JP4303825B2 - 机における配線ダクト装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天板の後端部と幕板の上端部との間に形成された横長の開口の直下に、配線用のダクトを簡単かつ強固に取り付けうるようにした机における配線ダクト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のものとしては、例えば、本出願人による特願平9−35689号の出願明細書や特公平7−73539号公報等に記載されているものがある。
【0003】
特願平9−35689号に係る机では、左右1対の支持脚間に架設された天板の両側端面の後端部に、後端部が天板の後方に突出する支持片をねじ止めし、左右の支持片の後端突出部の間に、左右方向を向く樋状のダクト部材を支持し、ダクト部材と天板の後端面とを止めねじで止着するとともに、ダクト部材の左右両端部の下面を、左右の支持脚の上面後端部に支持して、天板の後方に配線ダクトを形成している。
【0004】
特公平7−73539号公報に記載されている机は、左右1対の支持脚の上面間に天板を架設するとともに、左右の支持脚の後端面間に幕板を取り付けることにより、天板の後縁部と幕板の上端部との間に左右方向を向く開口を形成し、幕板の前面に左右方向を向くダクト部材の後壁部を取り付けることにより、前記開口の直下に配線ダクトを形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特願平9−35689号の机の配線ダクトは、ダクト部材を取り付けるための部品点数が多く、ダクト部材の組付および取外しが面倒であるという欠点がある。
また、ダクト部材の下面の左右両端部を支持脚の上面に当接させる構造であるので、ダクト部材の深さを変更(例えば、多量の配線コードを収納するために、ダクト部材をより深いものに変更)することが出来なかった。
【0006】
特公平7−73539号公報に記載されている机のダクト部材は、幕板に片持ち支持されているだけであるので、支持が不安定であり、多量の配線コードを収納した場合には、ダクト部材が前下がりに変形して、ダクト部材から配線コードがこぼれ落ちてしまうおそれがある。
【0007】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、天板の後方の直下に、ダクト部材を簡単かつ強固に取り付けうるとともに、ダクト部材の深さを変更したり、ダクト部材の上方を覆うダクトカバーを安定して支持したりしうるようにした机における配線ダクト装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 左右の支持脚の上面間に天板を固定するとともに、前記支持脚の後端面間に幕板を取り付け、天板の後端部と幕板の上端部との間に、左右方向を向く開口を形成した机において、前部を前記天板の後端部下面に係止し、かつ後部を幕板の前面上部に係止することにより、前記開口の直下に左右方向に並べて取付けられた前後方向を向く複数のダクト保持部材により、天板の後端部と幕板の上部とを、左右方向の複数の個所で連結し、かつ前記複数のダクト保持部材により、左右方向を向く複数の樋状のダクト部材を、左右方向に並べて支持する。
【0009】
(2) 上記(1)項において、天板の後端部下面に穿設した係止孔に、ダクト保持部材の前端部上面に突設した係合部材を嵌合し、該係合部材の側面に設けた爪を、前記係止孔の上縁に弾性係合させ、かつ幕板の上端部前面に穿設した係止孔に、ダクト保持部材の後端部に設けた下向係止片を係止する。
【0010】
(3) 上記(2)項において、下向係止片の上部に、該下向係止片を幕板の係止孔の下縁に係合させたとき、前記係止孔の上縁部後面に弾性係合しうる抜け止め片を設ける。
【0011】
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、ダクト保持部材の前後の側面と、ダクト部材の前壁の後面及び後壁の前面とのいずれか一方に係止孔を、かつ他方に、前記係止孔に係合しうる係合爪を設ける。
【0012】
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、ダクト保持部材の前後いずれかの側面に、ダクト部材の前壁または後壁の上縁に係合して、その外方への外れを阻止する下向係止片を設ける。
【0013】
(6) 上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、ダクト部材の底板に係止孔を穿設し、かつダクト保持部材の下面に、前記係止孔に係合する下向きの係合部材を突設する。
【0014】
(7) 上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、ダクト保持部材またはダクト部材の上面に、前記開口を塞ぐダクトカバーの下面を支持する支持面を形成する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を備える机(1)について、添付図面を参照しながら説明する。
なお、以下の説明では、図1の左下側を「前方」、右上側を「後方」とする。
【0016】
左右1対の支持脚(2)の上部の後端角部には、凹入部(3)が形成されており(図1及び図6参照)、この凹入部(3)には、それとほぼ補形をなすとともに、前上部に下向きのスリット(4)を設けた側部カバー(5)が嵌合されている。
【0017】
左右の支持脚(2)の上面には、平面視方形をなす天板(6)の両側部が載置され、天板(6)の両側部は止めねじ(図示略)により支持脚(2)に固定されており、天板(6)の後端面は、前記凹入部(3)の前後方向のほぼ中央部で終端している(図1及び図6参照)。
【0018】
左右の支持脚(2)の後端面には、正面視横長方形をなす幕板(7)の前面の左右両側部が、止めねじ(図示略)により固着されており、天板(6)の後端面、幕板(7)の前面、及び左右の側部カバー(5)により囲まれた空間には、平面視において細長い長方形をなす開口(8)が形成されている(図1、図2参照)。
【0019】
天板(6)の後端部の底面板(6a)には、図3に示すようなほぼ正方形の複数の係止孔(9)が、左右方向に並べて穿設されており、(図3では1個のみ図示)、幕板(7)の上端部の前面板(7a)における係止孔(9)の後方には、図3に示すような左右1対の方形の係止孔(10)(10)が穿設されている。
【0020】
(11)は、合成樹脂材により一体成形されたダクト保持部材であり、このダクト保持部材(11)の前後方向の中央部よりやや前側寄りの上面には、左右方向を向く凹溝(12)が形成され、凹溝(12)の後方はダクトカバー支持部(13)となっており、凹溝(12)の前方は天板連結部(14)となっている。
【0021】
ダクトカバー支持部(13)の上面は、後述するダクトカバー(42)の底面が当接する水平な支持面(15)となっており、ダクトカバー支持部(13)の前後には、1対の上方を向く挾持片(16)(16)が立設され、両挾持片(16)の上端部には、互いに向かい合う側面視くの字(逆くの字)形の把持部(17)が形成されている。
【0022】
ダクトカバー支持部(13)の後面には、左右1対の後向きの水平片(18)が突設され、水平片(18)の上面の内側部には、四角柱状の当接部材(19)が立設されており、当接部材(19)の後面の下半部には、左右1対の挿入片(20)が後向きに突設されている(図5、図6参照)。
【0023】
水平片(18)の外側部の下面には、やや肉厚で、その下端部が前向きに若干屈曲された下向係止片(21)が突設されており、下向係止片(21)の下端部の前面は、幕板(7)の係止孔(10)に挿入された際に、前面板(7a)における係止孔(10)の下縁より下方の後面に係合する当接面(22)となっている。
【0024】
水平片(18)の外側部の上面には、薄肉で、かつ上端部が前向ほぼ水平に折り曲げられた抜け止め片(23)が形成されている。抜け止め片(23)の前端部はさらに薄肉となっており、この薄肉部の直後には、幕板(7)の係止孔(10)に挿入した際に、前面板(7a)における係止孔(10)の上縁部後面に弾性係合する係止爪(24)が形成されている。
【0025】
天板連結部(14)の上面は、天板(6)の後端部下面に当接する当接面(25)となっており、当接面(25)のほぼ中央部には、天板(6)の底面板(6a)における係止孔(9)の両側縁部上面に弾性係合する左右1対の爪(26)を両側面に有する係合部材(27)が上向きに突設されている。
【0026】
ダクト保持部材(11)の前面には、下向係止片(28)が突設されるとともに、下向係止片(28)の左右両側下方には、左右1対の方形の係止孔(29)(29)が穿設され、ダクト保持部材(11)の後面には、1個の方形の係止孔(30)が穿設されている(図5、図6参照)。なお、ダクト保持部材(11)の後面にも、下向係止片(28)と同様のものを設けてもよい。
また、図6に示すように、ダクト保持部材(11)の下面ほぼ中央部には、前後面に爪(31)を備える係合部材(32)が下向きに突設されている。
【0027】
左右方向の長さを開口(8)の左右方向の長さの半分より短くした樋状のダクト部材(33)は、横長方形の配線挿通孔(34)を穿設した底板(35)の前後両縁部に、ほぼ垂直な前壁(36)と後壁(37)とを連設し、かつ前壁(36)と後壁(37)の上縁部に外向きの上片(38)を連設したものよりなっている。
【0028】
底板(35)における配線挿通孔(34)の左右両側部には、平面視正方形の係止孔(39)が穿設され、前壁(36)の左右両端部には、左右2個ずつの斜め後下方を向く係合爪(40)が、また後壁(37)の左右両側部には、1個ずつの斜め前下方を向く係合爪(40)がそれぞれ切り出し成形され、前壁(36)と上片(38)との間の角部の左右両端部には、ダクト保持部材(11)の下向係止片(28)が係合しうる係合孔(41)が穿設されている。
【0029】
(42)(42)は、開口(8)の長さのほぼ半分の長さの2個のダクトカバーである。
ダクトカバー(42)は、比較的硬質の合成樹脂材から成形され、下部前後面に、ダクト保持部材(11)の把持部(17)が弾性係合しうる係合溝(43)が形成されたカバー本体(44)の上部前後面に、前後方向に延出する可撓性のある軟質の合成樹脂材からなる縁材(45)を取り付けたものである。
【0030】
ダクト部材(33)及びダクトカバー(42)を机(1)に取り付けるには、以下の要領により行う。
【0031】
まず、ダクト部材(33)の係合爪(40)(40)を、ダクト保持部材(11)の前後の係止孔(29)(30)に係合し、係合部材(32)を係止孔(39)に挿入して、爪(31)を係止孔(39)の下縁に弾性係合させるとともに、下向係止片(28)を係合孔(41)に係合することにより、ダクト部材(33)を、左右1対のダクト保持部材(11)間に、ダクト保持部材(11)の下面及び前後両面に密接するようにして固定する。
【0032】
次いで、ダクトカバー(42)のカバー本体(44)の左右両端の下端部を、左右のダクト保持部材(11)における前後の把持部(17)の間に押し込み、両把持部(17)を係合溝(43)に弾性係合させることにより、左右のダクト保持部材(11)の上面間にダクトカバー(42)を取り付ける。
【0033】
このようにしてダクト部材(33)とダクトカバー(42)とをダクト保持部材(11)に固定した後、図7に示すように、机(1)の天地を逆にして、ダクト保持部材(11)の下向係止片(21)を幕板(7)の係止孔(10)に係止させつつ、係合部材(27)を天板(6)の係止孔(9)に挿入して、左右の爪(26)を係止孔(9)の左右両側縁部に係止させ、これと同時に、抜け止め片(23)と挿入片(20)とを係止孔(10)に挿入して、抜け止め片(23)の係止爪(24)を、係止孔(10)の上縁部に弾性係合させるとともに、当接面(22)を前面板(7a)の後面に当接させ、かつ、当接部材(19)の後面を幕板(7)の前面に当接させることにより(図6参照)、各ダクト保持部材(11)を天板(6)と幕板(7)との間に、前後、左右及び上下にがたつくことなく確実に固定する。
すなわち、下向係止片(21)と抜け止め片(23)の側面、および内側の挿入片(20)の側面が係止孔(10)の左右両側縁に当接するので、ダクト保持部材(11)が幕板(7)に対して左右方向にがたつくことはない。
【0034】
このようにして、4個のダクト保持部材(11)を開口(8)の直下に左右方向に並べて取り付けると、開口(8)が2枚のダクトカバー(42)(42)で閉塞されるとともに(図1参照)、開口(8)の直下に2個のダクト部材(33)が並べて取り付けられ、かつ、左右のダクト部材(33)間に隙間(46)が形成されるようになる(図2参照)。
【0035】
なお、図6に示すように、ダクトカバー(42)を開口(8)に取り付けると、縁材(45)と天板(6)及び幕板(7)との間には若干の隙間が形成されるが、隙間を形成しない場合もある。
【0036】
以上説明した本実施形態によれば、天板(6)と幕板(7)との間に形成された開口(8)の直下に、ダクト部材(33)を止めねじ等を用いることなく、簡単に着脱することができるとともに、ダクト部材(33)は、天板(6)及び幕板(7)に確実に両持ち支持されたダクト保持部材(11)に前後及び下面を支持されるので、ダクト部材(33)に多量の配線コード(図示略)を載せた場合でも、ダクト部材(33)が変形して、配線コードがダクト部材(33)からこぼれ落ちることはない。
また、底板(35)に設けた配線挿通孔(34)や隙間(46)を利用すれば、ダクト部材(33)の中間部や隙間(46)から、配線コードを下方に引き出すことができる。
【0037】
さらに、ダクト保持部材(11)には、図8に示すような、底板(35)の上面の左右両端部に、正面視ほぼ逆U字形をなす上向きの突部材(47)を固着し、その上面に係止孔(48)を穿設するとともに、前壁(49)及び後壁(50)を高くした、深さの大きいダクト部材(51)を取り付けることができる。
このダクト部材(51)をダクト保持部材(11)に取り付ければ、ダクト部材(51)の深さが大きくなった分だけ、より多くの配線コードを収納しうるようになる。
【0038】
また、本実施形態では、ダクト部材(33)(51)に係合爪(40)を形成し、ダクト保持部材(11)に係止孔(29)(30)を形成しているが、ダクト部材(33)(51)に係止孔(29)(30)を穿設し、ダクト保持部材(33)(51)に係合爪(40)を突設してもよい。
【0039】
また、ダクトカバー(42)の縁材(45)は、可撓性のある軟質合成樹脂製であるので、ダクトカバー(42)を開口(8)に取り付けたまま、ダクト部材(33)内の配線コード(図示略)を、縁材(45)と幕板(7)または天板(6)との間から、縁材(45)を変形させて上方に簡単に引き出すことができる。
しかも縁材(45)は、カバー本体(44)の前後両側に設けられているので、ダクト部材(33)の前後部または中央部のいずれの位置に載せられている配線コードであっても、前後いずれかの縁材(45)側から、簡単に机(1)の上方に引き出すことができる。
【0040】
なお、本実施形態のダクトカバー(42)の縁材(45)は可撓性のある軟質の合成樹脂製であるが、これを獣毛または化学繊維等の可撓性のある繊維をダクトカバー(42)の前後面に植設したブラシ状のもの(図示略)としてもよく、このような縁材を用いても、ダクト部材(33)内の配線コードを体裁よくダクトカバー(42)の上方に引き出すことができる。
【0041】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によると、左右の支持脚に天板と幕板とを取り付けた後、天板の下方において、各ダクト保持部材の後端部を幕板の前面上部に係止し、次いで前端部を天板の後端部下面に係止させることにより、ダクト保持部材を机に簡単に装着することができる。
また、ダクト部材を予めダクト保持部材に装着しておくことにより、ダクト部材をダクト保持部材と同時に机に取り付けることができる。
【0042】
さらに、ダクト保持部材は、天板と幕板とに両持ち支持された状態で取り付けられるので、ダクト部材を、前後いずれかの縁が変形して配線コードが脱落したりすることのないように、強固に支持することができる。
また、ダクト保持部材に深さの異なるダクト部材を取り付けることができるので、配線コードの量に応じて、その量に適した様々なダクト部材を取り付けることができる。
【0043】
請求項2記載の発明によると、各ダクト保持部材を、まず傾斜状態として、その後端の下向係止片を幕板の係止孔に係止して、その後、前端部を後端部と同じ高さに移動させて、水平としつつ、前端部の係合部材を天板の下面の係止孔に嵌合させることにより、各ダクト保持部材を、止めねじ等を用いることなく、簡単に机に組み付けることができる。
【0044】
請求項3記載の発明によると、ダクト保持部材の後端部が、幕板の上端部から外れるのを防止することができる。
【0045】
請求項4記載の発明によると、ダクト部材を、前後部においてダクト保持部材に確実に支持させることができる。すなわち両持ち支持することができるので、ダクト部材の縁部の変形による配線コードの脱落を防止することができ、またダクト部材の深さを自由に設定したり、深さの異なるダクト部材を必要に応じて交換したりすることができる。
【0046】
請求項5記載の発明によると、ダクト部材の前壁または後壁の外方への外れが下向係止片により阻止されるため、ダクト部材とダクト保持部材との係止孔と係合爪とが外れにくくなり、それらの結合強度が増す。
【0047】
請求項6記載の発明によると、ダクト部材の底板の係止孔に、ダクト保持部材の下面の下向きの係合部材を係合させることにより、ダクト保持部材によるダクト部材の支持がさらに強固となる。
【0048】
請求項7記載の発明によると、開口に、ダクトカバーをより安定した状態で取り付けることができるとともに、ダクトカバーを予めダクト保持部材に取り付けた状態で、ダクト保持部材と同時に机に組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を備える机の斜視図である。
【図2】同じくダクトカバーを取り外した机の平面図である。
【図3】同じく要部の拡大分解斜視図である。
【図4】同じくダクト部材とダクト保持部材の拡大分解斜視図である。
【図5】同じくダクト保持部材の平面図である。
【図6】同じく図1のVI−VI線に沿う拡大縦断側面図である。
【図7】同じく机の天地を逆にした状態で、ダクト部材とダクトカバーとが装着されたダクト保持部材を机に取り付ける様子を示す、図6と同様の拡大縦断側面図である。
【図8】ダクト部材の変形例を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
(1)机
(2)支持脚
(3)凹入部
(4)スリット
(5)側部カバー
(6)天板
(6a)底面板
(7)幕板
(7a)前面板
(8)開口
(9)(10)係止孔
(11)ダクト保持部材
(12)凹溝
(13)ダクトカバー支持部
(14)天板連結部
(15)支持面
(16)挾持片
(17)把持部
(18)水平片
(19)当接部材
(20)挿入片
(21)下向係止片
(22)当接面
(23)抜け止め片
(24)係止爪
(25)当接面
(26)爪
(27)係合部材
(28)下向係止片
(29)(30)係止孔
(31)爪
(32)係合部材
(33)ダクト部材
(34)配線挿通孔
(35)底板
(36)前壁
(37)後壁
(38)上片
(39)係止孔
(40)係合爪(係合部)
(41)係合孔
(42)ダクトカバー
(43)係合溝
(44)カバー本体
(45)縁材
(46)隙間
(47)突部材
(48)係止孔
(49)前壁
(50)後壁
(51)ダクト部材

Claims (7)

  1. 左右の支持脚の上面間に天板を固定するとともに、前記支持脚の後端面間に幕板を取り付け、天板の後端部と幕板の上端部との間に、左右方向を向く開口を形成した机において、前部を前記天板の後端部下面に係止し、かつ後部を幕板の前面上部に係止することにより、前記開口の直下に左右方向に並べて取付けられた前後方向を向く複数のダクト保持部材により、天板の後端部と幕板の上部とを、左右方向の複数の個所で連結し、かつ前記複数のダクト保持部材により、左右方向を向く複数の樋状のダクト部材を、左右方向に並べて支持するようにしたことを特徴とする机における配線ダクト装置。
  2. 天板の後端部下面に穿設した係止孔に、ダクト保持部材の前端部上面に突設した係合部材を嵌合し、該係合部材の側面に設けた爪を、前記係止孔の上縁に弾性係合させ、かつ幕板の上端部前面に穿設した係止孔に、ダクト保持部材の後端部に設けた下向係止片を係止した請求項1記載の机における配線ダクト装置。
  3. 下向係止片の上部に、該下向係止片を幕板の係止孔の下縁に係合させたとき、前記係止孔の上縁部後面に弾性係合しうる抜け止め片を設けた請求項2記載の机における配線ダクト装置。
  4. ダクト保持部材の前後の側面と、ダクト部材の前壁の後面及び後壁の前面とのいずれか一方に係止孔を、かつ他方に、前記係止孔に係合しうる係合爪を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の机における配線ダクト装置。
  5. ダクト保持部材の前後いずれかの側面に、ダクト部材の前壁または後壁の上縁に係合して、その外方への外れを阻止する下向係止片を設けた請求項1〜4のいずれかに記載の机における配線ダクト装置。
  6. ダクト部材の底板に係止孔を穿設し、かつダクト保持部材の下面に、前記係止孔に係合する下向きの係合部材を突設した請求項1〜5のいずれかに記載の机における配線ダクト装置。
  7. ダクト保持部材またはダクト部材の上面に、前記開口を塞ぐダクトカバーの下面を支持する支持面を形成した請求項1〜6のいずれかに記載の机における配線ダクト装置。
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