JP3528266B2 - Tv放送受信装置及びtvシステム - Google Patents
Tv放送受信装置及びtvシステムInfo
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Description
TVシステムに関するものであり、詳しくは1台のTV
放送受信装置に1台又は複数台の映像機器を接続したも
のであり、これらTV放送受信装置または映像機器に内
蔵されているチューナーを全ての映像機器が共用し、こ
れによって、録画したいチャンネルに対応するチューナ
ーを持たない映像機器でもそのチャンネルを録画するこ
とができ、また、チューナーを持たない映像機器でも録
画を行うことができるようにしたTV放送受信装置(シ
ェアード・チューナー・システム)及びTVシステムに
関する。
o Tape Recorder)は予約録画(録画予
約をして行う録画)のためにチューナーを内蔵してお
り、このチューナーはVTRの機種毎に定められた録画
予約手順に従ってリモコンによって遠隔操作されるのが
一般的になっている。
ができるチューナーを内蔵したVTRとそれを内蔵しな
いVTRとを1台のTV放送受信装置であるTVに接続
して使用する例が多くなっている。
型のVTR31、32、33と、一台のカメラ一体型V
TR34とをTV放送受信装置であるTV35に接続し
て構成した従来の録画/再生システムを示す。据え置き
型VTR31〜33は入力端子IN1、IN2と、出力
端子OUT1、OUT2とモニタ端子Mとを備えた構成
になっている。
N2および出力端子OUT1、OUT2は、それぞれ、
他の2台の据え置き型VTRの出力端子および入力端子
と1対1で接続した構成になっている。なお、図11に
おいては、映像信号、音声右信号、音声左信号の各ケー
ブルを1本の実線で表している。以下、これらを総称し
てビデオケーブルと呼ぶ。
に接続することによって、一つの映像機器であるVTR
からの映像等を他のVTRへ送り録画等させることがで
きるようになっている。
チューナーを内蔵しており、VTR32がそれを内蔵し
ていない場合、VTR31からの映像をVTR32で録
画させるには、VTR31の電源オン→VTR31の出
力をVTR32に切換え→VTR31のチューナーの切
換え→VTR32の電源オン→VTR32の入力をVT
R31に切換え→VTR32の録画オンという一連の操
作を行うことにより、VTR32にBSチャンネルの録
画を行わせることができる。
ニタ端子Mは、ビデオケーブルによってTV35の別々
の入力端子と接続されている。このように接続すること
によって、VTR31〜33からの映像をTV35に表
示させることができるようになっている。
に表示させるには、リモコンまたはスイッチを操作する
ことによって、TV35の入力をVTR31用の入力端
子IN1に切り換えることが必要である。
きいため、TV35の前面または側面に設けられている
専用端子に接続されている。この接続は入力と出力とを
切り替えて使用するようになっているが、実際には、V
TR34に録画された内容をTV35に再生する使用方
法が殆どである。尚、カメラ一体型VTR34はチュー
ナーを内蔵していないのが一般的である。
映像機器であるVTRとTV放送受信装置であるTVと
からなる上記従来システムには下記のような問題点があ
った。 (1)据え置き型VTR31、32、33にはそれぞれ
チューナーを備えているが、これはVTRのコスト低下
の障害となっている。
に対するチャンネルの割当てが異なっている場合があ
り、特に、UHF放送を録画する場合が多い地方では、
チャンネル切り換えの操作が混乱したり、希望する番組
とは異なるものを録画または録画予約してしまうことが
起き易い。
を内蔵するVTRから、それを内蔵していないVTRへ
映像信号を送ることができるようにするには、各VTR
間をビデオケーブルで直接接続する必要があるが、その
ためには、VTRの台数が増える程、配線が蜘蛛の巣状
に複雑になるため、配線作業に時間がかかる上に配線の
間違いが起こり易かった。
ューナーを内蔵するVTRからの映像を、そのチューナ
ーを内蔵しないVTRへ送って録画させたり、あるい
は、それをTVへ送って表示させたりするためには、ユ
ーザはTVと各VTRとの間の接続関係および各VTR
間の接続関係を記憶している必要があるため、操作間違
いを起こし易く、また、送受信両側の機器用の各リモコ
ンあるいはそれらの機器の各操作ボタンを上記の例で述
べたような複雑な手順で操作しなければならないため、
操作に時間がかかる。
は、複数のリモコンを手元に置いて操作しなければなら
ないため、生活スペースが乱雑になりやすい。 (6)カメラ一体型VTRはチューナーを内蔵していな
いため、家庭内で録画に使用されることはなく、無駄な
スペースを取っているだけであった。
ナーを内蔵する必要がなく、ユーザの操作が簡単で、素
早く、しかも間違いなく行われること、配線が単純化さ
れ、且つ1つのリモコンで操作することができること、
カメラ一体型VTR等のようにチューナーを内蔵してい
ないVTRでも録画することができること、録画したい
チャンネルに対応するチューナーを内蔵していないVT
Rに対して、このチューナーを内蔵するTV放送受信装
置であるTVまたは映像機器であるVTRから映像信号
を送り録画させるようにすることに解決しなければなら
ない課題を有している。
に、本発明に係るTV放送受信装置及びTVシステム
は、次に示す構成にすることである。(1)TV放送受信装置は、少なくとも1つの映像機器
と接続可能な接続手段と、内部チューナーと、映像信号
処理部と、チャンネルを選局する選局手段と、上記内部
チューナー及び/又は上記映像機器に内蔵されたチュー
ナーが、上記選局手段によって選局されたチャンネルの
信号を受信できるチューナーであるか否かを判定する判
定手段と、上記判定手段に基づいて、上記選局手段によ
って選局されたチャンネルの信号を受信するチューナー
として、上記内部チューナーまたは上記映像機器に内蔵
されたチューナーのどちらか一方を選択する選択手段
と、上記選択手段によって選択されたチューナーの出力
を上記映像信号処理部及び/又は上記接続された映像機
器に供給する供給手段と、を有することを特徴とするT
V放送受信装置。 又、(2)上記選択手段は、上記内部チューナーを優先
して選択することを特徴とする(1)に記載のTV放送
受信装置。 (3)上記判定手段によって上記内部チューナーが上記
選局されたチャンネルの信号を受信できないチューナー
であると判定された場合、上記選局されたチャンネルの
信号を受信できるチューナーを有する上記映像機器のう
ちの1つを起動させ、上記起動された映像機器にて選局
されたチャンネルの信号を、上記接続手段を介して受信
させるように制御する制御手段とを有することを特徴と
する(1)に記載のTV放送受信装置。
映像機器と、その映像機器と接続可能なTV放送受信装
置とからなるTVシステムにおいて、上記映像機器は、
上記TV放送受信装置と接続可能な接続手段と、内蔵す
るチューナーと、上記TV放送受信装置から送信された
所定の制御信号に基づいて動作する制御手段を有し、上
記TV放送受信装置は、上記映像機器と接続可能な接続
手段と、内部チューナーと、映像信号処理部と、上記内
部チューナー及び/又は上記映像機器に内蔵されたチュ
ーナーが、上記選局手段によって選局されたチャンネル
の信号を受信できるチューナーであるか否かを判定する
判定手段と、上記判定手段に基づいて、上記選局手段に
よって選局されたチャンネルの信号を受信するチューナ
ーとして、上記内部チューナーまたは上記映像機器に内
蔵するチューナーのどちらか一方を選択する選択手段
と、上記選択手段によって選択されたチューナーの出力
を上記映像信号処理部及び/又は上記接続された映像機
器に供給する供給手段と、を有することである。
ステムは下記のような作用を奏する。 (1).TV放送受信装置に対し所定の形式で接続した
1台又は複数台の映像機器を含むものであり、機器に内
蔵しているチューナーを選択し、このチューナーによっ
て選局を行なうようにしたことにより、例えチューナー
を内蔵しない映像 機器であっても、所望のチューナーを
選択して録画等を容易に行なうことができるようにな
る。
優先して選局することにより、TV放送受信装置が保有
するチャンネルを優先させ、チャンネル設定(ポジショ
ンに対しての周波数)のずれを最小限に抑制することが
できる。
ンネルがない時は、その希望するチャンネルを有してい
るチューナーを介して希望するチャンネルを選局するこ
とにより、個々の映像機器が所有していないチャンネル
を、個々が有するチャンネルとして使用することができ
るようになる。
像機器に録画すること、又は所定の映像機器に所望のチ
ャンネルを選局するチューナーを有しない場合には、所
望のチャンネルを選局可能なチューナーを有する映像機
器と接続して録画を行なうことにより、ある放送チャン
ネルを、そのチャンネルに対応するチューナーを持たな
いビデオ機器に録画したい場合であってもチューナーを
内蔵しているTV放送受信装置又は映像機器であるビデ
オ機器とを有効チャンネル情報に基づいて接続し、チュ
ーナーからの映像および音声を所定のチューナーを内蔵
しないビデオ機器へ送り録画を行なうことができるよう
になる。
Vシステムの実施例について図を参照にして説明する。
図1は、本発明に係るTVシステムを具現化できるTV
放送受信装置の一実施例の構成を示したものである。
尚、実施例の中で、TV放送受信装置はTV(テレビジ
ョン受像機)、映像機器はVTR(ビデオテープレコー
ダ)を用いて説明する。
据え置き型と1台の移動型VTRであるS−VHS型V
TR1、Hi−8型VTR2、Beta型VTR3と、
カメラ一体型VTR4とが、1台のTV放送受信装置で
あるTV5に接続されている。
おいて、実線はビデオ信号および音声信号を伝送するビ
デオケーブルを表し、点線は制御信号を伝送するコント
ロールケーブルを表している。
像機器であるVTR1〜4の各々間の直接接続はなされ
ず、各VTR1〜4は全てTV放送受信装置であるTV
5に接続され、従って、各VTR1〜4においては、従
来のような入出力切換えという概念は存在しない。そし
て、各VTR間の接続は後述するTV5のAVセレクタ
ー機能ブロック6(図5参照)を介して行われるように
なっている。
あるTV5は、入力端子IN1〜4の他に、出力端子O
UT1〜4を有しており、これら出力端子は映像機器で
ある各VTR1〜4の入力端子とビデオケーブルで1対
1の対応で接続されている。つまり、TV5は、各VT
R1〜4からの映像および音声を入力すると共に、VT
R1〜4に対して映像および音声を出力する入出力両方
の機能を有する。なお、TV5のカメラ一体型VTR4
用の入出力端子IN/OUT4は、入出力共用である。
V5と映像機器である各VTR1〜4とはコントロール
ケーブルによって接続されていることである。TV5
は、各VTR1〜4に対して、それぞれのVTRの仕様
に基づきコード化したコマンドをコントロールケーブル
を通じて送信することによって全VTR1〜4の状態を
チェックしたり、動作を制御したりすることができるよ
うになっている。
ルケーブルを通して送られてくるコマンドによって録画
開始、録画停止、他機器への映像および音声の送信開始
および停止、電源オン/オフ等の各種動作を行うように
なっている。
接続には、従来から様々な形式の接続が存在しており、
図2に示すような串刺し型、図3に示すような分配型、
図4に示すような複合型のいずれを適用してもよい。こ
の図2から図4には、アンテナとの接続状態のみを示
し、VTR1〜3とTV5との接続状態は図1で示した
接続状態と同様となっている。
部構成について説明する。TV5は、図5に示すよう
に、AVセレクター機能系ブロック6と、映像信号マー
ジブロック7と、CRT8と、制御部9と、リモコン受
光受信部10と、マウスリモコン11とによって構成さ
れている。
部9と共に本発明の要点をなすものであり、アンテナと
接続されていると共に、ビデオケーブルおよびコントロ
ールケーブルを介して映像機器であるVTR1〜4と接
続されており、後述するように、制御部9の制御の下
で、VTR1〜4とCRT8との間および各VTR1〜
4相互間の接続切換えを行う機能を有する。
ター機能系ブロック6からの映像信号と、制御部9から
送出される操作インターフェイスに関するビデオ信号と
を混合し、CRT8に供給する。
をCRT8の画面上に通常の映像と重ねて表示し、ユー
ザはこのメニュー内のボタンをカーソルで指示すること
によって各種操作を行うようにしたものである。
ら出力される通常の映像とメニュー等とが重複した画像
を、周知のTV表示動作によって画面に表示する。
隔操作信号をリモコン受光受信部10を介して受信し、
これに基づき、AVセレクター機能系ブロック6、映像
信号マージブロック7、およびCRT8を制御する。
ールケーブルポート13と、AVセレクターブロックコ
ントロールポート14と、CRT出力ポート15と、リ
アルタイムクロックタイマー16と、ビデオRAM17
と、受光/受信データレジスタ18と、プログラムRO
M19と、D−RAM20と、S−RAM21とから構
成されている。
機能を有する。CPU12は、他の全ての回路13〜2
1と接続されており、プログラムROM19に格納され
ているプログラムおよび各種固定データとを読み出して
実行することにより、システム全体の動作を制御する。
U12から出力されるコマンドをAVセレクター機能系
ブロック6へ送出する。
ト14は、CPU12から出力される入力切換えのため
の制御信号をAVセレクター機能系ブロック6に対して
送出する。
7と接続されており、CPU12の制御の下で、ビデオ
RAM17上で作成される操作インターフェースの表示
データを映像信号マージブロック7へ送出する。
時間を計時し、録画予約等の場合にCPU12によって
使用される。
る操作インターフェースのビデオデータを格納する。こ
のビデオデータは、映像信号マージブロック7において
AVセレクター機能系ブロック6からの通常の映像信号
と混合(マージ)される。
ン受光受信部10からの出力信号を一時格納し、CPU
12へ出力する。
VTRを操作するための各種プログラムおよび固定デー
タを格納し、CPU12に提供する。
であり、各種データを一時的に格納する。S−RAM2
1は、スタテック−RAMであり、後述するような有効
チャンネル情報からなるチューナー情報テーブル等を記
憶する。
細部構成について説明する。AVセレクター機能系ブロ
ック6は、チューナー部22と、ループバック処理部2
3と、出力処理部24と、コントロール信号入出力処理
部25と、入力切換部26と、映像信号処理部27とか
らなる。
し、制御部9のAVセレクターブロックコントロールポ
ート14からの制御信号によって、チューナーの出力信
号を入力切換部26へ供給するようになっている。
からビデオケーブルを通って入力端子IN1〜IN3に
入力する映像信号および音声信号を、AVセレクターブ
ロックコントロールポート14からの制御信号によっ
て、出力処理部24または入力切換部26のいずれかへ
出力する機能を有する。
るTV5の出力端子OUT1〜OUT3と接続すべき映
像機器であるVTR1〜3を、AVセレクターブロック
コントロールポート14からの制御信号によって選択す
る。
力処理部24の端子d〜fとは、AVセレクターブロッ
クコントロールポート14からの制御信号により、矢印
で示すように、任意に1対1で接続されるようになって
いる。
a〜cの内の一つを出力処理部24の端子d〜fの一つ
と接続することによって、ある映像機器であるVTRか
らの映像信号および音声信号を他の映像機器であるVT
Rへ送信することができる。
ールポート14からの制御信号によって、ループバック
処理部23の端子bと出力処理部24の端子dとが接続
された場合には、VTR2からの映像信号および音声信
号がVTR3へ転送されることになる。
御部9のコントロールケーブルポート13から制御信号
を入力し、それを、コントロールケーブルを通してVT
R1〜3へ送信する。
の入力と、各VTR1〜4からの入力との中から、AV
セレクターブロックコントロールポート14からの制御
信号によって指定された入力を選択し、映像信号処理部
27へ出力する。映像信号処理部27は、映像信号を処
理し、CRT8へ出力することになる。
の動作について以下の項目、 1.有効チャンネル情報からなるチューナー情報テーブ
ルの作成、 2.表示画面に関するチャンネル切換え動作、 3.録画および裏番組の録画、に分けて説明する。
ー情報テーブルの作成 チューナー情報テーブルの作成は、制御部9がTV5お
よび接続されている全VTRが内蔵しているチューナー
に関する情報をテーブルとしてS−RAM21に記録し
て作成し、且つ管理するものである。
いて、TV5に接続されているVTRの状況設定の操
作、電源オンの操作、あるいはメニュー表示操作を行う
と、CPU12は、図6のフローチャート図で示すよう
なチューナー情報作成プログラムを開始する(S1)。
まず、CPU12はD−RAM20をカウンタとして用
い、このカウント値Nを1に設定する(S2)。
るVTR1に対して、内蔵しているチューナーの数と種
類と、有効チャンネルとを調べる(S3)。例えば、V
TRのコントロールプロトコルの1つであるLANC
(Local ApplicatioN Contro
l bus system)によって上記チェックを行
う場合、CPU12から始動コマンドによって、まずV
TR1を始動させ、チャンネル切り換えコマンドによっ
て、VTR1のチューナーを切り換え、ビデオケーブル
によって送られてくる映像が砂嵐映像か否かをチェック
することによって有効チャンネルか否かを確認する手順
を全チャンネル(VHF、UHF、BS、CS、CAT
V等)について実行すればよい。具体的には、CPU1
2は、映像信号処理部27において、水平同期信号又は
垂直同期信号が得られた場合、有効チャンネルと判定
し、得られ無かった場合、砂嵐映像すなわち無効チャン
ネルであると判定する(S3)。次に、CPU12は、
全チャンネルが無効チャンネルであるか否かに基づい
て、VTR1がLINE1に対して未接続であるか、又
は、VTR1がチューナーを持たないかを判定する(S
4)。CPU12は、有効チャンネルがある場合、S−
RAM21の1番目のチューナーテーブルへ、その有効
チャンネルを登録し(S5)、全チャンネルが無効チャ
ンネルの場合、VTR1はLINE1に対して未接続で
あるか又はVTR1はチューナーを持たないとしてS−
RAM21の1番目のチューナーテーブルへ全て無効チ
ャンネルを登録する(S6)。次にCPU12は、D−
RAM20のカウント値を1つインクリメントする(S
7)。次に、CPU12は、D−RAM20のカウント
値が、接続可能なVTRの数(即ち、LINEの本数)
以下であるかを判定し(S8)、カウント値が接続可能
なVTRの数より大きい場合、ステップS9に進み、カ
ウント値が接続可能なVTRの数以下の場合、ステップ
S3に戻り、次のLINEに接続されているVTRにつ
いてのチューナー情報作成プログラムを実行する。
い、その都度、有効チャンネルを登録し、もしVTRが
接続されていないか、あるいはVTRがチューナーを持
たなければ対応するチューナーテーブルは全て無効チャ
ンネルとして登録する。
チューナー情報をS−RAM21にマップ化して登録
し、一連のテーブル作成は終了する(S9)。
グラムによって、S−RAM21内に、図7に示すよう
なマップ化されたチューナー情報テーブル28が作成さ
れる。尚、チューナー情報テーブル28中、数字1は有
効チャンネルを、数字0は無効チャンネルを表す。
HF3、VHF4が有効チャンネルであり、他のVTR
で利用することができる。又、VTR1は、地上波VH
F1、VHF3、VHF4と、BS1、BS3、BS
5、BS7放送とが有効チャンネルであり、VTR2は
地上波VHF1、VHF3、VHF4とCS1、CS
2、CS3、CS4放送が有効チャンネルであり、VT
R3は地上波VHF1、VHF3、VHF4が有効チャ
ンネルとなっていることを示している。
てCRTの画面に表示されるメニューの中の”チャンネ
ル切換え”を指定すると、CPU12は図8に示すよう
なチャンネル切換えプログラムを起動する(S10)。
チューナー情報テーブルを検索し、マトリックス化され
た選択可能なチャンネルだけを図9に示すようにボタン
で表したメニューとしてCRT8上に表示させる(S1
1)。次に、CPU12は、メニュー選択の入力待ちに
入る(S12)。次に、CPU12は、ユーザーのリモ
コン11の操作によりチャンネル選択指示(図8の例で
はBS1)を受け付ける(S13)。この時、CPU1
2は、選択可能なチャンネルのみ受付、選択可能なチャ
ンネル以外の選択指示については無視する。
ルに対応するチューナーがTV5に内蔵されているか否
かを判定し(S14)、内蔵されている場合、CPU1
2は、チューナー部22を対応するチューナー(図8の
場合BS)に切り換えると共に、選択されたチャンネル
を受信させる(S15)。更に、CPU12は切り換え
部26を制御して、入力をTV5のチューナー部22に
設定する(S16)。このように、TV5と接続された
VTRの両方に有効チャンネルが有る場合には、TV5
のチューナー部22が優先されて選択され、チューナー
部22の出力がCRT8に送られ表示される。
いチューナーのチャンネルが選択された場合には、CP
U12は、S−RAM21内のチューナー情報テーブル
を検索し、このチャンネルに対応するチューナーを内蔵
するVTRを探し出す。具体的には、CPU12は、D
−RAM20をカウンタとして用い、カウント値を1か
ら順に1つづつインクリメントし、このカウント値に対
応するチューナー情報テーブルに、選択されたチャンネ
ルが有効チャンネルとして登録されているか否かを判定
する(S17、S18、S22)。
ロックコントロールポート14を通じて切換制御信号を
ループバック処理部23および入力切換部26へ送る。
その結果、選択されたVTRとCRT8とが接続される
(S19、S20)。
ルポート13からコントロール信号入出力処理部25を
介して選択されたVTRに対して制御信号を送り、この
VTRを起動させる。その結果、このVTRは電源オン
→チャンネル切換え→出力切換えを行い、該当するチャ
ンネルの映像信号および音声信号を出力する。この映像
信号および音声信号はループバック処理部23および入
力切換部26を経てCRT8に表示され、チャンネル切
換えが完了する(S21)。
ザーから”録画”が指定されると、CPU12は図10
に示すような録画プログラムを開始する(S23)。
尚、タイマー予約操作がなされると、設定された時間に
自動的に録画を開始する構成となっている。先ず、CP
U12は、S−RAM21内のチューナー情報テーブル
を検索し、マトリックス化された選択可能なチャンネル
だけを図9に記すようにCRT8上に表示させる。
ンネルを、ある指定されたVTRに録画するための指示
又は裏番組の録画指示をリモコン受信部10を介して受
け付ける(S25)。
指定されたチャンネルに対応するチューナーを内蔵して
いるか否かをS−RAM21内のチューナー情報テーブ
ルに基づいて判定し(S26)、内蔵している場合に
は、指定されたVTRを起動して、その内蔵チューナー
に指定されたチャンネルを受信させると共に、録画動作
を開始させる(S31)。
れたチャンネルに対応するチューナーを内蔵していない
場合、CPU12は、S−RAM21内のチューナー情
報テーブルを検索し、このチャンネルに対応するチュー
ナーを内蔵するVTRを探し出す。具体的には、CPU
12は、D−RAM20をカウンタとして用い、カウン
ト値を”1”から開始して、接続されているVTRの数
(MAX)まで順に1つづつインクリメントし、このカ
ウント値に対応するチューナー情報テーブルに、選択さ
れたチャンネルが有効チャンネルとして登録されている
か否かを判定する(S27、S28、S32、S3
3)。
CPU12はコントロールケーブルポート13を介し
て、ループバック処理部23と出力処理部24へ制御信
号を送り、指定されたVTRの入力端子と、探し出され
たVTRの出力端子との間がビデオケーブルで接続され
るように制御する(S29)。
を介してチューナーを内蔵しているVTRへ制御信号を
送り、それを起動させて指定されたチャンネルを受信さ
せると共に、録画するVTRへ制御信号を送り、電源オ
ン→入力切換え→録画の動作を行わせる(S30)。
対応するチューナーを内蔵していないVTR、又は、カ
メラ一体型VTRのようにチューナーを持たないVTR
に、そのチャンネルの録画を行わせることができる。
尚、上述の説明では、指定されたVTRが指定されたチ
ャンネルに対応するチューナーを持っていない場合、他
のVTRのチューナーを用いて録画を行うようにしたが
TV放送受信装置であるTVのチューナー部22を用い
るようにすることもできる。
例として、カメラ一体型VTRに表示される映像を見な
がら、ズームアップ等のようにカメラを操作するシステ
ムや、ダブルチューナーTVでカメラ一体型VTRに録
画予約するシステムを構成することができる。
発明に係るTV放送受信装置及びTVシステムは、下記
のような効果を奏する。 (1).TV放送受信装置に対し所定の形式で接続した
1台又は複数台の映像機 器に内蔵しているチューナーを
選択し、このチューナーによって選局を行なうことによ
り、TV放送受信装置側で集中的にチューナーの内蔵
の有無に関係なく接続されているVTR等の映像機器の
チューナーを共用することができるという効果がある。
映像機器側にチューナーが必要でなくなり、その分コ
ストを低減することができるという効果がある。ビデ
オケーブルの接続が簡単になると共に、映像機器におけ
る入/出力切換え操作が不要となるという効果がある。
であるTVに内蔵するチューナーを優先して選局するこ
と、及びTVに希望するチャンネルがない時は、その希
望するチャンネルを有しているチューナーを介して希望
するチャンネルを選局することにより、先ず、TVが保
有するチャンネルを優先させ、チャンネル設定による周
波数のずれを最小限に抑制することができ、且つチャン
ネル切り換えの操作が早く、簡単に正確にできるという
効果がある。
TRに録画すること、及び映像機器である所定のVTR
に所望のチャンネルを選局するチューナーを有しない場
合には、所望のチャンネルを選局可能なチューナーを有
する映像機器と接続して録画を行なうことにより、所定
の映像機器にチューナーを備えていればどの映像機器か
らでも、このチューナーを使用した録画をすることがで
きるという効果がある。
を示すブロック図である。
つの態様を示すブロック図である。
う一つの態様を示すブロック図である。
らにもう一つの態様を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
ューナー情報テーブル作成プログラムを示す流れ図であ
る。
ューナー情報テーブルを示す説明図である。
を示す流れ図である。
ある。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】少なくとも1つの映像機器と接続可能な接
続手段と、 内部チューナーと、 映像信号処理部と、 チャンネルを選局する選局手段と、 上記内部チューナー及び/又は上記映像機器に内蔵され
たチューナーが、上記選局手段によって選局されたチャ
ンネルの信号を受信できるチューナーであるか否かを判
定する判定手段と、 上記判定手段に基づいて、上記選局手段によって選局さ
れたチャンネルの信号を受信するチューナーとして、上
記内部チューナーまたは上記映像機器に内蔵されたチュ
ーナーのどちらか一方を選択する選択手段と、 上記選択手段によって選択されたチューナーの出力を上
記映像信号処理部及び/又は上記接続された映像機器に
供給する供給手段と、を有することを特徴とするTV放
送受信装置。 - 【請求項2】上記選択手段は、上記内部チューナーを優
先して選択することを特徴とする請求項1に記載のTV
放送受信装置。 - 【請求項3】上記判定手段によって上記内部チューナー
が上記選局されたチャンネルの信号を受信できないチュ
ーナーであると判定された場合、上記選局されたチャン
ネルの信号を受信できるチューナーを有する上記映像機
器のうちの1つを起動させ、上記起動された映像機器に
て選局されたチャンネルの信号を、上記接続手段を介し
て受信させるように制御する制御手段とを有することを
特徴とする請求項1に記載のTV放送受信装置。 - 【請求項4】少なくとも1つの映像機器と、その映像機
器と接続可能なTV放送受信装置とからなるTVシステ
ムにおいて、 上記映像機器は、 上記TV放送受信装置と接続可能な接続手段と、 内蔵するチューナーと、 上記TV放送受信装置から送信された所定の制御信号に
基づいて動作する制御手段を有し、 上記TV放送受信装置は、 上記映像機器と接続可能な接続手段と、 内部チューナーと、 映像信号処理部と、 上記内部チューナー及び/又は上記映像機器に内蔵され
たチューナーが、上記選局手段によって選局されたチャ
ンネルの信号を受信できるチューナーであるか否かを判
定する判定手段と、 上記判定手段に基づいて、上記選局手段によって選局さ
れたチャンネルの信号を受信するチューナーとして、上
記内部チューナーまたは上記映像機器に内蔵するチュー
ナーのどちらか一方を選択する選択手段と、 上記選択手段によって選択されたチューナーの出力を上
記映像信号処理部及び/又は上記接続された映像機器に
供給する供給手段と、を有することを特徴とするTVシ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22141594A JP3528266B2 (ja) | 1993-09-22 | 1994-09-16 | Tv放送受信装置及びtvシステム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23656393 | 1993-09-22 | ||
JP5-236563 | 1993-09-22 | ||
JP22141594A JP3528266B2 (ja) | 1993-09-22 | 1994-09-16 | Tv放送受信装置及びtvシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07154705A JPH07154705A (ja) | 1995-06-16 |
JP3528266B2 true JP3528266B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=26524283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22141594A Expired - Lifetime JP3528266B2 (ja) | 1993-09-22 | 1994-09-16 | Tv放送受信装置及びtvシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3528266B2 (ja) |
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JP2006054642A (ja) | 2004-08-11 | 2006-02-23 | Sony Corp | 記録システム、記録方法および記録装置 |
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JP5402989B2 (ja) * | 2011-05-30 | 2014-01-29 | 株式会社日立製作所 | Av機器およびav予約録画設定方法 |
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-
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- 1994-09-16 JP JP22141594A patent/JP3528266B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH07154705A (ja) | 1995-06-16 |
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