JP2004166864A - 電気掃除機 - Google Patents

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Hideaki Sakatani
英明 酒谷
Katsuyuki Ota
勝之 太田
Shusuke Kitamura
秀典 北村
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Abstract

【課題】運転時、コード出口部より排気が出るのを抑えることで、排気のソフト感を向上させた電気掃除機を提供することを目的とする。
【解決手段】吸引風を発する電動送風機6を内包する電動送風機室7と、電源コード20を本体内に収納するコードリール室21とを備え、前記電動送風機6より排出される排気の一部を前記電動送風機室7から前記コードリール室21へ流入させるとともに、前記電動送風機6より排出される排気を大気へ放出する排気口31を、前記電動送風機室7側とコードリール室21側にそれぞれに分離して形成してなるもので、排気が足元にあたる不快感及び排気風による床面の塵ゴミの舞い上げを抑制し、排気のソフト感を向上することができる。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、運転中のコード出口からの排気風を抑えることのできる電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気掃除機については図12に示すように、1は電気掃除機の本体であり、本体1には、吸引風を発する電動送風機3の吸気上流側に塵埃を集塵する集塵室2を設け、前記集塵室2に連通して、前記電動送風機3を内蔵した電動送風機室4を設けており、掃除機本体1の後方外郭部分に、前記電動送風機3より排出される排気を大気中に放出する排気口10を備えている。
【0003】
また、前記電動送風機室4に隣接して、電動送風機3に電源を供給するための電源コード5を収納するコードリール室6を設けており、前記コードリール室6は、前記電源コード5を巻き付けたコードリール7と、コードリール7を軸支する隔壁8とで構成されており、前記隔壁8によりコードリール室6は前記電動送風機室4と区画形成されている。また、前記隔壁8側面には電動送風機室4側より排気風を取り入れるための通気孔9を設けており、これは運転時に発熱する電源コード5を冷却させる目的で設けている。そして、本体1の外郭の後面上部、もしくは下部にコード出口部を設けており、本体1内に前記電源コード5を収納した際、電源コード5の先端のコードプラグは、前記コード出口部で保持、収納される構成となっている(特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−65522号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、隔壁8に設けた電源コード5の冷却のため、通気孔9を通ってコードリール室6内に入ってきた電動送風機3からの排気風は、コード出口部より直接大気中に出てしまうため、前記排気口10より出た排気風に比べ排気風速が強く、排気のソフト感を損なっていた。
【0006】
本発明は上記課題を解決するものであり、運転時、コード出口部より排気が出るのを抑えることで、排気のソフト感を向上させた電気掃除機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、吸引風を発する電動送風機を内包する電動送風機室と、電源コードを本体内に収納するコードリール室と、前記電源コードを掃除機本体より取り出すコード出口部とを備え、前記電動送風機より排出される排気の一部を前記電動送風機室から前記コードリール室へ流入させるとともに、前記電動送風機より排出される排気を大気へ放出する排気口を、前記電動送風機室側とコードリール室側にそれぞれに分離して形成してなるもので、コードリール室より排出される排気を大気へ放出する排気口を、コード出口部とは別に設けたことで、コード出口部より排気が強く出るのを抑えることができ、排気が足元にあたる不快感及び排気風による床面の塵ゴミの舞い上げを抑制し、排気のソフト感を向上することができる。
【0008】
【発明の実施の課題】
本発明の請求項1記載の発明は、吸引風を発する電動送風機を内包する電動送風機室と、電源コードを本体内に収納するコードリール室と、前記電源コードを掃除機本体より取り出すコード出口部とを備え、前記電動送風機より排出される排気の一部を前記電動送風機室から前記コードリール室へ流入させるとともに、前記電動送風機より排出される排気を大気へ放出する排気口を、前記電動送風機室側とコードリール室側にそれぞれに分離して形成してなるもので、コードリール室より排出される排気を大気へ放出する排気口を、コード出口部とは別に設けたことで、コード出口部より排気が強く出るのを抑えることができ、排気が足元にあたる不快感及び排気風による床面の塵ゴミの舞い上げを抑制し、排気のソフト感を向上することができる。
【0009】
本発明の請求項2記載の発明は、電動送風機室側とコードリール室側にそれぞれ設けた排気口を、フィルターを有するカバーにて一体的に覆ってなるもので、フィルターを有するカバーにて、電動送風機室側とコードリール室側にそれぞれ設けた排気口を覆ったことで、床面の塵ゴミの舞い上げを抑制し、排気のソフト感を向上することができる。また、微塵を含んだ排気を抑えることで、部屋の空気を汚さず、清潔感を増すことができる。
【0010】
本発明の請求項3記載の発明は、コードリール室側に設けられた排気口は多数の穴から構成され、フィルターを有するカバーは格子状枠部材からなり、前記格子状枠部材の格子穴と前記コードリール室側に設けた排気口の穴をそれぞれ対向させるように、前記格子状枠部材を掃除機本体に配したもので、コードリール室側の排気口の通気圧損が減り、スムーズに大気へ放出されるため、同じコードリール室側に設けたコード出口部より排気が出るのを抑えることができ、排気が足元にあたる不快感及び排気風による床面の塵ゴミの舞い上げを抑制し、排気のソフト感を向上することができる。また、微塵を含んだ排気を抑えることで、部屋の空気を汚さず、清潔感を増すことができる。
【0011】
本発明の請求項4記載の発明は、コードリール室側の排気口の穴の形状と格子状枠部材の格子穴の形状を縦長状としたもので、コードリール室内でコードリールの円筒形状に沿って渦となって旋回している排気風が効率良く通過することで、排気圧損を軽減でき、排気がスムーズに大気へ放出されるため、同じコードリール室側に設けたコード出口部より排気が出るのを抑えることができ、排気が足元にあたる不快感及び排気風による床面の塵ゴミの舞い上げを抑制し、排気のソフト感を向上することができる。また、微塵を含んだ排気を抑えることで、部屋の空気を汚さず、清潔感を増すことができる。
【0012】
本発明の請求項5記載の発明は、電動送風機室側とコードリール室側にそれぞれに分離して設けた排気口は、カバーに至るまで区画して形成されてなるもので、コードリール室側の排気より圧力の高い電動送風機室側の排気が、コードリール室側の排気を干渉することがないため、コードリール室側の排気がスムーズに大気へ放出されることで、コードリール室側に設けたコード出口部からの排気量を抑えることができ、排気が足元にあたる不快感及び排気風による床面の塵ゴミの舞い上げを抑制し、排気のソフト感を向上することができる。また、微塵を含んだ排気を抑えることで、部屋の空気を汚さず、清潔感を増すことができる。
【0013】
本発明の請求項6記載の発明は、電動送風機室側とコードリール室側にそれぞれに分離して設けた排気口の境界部に、カバーと接するリブを形成してなるもので、コードリール室側の排気より圧力の高い電動送風機室側の排気が、コードリール室側の排気を干渉することがないため、コードリール室側の排気がスムーズに大気へ放出されることで、コードリール室側に設けたコード出口部からの排気量を抑えることができ、排気が足元にあたる不快感及び排気風による床面の塵ゴミの舞い上げを抑制し、排気のソフト感を向上することができる。また、微塵を含んだ排気を抑えることで、部屋の空気を汚さず、清潔感を増すことができる。
【0014】
本発明の請求項7記載の発明は、電動送風機室側とコードリール室側にそれぞれに分離して設けた排気口の境界部に、カバーと接するシール部材を形成してなるもので、コードリール室側の排気より圧力の高い電動送風機室側の排気が、コードリール室側の排気を干渉することがないため、コードリール室側の排気がスムーズに大気へ放出されることで、コードリール室側に設けたコード出口部からの排気量を抑えることができ、排気が足元にあたる不快感及び排気風による床面の塵ゴミの舞い上げを抑制し、排気のソフト感を向上することができる。また、微塵を含んだ排気を抑えることで、部屋の空気を汚さず、清潔感を増すことができる。
【0015】
本発明の請求項8記載の発明は、カバーの排気上流側にフィルターを有するとともに、前記フィルターに電動送風機室側とコードリール室側にそれぞれに分離して設けた排気口の境界部を接するようにしたもので、コードリール室側の排気より圧力の高い電動送風機室側の排気が、コードリール室側の排気を干渉することがないため、コードリール室側の排気がスムーズに大気へ放出されることで、コードリール室側に設けたコード出口部からの排気量を抑えることができ、排気が足元にあたる不快感及び排気風による床面の塵ゴミの舞い上げを抑制し、排気のソフト感を向上することができる。また、微塵を含んだ排気を抑えることで、部屋の空気を汚さず、清潔感を増すことができる。
【0016】
発明の請求項9記載の発明は、フィルターの通気圧損を、電動送風機室側に設けた排気口に対向する側より、コードリール室側に設けた排気口に対向する側を小さくしたもので、コードリール室側の排気口の通気圧損が減り、排気がスムーズに大気へ放出されるため、同じコードリール室側に設けたコード出口部からの排気を抑えることができ、排気が足元にあたる不快感及び排気風による床面の塵ゴミの舞い上げを抑制し、排気のソフト感を向上することができる。また、微塵を含んだ排気を抑えることで、部屋の空気を汚さず、清潔感を増すことができる。
【0017】
本発明の請求項10記載の発明は、コードリール室側の排気口の開口面積を、コード出口部の開口面積よりも大きくしたもので、コードリール室内の排気は、排気圧損が低いコードリール室側の排気口の穴の方から多く放出されるため、コード出口部からの排気を抑えることができ、排気が足元にあたる不快感及び排気風による床面の塵ゴミの舞い上げを抑制し、排気のソフト感を向上することができる。また、微塵を含んだ排気を抑えることで、部屋の空気を汚さず、清潔感を増すことができる。
【0018】
本発明の請求項11記載の発明は、電動送風機室とコードリール室とは隔壁にて区画され、前記隔壁には、前記電動送風機室と前記コードリール室を連通する連通部を設けるとともに、前記連通部の開口面積よりコード出口部の開口面積を大きくしたもので、小さい面積の部分から大きい面積の部分へ排気が流れる際に排気風速が下がる原理が働き、コード出口部からの排気風速を下げることができ、排気が足元にあたる不快感及び排気風による床面の塵ゴミの舞い上げを抑制し、排気のソフト感を向上することができる。また、微塵を含んだ排気を抑えることで、部屋の空気を汚さず、清潔感を増すことができる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図1〜図10を用いて説明する。
【0020】
図において、1は掃除機本体であり、外郭を構成する下ケース2と上ケース3とで構成されている。吸引風を発生する電動送風機6の吸気上流側なる下ケース2の前方には集塵袋4を着脱自在に収納する集塵室5と、集塵室5の後方いわゆる吸気下流側には前記電動送風機6を収納する電動送風機室7を設け、集塵室5と電動送風機室7とは仕切壁8にて区画形成し、仕切壁8に設けた連通口9を通して、集塵室5より空気を吸引している。電動送風機6はファン部10と電動コイル部11とから成り、電動送風機6のファン部10前面には、断面が略L字状の発砲ゴム材等で形成したクッション12を取り付け、また、電動コイル部11後方には、ゴム材で形成したクッション12を取りつけ、電動送風機室7の上方を覆い、かつ外郭の一部を形成する上ケース3、及び下ケース2に設けた前後の保持リブ14、及び保持ボス15で、電動送風機6の前後のクッション12を挟みこんで電動送風機6を保持すると共に、このクッション12によって電動送風機6からの振動が本体外郭に伝播するのを防いでいる。集塵室5の上方開口は上ケース3に軸支された開閉自在の蓋体16で覆われており、下ケース2の集塵室5の開口縁17とその開口縁17に相対するように蓋体16に設けたリブ壁18との間にタイトのためのパッキン19を設け、集塵室5の気密性を確保している。
【0021】
電動送風機室7に隣接して、電動送風機6に電源を供給するための電源コード20を収納するコードリール室21を設けており、前記コードリール室21は、前記電源コード20を巻き付けたコードリール22(図3)と、コードリール22を軸支する隔壁23と、コードリール22の回転をロックするためのロック部24と、ロック部24を解除し、回動自在に隔壁23に軸支されて、かつバネで付勢されたブレーキペダル25とで構成されており、隔壁23によりコードリール室21と電動送風機室7とは区画形成されている。コードリール22には、ドラム自体を回転可能にするための支軸26とゼンマイバネ27が内蔵されており、ゼンマイバネ27の一端をコードリール22側に、他端を支軸26に保持させ、引き出した電源コード20をゼンマイバネ27の復元力によって電源コード20を巻き取る構成になっている。
【0022】
また、図5に示すように、隔壁23側面には電動送風機室7側より排気風を取り入れるための連通部である連通口28を設けており、これは運転時に発熱する電源コード20を冷却する目的で設けている。そして、図4に示すように、本体外郭の後方上部にコード出口部29を設けており、本体内に前記電源コード20を収納した際、コードプラグ30はコード出口部29で保持、収納される構成となっている。
【0023】
図7に示すように、31は本体外郭後面に設けた排気口であり、上ケース3に形成されている。前記排気口31は、電動送風機室側の排気口31aとコードリール室側の排気口31bとに分離して配置してある。前記排気口31には着脱自在で掃除機本体の外郭を形成する格子状枠部材32が設けられ、前記格子状枠部材32の全面は紡績布33で覆われ、溶着固定されている。また、格子状枠部材32の内側(排気上流側)には、微塵フィルター34を設け、電動送風機室7からの排気及びコードリール室21からの排気が排気口31より排出され、さらに微塵フィルター34と紡績布33を通過して、大気中に直接排出されるように構成している。
【0024】
次に、コード出口部29より一部の排気が大気中へ放出されるのを防止する排気防止手段について説明する。
【0025】
図7に示すように、格子状枠部材32を排気口31に取付けた際、格子状枠部材32の格子穴35とコードリール室21側の排気口31bに設けた穴36とが各々対向するように配置したことで、コードリール室21側の排気口31bの通気圧損が減り、隔壁23の連通口28を通ってコードリール室21側に流入した電動送風機室7側からの排気が、コードリール室21側に設けた排気口31bの穴36から紡績布33を介してスムーズに大気へ放出されるため、同じコードリール室21側に設けたコード出口部29より排気が出るのを抑えることができ、排気が足元にあたる不快感及び排気風による床面の塵ゴミの舞い上げを抑制し、排気のソフト感を向上することができる。また、微塵を含んだ排気を抑えることで、部屋の空気を汚さず、清潔感を増すことができる。
【0026】
また、コードリール室21側の排気口31bの穴36の形状と格子状枠部材32の格子穴35の形状を共に縦長形状にして一致させたことで、コードリール室21内でコードリール22の円筒形状に沿って旋回している排気風が、縦長形状により効率良く穴から通過し、さらに排気圧損が軽減でき、コード出口部29より排気が出るのをより抑えることができ、上記と同様な効果を得ることができる。
【0027】
また、電動送風機室7側の排気口31aとコードリール室21側の排気口31bとに分離した排気口31の境界部37に格子状枠部材32と近接するリブ38を形成し、電動送風機室7側の排気がコードリール室21側に流入するのを防止するエアータイト手段を設けたことで、隔壁23の連通口28よりも通気圧損が低い電動送風機室7側の排気口31aより排気が、紡績布33を介してスムーズに大気へ放出されるため、コード出口部29からの排気量を抑えることができ、上記と同様に、排気が足元にあたる不快感及び排気風による床面の塵ゴミの舞い上げを抑制し、排気のソフト感を向上することができる。また、微塵を含んだ排気を抑えることで、部屋の空気を汚さず、清潔感を増すことができる。
【0028】
尚、上記エアータイト手段として、図8に示すように、排気口31の境界部37にシール部材39を格子状枠部材32と圧接するように設けたり、格子状枠部材32の内側(排気上流側)に設けた微塵フィルター34を排気口31の境界部37で圧接するように設けることでも、コード出口部29からの排気量を抑えることができ、上記と同様な効果を得ることができる。
【0029】
さらに、図9、図10に示すように、格子状枠部材32の排気上流側に設けた微塵フィルター34の通気圧損を電動送風機室7側よりコードリール室21側の方が低くなるようにしたことにより、コードリール室21側の排気口31bの通気圧損が減り、排気が紡績布33を介してスムーズに大気へ放出されるため、コード出口部29からの排気を抑えることができ、上記と同様な効果を得ることができる。
【0030】
また、コードリール室21側の排気口31bの穴の開口面積をコード出口部29の開口面積よりも大きく設定したことにより、コードリール室21内の排気は、排気圧損が低いコードリール室21側の排気口31bの穴の方から多く放出されるため、コード出口部29からの排気を抑えることができ、上記と同様な効果を得ることができる。
【0031】
また、隔壁23に設けた連通口28の開口面積よりコード出口部29の開口面積の方が広くなるように設定したことにより、狭い穴から広い穴へ排気が流れる際に排気風速が下がる原理が働き、コード出口部29からの排気風速を下げることができ、上記と同様な効果を得ることができる。
【0032】
また、図11に示すように、31は本体外郭後面に設けた排気口であり、上ケース3に形成されている。前記排気口31に紡績布33にて包囲した着脱自在な格子状枠部材32の取り付け部を別部品を用いず上ケース3のみで構成できる様に、上ケース3の金型アンダー部3aをスライドコア40で抜いて構成したことにより、掃除機本体1の全長を小型化でき、かつ軽量化が図れる。
【0033】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、運転時、コード出口部より排気が出るのを抑えることができ、排気が足元にあたる不快感及び排気風による床面の塵ゴミの舞い上げを抑制し、排気のソフト感を向上することができる。また、微塵を含んだ排気を抑えることで、部屋の空気を汚さず、清潔感を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す掃除機本体の側断面図
【図2】同掃除機本体を上方から見た組立状態図
【図3】同掃除機本体の部分側断面図
【図4】同掃除機本体の他の部分側断面図
【図5】同コードリール部ユニットの斜視図
【図6】同掃除機本体の後部斜視図
【図7】同掃除機本体の後部部品展開図
【図8】同掃除機本体の排気口部分の断面拡大図
【図9】同掃除機本体の排気口部分の他の断面拡大図
【図10】同掃除機本体の格子状枠部材が有するフィルターを示す平面図
【図11】同掃除機本体後部と排気口部の断面拡大図
【図12】従来の掃除機本体を上方から見た組立状態図
【符号の説明】
1 掃除機本体
6 電動送風機
7 電動送風機室
20 電源コード
21 コードリール室
22 コードリール
23 隔壁
28 通気口
29 コード出口部
31 排気口
31a 電動送風機室側排気口
31b コードリール室側排気口
32 格子状枠部材
33 紡績布
34 微塵フィルター
35 格子孔
36 穴
37 境界部
38 リブ
39 シール部材

Claims (11)

  1. 吸引風を発する電動送風機を内包する電動送風機室と、電源コードを本体内に収納するコードリール室と、前記電源コードを掃除機本体より取り出すコード出口部とを備え、前記電動送風機より排出される排気の一部を前記電動送風機室から前記コードリール室へ流入させるとともに、前記電動送風機より排出される排気を大気へ放出する排気口を、前記電動送風機室側とコードリール室側にそれぞれに分離して形成してなる電気掃除機。
  2. 電動送風機室側とコードリール室側にそれぞれ設けた排気口を、フィルターを有するカバーにて一体的に覆ってなる請求項1記載の電気掃除機。
  3. コードリール室側に設けられた排気口は多数の穴から構成され、フィルターを有するカバーは格子状枠部材からなり、前記格子状枠部材の格子穴と前記コードリール室側に設けた排気口の穴をそれぞれ対向させるように、前記格子状枠部材を掃除機本体に配した請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. コードリール室側の排気口の穴の形状と格子状枠部材の格子穴の形状を縦長状とした請求項3記載の電気掃除機。
  5. 電動送風機室側とコードリール室側にそれぞれに分離して設けた排気口は、カバーに至るまで区画して形成されてなる請求項2〜4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 電動送風機室側とコードリール室側にそれぞれに分離して設けた排気口の境界部に、カバーと接するリブを形成してなる請求項5記載の電気掃除機。
  7. 電動送風機室側とコードリール室側にそれぞれに分離して設けた排気口の境界部に、カバーと接するシール部材を形成してなる請求項5記載の電気掃除機。
  8. カバーの排気上流側にフィルターを有するとともに、前記フィルターに電動送風機室側とコードリール室側にそれぞれに分離して設けた排気口の境界部を接するようした請求項5記載の電気掃除機。
  9. フィルターの通気圧損を、電動送風機室側に設けた排気口に対向する側より、コードリール室側に設けた排気口に対向する側を小さくした請求項5〜8のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  10. コードリール室側の排気口の開口面積を、コード出口部の開口面積よりも大きくした請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  11. 電動送風機室とコードリール室とは隔壁にて区画され、前記隔壁には、前記電動送風機室と前記コードリール室を連通する連通部を設けるとともに、前記連通部の開口面積よりコード出口部の開口面積を大きくした請求項1〜8のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011245193A (ja) * 2010-05-31 2011-12-08 Mitsubishi Electric Corp 電気掃除機

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