JP3596383B2 - 発電機を持つ電子時計の充電装置、電子時計、及び充電装置の制御方法 - Google Patents

発電機を持つ電子時計の充電装置、電子時計、及び充電装置の制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一又は複数の外部エネルギーを取り込み、それらを電気エネルギーに変換する発電機と、その発電機で得られた電気エネルギーを蓄電するための蓄電手段とを備える発電機を持つ電子時計の充電装置、電子時計、及び充電装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
腕時計などの小型の電子時計においては、時刻を計測するための計時回路や運針機構に連結されたモータを駆動させる駆動回路からなる時計駆動回路の他に、発電機を内蔵し電池交換なしに動作するものが実現されている。これらの電子時計においては、発電機で発生した電力をいったんコンデンサ等の二次電源などに充電する機能を備えており、発電が行われないときは二次電源から放電される電力で時刻表示が行われるようになっている。このため、電池なしでも長時間安定した動作が可能であり、電池の交換の手間あるいは電池の廃棄上の問題などを考慮すると、今後、多くの電子時計に発電機が内蔵されるものと期待されている。
【0003】
腕時計などに内蔵される発電機には、照射された光を電気エネルギーに変換する太陽電池、ユーザの腕の動きなどを捉えて運動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電システムなどがある。これらの発電機はユーザの周囲のエネルギーを電気エネルギーに変換して使用するという面では非常に優れているが、利用可能なエネルギー密度が低く、さらに、継続したエネルギーが得られないという問題がある。従って、継続した発電は行われず、その間は二次電源に蓄積された電力で電子時計は動作する。
【0004】
例えば、太陽電池を用いた電子機器においては、夜間は太陽電池から電力が供給されないため、蓄電装置を放電させて処理装置を稼動させることになる。従って、発電装置から電力が供給されない場合に備えて蓄電装置の容量を大きくすることが望ましい。しかしながら、蓄電装置の容量を大きくすると充電時間が長くなり、いったん蓄電装置が放電してしまうと、処理装置が稼動できる電圧が確立されるまでに長い時間が必要になる。このため、例えば太陽電池を用いた装置においては、いったん停止すると、次に明るい環境になって発電が行われても装置がスタートするまでに時間がかかることになる。
【0005】
このような状況において、処理装置のスタート時間を短縮するために幾つかの回路が考えられている。図8は、その一例を示すものであって、特開平9−264971号公報「電力制御装置、発電装置および電子機器」に記載されている太陽電池を備えた携帯型の電子機器(電子時計)を示すブロック図である。図8の電子時計は、太陽光のエネルギーを電力に変換する太陽電池501と、この太陽電池501から供給された電力を大容量の蓄電装置513および計時装置などの処理装置509に供給する電力制御部520を備えている。蓄電装置513は、電気2重層型などの大容量のコンデンサ502によって構成されていて、直列に接続された2つのダイオード521および522と、一方のダイオード521をバイパスするスイッチ523と、ダイオード521および522の両方をバイパスするスイッチ524とを介してVDD電圧に接地されている。ここで、この図に示す電子時計は、高電圧側VDDが接地電圧(基準電圧)となっている。
【0006】
ダイオード529は、太陽電池501が発電を行っていない状態でコンデンサ502から放電された電圧が太陽電池501に印加されないように、太陽電池501とコンデンサ502のVSS電圧(低電圧)側の端子との間に設置されたものであって、コンデンサ502から太陽電池501への逆電流を防止している。さらに、太陽電池501に対し小容量のコンデンサ503からなる補助蓄電装置516から電流が逆流しないようにダイオード517が設置されている。スイッチ518は、蓄電装置513から補助蓄電装置516へ放電制御を行うためのスイッチである。リミットスイッチ519は、太陽電池501から供給される電圧が高くなりすぎた場合に備えて、高電圧側VDDと低電圧側VSSを短絡するものであり、蓄電装置513への過充電を防止し、処理装置509などに高電圧が印加されないようになっている。
【0007】
制御回路530は、電圧制御部520内の諸電圧を監視してスイッチ類を制御する制御回路である。制御回路530は、蓄電装置513の高電圧側の電圧VSCP、低電圧側の電圧VSCN 、処理装置509に供給される電圧VSS等を検出し、ダイオード521および522をバイパスするためのスイッチ523および524のそれぞれを制御する制御信号、蓄電装置513から補助蓄電装置516へ放電制御を行うスイッチ518を制御する制御信号、およびリミットスイッチ519を制御する制御信号を出力する。
【0008】
以上のような構成においては、蓄電装置513の充電電圧VSCは、その端子電圧である高電位側の電圧VSCP と低電位側の電圧VSCN の差になるが、蓄電装置513に殆ど電荷が蓄積されておらず、充電電圧VSCがほぼ0Vの状態で太陽電池501に光が照射された場合、スイッチ523および524をオフし、太陽電池501から供給された電力をダイオード521および522の順方向バイアス電圧によって降下させた後、蓄電装置513に供給する。これによって、ダイオード521および522による電圧降下が発生するので、その電圧降下の分だけ、処理装置509へ印加される電圧を上昇させることができる。一方、コンデンサ502の充電電圧VSCが徐々に増大し、所定の設定電圧に達した場合、スイッチ523、スイッチ524を順にオンすることで、ダイオード521および522をバイパスし、コンデンサ502への充電電圧VSCを増大させる制御が行われる。
【0009】
なお、図8に示す従来例では、処理装置509の印加電圧の上昇手段として2個のダイオード521および522を用いているが、他の回路構成として、ダイオード521、522に代えて抵抗素子を用いることも可能である(例えば、米国特許5001685号、同第4730287号等参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の例においては、発電開始時に時計駆動回路等の処理装置への印加電圧を増大させるための手段として、ダイオード、抵抗等の電圧降下手段を、二次電源となるコンデンサと接地電圧VDDとの間に介在させ、さらに、コンデンサの充電電圧(図8のVSCP,VSCN間の電圧)を検出するための配線をコンデンサの端子に接続して設けている。このような構成においては、二次電源の一方の端子(図8の端子A)を、接地電圧VDDから絶縁する必要があるとともに、制御回路、時計駆動回路等を搭載する回路基板に対して、端子Aの電圧を供給するための電源線を接地電圧VDDから絶縁した状態で供給する必要がある。
【0011】
図9は、電子時計における回路基板の搭載状態を示す部分断面図である。図9において、二次電源(コンデンサ502)は回路基板601とは別に設けられていて、コンデンサ502の一方の端子Aは、例えば接点バネ等の接続部材602によって回路基板601上の所定の接点に接続されている。回路基板601は、接地電圧VDDの電位を有するステンレス等の導電材からなる回路押え板603と、絶縁部材からな回路スペーサ604とに挟まれた状態で、回路スペーサ604に圧入されている圧入部材605とねじ606によって固定されている。また、回路基板601と回路押え板603の間には、回路基板601上の配線を接地電圧VDDから絶縁するための絶縁材からなる回路絶縁板607が設けられている。そして、回路スペーサ604には地板608が圧入部材605によって固定されていて、さらに地板608は回路ケース609によって固定されるようになっている。
【0012】
上記のように、二次電源(コンデンサ502)の一方の端子(端子A)を接点バネ等(波線602の部分)によって回路基板601上の所定の接点に接続する構成を用いた場合、例えば、衝撃によって導通部材の接触抵抗が変化するため、二次電源の電源電位が不安定になる可能性がある。また、回路基板601上には、二次電源の電源線から信号線や接地点を絶縁するための絶縁機構や沿面距離等の接地空間の確保が必要となるので、回路基板601の小型化に支障があった。このため、例えば、女性用のアナログ電子時計等には、上記のような電圧上昇のための構成を採用することができないという課題があった。また、二次電源の接地電圧(VDD)側の端子Aが、接地電圧VDDとは異なる電圧を持つので、二次電源の正極端子や接続部材602を、接地点に直接接続することができないばかりか、接地点から絶縁するための絶縁手段を設ける必要があるという課題があった。
【0013】
さらに、図8に示すように、電圧降下を発生させる回路をダイオードを用いて構成した場合、スイッチ523、524をオフした状態で、かつ非発電状態のときには、ダイオード521、522に電流が流れないので、電圧VSCPの検出端子および配線がハイインピーダンス状態となり、ノイズの影響を受けやすくなるという課題があった。
【0014】
本発明は、上述した事情に鑑み、発電開始時の電圧上昇機能を備えるとともに、二次電源の接地電圧側端子を直接接地可能とすることができる発電機を持つ電子時計の充電装置、電子時計、及び充電装置の制御方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発電機を持つ電子時計の充電装置は、一又は複数の外部エネルギーを取り込み、それらを電気エネルギーに変換する発電機と、発電機によって得られた電気エネルギーを蓄電する蓄電手段からなる充電装置と、発電機によって得られた電気エネルギー又は蓄電手段に蓄えられた電気エネルギーによって駆動され、計時動作を行う時計回路と、時計回路による計時情報を表示する表示手段とを備える電子時計において、時計回路が、蓄電手段と並列に接続されていて、蓄電手段が、電荷を蓄積する等価的容量成分と、等価的容量成分の構成部材によって形成される抵抗成分とからなり、その抵抗成分の充電電流による電圧降下が、前記発電機が所定値以上の発電電流を出力したときに、発電機によって時計回路に印加される電圧がその時計回路が動作を開始する電圧以上になるように、その抵抗値が設定されていることを特徴としている。
【0016】
また、請求項2記載の発明は、前記抵抗成分の抵抗値が、前記時計回路の動作開始電圧を前記時計回路の動作開始時点の前記発電機の発電電流で除した値以上又は前記時計回路の動作開始電圧からその時計回路停止時の前記蓄電手段の残存充電電圧を引いた値を前記時計回路の動作開始時点の前記発電機の発電電流で除した値以上に設定されていることを特徴としている。請求項3記載の発明は、 前記発電機が、ソーラ、電磁、熱、又はピエゾによる発電機を有して構成されていることを特徴としている。請求項4記載の発明は、前記蓄電手段が、等価的に、直列に接続された各1個の容量成分と抵抗成分とから形成されていることを特徴としている。請求項5記載の発明は、前記蓄電手段が、等価的に、直列に接続された各1個の容量成分と抵抗成分とが複数組並列に接続されたものから形成されていることを特徴としている。
【0017】
また、請求項6記載の発明は、前記蓄電手段が、リチウム塩を溶解した有機溶媒の電解液と、酸化チタンを用いた負極活性物と、酸化マンガンを用いた正極活性物とから形成されるリチウム二次電池であることを特徴としている。また、請求項7記載の発明は、前記蓄電手段が、リチウム塩を溶解した有機溶媒の電解液と、炭素材を用いた負極活性物と、チタン酸リチウムを用いた正極活性物とから形成されるリチウム二次電池であることを特徴としている。請求項8記載の発明は、前記蓄電手段が、電解コンデンサから形成されることを特徴としている。
【0018】
また、請求項9記載の発明は、前記発電機が交流発電機からなり、前記蓄電手段の充電時定数が発電電流の半波又は全波整流波形の1周期以下であることを特徴としている。請求項10記載の発明は、前記蓄電手段の一方の端子が、前記発電機、前記時計回路、及び蓄電手段に対して共通の接地電位となる電位を有する導電性の取り付け部材に接地されていることを特徴としている。また、請求項11記載の発明は、請求項1〜10のいずれか1項に記載の充電装置を有する電子時計である。また、請求項12記載の発明は、一又は複数の外部エネルギーを取り込み、それらを電気エネルギーに変換する発電機と、発電機によって得られた電気エネルギーを蓄電する蓄電手段からなる充電装置と、発電機によって得られた電気エネルギー又は蓄電手段に蓄えられた電気エネルギーによって駆動され、計時動作を行う時計回路と、時計回路による計時情報を表示する表示手段とを備える発電機を持つ電子時計の充電装置の制御方法において、時計回路を、蓄電手段と並列に接続し、蓄電手段を、電荷を蓄積する等価的容量成分と、等価的容量成分の構成部材によって形成される抵抗成分とから形成し、その抵抗成分の抵抗値によって、前記発電機が所定値以上の発電電流を出力したときに、発電機によって時計回路に印加される電圧がその時計回路が動作を開始する電圧以上になるように、発電機から蓄電手段への充電電流による電圧降下を発生させることを特徴とする発電機を持つ電子時計の充電装置の制御方法である。
【0019】
また、請求項13記載の発明は、 一又は複数の外部エネルギーを取り込み、それらを電気エネルギーに変換する発電機と、前記発電機によって得られた電気エネルギーを蓄電する蓄電手段を有する充電装置と、前記発電機によって得られた電気エネルギー又は前記蓄電手段に蓄えられた電気エネルギーによって駆動され、計時動作を行う時計回路と、前記時計回路による計時情報を表示する表示手段とを備える発電機を持つ電子時計の充電装置において、前記時計回路が前記蓄電手段と並列に接続されており、前記蓄電手段は、少なくとも電荷を蓄積する等価的容量成分と、該等価的容量成分の構成部材によって形成される抵抗成分とを有し、前記蓄電手段における前記時計回路に供給する電圧が前記時計回路の動作開始電圧未満であり、前記時計回路が動作停止している場合に、前記発電機の発電によって前記蓄電手段に充電電流が流れた際に、前記蓄電手段が、少なくとも前記抵抗成分によってもたらされる電圧差を利用して前記時計回路の動作開始電圧以上の電圧を前記時計回路に供給することを特徴としている。また、請求項14記載の発明は、一又は複数の外部エネルギーを取り込み、それらを電気エネルギーに変換する発電機と、前記発電機によって得られた電気エネルギーを蓄電する蓄電手段からなる充電装置と、前記発電機によって得られた電気エネルギー又は前記蓄電手段に蓄えられた電気エネルギーによって駆動され、計時動作を行う時計回路と、前記時計回路による計時情報を表示する表示手段とを備える発電機を持つ電子時計の充電装置の制御方法において、前記時計回路を、前記蓄電手段と並列に接続し、前記蓄電手段を、少なくとも電荷を蓄積する等価的容量成分と、該等価的容量成分の構成部材によって形成される抵抗成分とから構成し、前記蓄電手段における前記時計回路に供給する電圧が前記時計回路の動作開始電圧未満であり、前記時計回路が動作停止している場合に、前記発電機の発電によって前記蓄電手段に充電電流が流れた際に、前記蓄電手段によって、少なくとも前記抵抗成分によってもたらされる電圧差を利用して前記時計回路の動作開始電圧以上の電圧を前記時計回路に供給させることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明による電子時計の一実施形態を示すブロック図である。図1に示す電子時計は、腕時計であって、使用者は時計装置本体に連結されたベルトを手首に巻き付けて使用するようになっている。発電機100は、ソーラ、電磁、熱、またはピエゾによる発電効果を利用した発電機から構成されている。発電機100には、発電機100が発電した電力を蓄電する二次電源SSが逆流防止用ダイオードD1を介して接続されている。二次電源SSの一方の端子は、発電機100の正側出力端子、時計駆動回路200の正側電源端子等と共通の接地電圧VDDに直接接続され、他方の端子は、時計駆動回路200の低電位側電源電圧VSSの端子に接続されている。なお、この例では、二次電源SSの高電位側の電圧VDD(高電位側電圧)を接地(基準)電位GNDとし、低電位側の電圧をVSSとしている。ただし、他の構成として、電圧VSSを接地電位GNDとしてもよい。
【0021】
時計駆動回路200は、例えば32kHzの振動周波数を持つ水晶発振子XTALによって発振したクロックに基づいて時刻を計時し、時針、分針等からなるアナログ表示回路または液晶ディジタル表示回路からなる時計表示手段300の駆動制御を行う。また、時計駆動回路200は、発電機100による発電電圧が所定の電圧を越えた場合に、それを検出し、信号LIMをローレベルにすることで、発電機100の両出力端に並列に接続されているスイッチS1をオンにし、発電機100の出力端子間を短絡して、二次電源SSや他の回路に高電圧が印加されないように制限を掛けるリミット制御を行う。この場合、スイッチS1は、PチャネルMOS(金属酸化物半導体)トランジスタによって構成されている。なお、時計駆動回路200には、電圧VDDと電圧VSSを高電位および低電位とする電源電圧が印加され、それらの電源電圧端子には、二次電源SSと補助コンデンサCBが並列に接続されている。
【0022】
二次電源SSは、例えば、リチウム二次電池からなり、等価的には、電荷を充電するための容量成分Cと、等価的容量成分Cの構成部材によって形成される抵抗成分Rとから構成されている。リチウム二次電池は、有機系(リチウム)溶剤を電解液として用いるものであって、例えば他のNi−Cd二次電池等の水系(KOH+H2O)の電解液を用いる二次電池に比べ、抵抗成分Rが大きな値をとる特性を有している。本発明は、この二次電源SS自体が構造上有している抵抗成分Rを、例えば図8に示すダイオード521、522の代わりとして用い、この抵抗成分Rで生じる発電機100からの充電電流による電圧降下によって発電開始時(二次電源SSの充電電圧低下時)に時計駆動回路200に印加される電圧を上昇させることを主要な特徴とするものである。
【0023】
二次電源SSとしては、上述した有機系溶剤を電解液として用いるリチウム二次電池が適しているが、特に、リチウム塩を溶解した有機溶媒の電解液と、酸化チタンを用いた負極活性物と、酸化マンガンを用いた正極活性物とから形成されるリチウム二次電池(特公昭63−1708号公報「有機電解液二次電池」参照)や、リチウム塩を溶解した有機溶媒の電解液と、炭素材を用いた負極活性物と、チタン酸リチウムを用いた正極活性物とから形成されるリチウム二次電池(特開平10−64592号公報「リチウム二次電池」参照)が、抵抗成分Rを大きくすることができるという特性を有しており、これらの構成を有するリチウム二次電池が、本発明の二次電源SSとして用いるのに好適である。また、他の構成としては、二次電源SSとして電解液を利用するスーパーコンデンサ等の電解コンデンサを用いることも可能である。
【0024】
二次電源SSは、図2(a)に示すように、等価的に、直列に接続された各1個の容量成分Cと抵抗成分Rとから形成するようにしてもよいし、図2(b)に示すように、等価的に、直列に接続された各1個の容量成分C1〜Cnと抵抗成分R1〜Rnとを複数組(n組)並列に接続するものから形成してもよい。
【0025】
抵抗成分Rの抵抗値は、止まった時計を駆動させる、すなわち発電機100が非発電状態にあり、かつ二次電源SSの充電電圧が時計駆動回路200を駆動するに十分でない値に低下した状態の時計を駆動させるために、発電機100の起動時(発電開始時)において、図3(a)に示すように、二次電源SSの抵抗成分Rによって時計駆動回路200への印加電圧(VDD−VSS間の電圧)を、時計駆動回路200が駆動可能な電圧(図中波線で示した電圧=最低駆動電圧)まで上昇させることができる値に設定する。図3(b)は、参考に、図3(a)と同様な発電状態で、充電抵抗成分がない場合(図1において抵抗成分Rを除いた構成)における時計駆動回路200の印加電圧の時間変化を示したものである。抵抗成分Rの抵抗値としては、時計駆動回路200における発振開始電圧、時計停止時の二次電源SSの電圧残量、および時計起動時の発電機100の発電電流の各値に基づいて、抵抗値R[Ω]=(発振開始電圧[V]−時計の停止時の残留電圧[V])/発電電流[A]の関係から設定することが可能である。例えば、発振開始電圧が0.7V、時計の停止時の残留電圧が0.1V、発電電流が0.006Aであるとすると、抵抗値は100Ωと求められる。この場合、抵抗成分Rの抵抗値を100Ωに設定することで、時計停止状態からの迅速な起動が可能となる。
【0026】
なお、上記の関係式における時計の停止時の残留電圧の項は、例えば常に0Vとする場合には省略可能である。また、抵抗値は、上記の関係式で求められる値以上の値であれば、起動時において、時計駆動回路200の印加電圧を最低駆動電圧以上にすることが可能になる。ただし、抵抗成分Rの値が大きくなるほど、容量成分Cに印加される電圧は低くなるので、充電がしにくくなる。したがって、抵抗値の設定は、上記の値からある程度の範囲内に設定することが望ましい。また、上記の条件は、発電能力が高い発電機を用いれば、抵抗成分Rの値を小さくすることができ、一方、発電能力が低いものに関しては抵抗成分Rの値を大きくすることで、起動時の電圧を確保できることを示している。なお、上記の条件では、抵抗値が100Ω以上あれば二次電源の電圧が0V付近であっても即刻起動を掛けることが可能となっているが、100Ω程度抵抗値の抵抗成分は、上記酸化チタンと酸化マンガンを用いたリチウム二次電池や、炭素材とチタン酸リチウムを用いるリチウム二次電池のどちらにおいても実現可能な値である。
【0027】
なお、図1に示す構成では、二次電源SSと補助コンデンサCBを並列に接続しているが、二次電源SSと補助コンデンサCBの間に例えば複数のコンデンサとスイッチとからなるチャージポンプ回路によって構成される昇降圧回路を設けて、二次電源SSの充電電圧あるいは発電機100の発電電圧を昇圧あるいは降圧し、その電圧を補助コンデンサCBおよび時計駆動回路200に印加するようにしてもよい。この場合、昇降圧回路は、二次電源SSのVSS側端子と、補助コンデンサCBのVSS側端子の電圧を昇降圧するように設けるようにすれば、接地電圧VDD側の接続は変更する必要がない。
【0028】
以上のように、図1に示した本発明による実施形態によれば、二次電源SSが構造上有する抵抗成分を用いて、起動時に必要な電圧降下を発生させるので、図8を参照して説明した従来の技術で用いていたコンデンサ502の端子電圧VSCPの検出に用いる接続、および電源線を省略することが可能となる。ここで、図4を参照して、図1に示す電子時計における二次電源SSの接続方法について説明する。図4において、図9に示すものと同一の構成には同一の符号を付けて説明を省略する。本実施の形態においては、二次電源SSの高電圧側(正側)端子を直接VDD電圧点に接地することが可能となる。したがって、二次電源SSの高電圧側(正側)端子Bを直接または剛性の高い接続端子もしくはねじ等を用いた固定部材(符号401で示す波線部分)を用いて、回路押え板603に電気的に直接接続することが可能である。また、回路基板601a上では、図8の従来の構成において必要としていた端子電圧VSCPの電源線の配線が不要となるので、絶縁に要する基板上の面積を節約することができ、さらに、端子電圧VSCPを検出するための接点バネの相手側となる接点を省略することができるので、従来に比べ回路基板601aの小型化を図ることが可能となる。
【0029】
次に、図5および図6を参照して、図1に示す本発明の実施の形態の詳細構成例、または変形例について説明する。図5は、図1の発電機100の構成の一例を具体的に示したブロック図である。図5においては、図1の発電機100の部分に、ソーラ発電機(太陽電池)101を設けている。また、他の光発電、熱発電等の直流発電機を用いる場合も、同様にそのまま図1の発電機100をそれらの具体的な構成に代えるだけでよい。
【0030】
図6は、図1の発電機100を、電磁発電、ピエゾ発電等の交流発電機102に変更する場合の構成を示すブロック図である。この場合、交流発電機102の発電電圧を4個のダイオードD2〜Dからなる全波整流回路を用いて整流し、直流に変換している。ここでは図1の逆流防止ダイオードD1は不要である。また、リミット制御用のスイッチS1のドレインに対して共にアノードを接続し、カソードをそれぞれ交流発電機102の両方の出力端子に接続したダイオードD6とダイオードD7を設けることで、スイッチS1による交流発電機102の出力端の短絡動作を可能としている。
【0031】
図7は、図6に示す交流発電機102を磁界発電による発電機とした場合の全波整流後の発電電流の時間変化を示す図である。図7に示すように、交流発電の場合、発電電流が周期的に変動する。したがって、二次電源SSの充電の時定数は、この発電電流の変化(全波または半端整流後の周期)に応答できる範囲内の大きさであることが望ましい。例えば、図示するように交流発電電流の全波整流波形のゼロクロスの間隔が1msである場合、二次電源SSの等価的容量成分Cと抵抗成分Rに基づく時定数RラCは1ms以下であることが望ましい。
【0032】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、電圧上昇用のダイオードや抵抗を省略することができるとともに、二次電源の充電電圧検出用の電源線およびその電源線接続用の接続手段を省略することができるので、(1)従来の回路に設けられていた端子電圧VSCPの電源線が無くなることにより回路基板上の回路ブロックのスペース効率を向上させることができ、(2)同電源線が無くなることによりVDD電位を有する外装部材に対する回路基板上または回路基板との接続部において従来必要としていた絶縁フィルム等の絶縁部材を省略することが可能となり、(3)二次電源の正側端子の外装部材(VDD電圧)に対する絶縁が不要となり、そして、(4)端子電圧VSCPの電源線における電位の変動やノイズによる影響を受けることがなくなることにより、ノイズによる回路全体での誤作動の発生の可能性を減少させることができる、という効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子時計の一実施形態を示すブロック図
【図2】図1の二次電源SSの2種類の構成例(a),(b)を示す等価回路図
【図3】図1の実施形態における時計駆動回路200の印加電圧の変化(a)と、比較のための充電用の抵抗成分Rが無い場合の印加電圧の変化(b)を示す図
【図4】図1の電子時計の一部構造の概略を示す断面図
【図5】図1の発電機100に具体例(ソーラ発電機101)を用いた場合の構成を示すブロック図
【図6】図1の実施形態の変形例を示すブロック図
【図7】図6の実施形態における発電電流の時間変化を示す波形図
【図8】従来の電子時計の構成を示すブロック図
【図9】図8の電子時計の一部構造の概略を示す断面図
【符号の説明】
100 発電機
101 ソーラ発電機
102 交流発電機
200 時計駆動回路
300 時計表示手段
SS 二次電源
R 抵抗成分
C 等価的容量成分
D1 逆流防止用ダイオード
601a 回路基板

Claims (14)

  1. 一又は複数の外部エネルギーを取り込み、それらを電気エネルギーに変換する発電機と、
    前記発電機によって得られた電気エネルギーを蓄電する蓄電手段を有する充電装置と、
    前記発電機によって得られた電気エネルギー又は前記蓄電手段に蓄えられた電気エネルギーによって駆動され、計時動作を行う時計回路と、
    前記時計回路による計時情報を表示する表示手段と
    を備える発電機を持つ電子時計の充電装置において、
    前記時計回路が、前記蓄電手段と並列に接続されていて、
    前記蓄電手段が、電荷を蓄積する等価的容量成分と、等価的容量成分の構成部材によって形成される抵抗成分とからなり、
    前記抵抗成分の充電電流による電圧降下が、前記発電機が所定値以上の発電電流を出力したときに、前記発電機によって前記時計回路に印加される電圧が前記時計回路が動作を開始する電圧以上になるように、前記抵抗成分の抵抗値が設定されていることを特徴とする発電機を持つ電子時計の充電装置。
  2. 前記抵抗成分の抵抗値が、前記時計回路の動作開始電圧を前記時計回路の動作開始時点の前記発電機の発電電流で除した値以上又は前記時計回路の動作開始電圧からその時計回路停止時の前記蓄電手段の残存充電電圧を引いた値を前記時計回路の動作開始時点の前記発電機の発電電流で除した値以上に設定されていることを特徴とする請求項1記載の発電機を持つ電子時計の充電装置。
  3. 前記発電機が、ソーラ、電磁、熱、又はピエゾによる発電機を有して構成されていることを特徴とする請求項1記載の発電機を持つ電子時計の充電装置。
  4. 前記蓄電手段が、等価的に、直列に接続された各1個の容量成分と抵抗成分とから形成されていることを特徴とする請求項1記載の発電機を持つ電子時計の充電装置。
  5. 前記蓄電手段が、等価的に、直列に接続された各1個の容量成分と抵抗成分とが複数組並列に接続されたものから形成されていることを特徴とする請求項1記載の発電機を持つ電子時計の充電装置。
  6. 前記蓄電手段が、リチウム塩を溶解した有機溶媒の電解液と、酸化チタンを用いた負極活性物と、酸化マンガンを用いた正極活性物とから形成されるリチウム二次電池であることを特徴とする請求項1記載の発電機を持つ電子時計の充電装置。
  7. 前記蓄電手段が、リチウム塩を溶解した有機溶媒の電解液と、炭素材を用いた負極活性物と、チタン酸リチウムを用いた正極活性物とから形成されるリチウム二次電池であることを特徴とする請求項1記載の発電機を持つ電子時計の充電装置。
  8. 前記蓄電手段が、電解コンデンサから形成されることを特徴とする請求項1記載の発電機を持つ電子時計の充電装置。
  9. 前記発電機が交流発電機からなり、前記蓄電手段の充電時定数が発電電流の半波又は全波整流波形の1周期以下であることを特徴とする請求項1記載の発電機を持つ電子時計の充電装置。
  10. 前記蓄電手段の一方の端子が、前記発電機、前記時計回路、及び蓄電手段に対して共通の接地電位となる電位を有する導電性の取り付け部材に接地されていることを特徴とする請求項1記載の発電機を持つ電子時計の充電装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の充電装置を有する電子時計。
  12. 一又は複数の外部エネルギーを取り込み、それらを電気エネルギーに変換する発電機と、
    前記発電機によって得られた電気エネルギーを蓄電する蓄電手段を有する充電装置と、
    前記発電機によって得られた電気エネルギー又は前記蓄電手段に蓄えられた電気エネルギーによって駆動され、計時動作を行う時計回路と、
    前記時計回路による計時情報を表示する表示手段と
    を備える発電機を持つ電子時計の充電装置の制御方法において、
    前記時計回路を、前記蓄電手段と並列に接続し、
    前記蓄電手段を、電荷を蓄積する等価的容量成分と、等価的容量成分の構成部材によって形成される抵抗成分とから形成し、
    前記抵抗成分の抵抗値によって、前記発電機が所定値以上の発電電流を出力したときに、前記発電機によって前記時計回路に印加される電圧が前記時計回路が動作を開始する電圧以上になるように、前記発電機から前記蓄電手段への充電電流による電圧降下を発生させる
    ことを特徴とする発電機を持つ電子時計の充電装置の制御方法。
  13. 一又は複数の外部エネルギーを取り込み、それらを電気エネルギーに変換する発電機と、
    前記発電機によって得られた電気エネルギーを蓄電する蓄電手段を有する充電装置と、
    前記発電機によって得られた電気エネルギー又は前記蓄電手段に蓄えられた電気エネルギーによって駆動され、計時動作を行う時計回路と、
    前記時計回路による計時情報を表示する表示手段と
    を備える発電機を持つ電子時計の充電装置において、
    前記時計回路が前記蓄電手段と並列に接続されており、
    前記蓄電手段は、少なくとも電荷を蓄積する等価的容量成分と、該等価的容量成分の構成部材によって形成される抵抗成分とを有し、
    前記蓄電手段における前記時計回路に供給する電圧が前記時計回路の動作開始電圧未満であり、前記時計回路が動作停止している場合に、前記発電機の発電によって前記蓄電手段に充電電流が流れた際に、前記蓄電手段が、少なくとも前記抵抗成分によってもたらされる電圧差を利用して前記時計回路の動作開始電圧以上の電圧を前記時計回路に供給する
    ことを特徴とする発電機を持つ電子時計の充電装置。
  14. 一又は複数の外部エネルギーを取り込み、それらを電気エネルギーに変換する発電機と、
    前記発電機によって得られた電気エネルギーを蓄電する蓄電手段からなる充電装置と、
    前記発電機によって得られた電気エネルギー又は前記蓄電手段に蓄えられた電気エネルギーによって駆動され、計時動作を行う時計回路と、
    前記時計回路による計時情報を表示する表示手段と
    を備える発電機を持つ電子時計の充電装置の制御方法において、
    前記時計回路を、前記蓄電手段と並列に接続し、
    前記蓄電手段を、少なくとも電荷を蓄積する等価的容量成分と、該等価的容量成分の構成部材によって形成される抵抗成分とから構成し、
    前記蓄電手段における前記時計回路に供給する電圧が前記時計回路の動作開始電圧未満であり、前記時計回路が動作停止している場合に、前記発電機の発電によって前記蓄電手段に充電電流が流れた際に、前記蓄電手段によって、少なくとも前記抵抗成分によってもたらされる電圧差を利用して前記時計回路の動作開始電圧以上の電圧を前記時計回路に供給させる
    ことを特徴とする発電機を持つ電子時計の充電装置の制御方法。
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