JP3267913B2 - 建物用化粧カバーの取付構造 - Google Patents

建物用化粧カバーの取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の外壁面に取
付けられる化粧カバーの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】住宅等の建物の外壁は、パネル等の複数
の外壁用建築材が連結されて構成されているため、外壁
面には建材の継ぎ目や目地溝が現れることが多い。この
ような外壁面にできる建材の継ぎ目や目地溝を覆うた
め、従来から、化粧カバーや、胴差と呼ばれるカバーが
使用されている。このような化粧カバーは、外壁のデザ
インの一部として、また、建材の継ぎ目や目地溝が風雨
等に曝されないように保護するために、図6に示すよう
に建物の上階と下階の間の外壁に取付けられることが多
い。
【0003】図7は、従来の建物用化粧カバー70を建
物外壁面Pに取付けた状態の縦断面図である。化粧カバ
ー70は長尺状で、装飾面51と、装飾面51の上端部
及び下端部から外壁Pに向って延びる脚部53,53’
を具えている。装飾面51には長手方向に沿って凹部5
2が設けられている。この化粧カバー70は、凹部52
を建物外壁面Pに当接させ、ねじや釘等の固定手段40
によって、凹部52を介して建物外壁面Pに直接取付け
られる。
【0004】図8は、従来の他の建物用化粧カバー80
を建物外壁面Pに取付けた状態の縦断面図である。この
化粧カバー80は、ねじや釘等の固定手段40によって
予め建物外壁Pに固定された固定具60を介して外壁P
に固定される。長尺状の化粧カバー80は、装飾面51
と、装飾面の上端部及び下端部から外壁Pに向って延び
る脚部53,53’を具えている。化粧カバー80に
は、化粧カバー80内部から外壁Pに向って取り付け片
52が直角に延び、取り付け片52の先端には、抜け止
め片522が形成されている。一方、固定具60には抜
け止め係止片62が形成されている。固定具60の抜け
止め係止片62に化粧カバー80の抜け止め片522を
嵌合させて、化粧カバー80が外壁Pに固定される。
【0005】図9は、従来のさらに他の建物用化粧カバ
ー90を建物外壁面Pに取付けた状態の縦断面図であ
る。この建物用化粧カバー90も図8の化粧カバー80
と同様に、ねじや釘等の固定手段40によって予め建物
外壁Pに固定された固定具60を介して外壁Pに固定さ
れる。長尺状の化粧カバー90に形成された装飾面51
の上端部及び内部から、2つの取付け片52,52’が
外壁Pに向って延び、それぞれの取り付け片52,5
2’の先端に、取り付け片52,52’に対して垂直下
方に延びる係止片522,522’が形成されている。
固定具60には2つの係止片62,62’が形成されて
いる。固定具60の2つの係止片62,62’に、化粧
カバー90の2つの係止片522,522’をそれぞれ
係止させて、化粧カバー90が外壁Pに固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7の化粧カ
バー70は、ねじや釘等の固定手段40によって直接建
物外壁Pに取付けられる構成であるので、取付け後にね
じや釘等40が化粧カバー70の表面に現れ、そのた
め、装飾効果が損なわれる。また、化粧カバー70に形
成された狭い凹部52を介してねじや釘等の固定手段4
0を取り扱うので、取り付け及び取り外し作業が面倒で
あり、作業中に工具等で化粧カバー70の凹部52周囲
を傷付ける恐れもある。
【0007】また、図8の建物用化粧カバー80におい
ては、取り付けは容易であるが、取り外しのため固定具
60の抜け止め係止片62から化粧カバー80の抜け止
め片522を引き抜く際に、抜け止め部62や抜け止め
片522が変形したり破損する恐れがある。
【0008】建物外壁面Pに取付けられた化粧カバーに
対して、化粧カバーの上方向から下向きの力がかかるこ
とは稀であるが、化粧カバーの下方向から上向きの力が
かかることは、例えば、誤って物干し竿等で突き上げて
しまった場合等、通常の使用においても起こり得ること
である。図9の建物用化粧カバー90は、化粧カバー9
0の係止片522,522’が固定具60の係止片6
2,62’に係合し、化粧カバー90が固定具60に吊
設された状態で取付けられているので、化粧カバー90
の下方から上方向の力が加わると、容易に係合が外れ、
化粧カバー90が脱落することがある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、化粧カバーと
固定具からなる建物用化粧カバーの取付構造において、
前記化粧カバーは、装飾面と、該装飾面の上下方向両端
部に沿って形成された上下の脚部と、該脚部の端部から
下向き、及び上向きにそれぞれ延びる上下のフランジと
を具え、前記固定具は、取付本体と、該取付本体の上部
の左右2箇所に設けられた保持片と、該取付本体の下部
の左右2箇所に設けられた係止片と、前記2つの保持片
の間に設けられた弾性部材からなり、前記係止片は下方
に延びる掛かり爪を有し、前記化粧カバーの上部フラン
ジを前記2つの保持片に係止させた状態で該フランジ端
面で前記弾性部材を下方に押圧して弾性変形させ、前記
下部フランジが前記掛かり爪を越えて前記2つの係止片
に係止するように前記弾性部材への押圧力を解放させて
前記化粧カバーを上方に移動させることによって前記化
粧カバーが前記固定具に取付けられ、取付状態では、前
記保持片及び掛かり爪が前記上下のフランジの抜け止め
となることを特徴とする建物用化粧カバーの取付構造に
よって、また、化粧カバーと固定具からなる建物用化粧
カバーの取付構造において、前記化粧カバーは、装飾面
と、該装飾面の上下方向両端部に沿って形成された上下
の脚部と、該脚部の端部から下向き、及び上向きにそれ
ぞれ延びる上下のフランジとを具え、前記固定具は、取
付本体と、該取付本体の上部の左右2箇所に設けられた
保持片と、該取付本体の下部の左右2箇所に設けられた
係止片と、前記2つの保持片の間に設けられた弾性部材
からなり、前記係止片は下方に延びる掛かり爪を有し、
取付状態では、前記保持片及び掛かり爪が前記上下のフ
ランジの抜け止めとなり、前記弾性部材が前記上部フラ
ンジの端面を上方に付勢して前記下部フランジ又は前記
下部の脚部を前記係止片又は前記掛かり爪に圧接させる
ことを特徴とする建物用化粧カバーの取付構造によっ
て、前記の課題を解決した。
【0010】前記弾性部材は、固定具と一体に形成され
ることもあり、固定具と別体であることもある。後者の
場合、弾性部材と固定具本体は異なる材料で形成するこ
とができる。
【0011】固定具の材質としては、合成樹脂、又は金
属が好適である。
【0012】
【作用】本発明の建物用化粧カバーは、取付状態では、
固定具の保持片及び掛かり爪が化粧カバーの上下のフラ
ンジの抜け止めとなっているので、化粧カバーと固定具
の係合が外れて化粧カバーが脱落することがない。ま
た、固定具側の弾性部材の弾性変形を利用して、化粧カ
バーの上下のフランジを固定具の保持片及び係止片に係
止させたり外したりすることができるので、化粧カバー
の取付け作業、及び取り外し作業が容易であるととも
に、化粧カバーのがたつきをなくすことができる。
に、化粧カバーを取り外す場合には、化粧カバーを垂直
下方に押圧して化粧カバーの下側を手前に引くだけでよ
いから、取り外しが容易である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の化粧カバー20は、外壁
のデザインの一部として、また、建材の継ぎ目や目地溝
が風雨等に曝されないように保護するために、例えば、
図6に示すように建物の上階と下階の間の外壁に取付け
られる。
【0014】図1は、本発明の建物用化粧カバーの取付
構造10の第1実施形態の分解斜視図である。この建物
用化粧カバーの取付構造10は、長尺状の化粧カバー2
0、建物の外壁P(図示せず)に取り付けられて化粧カ
バー20を保持し固定する固定具30、固定具30を建
物の外壁Pに固定するねじや釘等の固定手段40(図示
せず)からなる。化粧カバー20は、装飾面26と、装
飾面26の長手方向に沿って装飾面26の上下端から外
壁Pに向ってほぼ直角方向に延びる脚部22,24を具
えている。上下の脚部22,24の端部から、フランジ
221,241が、脚部22,24の長手方向に沿っ
て、下向き、上向きに互いに対向するように、延びてい
る。なお、これらのフランジは221,241は、内側
に向けて傾斜させてもよい。
【0015】一方、固定具30は、金属や合成樹脂(ナ
イロン、POM等)等の弾性変形可能な材料で形成さ
れ、取付本体32に形成された固定孔321,321を
介してねじや釘等の固定手段40によって外壁に固定さ
れるようになっている。取付本体32の上部と下部の、
左右それぞれ2箇所に、化粧カバー20上部のフランジ
221を受け入れ保持する保持片34,34と、化粧カ
バー20下部のフランジ241を係止する係止片36,
36が具えられ、係止片36,36には下方に延びる掛
かり爪361,361が形成されている。なお、掛かり
爪361は、下部のフランジ241の方向に傾斜してい
てもよい。取付本体32上部の2つの保持片34,34
の間に、上部に下向きの力がかかると下方向に弾性変形
する板ばね状の弾性部材38が具えられている。
【0016】次に、図2によって本発明の建物用化粧カ
バー20を建物に取付ける方法を説明する。図2(a)
は取付け開始状態、図2(b)は取付け中、図(c)は
取付け完了状態の、本発明の建物用化粧カバーの取付構
造10の化粧カバー20及び固定具30の縦断面図をそ
れぞれ示す。この建物用化粧カバーの取付構造10で
は、予め、建物の外壁面Pの長手方向に沿って、ねじや
釘等の固定手段40によって複数の固定具30が取り付
けられる。
【0017】化粧カバー20の上部フランジ221を、
固定具30の上部に形成された保持片34に係止させ
(図2(a)参照)、化粧カバー20を下方に押し付け
ると、化粧カバー20上部のフランジ221端面が固定
具30の弾性部材38を下方に押圧し、弾性部材38が
弾性変形する。この状態で、化粧カバー20下部のフラ
ンジ241端面が固定具30の掛かり爪361を越えて
係止片36に対向する位置まで、化粧カバー20全体を
下方に移動させる(図2(b)参照)。その後、化粧カ
バー20への押圧力を解放すると、弾性部材38がもと
の形状に戻ろうとして、化粧カバー20上部のフランジ
221端面を上方に押し上げ、化粧カバー20全体が上
方向に付勢され、化粧カバー20下部のフランジ241
端面が固定具30の係止片36に圧接される(図2
(c)参照)。
【0018】取付状態では、化粧カバー20上部のフラ
ンジ221と下部のフランジ241が、固定具30の保
持片34及び掛かり爪361にそれぞれ係止されて、化
粧カバー20が建物外壁から離れる方向へ移動しないよ
うに規制されている。取付状態において、弾性部材38
は、完全にもとの形状に戻らず、依然として弾性力が働
いている状態であっても、完全にもとの形状に戻り、上
部のフランジ221との間にクリアランスが丁度ゼロ、
又は若干のクリアランスがある状態でもよい。何故な
ら、化粧カバー20に下向きの力が加わったときに、弾
性反発力が生じるようになっていればよいからである。
なお、取付状態において、弾性部材38は、完全にもと
の形状に戻らず、弾性反発力が作用するようになってい
れば、弾性部材38とフランジ221端面が圧接され、
化粧カバー20下部の脚部24と掛かり爪361がそれ
ぞれ圧接されることによって、化粧カバー20のがたつ
きがなくなる。なお、図2(c)に示されるように、保
持片34の上端に突起34aを形成しておき、この部分
で上部のフランジ221を弾性的に内側に向けて押圧す
るようにしておくと、化粧カバー20の固定状態がより
安定する。また、保持片34を全体的に、上部のフラン
ジ221の方向に傾斜させて設けてもよい。なお、この
ような押圧構造を、掛かり爪361にも設けることがで
きる。
【0019】化粧カバー20の下面から上向きの力がか
けられても、固定具30の掛かり爪361が化粧カバー
20下側の脚部24に当接し、さらに化粧カバー20の
外壁から離れる方向への移動を規制しているので、化粧
カバー20が固定具30から脱落することはない。
【0020】本発明の建物用化粧カバーの取付構造10
において、化粧カバー20を取外す場合は、化粧カバー
20を垂直下方に押圧して、化粧カバー20下部のフラ
ンジ241端面と固定具30の掛かり爪361の係合を
外した後、化粧カバー20の下側を手前に引き、さらに
上方に押し上げて、上部のフランジ221と保持片34
との係合を外すことによって、化粧カバー20を固定具
30から取外すことができる。
【0021】次に、図3は、本発明の第1実施形態の建
物用化粧カバーの取付構造10によって、化粧カバー2
0をパネル等の建築材による継ぎ目や目地溝45が存在
する外壁Pに取付けた状態の縦断面図を示す。固定具3
0は、パネル間の継ぎ目や目地溝45を跨ぐように外壁
Pに取付け固定される。この場合、化粧カバー20及び
固定具30の構成、化粧カバー20の取付け方法及び取
り外し方法は、図1及び図2で説明した通りであるので
省略する。
【0022】次に、図4及び図5は、本発明の建物用化
粧カバーの取付構造10に使用される固定具の第2及び
第3実施形態の縦断面図をそれぞれ示す。これらの固定
具302,304は、本発明の第1実施形態の固定具3
0と同様に、金属や合成樹脂(ナイロン、POM等)等
で形成され、取付本体32に形成された固定孔321を
介して、ねじや釘等の固定手段40(図示せず。)によ
って外壁P(図示せず。)に固定される。また、これら
の固定具302,304に取付けられる化粧カバーの構
成、取付け方法及び取り外し方法は、本発明の第1実施
形態のものと同様であるので説明及び図示を省略する。
【0023】これらの固定具302,304の取付本体
322,324には、本発明の第1実施形態で使用され
る固定具30と同様に、化粧カバー20上部のフランジ
221を受け入れて保持する保持片34,34と、化粧
カバー20下部のフランジ241を係止する係止片3
6,36が具えられ、係止片36,36には略垂直下方
に延びる掛かり爪361,361が一対形成され、2つ
の保持片34,34の間にある弾性部材380のみ別体
で形成されて、取付本体322,324に取付けられて
いる。別に形成された弾性部材380は、図4では、リ
ベット382等で取付本体322に固定され、図5で
は、取付本体324に形成された受け入れ片384の内
側に差し込まれて取付本体324に固定されている。
【0024】これらの実施形態の固定具302,304
のように、取付本体322,324と弾性部材380を
別に形成する構成であると、例えば、取付本体322,
324は剛性の高い材料で形成し、弾性部材380だけ
を弾性変形可能な素材で形成する等、固定具本体32
2,324と弾性部材380を異なる材料で形成するこ
とができるので、取付けられる化粧カバー20の重量
や、使用する固定具302,304の数等の使用状況に
応じて、固定具302,304の強度を適宜変更するこ
とができる。
【0025】なお、この明細書において、「上下」とは
建物の壁面Pに関して上下の方向を指す。
【0026】以上に説明した本発明の実施形態は例示の
ためのもので、これに限定する趣旨ではない。例えば、
固定具30,302,304は適宜の手段により建物の
壁面Pに取り付けられればよいのであるから、上記に説
明した以外に、例えば、建物の壁面Pと固定具30,3
02,304が互いに嵌合するようにしたり、接着剤に
よって建物の壁面Pに固定具30,302,304を固
着させることもできる。また、ねじや釘を使用する場合
も、材料によっては、必ずしも、固定孔は必要ではな
い。
【0027】
【発明の効果】本発明の建物用化粧カバーの取付構造に
よれば、固定具側の弾性部材の弾性変形を利用すること
により、化粧カバーの固定具に対する取付け及び取り外
し作業が容易になる。また、取付状態においては、化粧
カバーの上下フランジが、固定具の保持片と係止片に係
止されているので、化粧カバーが建物外壁から離れる方
向へ移動しないように規制されて固定される。さらに、
取付状態で、誤って化粧カバーの下方から上方向の力が
かかった場合も、化粧カバーが外れることがないという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の建物用化粧カバーの取付構造の第1
実施形態の分解斜視図。
【図2】 図1の第1実施形態における化粧カバーを外
壁に取付ける状態の縦断面図を示し、図2(a)は取付
け開始、図2(b)は取付け中、図2(c)は取付け完
了状態をそれぞれ示す。
【図3】 図1の実施形態を継ぎ目や目地溝を有する壁
面に適用した状態を示す縦断面図。
【図4】 本発明に使用される固定具の第2実施形態の
縦断面図。
【図5】 本発明に使用される固定具の第3実施形態の
縦断面図。
【図6】 建物用化粧カバーを取付けた建物の斜視図。
【図7】 従来の建物用化粧カバーの取付状態を示す縦
断面図。
【図8】 従来の他の建物用化粧カバーの取付状態の縦
断面図。
【図9】 従来の他の建物用化粧カバーの取付状態の縦
断面図。
【符号の説明】
10:建物用化粧カバーの取付構造 20:化粧カバー 22,24:脚部 26:装飾面 221,241:フランジ 30,302,304:固定具 32,322,324:取付本体 34:保持片 36:係止片 38,380:弾性部材

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧カバーと固定具からなる建物用化粧
    カバーの取付構造において、 前記化粧カバーは、装飾面と、該装飾面の上下方向両端
    部に沿って形成された上下の脚部と、該脚部の端部から
    下向き、及び上向きにそれぞれ延びる上下のフランジと
    を具え、 前記固定具は、取付本体と、該取付本体の上部の左右2
    箇所に設けられた保持片と、該取付本体の下部の左右2
    箇所に設けられた係止片と、前記2つの保持片の間に設
    けられた弾性部材からなり、 前記係止片は下方に延びる掛かり爪を有し、 前記化粧カバーの上部フランジを前記2つの保持片に係
    止させた状態で該フランジ端面で前記弾性部材を下方に
    押圧して弾性変形させ、前記下部フランジが前記掛かり
    爪を越えて前記2つの係止片に係止するように前記弾性
    部材への押圧力を解放させて前記化粧カバーを上方に移
    動させることによって前記化粧カバーが前記固定具に取
    付けられ、 取付状態では、前記保持片及び掛かり爪が前記上下のフ
    ランジの抜け止めとなることを特徴とする、 建物用化粧カバーの取付構造。
  2. 【請求項2】 化粧カバーと固定具からなる建物用化粧
    カバーの取付構造において、 前記化粧カバーは、装飾面と、該装飾面の上下方向両端
    部に沿って形成された上下の脚部と、該脚部の端部から
    下向き、及び上向きにそれぞれ延びる上下のフランジと
    を具え、 前記固定具は、取付本体と、該取付本体の上部の左右2
    箇所に設けられた保持片と、該取付本体の下部の左右2
    箇所に設けられた係止片と、前記2つの保持片の間に設
    けられた弾性部材からなり、 前記係止片は下方に延びる掛かり爪を有し、 取付状態では、前記保持片及び掛かり爪が前記上下のフ
    ランジの抜け止めとなり、前記弾性部材が前記上部フラ
    ンジの端面を上方に付勢して前記下部フランジ又は前記
    下部の脚部を前記係止片又は前記掛かり爪に圧接させる
    ことを特徴とする、 建物用化粧カバーの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材が前記固定具と一体に形成
    されている、請求項1又は2の建物用化粧カバーの取付
    構造。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材が前記固定具と別体であ
    る、請求項1又は2の建物用化粧カバーの取付構造。
  5. 【請求項5】 前記固定具が合成樹脂又は金属で形成さ
    れている、請求項1から4のいずれかの建物用化粧カバ
    ーの取付構造。
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