JP6639719B2 - 掃除機 - Google Patents

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Description

本実施の形態は、掃除機に関する。
一般的な掃除機は、本体ケーシング内に形成された集塵部の下流側にファンモータが配置される構造となっている。ファンモータを駆動すると、本体ケーシング内に負圧が発生し、その負圧によって塵埃が吸込まれ、集塵部に捕集される。捕集された塵埃は、集塵部に設けられた蓋を開閉して取り出し可能な構造となっている。
ハンドルを持って清掃や持ち運びを可能とする掃除機では、ハンドルとの干渉を避けるため、集塵部の位置が制約され、これに伴ってファンモータの位置も制約される。特許文献1には、ハンドルとの干渉を避けつつ蓋の開閉を可能とした位置に集塵部を形成した携帯型の掃除機が記載されている。
特開2000−139782号公報
従来の掃除機によると、空気圧によって集塵ホルダから集塵袋が外れてしまう不具合がある。
そこで、本実施の形態は、集塵袋外れを防止することが可能な掃除機を提供することを目的とする。
本実施の形態の一態様によれば、ケーシングと、前記ケーシングに設けられた吸引口と、前記ケーシング内に設けられたファンモータと、前記ケーシング内に設けられ、前記ファンモータと連通する集塵部と、前記集塵部の一部を構成し、該集塵部の開口を開閉可能な蓋と、前記吸引口と連通する流路を有する集塵ホルダ本体と、前記集塵ホルダ本体との間で集塵袋を保持する集塵袋保持部とを含み、前記集塵部に着脱可能に設けられる集塵ホルダと、前記集塵部の内側から内方に向かって突出するよう形成され、前記蓋が閉状態とされることにより前記集塵袋保持部を抑え込む抑え部と、を備え、前記集塵袋保持部は、前記集塵ホルダ本体との間に前記流路に沿った方向から前記集塵袋が挿入され得るように、前記流路に沿って設けられる掃除機が提供される。
また、本実施の形態の他の一態様によれば、ケーシングと、前記ケーシングに設けられた吸引口と、前記ケーシング内に設けられたファンモータと、前記ケーシング内に設けられ、前記ファンモータと連通する集塵部と、前記吸引口と連通する流路を有する集塵ホルダ本体と、前記集塵ホルダ本体との間で集塵袋を保持する集塵袋保持部とを含み、前記集塵部に着脱可能に設けられる集塵ホルダと、前記集塵部の内壁に設けられる抑え部であって、該集塵部の内側から前記集塵ホルダ側に向かって突出するよう形成され、前記集塵袋保持部を抑え込む抑え部と、を備え、前記集塵袋保持部は、前記集塵ホルダ本体との間に前記流路に沿った方向から前記集塵袋が挿入され得るように、前記流路に沿って設けられる掃除機が提供される。
本実施の形態によれば、集塵袋外れを防止することが可能な掃除機を提供することができる。
実施の形態に係る掃除機の外観図。 実施の形態に係る掃除機の断面図。 実施の形態に係る掃除機のケーブル取付構造の説明図。 実施の形態に係る掃除機の自立構造の説明図。 実施の形態に係る掃除機のケーブル収納構造の説明図。 実施の形態に係る掃除機の壁立て掛け保持構造の説明図。 実施の形態に係る掃除機の紙パックの取り付け方の説明図。 実施の形態に係る掃除機の紙パック取付構造の説明図。 実施の形態に係る掃除機が備える集塵部の内壁形状の説明図。 実施の形態に係る掃除機のモータ支持構造の説明図。 実施の形態に係る掃除機の排気方向規制構造の説明図。 実施の形態に係る掃除機が備える吸引ヘッドの吸引口形状の説明図。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
又、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施の形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の実施の形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
[外観]
図1は、実施の形態に係る掃除機1の外観図であり、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図である。この掃除機1は、いわゆるスティック型(縦型)のスリムな電気掃除機である。使用者の手触りの感触の向上やデザイン性を考慮して外表面が全体的に曲面状に形成されている。
具体的には、図1に示すように、電動送風機を収容する略円筒状の本体2の開口部に細長い延長パイプ3を取り付け、その先端に比較的幅広タイプの吸引ヘッド4を回動自在に取り付けている。本体2から延長パイプ3を取り外せば、いわゆるハンディクリーナとして使用することもできる。ハンディクリーナとして使用する場合は、延長パイプ3に代えて、本体2の開口部にブラシBを取り付けることも可能である。
使用時は、本体2から引き出された電源ケーブルC(一部のみ図示している。)を電源コンセントに接続する。このような有線AC電源タイプを採用すれば、掃除機1に充電池を搭載する必要がない。そのため、充電池を搭載するコードレスタイプの掃除機に比べてコンパクトで軽量でありながら強い吸引力を実現することができる。
以下、図1に示すように、吸引ヘッド4が存在している側を「前側」とし、本体2が存在している側を「後側」とする。図面に描かれた姿勢に合わせ、吸引ヘッド4が存在している側を「下側」と呼び、本体2が存在している側を「上側」と呼ぶ場合もある。「左右方向」は、掃除機1の使用者を基準にして考えるものとする。
[基本構成]
図2は、実施の形態に係る掃除機1の断面図である。図2に示すように、本体2は、左右半割り構造のケーシング2aを備える。ケーシング2aの外側に略C字状のハンドルHが一体的に形成され、ケーシング2aの内側にモータ室10と集塵部20が形成されている。
モータ室10は、電動送風機であるファンモータ11を内蔵している。ファンモータ11は、吸引ファン11aとモータ11bとを備える。吸引ファン11aは、中央より吸い込んだ空気を外周に向かって吹き出す遠心ファンである。ファンモータ11の上下に設けられたゴムパッキン(弾性体)12a,12bでファンモータ11を弾性支持しながら、モータ室10から空気が漏れることを防止している。
集塵部20は、吸引した塵埃を一時的に集塵する内部空間である。延長パイプ3の先端が吸引口21に取り付けられ、吸引口21の上方のゴムパッキン22に紙パックホルダ23の一端が当接している。この当接面は、側面視で斜めに形成されており、密着度を高めるようになっている。紙パックホルダ23の他端は、図示しない紙パックPによって閉塞される。紙パックPは、不織布等を用いて形成された使い捨ての集塵袋である。集塵部20の表側には蓋24が形成されている。蓋24を取り外すと、集塵部20が外部空間に露出され、紙パックPを交換することができる。
ハンドルHは、ほぼ同じ太さの握り部H2を備えている。握り部H2の表側には、使用者が指先で操作する操作ボタンH1が設けられている。握り部H2の裏側に凸部または凹部を設けて使用者の指がかかるようにしておくと、使用者が持つ位置を一定の位置に誘導することが可能となり、操作ボタンH1を押すこともより容易になる。
[重心バランス適正化]
ここで、本実施の形態では、図2に示すように、ハンドルHの後方寄りにファンモータ11を配置し、ファンモータ11と集塵部20との間にダクト構成部材30を設けている。集塵部20、ダクト構成部材30、及びファンモータ11を本体2の長手方向に沿って直線状に配置し、ダクト構成部材30によってファンモータ11と集塵部20とを連通させている。
スティック型の掃除機1は、本体2よりも前方部分が長い縦長の形状であるため、重量物であるファンモータ11をハンドルHの後方寄りに配置すると、ハンドルHを持ったときの重心バランスを適正化することができる。すなわち、全体の重心が後方寄りになるため、実際の重量よりも軽く感じ、取り扱いが容易となる。
ダクト構成部材30は、ダクト31を構成する筒状の部材である。ダクト31の一端31aは、集塵部20の開口部26に接続されている。ダクト31の他端31bは、ファンモータ11を覆うカバー13aの下端に形成された吸込み口13に接続されている。ダクト構成部材30の形状については、後に詳しく説明する。
ダクト31の径をファンモータ11の吸込み口13の径に合わせ、ダクト31とケーシング2aとの間に比較的広い空間32を確保している。この空間32には、電源ケーブルC等の各種ケーブルを引き回すことができる(後述する)。ダクト31の長さは、重心バランスやハンドルHの形状等に応じて適宜調整することが可能である。
ハンドルHは、ケーシング2aの外側に設けられる。ファンモータ11よりも前方の位置においてハンドルHの前端H3が接続され、ファンモータ11よりも後方の位置においてハンドルHの後端H4が接続されている。ハンドルHの前端H3近傍を後端H4近傍よりも細くすれば、重心位置を後側にする効果がある。使用者が握り部H2を握ったときの重量バランスを整えるため、握り部H2を本体2側に向けて適当な角度で傾斜させている。
具体的には、ハンドルHは、第1の延出部H11と、把持部H20と、第2の延出部H12とを備えている。第1の延出部H11は、ケーシング2aの後部に基端が接続され、外方に向かって延びる部分である。把持部H20は、第1の延出部H11の先端に基端が接続され、基端より前方に延びつつケーシング2aより漸次離間するように形成された部分である。第2の延出部H12は、把持部H20の先端に基端が接続され、基端より前方に延びつつケーシング2aに漸次近接するように形成され、先端がケーシング2aの外面に接続される部分である。
[動作]
使用者がハンドルHの操作ボタンH1をスライド操作すると、モータ11bが起動して吸引ファン11aが回転する。吸引ファン11aが回転すると、掃除機1の内部に負圧が発生し、吸引ヘッド4から延長パイプ3を通って本体2側に空気が流れ込み、集塵部20の紙パックP(図9参照)によって空気中の塵埃が除去される。紙パックPによって除去されなかった細かな塵埃は、集塵部20の後方に設けられたスポンジフィルタ25によって取り除かれる。綺麗になった空気は、ダクト31を通ってモータ室10に流れ込む。モータ室10に流れ込んだ空気は、モータ室10に形成された排気口(後述する。)から外部空間に排出されるようになっている。
以上のように、実施の形態に係る掃除機1は、ケーシング2aと、ケーシング2aに設けられた吸引口21と、ケーシング2aの外側に設けられたハンドルHと、ケーシング2a内に設けられたファンモータ11と、ケーシング2a内に設けられた筒状のダクト構成部材30と、ケーシング2a内に設けられた集塵部20とを備える。また、ケーシング2a内において集塵部20、ダクト構成部材30、及びファンモータ11が順次並んで配置され、ダクト構成部材30は、一端31aが集塵部20の開口部26に接続され、他端31bがファンモータ11の吸込み口13に接続され、集塵部20とファンモータ11はダクト構成部材30を介して連通されている。これにより、設計自由度の向上を図ることができるため、重心バランスを適正化して操作性の向上を図ることが可能になる。また、気密性を高めながらファンモータ11と集塵部20との距離を離すことができるため、吸引力の向上を図ることも可能である。
また、集塵部20、ダクト構成部材30、及びファンモータ11は、吸引口21の位置する側を前とした場合の前後方向に沿って配置されており、ハンドルHは、少なくとも一部が前後方向に沿って延び、前端H3がファンモータ11よりも前方の位置においてケーシング2aの外面に接続され、後端H4がファンモータ11よりも後方の位置においてケーシング2aの外面に接続されている。これにより、ハンドルHを備えるにもかかわらず、ハンドルHと集塵部20との干渉を避けることができるため、気密性を確保することが可能である。
また、ハンドルHの前端H3は、後端H4よりも細く形成されている。これにより、重心位置を後側にする効果がある。
また、ファンモータ11は、ハンドルHの後方寄りに配置されている。これにより、全体の重心が後方寄りになるため、実際の重量よりも軽く感じ、取り扱いが容易となる。
また、ハンドルHは、ケーシング2aの後部に基端が接続され、外方に向かって延びる第1の延出部H11と、第1の延出部H11の先端に基端が接続され、基端より前方に延びつつケーシング2aより漸次離間するように形成された把持部H20と、把持部H20の先端に基端が接続され、基端より前方に延びつつケーシング2aに漸次近接するように形成され、先端がケーシング2aの外面に接続される第2の延出部H12とを備えている。これにより、重心位置を調整することが可能になるだけでなく、ハンドルHを持ちやすくして操作性を向上させることも可能になる。
[ケーブル取付構造]
図3は、実施の形態に係る掃除機1のケーブル取付構造の説明図である。ここでは、左右半割り構造のケーシング2aの片側を取り外した状態を示している。モータ室10の幅はできるだけ細くするのが望ましいが、モータ室10を細くすると、モータ室10の内部でケーブルを引き回すための空間が制限される。
そこで、本実施の形態では、図3に示すように、ハンドルHの内部とダクト31の周辺の空間32にケーブルを引き回している。具体的には、外部からの電力供給を受ける電源ケーブルCが、ケーシング2aの外側よりケーシング2aとダクト構成部材30との間の空間32内に引き込まれている。また、電源ケーブルCと電気的に接続された配線C1が、ハンドルHの前端H3から後端H4にかけてハンドルHの内部を通過してファンモータ11に接続されている。
なお、ハンドルHの内部やダクト31の周辺の空間32に引き回すケーブルの種類や数、引き回し方向は限定されるものではない。例えば、ファンモータ11に設けられた温度ヒューズ(図示せず。)の配線がハンドルHの内部を通って操作ボタンH1の端子に接続されてもよい。複数の配線を前方から後方に向かって又は後方から前方に向かって引き回すことが可能である。
以上のように、実施の形態に係る掃除機1は、外部からの電力供給を受ける電源ケーブルCをさらに備え、電源ケーブルCは、ケーシング2aの外側よりケーシング2aとダクト構成部材30との間の空間32内に引き込まれ、電源ケーブルCと電気的に接続された配線C1が、ハンドルHの前端H3から後端H4にかけてハンドルHの内部を通過してファンモータ11に接続される。これにより、ハンドルHの内部を通ってファンモータ11の前方から後方に配線C1を引き回すことができるため、ファンモータ11の外周側に配線C1を配置しなくてよくなり、コンパクト化を図ることが可能になる。また、電源ケーブルCを使用者側へ斜めに引き出すことができるため、操作性の向上を図ることも可能である。
[自立構造]
図4は、実施の形態に係る掃除機1の自立構造の説明図である。図4に示すように、ケーシング2aは、ハンドルHの後部近傍にファンモータ11の回転軸11Cと略直交する平坦面Fを有する。さらに、ハンドルHの後端H4が平坦面Fと連続した面を有してもよい。このようにすれば、掃除機1の上下を逆にして床100に自立させることができる。平坦面Fは、重量物であるファンモータ11の回転軸11Cと略直交するため、安定して自立させることが可能である。また、重量物であるファンモータ11を後方寄りに配置しているため、より安定して自立させることが可能である。さらに、電源ケーブルCをケーシング2aの側方より引き出しているため、自立状態において電源ケーブルCが邪魔にならない。
以上のように、実施の形態に係る掃除機1が備えるケーシング2aは、ハンドルHの後部近傍にファンモータ11の回転軸11Cと略直交する平坦面Fを有する。これにより、掃除機1の上下を逆にして床100に自立させることができるため、清掃作業の効率化を図ることが可能になるとともに、収納時のスペース削減を図ることが可能になる。
[ケーブル収納構造]
図5は、実施の形態に係る掃除機1のケーブル収納構造の説明図である。図5(a)では、説明を分かりやすくするため、電源ケーブルCを省略している。
図5(a)に示すように、ケーシング2aの側方に一対のケーブル巻付用フック41,42が設けられている。後方のケーブル巻付用フック41は、略L字状の回転自在フックである。前方のケーブル巻付用フック42は、略L字状の固定フックである。また、一対のケーブル巻付用フック41,42間にC字状のケーブル端保持用フック43が設けられている。
図5(b)に示すように、収納時は、ケーシング2aの側方より引き出された電源ケーブルCを一対のケーブル巻付用フック41,42間に巻き付ける。電源ケーブルCの基端部がケーブル巻付用フック41側に傾斜しているため、無理なく電源ケーブルCを巻き付けることができる。また、ケーブル巻付用フック41の上方のケーシング2aには内側に傾斜する傾斜部2bが形成され、さらに、ケーブル巻付用フック42の周囲のケーシング2aには窪み2cが形成されているため、容易に電源ケーブルCを巻き付けることができる。電源ケーブルCの自由端部には電源プラグC2が形成されているため、その電源プラグC2の付近をケーブル端保持用フック43に引っ掛ける。ケーブル端保持用フック43は、電源ケーブルCの引き出し位置C3よりも前方に設けられているため、引き出し位置C3の電源ケーブルCが邪魔にならない配置になっている。この状態でケーブル巻付用フック41を回転させれば、電源ケーブルCを束で解除することができる。
以上のように、実施の形態に係る掃除機1は、一対のケーブル巻付用フック41,42を備えるとともに、その一対のケーブル巻付用フック41,42間にケーブル端を保持するためのケーブル端保持用フック43を備える。これにより、掃除機1を自立させて収納する場合でも、電源プラグC2付近をケーブル端保持用フック43で保持することができるため、収納時の見栄えを良くすることが可能になる。
[壁立て掛け保持構造]
図6は、実施の形態に係る掃除機1の壁立て掛け保持構造の説明図である。図6に示すように、ケーブル巻付用フック41の内部に永久磁石41aを設け、壁200側の金属プレート201に吸着させるようにしている。金属プレート201は、金属製の壁置き部品であり、掃除機1の付属品として提供されてもよい。壁200に両面テープやネジ等で金属プレート201を固定しておけば、掃除機1の吸引ヘッド4を床に置いた状態で本体2を壁200に沿うように立て掛けることができる。
以上のように、実施の形態に係る掃除機1では、ケーブル巻付用フック41の内部に永久磁石41aを設け、壁200側の金属プレート201に吸着させるようにしている。これにより、ケーブル巻付用フック41と壁保持吸着部とを兼用することができるため、部品点数が減り、低コスト化を図ることが可能になる。
[紙パック取付構造]
図7は、実施の形態に係る掃除機1の紙パックホルダ23に紙パックPを取り付ける様子を示す図である。図7に示すように、紙パックホルダ23は、板状部23aから突出する筒部23bを備えている。板状部23aと筒部23bの中央部には一体的に貫通孔23cが形成されていている。この貫通孔23cは、延長パイプ3の内部空間を通過した空気を集塵部20に流通させる流路となる。空気が流出する側から筒部23bを覆うように紙パックPを取り付け、筒部23bの付け根に設けられた紙パック取付用クリップ23dで紙パックPを挟み込む。紙パックPを挟み込みやすくするために、紙パック取付用クリップ23dの先端は外側に折れ曲がっている。紙パック取付用クリップ23dで紙パックPを挟み込んだら、紙パックホルダ23ごと集塵部20にセットする。紙パックホルダ23を通って紙パックPの内部に流入した空気中の塵埃は、紙パックPの外部に流れることができず、紙パックPの内部に集められる。
紙パックホルダ23の先端には、空気の吸い込み方向にのみ開口可能な逆止弁23eを設けてもよい。例えば、ゴム製の逆止弁23eに貫通孔23fを形成し、この貫通孔23fとワッシャ23gを介してネジ23hを紙パックホルダ23側のネジ孔23iに止める。掃除機1の内部に負圧が発生していない状態では、紙パックホルダ23の先端に逆止弁23eが当接するようになっている。これにより、紙パックPの内部に集められた塵埃が紙パックホルダ23側に逆戻りしない構造となっている。
図8は、実施の形態に係る掃除機1の紙パック取付構造の説明図である。ここでは、集塵部20を見開きの状態で示している。左右半割り構造のケーシング2a内から紙パックホルダ23を取り外し、集塵部20の蓋24も取り外している。図面上、一番上のケーシング2aと一番下の蓋24は、内部の構造が見えやすく向きに回転させて描いている。ケーシング2a側の溝部27に蓋24側のフック28を引っ掛かけると、集塵部20の蓋24を閉めることができる。
ここで、本実施の形態では、図8に示すように、紙パックホルダ23を通って流入する空気の空気圧によって紙パックホルダ23から紙パックPが外れてしまう不具合を防止する構造を採用している。具体的には、紙パック取付用クリップ23dの先端近傍を抑え込むクリップ抑え用リブ29a,29b,29cを集塵部20の内側に形成している。クリップ抑え用リブ29a,29b,29cは、本体2の長手方向から見ると、略扇形に形成されている。集塵部20の蓋24を閉めたとき、クリップ抑え用リブ29a,29b,29cの内側の縁部E1,E2,E3が紙パック取付用クリップ23dの先端近傍を抑え込むようになっている。
以上のように、実施の形態に係る掃除機1では、紙パック取付用クリップ23dの先端近傍を抑え込むクリップ抑え用リブ29a,29b,29cを集塵部20の内側に形成している。これにより、紙パック取付用クリップ23dの保持力を高めることができるため、強吸引力による紙パック外れを防止することが可能になる。
[集塵部の内壁形状]
図9は、実施の形態に係る掃除機1が備える集塵部20の内壁形状の説明図である。この掃除機1は、スリムなスティック型でありながら、有線AC電源タイプであるため強い吸引力を実現する。そのため、紙パックPに塵埃が溜まった状態で空気を吸込んだとき、ケーシング2aの内壁に密着するまで紙パックPが膨らんでしまい、吸引力が低下する可能性がある。
そこで、本実施の形態では、図9(a)に示すように、集塵部20の内壁に複数の突起Tを形成している。ここでは、左右半割り構造のケーシング2aの片側だけを例示しているが、もう片側にも同様の突起Tが形成されている。突起Tの数や形状は特に限定されるものではない。例えば、図9(b)の拡大図に示すように、ダクト構成部材30の近傍において、空気の流路に沿うように9個の突起T1〜T9を形成してもよい。このようにすれば、ファンモータ11への空気の流路を効果的に確保することができる。
以上のように、実施の形態に係る掃除機1では、集塵部20の内壁に複数の突起Tを形成している。これにより、集塵部20の内壁と紙パックPとの間に隙間を確保することができる。その結果、吸引力の低下を抑制することが可能になり、ファンモータ11の温度上昇を抑制することが可能になる。
[モータ支持構造]
図10は、実施の形態に係る掃除機1のモータ支持構造の説明図である。図10(a)は、左右半割り構造のケーシング2aの片側を取り外した状態を示し、図10(b)は、さらにその内部の部材を取り外した状態を示している。図10(c)は、図10(a)(b)に示されるダクト構成部材30の側面図である。
図10に示すように、ダクト構成部材30は、管部34aの両端につば部34b,34cを備える。上側のつば部34bは、上方に開口した凹部34fを備え、凹部34fの底には、ダクト31に通じる開口34gが形成されている。また、下側のつば部34cの下面には、スポンジフィルタ25に当接するフィン34xが外方に向けて放射状に配設されている。さらに、上側のつば部34bの下方には、外方に張り出す円板環状の位置決め用つば34dが形成され、下側のつば部34dの上方にも、同様の位置決め用つば34eが形成されている。
既に説明したように、ファンモータ11の上下に設けられたゴムパッキン12a,12bでファンモータ11を弾性支持しながら、モータ室10から空気が漏れることを防止している。具体的には、上側のゴムパッキン12aの突起K1を左右方向から規制する回転規制リブW1がケーシング2a内に形成されている。ゴムパッキン12aの突起K1をファンモータ11の上面の凹部K2に嵌め込み、また、下側のゴムパッキン12bをファンモータ11の下端に密着させてダクト構成部材30の凹部34fに嵌め込む。下側のゴムパッキン12bは、開口12cを有するリング状のゴムパッキンである。この開口12cの内径は、ファンモータ11を覆うカバー13aの外周サイズに合わせ、下方に向けて小さくなるテーパ状に形成されている(図2参照)。これにより、ゴムパッキン12bとファンモータ11とを隙間なく密着させ、ファンモータ11をダクト構成部材30に対してセンタリングさせることができる。ダクト構成部材30のつば部34bと位置決め用つば34dとの間にケーシング2aの内壁W2が入り、また、ダクト構成部材30のつば部34cと位置決め用つば34eとの間にケーシング2aの内壁W3が入る。さらに、ケーシング2aの内壁W3とW4との間にスポンジフィルタ25が入るようになっている。
以上のように、実施の形態に係る掃除機1では、ファンモータ11の上下に設けられたゴムパッキン12a,12bでファンモータ11を挟持している。これにより、ファンモータ11の前後方向及び半径方向に対してファンモータ11を弾性支持することが可能になる。
また、実施の形態に係る掃除機1では、ファンモータ11の上側のゴムパッキン12aをケーシング2a内に固定している。これにより、ファンモータ11の回転方向に対してもファンモータ11を弾性支持することが可能になる。
[排気方向規制構造]
図11は、実施の形態に係る掃除機1の排気方向規制構造の説明図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。図11に示すように、モータ室10は、外部空間に空気を排出するスリット状の排気口51を備えている。排気口51からの排気がハンドルHを握っている使用者に向かって噴き出されると不快である。そこで、斜め後方に向かって延びる排気方向規制リブ52を各排気口51の内側に形成している。このようにすれば、各排気口51からの排気Eが前方に向かって噴き出されることになる。もちろん、排気方向は、排気方向規制リブ52の形状により適宜調整することが可能である。
以上のように、実施の形態に係る掃除機1では、斜め後方に向かって延びる排気方向規制リブ52を各排気口51の内側に形成している。これにより、各排気口51からの排気Eが前方に向かって噴き出されるため、使用者の快適性の向上を図ることが可能になる。
[吸引ヘッドの吸引口形状]
図12は、実施の形態に係る掃除機1が備える吸引ヘッド4の吸引口形状の説明図である。吸引ヘッド4は、旋回気流を起こして吸引力をアップさせるサイクロンヘッドである。すなわち、吸引ヘッド4の長手方向を回転軸とする渦巻き状の気流を発生させ、発生させた気流によって床に散らばる塵埃をかき出す。吸引ヘッド4の下面には、被清掃面から塵埃を吸込むための吸引口61が設けられている。前方の塵埃を吸込みやすくするために、吸引口61の前端63に窪み63aを設けている。また、壁際の塵埃を吸込みやすくするために、吸引ヘッド4の両側の端部62まで吸引口61を延設している。
以上のように、実施の形態に係る掃除機1では、吸引ヘッド4の吸引口61の前端63に窪み63aを設けている。これにより、クリップ等のある程度の厚みがあるものであっても、この窪み63aによる隙間を通じて吸い込むことができるため、吸込み性能の向上を図ることが可能になる。
上記の説明では特に言及しなかったが、一般的な掃除機1が備える各種の保護機能を備えていてもよいことはもちろんである。例えば、ファンモータ11の近傍にはバイメタルが設けられ、異常発熱した際には完全に運転が停止するようになっている。
[その他の実施の形態]
上記のように、実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
なお、従来の掃除機によると、ハンドルとファンモータとの相対位置関係によっては適正な重心バランスを得ることができず、清掃や持ち運び時の取り扱いが困難になる。例えば、特許文献1に記載の掃除機によると、集塵部の後方にファンモータが直結されているため、ハンドルの真下にファンモータが配置され、全体の重心が前方寄りになってしまう。そのため、清掃や持ち運び時に実際の重量以上の重さを感じ、取り扱いが困難となる。
そこで、本実施の形態は、重心バランスを適正化して操作性の向上を図ることが可能な掃除機を提供することを目的とする。
本実施の形態の一態様によれば、ケーシングと、前記ケーシングの外側に設けられたハンドルと、前記ケーシング内に設けられたファンモータと、前記ケーシング内に設けられた筒状のダクト構成部材と、前記ケーシング内に形成された集塵部と、を備え、前記集塵部、前記ダクト構成部材、及び前記ファンモータが順次並んで配置され、前記ダクト構成部材は、一端が前記集塵部の開口部に接続され、他端が前記ファンモータの吸込み口に接続され、前記集塵部と前記ファンモータとを連通させる掃除機が提供される。
本実施の形態によれば、重心バランスを適正化して操作性の向上を図ることが可能な掃除機を提供することができる。
本実施の形態に係る掃除機は、電気掃除機全般に利用することができる。特に、重心バランスを適正化して操作性の向上を図ることが必要なスティック型の電気掃除機に利用すると効果的である。
1…掃除機
2a…ケーシング
11…ファンモータ
13…ファンモータの吸込み口
20…集塵部
26…集塵部の開口部
30…ダクト構成部材
31a…ダクト構成部材の一端
31b…ダクト構成部材の他端
H…ハンドル
H3…ハンドルの前端
H4…ハンドルの後端
H11…第1の延出部
H12…第2の延出部
H20…把持部

Claims (7)

  1. ケーシングと、
    前記ケーシングに設けられた吸引口と、
    前記ケーシング内に設けられたファンモータと、
    前記ケーシング内に設けられ、前記ファンモータと連通する集塵部と、
    前記集塵部の一部を構成し、該集塵部の開口を開閉可能な蓋と、
    前記吸引口と連通する流路を有する集塵ホルダ本体と、前記集塵ホルダ本体との間で集塵袋を保持する集塵袋保持部とを含み、前記集塵部に着脱可能に設けられる集塵ホルダと、
    前記集塵部の内側から内方に向かって突出するよう形成され、前記蓋が閉状態とされることにより前記集塵袋保持部を抑え込む抑え部と、を備え、
    前記集塵袋保持部は、前記集塵ホルダ本体との間に前記流路に沿った方向から前記集塵袋が挿入され得るように、前記流路に沿って設けられる掃除機。
  2. ケーシングと、
    前記ケーシングに設けられた吸引口と、
    前記ケーシング内に設けられたファンモータと、
    前記ケーシング内に設けられ、前記ファンモータと連通する集塵部と、
    前記吸引口と連通する流路を有する集塵ホルダ本体と、前記集塵ホルダ本体との間で集塵袋を保持する集塵袋保持部とを含み、前記集塵部に着脱可能に設けられる集塵ホルダと、
    前記集塵部の内壁に設けられる抑え部であって、該集塵部の内側から前記集塵ホルダ側に向かって突出するよう形成され、前記集塵袋保持部を抑え込む抑え部と、を備え、
    前記集塵袋保持部は、前記集塵ホルダ本体との間に前記流路に沿った方向から前記集塵袋が挿入され得るように、前記流路に沿って設けられる掃除機。
  3. 前記集塵ホルダ本体は、前記流路を有する中空の筒部を含み、
    前記集塵袋保持部は、前記筒部に沿って設けられる
    請求項1または2に記載の掃除機。
  4. 前記集塵袋保持部は、端部が前記集塵ホルダ本体の外側に向かって折れ曲がっている
    請求項1〜3のいずれかに記載の掃除機。
  5. 前記抑え部は、前記蓋の内側に設けられている
    請求項に記載の掃除機。
  6. 前記抑え部は、前記集塵部の内壁に設けられている
    請求項1または5に記載の掃除機。
  7. 前記集塵部の内壁に複数の突起を有する
    請求項1〜のいずれかに記載の掃除機。
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