JP6430323B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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本発明は、電気掃除機に関する。
従来、電気掃除機としては、例えば、特許文献1のように、電気掃除機本体に略円環状のハンドルを有することが一般的である。
特開2014-204773号公報
しかしながら、電気掃除機本体にハンドルを有する場合、使用者がハンドルを使用しない場合でもハンドルを取り外すことができず、軽量化を図ることができないという課題があった。
本発明は、軽量で取り回しのしやすい電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、塵挨を集塵する集塵部および吸引力を発生させる電動送風機を含む掃除機本体を備え、前記掃除機本体にハンドルを設けず、前記掃除機本体に対し着脱自在な別体ハンドルを備え、前記別体ハンドルは、ホースの継ぎ手が挿通されるホース挿通部と、グリップと、前記ホース挿通部と前記グリップとを接合する一対の腕部を備え、前記グリップは、略U字状に形成された丸み部と、該丸み部の端部につながり略直線状に形成された直線部とを備え、前記丸み部は斜め上向きとなるよう傾斜しており、前記腕部は、正面視において逆ハの字状に配置され、前記直線部と接合されていることを特徴とする。
更に、着脱自在に備えた別体ハンドルは、複数の部品で構成することを特徴とする。
更に、着脱自在に備えた別体ハンドルを、略円環状のハンドル基部とカバー部で構成し、ハンドル基部とカバー部は向きの違う複数の爪によって固定されることを特徴とする。
更に、ハンドル基部とカバー部を固定する爪を、ハンドル基部の一部に囲われた位置に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、電気掃除機本体上部にハンドルを設けないため、軽量で取り回しのしやすい電気掃除機を提供することができる。
更に、本発明によれば、掃除機本体に対し着脱自在な別体ハンドルを備えるため、別体ハンドルを取り付ける場合と、別体ハンドルを取り付けず軽量で取り回しのしやすい場合とを使用者が選択できる電気掃除機を提供できる。
更に、本発明によれば、使用者が握るグリップ部を略U字状の丸みを設けることができ、別体ハンドルを握りやすい電気掃除機を提供できる。また、別体ハンドルを中空にできるため、別体ハンドルを軽量化できる。
更に、本発明によれば、カバー部がハンドル基部全体を覆って端面が露出している場合でも、ひねりや開き方向の力でカバー部が外れにくい、意匠性の高い別体ハンドルを備えた電気掃除機を提供できる。
更に、本発明によれば、カバー部がはずれにくく、かつ爪部の突起に使用者が触れにくく意匠性の高い別体ハンドルを備えた電気掃除機を提供できる。
本実施形態に係る電気掃除機の全体を示す外観斜視図である。 掃除機本体を示す一部分解斜視図である。 掃除機本体においてダストケースカバーを開けた状態を示す斜視図である。 掃除機本体の背面図である。 上ケースの平面図である。 掃除機本体から排気カバーを取り外した状態を示す斜視図である。 図6に示す掃除機本体の背面図である。 掃除機本体の縦断面図である。 図8のA−A線断面図である。 図8のB−B線断面図である。 車輪の断面図である。 別体ハンドルを示す正面図である。 別体ハンドルを示す分解斜視図である。 ハンドルカバーを裏側から見たときの背面図である。 (a)は図12のC−C線断面図、(b)は(a)のD−D線断面図、(c)は(a)のE−E線断面図である。
以下、本発明に係る実施形態について適宜図面を参照して説明するが、本実施形態は以下の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲内において適宜変更して実施可能である。
図1は、本実施形態に係る電気掃除機の全体を示す外観斜視図である。
図1に示すように、電気掃除機1は、掃除機本体2、ホース3、操作管4、延長管5、吸込具6、別体ハンドル30などを備えて構成されている。
ホース3の一端は、掃除機本体2に接続され、他端が操作管4の一端に接続されている。操作管4は、手元操作スイッチなどを備えたグリップ4aを備えている。延長管5は、外管5aと内管5bとによって伸縮自在に構成されている。
図2は、掃除機本体を示す一部分解斜視図である。なお、図2では、コードリール16のコードの図示を省略している。
図2に示すように、掃除機本体2は、いわゆる紙パック式のものであり、下ケース11、上ケース12、ダストケースカバー13および排気カバー14を備えている。
下ケース11は、掃除機本体2の下部の外郭(外観)を構成するものであり、PP(Polypropylene)樹脂などの合成樹脂製の材料(炭素繊維を含まない)で形成されている。また、下ケース11は、上部が略矩形状に開口した凹部11aを有し、吸引力を発生させる電動送風機15、コードリール16、電動送風機15を制御する制御基板17などを収容している。また、下ケース11は、電動送風機15の吸引力で集塵した塵埃を収容する集塵部18を有している。
また、下ケース11は、前後方向の略中央より後側に電動送風機15、コードリール16および制御基板17が配置され、前後方向の略中央より前側に集塵部18が配置されている。電動送風機15とコードリール16は、前後方向に配置されるとともに、電動送風機15の後方にコードリール16が配置されている。制御基板17は、電動送風機15の上部に配置されている。集塵部18の上縁部には、環状に蓋パッキン18aが取り付けられている。なお、図3では、未使用の紙パック21が収容された状態を示している。
上ケース12は、電動送風機15、コードリール16および制御基板17の上側全体を覆う形状であり、下ケース11に固定されている。また、上ケース12の上部には、コードリール16の電源コード16b(図8参照)を巻き取る際に押圧される巻取ボタン22が設けられている。この巻取ボタン22は、図示しないバネによって上方に付勢されている。
ダストケースカバー13は、掃除機本体2の上部の外郭(外観)の一部を構成するものであり、主に集塵部18の上部を開閉するものである。また、ダストケースカバー13は、ABS樹脂などの合成樹脂製の材料(炭素繊維を含まない)で形成されている。また、ダストケースカバー13は、外面13aに凹凸の無い面によって上向きに凸状に形成されている。
排気カバー14は、掃除機本体2の上部の外郭(外観)の一部を構成するものであり、ダストケースカバー13の後方に隣接して設けられている。また、排気カバー14は、ABS樹脂などの合成樹脂製の材料(炭素繊維を含まない)で形成されている。
また、排気カバー14は、ダストケースカバー13の外面13aと同じ曲率を有する外面14aを有し、ダストケースカバー13を閉じたときに(図1参照)、外面14aと、ダストケースカバー13の外面13aとが面一となるように構成されている。
また、排気カバー14は、巻取ボタン22の操作面を露出させる開口部14bと、接続プラグ16c(図4参照)が引き出されるプラグ引出口14cと、外部に排気するための排気口14dと、を有している。
図3は、掃除機本体においてダストケースカバーを開けた状態を示す斜視図である。
図3に示すように、ダストケースカバー13の裏面には、集塵部18の蓋パッキン18aに沿って突出するリブ13bが形成されている。また、ダストケースカバー13の裏面には、ホース口20の前端と係合してロックされるロック部材13cが設けられている。
上ケース12の上部には、排気カバー14の近傍に、ダストケースカバー13を回動自在に支持するヒンジ部12bが形成されている。ダストケースカバー13は、鉛直方向上向きとなるまで開放するように構成されている。
集塵部18は、ホース口20に形成されたホース接続口20bと連通するとともに、電動送風機15(図2参照)が収納される空間とフィルタ18bを介して連通している。なお、本実施形態では、紙パック式のものを例に挙げて説明するが、サイクロン式の電気掃除機にも適用することができる。
図4は、掃除機本体の背面図である。
図4に示すように、下ケース11の後部左右側面には、大径の車輪19a,19aが回転自在に取り付けられている。また、下ケース11の下面には、向きを変えることができる車輪19bが取り付けられている。
排気カバー14に形成された排気口14dは、複数本のスリット状の孔14d1を有し、互いに平行に配置されている。また、排気口14dは、湾曲した外面14aの排気カバー14の略上部から左端にかけて左右非対称に形成されている。プラグ引出口14cは、外面14aの右端から突出して形成され、右側方と後方が開放する孔を有している。
図5は、上ケースの平面図である。
図5に示すように、上ケース12は、前端部の左右両端と後端部の略中央に、下ケース11にねじ固定するためのねじ挿通孔12cが形成されている。また、上ケース12には、前後方向の略中央における左右両端に、排気カバー14を上ケース12に固定する際のねじが挿通されるねじ挿通孔12dが形成されている。また、上ケース12の背面には、排気カバー14をねじ固定するためのボス12e,12eが後方に突出して形成されている。
また、上ケース12には、後部の左側に略矩形状の排気連通孔12fが形成され、後部の右側に略矩形状の排気連通孔12gが形成されている。また、上ケース12には、接続プラグ16cが掃除機本体2内に引き込まれるのを規制する規制板12hが形成されている。この規制板12hには、電源コード16bが引き出される孔12h1が形成されている。
また、上ケース12は、炭素繊維を含有するカーボン樹脂によって形成されたものであり、非カーボン樹脂であるABS樹脂と比較して、軽量で高剛性を有するものである。上ケース12は、例えば、短繊維からなる炭素繊維を含有する熱可塑性樹脂(例えば、PP樹脂、ABS樹脂)で形成されている。具体的には、ABS樹脂よりもPP樹脂を適用することで、より軽量化を図ることができる。
図6は、掃除機本体から排気カバーを取り外した状態を示す斜視図である。なお、図6では、コードリール16の電源コード16bの図示を省略している。
図6に示すように、掃除機本体2から排気カバー14を取り外した場合、排気連通孔12f,12gが露出するようになっている。この排気連通孔12f,12gは、電動送風機15(図2参照)から排出された空気が、上ケース12を介して電動送風機15の側から排気カバー14の側に抜ける通路として構成されている。
このように構成された電気掃除機1では、電動送風機15および集塵部18を含むPP樹脂製(炭素繊維を含まない)の下ケース11と、電動送風機15の上側を覆うとともに下ケース11に取り付けられるカーボン樹脂製の上ケース12と、掃除機使用時(図1参照)において上ケース12を隠蔽するABS樹脂製(炭素繊維を含まない)のカバー(ダストケースカバー13および排気カバー14)と、を備える。これによれば、ケース全体(筺体)をABS樹脂などで構成するのではなく、カーボン樹脂製の上ケース12を適用することで、軽量で高剛性の掃除機本体2を構成できる。しかも、電気掃除機1では、カーボン樹脂製の上ケース12で隠蔽することで、上ケース12を外部から視認できない状態にできるので、外観上の美観が損なわれるのを防止できる。さらに、電気掃除機1では、ABS製のダストケースカバー13とABS製の排気カバー14を用いて、例えばシートインサート成型を行うことで、意匠性の高い(外観上において高品質な)電気掃除機1を実現できる。
また、電気掃除機1では、前記上ケース12を覆うカバーが、集塵部18を開閉するダストケースカバー13と、排気口14dを備えた排気カバー14の2部品で構成されているので、集塵部18を開閉する際に、掃除機本体2から外側に出っ張るのを防止することが可能になり、ダストケースカバー13をコンパクトに開閉することができる。
また、電気掃除機1では、上ケース12の排気連通孔12f,12gが排気カバー14によって隠蔽されるので(外部から視認できない状態になるので)、排気連通孔12f,12gの自由度を高めることができ、排気の向きや排気の量を調整し易くなる。
図7は、図6に示す掃除機本体の背面図である。
図7に示すように、上ケース12の背面には、略半円状の開口部12mが形成されている。この開口部12mには、上下方向に延在する細長い板状の壁部12m1,12m2,12m2が形成されている。壁部12m1,12m2,12m2の左右両側には、上ケース12の内外を連通させる排気連通孔12n1,12n1,12n2,12n2が形成されている。この排気連通孔12n1,12n2は、電動送風機15(図2参照)から排出された空気が、上ケース12を介して電動送風機15の側から排気カバー14の側に抜ける通路として構成されている。
図8は、掃除機本体の縦断面図である。
図8に示すように、電動送風機15は、ファン15aおよび電動機15bを金属製の筺体15cに収納したファンモータ部15dと、このファンモータ部15dを収容するケース部15eと、を備えて構成されている。
また、電動送風機15は、ファン15aが前方を向くように横置きされ、前面に集塵部18からの排気を吸引する吸気口15fが形成されている。また、ファンモータ部15dは、防振ゴム15gを介して合成樹脂製のケース部15e内に収容されている。ケース部15eは、下ケース11内にねじ固定されている。
掃除機本体2は、下ケース11の前端下面(ホース接続口20bの下側)に、指を掛けて掃除機本体2を持ち上げて運搬するための断面視凹形状を呈する手掛け部20cが形成されている。
また、掃除機本体2の上部において、上ケース12とダストケースカバー13との間に空間Q1、上ケース12と排気カバー14の上面14sとの間に空間Q2が形成されている。また、掃除機本体2の背部において、上ケース12と排気カバー14の背面14tとの間に空間Q3が形成されている。
また、電動送風機15の上部には、各種の電気部品17aが設けられた基板17bからなる制御基板17が取り付けられている。基板17bの上面に、電気部品17aが設けられている。制御基板17と上ケース12との間には、空気が通流する空間Q3が形成されている。
コードリール16は、コード16bを巻き取りまたは繰り出すリール部16a、商用電源に接続される電源コード16bを備えて構成されている。リール部16aは、回転軸16gが前後方向を向いて配置されるように、下ケース11内に回転自在に支持されている。
図9は、図8のA−A線断面図である。
図9に示すように、電動送風機15は、ケース部15eの右側面(図示左側)に排気部15hが形成されている。この排気部15hには、空気清浄用のフィルタ23が取り付けられている。フィルタ23としては、HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)やULPAフィルタ(Ultra Low Penetration Air Filter)などである。
また、図9の白抜き矢印で示すように、排気部15hから出た排気は、上方に向けて流れ(矢印R1参照)、制御基板17を右方向から左方向に向けて流れた後(矢印R2参照)、網掛けで示した連通孔S1を通して、後方へ通流するように(矢印R3参照)構成されている。なお、電動送風機15の後方には、リール部16aの円板16a1の縁部と、上ケース12の裏面(下面)から下方に向けて延びる仕切板12iの縁部とが当接することで、壁面が構成されている。これにより、排気部15hから出た排気が、コードリール16に向けて直接に流れ込まないようになっている。
図10は、図8のB−B線断面図である。なお、図10では、電源コード16bのコード部分の図示を省略し、接続プラグ16cのみを図示している。
図10に示すように、前記した連通孔S1(図9参照)を通過した排気(矢印R4参照)は、排気連通孔12f,12gに向けて流れるとともに、コードリール16(図8参照)を冷却しながら流れるようになっている。排気連通孔12fを通過した排気は、上ケース12と排気カバー14との間に流れ込み、排気口14dの左寄りの孔から排出される(矢印R5参照)。また、排気連通孔12gを通過した排気は、上ケース12と排気カバー14との間に流れ込み、排気口14dの右寄りの孔から排出される(矢印R6参照)。また、排気連通孔12f、12gを通過しなかった排気は、電源コード16bが挿通されるプラグ引出孔14cと電源コード16bとの隙間から外部に排出される(矢印R7参照)。
図11は、車輪の断面図である。
図11に示すように、車輪19aは、上ケース12と同様な材料(例えば、PP樹脂に短繊維からなる炭素繊維を含有したもの)で形成され、軽量で高剛性を発揮するように構成されている。また、車輪19aは、円板形状の車輪本体19cの径方向の中央に、下ケース11に回転自在に支持される軸部19dが形成されている。また、車輪本体19cの外面のほぼ全体には、シート19fが貼着される凹み部19eが形成されている。このように、シート19fによって、車輪19aの外側から視認できるほぼ全面に、シート19fを設けることによって、車輪本体19cに浮き出る炭素繊維の模様などを覆い隠すことができるとともに、意匠性の高い電気掃除機を実現できる。
このように構成された電気掃除機1では、掃除機本体2において、電動送風機15とコードリール16とを前後に配置し(図8参照)、電動送風機15の側面に排気部15hを設けたことで、空気清浄用のフィルタを搭載しながら、本体の左右幅を小さく構成できる。
また、電気掃除機1では、排気部15hを電動送風機15の側面に設けることで、電動送風機15の高さを低くすることができ、掃除機本体2の高さを低くできる。これによれば、電動送風機15から排出された空気の大半が制御基板17を横切る流路が形成されるため、電動送風機15の上部に制御基板17を配置したとしても、掃除機本体2の高さが大きくなり過ぎるのを防止できる。
また、電気掃除機1では、電動送風機15の上部に制御基板17が配置されるとともに、電動送風機15を挟んで排気部15hとは逆側に上ケース12と排気カバー14との間の空間に排気を通流させる連通孔S1が形成されている。これによれば、制御基板17を効率的に冷却することができる。
また、電気掃除機1では、電動送風機15の周囲が、上ケース12と排気カバー14とによって2重の壁で覆われているので、騒音(排気音など)を低減できる効果もある。
更には、上ケース12がダストケースカバー13と排気カバー14で覆われているため、上ケース12には外部からの衝撃が直接加わらないため、樹脂を薄肉にすることが可能であり、軽量化することができる。
次に、別体ハンドル30について、図12ないし図15を参照して説明する。図12は、別体ハンドルを示す正面図、図13は、別体ハンドルを示す分解斜視図、図14は、ハンドルカバーを裏側から見たときの背面図、図15(a)は図13のC−C線断面図、(b)は(a)のD−D線断面図、(c)は(a)のE−E線断面図である。なお、別体ハンドル30は、使用者が取り付けて使用するか(図1参照)、取り付けないで使用するか適宜選択できるものである。
図12に示すように、別体ハンドル30は、ホース3(図1参照)の継ぎ手(不図示)が挿通される略円筒形状のホース挿通部31、使用者が手で握る部分であるグリップ32、およびホース挿通部31とグリップ32とを接合する一対の腕部33,33を備えて構成されている。
別体ハンドルを掃除機本体2に接続する際は、ホース挿通部31にまずホース3を別体ハンドル30の前方から挿し込み、そのままホース3をホース接続口20bに固定する。ホース挿通部31が円環状になっていることにより、ホース3を取り外さない限り別体ハンドル30が掃除機本体2から脱落することがない。
グリップ32は、略U字状に形成された丸み部32aと、略直線状に形成された直線部32b,32bとを備え、丸み部32aが前側に位置し、直線部32b,32bが後側に位置するように構成されている。また、グリップ32は、丸み部32aが斜め上向きとなるように傾斜している。
腕部33は、正面視において逆ハの字状に配置され、直線部32bの位置において接合されている。これにより、グリップ32と腕部33,33とホース挿通部31とで囲まれる空間に手を挿入して、グリップ32の丸み部32aを手で握ることができるようになっている。
図13に示すように、グリップ32は、ホース挿通部31および腕部33と一体に成形される本体部34と、この本体部34の外面側の全体を覆うグリップカバー35とを備えて構成されている。
本体部34は、丸み部32aの内面を構成する内面部34sと、直線部32bの内面を構成する内面部34tとを有している。
グリップカバー35は、丸み部32aの外面を構成する外面部35sと、直線部32bの外面を構成する外面部35tとを有している。
このように、グリップ32を本体部34とグリップカバー35の2部品で構成することにより、グリップ32を丸みのある太い形状にすることができるので、使用者にとって持ち易さが向上する。また、別体ハンドル30を取り付けずに使用することで、掃除機本体2を軽量化できる。
また、グリップ32を本体部34とグリップカバー35の2部品で構成することにより、グリップ32を中空にすることができ、グリップ32が太い形状でも、別体ハンドル30を軽量化できる。
図14に示すように、丸み部35sの下端縁部には、略後方に向けて突出する爪部35aが形成されている。この爪部35aの先端の爪は下向きである。また、丸み部35sの上部内面には、L字状に突出する突起部35fが複数箇所に形成されている。
直線部35tには、腕部33に対応する位置の下端縁部に、内方に向けて突出する爪部35bが形成されている。爪部35bの先端の爪は下向きである。また、直線部35tの端部内面には、爪部35c,35dが上下に形成されている。また、直線部35tの端部には、ねじ36(図13参照)が螺合するボス35eが形成されている。
図13に戻って、内面部34sには、爪部35aが挿入される挿入孔34aが形成されている。内面部34tには、爪部35b,35c,35dが挿入される挿入孔34b,34c,34dが形成されている。また、内面部34tには、ボス35eと対応する位置に、ねじ挿通孔34eが形成されている。
図15(a)に示すように、グリップカバー35の爪部35aは、挿入孔34a内に形成された係止部34a1に係止されるとともに、本体部34の内面部34sの上端縁部34s1がグリップカバー35の外面部35sの上端縁部35s1と突起部35fとで挟持される。
図15(b)に示すように、グリップカバー35の爪部35cは、挿入孔34c内に前方から後方に向けて挿入されることで係止される。
図15(c)に示すように、グリップカバー35の爪部35dは、挿入孔34d内に前方から後方に向けて挿入されることで係止される。また、グリップカバー35の爪部35bは、挿入孔34bに挿入され、内面部34tの表面に係止される。
そして、最後に、ねじ36をねじ挿通孔34eに挿通し、ボス35eに螺合することで、グリップカバー35が本体部34に固定される。
別体ハンドル30にカバー(グリップカバー35)を設ける場合、掃除機本体に供えられたハンドルにカバーを設ける場合と比較して、カバー端面が全周にわたり露出するため、ひねりや開き方向の力に弱くなるのが一般的であるが、本実施形態では、前記したように、別体ハンドル30を7箇所の爪部35a,35b,35b,35c,35c,35d,35dと、2箇所のねじ36,36で締結することで、意匠性を損なわずに、ひねりや開き方向の力に対して強く固定することができる。
また、各爪部のうち、内方に向けて突出する爪部35bについては、腕部33の略コの字形状の内側に収まり、使用者が爪に触れることを防止し、また外観から見えにくく意匠性を高めることができる。
本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を変更しない範囲において適宜変更することができる。例えば、本実施形態では、掃除機本体2にコードリール16を備えた場合を例に挙げて説明したが、コードリール16を備えない掃除機本体2に適用してもよい。


1 電気掃除機
2 掃除機本体
11 下ケース
12 上ケース
13 ダストケースカバー(集塵蓋)
14 排気カバー
14d 排気口
15 電動送風機
15h 排気部
16 コードリール
17 制御基板
18 集塵部
19a 車輪
30 別体ハンドル
35 グリップカバー

Claims (2)

  1. 塵挨を集塵する集塵部および吸引力を発生させる電動送風機を含む掃除機本体を備え、 前記掃除機本体にハンドルを設けず、
    前記掃除機本体に対し着脱自在な別体ハンドルを備え
    前記別体ハンドルは、ホースの継ぎ手が挿通されるホース挿通部と、グリップと、前記ホース挿通部と前記グリップとを接合する一対の腕部を備え、
    前記グリップは、略U字状に形成された丸み部と、該丸み部の端部につながり略直線状に形成された直線部とを備え、前記丸み部は斜め上向きとなるよう傾斜しており、
    前記腕部は、正面視において逆ハの字状に配置され、前記直線部と接合されていることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記別体ハンドルは本体部と、グリップカバーを備え前記本体部と前記グリップカバーは、向きの違う複数の爪によって固定され、
    前記複数の爪を、前記本体部の一部に囲われた位置に設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
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