JP2003324780A - 家庭内電気機器制御方法、家庭内電気機器制御システムおよび映像機器 - Google Patents

家庭内電気機器制御方法、家庭内電気機器制御システムおよび映像機器

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JP2003324780A
JP2003324780A JP2002128823A JP2002128823A JP2003324780A JP 2003324780 A JP2003324780 A JP 2003324780A JP 2002128823 A JP2002128823 A JP 2002128823A JP 2002128823 A JP2002128823 A JP 2002128823A JP 2003324780 A JP2003324780 A JP 2003324780A
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Yoshihiro Nishida
義広 西田
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、家庭内の各種電気機器を家庭内の任
意の場所から統括して確実に遠隔操作できる、使い勝手
のよい経済的に有利な家庭内電気機器制御方法、家庭内
電気機器制御システムおよび映像機器を提供することを
課題とする。 【解決手段】テレビジョン受像器10は、リモートコン
トローラ20の特定のボタン操作による指示に従い、B
luetooth(TM)無線モジュールにより無線接続さ
れた各種の家庭内電気機器30,30,…うちの指示に
従う機器との間で情報交換を行い、上記リモートコント
ローラ20からの指示に従って上記機器の動作を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭内電気機器制
御方法、家庭内電気機器制御システムおよび映像機器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭内で使用される、例えばエア
コン(エアーコンディショナー)、冷蔵庫、電子レン
ジ、洗濯機、オーディオ機器、テレビジョン受像器等の
各種電気機器を集中制御する手段として、上記各電気機
器をそれぞれLANケーブル、ネットワークケーブル等
でパーソナルコンピュータ、PDA等のコンピュータ機
器に接続し、コンピュータ機器で上記各電気機器を制御
していた。
【0003】しかしながら、上記した手段は、システム
の構築にかかる費用負担が大きく、また、機器を制御す
る際には必ずコンピュータ機器の操作が必要であり、更
に、接続機器の移動やシステム変更等に対してネットワ
ーク接続の変更を伴うことから、操作性、利便性等に難
があった。
【0004】また、上記した各種の家庭内電気機器は、
それぞれ遠隔操作化が進行しているが、上記したような
各種の家庭内電気機器を家庭内の任意の場所から統括し
て確実に遠隔操作できるまでには至っていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来で
は、家庭内の各種電気機器を家庭内の任意の場所から統
括して確実に遠隔操作できる、使い勝手のよい経済的に
有利なシステム技術が存在しなかった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
家庭内の各種電気機器を家庭内の任意の場所から統括し
て確実に遠隔操作できる、使い勝手のよい経済的に有利
な家庭内電気機器制御方法、家庭内電気機器制御システ
ムおよび映像機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、家庭内電気機
器制御方法であって、表示機能を有し、かつリモートコ
ントローラにより遠隔操作が可能な家庭内の映像機器、
および前記家庭内の電気機器のそれぞれに、前記機器相
互の間で通信が可能な無線機を設け、前記リモートコン
トローラに前記電気機器に対して指示を行う指示入力手
段を設けて、前記リモートコントローラの指示操作によ
り、前記映像機器を介して、前記電気機器を遠隔操作す
ることを特徴とする。
【0008】また、本発明は、家庭内電気機器制御方法
であって、表示機能を有し、かつリモートコントローラ
により遠隔操作が可能な家庭内の映像機器、および前記
家庭内の電気機器のそれぞれに、前記機器相互の間で通
信が可能な無線機を設け、前記リモートコントローラに
前記電気機器に対して指示を行う指示入力手段を設け
て、前記リモートコントローラの指示操作により、前記
映像機器を介して、前記家庭内電気機器を遠隔操作し、
当該遠隔操作の内容を示す情報、若しくは前記遠隔操作
に伴う機器の状態を示す情報、若しくは前記遠隔操作に
伴う機器周囲の環境状況を示す情報、若しくはそれらの
任意の情報を組み合わせた情報を前記映像機器に取得
し、表示することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、家庭内電気機器制御シス
テムであって、表示機能を有し、かつリモートコントロ
ーラにより遠隔操作が可能な家庭内の映像機器と、前記
家庭内の電気機器と、前記映像機器に設けられた第1の
無線機と、前記電気機器に設けられ、前記第1の無線機
との間で無線通信を行う第2の無線機と、前記映像機器
に設けられ、前記リモートコントローラより受信した遠
隔操作情報から前記電気機器に対する遠隔操作情報を弁
別し、当該弁別した情報をもとに前記電気機器へ送信す
る情報を生成して、当該情報を前記第1の無線機を介し
前記第2の無線機に送信する処理手段とを具備し、前記
リモートコントローラの指示操作により、前記映像機器
を介して、前記電気機器を遠隔操作することを特徴とす
る。
【0010】また、本発明は、表示機能を有し、かつリ
モートコントローラにより遠隔操作が可能な家庭内の映
像機器、および前記家庭内の電気機器のそれぞれに、前
記機器相互の間で通信が可能な無線機を設け、前記リモ
ートコントローラに前記電気機器に対して指示を行う指
示入力手段を設けて、前記映像機器を制御側の機器と
し、前記電気機器を被制御側の機器として、前記リモー
トコントローラの指示操作により、前記電気機器を遠隔
操作する家庭内電気機器制御システムであって、前記制
御側の機器に、前記被制御側の機器に対する動作制御情
報、シーケンス制御情報、機器管理情報の少なくともい
ずれかの情報を保持して、前記保持した情報をもとに、
前記被制御側の機器を制御する手段を具備したことを特
徴とする。
【0011】また、本発明は、表示機能を有し、かつリ
モートコントローラにより遠隔操作が可能な家庭内の映
像機器、および前記家庭内の電気機器のそれぞれに、前
記機器相互の間で通信が可能な無線機を設け、前記リモ
ートコントローラに前記電気機器に対して指示を行う指
示入力手段を設けて、前記映像機器を制御側の機器と
し、前記電気機器を被制御側の機器として、前記リモー
トコントローラの指示操作により、前記電気機器を遠隔
操作する家庭内電気機器制御システムであって、前記制
御側の機器に、前記被制御側の機器に対する遠隔操作の
内容を示す情報、若しくは当該遠隔操作に伴う機器の状
態を示す情報、若しくは当該遠隔操作に伴う機器周囲の
環境状況を示す情報、若しくはそれらの任意の情報を組
み合わせた情報を取得して表示する表示制御手段を具備
したことを特徴とする。
【0012】また、本発明は、表示機能をもつ家庭内の
映像機器であって、前記家庭内の電気機器との間で無線
通信を行う無線機と、前記電気機器の動作制御を指示す
る機器制御情報を入力する入力手段と、前記入力手段で
入力された前記機器制御情報を前記無線機を介して前記
電気機器に送信する無線制御手段とを具備したことを特
徴とする。
【0013】また、本発明は、家庭内の電気機器に無線
機を設けて当該電気機器を無線により制御する機能をも
つ、表示機能を備えた映像機器であって、前記電気機器
に対する遠隔操作情報および前記映像機器に対する遠隔
操作情報を送信する送信手段を備えたリモートコントロ
ーラと、前記リモートコントローラより受信した遠隔操
作情報から前記電気機器に対する遠隔操作情報を弁別す
る弁別手段と、前記弁別手段で弁別した前記電気機器に
対する遠隔操作情報をもとに前記電気機器を制御する制
御情報を生成する生成手段と、前記生成手段で生成した
前記制御情報を前記電気機器に設けられた前記無線機に
送信する無線手段とを具備したことを特徴とする。
【0014】上記した本発明の方法若しくはシステム若
しくは映像機器を適用することで、家庭内の各種電気機
器を家庭内の任意の場所から統括して確実に遠隔操作で
きる、使い勝手のよい経済的に有利な家庭内電気機器制
御システムを容易に構築できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0016】図1は本発明の実施形態に於ける家庭内電
気機器制御システムの構成例を示すブロック図であり、
図2は上記実施形態に於ける家庭内電気機器制御システ
ムの要部の構成を示すブロック図である。
【0017】図1に示す家庭内の各種電気機器に於い
て、テレビジョン受像器(映像機器)10は、赤外線
(IrDA)ポートを介してリモートコントローラ(T
Vリモコン)20により遠隔操作可能である。更に、こ
のテレビジョン受像器10は、制御側の機器として、他
の被制御側の機器となる、エアーコンディショナー30
(a),30(b)、電子レンジ30(c)、洗濯機3
0(d)、AV機器30(e)等の各種家庭内電気機器
30,30,…と、特定の無線通信手段、例えばBlu
etooth(TM)無線モジュールにより相互に無線接続
されて、家庭内電気機器制御システムを構成している。
【0018】上記テレビジョン受像器10は、図2に示
すように、既存のテレビジョン受像器がもつ機能を実現
するための、チューナ101、主番組信号処理部10
2、データ放送信号処理部103、画面合成部104、
表示部105、音声出力部106などのテレビジョン番
組受信機能を実現する機能回路と、テレビジョン受像器
10の電源オン/オフ、チャンネル選択、機能選択等を
行う赤外線(IrDA)を用いたリモートコントローラ
20、およびリモコン受信部112による遠隔操作機能
とをもつ。
【0019】更に、上記テレビジョン受像器10は、こ
れらの各機能を実現する構成要素に加えて、上記家庭内
電気機器制御システムを実現するための、メインコント
ローラ111、記憶装置113、変換テーブル114、
Bluetooth(TM)無線機を用いた送受信部115
等の構成要素をもつ。
【0020】テレビジョン受像器10に於いて、テレビ
ジョン番組の視聴に関しては、既存のテレビジョン受像
器と同様に、リモートコントローラ20より番組の選択
指示を行う。このリモートコントローラ20の操作指示
は、赤外線(IrDA)ポートを介してリモコン受信部
112に受信され、その受信した指示情報(操作指示コ
マンド)がメインコントローラ111に入力される。メ
インコントローラ111は上記リモートコントローラ2
0の操作に伴う操作指示コマンドを解釈し、チューナ1
01の選局制御を含む、テレビジョン番組視聴のための
各種制御を行う。この際、テレビアンテナ(ANT)で
受けた各テレビジョン放送番組のテレビジョン信号は、
チューナ101で番組(局)選択され、選択された番組
に応じて、主番組信号処理部102、またはデータ放送
信号処理部103に供給される。主番組信号処理部10
2は、チューナ101より受けた主番組のテレビジョン
信号に対して当該信号の復調処理を含む各種の信号処
理、輝度および色調整処理、音声処理などを施し、番組
を再生した映像および音声の各情報を画面合成部104
に出力する。またデータ放送信号処理部103はチュー
ナ101より受けたデータ放送信号に対して当該信号の
各種処理を施し、受信したデータ放送信号の映像、音声
等の各情報を画面合成部104に出力する。画像合成部
104は上記主番組信号処理部102およびデータ放送
信号処理部103より受けた各情報を合成し、その映像
情報を表示部105に送出し、音声情報を音声出力部1
06に送出する。
【0021】このようにして、既存のテレビジョン受像
器と同様のテレビジョン番組の表示並びに音声出力が行
われる。
【0022】また、テレビジョン受像器10は、リモー
トコントローラ20の特定のボタン操作による指示に従
い、Bluetooth(TM)無線モジュールにより無線
接続された各種の家庭内電気機器30,30,…うちの
指示に従う機器との間で情報交換を行い、上記リモート
コントローラ20からの指示に従って上記機器の動作を
制御する。上記各種の家庭内電気機器30,30,…に
は、それぞれテレビジョン受像器10との間で無線通信
を行うためのBluetooth(TM)無線機を用いた送
受信部301、および操作指示コマンドを解釈して機器
の動作を制御するとともに通信制御を行う制御部302
が設けられる。
【0023】図3は上記リモートコントローラ20のボ
タン構成例を示したもので、ここでは、Bluetoo
th(TM)無線モジュールにより無線接続された各種の家
庭内電気機器30,30,…から、遠隔操作を行いたい
機器を選択するために、機器に固有の機器選択ボタン2
11〜214が設けられた例を示している。例えば、図
1に示す家庭内電気機器30,30,…のうち、機器選
択ボタン211は、エアーコンディショナー30
(a),30(b)の選択指示に割り付けられ、機器選
択ボタン212は、電子レンジ30(c)の選択指示に
割り付けられ、機器選択ボタン213は、洗濯機30
(d)の選択指示に割り付けられ、機器選択ボタン21
4は、AV機器30(e)の選択指示に割り付けられ
る。この機器選択ボタン211〜214のうちの、いず
れかのボタンが操作されると、例えば、チャンネル選択
等に用いられる数字ボタン201、データ放送のマウス
カーソル操作に用いられるポインティングスティック2
02等が、それぞれ上記機器選択ボタン211〜214
で選択された機器30,30,…に固有の動作を制御す
る指示ボタンとなる。
【0024】図4は、上記リモートコントローラ20か
ら、テレビジョン受像器10を介して各種の家庭内電気
機器30,30,…を遠隔操作する際の、テレビジョン
受像器10の表示部105に表示される機器操作画面の
表示例およびその内容例を示したもので、図(a)およ
び図(b)はそれぞれ機器操作画面の表示例、図(c)
および図(d)はそれぞれ表示内容例を示している。こ
の例では、いずれも表示部の表示画面上に於いて、予め
定められた一部の表示領域に、制御対象機器の、現在の
状態、設定内容等を表示する画面構成を例示している
が、これに限らず、全画面領域を用いた表示形態、若し
くはスーパーインポーズによる重ね表示による表示形態
等、任意の表示形態が適用可能である。
【0025】図5乃至図7は、それぞれ上記メインコン
トローラ111の制御の下に実行される機器遠隔操作時
の各種処理手順の一例を示したもので、図5は、リモー
トコントローラ20に設けられた機器選択ボタン211
〜214の操作に伴う、リモコン操作受付処理の手順を
示すフローチャート、図6は図4に示すような機器操作
画面の表示処理制御を行う画面表示処理の手順を示すフ
ローチャート、図7は上記リモコン操作に伴う、テレビ
ジョン受像器10と、他の家庭内電気機器30,30,
…との間の機器間無線通信制御の処理手順を示すフロー
チャートである。
【0026】ここで、上記各図を参照して本発明の実施
形態による家庭内電気機器制御システムの動作を説明す
る。
【0027】まず、リモートコントローラ20に設けら
れた機器選択ボタン211〜214の操作に伴い、メイ
ンコントローラ111により実行される、リモコン操作
受付処理について、図5に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0028】メインコントローラ111は、図5に示す
リモコン操作受付処理ルーチン、図6に示す画面表示処
理ルーチン、図7に示す機器間無線通信制御の処理ルー
チンをそれぞれ一定の間隔で繰り返し実行する。
【0029】図5に示すリモコン操作受付処理ルーチン
では、まず、リモコン受信部112に、リモートコント
ローラ20から新たな操作指示コマンドが受信されたか
否かを判断する(図5ステップS101)。ここで、新
たな操作指示コマンドが受信されていなければ(図5ス
テップS101 No)、今回のリモコン操作受付処理
を終了する。
【0030】また、新たな操作指示コマンドが受信され
ていれば(図5ステップS101Yes)、その操作指
示コマンドが、テレビジョン操作のためのテレビ操作指
示コマンドであるか、Bluetooth(TM)無線モジ
ュールにより無線接続された家庭内電気機器30,3
0,…に対しての機器操作指示コマンドであるかを判断
する(図5ステップS102)。
【0031】ここで、テレビジョン操作のためのテレビ
操作指示コマンドである際は、そのコマンド内容に従
う、番組選択(選局)、受像部の電源オン/オフ等の制
御が行われる(図5ステップS120)。尚、この際の
受像部の電源オン/オフに於いては、テレビジョン受像
器10の受像部の所定の構成要素(例えば、チューナ1
01、主番組信号処理部102、データ放送信号処理部
103、画面合成部104、表示部105、音声出力部
106の構成要素)が電源オフ状態若しくは待機状態と
なり、メインコントローラ111、リモコン受信部11
2、記憶装置113、変換テーブル114、Bluet
ooth(TM)無線機を用いた送受信部115等の各構成
要素については常に動作可状態(電源オン状態)となっ
ている。
【0032】また、新たに受信された操作指示コマンド
がBluetooth(TM)無線モジュールにより無線接
続された家庭内電気機器30,30,…に対しての機器
操作指示コマンドである際は、そのリモートコントロー
ラ20から送られた機器操作指示コマンド(コンシュー
マIrDAコマンド)を、変換テーブル114を用い
て、操作された機器選択ボタン211〜214に固有の
(即ち操作指示された機器に固有の)機器制御コマンド
に変換し(図5ステップS103)、更に、その機器制
御コマンドを解析して(図5ステップS104)、機器
間通信を継続して行う必要のあるコマンドであるか(図
5ステップS105)、画面表示を必要とするコマンド
であるか(図5ステップS107)、音による報知(サ
ウンド報知)を行うコマンドであるか(図5ステップS
109)等が判定される。
【0033】ここで、機器間通信を継続して行う必要の
あるコマンドである際(図5ステップS105 Ye
s)は、図6に示す画面表示処理ルーチンに於いて機器
操作画面を継続して表示するために、内部制御フラグに
含まれる継続交信フラグを立てる(図5ステップS10
6)。
【0034】また、画面表示を必要とするコマンドであ
る際(図5ステップS107 Yes)は、図6に示す
画面表示処理ルーチンを実行するために、内部制御フラ
グに含まれる画面表示フラグを立てる(図5ステップS
108)。
【0035】また、音による報知(サウンド報知)を行
うコマンドである際(図5ステップS109 Yes)
は、受像部の電源オン/オフ状態に関係なく、音声出力
部106より報知を行うための制御を実行するために、
内部制御フラグに含まれるサウンド報知フラグを立てる
(図5ステップS110)。
【0036】上記した機器制御コマンドの受付処理(図
5ステップS101〜S110)を経て、上記機器制御
コマンドを、Bluetooth(TM)無線機を用いた送
受信部115を介し、被制御機器となる家庭内電気機器
30に無線送信する(図5ステップS111)。
【0037】次に、上記した画面表示処理について図6
に示すフローチャートを参照して説明する。
【0038】この図6に示す画面表示処理ルーチンに於
いては、まず、上記受像部の電源がオフ状態(表示機能
停止状態)になっているか否かを判断し(図6ステップ
S201)、受像部の電源がオフ状態(表示機能停止状
態)になっている際は、受像部を電源オン状態にして、
表示機能を起動する(図6ステップS202)。
【0039】次に、上記機器制御コマンドに従う、例え
ば図4(a)〜(d)のいずれかに示すような表示画面
を生成し(図6ステップS203)、その表示画面を表
示部105に表示する(図6ステップS204)。
【0040】その後、上記した内部制御フラグに含まれ
る継続交信フラグが立っているか否かを調べ(図6ステ
ップS205)、継続交信フラグが立っていなければ
(図6ステップS205 No)、表示が必要な表示時
間のタイマ設定を行って機器間操作画面の表示終了処理
を行う。
【0041】また、継続交信フラグが立っていれば(図
6ステップS205 Yes)、機器間操作画面の表示
を継続する(図6ステップS203〜S205)。
【0042】次に、上記した機器間無線通信制御の処理
について図7に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0043】この機器間無線通信制御の処理ルーチンに
於いては、まず、被制御機器となるBluetooth
(TM)無線モジュールにより無線接続された家庭内電気機
器30から、上記操作指示コマンドに対する応答があっ
たか否かを判断し(図7ステップS301)、応答(若
しくは問い合わせのコマンド等)がなければ(図7ステ
ップS301)、今回の機器間無線通信制御の処理を終
了する。
【0044】また、被制御機器となる家庭内電気機器3
0から、上記操作指示コマンドに対する応答があった際
は、その応答内容を解釈して(図7ステップS30
2)、その応答内容に従う処理を実行する(図7ステッ
プS303)。
【0045】上記実施の形態では、映像機器の一例とし
て、テレビジョン受像機を挙げて説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、VTR(Video Tape Re
corder)やセットトップボックスであってもよい。この
場合の映像機器の表示機能は、自身が表示する機能でも
良いし、テレビジョン受像機に表示させる機能でもよ
い。また、映像機器と電気機器との間での電波状態が悪
い場合は、他の電気機器が中継器として動作してもよ
い。
【0046】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、家
庭内の各種電気機器を家庭内の任意の場所から統括して
確実に遠隔操作できる、使い勝手のよい経済的に有利な
家庭内電気機器制御方法および家庭内電気機器制御シス
テムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に於ける家庭内電気機器制御
システムの構成例を示すブロック図。
【図2】上記実施形態に於ける家庭内電気機器制御シス
テムの要部の構成を示すブロック図。
【図3】上記実施形態に於けるリモートコントローラの
ボタン構成例を示す図。
【図4】上記実施形態に於ける機器操作画面の表示例を
示す図。
【図5】上記実施形態に於けるリモコン操作受付処理の
手順を示すフローチャート。
【図6】上記実施形態に於ける画面表示処理の手順を示
すフローチャート。
【図7】上記実施形態に於ける機器間無線交信処理の手
順を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…テレビジョン受像器(テレビ) 20…リモートコントローラ(TVリモコン) 30…家庭内電気機器(機器) 101…TVチューナ 102…主番組信号処理部 103…データ放送信号処理部 104…画像合成部 105…表示部 106…音声出力部 111…メインコントローラ 112…リモコン受信部 113…記憶装置 114…変換テーブル 115…送受信部(Bluetooth(TM)無線機) 201…数字ボタン 202…ポインティングスティック 211〜214…操作機器指定ボタン 301…送受信部(Bluetooth(TM)無線機) 302…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 CA09 CB03 DA10 5C056 AA01 AA05 BA01 BA10 CA11 DA08 5K048 AA04 BA12 DA07 DB01 DB04 EB02 EB12 FB05 FB10 FC01 GC01 HA03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示機能を有し、かつリモートコントロ
    ーラにより遠隔操作が可能な家庭内の映像機器、および
    前記家庭内の電気機器のそれぞれに、前記機器相互の間
    で通信が可能な無線機を設け、 前記リモートコントローラに前記電気機器に対して指示
    を行う指示入力手段を設けて、 前記リモートコントローラの指示操作により、前記映像
    機器を介して、前記電気機器を遠隔操作することを特徴
    とする家庭内電気機器制御方法。
  2. 【請求項2】 表示機能を有し、かつリモートコントロ
    ーラにより遠隔操作が可能な家庭内の映像機器、および
    前記家庭内の電気機器のそれぞれに、前記機器相互の間
    で通信が可能な無線機を設け、 前記リモートコントローラに前記電気機器に対して指示
    を行う指示入力手段を設けて、 前記リモートコントローラの指示操作により、前記映像
    機器を介して、前記家庭内電気機器を遠隔操作し、当該
    遠隔操作の内容を示す情報、若しくは前記遠隔操作に伴
    う機器の状態を示す情報、若しくは前記遠隔操作に伴う
    機器周囲の環境状況を示す情報、若しくはそれらの任意
    の情報を組み合わせた情報を前記映像機器に取得し、表
    示することを特徴とする家庭内電気機器制御方法。
  3. 【請求項3】 表示機能を有し、かつリモートコントロ
    ーラにより遠隔操作が可能な家庭内の映像機器と、 前記家庭内の電気機器と、 前記映像機器に設けられた第1の無線機と、 前記電気機器に設けられ、前記第1の無線機との間で無
    線通信を行う第2の無線機と、 前記映像機器に設けられ、前記リモートコントローラよ
    り受信した遠隔操作情報から前記電気機器に対する遠隔
    操作情報を弁別し、当該弁別した情報をもとに前記電気
    機器へ送信する情報を生成して、当該情報を前記第1の
    無線機を介し前記第2の無線機に送信する処理手段とを
    具備し、 前記リモートコントローラの指示操作により、前記映像
    機器を介して、前記電気機器を遠隔操作することを特徴
    とする家庭内電気機器制御システム。
  4. 【請求項4】 表示機能を有し、かつリモートコントロ
    ーラにより遠隔操作が可能な家庭内の映像機器、および
    前記家庭内の電気機器のそれぞれに、前記機器相互の間
    で通信が可能な無線機を設け、 前記リモートコントローラに前記電気機器に対して指示
    を行う指示入力手段を設けて、 前記映像機器を制御側の機器とし、前記電気機器を被制
    御側の機器として、前記リモートコントローラの指示操
    作により、前記電気機器を遠隔操作する家庭内電気機器
    制御システムであって、 前記制御側の機器に、前記被制御側の機器に対する動作
    制御情報、シーケンス制御情報、機器管理情報の少なく
    ともいずれかの情報を保持して、前記保持した情報をも
    とに、前記被制御側の機器を制御する手段を具備したこ
    とを特徴とする家庭内電気機器制御システム。
  5. 【請求項5】 表示機能を有し、かつリモートコントロ
    ーラにより遠隔操作が可能な家庭内の映像機器、および
    前記家庭内の電気機器のそれぞれに、前記機器相互の間
    で通信が可能な無線機を設け、 前記リモートコントローラに前記電気機器に対して指示
    を行う指示入力手段を設けて、 前記映像機器を制御側の機器とし、前記電気機器を被制
    御側の機器として、前記リモートコントローラの指示操
    作により、前記電気機器を遠隔操作する家庭内電気機器
    制御システムであって、 前記制御側の機器に、前記被制御側の機器に対する遠隔
    操作の内容を示す情報、若しくは当該遠隔操作に伴う機
    器の状態を示す情報、若しくは当該遠隔操作に伴う機器
    周囲の環境状況を示す情報、若しくはそれらの任意の情
    報を組み合わせた情報を取得して表示する表示制御手段
    を具備したことを特徴とする家庭内電気機器制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記映像機器は、前記電気機器に対する
    遠隔操作の状態を音で報知する手段を具備する請求項3
    乃至5のいずれかに記載の家庭内電気機器制御システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記表示制御手段は、 前記リモートコントローラより前記電気機器に対しての
    指示入力があったとき、 前記無線機を介して前記電気機器より情報を受けたと
    き、の少なくともいずれかに於いて、表示機能が動作し
    ているか否かを判断し、表示機能が動作していないと
    き、表示機能を動作させる制御手段を具備する請求項5
    記載の家庭内電気機器制御システム。
  8. 【請求項8】 表示機能をもつ家庭内の映像機器であっ
    て、 前記家庭内の電気機器との間で無線通信を行う無線機
    と、 前記電気機器の動作制御を指示する機器制御情報を入力
    する入力手段と、 前記入力手段で入力された前記機器制御情報を前記無線
    機を介して前記電気機器に送信する無線制御手段とを具
    備したことを特徴とする映像機器。
  9. 【請求項9】 家庭内の電気機器に無線機を設けて当該
    電気機器を無線により制御する機能をもつ、表示機能を
    備えた映像機器であって、 前記電気機器に対する遠隔操作情報および前記映像機器
    に対する遠隔操作情報を送信する送信手段を備えたリモ
    ートコントローラと、 前記リモートコントローラより受信した遠隔操作情報か
    ら前記電気機器に対する遠隔操作情報を弁別する弁別手
    段と、 前記弁別手段で弁別した前記電気機器に対する遠隔操作
    情報をもとに前記電気機器を制御する制御情報を生成す
    る生成手段と、 前記生成手段で生成した前記制御情報を前記電気機器に
    設けられた前記無線機に送信する無線手段とを具備した
    ことを特徴とする映像機器。
  10. 【請求項10】 前記電気機器に対する動作制御情報、
    シーケンス制御情報、機器管理情報の少なくともいずれ
    か情報を保持する記憶手段を具備したことを特徴とする
    請求項9記載の映像機器。
  11. 【請求項11】 前記電気機器に対する遠隔操作の内容
    を示す情報、若しくは当該遠隔操作に伴う機器の状態を
    示す情報、若しくは当該遠隔操作に伴う機器周囲の環境
    状況を示す情報、若しくはそれらの任意の情報を組み合
    わせた情報を取得し表示する表示制御手段を具備したこ
    とを特徴とする請求項9記載の映像機器。
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