JP3587841B2 - 半導体集積回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばゲートアレイ等の半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路では、一般に、内部動作の同期を取るためにクロックを用いている。クロックは、クロックドライバおよびクロック配線を介して、集積回路内の各論理回路等に供給される。
【0003】
各クロックドライバおよび各回路ブロックには、電源ラインおよびグランドラインによって電源電位および接地電位が供給される。本願では、電源ラインとグランドラインとを総称して、電源配線と記す。
【0004】
クロックドライバや電源配線に関する技術としては、例えば、以下の特許文献1、2が知られている。
【0005】
特許文献1の半導体集積回路では、電源配線が格子状に形成され、その中央付近にクロックドライバが配置されている(同文献の図1参照)。ここで、電源配線は、縦横に交差して配置された電源支線と、集積回路の外周に沿って配置された電源幹線とを備えている。
【0006】
特許文献2の半導体集積回路も、特許文献1と同様、電源配線が格子状に形成されている。この例でも、電源配線は、縦横に交差して配置された電源支線と、集積回路の外周に沿って配置された電源幹線とを備えている。そして、電源幹線の直下に、クロックドライバが配置されている。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−240468号公報(第3〜第4頁、図1および図2)
【特許文献2】
特開2001−7293号公報(第5〜第6頁、図1〜図3)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述の特許文献1、2の半導体集積回路では、クロックドライバと回路ブロックとが、同じ電源配線を使用している。また、クロックドライバを形成する領域と論理回路等を形成する領域とは、同一ではないものの、近接している。このため、従来の半導体集積回路には、クロックドライバでノイズが発生した場合に、このノイズが電源配線を介して論理回路等に伝搬されてしまうという欠点があった。このノイズは、論理回路等の誤動作の原因になる。
【0009】
今日では半導体集積回路の動作の高速化に対する要求が増大しているが、半導体集積回路の動作速度を向上させるためには、同期用クロックの周波数を高くする必要がある。しかし、クロックの周波数が高くなるほど、クロックドライバ内でノイズが発生し易くなる。このため、従来は、クロックドライバから論理回路等に伝搬されるノイズが、半導体集積回路の高速化を妨げる原因の1つになっていた。
【0010】
加えて、従来の半導体集積回路には、動作速度を向上させるためにクロック周波数を高くすると、クロックドライバの消費電力が増大するという欠点もあった。
【0011】
このような理由から、クロックドライバ内で発生したノイズが論理回路等に伝搬され難く且つ消費電力が小さい半導体集積回路が嘱望されていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る半導体集積回路は、行列状に配置された複数のユニットセルを有し、論理ユニットセルからなる行とクロックユニットセルからなる行とを有するユニットセルブロックと、論理ユニットセルからなる行に沿って設けられ、対応する行の論理ユニットセルに電源電位および接地電位を供給するための第1電源支線と、クロックユニットセルからなる行に沿って設けられ、対応する行のクロックユニットセルに電源電位および接地電位を供給するための第2電源支線と、第1電源支線の端部と接続された第1電源幹線と、第2電源支線の端部と接続された第2電源幹線とを含み、第2電源幹線に供給される電源電位が第1電源幹線に供給される電源電位よりも低いことを特徴とする。
【0013】
この発明では、第1電源支線には論理ユニットセルが接続され、第2電源支線にはクロックユニットセルが接続される。ここで、この発明では、クロックドライバを形成するためのユニットセルを「クロックユニットセル」と称し、一般の論理回路等を形成するためのユニットセルを「論理ユニットセル」と称する。
この発明では、第1電源支線の端部および第2電源支線の端部が異なる電源幹線に接続されるので、クロックユニットセルで発生したノイズが論理ユニットセルに伝搬されることはない。
加えて、この発明では、第2電源幹線に供給される電源電位を第1電源幹線に供給される電源電位よりも低くしたので、消費電力を低減することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分の大きさ、形状および配置関係は、本発明が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説明する数値的条件は単なる例示にすぎない。
【0015】
以下、この発明の実施の形態について、この発明をゲートアレイに適用した場合を例に採り、図1および図2を用いて説明する。
【0016】
図1は、この実施の形態に係るゲートアレイのレイアウト構成を概念的に示す平面図である。また、図2は、図1の部分拡大図である。
【0017】
図1に示されたように、この実施の形態に係るゲートアレイ100は、ユニットセルブロック110と、電源配線120と、I/O回路130,・・・とを備えている。
【0018】
ユニットセルブロック110は、行列状に配置された12×24個のユニットセルU(1,1)〜U(12,24)を備えている。
【0019】
これらのユニットセルU(1,1)〜U(12,24)のうち、1行目、3〜6行目および8〜11行目のユニットセルはすべて論理ユニットセルであり、他のユニットセルはクロックユニットセルである。ここで、論理ユニットセルとは、一般の論理回路等を形成するためのユニットセルである。また、クロックユニットセルとは、クロックドライバを形成するためのユニットセルである。
【0020】
図2に示したように、各論理ユニットセル210は、4個のpMOSトランジスタ211〜214と、4個のnMOSトランジスタ215〜218とを備えている。これらのMOSトランジスタ211〜214,215〜218を適当に配線することにより、所望の論理回路等を得ることができる。クロックユニットセル220の内部構造も、論理ユニットセルと同様である。上述のように、論理ユニットセル210内のMOSトランジスタは一般の論理回路等の構成に使用され、クロックユニットセル220内のMOSトランジスタはクロックドライバの構成に使用される。
【0021】
論理ユニットセル210およびクロックユニットセル220の各MOSトランジスタは、設計上全く同一であってもよいし、サイズ等が異なっていてもよい。
【0022】
電源配線120(図1参照)は、行方向の電源支線121−1〜121−12と、列方向の電源支線122−1〜122−7と、電源幹線123とを備えている。
【0023】
行方向の電源支線121−1〜121−12のうち、電源支線121−1,121−3〜121−6,121−8〜121−11は、論理ユニットセル(すなわち1行目、3〜6行目および8〜11行目のユニットセル)に電源電位および接地電位を供給するための電源支線である。また、行方向の他の電源支線121−2,121−7,121−12は、クロックユニットセル(すなわち2、7、12行目のユニットセル)に電源電位および接地電位を供給するための電源支線である。図2に示したように、各電源支線は、電源ライン231,241とグランドライン232,242とを含む。
【0024】
列方向の電源支線122−1〜122−7のうち、電源支線122−1,122−3,122−5,122−7は、論理ユニットセルに電源電位および接地電位を供給するための電源支線である。また、列方向の他の電源支線122−2,122−4,122−6は、クロックユニットセルに電源電位および接地電位を供給するための電源支線である。行方向の電源支線121−1〜121−12と同様、列方向の電源支線122−1〜122−7も、電源ラインとグランドラインとを含む(図2参照)。ここで、論理ユニットセル用の電源支線122−1,122−3,122−5,122−7は、上述の電源支線121−1,121−3〜121−6,121−8〜121−11と、電源ラインどうしおよびグランドラインどうしでそれぞれ接続されている。同様に、クロックユニットセル用の電源支線122−2,122−4,122−6は、上述の電源支線121−2,121−7,121−12と、電源ラインどうしおよびグランドラインどうしでそれぞれ接続されている。
【0025】
電源幹線123は、ユニットセルブロック110の外周に沿って形成された、リング状の電源配線である。
図1から解るように、電源幹線123は、2系統の電源幹線310,320を含む。
電源幹線310は、論理ユニットセル用の電源支線121−1,121−3〜121−6,121−8〜121−11,122−1,122−3,122−5,122−7に、電源電位および接地電位を供給する。電源幹線310は、リング状の電源配線であり、ユニットセルブロック110の外周に沿って形成されている。この電源幹線310は、電源ラインとグランドラインとを含む。電源幹線310の電源ラインは論理ユニットセル用電源支線の電源ラインにそれぞれ接続され、また、電源幹線310のグランドラインは論理ユニットセル用電源支線のグランドラインにそれぞれ接続される。電源幹線310内の電源ラインおよびグランドラインには、それぞれ、図示しないパッドを介して、電源電位および接地電位が供給される。
一方、電源幹線320は、クロックユニットセル用の電源支線121−2,121−7,121−12,122−2,122−4,122−6に、電源電位および接地電位を供給する。電源幹線320は、リング状の電源配線であり、電源幹線310の外周に沿って形成されている。この電源幹線320は、電源幹線310と同様、電源ラインとグランドラインとを含む。電源幹線320の電源ラインはクロックユニットセル用電源支線の電源ラインにそれぞれ接続され、また、電源幹線320のグランドラインはクロックユニットセル用電源支線のグランドラインにそれぞれ接続される。電源幹線320内の電源ラインおよびグランドラインには、それぞれ、図示しないパッドを介して、電源電位および接地電位が供給される。
【0026】
I/O回路130,・・・は、半導体集積回路100の外周に沿って設けられている。これらのI/O回路130,・・・は、外部の回路との間で、信号やクロックの入出力を行う。I/O回路130は、対応するユニットセルの信号線(図示せず)に接続される。I/O回路130の内部構造は、周知のゲートアレイと同様であるため、省略する。
【0027】
図1に示したように、この実施の形態に係るゲートアレイ100では、電源支線121−1〜121−12,122−1〜122−7が、論理ユニットセル用のものとクロックユニットセル用のものとに分けられている。このため、以下のような理由で、ノイズの影響を抑制することができる。
【0028】
クロックユニットセル内のクロックドライバは、ノイズを発生する場合がある。このノイズは、当該クロックユニットセルに接続された電源支線(電源ラインおよびグランドライン)に出力される。上述のように、このノイズが、電源配線120を介して論理ユニットセルに達すると、論理ユニットセル内の回路が誤動作するおそれがある。
【0029】
このように、この実施の形態に係るゲートアレイ100では、論理ユニットセル用の電源配線と、クロックユニットセル用の電源配線とが、完全に分離している。そして、電源幹線310,320には、図示しないパッドを介して、個別に電源電位および接地電位が供給される。したがって、クロックユニットセルで発生したノイズが論理ユニットセルに伝搬するおそれがない。
【0030】
この実施の形態では、電源幹線320の電源ラインに供給される電源電位を、電源幹線310の電源ラインに供給される電源電位よりも低い値に設定する。電源幹線320の電源電圧を低くすることにより、クロックユニットセルにおける漏れ電流および充放電流を低減することができるので、ゲートアレイ100の消費電力を低減することが可能になる。
【0031】
電源幹線320の電源電圧を低く設定した場合、クロックユニットセルから論理ユニットセルに供給されるクロックのハイレベル電位を変換するためのレベルシフタが必要になる。図3は、クロックを説明するための図であり、(A)は回路ブロック図、(B)は信号波形図である。
【0032】
図3(A)に示したように、クロックCLK0は、パッド401から入力され、複数(図3の例では3個)のクロックドライバ402−1〜402−3を介して、レベルシフタ403に入力される。レベルシフタ403は、このクロックCLK0をクロックCLK1に変換して、論理回路404に供給する。
【0033】
ここで、クロックドライバ402−1〜402−3は、それぞれクロックユニットセルに形成される。このため、クロックユニットセルの電源電位をV1とすると、クロックドライバ402−1〜402−3から出力されるクロックCLK0のハイレベル電位は、V1となる(図3(B)参照)。一方、論理回路404は、論理ユニットセルに形成される。したがって、論理ユニットセル404の電源電位をV2(V2>V1)とすると、論理回路に入力されるクロックCLK1のハイレベル電位はV2でなければならない。このため、この実施の形態では、レベルシフタ403を用いて、クロックのハイレベル電位を、V1からV2に変換する(図3(B)参照)。
【0034】
図4は、レベルシフタ403の一構成例を示す回路図である。
【0035】
図4に示したように、このレベルシフタ403は、論理ユニットセル内のMOSトランジスタ511〜514からなる電位変換回路510と、クロックユニットセル内のMOSトランジスタ521,522からなる反転ゲート520とを備えている。
【0036】
電位変換回路において、pMOSトランジスタ511,512は、ソースで、論理ユニットセル用電源支線の電源ラインに接続される。したがって、pMOSトランジスタ511,512のソースには、電源電位V2が印加される。また、pMOSトランジスタ511のゲートには、pMOSトランジスタ512のドレインが接続される。同様に、pMOSトランジスタ512のゲートには、pMOSトランジスタ511のドレインが接続される。nMOSトランジスタ513のドレインは、pMOSトランジスタ511のドレインに接続される。また、このnMOSトランジスタ513のソースは、論理ユニットセル用電源支線のグランドラインに接続される。同様に、nMOSトランジスタ514のドレインはpMOSトランジスタ512のドレインに接続され、また、このnMOSトランジスタ514のソースは論理ユニットセル用電源支線のグランドラインに接続される。nMOSトランジスタ513のゲートには、クロックCLK0が入力される。一方、nMOSトランジスタ514のゲートには、クロックCLK0の反転値/CLK0が入力される。
【0037】
反転ゲート520において、pMOSトランジスタ521のソースは、クロックユニットセル用電源支線の電源ラインに接続され、したがって、電源電位V1が印加される。また、nMOSトランジスタ522は、ドレインでpMOSトランジスタ521のドレインに接続され、ソースでクロックユニットセル用電源支線のグランドラインに接続される。これらのトランジスタ521,522のゲートは、クロックCLK0を入力する。これにより、反転ゲート520からは、クロックCLK0の反転値/CLK0が出力される。
【0038】
このような構成のレベルシフタ403において、クロックCLK0がローレベル(接地電位)のときには、nMOSトランジスタ513はオフし且つnMOSトランジスタ514はオンする。そして、nMOSトランジスタ514がオンすることにより、pMOSトランジスタ511のゲート電位がローレベルになり、したがって、このpMOSトランジスタ511がオンする。このとき、nMOSトランジスタ513はオフしているので、pMOSトランジスタ512のゲート電位がハイレベルになり、したがって、このpMOSトランジスタ512はオフする。これにより、クロックCLK1の電位は、ローレベル(接地電位)になる。
【0039】
一方、クロックCLK0がハイレベル(V1)のときは、nMOSトランジスタ513はオンし且つnMOSトランジスタ514はオフする。そして、nMOSトランジスタ513がオンすることにより、pMOSトランジスタ512のゲート電位がローレベルになり、したがって、このpMOSトランジスタ512がオンする。このとき、nMOSトランジスタ514はオフしているので、クロックCLK1の電位は、ハイレベル(V2)になる。
【0040】
このように、ハイレベル電位をV1からV2に変換するためには、pMOSトランジスタ511,512のソースには電源電位V2を印加し且つpMOSトランジスタ521のソースには電源電位V1を印加する必要がある。
【0041】
ここで、電源電位が異なるトランジスタは、異なるウェルに形成する必要がある。したがって、図4に示したようなレベルシフタ403を従来の半導体集積回路(上記特許文献1、2参照)に形成する場合には、半導体基板のレベルシフタ形成領域に2種類のウェルを形成して、一方のウェルにはpMOSトランジスタ511,512を、他方のウェルにはpMOSトランジスタ521を設ける必要がある。このため、通常の技術でレベルシフタを形成する場合には、レベルシフタ形成領域の面積が大きくなって、集積率の減少を招く。さらには、レベルシフタの個数や形成位置が固定されてしまい、設計の自由度が減少する。特に、ゲートアレイは、予め配置されたトランジスタ列を自由に配線することを可能にしてTAT(Turn Around Time)を短縮することを目的とした集積回路であるため、レベルシフタの形成位置や形成個数の固定化は、大きな欠点となる。
【0042】
これに対して、この実施の形態では、ユニットセルブロック110を論理ユニットセルからなる行とクロックユニットセルからなる行とに分けて形成しており、したがって、隣接する論理ユニットセルおよびクロックユニットセルを1個ずつ用いてレベルシフタ403を形成することができる。このため、この実施の形態によれば、レベルシフタ403の形成位置や形成個数は限定されず、また、TATを悪化させることもない。
【0043】
以上説明したように、この実施の形態に係るゲートアレイ100によれば、電源幹線310,320を設けて論理ユニットセル用の電源配線とクロックユニットセル用の電源配線とを完全に分離したので、クロックユニットセルで発生したノイズが論理ユニットセルに伝搬することがない。したがって、論理ユニットセル内の回路が誤動作し難くなるので、ゲートアレイの動作速度を高速化することが容易になる。
【0044】
加えて、論理ユニットセル用の電源配線とクロックユニットセル用の電源配線とを完全に分離したことにより、クロックユニットの電源電位を論理ユニットの電源電位よりも低くすることができ、したがって、ゲートアレイ100の消費電力を低減することができる。
【0045】
さらに、論理ユニットセルとクロックユニットセルを1個ずつ用いてレベルシフタを形成することとしたので、ゲートアレイ100の設計の自由度やTATを損なうことがない。
【0046】
この実施の形態では、行方向および列方向の電源支線を設ける例を説明したが、行方向の電源支線のみを有するゲートアレイにも、この発明を適用することが可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、クロックドライバ内で発生したノイズが回路ブロックに伝搬されず且つ消費電力が小さい半導体集積回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る半導体集積回路のレイアウト構成を概念的に示す平面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】第2の実施の形態で使用されるクロックを説明するための図であり、(A)は回路ブロック図、(B)は信号波形図である。
【図4】レベルシフタの構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
100 ゲートアレイ
110 ユニットセルブロック
120 電源配線
130 I/O回路
U(1,1)〜U(12,24) ユニットセル
121−1〜121−12 行方向電源支線
122−1〜122−7 列方向電源支線
123,310,320 電源幹線
Claims (3)
- 行列状に配置された複数のユニットセルを有し、論理ユニットセルからなる行とクロックユニットセルからなる行とを有するユニットセルブロックと、
前記論理ユニットセルからなる行に沿って設けられ、対応する行の前記論理ユニットセルに電源電位および接地電位を供給するための第1電源支線と、
前記クロックユニットセルからなる行に沿って設けられ、対応する行の前記クロックユニットセルに電源電位および接地電位を供給するための第2電源支線と、
前記第1電源支線の端部と接続された第1電源幹線と、
前記第2電源支線の端部と接続された第2電源幹線と、
を含み、
前記第2電源幹線に供給される電源電位が前記第1電源幹線に供給される電源電位よりも低い、
ことを特徴とする半導体集積回路。 - 前記ユニットセルブロックの列方向に沿って設けられ且つ前記第1電源幹線に端部が接続された、前記論理ユニットセルに電源電位および接地電位を供給するための第3電源支線と、
前記ユニットセルブロックの列方向に沿って設けられ且つ前記第2電源幹線に端部が接続された、前記クロックユニットセルに電源電位および接地電位を供給するための第4電源支線と、
さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。 - 前記クロックユニットセルに形成されたクロックドライバからクロックを入力して該クロックの反転信号を出力するために、他の前記クロックユニットセルに形成された反転ゲートと、
前記クロックおよび前記反転信号に同期して前記第1電源幹線の電源電位または接地電位を出力するために、前記論理ユニットセルに設けられた電位変換回路と、
を備えたレベルシフト回路を有することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集積回路。
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