JP3589805B2 - 低消費電力型の半導体装置 - Google Patents

低消費電力型の半導体装置 Download PDF

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    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
    • G05F1/565Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、低消費電力型の半導体装置及び半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、内部回路を有する半導体装置または半導体集積回路では、低消費電力を達成するために電源電圧を下げる、或は、内部回路を構成するMOSトランジスタのしきい値を下げることにより、内部回路の動作機能を維持しつつ低消費電力化が実現されていた。
【0003】
この種の技術に関する提案として、例えば、日本国特許出願公開公報特開平7ー38417号に示された発明がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来、考えられていた構成では、内部回路を構成するMOSトランジスタのしきい値電圧が低く設定されているので、ゲート電圧がしきい値電圧より低い場合でも発生するサブスレッショルド電流(リーク電流とも言う)が増加する。従って、内部回路が動作待機状態(パワーダウン状態)である場合であっても、結果的に消費電力が増大してしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明では、半導体装置の内部回路内でサブスレッショルド電流が発生した場合でも、半導体装置の消費電力を低減するために、内部回路と電源との間にスイッチ手段が設けられている。このスイッチ手段は、内部回路が非動作モードの場合、外部端子から与えられる制御信号に応答して、内部回路と電源との間を実質的に非導通状態とする機能を有している。
【0006】
さらに、このスイッチ手段及び内部回路はMOSトランジスタで構成され、スイッチ手段を構成するMOSトランジスタのゲート幅は、内部回路を構成するMOSトランジスタそれぞれのゲート幅より十分に大きく形成されている。
【0007】
また、制御信号が与えられる外部端子とスイッチ手段との間に制御回路が配置され、さらに、この制御回路は駆動電源及び基準電位に接続されている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの出願に係わる発明の実施の形態が説明される。この説明に用いられる図面は発明の理解を助けるために概略的に示されているものである。各図面において同様の構成要素には同一の番号、符号が付され、重複する説明は省略されることもある。
【0009】
まず、図1を用いながら第1の実施の形態が示される。
この半導体装置100は、半導体集積回路110及びこの半導体集積回路110とは独立して形成された電源部120とから構成されている。この実施の形態では、電源部120が半導体集積回路110に外付けされた例が示されているが、半導体集積回路110内に電源部120を内蔵することも可能と考える。
【0010】
この半導体集積回路110は、電源部120より駆動電位VDDが与えられる電源端子111と、電源部120の容量手段に接続される仮想接地端子112と、外部制御信号が与えられる制御端子113と、電源部120より基準電位が与えられる接地端子114と、電源端子111と仮想接地端子112との間に接続される内部回路115と、内部回路115と接地端子114との間に配置され、制御端子113に与えられる外部制御信号に応答して内部回路115と接地端子114との間を実質的に非導通にするスイッチ手段116とから構成される。ここでは、複数の外部端子の内、本発明に直接係わる前述の4つの端子についてのみ説明され、他の外部端子についての説明は省略される。また、内部回路115の構成は種々考えられるが、図1中では、模式的にそれが示されている。以下の説明では、この内部回路115が機能を発揮する状態を動作状態、その機能を停止し待機している状態を非動作状態として説明がされている。
【0011】
この例では、スイッチ手段116はN型MOSトランジスタ(以下NMOSという)116により構成され、そのゲート電極に制御端子113より外部制御信号が与えられる。このNMOS116のゲート幅は、内部回路115が動作状態の時の消費電流をNMOS116に流しても、このNMOS116のドレイン電圧が上昇しないように設定される。具体的には、NMOS116のドレイン電圧、すなわち、仮想接地端子112の電圧が0.1V以内になるように適宜、ゲート幅を設定すればよい。この例の場合、このゲート幅は内部回路115を構成するMOSトランジスタのいずれのゲート幅よりもはるかに大きく、かつ、内部回路115を構成するMOSトランジスタのゲート幅の合計より十分小さく設定されている。
【0012】
電源部120は、直流電流を発生し、正極側は電源端子111に接続され、負極側は接地電位124に接続される電源121と、電源端子111と接地電位124との間に電源121に並行に接続され、バイパスコンデンサとして機能する容量手段122と、仮想接地端子112と接地電位124との間に接続され、バイパスコンデンサとして機能する容量手段123とから構成される。これらの容量手段122、123の容量値は一般的に大きなものに設定されるが、この値は設計者によって適宜選択できる。この場合、電源121は電池で構成される。
【0013】
次に、この半導体装置100の動作についての説明が示される。
まず、内部回路115が動作状態に入る場合、制御端子113にハイレベル(この場合は駆動電位VDDと同電位レベル)の外部制御信号が与えられ、NMOS116は導通状態になる。そして、仮想接地端子112の電位は接地端子114に与えられる基準電位VSS(この場合はVSS=0V)と同等の電位(ほぼ0V)になる。その結果、内部回路115に基準電位が与えられ、内部回路115は通常の動作状態になる。この場合、電源121及び内部回路115が動作することにより電源端子111上に発生するノイズは容量手段122により除去される。また、内部回路115が動作することにより仮想接地端子112上に発生するノイズは容量手段123により除去される。
【0014】
次に、内部回路115が非動作状態になる場合、制御端子113にロウレベル(この場合は基準電位Vssと同電位レベル)の外部制御信号が与えられ、NMOS116は非導通状態になる。
【0015】
このようなNMOS116を設けたので、内部回路115内のMOSトランジスタのしきい値が低く設定されている(例えば0.2V程度)ことにより非動作状態において内部回路115内にサブスレッショルド電流が発生しても、このNMOS16が非導通であるためサブスレッショルド電流を防止することが可能となる。従って、内部回路115が非動作状態の場合の半導体装置100の消費電流を十分に小さくすることができ、低消費電力型の半導体装置が実現できる。
【0016】
ここで、NMOS116自体にもサブスレッショルド電流が発生する可能性も考えられるが、このNMOS116のゲート幅は、内部回路115内の各トランジスタのゲート幅より十分大きく、かつ、それらの各トランジスタのゲート幅の合計値より十分小さく設定されているので、例え、そのようなサブスレッショルド電流が発生したとしても、その電流は極めて微小なものである。
【0017】
このような本発明の第1の実施の形態によれば、しきい値の小さいトランジスタを有する内部回路を備えた半導体装置の非動作状態における消費電流を十分小さくできる。また、このような構成を電池等の低電圧源を電源とする装置へ適用することにより、低消費電力の効果が著しく反映される。
【0018】
次に、図2及び図3を参照しながら、本発明の第2の実施の形態が説明される。この場合、上述の第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の番号、符号が付され、重複する説明は省略される。
【0019】
この第2の実施の形態では、上述の第1の実施の形態の半導体集積回路110の内部が半導体集積回路210へと改良された半導体装置200が示されている。この半導体集積回路210には、NMOS116を内部制御信号により制御するパワーオン制御回路211が設けられている。このパワーオン制御回路211は入力端子212、213に与えられる外部制御信号により制御される。図2では、入力端子212、213のみが示されているが、パワーオン制御回路211の回路構成により必要とする入力端子の数は異なる。
【0020】
このパワーオン制御回路211は電源端子111及び接地端子114間に接続され、その入力部は入力端子212、213に接続されている。また、その出力部はNMOS116のゲート電極に接続されている。このパワーオン回路211は、フリップフロップ、NANDゲート等を組み合わせた論理回路により構成される。その論理回路の具体構成は後述される。
【0021】
次に、この半導体装置200の動作についての説明が簡単に示される。
まず、内部回路115が動作状態に入る場合、パワーオン制御回路211は、入力端子212、213に与えられる外部制御信号に応答してハイレベル(この場合は駆動電位VDDと同電位レベル)の内部制御信号を出力し、NMOS116は導通状態になる。そして、仮想接地端子112の電位は接地端子114に与えられる基準電位VSS(この場合はVSS=0V)と同等の電位(ほぼ0V)になる。その結果、内部回路115に基準電位が与えられ、内部回路115は通常の動作状態になる。
【0022】
次に、内部回路115が非動作状態になる場合、パワーオン制御回路211は、入力端子212、213に与えられる外部制御信号に応答してロウレベル(この場合は基準電位Vssと同電位レベル)の内部制御信号を出力し、NMOS116は非導通状態になる。
【0023】
ここで、パワーオン制御回路211の具体的な構成例であるパワーオン制御回路300が図3に示される。
【0024】
このパワーオン制御回路300は、入力端子301〜304から上述の外部制御信号に相当するデータD0〜D3及び入力端子305からクロック信号CKがそれぞれ与えられるD型フリップフロップ311〜314と、それらのフリップフリップ311〜314の出力の論理和をとり、内部制御信号を出力端子331に出力するゲート回路321とを備える。ここでは、入力端子301〜305を用いた例が示されているが、用いられる端子の数はパワーオン制御回路の構成に依存する。
【0025】
このパワーオン制御回路300の動作は、以下の説明及び上述のパワーオン制御回路200の動作の説明を参酌すれば、容易に理解することができる。
【0026】
入力端子301〜304に与えられるデータD0〜D3は、入力端子305に与えられるクロック信号CKが立ち上がるタイミングでフリップフロップ46〜49にそれぞれラッチされる。その後、フリップフロップ311〜314の出力Qがゲート回路321へ与えられ、その論理和が内部制御信号として出力端子331へ与えられる。この出力端子331はスイッチ手段116(この場合はNMOS116)に接続される。
【0027】
ここで、内部回路115が非動作状態の場合、ローレベルのデータD0〜D3が入力端子301〜304にそれぞれ与えられ、それらのデータがフリップフロップ311〜314にラッチされた後、クロック信号CKが立ち上がるタイミングでフリップフロップ311〜314の出力Qからローレベルの信号がそれぞれ出力される。フリップフロップ311〜314の出力Qがローレベルなので、ゲート回路321からの出力、すなわち、内部制御信号もローレベルとなる。このローレベルの内部制御信号に応答してNMOS116は非導通状態になる。
【0028】
一方、内部回路115が動作状態の場合、全てのレベルがローレベルとなる以外の組み合わせのデータD0〜D3(例えば、D0がハイレベル、D1〜D3はローレベル等)が入力端子301〜304にそれぞれ与えられ、それらのデータがフリップフロップ311〜314にラッチされた後、クロック信号CKが立ち上がるタイミングでフリップフロップ311〜314の出力Qからハイレベル及びローレベルの混在する信号(上述の例の場合、フリップフロップ311の出力Qはハイレベル、フリップフロップ312〜314の出力はローレベル)がそれぞれ出力される。フリップフロップ311〜314の出力Qがハイレベル及びローレベルの混在するものなので、ゲート回路321からの出力、すなわち、内部制御信号はハイレベルとなる。このハイレベルの内部制御信号に応答してNMOS116は導通状態になる。
【0029】
このようなパワーオン制御回路を設けた第2の実施形態によれば、前述の第1の実施形態により得られる効果に加え、以下のような効果が期待される。すなわち、内部回路115が非動作状態の場合(スイッチ手段116がオフの時)、内部回路115からリーク電流が発生し、仮想接地端子112の電位が上昇したことにより、内部回路115の通常動作が困難な場合であっても、パワーオン制御回路211は電源端子111と接地端子114との間に直接接続されているので、パワーオン制御回路211はそのリーク電流の影響を全く受けず正常動作できる。
【0030】
すなわち、、入力端子212、213に与えられる外部制御信号によりスイッチ手段116が的確に制御される。従って、内部回路115が非動作状態から動作状態へ適切に移行することが可能となる。
【0031】
このようにパワーオン制御回路を設けることにより、あるモードからあるモードへの移行も確実に実効でき、安定した半導体装置の実現が可能となる。
【0032】
次に、図4及び図5を参照しながら、第3及び第4の実施の形態が示される。前述の第1及び第2の実施の形態においてスイッチ手段116はNMOSにより構成されるが、以下の第3及び第4の実施の形態ではスイッチ手段がPチャンネル型MOSトランジスタ(以下PMOSと言う)により構成される。これら第3及び第4の実施の形態は、基本的には、それぞれ第1及び第2の実施の形態におけるNMOSをPMOSに置き換えたものである。以下の第3及び第4の実施の形態については、上述の第1及び第2の実施の形態の説明を参酌すれば理解が容易であるので、ここでは簡単な説明が示される。
【0033】
まず、図4を用いながら第3の実施の形態が示される。
この半導体装置400は、半導体集積回路410及びこの半導体集積回路410とは独立して形成された電源部120とから構成されている。
【0034】
この半導体集積回路410は、電源部120より駆動電位VDDが与えられる電源端子111と、電源部120の容量手段に接続される仮想電源端子411と、外部制御信号が与えられる制御端子412と、電源部120より基準電位が与えられる接地端子114と、接地端子114と仮想電源端子411との間に接続される内部回路115と、内部回路115と電源端子111との間に配置され、制御端子412に与えられる外部制御信号に応答して内部回路115と電源端子111との間を実質的に非導通にするスイッチ手段413とから構成される。ここでは、前述の実施形態と同様に、複数の外部端子の内、本発明に直接係わる前述の4つの端子についてのみ説明され、他の外部端子についての説明は省略される。また、内部回路115の構成は種々考えられるが、図4中では、模式的にそれが示されている。以下の説明では、この内部回路115が機能を発揮する状態を動作状態、その機能を停止し待機している状態を非動作状態として説明がされている。
【0035】
この例では、スイッチ手段413はPMOSにより構成され、そのゲート電極に制御端子412より外部制御信号が与えられる。このPMOS413のゲート幅は、前述の第1の実施形態の説明を参考にして、適宜、設定される。
【0036】
次に、この半導体装置400の動作についての説明が示される。まず、内部回路115が動作状態に入る場合、制御端子412にローレベル(この場合は基準電位Vssと同電位レベル)の外部制御信号が与えられ、PMOS413は導通状態になる。そして、仮想電源端子411の電位は電源端子111に与えられる駆動電位VDDと同等の電位になる。その結果、内部回路115に駆動電位が与えられ、内部回路115は通常の動作状態になる。
【0037】
次に、内部回路115が非動作状態になる場合、制御端子412にハイレベル(この場合は駆動電位VDDと同電位レベル)の外部制御信号が与えられ、PMOS413は非導通状態になる。
【0038】
このようなPMOS413を設けたので、内部回路115内のMOSトランジスタのしきい値が低く設定されている(例えば0.2V程度)ことにより非動作状態において内部回路115内にサブスレッショルド電流が発生しても、このPMOS413が非導通であるためサブスレッショルド電流を防止することが可能となる。従って、内部回路115が非動作状態の場合の半導体装置400の消費電流を十分に小さくすることができ、低消費電力型の半導体装置が実現できる。
【0039】
このような第3の実施の形態によれば、前述の第1の実施の形態と同様に、しきい値の小さいトランジスタを有する内部回路を備えた半導体装置の非動作状態における消費電流を十分小さくできる。また、このような構成を電池等の低電圧源を電源とする装置へ適用することにより、低消費電力の効果が著しく反映される。
【0040】
次に、図5を参照しながら、本発明の第4の実施の形態が説明される。
この第4の実施の形態では、上述の第3の実施の形態の半導体集積回路410の内部が半導体集積回路510へと改良された半導体装置500が示されている。この半導体集積回路510には、PMOS413を内部制御信号により制御するパワーダウン制御回路511が設けられている。このパワーダウン制御回路511は入力端子512、513に与えられる外部制御信号により制御される。図5では、入力端子512、513のみが示されているが、パワーダウン制御回路511の回路構成により必要とする入力端子の数は異なる。
【0041】
このパワーダウン制御回路511は電源端子111及び接地端子114間に接続され、その入力部は入力端子512、513に接続されている。また、その出力部はPMOS413のゲート電極に接続されている。このパワーダウン回路511は、フリップフロップ、NANDゲート等を組み合わせた論理回路により構成される。
【0042】
次に、この半導体装置500の動作についての説明が簡単に示される。まず、内部回路115が動作状態に入る場合、パワーダウン制御回路511は、入力端子512、513に与えられる外部制御信号に応答してローレベル(この場合は基準電位Vssと同電位レベル)の内部制御信号を出力し、PMOS413は導通状態になる。そして、仮想電源端子411の電位は電源端子111に与えられる駆動電位VDD(例えば、VDD=3V)と同等の電位(ほぼ3V)になる。その結果、内部回路115に駆動電位が与えられ、内部回路115は通常の動作状態になる。
【0043】
次に、内部回路115が非動作状態になる場合、パワーダウン制御回路511は、入力端子512、513に与えられる外部制御信号に応答してハイレベル(この場合は駆動電位VDDと同電位レベル)の内部制御信号を出力し、PMOS413は非導通状態になる。
【0044】
この実施形態におけるパワーダウン制御回路511は、例えば、第2の実施形態のパワーオン制御回路211に与えられる制御信号、あるいはパワーオン制御回路211の出力の論理を反転させた構成を用いることにより実現することもできる。
【0047】
このようなパワーオン制御回路を設けた第4の実施形態によれば、前述の第2の実施形態により得られる効果と同様な効果が得られる。
【0048】
以上の実施の形態では、内部回路と、パワーオン制御回路またはパワーダウン制御回路とはそれぞれ独立して構成される例が示されたが、パワーオン制御回路またはパワーダウン制御回路の出力を内部回路へ供給すること、あるいは、内部回路の出力をパワーオン制御回路あるいはパワーダウン制御回路へ供給することも考えられる。
【0049】
本発明は、例証的な実施形態を用いて説明されたが、この説明は限定的な意味に受け取られてはならない。この例証的実施態様の様々な変更、並びに本発明のその他の実施態様が当業者にはこの説明を参考にすることによって明らかになるであろう。従って、特許請求の範囲はそれらのすべての変更または実施態様を本発明の真の範囲に含むものとしてカバーするであろうと考えられている。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本願発明によれば、しきい値の小さいトランジスタを有する内部回路を備えた半導体装置の非動作状態における消費電流を十分小さくできる。また、このような構成を電池等の低電圧源を電源とする装置へ適用することにより、低消費電力の効果が著しく反映される。
【0051】
さらに、本願他の発明によれば、スイッチ手段を制御する制御回路を半導体集積回路内に設けることにより、あるモードからあるモードへの移行も確実に実効でき、安定した半導体装置の実現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す回路図である。
【図3】本発明の第2の実施形態のパワーオン制御回路の構成例を示す回路図である。
【図4】本発明の第3の実施形態を示す回路図である。
【図5】本発明の第4の実施形態を示す回路図である。
【符号の説明】
110 半導体集積回路
111 電源端子
112 仮想接地端子
113 制御端子
114 接地端子
115 内部回路
116 スイッチ手段
120 電源部

Claims (4)

  1. 駆動電位を供給する駆動電源と、接地電位を与える接地電源と、前記接地電源に接続された容量手段と、前記駆動電源、前記接地電源及び前記容量手段に接続された半導体集積回路とから構成される半導体装置において、
    前記半導体集積回路は、
    前記駆動電源に接続された第1の外部端子と、
    前記容量手段に接続された第2の外部端子と、
    前記第1の外部端子と前記第2の外部端子との間に接続され、その内部で機能的な動作が行なわれる動作モードと実質的に機能が停止される非動作モードとを有する内部回路と、
    前記接地電源に接続された第3の外部端子と、
    前記内部回路と前記第3の外部端子との間に配置され、前記内部回路が前記非動作モードの時、制御信号に応答して前記内部回路と前記第3の外部端子との間を実質的に非導通状態とするスイッチ手段と、
    前記第1の外部端子と前記第3の外部端子との間に直接接続され、第4の外部端子に与えられた外部制御信号に応答して前記制御信号を出力する制御回路とを備え、
    前記内部回路及び前記スイッチ手段はMOSトランジスタにより構成され、前記スイッチ手段のMOSトランジスタのゲート幅は前記内部回路のMOSトランジスタのゲート幅より十分に大きく、かつ、前記内部回路を構成するMOSトランジスタのゲート幅の合計より十分小さいことを特徴とする半導体装置。
  2. 駆動電位が与えられる第1の外部端子と、
    接地電位との間で容量手段が接続される第2の外部端子と、
    前記接地電位が与えられる第の外部端子と、
    前記第1の外部端子に接続され、その内部で機能的な動作が行なわれる動作モードと実質的に機能が停止される非動作モードとを有する内部回路と、
    前記内部回路と前記第の外部端子との間に配置され、制御信号に応答して前記内部回路と前記第の外部端子との間を実質的に非導通状態とするスイッチ手段と、
    前記第1の外部端子と前記第の外部端子との間に直接接続され、第の外部端子に与えられた外部制御信号に応答して前記制御信号を出力する制御回路とを備え、
    前記内部回路及び前記スイッチ手段はMOSトランジスタにより構成され、前記スイッチ手段のMOSトランジスタのゲート幅は前記内部回路のMOSトランジスタのゲート幅より十分に大きく、かつ、前記内部回路を構成するMOSトランジスタのゲート幅の合計より十分小さいことを特徴とする半導体集積回路。
  3. 駆動電位を供給する駆動電源と、接地電位を与える接地電源と、前記接地電源に接続された容量手段と、前記駆動電源、前記接地電源及び前記容量手段に接続された半導体集積回路とから構成される半導体装置において、
    前記半導体集積回路は、
    前記駆動電源に接続された第1の外部端子と、
    前記容量手段に接続された第2の外部端子と、
    前記接地電源に接続された第3の外部端子と、
    前記第2の外部端子と前記第3の外部端子との間に接続され、その内部で機能的な動作が行なわれる動作モードと実質的に機能が停止される非動作モードとを有する内部回路と、
    前記内部回路と前記第1の外部端子との間に配置され、制御信号に応答して前記内部回路と前記第1の外部端子との間を実質的に非導通状態とするスイッチ手段と、
    前記第1の外部端子と前記第3の外部端子との間に直接接続され、第4の外部端子に与えられた外部制御信号に応答して前記制御信号を出力する制御回路とを備え、
    前記内部回路及び前記スイッチ手段はMOSトランジスタにより構成され、前記スイッチ手段のMOSトランジスタのゲート幅は前記内部回路のMOSトランジスタのゲート幅より十分に大きく、かつ、前記内部回路を構成するMOSトランジスタのゲート幅の合計より十分小さいことを特徴とする半導体装置。
  4. 駆動電位が与えられる第1の外部端子と、
    接地電位との間で容量手段が接続される第2の外部端子と、
    前記接地電位が与えられる第の外部端子と、
    前記第の外部端子に接続され、その内部で機能的な動作が行なわれる動作モードと実質的に機能が停止される非動作モードとを有する内部回路と、
    前記内部回路と前記第1の外部端子との間に配置され、制御信号に応答して前記内部回路と前記第1の外部端子との間を実質的に非導通状態とするスイッチ手段と、
    前記第1の外部端子と前記第の外部端子との間に直接接続され、第の外部端子に与えられた外部制御信号に応答して前記制御信号を出力する制御回路とを備え、
    前記内部回路及び前記スイッチ手段はMOSトランジスタにより構成され、前記スイッチ手段のMOSトランジスタのゲート幅は前記内部回路のMOSトランジスタのゲート幅より十分に大きく、かつ、前記内部回路を構成するMOSトランジスタのゲート幅の合計より十分小さいことを特徴とする半導体集積回路。
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