JP3595189B2 - 鍵盤蓋のガイド装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子ピアノなどの鍵盤楽器に用いられるスライド式の鍵盤蓋を案内する鍵盤蓋のガイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の鍵盤蓋のガイド装置として、例えば、図4および図5に示すものが知られている。このガイド装置は、電子ピアノに適用されたものであり、鍵盤蓋11の前端部および後端部に左右両側に突出して設けられた前後のガイド軸27、31と、左右の腕木4、4(一方のみ図示)の各内側面に前後方向に延びるように形成され、前後のガイド軸27、31がそれぞれスライド自在に係合する前後のガイド溝20、23と、を備えている。
【0003】
前ガイド溝20は、全体としては斜め前下がりに延びており、具体的には、後ろ側のほぼ水平な水平部20aと、その前端から斜め前下がりに延びる傾斜部20bと、その前端から下方に延びる鉛直部20cによって構成されている。また、後ガイド溝23は、後ろ下がりに若干傾斜して直線的に延びている。以上の構成により、鍵盤蓋11は、前後のガイド軸27、31が前後のガイド溝20、23に沿ってそれぞれ案内されることにより、鍵盤9などを開放する、図4に示す開放位置と、鍵盤9などを覆い、これを保護する、図5に示す閉鎖位置との間で、前後方向にスライドされる。また、鍵盤蓋11は、閉鎖位置においては、電子ピアノの前面に設けられた口棒6に当接している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この従来のガイド装置では、鍵盤蓋11の前ガイド軸27を案内する前ガイド溝20が、全体としては斜め前下がりに延び、特に前端部では鉛直方向に延びている。このため、鍵盤蓋11の閉じ操作が適切でなかった場合や、鍵盤蓋11を開放位置まで完全に開放しなかったために不意に閉鎖位置側へスライドしたような場合には、鍵盤蓋11が自重で加速されながら勢いよくスライドし、口棒6に強く衝突することによって、大きな衝突音が発生したり、鍵盤蓋11や口棒6などが損傷したりするおそれがある。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、スライド式の鍵盤蓋を、比較的単純な構成で、確実にゆっくりと閉鎖でき、それにより、大きな衝突音の発生および鍵盤蓋の損傷などを防止することができる鍵盤蓋のガイド装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、鍵盤楽器の左右の腕木間に配置され、前後方向にスライドすることにより演奏部を開閉する鍵盤蓋を案内するための鍵盤蓋のガイド装置であって、鍵盤蓋の前部に側方に突出して設けられた左右のガイド突起と、左右の腕木の内側面に斜め前下がりにそれぞれ形成され、左右のガイド突起がそれぞれスライド自在に係合することにより、鍵盤蓋を演奏部を開放する後方の開放位置と閉鎖する前方の閉鎖位置との間で前後方向にスライド自在に案内する左右のガイド溝と、鍵盤蓋が閉鎖位置付近へスライドしたときに鍵盤蓋を停止または減速するストッパと、を備えていることを特徴とする。
【0007】
この鍵盤蓋のガイド装置によれば、鍵盤蓋は、その前部に設けた左右のガイド突起が、斜め前下がりの左右のガイド溝にスライド自在に係合し、これらのガイド溝に沿って案内されることによって、開放位置と閉鎖位置の間で前後方向にスライドされ、演奏部を開閉する。また、鍵盤蓋が閉鎖位置付近へスライドしたときには、ストッパが鍵盤蓋を停止または減速する。鍵盤蓋を停止した場合には、その後、鍵盤蓋を前方に少し引き寄せることによって、鍵盤蓋を減速した場合には、その減速作用によって、鍵盤蓋をゆっくりと閉鎖できる。したがって、鍵盤蓋の閉じ操作が適切でなかったため、あるいは、鍵盤蓋が不意に閉鎖位置側にスライドしたために、鍵盤蓋が閉鎖位置付近に至るまでに加速された場合でも、ストッパで鍵盤蓋を一旦停止または減速させることで、鍵盤蓋を確実にゆっくりと閉鎖することができ、それにより、大きな衝突音の発生や鍵盤蓋の損傷などを防止することができる。
【0008】
この場合、ストッパが、ガイド溝の底部の前部に設けられ、鍵盤蓋が閉鎖位置付近へスライドしたときに、ガイド突起が係合することにより鍵盤蓋を係止する凹部で構成されていることが好ましい。
【0009】
このガイド装置によれば、ストッパがガイド溝の底部の前部に設けられた凹部で構成され、鍵盤蓋は、閉鎖位置付近へスライドしたときに、ガイド突起が凹部に係止されることによって、停止する。このように、本ガイド装置では、ガイド溝に凹部を設けるだけで、請求項1の作用を単純かつ安価な構成で得ることができる。
【0010】
あるいは、ストッパが、ガイド溝の前部にガイド溝内に突出して設けられ、鍵盤蓋が閉鎖位置付近へスライドしたときに、ガイド突起が摺接することにより鍵盤蓋を減速する摺接部で構成されていることが好ましい。
【0011】
このガイド装置では、ストッパがガイド溝の前部にガイド溝に突出して設けられた摺接部で構成され、鍵盤蓋は、閉鎖位置付近へスライドしたときに、ガイド突起が摺接部に摺接し、その際の摺動抵抗によって減速される。このように、本ガイド装置では、ガイド溝に摺接部を設けるだけで、請求項1の作用を単純かつ安価な構成で得ることができる。また、このガイド装置は、請求項2のガイド装置と異なり、鍵盤蓋を停止せずに減速するものであるので、鍵盤蓋を、開放位置からの1回の閉じ操作だけで、より容易に閉鎖できる。
【0012】
この場合、摺接部が、ガイド溝に設けられた弾性材で構成され、この弾性材の摺接面に、前後方向に並んで配置され且つガイド溝の延びる方向に対し後方に向かって斜めに傾斜する多数のひだが形成されていることが好ましい。
【0013】
このガイド装置によれば、弾性材で構成した摺接部の摺接面に、鍵盤蓋の閉鎖方向とは逆向きに斜めに傾斜した多数のひだが形成されているので、鍵盤蓋を閉鎖する際には、鍵盤蓋を減速するのに必要な摺動抵抗を確保できるとともに、鍵盤蓋を開放する際には、ひだが倒れやすく、摺動抵抗が軽減されることで、鍵盤蓋を小さな操作力で開放できる。したがって、鍵盤蓋を円滑に開閉することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しながら、詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態によるガイド装置を組み込んだ電子ピアノを示している。なお、図1では、電子ピアノ1を一部省略して描くとともに、図4および図5に示したのと同じ構成要素については、同じ符号を付している。この電子ピアノ1のピアノ本体2は、棚板3、左右の腕木4、4(一方のみ図示)、屋根5および口棒6などを組み立てることにより形成されたケース7と、このケース7内に配置された、演奏部8を構成する多数の鍵盤9およびコントロールパネル10と、演奏部8を開閉する鍵盤蓋11などを備えている。以下、演奏者から見て手前を「前」、先方を「後」として、説明を行うものとする。
【0015】
鍵盤9は、白鍵9aと黒鍵9bで構成されており、それらの中央部に形成したバランスピン孔12を介して、棚板3に取り付けたシャーシ13から立設するバランスピン14に、揺動自在に支持されている。また、白鍵9aおよび黒鍵9bの前部に形成したフロントピン孔15a、15bと、シャーシ13に立設したフロントピン16a、16bとによって、鍵盤9の横振れが防止される。コントロールパネル10は、鍵盤9の後部を覆うように設けられており、そのパネル面には、音色選択スイッチなどの各種スイッチ(図示せず)が配置されている。
【0016】
鍵盤蓋11は、左右の腕木4、4間に配置されており、本発明に係るガイド装置17によって前後方向に案内されることによって、屋根5の下方に退避し、演奏部8を開放する後方の開放位置(同図の位置A)と、演奏部8を覆うように閉鎖し、これを保護する前方の閉鎖位置(同図の位置E)との間でスライドする。なお、図1では、その理解の容易化のために、鍵盤蓋11に関しても、その前部については、上記開放位置および閉鎖位置を含む5つの位置A〜Eにある状態を示す一方、後部については、中間の1つの位置にある状態のみを示している。
【0017】
次に、鍵盤蓋11およびガイド装置17の構成を説明する。ガイド装置17は、基本的には、図4および図5に示した従来のガイド装置と同様に構成されており、各腕木4の内側面の前半部および後半部にそれぞれ取り付けられた、合成樹脂の成形品などから成る前ガイド材18および後ガイド材19を備えている。前ガイド材18には前ガイド溝20(ガイド溝)が形成されている。この前ガイド溝20は、腕木4の中央から前端部に亘ってその外緑に沿って前後方向に延びており、具体的には、後ろ下がりに若干傾斜した後ろ側の水平部20aと、その前端から斜め前下がりに延びる傾斜部20bと、その前端から下方に延びる鉛直部20cとから成り、傾斜部20bの鉛直部20c付近の底部には、凹部20dが形成されている。
【0018】
また、後ガイド材19には、下半部上面にラック21が形成され、上半部に後ガイド溝23が形成されており、これらはいずれも、後ろ下がりに若干傾斜した状態で前後方向に直線的に延びている。後ガイド溝23は、ラック21よりも腕木4側の内側面に形成されている。
【0019】
一方、鍵盤蓋11は、合成樹脂などで構成された蓋本体24と、この蓋本体24の前後端部にそれぞれねじ止めされた、金属などから成る前枠板25および後枠板26とを備えている。前枠板25は下方に延び、その下端部には、金属または合成樹脂から成る前ガイド軸27が、左右両側に突出するように設けられており、この左右の突出部にキャップ28、28(一方のみ図示)が取り付けられている。本実施形態では、キャップ28を取り付けた前ガイド軸27の左右の突出部が、ガイド装置17の左右のガイド突起を構成し、左右の前ガイド溝20、20にそれぞれスライド自在に係合しており、それにより、鍵盤蓋11の前部がスライド自在に案内される。また、前枠板25の下面には、鍵盤蓋11を閉鎖したときに口棒6に当接するクッション29が取り付けられている。
【0020】
また、後枠板26には、ホルダ30を介して、金属または合成樹脂から成る後ガイド軸31が、左右両側に突出するように設けられている。そして、この後ガイド軸31の左右の突出部が、これに取り付けたキャップ32、32(一方のみ図示)を介して、左右の後ガイド溝23、23にそれぞれスライド自在に係合しており、それにより、鍵盤蓋11の後部がスライド自在に案内される。また、後ガイド軸31の両端部には、上記の突出部を残して、前記ラック21、21に噛み合うピニオン33、33(一方のみ図示)が、回転自在に取り付けられている。
【0021】
以上の構成により、鍵盤蓋11は、その前ガイド軸27および後ガイド軸31が、前ガイド溝20および後ガイド溝23でそれぞれ案内されることによって、開放位置Aと閉鎖位置Eの間でスライドし、演奏部8を開閉する。この場合、左右のピニオン33が左右のラック21に噛み合っていることにより、鍵盤蓋11が左右バランス良くスライドする。また、鍵盤蓋11を閉鎖する際には、鍵盤蓋11が閉鎖位置Eの付近の位置Dに達したときに、前ガイド軸27が前ガイド溝20の凹部20dに係合し、これに係止される。そして、その後、鍵盤蓋11を前方に少し引き寄せることによって、鍵盤蓋11を閉鎖位置Eにゆっくりと閉鎖することができる。
【0022】
以上のように、本実施形態のガイド装置17によれば、鍵盤蓋11の閉じ操作が適切でなかったため、あるいは、鍵盤蓋11が不意に閉鎖位置E側にスライドしたために、鍵盤蓋11が加速された場合でも、位置Dにおいて凹部20dで鍵盤蓋11を一旦停止させることで、鍵盤蓋11を確実にゆっくりと閉鎖することができ、それにより、大きな衝突音の発生や鍵盤の損傷などを防止することができる。また、このガイド装置17は、既存のガイド装置に対して、その前ガイド溝に凹部20dを付加しただけの関係にあるので、単純かつ安価に構成できる。
【0023】
次に、図2および図3を参照しながら、本発明の第2実施形態について説明する。両図に示すように、本実施形態によるガイド装置37は、上述した第1実施形態のガイド装置17と比較し、前ガイド溝20の傾斜部20bの鉛直部20c付近に、凹部20dに代えて、摺接部材38(摺接部)を設けた点だけが異なるものであり、他の構成は第1実施形態と同じである。
【0024】
図3に示すように、この摺接部材38は、ソケット状のものであり、シリコンゴムなどの弾性材で構成され、前ガイド溝20の傾斜部20bに形成した開口20eに嵌合している。また、摺接部材38は、前ガイド溝20よりも小さな所定の内径を有し、前ガイド溝20内に突出していて、その内面には、多数のひだ39が前後方向に並んで形成されている。これらのひだ39は、前ガイド溝20の延びる方向に対し後方に向かって斜めに傾斜するように、すなわち鍵盤蓋11の閉鎖方向とは逆向きに傾斜するように形成されている。
【0025】
このガイド装置37によれば、鍵盤蓋11を閉鎖する際、閉鎖位置Eの付近の位置Gに達したときに、前ガイド軸27が摺接部材38の内面に摺接し、その際の摺動抵抗で鍵盤蓋11を減速することによって、鍵盤蓋11を確実にゆっくりと閉鎖することができる。したがって、第1実施形態と同様、鍵盤蓋11の閉鎖時における大きな衝突音の発生や、鍵盤蓋11の損傷などを防止することができる。また、摺接部材38に形成したひだ39が上述した方向に傾斜して形成されていることによって、鍵盤蓋11を閉鎖する際には、鍵盤蓋11を減速するのに必要な摺動抵抗を確保できるとともに、鍵盤蓋11を開放する際には、ひだ39が倒れやすく、摺動抵抗が軽減されることで、鍵盤蓋11を小さな操作力で開放でき、したがって、鍵盤蓋11を円滑に開閉することができる。
【0026】
また、このガイド装置37では、既存のガイド装置に対して、そのガイド溝に摺接部材38を付加しただけの関係にあるので、第1実施形態のガイド装置17と同様、単純かつ安価に構成できる。さらに、このガイド装置37は、第1実施形態と異なり、鍵盤蓋11を停止せずに減速するものであるので、鍵盤蓋11を、開放位置Aからの1回の閉じ操作だけで、より容易に閉鎖することができる。
【0027】
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、第2実施形態では、摺接部材38を前ガイド溝20に後付けしているが、摺接部材38と前ガイド溝20を有する前ガイド材18とを異種の合成樹脂で構成し、これらを同時に一体成形するようにしてもよい。また、実施形態は、本発明を電子ピアノに適用した例であるが、本発明は、これに限らず、スライド式の鍵盤蓋を有する他の鍵盤楽器にも、もちろん適用することができる。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、本発明の鍵盤蓋のガイド装置は、スライド式の鍵盤蓋を、比較的単純な構成で、確実にゆっくりと閉鎖でき、それにより、大きな衝突音の発生および鍵盤蓋の損傷などを防止することができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるガイド装置を組み込んだ電子ピアノの部分側断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態によるガイド装置を組み込んだ電子ピアノの部分側断面図である。
【図3】図2のガイド装置の摺接部材およびその周辺の構成を示す拡大断面図である。
【図4】従来の電子ピアノを、鍵盤蓋の開放状態において示す側断面図である。
【図5】図4の電子ピアノを、鍵盤蓋の閉鎖状態において示す側断面図である。
【符号の説明】
1 電子ピアノ(鍵盤楽器)
4 腕木
8 演奏部
11 鍵盤蓋
17 ガイド装置
20 前ガイド溝(ガイド溝)
20d 凹部
27 前ガイド軸(ガイド突起)
37 ガイド装置
38 摺接部材(摺接部)
39 ひだ
A 開放位置
E 閉鎖位置

Claims (4)

  1. 鍵盤楽器の左右の腕木間に配置され、前後方向にスライドすることにより演奏部を開閉する鍵盤蓋を案内するための鍵盤蓋のガイド装置であって、
    前記鍵盤蓋の前部に側方に突出して設けられた左右のガイド突起と、
    前記左右の腕木の内側面に斜め前下がりにそれぞれ形成され、前記左右のガイド突起がそれぞれスライド自在に係合することにより、前記鍵盤蓋を前記演奏部を開放する後方の開放位置と閉鎖する前方の閉鎖位置との間で前後方向にスライド自在に案内する左右のガイド溝と、
    前記鍵盤蓋が前記閉鎖位置付近へスライドしたときに前記鍵盤蓋を停止または減速するストッパと、
    を備えていることを特徴とする鍵盤蓋のガイド装置。
  2. 前記ストッパが、前記ガイド溝の底部の前部に設けられ、前記鍵盤蓋が前記閉鎖位置付近へスライドしたときに、前記ガイド突起が係合することにより前記鍵盤蓋を係止する凹部で構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の鍵盤蓋のガイド装置。
  3. 前記ストッパが、前記ガイド溝の前部に当該ガイド溝内に突出して設けられ、前記鍵盤蓋が前記閉鎖位置付近へスライドしたときに、前記ガイド突起が摺接することにより前記鍵盤蓋を減速する摺接部で構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の鍵盤蓋のガイド装置。
  4. 前記摺接部が弾性材で構成され、この弾性材の摺接面に、前後方向に並んで配置され且つ前記ガイド溝の延びる方向に対し後方に向かって斜めに傾斜する多数のひだが形成されていることを特徴とする、請求項3に記載の鍵盤蓋のガイド装置。
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