JPH05308392A - 電子機器内の通信方式 - Google Patents

電子機器内の通信方式

Info

Publication number
JPH05308392A
JPH05308392A JP4119734A JP11973492A JPH05308392A JP H05308392 A JPH05308392 A JP H05308392A JP 4119734 A JP4119734 A JP 4119734A JP 11973492 A JP11973492 A JP 11973492A JP H05308392 A JPH05308392 A JP H05308392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protocol
microcomputer
data
communication
bus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4119734A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Tanaka
繁雄 田中
Daisuke Kosakai
大亮 小堺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4119734A priority Critical patent/JPH05308392A/ja
Publication of JPH05308392A publication Critical patent/JPH05308392A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複雑なコード体系のD2Bバスで通信を行う通
信方式の電子機器で、プログラムの変更が容易で、汎用
性の向上を図れる。 【構成】D2Bプロトコルで通信を行い、D2Bプロト
コルのデータをD2Bプロトコルより簡単なコード体系
のI2Cプロトコルに変換するD2Bマイクロコンピュ
ータ8と、I2CプロトコルでD2Bマイクロコンピュ
ータ8と通信を行い、I2Cプロトコルのデータに従っ
て制御を行うTVマイクロコンピュータ7とを設け、そ
の間をI2Cバス3で接続することにより、汎用性の向
上が図れ、プログラムの開発やデバグが容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビジョン受像機
やビデオテープレコーダ等のAV機器間の通信を行う際
に用いて好適な電子機器内の通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機やビデオテープレコ
ーダ等のAV機器を相互に接続し、これらAV機器相互
間で通信を行うためのプロトコルとして、D2Bプロト
コルが提案されている。
【0003】図3は、テレビジョン受像機51と他の電
子機器(例えばVTR)52とを接続して、D2Bプロ
トコルによるデータ通信を行うようにしたシステムの一
例を示すものである。図3において、テレビジョン受像
機51と他のAV機器52との間にはD2Bバス53が
設けられる。このD2Bバス53を介して、テレビジョ
ン受像機51とAV機器52との間で、コマンドやデー
タがやり取りされる。
【0004】テレビジョン受像機51には、受信信号や
入力ビデオ信号を処理し、その受像画面をディスプレイ
56に映出するためのテレビジョン信号処理回路55が
設けられる。また、テレビジョン受像機51には、TV
マイクロコンピュータ57が設けられる。TVマイクロ
コンピュータ57は、D2Bプロトコルのコマンドやデ
ータを処理するためのD2Bメインモジュール59と、
テレビジョン信号の各部の制御を行うためのTVメイン
モジュール58とを有している。
【0005】他の電子機器52からテレビジョン受像機
51に、D2Bプロトコルに従ってコマンドが送られ
る。また、テレビジョン受像機51から他の電子機器5
2に、D2Bプロトコルに従ってコマンドやデータが送
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、各電子機
器51及び52間をD2Bプロトコルのプロトコルのバ
ス53で結べば、複数の電子機器間でデータ伝送を行う
ことが可能になる。ところが、D2Bプロトコルは、複
数の電子機器間を相互に伝送し、各種の接続形態及び動
作状態の設定を考慮しているため、コード体系が複雑で
ある。このため、TVマイクロコンピュータ57の負担
が重くなり、設計変更に伴うTVマイクロコンピュータ
57のプログラム変更やバグへの対処が困難である。
【0007】つまり、2つのマイクロコンピュータが論
理的に接続可能とされるために、夫々のマイクロコンピ
ュータに通信用のレジスタを用意する必要がある。そし
て、一方のマイクロコンピュータが他方のマイクロコン
ピュータのレジスタを読み/書きすることにより、2つ
のマイクロコンピュータの間で通信が行われる。
【0008】AV機器内に設けられるマイクロコンピュ
ータには、管理やコストの問題から、通信用のレジスタ
の数をあまり多く配置できない。また、これらのレジス
タのコード体系は決められておらず、通信制御プログラ
ムを組む場合には、夫々の機器毎に専用の通信制御プロ
グラムを作る必要がある。
【0009】したがって、D2Bプロトコルのプロトコ
ルをサポートするためには、各AV機器側のTVマイク
ロコンピュータ57に機器毎に複雑な通信プログラムモ
ジュールを設けなければならない。また、各AV機器毎
に通信制御プログラムモジュールが異なるため、TVマ
イクロコンピュータ57のプログラムの設計や開発が困
難であり、AV機器の設計変更に伴うTVマイクロコン
ピュータ57のプログラム変更やバグへの対処が難し
い。
【0010】したがって、この発明の目的は、マイクロ
コンピュータのプログラム変更やバグへの対処が容易
で、汎用性が高く、然も、複雑なコード体系のプロトコ
ルによる通信を他の機器と行うことができる電子機器内
の通信方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1のプロ
トコルで通信を行い、第1のプロトコルのデータを第1
のプロトコルよりも簡単なコード体系の第2のプロトコ
ルに変換する第1の処理手段と、第2のプロトコルのデ
ータで第1の処理手段と通信を行い、第2のプロトコル
のデータに対応して制御を行う第2の処理手段と、第1
の処理手段と第2の処理手段との間に設けられるバス手
段とを備えるようにした電子機器内の通信方式である。
【0012】
【作用】D2Bプロトコルで通信を行い、このD2Bプ
ロトコルのデータをD2Bプロトコルよりも簡単なコー
ド体系のI2Cプロトコルに変換して送出する第1のマ
イクロコンピュータと、I2Cプロトコルのデータで第
1のマイクロコンピュータと通信を行い、I2Cプロト
コルのデータに対応して制御を行う第2のマイクロコン
ピュータと、第1のマイクロコンピュータと第2のマイ
クロコンピュータとの間に設けられるバスとを設けるこ
とにより、汎用性の向上が図れ、プログラムの開発やデ
バグが容易になる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この発明の一実施例を示すも
のである。図1において、1はD2Bプロトコルにより
通信が可能とされたテレビジョン受像機、2は同様にD
2Bプロトコルにより通信が可能とされた他のAV機器
(例えばVTR)である。これらテレビジョン受像機1
とAV機器2との間にはD2Bバス3が設けられる。こ
のD2Bバス3を介して、テレビジョン受像機1とAV
機器2との間で、コマンドやデータがやり取りされる。
D2Bプロトコルは、複数の電子機器間でデータ通信を
行うことできる汎用のプロトコルである。このため、D
2Bプロトコルは、データ体系が複雑である。
【0014】テレビジョン受像機1には、テレビジョン
信号処理回路5が設けられる。このテレビジョン信号処
理回路5により受信信号や入力ビデオ信号が処理され、
その受像画面がディスプレイ6に映出される。
【0015】また、この発明が適用されたテレビジョン
受像機1には、TVマイクロコンピュータ7と、D2B
マイクロコンピュータ8とが設けられる。TVマイクロ
コンピュータ7とD2Bマイクロコンピュータ8とは、
I2Cバス9を介して接続される。
【0016】TVマイクロコンピュータ7は、I2Cプ
ロトコルのコマンドやデータを処理するためのインタフ
ェースモジュール11と、テレビジョン信号の各部の制
御を行うためのTVメインモジュール10とを有してい
る。
【0017】D2Bマイクロコンピュータ8は、D2B
プロトコルのプロトコルに従ってコマンドやデータを処
理するためのD2Bメインモジュール13と、このD2
BプロトコルのデータをD2Bプロトコルよりも簡単な
コード体系のプロトコル(I2Cプロトコルと称する)
のデータに変換するインタフェースモジュール12とを
有している。
【0018】D2Bバス3を介して、他のAV機器2か
ら送られてきたデータやコマンドは、D2Bマイクロコ
ンピュータ8でI2Cプロトコルのデータに変換され
る。そして、I2Cバス9を介して、TVマイクロコン
ピュータ7に供給される。
【0019】例えば、モニタ電源のパワー状態の確認
は、D2Bプロトコルでは、モニタデバイスが何個ある
のかを問い合わせ、デバイスのモニタを指定し、モニタ
のパワー状態を問い合わせることにより達成される。す
なわち、このような処理を行うためのコード体系は、D
2Bプロトコルでは、
【0020】"08 21 44 40 1D OE BE" (モニタデバイ
スは何個有るか?)
【0021】"0A BD 56 00" (サブデバイス?)
【0022】"08 A0 1D 0E BE" (モニタ0のパワーは
?)
【0023】となる。
【0024】このように、D2Bプロトコルでは、コー
ド体系が複雑である。I2Cプロトコルを用いると、D
2Bプロトコルでは複雑なコードが簡単化される。図2
は、I2Cプロトコルにおける問い合わせ処理の一例で
ある。図2に示すように、I2Cプロトコルでは、モニ
タ電源のパワー状態の確認は、
【0025】”3F 1D ”
【0026】のコマンドで処理される。
【0027】このように、D2Bプロトコルでは、コー
ド体系が簡単なので、TVマイクロコンピュータ7の負
担が軽くなると共に、テレビジョン受像機の設計変更に
伴うTVマイクロコンピュータ7のプログラム変更やデ
バグが容易となる。
【0028】つまり、従来では、D2Bプロトコルに対
処するためには、専用の通信制御プログラムが設けられ
たTVマイクロコンピュータを夫々の機器毎に用意する
必要がある。このTVマイクロコンピュータは、複雑な
コード体系のD2Bプロトコルに対処するため、プログ
ラムが複雑になり、開発が容易ではない。
【0029】これに対して、この発明が適用されたテレ
ビジョン受像機1では、D2Bメインモジュール13と
インタフェースモジュール12とを含むD2Bマイクロ
コンピュータ8と、インタフェースモジュール11とT
Vメインモジュール10とを含むTVマイクロコンピュ
ータ7とを用意すれば、D2Bプロトコルに対処でき
る。
【0030】このD2Bマイクロコンピュータ8は、各
機器毎に共通とすることができる。したがって、このD
2Bマイクロコンピュータ8については、新たなプログ
ラムの開発は殆ど不要である。また、TVマイクロコン
ピュータ7は、各機器毎に設計されるが、通信プロトコ
ルが複雑なコード体系のD2Bプロトコルではなく、簡
単なコード体系のI2Cプロトコルなので、通信プログ
ラムが容易に構築でき、デバグの作業が簡単に行なえ
る。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、D2Bプロトコルの
データを、D2Bプロトコルよりもコード体系の簡単な
I2Cプロトコルに変換するD2Bマイクロコンピュー
タ8が設けられ、D2Bプロトコルで伝送されたデータ
はI2Cプロトコルに変換されてTVマイクロコンピュ
ータ7に送られる。このため、汎用性が増し、プログラ
ムの開発やデバグが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】この発明の一実施例の説明に用いる略線図であ
る。
【図3】従来の通信方式の説明に用いるブロック図であ
る。
【符号の説明】 1 テレビジョン受像機 2 AV機器 3 D2Bバス 7 TVマイクロコンピュータ 8 D2Bマイクロコンピュータ 9 I2Cバス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のプロトコルで通信を行い、上記第
    1のプロトコルのデータを上記第1のプロトコルよりも
    簡単なコード体系の第2のプロトコルに変換する第1の
    処理手段と、 上記第2のプロトコルのデータで上記第1の処理手段と
    通信を行い、上記第2のプロトコルのデータに対応して
    制御を行う第2の処理手段と、 上記第1の処理手段と上記第2の処理手段との間に設け
    られるバス手段とを備えるようにした電子機器内の通信
    方式。
JP4119734A 1992-04-13 1992-04-13 電子機器内の通信方式 Pending JPH05308392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4119734A JPH05308392A (ja) 1992-04-13 1992-04-13 電子機器内の通信方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4119734A JPH05308392A (ja) 1992-04-13 1992-04-13 電子機器内の通信方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05308392A true JPH05308392A (ja) 1993-11-19

Family

ID=14768809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4119734A Pending JPH05308392A (ja) 1992-04-13 1992-04-13 電子機器内の通信方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05308392A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09130716A (ja) * 1995-10-27 1997-05-16 Sony Corp 機能別にモジュール化されたavシステム
US6397278B1 (en) 1998-09-04 2002-05-28 Nokia Technology Gmbh Bus construction
JP2005523554A (ja) * 2002-04-22 2005-08-04 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム 外部コマンドに応答する装置及び動作方法
JP2009278653A (ja) * 1994-08-19 2009-11-26 Thomson Consumer Electronics Inc バスに接続される装置
US7734140B2 (en) 2002-04-22 2010-06-08 Thomson Licensing Video processing apparatus which can respond to non-native remote commands and method of operation thereof

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009278653A (ja) * 1994-08-19 2009-11-26 Thomson Consumer Electronics Inc バスに接続される装置
JP2010110012A (ja) * 1994-08-19 2010-05-13 Thomson Consumer Electronics Inc オーディオ/ビデオ/データをシステム・バスを介して転送する方法
JPH09130716A (ja) * 1995-10-27 1997-05-16 Sony Corp 機能別にモジュール化されたavシステム
US6397278B1 (en) 1998-09-04 2002-05-28 Nokia Technology Gmbh Bus construction
JP2005523554A (ja) * 2002-04-22 2005-08-04 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム 外部コマンドに応答する装置及び動作方法
US7734140B2 (en) 2002-04-22 2010-06-08 Thomson Licensing Video processing apparatus which can respond to non-native remote commands and method of operation thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3158364B2 (ja) 電子機器
JPH02117280A (ja) テレビジョン装置で使用する相互接続装置
JPH1185219A (ja) プログラマブルコントローラ
JPH05308392A (ja) 電子機器内の通信方式
KR100578696B1 (ko) 네트워크를이용한장치의초기화,고장진단및데이터갱신방법
JP3380827B2 (ja) エミュレータ装置
US20040268415A1 (en) Video signal supply device and video display device
JP3067414B2 (ja) 通信ラインモニタ装置
JP3278516B2 (ja) ビデオシステム制御装置
JPH05241619A (ja) プログラマブルコントローラのプログラミング装置
KR100508596B1 (ko) 접속된 영상 기기의 전원 온/오프 제어 기능을 갖는디스플레이 장치 및 그 방법
JPS61183711A (ja) プラント監視装置
JPH0446452A (ja) Vtrコントロール装置
JPH05292396A (ja) 特殊効果装置
JPS63157202A (ja) Avシステム
JPH06164595A (ja) シリアルバス制御装置
KR100227904B1 (ko) 이모빌라이져 제어수단의 데이터 설정장치 및 그 방법
JP2941301B2 (ja) 放送設備装置
JPS63211003A (ja) 制御用計算機システムの指令装置
JP2575514B2 (ja) データ通信装置
JP2955895B2 (ja) ビデオ信号切換器
JPH11282799A (ja) コンソール遠隔操作装置
JPS6371739A (ja) マイクロコンピユ−タシステムの監視装置
Schmale SMPTE Tutorial Paper: Coach: A Tool for Centralized Maintenance
JPH04329378A (ja) 電源制御装置用自動試験方式