JP2814103B2 - 迅速解放ファスナのリセプタクル - Google Patents

迅速解放ファスナのリセプタクル

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JP2814103B2
JP2814103B2 JP1154413A JP15441389A JP2814103B2 JP 2814103 B2 JP2814103 B2 JP 2814103B2 JP 1154413 A JP1154413 A JP 1154413A JP 15441389 A JP15441389 A JP 15441389A JP 2814103 B2 JP2814103 B2 JP 2814103B2
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チャールズ ウォルデン ライト アンドリュー
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ズース ファスナー ヨーロッパ リミテッド
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B5/00Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them
    • F16B5/10Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of bayonet connections

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
  • Structure Of Receivers (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スタッド及びリセプタクルを備えた形式の
迅速解放ファスナ(留め具)のためのリセプタクルであ
って、スタッド及びリセプタクルの一方が、クロスバー
と協働する単数又は複数のカムスロットを有するととも
に、クロスバー又はタブがカムスロットに沿って第1位
置と第2位置との間を移動するときにロック作動する単
数又は複数のタブを有する迅速解放ファスナのリセプタ
クルに関する。
(従来の技術) この種のファスナは、例えば欧州公開特許EP−A−00
94150に開示されているように良く知られている。
上記のようなファスナは、通常、例えばコンピュータ
の蓋のようなパネル等の部材をコンピュータの筐体等の
支持体に連結するのに使用され、スタッドはパネルに設
けられた孔内で回転できるように保持され、リセプタク
ルは支持体に設けられた孔内で実質的に固定位置に保持
されるように構成されている。この一般的な形式の多く
のファスナは、支持体の後部から(すなわちパネルとは
反対側で)嵌入されることを必要とする1つのリセプタ
クルを有している。しかし、支持体の前方から挿入可能
な幾つかのリセプタクルも提案されている。前方から挿
入できるようにすれば、組み立てプロセスを簡単化で
き、かつ支持体の後部にアクセスできないような或る場
合においては、不可欠である。通常、かような前方装着
形リセプタクルには、簡単な構造の単一部材からなるリ
セプタクルと、例えば支持体の厚さのばらつきに適応で
きる複数部材からなるリセプタクルとがある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、単一部分からなる前方装着形リセプタ
クルは、一般に非常に剛性が大きくて容易には嵌入でき
ず、支持体の厚さのばらつきには殆ど適応することがで
きない。一方、多部分からなる装置(リセプタクル)
は、これらの問題を解決できるものの、通常4つ以上の
部分から構成されているため、一般に製造コストが高く
なる。
(課題を解決するための手段) したがって、これらの問題点を解決できる前方装着形
のリセプタクルが要望されており、本発明によれば、支
持体に固着されたリセプタクルに対してスタッドを差し
込み、このスタッドでパネルを支持体に着脱自在に装着
するための迅速解放ファスナのリセプタクルにおいて、
上記リセプタクルは、貫通する円形孔を有する実質的に
平らな前方エレメントと、この前方エレメントの一端部
から垂下して使用時に前記リセプタクルが取り付けられ
る支持体の後面と係合する単数又は複数のばね力を有す
る鉤止部を備える第1脚と前方エレメントの他端部から
垂下し、先端にフランジを具備した第2脚を具備しこれ
らを一体的に形成した本体部分10および、前記本体部分
の円形孔と整合する円形孔を備えるとともに、前記本体
部分の前記第1脚から内側方向に設けられた肩部を持つ
凹部と第2脚に係合してこれらの脚に保持される第1側
方部と、使用時に連結されるスタッドと係合して該スタ
ッドを保持するべく前記第1側方部の反対側で前記本体
部分の前方エレメントから間隔を隔てて設けられ保持機
構を構成する第2側方部とを有する実質的にU字形をな
し、これらを一体的に形成したばねリテーナ、の2つの
部分からなり、ばねリテーナの第1側方部と本体部分の
第1脚、第2脚の係合によりばねリテーナが本体部分に
保持された状態でこれら2つの部分が支持体を挟持し、
スタッドが保持機構と係合するために前記本体部分の円
形孔及びこれと整合する前記第1側方部の円形孔にスタ
ッドが挿通自在に構成され、スタッドのリセプタクルへ
の係合でパネルが支持体に着脱自在に保持されることを
特徴とする前方装着が可能な迅速解放ファスナのリセプ
タクルが提供される。
好ましくは、前記ばねリテーナの前記第1側方部に
は、前記本体部分の前記第2脚が通る横スロットが設け
らてれおり、前記第1脚には、肩部を形成する内方への
凹部が設けられており、該凹部の後側に前記ばねリテー
ナの前記第1側方部が嵌入されて、該第1側方部の端部
が固定され、前記第1側方部の他の部分は、前記横スロ
ットを通って係合する前記本体部分の前記第2脚により
保持されるように構成する。
好ましくは、前記本体部分の前記第2脚が、横方向に
延在するフランジ部分を備えており、該フランジの、前
記ばねリテーナの横スロットを通って突出する部分は、
前記本体部分の前記エレメントの主要部分の幅よりも狭
く構成する。
また、前記本体部分の前記第1脚が、前記前方エレメ
ントから離れる方向に延在している全体として湾曲した
形状を有しており、前記リセプタクルは、前記ばねリテ
ーナの隆起部を前記支持体の孔に挿入しかつ前記リセプ
タクルを前記孔内に押し込むことにより前記孔内に挿入
され、これにより前記第1脚エレメントは、前記鉤止部
が前記支持体の後側に嵌着されるまで撓み、前記前方エ
レメントが前記支持体の前面と係合して前記リセプタク
ルを前記支持体の前面上に保持するように構成するのが
よい。また、前記本体部分の前記エレメントには、前記
支持体の前面と係合できる1対の側方に延在するタブを
設けるのがよい。
また、好ましくは、前記ばねリテーナの前記保持機構
には、前記スタッドに設けらてたカムスロットと係合で
きる1対の内方に向いたタブを備えた孔を設け、別の構
成として、前記ばねリテーナの前記保持機構に管状突出
部を設けていて、この管状突出部内に設けられた1対の
カムスロットがスタッドに設けられたクロスバーと係合
できるように構成する。
(作用) 本発明に係る迅速解放ファスナのリセプタクルでは、
コンピュータの筐体等の支持体に開けられた四角形の孔
に本大部分とばねリテーナとを予め支持体の表側から挿
通する。このとき、本体部分の両側のタブが支持体の表
面に当接するとともに、鉤止部が支持体の裏面側に滑り
込み、その先端が四角形の孔の周縁から少し奥に入った
部分と係止する。すなわち、タブと鉤止部が支持体をそ
の表側と裏面側から挟み付ける。一方、本体部分の第2
脚の先端に設けられたフランジが支持体に開けられた四
角形の孔の裏面側に位置している。この状態から、先に
支持体の孔を挿通しているばねリテーナの横スロットに
本体部分のフランジを差し込んでこれを横スロットに係
止するとともに、ばねリテーナの先端にある自由端部を
本体部分の第1脚に設けられた肩部の先端に係止する。
これで本体部分とばねリテーナとが堅く結合するととも
に、これらが支持体を表裏面から挟持し、本体部分とば
ねリテーナとの2つの部分からなるリセプタクルは、支
持体に固着される。
支持体にパネルを止めようとするとき、パネルの孔に
スタッドを挿通し、支持体に固着されたリセプタクルの
上にパネルを載置し、リセプタクルに開けられた円形孔
にスタッドを挿通する。
スタッドには、ばねリテーナのタブと協働する単数又
は複数のカムスロットが設けられており、タブがカムス
ロットに沿って第1位置と第2位置との間を移動(回
動)するときにロック作動する。スタッドがリセプタク
ルにロックされるとき、パネルは支持体に固着される。
リセプタクルがアンロック位置にあるとき、スタッドを
引き抜くことが出来、パネルを支持体から取り去ること
が出来る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に従って詳細に説明す
る。
添付図面の第1図は、本発明によるリセプタクルの平
面図、第2図は、支持体に取り付けられたリセプタクル
を示す端面図、第3図は、リセプタクルのばねリテーナ
の断面側面図、第4図は、リセプタクルを組み込んだフ
ァスナを示す側面図である。なお、この他第5図ないし
第12図が明細書に添付されているが、これらの説明は、
実施例の説明が進むにつれて順次それらの説明を加える
こととする。
リセプタクル1は、ばね鋼で形成された第1部分と第
2部分から構成されている。第2図及び第4図には、こ
のリセプタクル1を支持体30の孔(角孔)31に取り付け
た状態が示してあり、第4図には、パネル40の孔41に取
り付けられた協動するスタッド2が示してあり、パネル
40は、スタッド及びリセプタクルで構成されたファスナ
により支持体30に取り付けられている。
更に第5図ないし第8図をも参照して、リセプタクル
1の第1部分は、実質的に平らな前方エレメント11を備
えた本体部分10からなり、前方エレメント11には、側方
に突出する1対のタブ12と、中央の円形孔13とが設けら
れている。第2、6、7、8図に示すように、タブ12
は、前方エレメント11の平面から僅かに傾斜している。
前方エレメント11の一端からは第1脚14が垂下してい
る。この第1脚14は、前方エレメント11から離れる方向
に延在しており実質的に内側に湾曲している。かつ該第
1脚14はその両側に形成された全体として長い三角形状
をなす1対の鉤止部15を備えている。また、第1脚14は
内方に突出している凹部16を備えており、該凹部16の上
方には孔17(第4、6、8図参照)が設けられている。
凹部16は、前方エレメント11の下面方向に向いた肩部1
6′を形成している。
前方エレメント11の第1脚14が垂下している縁部と反
対側の縁部からは、第2脚18が垂下しており、その先端
からは第1脚14と反対方向にフランジ19が折り曲げて形
成されている。
第2部分は、第3、4、9、10図から分かるように、
全体としてU字形をなすばねリテーナ20からなり、該ば
ねリテーナ20は、第1及び第2側方部21,22と、湾曲部2
3とを有している。第1側方部21には、その第1平面部
に横スロット24が設けられており、この横スロット24に
は、本体部分(第1部分)10の第2脚18のフランジ19が
通される。前述のように、本体部分10の第2脚18は側方
に延在するフランジ19を備えており、該フランジ19は、
ばねリテーナ(第2部分)20の第1側方部21の下面と係
合するようになっている。
第1側方部21は隆起部25を有しており、該隆起部25に
は、前方エレメント11に設けられた円形孔13と整合する
円形孔26と、凹部16により形成された肩部16′に嵌合さ
れる自由端部27とが設けらてれている。この自由端部27
と横/ロット24の隣接端部との間の距離は、肩部(凹
部)16の直ぐ上のレベルにおける第1脚14と第2脚18と
の間の距離よりも僅かに大きく構成されており、これに
より、ばねリテーナ20の第1側方部21が本体部分10内に
嵌合され、長手方向に移動しないように保持される。
ばねリテーナ20の第2側方部22には、半径方向内方に
向いた1対のタブ29を備えた孔28が設けられている。1
対のタブ29は、図には示されてはいないが、スタッド2
(該スタッド2は、リセプタクル1と共に迅速解放ファ
スナを構成する)に設けられたそれぞれのカムスロット
と係合するようになっている。なお、前記孔28とタブ29
は保持機構を構成する。
使用に際し、リセプタクル1は、支持体30の角孔31に
嵌着されるが、次に、その嵌着方法について説明する。
角孔31に対してリセプタクル1の第2部分すなわちばね
リテーナ20を或る角度で傾けて、まず角孔31に湾曲部23
から挿入し、支持体30の裏側に置き、次いで、第11図に
示すように、リセプタクル1の第1部分すなわち本体部
分10を支持体30の四角形の孔312上に位置させ、フラン
ジ19と第1脚14を該穴31に挿通する。その鉤止部15が支
持体30を通り抜けて嵌着されるまで、角孔31内に押し込
んでいくことにより行われる。このとき、第12図に示す
ように、本体部分10の両側のタブ12が支持体30の表面に
当接するとともに、鉤止部15が支持体30の裏面側に滑り
込み、その先端が四角形の孔の周縁から少し奥に入った
部分と係止する。すなわち、タブ12と鉤止部15が支持体
30をその表側と裏面側から挟み付ける。一方、本体部分
10の第2脚18の先端に設けられたフランジ19が支持体30
に開けられた四角形の孔31の裏面側に位置している(第
12図)。この状態から、先に支持体30の孔31を挿通して
いるばねリテーナ20の横スロット24に本体部分10のフラ
ンジ19を差し込んでこれを横スロット19に係止するとと
もに、ばねリテーナ20の先端にある自由端部27を本体部
分10の第1脚14に設けられた肩部16′の先端に係止す
る。これで本体部分10とばねリテーナ20とが堅く結合す
るとともに、これらが支持体30を表裏面から挟持し、本
体部分10とばねリテーナ20との2つの部分からなるリセ
プタクル1は、支持体30の前方におけるタブ12と、支持
体30の他側(裏側)における鉤止部15及び湾曲部23との
間で保持される。
支持体30にパネル40を止めようとするとき、パネル40
の孔にスタッド2を挿通し、支持体30に固着されたリセ
プタクル1の上にパネル40を載置し、リセプタクルに開
られた円形孔13、26にスタッド2を挿通する。
スタッド2には、ばねリテーナ20のタブ29と協働する
単数又は複数のカムスロットが設けられており、タブが
カムスロットに沿って第1位置と第2位置との間を移動
(回動)するときにロック作動する。スタッド2がリセ
プタクル1にロックされるとき、パネル40は支持体30に
固着される。リセプタクル1がアンロック位置にあると
き、スタッド2を引き抜くことが出来、パネル40を支持
体30から取り去ることが出来る。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、リセプタクル
が本体部分とばねリテーナの2つの部分からなり、ばね
リテーナの第1側方部と本体部分の第1脚、第2脚の係
合によりばねリテーナが本体部分に保持された状態でこ
れら2つの部分が支持体を挟持し、スタッド保持機構と
係合するために前記本体部分の円形孔及びこれと整合す
る前記第1側方部の円形孔にスタッドが挿通自在に構成
され、スタッドのリセプタクルへの係合でパネルが支持
体に着脱自在に保持されるように構成されるので、リセ
プタクルを保持する支持体の厚さのばらつきに適応する
ことができ、更に、上述のように、本発明は、本体部分
とばねリテーナ部分の2パートからなるので、従来のも
のと比較して、製造コストが低減できる迅速解放ファス
ナのリセプタクルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるリセプタクルの平面図である。 第2図は、支持体に取り付けられた本発明のリセプタク
ルを示す端面図である。 第3図は、本発明によるリセプタクルのばねリテーナを
断面したところを示す側面図である。 第4図は、本発明のリセプタクルを組み込んだファスナ
を示す側面図である。 第5図は、本体部分の平面図である。 第6図は、本体部分の正面図である。 第7図は、本体部分の右側面図である。 第8図は、本体部分の左側面図である。 第9図は、ばねリテーナの平面図である。 第10図は、ばねリテーナの断面図である。 第11図は、本体部分を支持体に装着する状態を示す分解
斜視図である。 第12図は、本発明のリセプタクルを含むファスナの分解
斜視図である。 1……リセプタクル 2……スタッド 10……本体部分 11……前方エレメント 12……タブ 13……円形孔 14……第1脚 15……鉤止部 16……凹部 16′……肩部 17……孔 18……第2脚 19……フランジ 20……ばねリテーナ 21……第1側方部 22……第2側方部 23……湾曲部 24……横スロット 25……隆起部 26……円形孔 27……自由端部 28……孔 29……タブ 30……支持体 31……孔 40……パネル 41……孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16B 37/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体30に固着されたリセプタクル1に対
    してスタッド2を差し込み、このスタッド2でパネル40
    を支持体30に着脱自在に装着するための迅速解放ファス
    ナのリセプタクルにおいて、 上記リセプタクル1は、 貫通する円形孔13を有する実質的に平らな前方エレメン
    ト11と、この前方エレメント11の一端部から垂下して使
    用時に前記リセプタクル1が取り付けられる支持体30の
    後面と係合する単数又は複数のばね力を有する鉤止部15
    を備える第1脚14と前方エレメント11の他端部から垂下
    し、先端にフランジ19を具備して第2脚18を具備しこれ
    らを一体的に形成した本体部分10、 および 前記本体部分10の円形孔13と整合する円形孔26を備える
    とともに、前記本体部分10の前記第1脚14から内側方向
    に設けられた肩部16′を持つ凹部16と第2脚18に係合し
    てこれらの脚14、18に保持される第1側方部21と、使用
    時に連結されるスタッド2と係合して該スタッド2を保
    持するべく前記第1側方部21の反対側で前記本体部分10
    の前方エレメント11から間隔を隔てて設けられ保持機構
    28、29を構成する第2側方部22とを有する実質的にU字
    形をなし、これらを一体的に形成したばねリテーナ20、 の2つの部分からなり、ばねリテーナ20の第1側方部21
    と本体部分10の第1脚14、第2脚18の係合によりばねリ
    テーナ20が本体部分10に保持された状態でこれら2つの
    部分が支持体30を挟持し、スタッド2が保持機構28、29
    と係合するために前記本体部分10の円形孔13及びこれと
    整合する前記第1側方部21の円形孔26にスタッド2が挿
    通自在に構成され、スタッド2のリセプタクル1への係
    合でパネル40が支持体30に着脱自在に保持されることを
    特徴とする前方装着が可能な迅速解放ファスナのリセプ
    タクル。
  2. 【請求項2】前記ばねリテーナ20の前記第1側方部21に
    は、前記本体部分10の前記第2脚18が通る横スロット24
    が設けられており、前記第1脚14には、肩部16′を形成
    する内方への凹部16が設けられており、該凹部16の後側
    に前記ばねリテーナ20の前記第1側方部21が嵌入され
    て、該第1側方部21の端部が固定され、前記第1側方部
    21の他の部分は、前記横スロット24を通って係合する前
    記本体部分10の前記第2脚18により保持されることを特
    徴とする請求項(1)に記載の迅速解放ファスナのリセ
    プタクル。
  3. 【請求項3】前記本体部分10の前記第2脚18が、横方向
    に延在するフランジ19部分を備えており、該フランジ19
    の、前記ばねリテーナ20の横スロット24を通って突出す
    る部分は、前記本体部分10の前方エレメント11の主要部
    分の幅よりも狭いことを特徴とする請求項(1)又は
    (2)に記載の迅速解放ファスナのリセプタクル。
  4. 【請求項4】前記本体部分10の前記第1脚14が、前記前
    方エレメント11から離れる方向に延在している全体とし
    て湾曲した形状を有しており、前記リセプタクル1は、
    前記ばねリテーナ20の隆起部25を前記支持体30の孔31に
    挿入しかつ前記リセプタクル1を前記孔31内に押し込む
    ことにより前記孔31内に挿入され、これにより前記第1
    脚14は、前記鉤止部15が前記支持体30の後側に嵌着され
    るまで撓み、前記前方エレメント11が前記支持体30の前
    面と係合して前記リセプタクル1を前記支持体30の前面
    上に保持することを特徴とする請求項(1)乃至(3)
    のいずれか1項に記載の迅速解放ファスナのリセプタク
    ル。
  5. 【請求項5】前記本体部分10の前方エレメント11が、前
    記支持体30の前面と係合できる1対の側方に延在するタ
    ブ12を備えていることを特徴とする請求項(1)乃至
    (4)のいずれか1項に記載の迅速解放ファスナのリセ
    プタクル。
  6. 【請求項6】前記ばねリテーナ20の前記保持機構28、29
    が、前記スタッド2に設けられたカムスロットと係合で
    きる1対の内方に向いたタブ29を備えた孔28を有してい
    ることを特徴とする請求項(1)乃至(5)のいずれか
    1項に記載の迅速解放ファスナのリセプタクル。
  7. 【請求項7】前記ばねリテーナ20の前記保持機構28、29
    は、管状突出部を設けていて、この管状突出部内に設け
    られた1対のカムスロットがスタッドに設けられたクロ
    スバーと係合できるように形成されていることを特徴と
    する請求項(1)乃至(5)のいずれか1項に記載の迅
    速解放ファスナのリセプタクル。
JP1154413A 1988-06-17 1989-06-16 迅速解放ファスナのリセプタクル Expired - Fee Related JP2814103B2 (ja)

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