JP3594047B2 - 機能別にモジュール化されたavシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明に係る機能別にモジュール化されたAVシステムは、例えば双方向シリアル通信が可能なインターフェイス、例えばIEEE1394規格、IEEE1355等のシリアルバスを用いて、例えばテレビジョン受像機、ビデオデッキ、チューナー、ステレオ、パソコン等を含んだ複数のAV機器を接続し、各AV機器の機能を機能別にモジュール化して、所定の機能を持たないAV機器であっても、あたかも機能を所持しているかのように動作できるAVシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、AV機器の種類が増加し、家庭内等においても、各種のAV機器を相互に接続してAVシステムを構成することにより、夫々の機器機能を生かした多目的かつシステム資源効率のよいAVシステムとして使用する例が多くなっている。
【0003】
例えば、簡単な例は、UHFの衛星放送を録画することができるチューナーを内蔵したビデオテープレコーダ(以下VTRという)とそれを内蔵しないVTRとを1台のテレビジョン受像機(以下TVという)に接続して使用する場合等である。この場合のAVシステムは、1台のTVと2台のVTRと接続線とからなり、あたかも地上波と衛星放送の両方の録画が可能な1台のTVのように考えることができる。
【0004】
このように複数のAV機器によりAVシステムを構成する場合に下記のような点を考慮する必要がある。
(1)例えばチューナーのような部分は共用することによりコストを下げること。
(2)操作が容易であること。
(3)各AV機器間の配線が簡単であり、配線作業に時間がかかったり配線の間違いが起こらないこと。
(4)配線や複数のリモコン等により生活スペースが乱雑にならないこと。
【0005】
上記のような点を考慮したAVシステムの代表例としてのチューナー共用システムが、本発明者等により特開平7−154706(TVシステム)に開示されている。
【0006】
以下、上記チューナー共用システムについて説明する。
チューナー共用システムは、図8に示すように、VTR1とVTR2とVTR3が、1台のTV5に接続されて構成されている。
【0007】
図8において、各VTR1〜3とTV5との間の接続線の内、実線はビデオ信号および音声信号を伝送するビデオケーブルを表し、点線は制御信号を伝送するコントロールケーブルを表している。
【0008】
このようなAVシステムにおいては、VTR1〜3の各々間の直接接続はなされず、各VTR1〜3は全てTV5とのみ放射状に接続され、従って、各VTR1〜3においては、従来のような入出力切換えという概念は存在しない。そして、各VTR1〜3間の接続はTV5のAVセレクタ6を介して行われるようになっている。
【0009】
また、TV5は、入力端子IN1〜IN3と出力端子OUT1〜OUT3を有している。これら入力端子IN1〜IN3及び出力端子OUT1〜OUT3は、各VTR1〜3の出力端子及び入力端子とビデオケーブルで1対1の対応で接続されている。つまり、TV5は、各VTR1〜3からの映像および音声を入力すると共に、VTR1〜3に対して映像および音声を出力する入出力両方の機能を有する。
【0010】
更に、TV5と各VTR1〜3とはコントロールケーブルによって接続されている。TV5は、各VTR1〜3に対して、それぞれのVTRの仕様に基づきコード化したコマンドをコントロールケーブルを通じて送信することによって全VTR1〜3の状態をチェックしたり、動作を制御したりすることができるようになっている。
【0011】
各VTR1〜3は、TV5からコントロールケーブルを通して送られてくるコマンドによって録画開始、録画停止、他機器への映像および音声の送信開始および停止、電源オン/オフ等の各種動作を行うようになっている。
【0012】
TV5は、図9に示すように、AVセレクタ6と、映像信号マージ部7と、CRT8と、制御部9と、リモコン受光受信部10と、マウスリモコン11とによって構成されている。
【0013】
AVセレクタ6は、アンテナと接続されていると共に、ビデオケーブルおよびコントロールケーブルを介してVTR1〜3と接続されており、制御部9の制御の下で、VTR1〜3とCRT8との間および各VTR1〜3相互間の接続切換えを行う機能を有する。
【0014】
映像信号マージ部7は、AVセレクタ6からの映像信号と、制御部9から送出されるメッセージやメニュー等の文字信号を、通常の映像と重ねてCRT8の画面上に表示する。使用者はこのメニュー内のボタンをカーソルで指示することによって各種操作を行うようにしたものである。
【0015】
制御部9は、マウスリモコン11からの遠隔操作信号をリモコン受光受信部10を介して受信し、これに基づき、AVセレクタ6と映像信号マージ部7とCRT8とを制御する。
【0016】
この制御部9は、CPUを中心とする通常のマイコンで構成されており、下記の機能を行う。
(1)チューナー情報テーブルの作成
制御部9は、TV5および全VTRが内蔵しているチューナーの数と種類と有効チャンネルとに関する情報を図10に示すようなチューナー情報テーブル12としてメモリ内に管理する。なお、チューナー情報テーブル12中、数字1は有効チャンネルを、数字0は無効を表す。
【0017】
(2)チャンネル切換え動作
ユーザーがリモコン11によってCRTの画面に表示されるメニューの中の”チャンネル切換え”を指定すると、制御部9はチャンネル切換えプログラムを起動する。
【0018】
まず、チューナー情報テーブル12が検索され、選択可能なチャンネルだけがメニューとして表示される。表示されたメニューから希望のチャンネルを選択すると、有効なチャンネルに対する指定のみが受け付けられる。つぎに、このチャンネルに対応するチューナーがTV5のAVセレクタ6に内蔵されている場合には、その出力がCRT8に送られ表示される。
【0019】
また、AVセレクタ6に内蔵されていないチューナーが選択された場合には、制御部9は、チューナー情報テーブル12を検索してこのチャンネルに対応するチューナーを内蔵するVTRを探し出し、切換制御信号をAVセレクタ6へ送る。その結果、選択されたVTRとCRT8とが接続される。
【0020】
更に、制御部9は、AVセレクタ6を介して選択されたVTRに対して制御信号を送り、このVTRを起動させる。その結果、このVTRは電源オン→チャンネル切換え→出力切換えを行い、このチャンネルの映像信号および音声信号を出力する。この映像信号および音声信号はAVセレクタ6を経てCRT8に表示され、チャンネル切換えが完了する。
【0021】
3.録画および裏番組の録画
リモコン11によって表示メニューの中から”録画”を指定すると、制御部9は録画プログラムを開始し、まず、リモコン受信部10を介して入力された信号に基づき、ある指定されたチャンネルをある指定されたVTRに録画するための指示または裏番組の録画指示を受け付ける。
【0022】
この場合、指定されたVTRが指定されたチャンネルに対応するチューナーを内蔵している場合は、ただちに録画が行われる。
【0023】
しかし、指定されたVTRが指定されたチャンネルに対応するチューナーを内蔵していない場合は、チューナー情報テーブル12を検索し、このチャンネルに対応するチューナーを内蔵するVTRを探し出し、AVセレクタ6へ制御信号を送り、指定されたVTRの入力端子と、探し出されたVTRの出力端子との間がビデオケーブルで接続されるように制御する。
【0024】
つぎに、制御部9はコントロールケーブルを介してチューナーを内蔵しているVTRへ制御信号を送り、それを起動させると共に、録画するVTRへ制御信号を送り、電源オン→入力切換え→録画の動作を行わせる。
このようにして、指定されたチャンネルに対応するチューナーを内蔵していないVTRに、そのチャンネルの録画を行わせることができる。
【0025】
以上説明したように、上記チューナー共用システムは、複数のAV機器の接続をTV5のAVセレクタ6で集中的に切換え制御するように構成することによって、各AV機器が内蔵しているチューナーを共用することができ、従って、いかなるチャンネルに対しても簡単な操作でTVのチャンネル切換えを行うことができ、また、あるチャンネルに対応するチューナーを内蔵していないビデオ機器にもそのチャンネルを簡単に録画させることができる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のAVシステムにおいては、接続されている複数のAV機器について、各AV機器が有する機能、例えばチューナー、モニター等を機能別にモジュール化されていないために、AV機器が有する機能を当該機能が動作していないにもかかわらず使用できないと云う問題点があった。
【0027】
例えば、VTRがテープの早送りを行っている最中に、このVTRのチューナーの出力をTVの入力として送り、TVで映像/音声を鑑賞することはできるが、VTRが他のVTRとの間でダビング動作を行っている場合には、VTR内のチューナーは動作していないにもかかわらず使用することはできないため完全な資源共有システムとはなっていない。
【0028】
また、上記従来のAVシステムにおいては、TVのAVセレクタ6で接続の切り換えを行っているため、TVのみに接続線が集中し、新規配線時や配線変更時に時間と手間がかかるという問題点があった。
【0029】
更に、映像信号/音声信号の入力元と出力先とが固定化されているため、AV機器の新規接続、接続の変更、ならびに各種操作は、映像信号/音声信号の入力元と出力先とを記憶している熟練者でなければ行うことは困難であるという問題点があった。
【0030】
従って、本発明は、従来のAVシステムにおける共用の考え方を更に一歩前進させて、AV機器の有する機能をモジュール化させて共用化を図ることにより、AVシステムの資源効率の高い経済的なAVシステムを提供することを目的とし、モジュール化された機能の内で使用中でない機能を他のAV機器が自由に使用することができ、かつ、接続の切り換えが無く、配線や操作が簡単である機能別にモジュール化されたAVシステムを提供することに課題を有する。
【0031】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る機能別にモジュール化されたAVシステムは、デジタルインターフェイスを備え、ディジーチェーン接続で相互接続可能なAV機器を複数台接続して構成するAVシステムであって、前記AVシステムを構成する各AV機器は、自機器の有する機能を独立して動作させることができる回路を機能モジュールとして備えると共に、前記デジタルインターフェースを介し、自機器や他のAV機器が持つ前記機能モジュールへの処理要求及び前記機能モジュールの使用状態を送受信することができる通信処理部と、前記通信処理部を介して送られてくる自機器や他のAV機器の機能モジュールの使用状態を管理するための管理テーブルと、前記管理テーブルが管理している機能モジュールの使用状態に基づいて自機器又は他のAV機器の機能モジュールの動作を制御することができる制御手段と、を有するシステムブロックを備え、前記システムブロックの通信処理部を介して自機器や他機器の持つ機能モジュールに対する処理要求を送受信し、該処理要求を受信すると前記管理テーブルで管理している機能モジュールの使用状態に応じて、前記制御手段により自機器や他のAV機器の該当する機能モジュールを動作させるものである。
【0032】
また、前記AVシステムを構成する各AV機器は、IEEE1394に準拠したパケット方式により双方向通信し、且つ、他のAV機器に対して均等な通信時間を割り当てるようにしたことである。
【0033】
上記構成にしたことにより、使用者から機能モジュール(A)の使用要求が出された時、管理テーブルを検索してこの機能モジュール(A)を持つAV機器(B)を探し出し、このAV機器(B)に対して機能モジュール(A)が使用可能であるかどうかを問い合わせる。使用可能であれば、機能モジュール(A)は即座に使用される。
【0034】
この時、使用者は、AVシステム内でAV機器(B)の機能モジュール(A)を指定する必要がない。ただし、使用者は、どのAV機器が使用状態にあるか等の情報は取得することができる。
【0035】
従って、AVシステム内に使用要求のある機能モジュール(B)が存在し、かつ、その機能モジュール(B)が使用中でないならば、どのAV機器でも、機能モジュール(B)をディジタルインターフェイスを介してあたかも自分のものであるかのように自由に使用することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
本発明に係る機能別にモジュール化されたAVシステムの望ましい実施の形態は、図1に示すように、テレビジョン受像機に多種多数のAV機器を、IEEE1394規格のディジタルインターフェイス(以下1394IFと記載する)を介して接続して構成されている。
【0037】
ここで1394IFについて説明しておく。
1394IFは、複数のAV機器をディジーチェーン接続で接続することが可能な所謂シリアルバスであって、各AV機器は1394IFにおいてノードを形成している。各ノードからは、ブランチを出すこともできる。各AV機器の接続は、ループを形成しない限り任意である。
【0038】
図1においては、TVから二つのブランチが出ており、その一つはデジタルカメラDCAMと接続され、もう一つのブランチには、ディジタルビデオコーダーVCR1と、ディジタルビデオコーダーVCR2と、ディジタルビデオディスクDVDと、ゲーム機Gと、電話機TELと、ファックスFAXと、音楽ディスク交換機MDCと、ディジタルオーディオテープレコーダDATと、コンパクトディスク交換機CDCと、プリンタPと、赤外線装置IRUとがシリーズに接続されている。
【0039】
1394IFは、6芯または4芯ケーブルと、ケーブルの両端に接続された同一のコネクタと、各コネクタに接続されたLSI化された物理層と、物理層と接続されたLSI化されたリンク層と、リンク層と接続されたトランザクション層とからなる。トランザクション層はファームウェアからなる。
【0040】
ケーブルは、3対または2対のシールド線からなる。その内の2対はデータ線とストローブ線とであってデータ転送に使用され、他の1対は電源線として使用される。従って、電源が落ちている機器でも、信号をバイパスさせることができるから、電源が落ちている機器より先の機器に信号を送ることができるようになっている。
【0041】
コネクタにはトランシーバを内蔵しており、このトランシーバとケーブルとでリピータを形成している。
物理層の一端は上記ケーブルと接続され、他端はリンク層と接続されている。物理層は、ケーブルから入力した電気信号を符号化してリンク層へ送ると共に、リンク層から受け取ったコードデータを電気信号に復号化してケーブルへ送出する。物理層はまた、後述のバスアービトレーション等を行う。
【0042】
リンク層は、物理層で符号化されたデータに基づきパケットを作成しトランザクション層へ送信すると共にトランザクション層から受け取ったパケットを解読する。また、リンク層は、パケットの転送サイクルの制御を行う。
【0043】
上記のように構成された1394IFは、下記の特徴を有する。
(1)AV機器間の接続はシリアルであるから、全AV機器は、上記従来のTVのAVセレクタ6(図9参照)のような切り換え接続部を必要としないで他のAV機器と通信することができる。
(2)AVシステム内のAV機器は固定化されておらず、コネクタを挿抜することによりAVシステム内の任意の位置に自由に装着または離脱することができる。この時、各AV機器のIDは自動的に再設定される。
【0044】
(3)特定のAV機器がシリアルバスを独占しないようにするためのバスアービトレーション(調停)機能を持っている。これは、データをパケット単位で転送するもので、パケット長は最大512バイト(100Mビット/秒の転送速度の場合は約40μ秒に相当する)に制限している。各AV機器は、指定されているノード番号の順に、夫々の割当て時間だけパケット送信を行う。
【0045】
(4)パケットは、常に一定の時間間隔で、リンク層から送出されその転送が終了するまでは他のパケットの転送はできないようになっている。各AV機器はパケットを受け取ったら自分に必要なデータであるかどうかを判断し、その判断結果に基づき処理又は無視する。
【0046】
(5)パケットには普通のパケットと、優先度が高い緊急パケットと、更に優先度が高い後述のアイソクロナスパケットとがある。
(6)ケーブルは細く、コネクタは小型であるからケーブルの引き回しやコネクタの着脱が容易である。また、コストが安い。
【0047】
(7)信号の転送速度が従来のシリアル転送に比して速い。これは、信号を1対のデータ線と1対のストローブ線とを用いてシリアル転送(1ビットずつの転送)で送り、「データ線又はストローブ線のどちらかの電位が変化した時に、データ線のデータを読み取る」という規則に従うDSリンク方式により読み取るからである。このDSリンク方式は、データ線の電位の時間的な揺れに対応するものである。これにより、従来のシリアル転送(例えばRS232C)のようなスタートビットとストップビットを8ビットおきに挿入する必要がなくなり、転送速度が向上する。
【0048】
各AV機器は、図2に示すように、1394IFと接続するための少なくとも2個の接続ポートP1、P2を有している。接続ポートP1、P2は、AV機器の外部において1394IFと接続され、内部においては、相互に接続されている。このような接続により、あるAV機器から発信された信号がAVシステム内の全AV機器で同時に受信することができるようになっている。
【0049】
そして、どのAV機器でも、AVシステム内において、所謂マスタとして振る舞うことができるようになっている。
【0050】
各AV機器は、夫々が持っている機能モジュールを具現化した独立の入力と出力とを持つ回路ブロックで構成されている。
各種のAV機器は、表示機能、チャンネル選択機能、増幅機能、スピーカ機能、メモリ機能等の機能モジュールを色々組み合わせることにより、使用者の使用目的を果たしている。
【0051】
AV機器内において、機能モジュールは、入力と出力とを持つ独立の回路として具現化されている。例えば、表示機能モジュールは、CRT等によって具現化され、チャンネル選択機能モジュールはチューナーによって具現化されている。このように機能モジュールを回路化したものをブロックと呼ぶ。
【0052】
機能モジュールは、ある種のエネルギ(例えば電気)信号を他の種のエネルギ(例えば音)のエネルギ信号に変換したり、同一種の複数の信号から一つを選択したり、信号の大きさを大きくしたりする単位機能であって、全AV機器にとって普遍的なものである。従って、上記ブロックは、AVシステム内でAV機器間で共有可能である。
【0053】
図1に示すAVシステム内のAV機器は、複数の共有可能なブロックを有している。例えば、テレビジョン受像機TVは、図3に示すように、表示機能モジュール、地上波チャンネル選択機能モジュール、増幅機能モジュール、スピーカ機能モジュールに夫々対応するモニタブロック13、チューナーブロック14、アンプブロック15、スピーカブロック16を有しており、ディジタルビデオコーダーVCR1、VCR2は、図4に示すように、記憶機能に対応するストレージブロック17と衛星放送選択機能モジュールに対応するチューナーブロック18とを有している。
【0054】
各AV機器は、自分が持つているブロックを自分で使用する場合は勿論、他のAV機器に使用させる場合に、その動作を制御する制御回路としてのシステムブロック20を有する。システムブロック20は、AVシステム内の全てのAV機器に共通な回路構成を有している。
【0055】
システムブロック20の一方の端子は、上記複数のブロックと共通に接続されており、他方の端子は接続ポートP1、P2と接続されている。
【0056】
システムブロック20は、接続ポートP1、P2を介して他のAV機器から入力する自己の各機能モジュールに対する使用要求を受付け、使用要求を受けた機能モジュールが使用可能状態にあるならば、1394IFを介して上記他のAV機器に使用させ、また、自己AV機器には無く他のAV機器が持っている機能モジュールを使用する必要が生じた時は、他のAV機器に対する使用要求を出し、使用可能ならば1394IFを通じて使用するように制御する。
【0057】
以下、システムブロック20について詳細に説明する。
システムブロック20は、図5に示すように、CPU21と、SRAM22と、ROM23と、シスコン24と、ビデオRAM25と、DRAM26と、通信処理部27とからなる。
【0058】
CPU21は、ROM23に格納されている後述のプログラムを実行することにより、システムブロック20全体の制御と、AVシステム内の全AV機器に関する情報の管理と、システム情報を表示するためのデータの作成とを行う。
【0059】
SRAM22は、CPU21と接続されており、CPU21がプログラムを実行する上での作業用メモリであり、AV機器の状態等に関する機器情報を格納する。
【0060】
ROM23は、CPU21と接続されており、CPU21がシステムブロック20を動作させるためのプログラムや、初期設定等に関する固定情報を格納する。
【0061】
シスコン24は、CPU21及び通信処理部27と接続され、CPU21の制御の下でAV機器内の各ブロックの制御、データの入出力、リモコン及びコントロールパネルからの情報の入力を制御する。
【0062】
ビデオRAM25は、CPU21、シスコン24、通信処理部27と接続され、AV機器内部の情報やAVシステム全体に関する情報等を表示画面に表示するための映像、画像、文字情報を格納する。
【0063】
DRAM26は、システムブロック20内のプロセッサ間の通信に必要な情報や、システムブロック20内で使用される情報を格納する。
【0064】
通信処理部27は、その一端が接続ポートP1、P2と接続され、他端はCPU21及びシスコン24と接続されており、1394IFを介して他のAV機器のシステムブロック20の通信処理部27との間の通信を行う。
【0065】
各AV機器のシステムブロック20は下記のように動作する。
1.他AV機器の機能モジュールを使用する場合(図6参照)。
シスコン24を通じて使用者からの処理要求がCPU21に伝えられると、CPU21は、ROM23からSRAM22に読み込まれたプログラムの動作シーケンスによって発生した処理要求を認識する(ステップST1)。
【0066】
次にステップST2において、CPU21は、上記処理要求が自己AV機器内の機能モジュールで処理可能であるか否かを、予めROM23からSRAM22に読み込んでおいた初期設定情報に基づき判断する。
【0067】
自己AV機器内の機能モジュールにより処理可能と判断した場合には、CPU21は、ステップST3へ飛び、シスコン24等を使用して自己AV機器内の機能モジュールを動作させることにより要求された処理を実行する。
【0068】
自己AV機器内の機能モジュールにより処理不可能と判断した場合には、CPU21は、ステップST4へ進み、SRAM22内に記憶されている管理テーブル(従来技術の図10の情報テーブル参照)を検索し、処理可能な機能モジュールを持つ他のAV機器を探す。なお、管理テーブルは、予め、通信処理部27を通じてAVシステム内の他の全AV機器に問い合わせることにより収集し、SRAM22に記憶しておいたものである。
【0069】
処理可能な機能モジュールを持つ他のAV機器が管理テーブル内に無い場合は、CPU21はステップST5に飛び、エラーを表す画面情報をビデオRAM25に書き込み、シスコン24を制御して、モニタブロック13を動作させ表示画面にエラー情報を表示させる。
【0070】
処理可能な機能モジュールを持つ他AV機器が管理テーブル内にある場合は、CPU21はステップST6へ進み、通信処理部27に対して、上記機能モジュールが使用可能であるか否かを上記他AV機器に問い合わせるように指示する。
【0071】
この指示を受けて、通信処理部27は、上記他AV機器に対して上記機能モジュールの使用要求を発行し応答を待つ。この使用要求を受信した上記他AV機器は、後述する要求応答処理を行った後応答を返してくる。
【0072】
通信処理部27は、上記応答を受信すると、DRAM26に応答内容を書き込み、CPU21に対して割り込みを発生する。この割り込みにより、CPU21は、ステップST7において、DRAM26の内容を解釈し、上記他AV機器の上記機能モジュールが使用可能か否かを判断する。
【0073】
使用可能でない場合は、CPU21はステップST8において、ステップST5と同様にエラー表示を行う。
【0074】
使用可能な場合は、ステップST9に進み、通信処理部27と1394IFを介して、上記他AV機器の上記機能モジュールを使用して要求を処理する。
【0075】
2.要求応答処理
図7のステップST11において、AVシステム内の他のAV機器から1394IFを通じて機能モジュールの使用要求を受けた場合、通信処理部27は、ステップST11において、要求内容をDRAM26に書き込み、CPU21に対して割り込みを発生する。
【0076】
この割り込みにより、CPU21はステップST12において、DRAM26の内容を読んで要求内容を理解し、予めROM23からSRAM22に読み込んでおいた自己AV機器の機能モジュールに関する情報に基づき、要求されている機能モジュールが自己AV機器内にあることを確認する。
【0077】
要求されている機能モジュールが自己AV機器内に無い場合には、CPU21はステップST13へ飛び、エラー情報をDRAM26に書き込み、通信処理部27を通じて要求元のAV機器へエラー情報を送らせる。
【0078】
要求されている機能モジュールが自己AV機器内にある場合には、CPU21はステップST14へ進み、シスコン24に対して上記機能モジュールが使用可能状態にあるか否かを問い合わせる。
この問い合わせに対してシスコン24は、上記機能モジュールの状態により、使用可能か否かをCPU21に返答する。
【0079】
上記機能モジュールが使用不可能な場合は、CPU21はステップST15で、エラー情報をDRAM26に書き込み、通信処理部27を通じて上記機能モジュールが使用不可能である旨のエラー情報を要求元AV機器へ送る。
【0080】
上記機能モジュールが使用可能な場合は、CPU21はステップST16で、通信処理部27を通じて、機能モジュールが使用可能である旨の情報を要求元AV機器へ送ると共に、ステップST17で、使用要求のあった機能モジュールを動作させる。
【0081】
【実施例1】
図1に示すAVシステムにおいて、ディジタルビデオレコーダーVCR1は衛星放送用チューナーを有しており、テレビジョン受像機TVは地上波チューナーしか持っていない場合、ディジタルビデオレコーダーVCR1とVCR2との間でデータダビング中に、使用者がリモコンで衛星放送の視聴要求を指示すると、テレビジョン受像機TVから1394IFを介して衛星放送用チューナーを持つディジタルビデオレコーダーVCR1に対して使用要求が送られ、ディジタルビデオレコーダーVCR1は衛星放送用チューナーを使用中でないから、テレビジョン受像機TVは1394IFを通じてディジタルビデオレコーダーVCR1の衛星放送用チューナーを使用して衛星放送を視聴することができる。
【0082】
【実施例2】
テレビジョン受像機TVは衛星放送用チューナーと地上波用チューナーとを持っており、ディジタルビデオレコーダーVCR1は地上波用チューナーしか持っていない場合、ディジタルビデオレコーダーVCR1に対して衛星放送の番組予約をしておくと、予約時間になると、ディジタルビデオレコーダーVCR1が1394IFを介してテレビジョン受像機TVの衛星放送用チューナーを用いて番組録画をすることができる。この時、テレビジョン受像機TVは画面を消したままでよい。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る機能別にモジュール化されたAVシステムは、各AV機器を相互接続可能にして、各AV機器が所有する機能毎に機能モジュールを設けた構成にして、この機能モジュールを他のAV機器で動作させるようにしたことにより、接続された個々のAV機器に備わっていない機能であってもあたかも有しているようにして駆動させ、接続されている複数のAV機器全体として複数の機能を駆動させることができ、AV機器の小型化及び簡略化を図ることができると云う効果がある。
【0084】
又、各AV機器の機能モジュール化とディジタルインターフェイスとにより、自分に機能モジュールが無い時は他のAV機器の機能モジュールを使用して処理することができるから、AVシステムの資源効率が良く、AVシステムの小型化と低コスト化に寄与する。
【0085】
また、AVシステム内のAV機器間は全て切り換え接続無しに通信可能であるから接続切り換え用の回路が不要となりAV機器の回路構成が簡素になると共に、従来のように特定のAV機器に接続線が集中して配線や操作が面倒であるということが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機能別にモジュール化されたAVシステムの実施の形態を示すブロック図である。
【図2】同AVシステム内の各AV機器とディジタルインターフェイスとの接続を示す説明図である。
【図3】TVの回路構成を示すブロック図である。
【図4】VTRの内部構成を示すブロック図である。
【図5】全AV機器のシステムブロック20の回路構成を示すブロック図である。
【図6】同システムブロック20の制御動作を示す流れ図である。
【図7】同システムブロック20の制御動作を示す流れ図である。
【図8】従来技術を示す説明図である。
【図9】従来技術を示す説明図である。
【図10】従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
1、2、3 VTR
5 TV
6 AVセレクタ
7 映像信号マージ部
8 CRT
9 制御部
10 リモコン受光受信部
11 マウスリモコン
12 チューナー情報テーブル
13 モニタブロック13
14 チューナーブロック
15 アンプブロック
16 スピーカブロック
17 ストレージブロック
18 チューナーブロック
20 システムブロック
21 CPU
22 SRAM
23 ROM
24 シスコン
25 ビデオRAM
26 DRAM
27 通信処理部
1394IF IEEE1394規格ディジタルインターフェイス
TV テレビジョン受像機
VCR1、VCR2 ディジタルビデオレコーダー
DCAM デジタルカメラ
DVCR ディジタルビデオレコーダ
DVD ディジタルビデオディスク
G ゲーム機
TEL 電話機
FAX ファックス
MDC 音楽ディスク交換機
DAT ディジタルオーディオテープレコーダ
CDC コンパクトディスク交換機
P プリンタ
IRU 赤外線装置

Claims (2)

  1. デジタルインターフェイスを備え、ディジーチェーン接続で相互接続可能なAV機器を複数台接続して構成するAVシステムであって、
    前記AVシステムを構成する各AV機器は、
    自機器の有する機能を独立して動作させることができる回路を機能モジュールとして備えると共に、
    前記デジタルインターフェースを介し、自機器や他のAV機器が持つ前記機能モジュールへの処理要求及び前記機能モジュールの使用状態を送受信することができる通信処理部と、前記通信処理部を介して送られてくる自機器や他のAV機器の機能モジュールの使用状態を管理するための管理テーブルと、前記管理テーブルが管理している機能モジュールの使用状態に基づいて自機器又は他のAV機器の機能モジュールの動作を制御することができる制御手段と、を有するシステムブロックを備え、
    前記システムブロックの通信処理部を介して自機器や他機器の持つ機能モジュールに対する処理要求を送受信し、該処理要求を受信すると前記管理テーブルで管理している機能モジュールの使用状態に応じて、前記制御手段により自機器や他のAV機器の該当する機能モジュールを動作させること
    を特徴とする機能別にモジュール化されたAVシステム。
  2. 前記AVシステムを構成する各AV機器は、IEEE1394に準拠したパケット方式により双方向通信し、且つ、他のAV機器に対して均等な通信時間を割り当てるようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の機能別にモジュール化されたAVシステム。
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