全長に亙って形成されている。
【0019】
また、この基体11の上端部から長さ方向略中間部にかかる範囲には、この基体11を前記壁面Wへ固定するための釘16(図3参照)が挿入されるガイド孔17が複数形成されており、これらのガイド孔17の内の、上端部近傍に設けられる一対のガイド孔17aが、基体11の両側部に形成されているとともに、斜め上方へ向けて傾斜させられ(図2(b)参照)、また、これらのガイド孔17aの下方に設けられる一対のガイド孔17bは、基体11の幅方向中心側へ位置させられているとともに、この基体11の幅方向外方へ向けて傾斜させられ(図2(c)参照)、さらに、これらのガイド孔17bの下方に設けられる一対のガイド孔17cは、基体の両側部に形成されているとともに、それぞれ斜め下方へ向けて傾斜させられている(図2(b)参照)。
【0020】
さらに、前記基体11の長さ方向略中間部から下端部にかかる範囲には、前記壁面Wと直交する方向に弾性変形可能な弾性片18が設けられており、この弾性片18に、前記支持具本体12と鉛直方向から係合させられる係合片19が一体に形成されている。
【0021】
前記支持具本体12は、前記基体11に嵌合させられる基部20と、この基部20に一体に突設された物品支持部21とを備え、前記基部20は、前記基体11の上辺を覆う上壁20aと、基体11の両側辺を覆う平行な一対の側壁20bとによって構成され、これらの上壁20aと両側壁20bとによって取り囲まれる内側に、前記基体11が嵌合させられる空間部22が形成され、この空間部22が、前記両側壁20bの下端部において外方へ連通させられており、この連通部分が、前記基体11の挿入口20cとなされているとともに、前記空間部22は、前記基部20に突設されている前記物品支持部21の内部まで延設されている。
【0022】
また、前記両側壁20bの上端部および下端部のそれぞれの内面には、前記基体11が、前記挿入口20cから空間部22内に嵌合させられた状態において、この基体11の両側辺に形成されている突条15が係合させられる係止片23・24が一体に突設されており、これらの突条15と係止片23・24との係合により、前記支持具本体12が、前記基体11から、その嵌合方向と直交する方向へ離脱することが防止されるようになっており、これらの突条15と係止片23・24とによって、本実施形態における係止手段13となされている。
【0023】
さらに、前記基部20の上端部および下端部には、前記各係止片23・24との間に、前記基体11の厚さよりも大きな間隔を置いて対向させられた底壁20d・20eが形成されており、下端部に形成されている底壁20eには、前記空間部22内に基体11が嵌合させられた際に、この基体11に設けられている係合片19が係合させられる係止孔25が形成され、これらの係合片19と係止孔25とによって本実施形態における抜け止め手段14が構成されている。
【0024】
そして、前記基体11に設けられている前記係合片19は、基体11が前記空間部22内に、長さ方向の途中まで嵌合させられた状態において、前記底壁20eの壁面よりも前記物品支持部21側に突出するような位置関係となされており、この係合片19が設けられている弾性片18の弾性変形によって、前記係合片19が、前記底壁20eの壁面よりも基体11側へ移動させられることにより、前記空間部22内への挿入が可能となされている。
【0025】
また、前記係合片19の上端部には、その先端から基体11の上端部へ向かって漸次弾性片18側へ接近するガイド面26aを有するガイドリブ26が一体に連設されている。
【0026】
一方、前記上端部に形成されている底壁20dの下端部には、図3に示すように、基体11と支持具本体12とを固定位置まで嵌合させた状態において、前記ガイド孔17cに所定間隔をおいて対向位置させられるリブ27が形成されている。
【0027】
さらに、前記基体11の、前記各ガイド孔17の基端部を取り囲む部分に、これらのガイド孔17を露出させる切り欠き28がそれぞれ形成されている。
【0028】
また、前記支持具本体12の物品支持部21の先端部には、水平方向に貫通する貫通孔29が形成されているとともに、この貫通孔29には、図1に示すように、ガイドリング30が装着されており、このガイドリング30には、物品支持部21の内部へ向かう弾性片31が、一体にかつ周方向に間隔をおいて複数形成され、これらの各弾性片31の弾性力により、前記ガイドリング30に挿通されるハンガーロッド32を弾性的に支持するようになされている。
【0029】
ついで、このように構成された本実施形態に係わる壁用物品支持具10の作用について説明する。
【0030】
まず、基体11を壁面Wの所定位置に突き当て、この基体11の各ガイド孔17a〜17cに釘16を挿通して、これらの釘16を壁面Wへ打ち込むことにより、この基体11を図3に示すように壁面Wへ固定する。
【0031】
このように基体11を貫通して壁面Wに打ち込まれた各釘16は、前記各ガイド孔17が上下方向ならびに水平方向両側に向けて傾斜させられていることから、壁面内において先端部が広がるようにして打ち込まれ、これによって、前記基体11が壁面Wに強固に固定される。
【0032】
一方、壁面Wへ打ち込まれた各釘16は、その頭部が、各ガイド孔17a〜17cの開口端面において基体11の内面に当接させられて、その打ち込み位置が規制されるとともに、各切り欠き28の存在により、各釘16の頭部近傍の側部が露出させられた状態となされる。
【0033】
したがって、この露出部分において前記各釘16の頭部に引っかかりをつけることができ、取り外しが容易に行われる。
【0034】
ついで、このようにして固定された基体11の上方に、支持具本体12を、その挿入口20cを下方にして位置合わせした後に、この支持具本体12を下降させて、この支持具本体12の基部20に形成されている空間部22内に、前記基体11を前記挿入口20cを経て嵌合させる。
【0035】
このような嵌合操作によって、前記基部20の両側部内面に形成されている係止片23・24が、基体11の両側辺に形成されている突条15へ係合させられ、また、嵌合操作の途中において、基体11の弾性片18に設けられているガイドリブ26のガイド面26aが、前記挿入口20cの内縁に当接させられ、さらに支持具本体12の嵌合操作が継続されることにより、前記ガイドリブ26が、そのガイド面26aの傾斜に伴い前記挿入口20cの内縁によって押し下げられるとともに、前記弾性片18が基体11内に押し込まれるようにして弾性変形させられ、これによって、この弾性片18に突設されている係合片19の先端面が、前記挿入口20cに連続する底壁20eと面一となされる。
【0036】
これよりさらに支持具本体12を下降させると、前記係合片19が前記基部20の下方の底壁20eに沿って移動させられることによって、その移動が停止させられる。
【0037】
そして、このような停止位置において、前記支持具本体12の上壁20aと前記基体11の上辺とが当接させられるとともに、前記係合片19が、前記底壁20eに形成されている係止孔25に合致させられた時点で、前記弾性片18が自らの弾性力によって原位置に復帰することにより、前記係合片19が前記係止孔25内に嵌合させられる。
【0038】
これによって、基体11に支持具本体12が取り付けられて、本実施形態に係わる壁用物品支持具10が壁面Wへ取り付けられる。
【0039】
そして、このようにして取り付けられた壁用物品支持具10は、前記突条15と係止片23・24とからなる係止手段13の作用によって、支持具本体12の壁面Wからの離脱が防止され、かつ、係止孔25と係合片19とからなる抜け止め手段14の作用によって、壁面Wに沿った方向における基体11と支持具本体12との相対移動が拘束された状態に保持される。
【0040】
したがって、前記支持具本体12の前記壁面Wに対する相対移動が、壁面Wに沿った方向ならびに壁面Wから離間する方向の全方向において拘束され、前記支持具本体12に作用する外力の作用方向に拘わらず、前記支持具本体12が不用意に脱落するといった不具合の発生が防止される。
【0041】
また、前記基体11に支持具本体12を取り付けた状態において、この支持具本体12に形成されているリブ27および上端部の底壁20dが、前記各釘16の頭部に対向位置させられていることにより、これらの各釘16が抜け方向に移動した場合、これらの各釘16の頭部が前記底壁20dやリブ27へ当接させられることによって、その抜けが防止され、この結果、前記基体11の壁面Wからの脱落も防止される。
【0042】
一方、前述したようにして壁面Wに固定された壁用物品支持具10を取り外す場合には、前記係止孔25内に嵌合させられている係合片19を、前記弾性片18の弾発力に抗して押し込んで、前記係止孔25との嵌合状態を解除するとともに、前記係合片19を押し込んだ状態に保持しつつ支持具本体12を上方へ引き上げることによって、この支持部本体12を基体11から取り外し、さらに、この基体11を壁面Wに固定している複数の釘16の頭部に、基体11に形成されている切り欠き28を利用して、引き抜き用の治具を係合させてこれらの各釘16を引き抜けばよい。
【0043】
なお、前述実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0044】
たとえば、抜け止め手段14を構成する係合片19と係止孔25の位置関係を反対にして、基体11の方に係止孔25を、支持具本体12の方に係合片19を設けてもよいし、基体11における係合片19は弾性片18上に設けず、支持具本体12の方に係止孔25を穿設した弾性片18を設けてもよい。
【0045】
あるいは、前記実施形態においては、抜け止め手段14を、支持具本体12に形成されている係止孔25と、前記基体11に形成されている係合片19とによって構成し、かつ、前記係止孔25を支持具本体12の表面に開放させた構成とした例について示したが、前記係止孔25に代えて、前記支持具本体12の内面に、前記係合片19と上下方向から係合させられる一対の係合突起、あるいは、係合溝を形成しておき、これらの係合突起や係合溝に前記係合片19を係合させることによって、前記基体11と支持具本体12との壁面Wに沿った相対移動を拘束するようにしてもよい。
【0046】
ただし、このような構成とすると、前記係合片19が支持具本体12によって全く覆われてしまい取り外しが不可能になってしまうことから、取り外す必要のない用途に用いる必要がある。
【0047】
あるいは、支持具本体12の任意の位置に、前記弾性片18あるいは係合片19を押圧するための治具を挿通できる孔を形成しておくことにより、取り外し可能な構成とすることも可能である。
【0048】
また、前記係合片19と係止孔25との嵌合を、前記基体11と一体に連設された弾性片18の弾発力を利用して行った例について示したが、別途形成されたばね等の弾発部材を、前記基体11と係合片19との間に介装する構成とすることももちろん可能である。
【0049】
さらに、前記実施形態においては、支持具本体12に貫通孔29を形成して、この貫通孔29にハンガーロッド32を装着し、このハンガーロッド32に物品を掛けるような構成とした例について示したが、前記支持具本体12自体をフック状に形成して、物品を直接支持具本体12に掛けるような構成とすることもできる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係わる壁用物品支持具は、壁面に取り付けられる基体と、この基体に前記壁面に沿う方向から嵌合させられる支持具本体とからなり、前記支持具本体と前記基体との間には、この基体と前記支持具本体との前記嵌合方向と直交する方向への離脱を防止する係止手段が設けられているとともに、前記基体と支持具本体との前記嵌合方向への相対移動を拘束する抜け止め手段が設けられていることを特徴とするもので、係止手段と抜け止め手段との作用により、基体に対する支持具本体の相対移動を全方向において拘束することにより、支持具本体の不用意な脱落を確実に防止して、安定した使用を可能にする。
【0051】
また、本発明の請求項2に係わる壁用物品支持具は、請求項1における抜け止め手段が、前記支持具本体に、前記基体との嵌合方向と直交する方向に沿って形成された係止孔と、前記基体に弾性的に連設されるとともに、前記係止孔へ係脱させられる係合片とによって構成されていることを特徴とするもので、係合片を係止孔内に合致させた時点で、前記係合片が弾性的に係止孔内へ係合させられることにより、これらの係合が確実に行われ、この結果、支持具本体と基体との固定が確実に行われて、支持具本体の脱落防止を一層確実なものとすることができる。
【0052】
さらに、本発明の請求項3に記載の壁用物品支持具は、請求項2における係止孔が前記支持具本体の表面に開口させられて、この係止孔に係合させられる前記係止片の一部が前記支持具本体の表面に露出させられていることを特徴とするもので、係止孔に係合させられている係止片を支持具本体の表面から押して前記係止孔との係合を解除することにより、前記支持具本体と基体との嵌合方向に沿った相対移動を可能にし、これによって、支持具本体の取り外し、ひいては、壁用物品支持具全体の取り外しを簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に用いられる基体を示すもので、(a)は正面図、(b)は(a)のB−B線に沿う矢視断面図、(c)は(a)のC−C線に沿う矢視断面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すもので、壁面に取り付けた状態を示す、縦断面図である。
【図4】一従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 壁用物品支持具
11 基体
12 支持具本体
13 係止手段
14 抜け止め手段
15 突条(係止手段)
18 弾性片
19 係合片(抜け止め手段)
22 空間部
23・24 係止片(係止手段)
25 係止孔(抜け止め手段)
W 壁面
Claims (3)
- 壁面に取り付けられる基体11と、この基体11に前記壁面に沿う方向から嵌合させられる支持具本体12とからなり、前記支持具本体12と前記基体11との間には、この基体11と前記支持具本体12との前記嵌合方向と直交する方向への離脱を防止する係止手段13が設けられているとともに、前記基体11と支持具本体12との前記嵌合方向への相対移動を拘束する抜け止め手段14が設けられていることを特徴とする壁用物品支持具。
- 前記抜け止め手段14が、前記支持具本体12に形成された係止孔25と、前記基体11に弾性的に連設されるとともに、前記係止孔25へ係脱させられる係合片19とによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の壁用物品支持具。
- 前記係止孔25が前記支持具本体12の表面に開口させられて、この係止孔25に係合させられる前記係合片19の一部が前記支持具本体12の表面に露出させられていることを特徴とする請求項2に記載の壁用物品支持具。
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JP29075795A JP3601135B2 (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 壁用物品支持具 |
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JPH09131255A JPH09131255A (ja) | 1997-05-20 |
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JP29075795A Expired - Lifetime JP3601135B2 (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 壁用物品支持具 |
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1995
- 1995-11-09 JP JP29075795A patent/JP3601135B2/ja not_active Expired - Lifetime
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