JP3589215B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、運転中のコード出口からの排気風を抑えると同時に、電源コード巻取り時に電源コードに付着した埃等を除去する電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気掃除機について、図23〜25を用いて説明する。
【0003】
従来の電気掃除機の本体にあっては、外郭を形成する下カバー体101の前方に、吸込口102に連通するとともに、集塵袋103を着脱自在に収納する集塵室104と、前記集塵室104の後方には吸引風を発生する電動送風機105を収納する電動送風機室106を設け、前記集塵室104と前記電動送風機室106とは仕切壁107にて区画形成し、前記電動送風機105は前記仕切壁107に設けた連通口108を介して、前記集塵室104より空気を吸引している。前記集塵室104の上方開口は上カバー体109に軸支された開閉自在の蓋体110で覆われている。また、前記電動送風機室106に隣接して、電動送風機105に電源を供給するための電源コード111を収納するコードリール室112を設けており、前記コードリール室112は、前記電源コード111を巻き付けたコードリール113と、コードリール113を軸支する隔壁114と、コードリール113の回転をロックするためのロック部115と、前記ロック部115を解除する、回動自在に隔壁114に軸支されて、かつバネで付勢されたブレーキペダル116とで構成されており、前記隔壁114によりコードリール室112は前記電動送風機室106と区画形成されている。前記コードリール113には、ドラム自体を回転可能にするための支軸117とゼンマイバネ118が内臓されており、前記ゼンマイバネ118は一端をコードリール113側に、他端を前記支軸117に保持させ、引き出した電源コード111を前記ゼンマイバネ118の復元力によって電源コード111を巻き取る構成になっている。また、前記隔壁114側面には電動送風機室106側より排気風を取り入れるための通気孔119を設けており、これは運転時の電源コード111の発熱に対して冷却させる目的で設けている。そして、本体外郭の後面上部、もしくは下部にコード出口部120を設けており、本体内に前記電源コード111を収納した際、コードプラグ121は前記コード出口部120で保持、収納される構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、通常、電動送風機105の排気風を外に出すために、本体の外郭部で、かつ本体内側にフィルター(図示せず)を備えた排気口122を設けているが、上記従来の構成では、隔壁114に設けた電源コード111冷却のための通気孔119を通ってコードリール室内112に入ってきた電動送風機105からの排気風は、コード出口部120よりフィルターを通過せずに、直接大気中に出てしまうため、前記排気口122より出た排気風に比べ、電動送風機105の上流側で取りきれなかった微塵を含んだ状態となってしまい、清潔感を損なってしまう。また、電源コード111巻き取る際に、電源コード111は絨毯上などを擦れながら引き込まれていくため、絨毯毛など細塵がコード表面に付着した状態で巻き取られる可能性があり、コードリール室112内にそういった細塵が入りこむことでコードリール113をロックする部分でロック部115がスリップする現象が発生する可能性がある。
【0005】
本発明は上記課題を解決するものであり、運転時、コード出口部より排気が出るのを抑え、かつ、電源コード巻き取り時にコード表面に付着した細塵を除去して、コード巻き取りの機能性を向上させた掃除機本体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、塵埃を吸引する吸引風を発する電動送風機と、前記電動送風機に電源を供給する電源コードを本体内に収納するためのコードリールを備え、前記電源コードを本体より取り出すコード出口部を本体外郭に設けるとともに、前記電動送風機の運転時に、前記電動送風機から発せられ前記コード出口部から大気へ放出される排気のうち、少なくとも一部の排気が大気へ放出されるのを防止する毛ブラシを前記コード出口部に設け、前記毛ブラシを構成する毛の密度を、毛ブラシの中央部範囲のみ小さく、両端部の範囲は大きくして毛ブラシを構成したことにより、コード出口部より排気が出るのを抑えることができ、排気による不快感及び床面の塵ゴミの舞い上げを抑制することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項記載の発明は、塵埃を吸引する吸引風を発する電動送風機と、前記電動送風機に電源を供給する電源コードを本体内に収納するためのコードリールを備え、前記電源コードを本体より取り出すコード出口部を本体外郭に設けるとともに、前記電動送風機の運転時に、前記電動送風機から発せられ前記コード出口部から大気へ放出される排気のうち、少なくとも一部の排気が大気へ放出されるのを防止する毛ブラシを前記コード出口部に設け、前記毛ブラシを構成する毛の密度を、毛ブラシの中央部範囲のみ小さく、両端部の範囲は大きくして毛ブラシを構成したことにより密度の大きい両端部の毛ブラシの反発抵抗に押されて、電源コードは常に中央の毛ブラシの密度の小さい範囲に寄せられるようになるため、コード出口部の開口部分は、電源コードの周囲を毛ブラシで塞がれ、電源コードと毛ブラシとの隙間の発生を小さくすることができ、さらに両端部の範囲は密度の大きい毛ブラシであるため、排気の遮蔽性を向上させることができる。
【0008】
本発明の請求項記載の発明は、塵埃を吸引する吸引風を発する電動送風機と、前記電動送風機に電源を供給する電源コードを本体内に収納するためのコードリールを備え、前記電源コードを本体より取り出すコード出口部を本体外郭に設けるとともに、前記電動送風機の運転時に、前記電動送風機から発せられ前記コード出口部から大気へ放出される排気のうち、少なくとも一部の排気が大気へ放出されるのを防止する毛ブラシを前記コード出口部に設け、前記毛ブラシを、巻き取り時に電源コードの表面を接する程度の長さのものと、コード出口の高さ以上のものからなる突出代の異なる複数のブラシ群から形成し、巻き取り時に電源コードの表面を接する程度の長さのブラシ群は硬質の毛から、コード出口の高さ以上のブラシ群は軟質の毛から構成し、かつ、硬質の毛ブラシ郡をコード出口側に配置したことにより、硬質の毛は電源コードの表面を確実に除去し、軟質の毛は電源コードの出入りする方向に沿って曲がり易く、コード表面と毛ブラシの接触面積を増し、かつ前記軟質の毛が排気風圧でなびこうとするのを硬質の毛で抑えられるために、排気の遮蔽を確実にすることができる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)
以下、本発明の第一の実施例を図1〜7を用いて説明する。
【0010】
図において、1は掃除機本体であり、外郭を形成する下カバー体2の前方に、吸込口3に連通するとともに、集塵袋4を着脱自在に収納する集塵室5と、集塵室5の後方には吸引風を発生する電動送風機6を収納する電動送風機室7を設け、集塵室5と電動送風機室7とは仕切壁8にて区画形成し、仕切壁8に設けた連通口9を通して、集塵室5より空気を吸引している。電動送風機6はファン部10と電動コイル部11とから成り、電動送風機6のファン部10前面には、断面が略L字状の発砲ゴム材等で形成したクッション12を取り付け、また、電動コイル部11後方には、ゴム材で形成したクッション12を取りつけ、電動送風機室7の上方を覆い、かつ外郭の一部を形成する上カバー体13、及び下カバー体2に設けた前後の保持リブ14、及び保持ボス15で、電動送風機6の前後のクッション12を挟みこんで電動送風機6を保持すると共に、このクッション12によって電動送風機6からの振動が本体外郭に伝播するのを防いでいる。集塵室5の上方開口は上カバー体13に軸支された開閉自在の蓋体16で覆われており、下カバー2の集塵室5の開口縁17とその開口縁17に相対するように蓋体16に設けたリブ壁18との間にタイトのためのパッキン19を設け、集塵室5の気密性を確保している。電動送風機室7に隣接して、電動送風機6に電源を供給するための電源コード20を収納するコードリール室21を設けており、前記コードリール室21は、前記電源コード20を巻き付けたコードリール22(図4)と、コードリール22を軸支する隔壁23と、コードリール22の回転をロックするためのロック部24と、ロック部24を解除し、回動自在に隔壁23に軸支されて、かつバネで付勢されたブレーキペダル25とで構成されており、隔壁23によりコードリール室21と電動送風機室7とは区画形成されている。コードリール22には、ドラム自体を回転可能にするための支軸26とゼンマイバネ27が内臓されており、ゼンマイバネ27の一端をコードリール22側に、他端を支軸26に保持させ、引き出した電源コード20をゼンマイバネ27の復元力によって電源コード20を巻き取る構成になっている。また、隔壁23側面には電動送風機室7側より排気風を取り入れるための通気孔28を設けており、これは運転時の電源コード20の発熱に対して冷却させる目的で設けている。そして、本体外郭の後方上部にコード出口部29を設けており、本体内に前記電源コード20を収納した際、コードプラグ30はコード出口部29で保持、収納される構成となっている。本体の外郭後面に排気口31を設けており、この排気口31の本体内側には排気風に含まれた微塵を除去するフィルター32を設け、かつこの排気口31からは、電動送風機室7のからの排気、及び、コードリール室21からの排気がフィルター32を通過して排気口31より大気中に排出されるように構成している。
【0011】
次に、コード出口部29より一部の排気が大気中へ放出されるのを防止する排気放出防止手段について説明する。コード出口部29は、電源コード20を本体内に収納したときにコードプラグ30を保持する略コの字状の保持体33を隔壁23に一体に形成しており、この保持体33は上カバー体13の外郭に設けたコード出口部分29で保持され、また、上カバー体13のコード出口部分29はコードプラグ30の一部を覆うように形成している。隔壁23の保持体33上部に保持溝34を設けており、この保持溝34に排気放出防止手段である毛ブラシ35を挿入して保持し、毛ブラシ35はコード出口部の開口部分を塞ぐように長くしている。ここで、毛ブラシ35について説明する。毛ブラシ35は、下地36の生地にブラシ部37となる糸を縫い込み、毛先となる部分をカットし、下地36に縫い込んだ部分を接着剤等で接着している。下地36はブラシ部37の幅よりも幾分幅広くカットし、この下地36部分を保持溝34に挿入して、毛ブラシ35を保持している。
【0012】
上記構成によって、コード出口部29からの排気を、毛ブラシ35の重なり合う部分で遮断して排出されるのを抑え、排気が足元にあたる不快感及び排気風による床面の塵ゴミの舞い上げを抑制することができる。また、微塵を含んだ排気を抑えることで、部屋の空気を汚さず、清潔感を増すことができる。また、かつ毛ブラシ35の毛先で、電源コード20巻き取り時にコード表面に付着した絨毯毛などの細塵を除去して、コードリール室21内に細塵が入りこむことを防止でき、その結果、コードリール22をロックする部分でロック部24が細塵でスリップする現象等を防ぎ、コード巻き取りの機能性を向上させることができる。
【0013】
また、毛ブラシ3はコード出口部29の上部に設けており、毛ブラシ35の長さは排気の遮蔽効果を得るためにコード出口部の高さ以上に設定しているために、毛ブラシ35が電源コード20の出入りする方向に沿って曲がり易くなり、コード表面20と毛ブラシ35との接触面積が増え、コード表面に付着した細塵を確実に除去することができる。
【0014】
毛ブラシ35の取り付け構成について、さらに排気放出防止手段としての効果を向上させるための別の実施例として、図8に示すように、毛ブラシ35をコード出口部29の上方部および下方部に設け、上下の毛ブラシ35の長さを互いに幾らか重なるように設定することで、コード表面に付着した細塵に対し、電源コード20の全周表面を確実に除去することができると共に、上下に毛ブラシ35を設けることで毛ブラシ35の毛の長さは短くなるため、毛ブラシ35の倒れが少なくなるので、電源コード20の全周が隙間無く毛ブラシ35に覆われるようになり、また、排気風の圧力で毛ブラシ35がコード出口側29になびいたとしても、上下の毛ブラシ35が重なり合っているために、コード出口部29の開口部分は確実に毛ブラシで塞がれた状態となり、排気の遮蔽効果を向上させることができる。また、下方部に設けた毛ブラシ35の反発力によりコード出口部29の下面部と電源コード20との摺動抵抗が減り、電源コード29の出し入れ操作がスムーズになる。
【0015】
ここで、上下に毛ブラシ35を配置させるために、図9に示すように、毛ブラシ35をU字状に折り曲げた状態で、保持体33の上下に設けた保持溝34に挿入することで、組立性を向上させることができる。
【0016】
次に、毛ブラシ35の構成について、さらに排気放出防止手段、及びコード表面の細塵除去手段を向上させるための別の実施例を説明する。
【0017】
一つめの別の実施例は、図10に示すように、毛ブラシ35の一部を、電源コード20のコード径に合わせて部分的に切り欠き部38を設けたものである。
【0018】
長い毛ブラシ35の場合、電源コード20によって左右に掻き分けられ、電源コード20と毛ブラシ35との間に隙間を生じる可能性があるが、上記構成によって、コード出口部29と電源コード20との空間を隙間なく毛ブラシ35で塞ぐことができ、また、引き出した電源コード20は毛ブラシ35の反発によって、切り欠き部分38に寄せられるために、コード出口部29からの排気の遮蔽効果は向上する。また、電源コード20を本体内に巻き取り、コードプラグ30を収納した状態のときにおいても、電源コードによる毛ブラシ35への押さえつけが少なくなるため、毛ブラシ35の癖つきの発生を抑えることができ、毛ブラシ35の効果を持続させることができる。
【0019】
二つめの別の実施例は、図11に示すように、毛ブラシ35を構成する一定面積における毛の本数を示す密度を、毛質は同じで、かつ同じ植毛をする幅において、毛ブラシ35の中央部分の範囲は密度を小さくし、それに対して両端部の範囲はその密度を大きくして毛ブラシ35を構成したものである。
【0020】
上記構成によって、密度の大きい両端部の毛ブラシ35の反発抵抗に押されて、電源コード20は常に中央の毛ブラシの密度の小さい範囲に寄せられるようになるため、コード出口部29は、電源コード20の周囲を毛ブラシ35で確実に塞がれ、電源コード20と毛ブラシ35との隙間の発生を小さくすることができ、さらに両端部の範囲は密度の大きい毛ブラシであるため、排気の遮蔽性を向上させることができる。
【0021】
ここで、毛ブラシ35の毛の本数の密度を変えるのではなく、毛質を変えて、中央部分の毛質は軟質の毛を、両端の毛質は硬質の毛で下地の生地に植毛した毛ブラシ35で構成した場合でも同様の効果を得ることができる。
【0022】
三つめの別の実施例は、図12に示すように、毛ブラシ35を、巻き取り時に電源コード20の表面を接する程度の長さのものと、コード出口部29の開口部分の高さ以上のものからなる突出代の異なる複数のブラシ群から形成し、巻き取り時に電源コード20の表面を接する程度の長さのブラシ群は硬質の毛39から、コード出口部29の高さ以上のブラシ群は軟質の毛40から構成し、かつ、硬質の毛ブラシ郡39をコード出口側29に配置したことにより、硬質の毛39の毛先がコード表面を擦れながらコード表面に付着した細塵を除去すると同時に、軟質の毛40は電源コード20の出入りする方向に沿って曲がり易く、コード表面と毛ブラシの接触面積が増えることで、硬質の毛ブラシ郡39で除去できなかった細塵を除去することができ、コード表面の細塵の除去性は向上する。また、コード出口部29からの排気の遮蔽においては、電源コード20を引き出した状態では、電源コード20はコード出口部分29の下端に接地しており、コード出口部29の上端から電源コード20の上端までの空間における開口面積が大きく、排気流量が多くなる部分については、硬質の毛ブラシ郡39と軟質の毛ブラシ郡40により排気の遮蔽を行い、電源コード20の左右については、硬質の毛39の高さよりも飛び出した軟質の毛ブラシ40の部分で排気の遮蔽を行う構成であるが、排気の圧力のよって軟質の毛ブラシ40はコード出口部側29になびこうとするのに対し、硬質の毛ブラシ郡39が突っ張りとなり、軟質の毛40は、硬質の毛30の毛先より飛び出した部分だけがなびくために、そのなびく量は少なくなり、よってコード出口部29の開口部分の遮蔽性は向上する。
【0023】
四つめの別の実施例は、図13に示すように、軟質の毛40から構成されたブラシ群にて、硬質の毛39から構成されたブラシ群を挟み込んで毛ブラシ35を形成したものである。
【0024】
上記構成によって、先述の三つめの別の実施例で示した毛ブラシ35の構成に比べ、三つめの別の実施例では、電源コード20の引出し、及び巻き取り時において、電源コード20の上部表面は、硬質の毛ブラシ39と湾曲して接触面積が増大した軟質の毛ブラシ40とで細塵が除去されるが、電源コードの左右においては、軟質の毛ブラシ40との接触面積が少ないため、その分、上端と比べ除去量が減少してしまうが、ブラシ郡を三重に配置したことで、電源コード20の左右の表面は二重の軟質の毛ブラシ40が接触するため、細塵の除去性がさらに向上し、かつ、コード出口部29の開口部分は三重の毛ブラシ郡によって塞がれるために、さらに排気の遮蔽性は向上する。
【0025】
五つめの別の実施例は、図14に示すように、中央溝部を設けた断面略T字状の保持部41をゴム材等の軟質素材で形成し、毛ブラシ35の根元部分を挟み込んで保持し、毛ブラシ35と一体化させている。この一体化した毛ブラシ35の根元の保持部41をコード出口部29の保持溝34に挿入して毛ブラシ35を保持するよう取り付けている。
【0026】
上記構成によって、毛ブラシ35の根元が軟質素材での挟み込みにより、毛ブラシ35の腰が強くなるために、排気風の圧力によって毛ブラシ35がなびくのは抑えられ、排気の遮蔽効果が向上すると共に、また、コード表面と毛ブラシ35の接触圧力及び接触面積が増え、コード表面に付着した細塵を確実に除去することができる。
【0027】
(実施例2)
以下、本発明の第二の実施例を図15を用いて説明する。
【0028】
図において、コード出口部29の一部を形成する、隔壁23に設けた略コの字状の保持体33の上部に、排気放出防止手段である毛ブラシ35が上下にスライド可能となるような溝部42を設け、この溝部42内に毛ブラシ35を収め、毛ブラシ35とコード出口部29の天面内側との間には、バネ43を設け、このバネ43により毛ブラシ35は上下方向に付勢させており、バネ43が自由長の状態で、毛ブラシ35のコード出口部29の開口部分からの飛び出し量は、コード出口部29の高さ方向を塞ぐだけの長さとなるように設定している。また、毛ブラシ35の保持部44には傾斜面を持った凸部45をコード出口側29に飛び出すように設けており、図のように電源コードを本体内巻き込んで収納した状態、すなわち、コードプラグ30をコード出口部29で保持、収納させた状態にしたときに、コードプラグ30のフランジ部46に毛ブラシ35に設けた凸部45に当たって毛ブラシ35は溝部41をスライドして上方に持ち上げられ、毛ブラシ35のコード出口部29からの飛び出し量は、電源コード20の上端に擦れる程度となる。
【0029】
上記構成によって、電源コード20を引き出した状態、及び、電源コード20を巻き取る際には、コード出口部29の開口部分の高さ方向に塞ぐように毛ブラシ35は飛び出しているために、実施例1で述べたように、毛ブラシ35による排気の遮蔽効果、また、毛ブラシ35による電源コード20表面に付着した細塵の除去効果は得られ、電源コード20を巻き取り、コードプラグ30をコード出口部29に収納した状態では、毛ブラシ35は押し上げられてコード表面にほとんど触れないため、本体収納状態で放置した時に、電源コード20に押されて癖つきが発生することにより、排気の遮蔽効果を劣化させる、また、細塵の除去効果を劣化させるといったことは生じないため、毛ブラシ35による排気の遮蔽効果及びコード表面の細塵の除去効果を持続させることができる。
【0030】
また、毛ブラシ35の移動に連動させる別の実施例として、図16に示すように、毛ブラシ35を上下方向に移動可能となるようにコード出口部29の一部を形成する保持体33に取り付け、毛ブラシ35はバネ43で付勢しており、バネ43が自然長の状態では、毛ブラシ35のコード出口ぶ29の開口部分からの飛び出し量は、電源コード20の上端に幾らか擦れる程度の長さとなるように設定している。毛ブラシ35の保持部44には本体内側方向に飛び出すように凸部46を設けており、コードリール22のロック状態を解除するようにブレーキペダル25を押すと、ブレーキペダル25の後端底部が毛ブラシ35の保持部に設けた凸部46に当たって毛ブラシ35を押し下げて、毛ブラシ35の電源コード20への接触面積が増える。
【0031】
上記構成によって、ブレーキペダル25を操作することでコード表面に付着した細塵の除去効果を得ることができる。また、ブレーキペダル25を操作していない状態では毛ブラシ35は電源コード20に擦れている程度であるため、毛ブラシ35が電源コード20に押されて癖つきが発生し、その効果が劣化するといった状態は発生しない。ここで、電源コード20を引き出し、掃除機を運転した状態では、毛ブラシ35はコード出口部29の開口部分の電源コード20より上方の開口部空間を塞いだ状態であり、この部分では排気の遮蔽効果は発生するが、電源コード20の左右において空間が生じてしまうため、この部分からの排気が外へ放出されてしまう。そこで、実施例1で述べた毛ブラシ35の一部を電源コード35の径に合わせて切り欠き部38を設けた毛ブラシ35を用い、ブレーキペダル25を操作しない状態では、毛ブラシ35の切り欠き部分38が電源コード20の外径に一致するように毛ブラシ35のコード出口部29からの飛び出し量を設定すれば、排気の遮蔽効果はさらに向上させることができる。
【0032】
ここで、上述の構成は、毛ブラシ35を上下方向にスライド可能となるように保持した構成であるが、コードプラグ30、及びブレーキペダル25の操作に連動して毛ブラシ35が動作する構成については、図17及び18に示すように、毛ブラシ35を保持体33の上部において、回動自在に軸支し、バネで毛ブラシ35の動きを付勢して、毛ブラシ35の保持部44に凸部45、47を設けることで、上記の毛ブラシ35を上下方向にスライドさせる実施例と同様の毛ブラシの機能、及び効果を得ることができる。
【0033】
(実施例3)
以下、本発明の第三の実施例を図19を用いて説明する。
【0034】
図において、コード出口部29を本体の上部に設けており、コード出口部29に収納したコードプラグ30を覆うようにカバー体48を設けている。カバー体48はコード出口部29の一部を形成する保持体33の上部に、回動自在に軸支しており、カバー体48には支軸を対称にカバー側とは反対側に排気放出防止手段である毛ブラシ35を設けている。この毛ブラシ35は、カバー体48でコードプラグ30を覆っている時には、電源コード20の表面に擦れず、カバー体48を開けたときに、毛ブラシ35が電源コード20外周に接触し、コード出口部29の開口部分を塞ぐように位置させている。カバー体48の一部に係合部49を設け、隔壁23に設けた被係合部50にカバー体48を開けたときに係合させてカバー体48が保持されるようにしている。また、カバー体48には軸部よりコードプラグ側30に凸部51を設け、カバー体48を開けるとコードプラグ30がこの凸部51に押し出され、電源コード20を巻き取り、コードプラグ30をコード出口部29に収納した時には、コードプラグ30のフランジ部46に当たってカバー体48は自動的に閉じる。
【0035】
上記構成によって、電源コード20を収納した状態では、コードプラグ部30をカバー体48で完全に覆うことで、コードプラグ30の先刃による床面への傷付きを防止すると共に、本体運転時、すなわち、カバー体48を空けた状態においてのみ、カバー体48の開口に連動して毛ブラシ35がコード出口部29の開口部を塞ぎ、かつコード表面に擦れるようになって、コード出口部28からの排気を遮蔽し、電源コード巻取り時には、コード表面に付着した細塵を除去し、コードプラグ30が収納された時は、カバー体が閉まって毛ブラシは電源コード20に触れないため、本体保管時に毛ブラシ35が電源コード20によって掻き分けられて癖つきが生じることはなく、運転時、常に直毛の毛ブラシ35でコード出口部35を塞ぐことができ、排気放出防止機能、及び電源コード20に付着した細塵除去機能の効果を持続させることができる。
【0036】
(実施例4)
以下、本発明の第四の実施例を図20、21を用いて説明する。
【0037】
図において、コード出口部29の一部を形成する保持体33上部の断面を略コの字状に形成し、この保持体33の上部と外郭のコード出口内面とで囲われた空気通路52を形成し、この空気通路52を電動送風機室7側へ通じるように構成している。また、電動送風機6の全周を覆う防音筒53と保持体33上部の空気通路52をダクト54でつないで、電動送風機6の排気風の一部が直接、保持体上部の空気通路52に流れるようにしている。保持体33の上部にはコード出口部29とは反対方向で、かつ斜め方向に空気が噴出されるように空気孔55を設けており、コードリール室21の後方にはフィルター32を内側に設けた排気口31を設けている。
【0038】
上記構成によって、保持体33上部に設けた空気孔55より噴出された気流を、斜め方向より噴出することにより、図に示すように、コード出口部より排出しようとする排気風と衝突させて排気の流れ方向を排気口31側へと導くことができ、コードリール室21の排気風はコード出口部29からの排出を遮蔽され、全て、排気口31を通過して大気中へと放出されるため掃除機本体から出る排気風は、全て、フィルター32を通って排気口31より排出された、きれいな排気であり、清潔感が向上する。
【0039】
ここで、衝突によって排気風の流れ方向変化させる作用について説明する。
【0040】
コードリール室21内に溜まったコード出口部29より排出しようとする排気風は、流量は多いが排気風速はさほど大きくない。それに比べて、保持体33上部の空気孔55より噴出される気流は、流量は少ないが、排気風の風速よりもはるかに速く噴出させているため、運動量保存の法則により、斜め下方に噴出した気流とコード出口部29へ排出しようとする排気風を衝突させるとコード出口部29の下方側へと流れが変わる。
【0041】
また、電源コード20の巻き取り時においても、コード出口部分29に設けた空気孔55から気流を噴出させることでコード表面に付着した細塵を除去できるようにするための、別の実施例として、図22に示すように、電動送風機室7内に圧縮空気を確保する空気ボンベ56を設け、空気ボンベ56には大気より吸引空気を取り入れるための吸引通路57と保持体33の空気通路55に空気を送る排気通路58を設け、排気通路58は電動送風機6の全周を覆う防音筒53からのダクト54と並列に空気通路52に取り付けられている。
【0042】
空気ボンベ56にはブレーキペダル25の操作に連動して圧縮空気を排出させるスイッチが入るように構成している。
【0043】
上記構成によって、本体の運転時は電動送風機6からの排気を利用して、保持体33に設けた空気孔55から噴出する気流によってコード出口部29から排出しようとする排気を遮蔽し、コード巻き取り時には、空気ボンベ56からの圧縮空気が空気孔55より噴出して、電源コード20の表面に付着した細塵を吹飛ばして除去することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、運転時、コード出口部より排気が出るのを抑え、かつ、電源コード巻き取り時にコード表面に付着した細塵を除去して、コード巻き取りの機能性を向上させた掃除機本体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気掃除機本体の中央断面図
【図2】同実施例の上方矢視からの組立状態図
【図3】同実施例の要部断面図
【図4】同実施例のコードリール部の断面図
【図5】同実施例のコードリール部ユニットの斜視図
【図6】同実施例の毛ブラシの斜視図
【図7】同実施例のコード出口部分の断面拡大図
【図8】別の実施例を示すコード出口部分の断面拡大図
【図9】同実施例における別の組立手段を示す斜視図
【図10】別の実施例を示すコード出口部分の斜視図
【図11】別の実施例を示すコード出口部分の斜視図
【図12】別の実施例を示すコード出口部分の断面拡大図
【図13】別の実施例を示すコード出口部分の断面拡大図
【図14】別の実施例を示すコード出口部分の断面拡大図
【図15】第2の実施例を示すコード出口部分の断面拡大図
【図16】別の実施例を示すコード出口部分の断面拡大図
【図17】別の実施例を示すコード出口部分の断面拡大図
【図18】別の実施例を示すコード出口部分の断面拡大図
【図19】第3の実施例を示すコード出口部分の断面拡大図
【図20】第4の実施例を示すコード出口部分の断面拡大図
【図21】同実施例の要部断面図
【図22】別の実施例を示す上方矢視からの部分状態図
【図23】従来例を示す中央断面図
【図24】同実施例の上方矢視からの組立状態図
【図25】同実施例の要部断面図
【符号の説明】
6 電動送風機
20 電源コード
22 コードリール
25 ブレーキペダル
29 コード出口部
30 コードプラグ
31 排気口
34 保持溝
35 毛ブラシ(排気放出防止手段)
38 切り欠き部
39 硬質の毛
40 軟質の毛
41 保持部
43 バネ
45 凸部
46 フランジ部
47 凸部
48 カバー体
55 空気孔
56 空気ボンベ

Claims (2)

  1. 塵埃を吸引する吸引風を発する電動送風機と、前記電動送風機に電源を供給する電源コードを本体内に収納するためのコードリールを備え、前記電源コードを本体より取り出すコード出口部を本体外郭に設けるとともに、前記電動送風機の運転時に、前記電動送風機から発せられ前記コード出口部から大気へ放出される排気のうち、少なくとも一部の排気が大気へ放出されるのを防止する毛ブラシを前記コード出口部に設け、前記毛ブラシを構成する毛の密度を、毛ブラシの中央部範囲のみ小さく、両端部の範囲は大きくして毛ブラシを構成した電気掃除機。
  2. 塵埃を吸引する吸引風を発する電動送風機と、前記電動送風機に電源を供給する電源コードを本体内に収納するためのコードリールを備え、前記電源コードを本体より取り出すコード出口部を本体外郭に設けるとともに、前記電動送風機の運転時に、前記電動送風機から発せられ前記コード出口部から大気へ放出される排気のうち、少なくとも一部の排気が大気へ放出されるのを防止する毛ブラシを前記コード出口部に設け、前記毛ブラシを、巻き取り時に電源コードの表面を接する程度の長さのものと、コード出口の高さ以上のものからなる突出代の異なる複数のブラシ群から形成し、巻き取り時に電源コードの表面を接する程度の長さのブラシ群は硬質の毛から、コード出口の高さ以上のブラシ群は軟質の毛から構成した電気掃除機。
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