JP2001067868A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C5/00—Details of stores covered by group G11C11/00
- G11C5/14—Power supply arrangements, e.g. power down, chip selection or deselection, layout of wirings or power grids, or multiple supply levels
- G11C5/145—Applications of charge pumps; Boosted voltage circuits; Clamp circuits therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Dram (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のメモリブロックで共有される電源線の
電位の制御を正確にすることができる半導体記憶装置を
提供する。 【解決手段】 複数のメモリアレイバンクに共通に設け
られ昇圧電位を供給するVpp幹線の電位がVppレベ
ル検知回路32によって検知され、その結果に応じて昇
圧ポンプ回路36a,36bは電流をVpp幹線に供給
する。Vppレベル検知回路32が観測するVpp幹線
の位置は、各メモリブロックから実質的に等しい位置に
されるので、Vpp幹線の電位を制御する際にメモリア
レイバンクの活性化状態によって受ける影響を少なくす
ることができる。
電位の制御を正確にすることができる半導体記憶装置を
提供する。 【解決手段】 複数のメモリアレイバンクに共通に設け
られ昇圧電位を供給するVpp幹線の電位がVppレベ
ル検知回路32によって検知され、その結果に応じて昇
圧ポンプ回路36a,36bは電流をVpp幹線に供給
する。Vppレベル検知回路32が観測するVpp幹線
の位置は、各メモリブロックから実質的に等しい位置に
されるので、Vpp幹線の電位を制御する際にメモリア
レイバンクの活性化状態によって受ける影響を少なくす
ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、より特定的には、内部電源電位を発生する電源
回路を含む半導体記憶装置に関する。
に関し、より特定的には、内部電源電位を発生する電源
回路を含む半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の著しいトランジスタ微細化技術の
進展により、半導体チップに搭載可能なトランジスタ数
は飛躍的に増大している。その結果、ダイナミックラン
ダムアクセスメモリ(DRAM)に代表される半導体記
憶装置の大容量化や、メモリとロジック回路のワンチッ
プ化などが実現されている。また、チップに供給される
外部電源ext.Vddを低電圧化することで消費電流
を削減し、電池駆動される携帯機器への採用も可能とな
ってきた。
進展により、半導体チップに搭載可能なトランジスタ数
は飛躍的に増大している。その結果、ダイナミックラン
ダムアクセスメモリ(DRAM)に代表される半導体記
憶装置の大容量化や、メモリとロジック回路のワンチッ
プ化などが実現されている。また、チップに供給される
外部電源ext.Vddを低電圧化することで消費電流
を削減し、電池駆動される携帯機器への採用も可能とな
ってきた。
【0003】しかし、トランジスタの信頼性確保の観点
などから、低くなったとはいえ外部電源電位ext.V
ddをそのままトランジスタの駆動電源電位とすること
には無理があり、より低い内部電源電位Vddが求めら
れる。また、トランジスタのしきい値電圧Vthを制御
するための基板電位Vbbや、トランジスタのゲート電
位を十分に高い電位としトランジスタが電源電位レベル
を十分に伝達することが可能となるための昇圧電位(V
pp)などの内部電位を発生する必要もある。
などから、低くなったとはいえ外部電源電位ext.V
ddをそのままトランジスタの駆動電源電位とすること
には無理があり、より低い内部電源電位Vddが求めら
れる。また、トランジスタのしきい値電圧Vthを制御
するための基板電位Vbbや、トランジスタのゲート電
位を十分に高い電位としトランジスタが電源電位レベル
を十分に伝達することが可能となるための昇圧電位(V
pp)などの内部電位を発生する必要もある。
【0004】これら内部で発生される電位のうち、特に
シンクロナスDRAM(SDRAM)で使用される昇圧
電位Vppを例に考えてみる。昇圧電位Vppは、チッ
プ内部で使用される電位のうち最も高い電位であり、ト
ランジスタの信頼性上最も注意を要する電位である。
シンクロナスDRAM(SDRAM)で使用される昇圧
電位Vppを例に考えてみる。昇圧電位Vppは、チッ
プ内部で使用される電位のうち最も高い電位であり、ト
ランジスタの信頼性上最も注意を要する電位である。
【0005】図20は、従来における昇圧電位発生系回
路および昇圧電源線の代表的な配置例を示す図である。
路および昇圧電源線の代表的な配置例を示す図である。
【0006】図20を参照して、半導体記憶装置860
は、長方形状の半導体基板を有し、各コーナ部に対応し
て各々が長方形の形状を有するメモリアレイバンク86
2a、862b、862cおよび862dが半導体基板
上に配置されている。
は、長方形状の半導体基板を有し、各コーナ部に対応し
て各々が長方形の形状を有するメモリアレイバンク86
2a、862b、862cおよび862dが半導体基板
上に配置されている。
【0007】半導体基板860の向かい合う短辺の中点
同士を結ぶ線に沿って延在する中央領域CRSには、昇
圧電位Vppの基準となる基準電位Vrefdを発生す
るVref発生回路834と、参照電位Vrefdを参
照して昇圧電源線のレベルが所望の値より低くなったこ
とを検知するVppレベル検知回路832と、検知結果
に応じて活性化される信号VPLOWに応じて昇圧電源
線に昇圧電位を与えるVppポンプ回路836a、83
6bとがこの中央領域CRSに配置されている。
同士を結ぶ線に沿って延在する中央領域CRSには、昇
圧電位Vppの基準となる基準電位Vrefdを発生す
るVref発生回路834と、参照電位Vrefdを参
照して昇圧電源線のレベルが所望の値より低くなったこ
とを検知するVppレベル検知回路832と、検知結果
に応じて活性化される信号VPLOWに応じて昇圧電源
線に昇圧電位を与えるVppポンプ回路836a、83
6bとがこの中央領域CRSに配置されている。
【0008】昇圧電源線はリング状の形状をしている。
昇圧電源線は、Vppポンプ回路836aおよびVpp
レベル検知回路832に接続される部分866と、メモ
リアレイバンク862a、862b、862c、862
dの上にそれぞれ配置される部分864a、864b、
864c、864dと、Vppポンプ回路836bに接
続される部分868と、を含む。
昇圧電源線は、Vppポンプ回路836aおよびVpp
レベル検知回路832に接続される部分866と、メモ
リアレイバンク862a、862b、862c、862
dの上にそれぞれ配置される部分864a、864b、
864c、864dと、Vppポンプ回路836bに接
続される部分868と、を含む。
【0009】昇圧電源線は、さらに、部分864aと部
分864cとを接続する部分865と、部分864bと
864dとを接続する部分867とを含む。昇圧電源線
の部分866、864a、865、864c、868、
864d、867、864bはこの順番で繋がってリン
グ状になっており、中央領域CRSを取囲むように配置
されている。
分864cとを接続する部分865と、部分864bと
864dとを接続する部分867とを含む。昇圧電源線
の部分866、864a、865、864c、868、
864d、867、864bはこの順番で繋がってリン
グ状になっており、中央領域CRSを取囲むように配置
されている。
【0010】このリング状となっている昇圧電源線をV
pp幹線と呼ぶ。Vpp幹線は4つのメモリアレイバン
クで共有され、そのレベルがVppレベル検知回路83
2によって常時モニタされている。各バンクは独立して
選択され活性化される。
pp幹線と呼ぶ。Vpp幹線は4つのメモリアレイバン
クで共有され、そのレベルがVppレベル検知回路83
2によって常時モニタされている。各バンクは独立して
選択され活性化される。
【0011】非選択であったバンクが選択されたときあ
るいは選択されていたバンクが非選択になるときに電流
が消費され、その消費に応じた電流が昇圧電源線から各
バンクに供給される。すると、Vppレベル検知回路8
32が昇圧電源線のレベルの低下を検知する。そして信
号VPLOWがHレベルに活性化される。すると、Vp
pポンプ回路836a、836bが活性化されて昇圧電
源線の電位レベルが上昇する。
るいは選択されていたバンクが非選択になるときに電流
が消費され、その消費に応じた電流が昇圧電源線から各
バンクに供給される。すると、Vppレベル検知回路8
32が昇圧電源線のレベルの低下を検知する。そして信
号VPLOWがHレベルに活性化される。すると、Vp
pポンプ回路836a、836bが活性化されて昇圧電
源線の電位レベルが上昇する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】昇圧電位Vppの電位
を安定させるためには、図20に示したVppレベル検
知回路の反応を速くし、図示しないデカップル容量を十
分に用意することが有効である。Vppレベル検知回路
の反応を高速化するということは、消費電流が多くなる
ことを意味するが、昇圧電位からの消費電流がほとんど
ないスタンバイ時には別途専用のVppレベル検知回路
を備えることでスタンバイ電流を削減できる。
を安定させるためには、図20に示したVppレベル検
知回路の反応を速くし、図示しないデカップル容量を十
分に用意することが有効である。Vppレベル検知回路
の反応を高速化するということは、消費電流が多くなる
ことを意味するが、昇圧電位からの消費電流がほとんど
ないスタンバイ時には別途専用のVppレベル検知回路
を備えることでスタンバイ電流を削減できる。
【0013】また、昇圧電位Vppは高電位であるた
め、ポンプ回路に使用されるキャパシタとしてMOS容
量を利用する場合には、デバイスの信頼性上の制限によ
りゲート面積が制限される可能性がある。こうした点を
考慮して昇圧電位発生回路系は設計される。
め、ポンプ回路に使用されるキャパシタとしてMOS容
量を利用する場合には、デバイスの信頼性上の制限によ
りゲート面積が制限される可能性がある。こうした点を
考慮して昇圧電位発生回路系は設計される。
【0014】しかし、Vppレベル検知回路がモニタし
ている昇圧電源電位が、実際の昇圧電源電位における電
流消費を最も忠実に反映していなければ、どんなに高性
能な昇圧電位発生回路系を設計しても、その意味が薄れ
てしまう。
ている昇圧電源電位が、実際の昇圧電源電位における電
流消費を最も忠実に反映していなければ、どんなに高性
能な昇圧電位発生回路系を設計しても、その意味が薄れ
てしまう。
【0015】特に、SDRAMなどのアレイ構成は複数
のメモリアレイバンクからなり、チップ内でVpp幹線
における電流消費が均一に発生しない場合がある。たと
えば、図20では、メモリアレイバンク862c、86
2dが活性化されて電流が消費されている場合には、V
ppポンプ回路836a、836bから等しい電流が供
給される場合を考えると、Vppレベル検知回路832
が所望の電位に昇圧電源線を調整しても、昇圧電源線自
身が有する抵抗成分により電圧降下が生じ、メモリアレ
イバンク862c、862dの近辺においては所望の電
位よりやや電位が低下してしまう場合が考えられる。
のメモリアレイバンクからなり、チップ内でVpp幹線
における電流消費が均一に発生しない場合がある。たと
えば、図20では、メモリアレイバンク862c、86
2dが活性化されて電流が消費されている場合には、V
ppポンプ回路836a、836bから等しい電流が供
給される場合を考えると、Vppレベル検知回路832
が所望の電位に昇圧電源線を調整しても、昇圧電源線自
身が有する抵抗成分により電圧降下が生じ、メモリアレ
イバンク862c、862dの近辺においては所望の電
位よりやや電位が低下してしまう場合が考えられる。
【0016】しかし、レイアウト面積および制御の複雑
さなどの点から、Vppレベル検知回路は1ヶ所のみに
配置されることが望まれる。
さなどの点から、Vppレベル検知回路は1ヶ所のみに
配置されることが望まれる。
【0017】図21は、従来の電源回路のレイアウト例
を示す図である。図21を参照して、従来においては、
Vppポンプ回路およびデカップル容量等を含む電源回
路920、930は非常に占有面積が大きいため、通常
は中央領域CRSのチップ外縁に近い部分に配置される
場合が多い。そのため、昇圧電位Vppが使用され電流
が消費される実際の消費地から離れていることが多く、
その間に存在する配線抵抗によって電流の供給がスムー
ズに行なわれにくくなっているという問題点があった。
を示す図である。図21を参照して、従来においては、
Vppポンプ回路およびデカップル容量等を含む電源回
路920、930は非常に占有面積が大きいため、通常
は中央領域CRSのチップ外縁に近い部分に配置される
場合が多い。そのため、昇圧電位Vppが使用され電流
が消費される実際の消費地から離れていることが多く、
その間に存在する配線抵抗によって電流の供給がスムー
ズに行なわれにくくなっているという問題点があった。
【0018】この発明の目的は、昇圧電位Vpp等の内
部で発生した電位のモニタを正確かつ平等にできるよう
に検知回路を配置し、それが可能となるような電源配線
の配置を工夫することで、より発生する電位レベルが安
定した半導体記憶装置を提供することである。さらに、
Vppポンプ回路等の電位発生源の配置を工夫すること
で内部電位の安定化をより図ることである。
部で発生した電位のモニタを正確かつ平等にできるよう
に検知回路を配置し、それが可能となるような電源配線
の配置を工夫することで、より発生する電位レベルが安
定した半導体記憶装置を提供することである。さらに、
Vppポンプ回路等の電位発生源の配置を工夫すること
で内部電位の安定化をより図ることである。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
装置は、中央領域を挟んで対向する位置に配置され、第
1の方向に沿って並ぶ第1、第2のメモリブロックと、
第1、第2のメモリブロックに共通して設けられ、内部
電源電位を伝達するための幹線とを備え、幹線は、第1
のメモリブロックに対応して設けられ、中央領域の第1
のメモリブロック側に第1の方向と直交する第2の方向
に沿って配置される第1の部分と、第2のメモリブロッ
クに対応して設けられ、中央領域の第2のメモリブロッ
ク側に第2の方向に沿って配置される第2の部分と、第
1の部分の実質的な中点と第2の部分の実質的な中点と
を結び、第1の方向に沿って配置される第3の部分とを
含み、内部電源電位を発生し幹線に供給する内部電源電
位発生回路をさらに備え、内部電源発生回路は、参照電
位を発生する参照電位発生回路と、中央領域に配置さ
れ、第3の部分の電位を観測し参照電位と比較し電位検
知を行う検知回路と、検知回路の出力に応じて幹線の電
位を駆動する電位駆動回路とを含む。
装置は、中央領域を挟んで対向する位置に配置され、第
1の方向に沿って並ぶ第1、第2のメモリブロックと、
第1、第2のメモリブロックに共通して設けられ、内部
電源電位を伝達するための幹線とを備え、幹線は、第1
のメモリブロックに対応して設けられ、中央領域の第1
のメモリブロック側に第1の方向と直交する第2の方向
に沿って配置される第1の部分と、第2のメモリブロッ
クに対応して設けられ、中央領域の第2のメモリブロッ
ク側に第2の方向に沿って配置される第2の部分と、第
1の部分の実質的な中点と第2の部分の実質的な中点と
を結び、第1の方向に沿って配置される第3の部分とを
含み、内部電源電位を発生し幹線に供給する内部電源電
位発生回路をさらに備え、内部電源発生回路は、参照電
位を発生する参照電位発生回路と、中央領域に配置さ
れ、第3の部分の電位を観測し参照電位と比較し電位検
知を行う検知回路と、検知回路の出力に応じて幹線の電
位を駆動する電位駆動回路とを含む。
【0020】請求項2に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体記憶装置の構成において、検知回路は、
第1の部分の電位と第2の部分の電位とが等しくなるよ
うに、第3の部分の実質的な中点の電位を観測する。
に記載の半導体記憶装置の構成において、検知回路は、
第1の部分の電位と第2の部分の電位とが等しくなるよ
うに、第3の部分の実質的な中点の電位を観測する。
【0021】請求項3に記載の半導体装置は、請求項2
に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、第1のメモリ
ブロックと第2の方向に並んで配置される第3のメモリ
ブロックと、第2のメモリブロックと第2の方向に並ん
で配置される第4のメモリブロックとをさらに備え、幹
線の第1の部分は、第1、第3のメモリブロックに共通
して設けられ、幹線の第2の部分は、第2、第4のメモ
リブロックに共通して設けられる。
に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、第1のメモリ
ブロックと第2の方向に並んで配置される第3のメモリ
ブロックと、第2のメモリブロックと第2の方向に並ん
で配置される第4のメモリブロックとをさらに備え、幹
線の第1の部分は、第1、第3のメモリブロックに共通
して設けられ、幹線の第2の部分は、第2、第4のメモ
リブロックに共通して設けられる。
【0022】請求項4に記載の半導体装置は、請求項3
に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、幹線は、第1
の部分の一端と第2の部分の一端とを結ぶ第4の部分
と、第1の部分の他端と第2の部分の他端とを結ぶ第5
の部分とをさらに有する。
に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、幹線は、第1
の部分の一端と第2の部分の一端とを結ぶ第4の部分
と、第1の部分の他端と第2の部分の他端とを結ぶ第5
の部分とをさらに有する。
【0023】請求項5に記載の半導体装置は、請求項2
に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、メモリブロッ
クは、ワード線を駆動する駆動回路を含み、内部電源電
位は、ワード線の活性化レベルに対応した昇圧電位であ
り、内部電源発生回路は、駆動回路に昇圧電位を供給す
る。
に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、メモリブロッ
クは、ワード線を駆動する駆動回路を含み、内部電源電
位は、ワード線の活性化レベルに対応した昇圧電位であ
り、内部電源発生回路は、駆動回路に昇圧電位を供給す
る。
【0024】請求項6に記載の半導体装置は、請求項2
に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、メモリブロッ
クは、ワード線を駆動する駆動回路を含み、内部電源電
位は、ワード線の非活性化レベルに対応した負電位であ
り、内部電源発生回路は、駆動回路に負電位を供給す
る。
に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、メモリブロッ
クは、ワード線を駆動する駆動回路を含み、内部電源電
位は、ワード線の非活性化レベルに対応した負電位であ
り、内部電源発生回路は、駆動回路に負電位を供給す
る。
【0025】請求項7に記載の半導体装置は、半導体基
板状に設けられる半導体記憶装置であって、メモリブロ
ックと、メモリブロックとデータを授受するための配線
群と、メモリブロックに内部電源電位を供給する内部電
源発生回路とを備え、内部電源発生回路は、参照電位を
発生する参照電位発生回路と、内部電源電位を観測し参
照電位と比較し電位検知を行う検知回路と、検知回路の
出力に応じて幹線の電位を駆動する電位駆動回路とを含
み、電位駆動回路は、少なくとも一部が配線群が設けら
れる配線領域に形成されるキャパシタを含みキャパシタ
と配線群との間に設けられ固定電位が与えられるシール
ド層をさらに備える。
板状に設けられる半導体記憶装置であって、メモリブロ
ックと、メモリブロックとデータを授受するための配線
群と、メモリブロックに内部電源電位を供給する内部電
源発生回路とを備え、内部電源発生回路は、参照電位を
発生する参照電位発生回路と、内部電源電位を観測し参
照電位と比較し電位検知を行う検知回路と、検知回路の
出力に応じて幹線の電位を駆動する電位駆動回路とを含
み、電位駆動回路は、少なくとも一部が配線群が設けら
れる配線領域に形成されるキャパシタを含みキャパシタ
と配線群との間に設けられ固定電位が与えられるシール
ド層をさらに備える。
【0026】請求項8に記載の半導体装置は、請求項7
に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、キャパシタ
は、半導体基板上に設けられる第1導電型のウエル領域
と、ウエル領域の一部を覆うように半導体基板の主表面
に設けられた酸化膜と、酸化膜を覆うように設けられる
電極と、電極の下部領域に接するようにウエル領域に設
けられる第2導電型の不純物領域を有し、ウエル領域と
第2導電型の不純物領域とは電気的に接続され、シール
ド層は、キャパシタを覆うように導電性の第1の配線層
で形成され、配線群は、第1の配線層の上部に第2の配
線層で形成される。
に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、キャパシタ
は、半導体基板上に設けられる第1導電型のウエル領域
と、ウエル領域の一部を覆うように半導体基板の主表面
に設けられた酸化膜と、酸化膜を覆うように設けられる
電極と、電極の下部領域に接するようにウエル領域に設
けられる第2導電型の不純物領域を有し、ウエル領域と
第2導電型の不純物領域とは電気的に接続され、シール
ド層は、キャパシタを覆うように導電性の第1の配線層
で形成され、配線群は、第1の配線層の上部に第2の配
線層で形成される。
【0027】請求項9に記載の半導体装置は、請求項7
に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、配線群は、一
対の相補なデータを伝達するための第1のデータ線と第
2のデータ線とを含み、シールド層には、第1のデータ
線が受けるノイズと第2のデータ線が受けるノイズとが
等しくなるように、第1のデータ線の第1の部分の下に
位置する第1の欠損部と第1の部分に対応する第2のデ
ータ線の第2の部分の下に位置する第2の欠損部とが設
けられる。
に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、配線群は、一
対の相補なデータを伝達するための第1のデータ線と第
2のデータ線とを含み、シールド層には、第1のデータ
線が受けるノイズと第2のデータ線が受けるノイズとが
等しくなるように、第1のデータ線の第1の部分の下に
位置する第1の欠損部と第1の部分に対応する第2のデ
ータ線の第2の部分の下に位置する第2の欠損部とが設
けられる。
【0028】請求項10に記載の半導体装置は、請求項
7に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、メモリブロ
ックは、ワード線を駆動する駆動回路を含み、内部電源
電位は、ワード線の活性化レベルに対応した昇圧電位で
あり、内部電源発生回路は、駆動回路に昇圧電位を供給
する。
7に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、メモリブロ
ックは、ワード線を駆動する駆動回路を含み、内部電源
電位は、ワード線の活性化レベルに対応した昇圧電位で
あり、内部電源発生回路は、駆動回路に昇圧電位を供給
する。
【0029】請求項11に記載の半導体装置は、請求項
7に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、メモリブロ
ックは、ワード線を駆動する駆動回路を含み、内部電源
電位は、ワード線の非活性化レベルに対応した負電位で
あり、内部電源発生回路は、駆動回路に負電位を供給す
る。
7に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、メモリブロ
ックは、ワード線を駆動する駆動回路を含み、内部電源
電位は、ワード線の非活性化レベルに対応した負電位で
あり、内部電源発生回路は、駆動回路に負電位を供給す
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
同一符号は同一または相当部分を示す。
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
同一符号は同一または相当部分を示す。
【0031】また、以降4バンク構成のSDRAMにお
ける電圧降下回路を例に話を進めるが、もちろんバンク
数は4以外であっても適用が可能である。
ける電圧降下回路を例に話を進めるが、もちろんバンク
数は4以外であっても適用が可能である。
【0032】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1の半導体記憶装置1の構成を示す概略ブロック図
である。
形態1の半導体記憶装置1の構成を示す概略ブロック図
である。
【0033】図1を参照して、半導体記憶装置1は、各
々が行列状に配列される複数のメモリセルを有するメモ
リアレイバンク14#0〜14#3と、外部から与えら
れるアドレス信号A0〜A12およびバンクアドレス信
号BA0〜BA1をクロック信号CLKIに同期して取
込み、内部行アドレス、内部列アドレスおよび内部バン
クアドレスを出力するアドレスバッファ2と、外部から
クロック信号CLKおよびクロックイネーブル信号CK
Eを受けて半導体記憶装置内部で用いられるクロック信
号CLKI、CLKQを出力するクロックバッファ4
と、外部から与えられる制御信号/CS、/RAS、/
CAS、/WEおよびマスク信号DQMU/Lをクロッ
ク信号CLKIに同期して取込む制御信号入力バッファ
6とを含む。
々が行列状に配列される複数のメモリセルを有するメモ
リアレイバンク14#0〜14#3と、外部から与えら
れるアドレス信号A0〜A12およびバンクアドレス信
号BA0〜BA1をクロック信号CLKIに同期して取
込み、内部行アドレス、内部列アドレスおよび内部バン
クアドレスを出力するアドレスバッファ2と、外部から
クロック信号CLKおよびクロックイネーブル信号CK
Eを受けて半導体記憶装置内部で用いられるクロック信
号CLKI、CLKQを出力するクロックバッファ4
と、外部から与えられる制御信号/CS、/RAS、/
CAS、/WEおよびマスク信号DQMU/Lをクロッ
ク信号CLKIに同期して取込む制御信号入力バッファ
6とを含む。
【0034】半導体記憶装置1は、さらに、アドレスバ
ッファ2から内部アドレス信号int.A0〜int.
A12および内部バンクアドレス信号int.BA0〜
int.BA1を受け、かつ、制御信号入力バッファ6
からクロック信号に同期化された制御信号int.RA
S、int.CAS、int.WEを受けてクロック信
号CLKIに同期して各ブロックに制御信号を出力する
コントロール回路と、コントロール回路で認識された動
作モードを保持するモードレジスタとを含む。図1にお
いては、コントロール回路とモードレジスタとを1つの
ブロック8で示す。コントロール回路は、内部バンクア
ドレス信号int.BA0、int.BA1をデコード
するバンクアドレスデコーダと制御信号int.RA
S、int.CAS、int.WEを受けてデコードす
るコマンドデコーダとを含んでいる。
ッファ2から内部アドレス信号int.A0〜int.
A12および内部バンクアドレス信号int.BA0〜
int.BA1を受け、かつ、制御信号入力バッファ6
からクロック信号に同期化された制御信号int.RA
S、int.CAS、int.WEを受けてクロック信
号CLKIに同期して各ブロックに制御信号を出力する
コントロール回路と、コントロール回路で認識された動
作モードを保持するモードレジスタとを含む。図1にお
いては、コントロール回路とモードレジスタとを1つの
ブロック8で示す。コントロール回路は、内部バンクア
ドレス信号int.BA0、int.BA1をデコード
するバンクアドレスデコーダと制御信号int.RA
S、int.CAS、int.WEを受けてデコードす
るコマンドデコーダとを含んでいる。
【0035】半導体記憶装置1は、さらに、メモリアレ
イバンク14#0〜14#3にそれぞれ対応して設けら
れ、アドレスバッファ2から与えられた行アドレス信号
Xをデコードする行デコーダとこの行デコーダの出力信
号に従ってメモリアレイバンク14#0〜14#3の内
部のアドレス指定された行(ワード線)を選択状態へ駆
動するためのワードドライバとを含む。図1では、行デ
コーダとワードドライバをまとめてブロック10#0〜
10#3として示す。
イバンク14#0〜14#3にそれぞれ対応して設けら
れ、アドレスバッファ2から与えられた行アドレス信号
Xをデコードする行デコーダとこの行デコーダの出力信
号に従ってメモリアレイバンク14#0〜14#3の内
部のアドレス指定された行(ワード線)を選択状態へ駆
動するためのワードドライバとを含む。図1では、行デ
コーダとワードドライバをまとめてブロック10#0〜
10#3として示す。
【0036】半導体記憶装置1は、さらに、アドレスバ
ッファ2から与えられた内部列アドレス信号Yをデコー
ドして列選択信号を発生する列デコーダ12#0〜12
#3と、メモリアレイバンク14#0〜14#3の選択
行に接続されるメモリセルのデータの検知および増幅を
行なうセンスアンプ16#0〜16#3とを含む。
ッファ2から与えられた内部列アドレス信号Yをデコー
ドして列選択信号を発生する列デコーダ12#0〜12
#3と、メモリアレイバンク14#0〜14#3の選択
行に接続されるメモリセルのデータの検知および増幅を
行なうセンスアンプ16#0〜16#3とを含む。
【0037】半導体記憶装置1は、さらに、外部から書
込データを受けて内部書込データを生成する入力バッフ
ァ22と、入力バッファ22からの内部書込データを増
幅して選択メモリセルへ伝達するライトドライバと、選
択メモリセルから読出されたデータを増幅するプリアン
プと、このプリアンプからのデータをさらにバッファ処
理して外部に出力する出力バッファ20とを含む。
込データを受けて内部書込データを生成する入力バッフ
ァ22と、入力バッファ22からの内部書込データを増
幅して選択メモリセルへ伝達するライトドライバと、選
択メモリセルから読出されたデータを増幅するプリアン
プと、このプリアンプからのデータをさらにバッファ処
理して外部に出力する出力バッファ20とを含む。
【0038】プリアンプおよびライトドライバはメモリ
アレイバンク14#0〜14#3に対応してそれぞれ設
けられている。図1では、プリアンプとライトドライバ
は1つのブロックとしてブロック18#0〜18#3と
して示される。なお、入力バッファ22および出力バッ
ファ20は、クロックバッファ4からクロック信号CL
KQを受けて、これに同期して端子DQ0〜DQ15を
介して外部とデータを授受する。
アレイバンク14#0〜14#3に対応してそれぞれ設
けられている。図1では、プリアンプとライトドライバ
は1つのブロックとしてブロック18#0〜18#3と
して示される。なお、入力バッファ22および出力バッ
ファ20は、クロックバッファ4からクロック信号CL
KQを受けて、これに同期して端子DQ0〜DQ15を
介して外部とデータを授受する。
【0039】半導体記憶装置1は、さらに、外部から与
えられる電源電位ext.Vddを受けて内部の各ブロ
ックに電源電位Vppを供給する電源電圧発生回路24
を含む。
えられる電源電位ext.Vddを受けて内部の各ブロ
ックに電源電位Vppを供給する電源電圧発生回路24
を含む。
【0040】図2は、図1に示した昇圧電位発生回路2
4の構成を示す概略ブロック図である。
4の構成を示す概略ブロック図である。
【0041】図2を参照して、昇圧電位発生回路24
は、昇圧電位Vppの目標値に対して所定の関係にある
参照電位Vrefdを発生するVref発生回路34
と、昇圧電位Vppを受けて降圧して参照電位Vref
dと比較し比較結果に応じて活性化信号VPLOWを出
力するVppレベル検知回路32と、活性化信号VPL
OWに応じて活性化し昇圧電源線に対して充電電流を出
力する昇圧ポンプ回路36とを含む。昇圧電源線は図1
に示した行デコーダ&ワードドライバ10♯0〜10♯
3に含まれているワードドライバWDの出力するHレベ
ルを駆動する電源電位である昇圧電位を供給する。
は、昇圧電位Vppの目標値に対して所定の関係にある
参照電位Vrefdを発生するVref発生回路34
と、昇圧電位Vppを受けて降圧して参照電位Vref
dと比較し比較結果に応じて活性化信号VPLOWを出
力するVppレベル検知回路32と、活性化信号VPL
OWに応じて活性化し昇圧電源線に対して充電電流を出
力する昇圧ポンプ回路36とを含む。昇圧電源線は図1
に示した行デコーダ&ワードドライバ10♯0〜10♯
3に含まれているワードドライバWDの出力するHレベ
ルを駆動する電源電位である昇圧電位を供給する。
【0042】昇圧ポンプ回路36は、活性化信号VPL
OWによって活性化されクロック信号PRE、GAT、
PMPを発生するクロック発生部38と、クロック信号
PRE、GAT、PMPに応じて昇圧動作を行なうポン
プ部40とを含む。
OWによって活性化されクロック信号PRE、GAT、
PMPを発生するクロック発生部38と、クロック信号
PRE、GAT、PMPに応じて昇圧動作を行なうポン
プ部40とを含む。
【0043】図3は、図2におけるVref発生回路3
4の構成を示す回路図である。図3を参照して、Vre
f発生回路34は、定電流源回路42と、定電流源回路
42の制御の下に参照電位Vrefを出力する電圧出力
回路44とを含む。
4の構成を示す回路図である。図3を参照して、Vre
f発生回路34は、定電流源回路42と、定電流源回路
42の制御の下に参照電位Vrefを出力する電圧出力
回路44とを含む。
【0044】定電流源回路42は、外部電源電位ex
t.Vddを受けてノイズ除去しノードN1に伝達する
ロウパスフィルタ46と、ノードN1にソースが接続さ
れゲートおよびドレインがノードN2に接続されるPチ
ャネルMOSトランジスタ52と、ノードN2と接地ノ
ードとの間に接続されゲートがノードN3に接続される
NチャネルMOSトランジスタ54と、ノードN1とノ
ードN3との間に直列に接続される抵抗56およびPチ
ャネルMOSトランジスタ58と、ドレインおよびゲー
トがノードN3に接続されソースが接地ノードに接続さ
れるNチャネルMOSトランジスタ60とを含む。Pチ
ャネルMOSトランジスタ58のゲートはノードN2に
接続されている。
t.Vddを受けてノイズ除去しノードN1に伝達する
ロウパスフィルタ46と、ノードN1にソースが接続さ
れゲートおよびドレインがノードN2に接続されるPチ
ャネルMOSトランジスタ52と、ノードN2と接地ノ
ードとの間に接続されゲートがノードN3に接続される
NチャネルMOSトランジスタ54と、ノードN1とノ
ードN3との間に直列に接続される抵抗56およびPチ
ャネルMOSトランジスタ58と、ドレインおよびゲー
トがノードN3に接続されソースが接地ノードに接続さ
れるNチャネルMOSトランジスタ60とを含む。Pチ
ャネルMOSトランジスタ58のゲートはノードN2に
接続されている。
【0045】ロウパスフィルタ46は、外部電源電位e
xt.Vddが与えられるノードとノードN1との間に
接続される抵抗48と、ノードN1と接地ノードとの間
に接続されるキャパシタ50とを含む。
xt.Vddが与えられるノードとノードN1との間に
接続される抵抗48と、ノードN1と接地ノードとの間
に接続されるキャパシタ50とを含む。
【0046】電圧出力回路44は、外部電源電位ex
t.Vddが与えられるノードとノードN4との間に接
続されゲートがノードN2に接続されるPチャネルMO
Sトランジスタ62と、ノードN4とノードN5との間
に直列に接続されともにゲートがノードN5に接続され
るPチャネルMOSトランジスタ64、66と、ソース
がノードN5に接続されゲートおよびドレインが接地ノ
ードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ68と
を含む。
t.Vddが与えられるノードとノードN4との間に接
続されゲートがノードN2に接続されるPチャネルMO
Sトランジスタ62と、ノードN4とノードN5との間
に直列に接続されともにゲートがノードN5に接続され
るPチャネルMOSトランジスタ64、66と、ソース
がノードN5に接続されゲートおよびドレインが接地ノ
ードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ68と
を含む。
【0047】ノードN4からは参照電位Vrefdが出
力される。図4は、図2におけるVppレベル検知回路
32の詳細な構成を示す回路図である。
力される。図4は、図2におけるVppレベル検知回路
32の詳細な構成を示す回路図である。
【0048】図4を参照して、Vppレベル検知回路3
2は、昇圧電位Vppを受けて2分の1の電位VPDI
Vに分圧する分圧回路82と、参照電位Vrefdと電
位VPDIVを比較して参照電位Vrefdよりも電位
VPDIVが低い場合には活性化信号VPLOWをHレ
ベルに活性化する比較回路84とを含む。
2は、昇圧電位Vppを受けて2分の1の電位VPDI
Vに分圧する分圧回路82と、参照電位Vrefdと電
位VPDIVを比較して参照電位Vrefdよりも電位
VPDIVが低い場合には活性化信号VPLOWをHレ
ベルに活性化する比較回路84とを含む。
【0049】分圧回路82は、昇圧電位Vppにソース
が結合されゲートとドレインが接続されたPチャネルM
OSトランジスタ86と、ゲートおよびドレインが接地
ノードに接続されソースおよびバックゲートがPチャネ
ルMOSトランジスタ86のドレインと接続されたPチ
ャネルMOSトランジスタ88とを含む。PチャネルM
OSトランジスタ86のドレインからは電位VPDIV
が出力される。
が結合されゲートとドレインが接続されたPチャネルM
OSトランジスタ86と、ゲートおよびドレインが接地
ノードに接続されソースおよびバックゲートがPチャネ
ルMOSトランジスタ86のドレインと接続されたPチ
ャネルMOSトランジスタ88とを含む。PチャネルM
OSトランジスタ86のドレインからは電位VPDIV
が出力される。
【0050】比較回路84は、参照電位Vrefdと電
位VPDIVを比較する比較部90と、比較部90の出
力を受ける直列に接続されたインバータ92、94、9
6とを含む。インバータ96の出力は活性化信号VPL
OWとなる。
位VPDIVを比較する比較部90と、比較部90の出
力を受ける直列に接続されたインバータ92、94、9
6とを含む。インバータ96の出力は活性化信号VPL
OWとなる。
【0051】比較部90は、外部電源電位ext.Vd
dにソースが結合されドレインとソースが接続されたP
チャネルMOSトランジスタ98と、ソースが外部電源
電位ext.Vddに結合されゲートがPチャネルMO
Sトランジスタ98のドレインと接続されるPチャネル
MOSトランジスタ100と、ゲートが外部電源電位e
xt.Vddと結合されソースが接地ノードに接続され
たNチャネルMOSトランジスタ106と、Pチャネル
MOSトランジスタ98のドレインとNチャネルMOS
トランジスタ106のドレインとの間に接続されゲート
に参照電位Vrefdを受けるNチャネルMOSトラン
ジスタ102と、PチャネルMOSトランジスタ100
のドレインとNチャネルMOSトランジスタ106のド
レインとの間に接続されゲートに電位VPDIVを受け
るNチャネルMOSトランジスタ104とを含む。
dにソースが結合されドレインとソースが接続されたP
チャネルMOSトランジスタ98と、ソースが外部電源
電位ext.Vddに結合されゲートがPチャネルMO
Sトランジスタ98のドレインと接続されるPチャネル
MOSトランジスタ100と、ゲートが外部電源電位e
xt.Vddと結合されソースが接地ノードに接続され
たNチャネルMOSトランジスタ106と、Pチャネル
MOSトランジスタ98のドレインとNチャネルMOS
トランジスタ106のドレインとの間に接続されゲート
に参照電位Vrefdを受けるNチャネルMOSトラン
ジスタ102と、PチャネルMOSトランジスタ100
のドレインとNチャネルMOSトランジスタ106のド
レインとの間に接続されゲートに電位VPDIVを受け
るNチャネルMOSトランジスタ104とを含む。
【0052】NチャネルMOSトランジスタ104のド
レインは、この比較部の出力信号を出力する。インバー
タ92は、ソースが接地ノードに接続されゲートとドレ
インとが接続されたNチャネルMOSトランジスタ11
2と、ゲートに比較部90の出力を受けソースがNチャ
ネルMOSトランジスタ112のドレインと接続された
NチャネルMOSトランジスタ110と、ソースが外部
電源電位ext.Vddに結合されドレインがNチャネ
ルMOSトランジスタ110のドレインと接続されゲー
トに比較部90の出力を受けるPチャネルMOSトラン
ジスタ108とを含む。
レインは、この比較部の出力信号を出力する。インバー
タ92は、ソースが接地ノードに接続されゲートとドレ
インとが接続されたNチャネルMOSトランジスタ11
2と、ゲートに比較部90の出力を受けソースがNチャ
ネルMOSトランジスタ112のドレインと接続された
NチャネルMOSトランジスタ110と、ソースが外部
電源電位ext.Vddに結合されドレインがNチャネ
ルMOSトランジスタ110のドレインと接続されゲー
トに比較部90の出力を受けるPチャネルMOSトラン
ジスタ108とを含む。
【0053】PチャネルMOSトランジスタ108のド
レインからはインバータ92の出力信号が出力される。
レインからはインバータ92の出力信号が出力される。
【0054】インバータ94は、外部電源電位ext.
Vddが与えられる電源ノードと接地ノードとの間に直
列に接続され、ともにゲートにインバータ92の出力を
受けるPチャネルMOSトランジスタ114とNチャネ
ルMOSトランジスタ116とを含む。PチャネルMO
Sトランジスタ114とNチャネルMOSトランジスタ
116との接続ノードからはインバータ94の出力信号
が出力される。
Vddが与えられる電源ノードと接地ノードとの間に直
列に接続され、ともにゲートにインバータ92の出力を
受けるPチャネルMOSトランジスタ114とNチャネ
ルMOSトランジスタ116とを含む。PチャネルMO
Sトランジスタ114とNチャネルMOSトランジスタ
116との接続ノードからはインバータ94の出力信号
が出力される。
【0055】インバータ96は、外部電源電位ext.
Vddが与えられる電源ノードと接地ノードとの間に直
列に接続され、ともにインバータ94の出力をゲートに
受けるPチャネルMOSトランジスタ118とNチャネ
ルMOSトランジスタ120とを含む。PチャネルMO
Sトランジスタ118とNチャネルMOSトランジスタ
120との接続ノードからは活性化信号VPLOWが出
力される。
Vddが与えられる電源ノードと接地ノードとの間に直
列に接続され、ともにインバータ94の出力をゲートに
受けるPチャネルMOSトランジスタ118とNチャネ
ルMOSトランジスタ120とを含む。PチャネルMO
Sトランジスタ118とNチャネルMOSトランジスタ
120との接続ノードからは活性化信号VPLOWが出
力される。
【0056】ここで、電位VPDIVについて説明す
る。分圧回路82においては、PチャネルMOSトラン
ジスタ86、88はトランジスタサイズが等しいサイズ
にされる。PチャネルMOSトランジスタ88のバック
ゲートがソースと接続されているので、PチャネルMO
Sトランジスタ86とPチャネルMOSトランジスタ8
8とは全く同じ条件で動作する。したがって、電位VP
DIVは正確に昇圧電位Vppの2分の1の電位とな
る。比較回路84では電位VPDIVが参照電位Vre
fdと比較される。したがって、目標となる昇圧電位V
ppの値は、参照電位Vrefdの2倍の値となる。そ
して、比較回路84は、Vpp<2Vrefdの場合に
は活性化信号VPLOWをHレベルに活性化し、Vpp
>2Vrefdの場合には、活性化信号VPLOWはL
レベルに非活性化される。
る。分圧回路82においては、PチャネルMOSトラン
ジスタ86、88はトランジスタサイズが等しいサイズ
にされる。PチャネルMOSトランジスタ88のバック
ゲートがソースと接続されているので、PチャネルMO
Sトランジスタ86とPチャネルMOSトランジスタ8
8とは全く同じ条件で動作する。したがって、電位VP
DIVは正確に昇圧電位Vppの2分の1の電位とな
る。比較回路84では電位VPDIVが参照電位Vre
fdと比較される。したがって、目標となる昇圧電位V
ppの値は、参照電位Vrefdの2倍の値となる。そ
して、比較回路84は、Vpp<2Vrefdの場合に
は活性化信号VPLOWをHレベルに活性化し、Vpp
>2Vrefdの場合には、活性化信号VPLOWはL
レベルに非活性化される。
【0057】図5は、図2におけるクロック発生部38
の構成を示す回路図である。図5を参照して、クロック
発生部38は、活性化信号VPLOWがHレベルのとき
に発振するリングオシレータ122と、リングオシレー
タ122の出力する信号を反転するインバータ124
と、インバータ124の出力を遅延時間Td2だけ遅延
する遅延回路126と、遅延回路126の出力をさらに
遅延時間Td2だけ遅延する遅延回路128と、インバ
ータ124の出力と遅延回路128の出力とを受けるN
AND回路130と、NAND回路130の出力を受け
て反転しクロック信号PREを出力するインバータ13
2と、インバータ124の出力と遅延回路128の出力
とを受けてクロック信号GATを出力するNOR回路1
34と、遅延回路126の出力を受けて反転しクロック
信号PMPを出力するインバータ136とを含む。
の構成を示す回路図である。図5を参照して、クロック
発生部38は、活性化信号VPLOWがHレベルのとき
に発振するリングオシレータ122と、リングオシレー
タ122の出力する信号を反転するインバータ124
と、インバータ124の出力を遅延時間Td2だけ遅延
する遅延回路126と、遅延回路126の出力をさらに
遅延時間Td2だけ遅延する遅延回路128と、インバ
ータ124の出力と遅延回路128の出力とを受けるN
AND回路130と、NAND回路130の出力を受け
て反転しクロック信号PREを出力するインバータ13
2と、インバータ124の出力と遅延回路128の出力
とを受けてクロック信号GATを出力するNOR回路1
34と、遅延回路126の出力を受けて反転しクロック
信号PMPを出力するインバータ136とを含む。
【0058】リングオシレータ122は、信号VPLO
Wを第1の入力に受けるNAND回路140と、NAN
D回路140の出力を受けて遅延時間Td1だけ遅延さ
せる遅延回路138とを含む。遅延回路138の出力は
NAND回路140の第2の入力に与えられる。遅延回
路は、たとえば、直列に接続された偶数段のインバータ
で実現することができる。
Wを第1の入力に受けるNAND回路140と、NAN
D回路140の出力を受けて遅延時間Td1だけ遅延さ
せる遅延回路138とを含む。遅延回路138の出力は
NAND回路140の第2の入力に与えられる。遅延回
路は、たとえば、直列に接続された偶数段のインバータ
で実現することができる。
【0059】図6は、図2に示したポンプ部40の構成
を示す回路図である。図6を参照して、ポンプ部40
は、クロック信号PREを一方端に受け他方端がノード
N11に接続されるキャパシタ142と、外部電源電位
ext.Vddが与えられているノードからノードN1
1に向かう方向にダイオード接続されるNチャネルMO
Sトランジスタ148と、クロック信号GATが一方端
に与えられ他方端がノードN12に接続されるキャパシ
タ144と、クロック信号PMPが一方端に接続され他
方端がノードN13に接続されるキャパシタ146とを
含む。
を示す回路図である。図6を参照して、ポンプ部40
は、クロック信号PREを一方端に受け他方端がノード
N11に接続されるキャパシタ142と、外部電源電位
ext.Vddが与えられているノードからノードN1
1に向かう方向にダイオード接続されるNチャネルMO
Sトランジスタ148と、クロック信号GATが一方端
に与えられ他方端がノードN12に接続されるキャパシ
タ144と、クロック信号PMPが一方端に接続され他
方端がノードN13に接続されるキャパシタ146とを
含む。
【0060】ポンプ部40は、さらに、外部電源電位e
xt.Vddが与えられているノードとノードN3との
間に接続されゲートがノードN11に接続されるNチャ
ネルMOSトランジスタ150と、外部電源電位ex
t.Vddが与えられるノードとノードN12との間に
接続されゲートがノードN11と接続されるNチャネル
MOSトランジスタ152と、ノードN13とノードN
14との間に接続されゲートがノードN12に接続され
バックゲートがノードN13に接続されるNチャネルM
OSトランジスタ156とを含む。ノードN14は昇圧
電位Vppを他の回路に供給するための昇圧電源線に接
続される。
xt.Vddが与えられているノードとノードN3との
間に接続されゲートがノードN11に接続されるNチャ
ネルMOSトランジスタ150と、外部電源電位ex
t.Vddが与えられるノードとノードN12との間に
接続されゲートがノードN11と接続されるNチャネル
MOSトランジスタ152と、ノードN13とノードN
14との間に接続されゲートがノードN12に接続され
バックゲートがノードN13に接続されるNチャネルM
OSトランジスタ156とを含む。ノードN14は昇圧
電位Vppを他の回路に供給するための昇圧電源線に接
続される。
【0061】図5、図6を参照して昇圧動作を簡単に説
明する。活性化信号VPLOWがHレベルに活性化され
ると、リングオシレータ122は発振を開始し始める。
リングオシレータの周期をTrpとする。この周期Tr
pに従ってポンプ動作を制御するクロック信号PRE、
GAT、PMPがクロック発生部38によって発生され
る。ポンプ部40では1サイクルの動作で昇圧電源線に
次式に示す電荷Qcpが供給される。
明する。活性化信号VPLOWがHレベルに活性化され
ると、リングオシレータ122は発振を開始し始める。
リングオシレータの周期をTrpとする。この周期Tr
pに従ってポンプ動作を制御するクロック信号PRE、
GAT、PMPがクロック発生部38によって発生され
る。ポンプ部40では1サイクルの動作で昇圧電源線に
次式に示す電荷Qcpが供給される。
【0062】 Qc=(2×ext.Vdd−Vpp)×Cp…(1) ここで、Cpはポンプ容量を意味する。
【0063】昇圧電位Vppは高電位であり、信頼性上
その電位は精度よく制御されなければならない。そのた
め、昇圧電位Vppを発生する回路自身が原因となる昇
圧電位Vppの電位変動が議論される。
その電位は精度よく制御されなければならない。そのた
め、昇圧電位Vppを発生する回路自身が原因となる昇
圧電位Vppの電位変動が議論される。
【0064】昇圧電源線つまりVpp幹線に接続されて
いるデカップル容量をCdp、昇圧電源線からメモリア
レイが供給を受ける消費電流をIpp、Vppレベル検
知回路の反応時間をTdpとする。
いるデカップル容量をCdp、昇圧電源線からメモリア
レイが供給を受ける消費電流をIpp、Vppレベル検
知回路の反応時間をTdpとする。
【0065】まず、電流が消費されてVpp<2Vre
fdとなった場合には、Vppレベル検知回路の反応の
遅れによる昇圧電位Vppのさらなる低下量dVpp
(−)は、次式で表わされる。
fdとなった場合には、Vppレベル検知回路の反応の
遅れによる昇圧電位Vppのさらなる低下量dVpp
(−)は、次式で表わされる。
【0066】 dVpp(−)=Ipp×Tdp/Cdp…(2) 一方、Vppポンプ回路によって昇圧電位Vppの電位
が上昇してVpp>2Vrefdとなった場合には、V
ppレベル検知回路の反応の遅れによる昇圧電位Vpp
に現われるオーバシュート量dVpp(+)は次式で表
わされる。
が上昇してVpp>2Vrefdとなった場合には、V
ppレベル検知回路の反応の遅れによる昇圧電位Vpp
に現われるオーバシュート量dVpp(+)は次式で表
わされる。
【0067】 dVpp(+)=Qcp×(Tdp/Trp)/Cdp…(3) ここで、Tdp/Trpは、Vppレベル検知回路の反
応時間Tdp内に何回Vppポンプが動くかを表わして
いる。Vppポンプ1回あたりの供給電荷はQcpであ
るから、Vppレベル検知回路の反応時間内に余分にV
ppポンプから供給されてしまう電荷量はQcp×(T
dp/Trp)と表わせる。この電荷は、昇圧電源線に
接続されているデカップル容量Cdpに蓄えられるの
で、(3)の式が導き出される。
応時間Tdp内に何回Vppポンプが動くかを表わして
いる。Vppポンプ1回あたりの供給電荷はQcpであ
るから、Vppレベル検知回路の反応時間内に余分にV
ppポンプから供給されてしまう電荷量はQcp×(T
dp/Trp)と表わせる。この電荷は、昇圧電源線に
接続されているデカップル容量Cdpに蓄えられるの
で、(3)の式が導き出される。
【0068】大きいdVpp(−)やdVpp(+)
は、昇圧電位Vppの電位変動が大きいことを意味す
る。特に、dVpp(+)については、値がある程度以
上を超えると、トランジスタのゲート酸化膜破壊などの
問題を起こしかねない。したがってVppのレベル変動
は小さくする必要がある。(2)式および(3)式か
ら、dVpp(−)やdVpp(+)を低減するには、
Tdp/Cdpを小さくすればよいことがわかる。つま
り、Vppレベル検知回路の反応を速くすることと、デ
カップル容量を十分な大きさにすることとが有効であ
る。
は、昇圧電位Vppの電位変動が大きいことを意味す
る。特に、dVpp(+)については、値がある程度以
上を超えると、トランジスタのゲート酸化膜破壊などの
問題を起こしかねない。したがってVppのレベル変動
は小さくする必要がある。(2)式および(3)式か
ら、dVpp(−)やdVpp(+)を低減するには、
Tdp/Cdpを小さくすればよいことがわかる。つま
り、Vppレベル検知回路の反応を速くすることと、デ
カップル容量を十分な大きさにすることとが有効であ
る。
【0069】図7は、実施の形態1における昇圧電位V
ppを発生する回路系の配置を示す図である。
ppを発生する回路系の配置を示す図である。
【0070】図7を参照して、半導体記憶装置160
は、長方形の形状の基板を有している。半導体記憶装置
160は、各々が長方形の形状を有しているメモリアレ
イバンク162a、162b、162c、162dを含
んでおりこれらは2行2列の行列状に配置されている。
は、長方形の形状の基板を有している。半導体記憶装置
160は、各々が長方形の形状を有しているメモリアレ
イバンク162a、162b、162c、162dを含
んでおりこれらは2行2列の行列状に配置されている。
【0071】チップの対向する短辺の中点同士を結ぶ線
に沿って延在する領域であって、メモリアレイバンク1
62aとメモリアレイバンク162bとの間の領域およ
びメモリアレイバンク162cとメモリアレイバンク1
62dとの間の領域とを含む中央領域CRSにはVre
f発生回路34とVppレベル検出回路32と昇圧ポン
プ回路36a、36bとが配置される。
に沿って延在する領域であって、メモリアレイバンク1
62aとメモリアレイバンク162bとの間の領域およ
びメモリアレイバンク162cとメモリアレイバンク1
62dとの間の領域とを含む中央領域CRSにはVre
f発生回路34とVppレベル検出回路32と昇圧ポン
プ回路36a、36bとが配置される。
【0072】この中央領域CRSの外周部に沿って、昇
圧電位Vppを各メモリアレイバンクに供給するための
昇圧電源線が配置されている。昇圧電源線は、各メモリ
アレイバンクの内部に配置されているワードドライバ等
に昇圧電位を供給するためのVpp幹線である。
圧電位Vppを各メモリアレイバンクに供給するための
昇圧電源線が配置されている。昇圧電源線は、各メモリ
アレイバンクの内部に配置されているワードドライバ等
に昇圧電位を供給するためのVpp幹線である。
【0073】このVpp幹線は、メモリアレイバンク1
62a、162b、162c、162dの中央領域CR
Sに接する辺にそれぞれ沿う部分164a、164b、
164c、164dと、一方のチップの短辺に沿って設
けられ昇圧ポンプ回路36aから電流供給を受ける部分
166と、チップの他方の短辺に沿って設けられ昇圧ポ
ンプ回路36bから電流供給を受ける部分168とを含
む。
62a、162b、162c、162dの中央領域CR
Sに接する辺にそれぞれ沿う部分164a、164b、
164c、164dと、一方のチップの短辺に沿って設
けられ昇圧ポンプ回路36aから電流供給を受ける部分
166と、チップの他方の短辺に沿って設けられ昇圧ポ
ンプ回路36bから電流供給を受ける部分168とを含
む。
【0074】部分166の一端と部分164aの一端は
接続され、部分166の他端と部分164aの一端は接
続されている。部分164cの一端と部分168の一端
は接続され、部分168の他端と部分164dの一端は
接続される。Vpp幹線は、部分164aと部分164
cの他端同士を接続し、チップのほぼ中央地点に配置さ
れたVppレベル検出回路32に接続し、かつ部分16
4bと部分164dの他端同士を接続し、かつVppレ
ベル検出回路32と接続する部分170を含む。
接続され、部分166の他端と部分164aの一端は接
続されている。部分164cの一端と部分168の一端
は接続され、部分168の他端と部分164dの一端は
接続される。Vpp幹線は、部分164aと部分164
cの他端同士を接続し、チップのほぼ中央地点に配置さ
れたVppレベル検出回路32に接続し、かつ部分16
4bと部分164dの他端同士を接続し、かつVppレ
ベル検出回路32と接続する部分170を含む。
【0075】つまり、Vppレベル検知回路32は、部
分164aと部分164cとを含む直線部の中点と部分
164bと部分164dとを含む直線部の中点とを結
び、チップ中央を縦に貫くVpp幹線のほぼ中央地点に
接続されている。この地点は昇圧電源線から電流を消費
する消費地、すなわちメモリアレイバンク162a、1
62b、162c、162dから最も均等な場所であ
る。
分164aと部分164cとを含む直線部の中点と部分
164bと部分164dとを含む直線部の中点とを結
び、チップ中央を縦に貫くVpp幹線のほぼ中央地点に
接続されている。この地点は昇圧電源線から電流を消費
する消費地、すなわちメモリアレイバンク162a、1
62b、162c、162dから最も均等な場所であ
る。
【0076】図7では、メモリアレイバンク162a、
162b、162c、162dが独立して動作し、か
つ、相互にVpp幹線を介して接続されている。多バン
ク構成では、Vpp幹線を共有すると、あるバンクが動
作した場合、チップ全体のデカップル容量に加えて他の
バンクの寄生容量がVpp幹線に接続されて、共有しな
い場合よりデカップル容量が大きくなる。これらから電
荷が動作しているバンクに供給される。したがって、V
ppポンプ回路の配置および制御が容易になるため、幹
線を共有することが多い。
162b、162c、162dが独立して動作し、か
つ、相互にVpp幹線を介して接続されている。多バン
ク構成では、Vpp幹線を共有すると、あるバンクが動
作した場合、チップ全体のデカップル容量に加えて他の
バンクの寄生容量がVpp幹線に接続されて、共有しな
い場合よりデカップル容量が大きくなる。これらから電
荷が動作しているバンクに供給される。したがって、V
ppポンプ回路の配置および制御が容易になるため、幹
線を共有することが多い。
【0077】このような構成において、Vpp幹線に部
分170を設けてそのほぼ中央にVppレベル検出回路
32を接続する優位性を図20に示した従来例と比較し
て説明する。
分170を設けてそのほぼ中央にVppレベル検出回路
32を接続する優位性を図20に示した従来例と比較し
て説明する。
【0078】図20では、Vppレベル検知回路832
から最も離れた消費地、すなわちメモリアレイバンク8
62c、862dのチップの短辺に近接する側までの距
離は、図7に示した場合と比べて約2倍である。また、
Vpp幹線に電流を供給する昇圧ポンプ回路までの最も
離れた距離も同様である。
から最も離れた消費地、すなわちメモリアレイバンク8
62c、862dのチップの短辺に近接する側までの距
離は、図7に示した場合と比べて約2倍である。また、
Vpp幹線に電流を供給する昇圧ポンプ回路までの最も
離れた距離も同様である。
【0079】したがって、図20におけるVpp幹線お
よびそれに寄生する各種容量による配線遅延は図7の場
合に比べて4倍である。つまり、図20に示した場合で
は、配線遅延の結果、Vppレベル検知回路832が感
知する昇圧電位の変動が正確でなく、その結果昇圧電位
の変動幅も大きくなってしまう。
よびそれに寄生する各種容量による配線遅延は図7の場
合に比べて4倍である。つまり、図20に示した場合で
は、配線遅延の結果、Vppレベル検知回路832が感
知する昇圧電位の変動が正確でなく、その結果昇圧電位
の変動幅も大きくなってしまう。
【0080】さらに、図7では、チップの対応する長辺
の中点同士を結ぶ線に沿って延在する中央領域CRLに
部分170を設けて、Vpp幹線を図20に比べてさら
に接続部分を増やしている。その結果、バンク間の繋が
りが強化され、昇圧電位Vppの分布の均一化が促進さ
れる。
の中点同士を結ぶ線に沿って延在する中央領域CRLに
部分170を設けて、Vpp幹線を図20に比べてさら
に接続部分を増やしている。その結果、バンク間の繋が
りが強化され、昇圧電位Vppの分布の均一化が促進さ
れる。
【0081】また、図7では、4バンクがそれぞれ1つ
のメモリブロックとして配置され、2行2列のメモリブ
ロックとして配置される場合を示した。さらに多くのバ
ンクを含む場合には、複数バンクが1つのメモリブロッ
クに含まれる場合もある。たとえば、8バンク構成の場
合は、2バンクずつまとめて1つのメモリブロックとし
て配置し、図7で示したと同様に2行2列にメモリブロ
ックが並ぶ配置をとることも考えられる。
のメモリブロックとして配置され、2行2列のメモリブ
ロックとして配置される場合を示した。さらに多くのバ
ンクを含む場合には、複数バンクが1つのメモリブロッ
クに含まれる場合もある。たとえば、8バンク構成の場
合は、2バンクずつまとめて1つのメモリブロックとし
て配置し、図7で示したと同様に2行2列にメモリブロ
ックが並ぶ配置をとることも考えられる。
【0082】以上により、実施の形態1に示した半導体
記憶装置1においては、多バンク構成において全バンク
が1つのVpp幹線で相互に接続されている場合に、各
バンクから均等な距離になる地点にVppレベル検知回
路を配置することで、昇圧電位Vppのより正確な検知
および制御が可能となる。
記憶装置1においては、多バンク構成において全バンク
が1つのVpp幹線で相互に接続されている場合に、各
バンクから均等な距離になる地点にVppレベル検知回
路を配置することで、昇圧電位Vppのより正確な検知
および制御が可能となる。
【0083】[実施の形態1の変形例]さらに、実施の
形態1は、昇圧電位Vppのみならず、半導体記憶装置
内部で発生される他の内部電位の発生回路系に適用する
ことが可能である。
形態1は、昇圧電位Vppのみならず、半導体記憶装置
内部で発生される他の内部電位の発生回路系に適用する
ことが可能である。
【0084】他の内部電位の例としては、電圧降下回路
(VDC)によって発生される内部電源電位Vddや、
負ワード線構成において用いられる負電位Vneg等が
ある。以下、負電位Vnegを発生する回路について説
明する。
(VDC)によって発生される内部電源電位Vddや、
負ワード線構成において用いられる負電位Vneg等が
ある。以下、負電位Vnegを発生する回路について説
明する。
【0085】まず、負ワード線構成が用いられる理由に
ついて述べる。DRAMメモリセルにおいては、ビット
線のHレベルの電位Vdhをメモリセルに書込むために
は、アクセストランジスタのしきい値電圧Vtaを考慮
したワード線の駆動電位が必要である。
ついて述べる。DRAMメモリセルにおいては、ビット
線のHレベルの電位Vdhをメモリセルに書込むために
は、アクセストランジスタのしきい値電圧Vtaを考慮
したワード線の駆動電位が必要である。
【0086】アクセストランジスタのゲート−ソース間
電位はVdh+Vta以上必要であり、これは外部電源
電位ext.Vddよりも高くなる場合が一般的であ
る。そこで、昇圧電位Vppが必要となる。メモリセル
からのデータ読出時間を短くする上では、昇圧電位Vp
pは高いほうが望ましいが、アクセストランジスタのゲ
ート酸化膜の信頼性の観点からはあまり高くすることは
できない。トランジスタは微細化が進んでおり、ゲート
酸化膜圧Toxはますます薄膜化される傾向にあるから
である。
電位はVdh+Vta以上必要であり、これは外部電源
電位ext.Vddよりも高くなる場合が一般的であ
る。そこで、昇圧電位Vppが必要となる。メモリセル
からのデータ読出時間を短くする上では、昇圧電位Vp
pは高いほうが望ましいが、アクセストランジスタのゲ
ート酸化膜の信頼性の観点からはあまり高くすることは
できない。トランジスタは微細化が進んでおり、ゲート
酸化膜圧Toxはますます薄膜化される傾向にあるから
である。
【0087】そこで、アクセストランジスタのしきい値
電圧を下げることが考えられる。しかし、しきい値電圧
を下げると読出し時や書込み時の動作には有利である
が、メモリセルが非選択状態にある時は、オフ状態にあ
るはずのアクセストランジスタを介してリーク電流が流
れやすくなってしまう。リーク電流が増加すると保持デ
ータに対応してメモリセルに蓄積された電荷は短時間で
失われてしまう。
電圧を下げることが考えられる。しかし、しきい値電圧
を下げると読出し時や書込み時の動作には有利である
が、メモリセルが非選択状態にある時は、オフ状態にあ
るはずのアクセストランジスタを介してリーク電流が流
れやすくなってしまう。リーク電流が増加すると保持デ
ータに対応してメモリセルに蓄積された電荷は短時間で
失われてしまう。
【0088】そこで、非選択状態にあるワード線の電位
を従来の接地電位ではなく、負電位Vnegにすること
で、アクセストランジスタのリーク電流を抑制しようと
いうのが「負ワード線構成」である。アクセストランジ
スタがオフ状態にある時のリーク電流は、アクセストラ
ンジスタのゲート−ソース間電位Vgsに依存するた
め、そのゲートの電位、つまり、ワード線の電位が低い
ほど抑制できる。
を従来の接地電位ではなく、負電位Vnegにすること
で、アクセストランジスタのリーク電流を抑制しようと
いうのが「負ワード線構成」である。アクセストランジ
スタがオフ状態にある時のリーク電流は、アクセストラ
ンジスタのゲート−ソース間電位Vgsに依存するた
め、そのゲートの電位、つまり、ワード線の電位が低い
ほど抑制できる。
【0089】つまり、ワード線の非選択時の電位(Lレ
ベル)を負電位にすることで、アクセストランジスタの
しきい値電圧Vtaを低くしてもリークが起こりにくく
なる。しきい値電圧Vtaを低くできれば、ワード線の
選択時の電位(Hレベル)すなわち昇圧電位Vppをさ
ほど高くしなくてもすむ。
ベル)を負電位にすることで、アクセストランジスタの
しきい値電圧Vtaを低くしてもリークが起こりにくく
なる。しきい値電圧Vtaを低くできれば、ワード線の
選択時の電位(Hレベル)すなわち昇圧電位Vppをさ
ほど高くしなくてもすむ。
【0090】図8は、負電位発生回路182の構成を示
すブロック図である。図8を参照して、負電位発生回路
182は、負電位Vnegをモニタして負電位Vneg
が十分に低い電位でない時は活性化信号VNPONを活
性化する負電位レベル検知回路184と、活性化信号V
NPONの活性化に応じて負電位Vnegをより低くす
る負電位ポンプ回路186とを含む。負電位Vneg
は、ワードドライバWDの出力のLレベルとなる電位で
ある。
すブロック図である。図8を参照して、負電位発生回路
182は、負電位Vnegをモニタして負電位Vneg
が十分に低い電位でない時は活性化信号VNPONを活
性化する負電位レベル検知回路184と、活性化信号V
NPONの活性化に応じて負電位Vnegをより低くす
る負電位ポンプ回路186とを含む。負電位Vneg
は、ワードドライバWDの出力のLレベルとなる電位で
ある。
【0091】図9は、図8における負電位レベル検知回
路184の構成を示す回路図である。
路184の構成を示す回路図である。
【0092】図9を参照して、負電位レベル検知回路1
84は、負電位Vnegが所望の電位となっているかど
うかを検出する検出部194と、検出部194の出力を
増幅する増幅部196と、増幅部196の出力を受け
て、ポンプを活性化する信号VNPONを出力する直列
に接続されたインバータ198、200とを含む。
84は、負電位Vnegが所望の電位となっているかど
うかを検出する検出部194と、検出部194の出力を
増幅する増幅部196と、増幅部196の出力を受け
て、ポンプを活性化する信号VNPONを出力する直列
に接続されたインバータ198、200とを含む。
【0093】検出部194は、ソースが外部電源電位e
xt.Vddと結合されドレインとゲートとがノードN
21に接続されるPチャネルMOSトランジスタ202
と、ソースが外部電源電位ext.Vddと結合されド
レインがノードN23に接続されゲートがノードN21
に接続されるPチャネルMOSトランジスタ204と、
ノードN21とノードN22との間に接続されゲートに
電位Viが与えられるNチャネルMOSトランジスタ2
06と、ノードN23と接地ノードとの間に接続されゲ
ートに電位Viが与えられるNチャネルMOSトランジ
スタ208と、ノードN22と負電位Vnegが与えら
れるノードとの間に接続される抵抗210とを含む。
xt.Vddと結合されドレインとゲートとがノードN
21に接続されるPチャネルMOSトランジスタ202
と、ソースが外部電源電位ext.Vddと結合されド
レインがノードN23に接続されゲートがノードN21
に接続されるPチャネルMOSトランジスタ204と、
ノードN21とノードN22との間に接続されゲートに
電位Viが与えられるNチャネルMOSトランジスタ2
06と、ノードN23と接地ノードとの間に接続されゲ
ートに電位Viが与えられるNチャネルMOSトランジ
スタ208と、ノードN22と負電位Vnegが与えら
れるノードとの間に接続される抵抗210とを含む。
【0094】増幅部196は、ソースが外部電源電位e
xt.Vddと結合されドレインとゲートとがノードN
24に接続されるPチャネルMOSトランジスタ212
と、ソースが外部電源電位ext.Vddと結合されド
レインがノードN25に接続されゲートがノードN24
に接続されるPチャネルMOSトランジスタ214と、
ノードN24と接地ノードとの間に接続されゲートに電
位Viが与えられるNチャネルMOSトランジスタ21
6と、ノードN25と接地ノードとの間に接続されゲー
トがノードN23に接続されるNチャネルMOSトラン
ジスタ218とを含む。ノードN25増幅部196の出
力ノードであり、インバータ198の入力に接続され
る。
xt.Vddと結合されドレインとゲートとがノードN
24に接続されるPチャネルMOSトランジスタ212
と、ソースが外部電源電位ext.Vddと結合されド
レインがノードN25に接続されゲートがノードN24
に接続されるPチャネルMOSトランジスタ214と、
ノードN24と接地ノードとの間に接続されゲートに電
位Viが与えられるNチャネルMOSトランジスタ21
6と、ノードN25と接地ノードとの間に接続されゲー
トがノードN23に接続されるNチャネルMOSトラン
ジスタ218とを含む。ノードN25増幅部196の出
力ノードであり、インバータ198の入力に接続され
る。
【0095】負電位レベル検知回路184で、信号VN
PONが活性化されるのは、次式が成り立つ場合であ
る。
PONが活性化されるのは、次式が成り立つ場合であ
る。
【0096】 |Vneg|<R×I0(Vi) …(4) (4)式でI0(Vi)は、ノードN22の電位V0が
接地電位に等しいときの抵抗に流れる電流値で電位Vi
に依存する電流値である。信号VNPONによって負電
位ポンプ回路186が活性化されると、負電位Vneg
はさらに負電位にされる。十分電位が低くなると(4)
式の関係が成り立たなくなり、負電位ポンプ回路186
は非活性化される。
接地電位に等しいときの抵抗に流れる電流値で電位Vi
に依存する電流値である。信号VNPONによって負電
位ポンプ回路186が活性化されると、負電位Vneg
はさらに負電位にされる。十分電位が低くなると(4)
式の関係が成り立たなくなり、負電位ポンプ回路186
は非活性化される。
【0097】図10は、図8における負電位ポンプ回路
186の構成を示す回路図である。図10を参照して、
負電位ポンプ回路186は、活性化信号VNPONによ
って活性化されクロック信号PREN、GATN、PM
PNを発生するクロック発生部220と、クロック信号
PREN、GATN、PMPNに応じて負電位の発生動
作を行なうポンプ部221とを含む。
186の構成を示す回路図である。図10を参照して、
負電位ポンプ回路186は、活性化信号VNPONによ
って活性化されクロック信号PREN、GATN、PM
PNを発生するクロック発生部220と、クロック信号
PREN、GATN、PMPNに応じて負電位の発生動
作を行なうポンプ部221とを含む。
【0098】クロック発生部220は、活性化信号VN
PONがHレベルのときに発振するリングオシレータ2
22と、リングオシレータ222の出力するクロック信
号VNPCLKを遅延する遅延回路228と、遅延回路
228の出力をさらに遅延する遅延回路229と、クロ
ック信号VNPCLKと遅延回路228の出力とを受け
るNOR回路248と、NOR回路248の出力を受け
て反転しクロック信号PRENを出力するインバータ2
50と、クロック信号VNPCLKと遅延回路229の
出力とを受けるNAND回路240と、NAND回路2
40の出力を受けてクロック信号GATNを出力する直
列に接続されたインバータ242、244と、遅延回路
228の出力を受けて反転しクロック信号PMPNを出
力する直列に接続されたインバータ230、232、2
34とを含む。
PONがHレベルのときに発振するリングオシレータ2
22と、リングオシレータ222の出力するクロック信
号VNPCLKを遅延する遅延回路228と、遅延回路
228の出力をさらに遅延する遅延回路229と、クロ
ック信号VNPCLKと遅延回路228の出力とを受け
るNOR回路248と、NOR回路248の出力を受け
て反転しクロック信号PRENを出力するインバータ2
50と、クロック信号VNPCLKと遅延回路229の
出力とを受けるNAND回路240と、NAND回路2
40の出力を受けてクロック信号GATNを出力する直
列に接続されたインバータ242、244と、遅延回路
228の出力を受けて反転しクロック信号PMPNを出
力する直列に接続されたインバータ230、232、2
34とを含む。
【0099】リングオシレータ222は、信号VNPO
Nを第1の入力に受けるNAND回路225と、NAN
D回路225の出力を受けて遅延させる遅延回路224
とを含む。遅延回路224の出力はNAND回路225
の第2の入力に与えられる。遅延回路は、たとえば、直
列に接続された偶数段のインバータで実現することがで
きる。
Nを第1の入力に受けるNAND回路225と、NAN
D回路225の出力を受けて遅延させる遅延回路224
とを含む。遅延回路224の出力はNAND回路225
の第2の入力に与えられる。遅延回路は、たとえば、直
列に接続された偶数段のインバータで実現することがで
きる。
【0100】ポンプ部221は、クロック信号PREN
を一方端に受け他方端がノードN31に接続されるキャ
パシタ252と、ノードN31から接地ノードに向かう
方向にダイオード接続されるPチャネルMOSトランジ
スタ254と、接地ノードからノードN31に向かう方
向に直列にダイオード接続されるPチャネルMOSトラ
ンジスタ258、256と、クロック信号GATNが一
方端に与えられ他方端がノードN32に接続されるキャ
パシタ246と、クロック信号PMPNが一方端に接続
され他方端がノードN33に接続されるキャパシタ23
6とを含む。
を一方端に受け他方端がノードN31に接続されるキャ
パシタ252と、ノードN31から接地ノードに向かう
方向にダイオード接続されるPチャネルMOSトランジ
スタ254と、接地ノードからノードN31に向かう方
向に直列にダイオード接続されるPチャネルMOSトラ
ンジスタ258、256と、クロック信号GATNが一
方端に与えられ他方端がノードN32に接続されるキャ
パシタ246と、クロック信号PMPNが一方端に接続
され他方端がノードN33に接続されるキャパシタ23
6とを含む。
【0101】ポンプ部40は、さらに、接地ノードとノ
ードN33との間に接続されゲートがノードN31に接
続されるPチャネルMOSトランジスタ260と、接地
ノードとノードN32との間に接続されゲートがノード
N31と接続されるPチャネルMOSトランジスタ26
2と、ノードN33とノードN34との間に接続されゲ
ートがノードN32に接続されるPチャネルMOSトラ
ンジスタ238とを含む。ノードN34は負電位Vne
gを他の回路に供給するための負電位電源線に接続され
る。
ードN33との間に接続されゲートがノードN31に接
続されるPチャネルMOSトランジスタ260と、接地
ノードとノードN32との間に接続されゲートがノード
N31と接続されるPチャネルMOSトランジスタ26
2と、ノードN33とノードN34との間に接続されゲ
ートがノードN32に接続されるPチャネルMOSトラ
ンジスタ238とを含む。ノードN34は負電位Vne
gを他の回路に供給するための負電位電源線に接続され
る。
【0102】図11は、実施の形態1における負電位を
発生する回路系の配置を示す図である。
発生する回路系の配置を示す図である。
【0103】図11を参照して、半導体記憶装置260
は、長方形の形状の基板を有している。半導体記憶装置
260は、各々が長方形の形状を有しているメモリアレ
イバンク262a、262b、262c、262dを含
んでおりこれらは2行2列の行列状に配置されている。
は、長方形の形状の基板を有している。半導体記憶装置
260は、各々が長方形の形状を有しているメモリアレ
イバンク262a、262b、262c、262dを含
んでおりこれらは2行2列の行列状に配置されている。
【0104】チップの対向する短辺の中点同士を結ぶ線
に沿って延在する領域であって、メモリアレイバンク2
62aとメモリアレイバンク262bとの間の領域およ
びメモリアレイバンク262cとメモリアレイバンク2
62dとの間の領域とを含む中央領域CRSには、負電
位レベル検出回路184と負電位ポンプ回路186a、
186bが配置される。
に沿って延在する領域であって、メモリアレイバンク2
62aとメモリアレイバンク262bとの間の領域およ
びメモリアレイバンク262cとメモリアレイバンク2
62dとの間の領域とを含む中央領域CRSには、負電
位レベル検出回路184と負電位ポンプ回路186a、
186bが配置される。
【0105】負電位を負電位ポンプ回路186a、18
6bから各メモリバンクに供給するための負電位電源線
は、部分264a〜264d、266、268、270
を有しているが、これらはそれぞれ図7における昇圧電
源線の部分164a〜164d、166、168、17
0に対応する配置を有しているので、説明は繰返さな
い。
6bから各メモリバンクに供給するための負電位電源線
は、部分264a〜264d、266、268、270
を有しているが、これらはそれぞれ図7における昇圧電
源線の部分164a〜164d、166、168、17
0に対応する配置を有しているので、説明は繰返さな
い。
【0106】したがって、実施の形態1の変形例では、
昇圧電位Vppの場合と同様に多バンク構成において全
バンクが1つの負電位Vnegを供給する幹線で相互に
接続されている場合に、各バンクから均等な距離になる
地点に負電位レベル検知回路を配置することで、負電位
Vnegのより正確な検知および制御が可能となる。
昇圧電位Vppの場合と同様に多バンク構成において全
バンクが1つの負電位Vnegを供給する幹線で相互に
接続されている場合に、各バンクから均等な距離になる
地点に負電位レベル検知回路を配置することで、負電位
Vnegのより正確な検知および制御が可能となる。
【0107】つまり、実施の形態1およびその変形例で
示したように、多バンク構成において全バンクが内部で
発生する電源電位を伝達するための1つの電源線で相互
に接続されている場合に、各バンクから均等な距離にな
る地点に内部で発生する電源電位の検知回路を配置する
ことで、内部で発生する電源電位のより正確な検知およ
び制御が可能となる。
示したように、多バンク構成において全バンクが内部で
発生する電源電位を伝達するための1つの電源線で相互
に接続されている場合に、各バンクから均等な距離にな
る地点に内部で発生する電源電位の検知回路を配置する
ことで、内部で発生する電源電位のより正確な検知およ
び制御が可能となる。
【0108】[実施の形態2]実施の形態1では、多バ
ンク構成かつVpp幹線が共有されている場合のVpp
レベル検知回路の配置について述べた。しかし、相互に
接続されていない複数のVpp幹線が存在する場合も考
えられる。
ンク構成かつVpp幹線が共有されている場合のVpp
レベル検知回路の配置について述べた。しかし、相互に
接続されていない複数のVpp幹線が存在する場合も考
えられる。
【0109】図12は、相互に接続されていない複数の
Vpp幹線が存在する場合のVpp幹線の配置を示す図
である。
Vpp幹線が存在する場合のVpp幹線の配置を示す図
である。
【0110】図12を参照して、半導体記憶装置360
は、長方形の形状の基板を有している。半導体記憶装置
360は、各々が長方形の形状を有しているメモリアレ
イバンク362a、362b、362c、362dを含
んでおりこれらは2行2列の行列状に配置されている。
は、長方形の形状の基板を有している。半導体記憶装置
360は、各々が長方形の形状を有しているメモリアレ
イバンク362a、362b、362c、362dを含
んでおりこれらは2行2列の行列状に配置されている。
【0111】チップの対向する短辺の中点同士を結ぶ線
に沿って延在する領域であって、メモリアレイバンク3
62aとメモリアレイバンク362bとの間の領域およ
びメモリアレイバンク362cとメモリアレイバンク3
62dとの間の領域とを含む中央領域CRSには、Vr
ef発生回路386とVppレベル検出回路388、3
84と昇圧ポンプ回路382、390が配置される。
に沿って延在する領域であって、メモリアレイバンク3
62aとメモリアレイバンク362bとの間の領域およ
びメモリアレイバンク362cとメモリアレイバンク3
62dとの間の領域とを含む中央領域CRSには、Vr
ef発生回路386とVppレベル検出回路388、3
84と昇圧ポンプ回路382、390が配置される。
【0112】メモリアレイバンク362a、362bに
対応して設けられるVpp幹線TRLAとメモリアレイ
バンク362c、362dに対応して設けられるVpp
幹線TRLBとは電位が独立に制御可能なように分離さ
れている。Vpp幹線TRLAとVpp幹線TRLBに
共通してVref発生回路386が設けられチップの中
央部に配置される。
対応して設けられるVpp幹線TRLAとメモリアレイ
バンク362c、362dに対応して設けられるVpp
幹線TRLBとは電位が独立に制御可能なように分離さ
れている。Vpp幹線TRLAとVpp幹線TRLBに
共通してVref発生回路386が設けられチップの中
央部に配置される。
【0113】このVpp幹線TRLAは、メモリアレイ
バンク362a、362bの中央領域CRSに接する辺
にそれぞれ沿う部分364a、364bを含んでいる。
Vpp幹線TRLAは、さらに部分364a、364b
の端点同士を接続する部分366、370と、部分36
4a、364bの中点同士を接続する部分368とを含
む。
バンク362a、362bの中央領域CRSに接する辺
にそれぞれ沿う部分364a、364bを含んでいる。
Vpp幹線TRLAは、さらに部分364a、364b
の端点同士を接続する部分366、370と、部分36
4a、364bの中点同士を接続する部分368とを含
む。
【0114】部分366の中点付近には昇圧ポンプ回路
382から電荷が供給される。部分368の中点付近の
電位Vpp1がVppレベル検知回路384によって観
測され結果に応じて昇圧ポンプ回路382が駆動され
る。部分368の中点付近の電位Vpp1を観測するこ
とは、Vpp幹線TRLAに接続される負荷回路である
メモリアレイバンク362a、362bから均等な位置
である点で実施の形態1の場合と同様に望ましい。
382から電荷が供給される。部分368の中点付近の
電位Vpp1がVppレベル検知回路384によって観
測され結果に応じて昇圧ポンプ回路382が駆動され
る。部分368の中点付近の電位Vpp1を観測するこ
とは、Vpp幹線TRLAに接続される負荷回路である
メモリアレイバンク362a、362bから均等な位置
である点で実施の形態1の場合と同様に望ましい。
【0115】Vpp幹線TRLBは、メモリアレイバン
ク362c、362dの中央領域CRSに接する辺にそ
れぞれ沿う部分364c、364dを含んでいる。Vp
p幹線TRLBは、さらに部分364c、364dの端
点同士を接続する部分372、376と、部分364
c、364dの中点同士を接続する部分374とを含
む。
ク362c、362dの中央領域CRSに接する辺にそ
れぞれ沿う部分364c、364dを含んでいる。Vp
p幹線TRLBは、さらに部分364c、364dの端
点同士を接続する部分372、376と、部分364
c、364dの中点同士を接続する部分374とを含
む。
【0116】部分376の中点付近には昇圧ポンプ回路
390から電荷が供給される。部分374の中点付近の
電位Vpp2がVppレベル検知回路388によって観
測され結果に応じて昇圧ポンプ回路390が駆動され
る。部分374の中点付近の電位Vpp2を観測するこ
とは、Vpp幹線TRLBに接続される負荷回路である
メモリアレイバンク362c、362dから均等な位置
である点で実施の形態1の場合と同様に望ましい。
390から電荷が供給される。部分374の中点付近の
電位Vpp2がVppレベル検知回路388によって観
測され結果に応じて昇圧ポンプ回路390が駆動され
る。部分374の中点付近の電位Vpp2を観測するこ
とは、Vpp幹線TRLBに接続される負荷回路である
メモリアレイバンク362c、362dから均等な位置
である点で実施の形態1の場合と同様に望ましい。
【0117】多バンク構成において互いに独立した複数
のVpp幹線が存在する場合には、実施の形態2で説明
したように、各Vpp幹線ごとに対応するバンクから均
等な距離にVppレベル検知回路をそれぞれ配置するこ
とで、昇圧電位Vppのより正確な検知および制御が可
能である。
のVpp幹線が存在する場合には、実施の形態2で説明
したように、各Vpp幹線ごとに対応するバンクから均
等な距離にVppレベル検知回路をそれぞれ配置するこ
とで、昇圧電位Vppのより正確な検知および制御が可
能である。
【0118】[実施の形態3]接続されていないVpp
幹線が複数存在する場合でも、Vpp検知回路を共有す
ることができる場合がある。
幹線が複数存在する場合でも、Vpp検知回路を共有す
ることができる場合がある。
【0119】図13は、Vpp検知回路を共有する場合
におけるVpp検知回路の配置を示す図である。
におけるVpp検知回路の配置を示す図である。
【0120】図13を参照して、半導体記憶装置410
には、互いに独立した2つのVpp幹線TRLC、TR
LDがある。しかし、4つのメモリアレイバンク412
a〜412dが各々2つに分割配置され、Vpp幹線T
RLCにはそれぞれ各バンクに対応する分割されたサブ
バンク412a#1〜412d#1が接続され、Vpp
幹線TRLDにはそれぞれ各バンクに対応する分割され
たサブバンク412a#2〜412d#2が接続されて
いる。
には、互いに独立した2つのVpp幹線TRLC、TR
LDがある。しかし、4つのメモリアレイバンク412
a〜412dが各々2つに分割配置され、Vpp幹線T
RLCにはそれぞれ各バンクに対応する分割されたサブ
バンク412a#1〜412d#1が接続され、Vpp
幹線TRLDにはそれぞれ各バンクに対応する分割され
たサブバンク412a#2〜412d#2が接続されて
いる。
【0121】たとえば、データ端子とメモリアレイバン
クとのデータ授受の高速化のため、データ入出力端子の
DQ0〜DQ7に近い部分にサブバンク412a#1〜
412d#1を配置し、データ入出力端子のDQ8〜D
Q15に近い部分にサブバンク412a#2〜412d
#2を配置するような場合が考えられる。
クとのデータ授受の高速化のため、データ入出力端子の
DQ0〜DQ7に近い部分にサブバンク412a#1〜
412d#1を配置し、データ入出力端子のDQ8〜D
Q15に近い部分にサブバンク412a#2〜412d
#2を配置するような場合が考えられる。
【0122】分割されたサブバンクは、同時に活性化さ
れる。すなわち、メモリアレイバンク412aが活性化
されるということはサブバンク412a#1、412#
2が同時に活性化されるということであるので、Vpp
幹線TRLC、TRLDの電位の変動はほぼ等しいと考
えられる。具体的には、図1におけるコントロール回路
&モードレジスタ8によって、分割されたサブバンクが
同時に活性化するように制御される。したがって、電位
制御のためには、Vpp幹線TRLC、TRLDのうち
一方の電位を観測しておけば十分である。
れる。すなわち、メモリアレイバンク412aが活性化
されるということはサブバンク412a#1、412#
2が同時に活性化されるということであるので、Vpp
幹線TRLC、TRLDの電位の変動はほぼ等しいと考
えられる。具体的には、図1におけるコントロール回路
&モードレジスタ8によって、分割されたサブバンクが
同時に活性化するように制御される。したがって、電位
制御のためには、Vpp幹線TRLC、TRLDのうち
一方の電位を観測しておけば十分である。
【0123】そこで、Vpp幹線TRLCにのみVpp
検知回路434を設けている。この場合にも、負荷回路
から均等な配置となるように、Vpp幹線TRLCには
部分418が設けられる。そして、部分418の中点付
近の電位Vpp1がVpp検知回路434により観測さ
れる。
検知回路434を設けている。この場合にも、負荷回路
から均等な配置となるように、Vpp幹線TRLCには
部分418が設けられる。そして、部分418の中点付
近の電位Vpp1がVpp検知回路434により観測さ
れる。
【0124】Vpp幹線TRLDにはVpp検知回路を
設けないが、電位変動をVpp幹線TRLCと等しくす
るために、部分418に対応する部分424を設けてい
る。このように、Vpp幹線の形状を等しい形状とする
ことで、電位変動がVpp幹線TRLCと等しくなると
同時に幹線を強化することにもなる。
設けないが、電位変動をVpp幹線TRLCと等しくす
るために、部分418に対応する部分424を設けてい
る。このように、Vpp幹線の形状を等しい形状とする
ことで、電位変動がVpp幹線TRLCと等しくなると
同時に幹線を強化することにもなる。
【0125】Vpp検知回路によって検出された結果に
基づいて、昇圧ポンプ回路432、440は制御され
る。このように制御すれば、Vpp幹線TRLDの電位
Vpp2も電位Vpp1と同様に安定させることができ
る。
基づいて、昇圧ポンプ回路432、440は制御され
る。このように制御すれば、Vpp幹線TRLDの電位
Vpp2も電位Vpp1と同様に安定させることができ
る。
【0126】また、図13では、4バンクがそれぞれ2
つのサブバンクに分割され、1つのサブバンクが1つの
メモリブロックとして配置されている。そして、Vpp
幹線一本が2行2列のメモリブロックに対応して設けら
れる場合を示した。1つのバンクがさらに多くのサブバ
ンクに分割される場合にも、各バンクのサブバンクを均
等に含むようにVpp幹線を複数設ければ、そのうち一
本のVpp幹線の電位をレベル検知回路でモニタするこ
とによって全体の制御をすることができる。
つのサブバンクに分割され、1つのサブバンクが1つの
メモリブロックとして配置されている。そして、Vpp
幹線一本が2行2列のメモリブロックに対応して設けら
れる場合を示した。1つのバンクがさらに多くのサブバ
ンクに分割される場合にも、各バンクのサブバンクを均
等に含むようにVpp幹線を複数設ければ、そのうち一
本のVpp幹線の電位をレベル検知回路でモニタするこ
とによって全体の制御をすることができる。
【0127】以上説明したように、多バンク構成におい
て、互いに独立した複数のVpp幹線が存在し、かつ、
それらのVpp幹線の負荷が均等に電流を消費する場合
には、代表として1つのVpp幹線にVpp検知回路を
設ければ良い。Vpp検知回路によって電位を観測する
点をそのVpp幹線において消費電流をもっとも均等に
モニタできる場所にすることで、チップ全体として昇圧
電位Vppのより正確な検知制御が可能であるととも
に、Vpp検知回路の数を減らせるので、チップ面積の
増加を抑えることができる。
て、互いに独立した複数のVpp幹線が存在し、かつ、
それらのVpp幹線の負荷が均等に電流を消費する場合
には、代表として1つのVpp幹線にVpp検知回路を
設ければ良い。Vpp検知回路によって電位を観測する
点をそのVpp幹線において消費電流をもっとも均等に
モニタできる場所にすることで、チップ全体として昇圧
電位Vppのより正確な検知制御が可能であるととも
に、Vpp検知回路の数を減らせるので、チップ面積の
増加を抑えることができる。
【0128】[実施の形態4]実施の形態1〜実施の形
態3では、Vppレベル検知回路の配置について述べた
が、昇圧電位Vppの電位安定化のためには、昇圧ポン
プ回路の配置も重要である。
態3では、Vppレベル検知回路の配置について述べた
が、昇圧電位Vppの電位安定化のためには、昇圧ポン
プ回路の配置も重要である。
【0129】図14は、実施の形態4で用いられる昇圧
ポンプ部500の構成を示す回路図である。
ポンプ部500の構成を示す回路図である。
【0130】図14を参照して、ポンプ部500は、キ
ャパシタ142、144、146をPMOS容量50
2、504、506で実現している点が図6に示した実
施の形態1において用いられるポンプ部40と異なる。
PMOS容量とは、PチャネルMOSトランジスタのゲ
ート酸化膜を用いて容量を形成したキャパシタをいう。
他の部分は図6に示したポンプ部40と同様な構成を有
するため説明は繰返さない。
ャパシタ142、144、146をPMOS容量50
2、504、506で実現している点が図6に示した実
施の形態1において用いられるポンプ部40と異なる。
PMOS容量とは、PチャネルMOSトランジスタのゲ
ート酸化膜を用いて容量を形成したキャパシタをいう。
他の部分は図6に示したポンプ部40と同様な構成を有
するため説明は繰返さない。
【0131】PMOS容量502、504、506でそ
れぞれのソースとドレインとウエルとが電気的に接続さ
れ、電位は同じになっている。図中のPMOS容量50
6を例に取り、各ノードの電位関係を説明する。
れぞれのソースとドレインとウエルとが電気的に接続さ
れ、電位は同じになっている。図中のPMOS容量50
6を例に取り、各ノードの電位関係を説明する。
【0132】まず、プリチャージ時には、ノードN13
の電位は外部電源電位ext.Vddにされ、クロック
信号PMPのレベルは接地電位にされる。PMOS容量
506には、蓄積モード(accumulation mod e)で電荷
が蓄えられている。
の電位は外部電源電位ext.Vddにされ、クロック
信号PMPのレベルは接地電位にされる。PMOS容量
506には、蓄積モード(accumulation mod e)で電荷
が蓄えられている。
【0133】ポンプ動作が始まると、ノードN13は外
部電源電位ext.Vddから切り離されるとともにク
ロック信号PMPのレベルは外部電源電位ext.Vd
dになる。応じてノードN13の電位は2×ext.V
ddとなる。NチャネルMOSトランジスタ156が非
導通状態になっていてもNチャネルMOSトランジスタ
156のウエル部分からノードN14に対してノードN
13に蓄積されている電荷が送り出され始める。
部電源電位ext.Vddから切り離されるとともにク
ロック信号PMPのレベルは外部電源電位ext.Vd
dになる。応じてノードN13の電位は2×ext.V
ddとなる。NチャネルMOSトランジスタ156が非
導通状態になっていてもNチャネルMOSトランジスタ
156のウエル部分からノードN14に対してノードN
13に蓄積されている電荷が送り出され始める。
【0134】その後、NチャネルMOSトランジスタ1
56が導通状態となることで、十分に電荷がノードN1
4に供給される。この時1回あたりの電荷の供給量Qc
pは、(2×ext.Vdd−Vpp)×Cpである。
但し、CpはPMOS容量506の容量値である。
56が導通状態となることで、十分に電荷がノードN1
4に供給される。この時1回あたりの電荷の供給量Qc
pは、(2×ext.Vdd−Vpp)×Cpである。
但し、CpはPMOS容量506の容量値である。
【0135】負荷回路において電流消費が発生したとき
には、供給量Qcpの電荷がスムーズにVpp幹線に供
給されるべきである。したがってポンプ部500は、メ
モリアレイ近くに配置され、かつ、その配置は複数のメ
モリアレイに対して均等な位置であることが望ましい。
には、供給量Qcpの電荷がスムーズにVpp幹線に供
給されるべきである。したがってポンプ部500は、メ
モリアレイ近くに配置され、かつ、その配置は複数のメ
モリアレイに対して均等な位置であることが望ましい。
【0136】そこで、メモリアレイ近くの配線領域、特
にデータバス領域の下に埋め込むような配置にする。
にデータバス領域の下に埋め込むような配置にする。
【0137】図15は、ポンプ部の配置を示す平面図で
ある。図15を参照して、メモリアレイ524に接して
プリアンプ帯522が設けられ、プリアンプ帯522か
らみてメモリアレイ524と反対側には、データ線や信
号線が並んで配置される配線領域がある。ただし、この
ような配置に限定して実施の形態5の発明の適用をする
わけではない。このような配置は、ある程度配線領域の
下の部分に素子が形成されない空き地が発生しやすい典
型例である。
ある。図15を参照して、メモリアレイ524に接して
プリアンプ帯522が設けられ、プリアンプ帯522か
らみてメモリアレイ524と反対側には、データ線や信
号線が並んで配置される配線領域がある。ただし、この
ような配置に限定して実施の形態5の発明の適用をする
わけではない。このような配置は、ある程度配線領域の
下の部分に素子が形成されない空き地が発生しやすい典
型例である。
【0138】図示しないが、メモリアレイ524上のロ
ーカルデータ線からデータがプリアンプ帯522に入
る。プリアンプ帯522からは増幅されたデータが配線
領域525に配置されているグローバルデータ線に対し
て出力される。これらの配線532の一部にはこのグロ
ーバルデータ線が含まれている。
ーカルデータ線からデータがプリアンプ帯522に入
る。プリアンプ帯522からは増幅されたデータが配線
領域525に配置されているグローバルデータ線に対し
て出力される。これらの配線532の一部にはこのグロ
ーバルデータ線が含まれている。
【0139】これら配線532の下にはポンプ部が配置
される。第2金属配線層で形成された配線532の下部
には第1金属配線層で形成される接地電位に固定された
シールド526が形成されている。
される。第2金属配線層で形成された配線532の下部
には第1金属配線層で形成される接地電位に固定された
シールド526が形成されている。
【0140】そしてシールド526の下にはポンプ部の
キャパシタが配置される。信号PMPが与えられる配線
828が、ポンプ部やキャパシタを形成するための第2
ポリシリコン層530と接続されている。シールド52
6を接地電位に落とすため、接地電源線534が配線5
32に沿って設けられている。
キャパシタが配置される。信号PMPが与えられる配線
828が、ポンプ部やキャパシタを形成するための第2
ポリシリコン層530と接続されている。シールド52
6を接地電位に落とすため、接地電源線534が配線5
32に沿って設けられている。
【0141】図16は、図15のX−Xにおける断面を
説明するための断面図である。図15、図16を参照し
て、シリコンのP基板540の主表面にはNウエル54
2が形成され、その上に浅いトレンチにより素子分離帯
544、546、548が形成される。素子分離帯54
4、546の間にはPMOS容量が形成されている。こ
のPMOS容量は、p型不純物領域550、552を第
1の電極として含み、第1ポリシリコン層520を第2
の電極として含む。分離帯546、548の間にはn型
不純物領域554が形成されている。上方から見るとP
MOS容量を横切るように第2ポリシリコン層530が
形成される。第2ポリシリコン層530はコンタクト窓
部556によってp型不純物領域550、552、n型
不純物領域554と電気的に接続される。
説明するための断面図である。図15、図16を参照し
て、シリコンのP基板540の主表面にはNウエル54
2が形成され、その上に浅いトレンチにより素子分離帯
544、546、548が形成される。素子分離帯54
4、546の間にはPMOS容量が形成されている。こ
のPMOS容量は、p型不純物領域550、552を第
1の電極として含み、第1ポリシリコン層520を第2
の電極として含む。分離帯546、548の間にはn型
不純物領域554が形成されている。上方から見るとP
MOS容量を横切るように第2ポリシリコン層530が
形成される。第2ポリシリコン層530はコンタクト窓
部556によってp型不純物領域550、552、n型
不純物領域554と電気的に接続される。
【0142】第2ポリシリコン層530の上には、第1
金属配線層528で信号PMPを伝達する配線が形成さ
れ、PMOSを覆うように第1金属配線層526でシー
ルドが形成される。第1金属配線層528と第2ポリシ
リコン層530はコンタクト窓部558によって電気的
に接続される。
金属配線層528で信号PMPを伝達する配線が形成さ
れ、PMOSを覆うように第1金属配線層526でシー
ルドが形成される。第1金属配線層528と第2ポリシ
リコン層530はコンタクト窓部558によって電気的
に接続される。
【0143】シールド526の上にデータ線や制御信号
線等を含む配線532が第2金属配線層で形成される。
接地電位が与えられている第2金属配線層534がその
横に設けらる。第2金属配線層534と第1金属配線層
526とはコンタクト窓部560によって電気的に接続
される。第1、第2金属配線層は、好ましくはアルミニ
ウムで形成されるが、他の金属でも構わない。
線等を含む配線532が第2金属配線層で形成される。
接地電位が与えられている第2金属配線層534がその
横に設けらる。第2金属配線層534と第1金属配線層
526とはコンタクト窓部560によって電気的に接続
される。第1、第2金属配線層は、好ましくはアルミニ
ウムで形成されるが、他の金属でも構わない。
【0144】図14におけるPMOS容量506のノー
ドの一方には、信号PMPが与えられる。信号PMP
は、配線528によってポンプ部500が配置される配
線領域の近くまで伝達される。配線領域近くで配線52
8は第2ポリシリコン層530に接続されている。第2
ポリシリコン層530は、他の配線材料でも良く、たと
えばタングステンなどの金属層でも良い。
ドの一方には、信号PMPが与えられる。信号PMP
は、配線528によってポンプ部500が配置される配
線領域の近くまで伝達される。配線領域近くで配線52
8は第2ポリシリコン層530に接続されている。第2
ポリシリコン層530は、他の配線材料でも良く、たと
えばタングステンなどの金属層でも良い。
【0145】図示しないが、PMOS容量506のもう
一方のノードN13も同様に第2ポリシリコン層に接続
された後、さらに、その下層である第1ポリシリコン層
520に接続される。
一方のノードN13も同様に第2ポリシリコン層に接続
された後、さらに、その下層である第1ポリシリコン層
520に接続される。
【0146】このようにして、ポンプ部のPMOS容量
506の両極のノードにはすべて第1金属配線層よりも
下層の配線層が使用される。さらに、配線領域において
第1金属配線層で形成され接地電位に固定したシールド
526を設ける。すると、データ線や制御信号線等の配
線532は、PMOS容量506の両極のノードからシ
ールドされる。つまり、Vppポンプ回路が活性化し
て、第2ポリシリコン層530等外部電源電位ext.
Vddと接地電位との間で周期的に変化してもデータ線
や制御信号線等の配線532にはノイズがのることはな
い。
506の両極のノードにはすべて第1金属配線層よりも
下層の配線層が使用される。さらに、配線領域において
第1金属配線層で形成され接地電位に固定したシールド
526を設ける。すると、データ線や制御信号線等の配
線532は、PMOS容量506の両極のノードからシ
ールドされる。つまり、Vppポンプ回路が活性化し
て、第2ポリシリコン層530等外部電源電位ext.
Vddと接地電位との間で周期的に変化してもデータ線
や制御信号線等の配線532にはノイズがのることはな
い。
【0147】以上説明したように、実施の形態5に示し
た配置をとることで、Vppポンプ回路の配置の自由度
が増し、電流を消費する負荷回路すなわちメモリアレイ
等の近くにも配置が可能となる。また、データ線や制御
信号線をVppポンプ回路のキャパシタのノードからシ
ールドすることでポンプ動作によるノイズがデータ線や
制御信号線に載りにくくなる。
た配置をとることで、Vppポンプ回路の配置の自由度
が増し、電流を消費する負荷回路すなわちメモリアレイ
等の近くにも配置が可能となる。また、データ線や制御
信号線をVppポンプ回路のキャパシタのノードからシ
ールドすることでポンプ動作によるノイズがデータ線や
制御信号線に載りにくくなる。
【0148】[実施の形態5]実施の形態4では、Vp
pポンプ回路をデータ線や制御信号線の下に配置する例
を説明した。Vppポンプ回路とデータ線や制御信号線
とは、シールド層によりノイズ対策をすることが望まし
いが、両者の間に全面にわたってシールド層を設けるこ
とができない場合がある。
pポンプ回路をデータ線や制御信号線の下に配置する例
を説明した。Vppポンプ回路とデータ線や制御信号線
とは、シールド層によりノイズ対策をすることが望まし
いが、両者の間に全面にわたってシールド層を設けるこ
とができない場合がある。
【0149】シールドされない部分の占める割合が十分
小さければ問題ではないが、特に相補データ線方式を用
いた場合には注意が必要である。相補データ線方式と
は、伝達したいデータ自身を与えるデータ線とその反転
値を与えるデータ線との2本を用いてデータの読出や書
込をする方式をいい、小振幅でデータが伝達できノイズ
に強いという利点がある。
小さければ問題ではないが、特に相補データ線方式を用
いた場合には注意が必要である。相補データ線方式と
は、伝達したいデータ自身を与えるデータ線とその反転
値を与えるデータ線との2本を用いてデータの読出や書
込をする方式をいい、小振幅でデータが伝達できノイズ
に強いという利点がある。
【0150】相補なデータ線の一方のみにVppポンプ
回路からのノイズがのってしまうと、相補データ線間の
電位差が変動し、相補データ線の電位差を検知し増幅す
る次段の差動アンプ回路等が誤動作を引き起こす恐れが
ある。
回路からのノイズがのってしまうと、相補データ線間の
電位差が変動し、相補データ線の電位差を検知し増幅す
る次段の差動アンプ回路等が誤動作を引き起こす恐れが
ある。
【0151】図17は、好ましいシールド形状を説明す
るための図である。図17を参照して、データD0、/
D0、D1、/D1をそれぞれ伝達するためのデータ線
602、604、606、608が平行に配置されその
下にはシールド610が設けられている。しかし、デー
タD1、/D1を近辺のメモリアレイに接続するため、
データ線606、608はコンタクト窓部614、61
8によってそれぞれ引き出し配線612、616と接続
されている。
るための図である。図17を参照して、データD0、/
D0、D1、/D1をそれぞれ伝達するためのデータ線
602、604、606、608が平行に配置されその
下にはシールド610が設けられている。しかし、デー
タD1、/D1を近辺のメモリアレイに接続するため、
データ線606、608はコンタクト窓部614、61
8によってそれぞれ引き出し配線612、616と接続
されている。
【0152】メモリアレイの構造によっては、この引き
出し配線612、616をシールド610と同じ配線層
で形成する必要がある場合がある。このような場合は、
やむをえないのでシールドの一部に欠損部を設けて引き
出し配線を形成することになる。
出し配線612、616をシールド610と同じ配線層
で形成する必要がある場合がある。このような場合は、
やむをえないのでシールドの一部に欠損部を設けて引き
出し配線を形成することになる。
【0153】この時には、シールドの欠損部は相補デー
タ線を対にして露出するように設けることが望ましい。
そのようにすれば、シールドが外れたことによるVpp
ポンプ回路からの局所的なノイズが相補データ線対に共
通してのるため、相補データ線対間の電位差は保たれる
ので、ノイズによる影響をすくなくすることができる。
したがって、シールド610には、引き出し線616を
設けるため、露出するデータ線/D1と同程度の面積の
データ線D1をも露出するような欠損部が設けられる。
タ線を対にして露出するように設けることが望ましい。
そのようにすれば、シールドが外れたことによるVpp
ポンプ回路からの局所的なノイズが相補データ線対に共
通してのるため、相補データ線対間の電位差は保たれる
ので、ノイズによる影響をすくなくすることができる。
したがって、シールド610には、引き出し線616を
設けるため、露出するデータ線/D1と同程度の面積の
データ線D1をも露出するような欠損部が設けられる。
【0154】図18は、シールド層をはずす場合の悪い
例を示す図である。図18を参照して、データD1、/
D1をそれぞれ伝達するためのデータ線704,706
を挟むようにそれらと平行してデータD0、/D0をそ
れぞれ伝達するためのデータ線702,708が配置さ
れている。引き出し線712、718はコンタクト窓部
714、718によってそれぞれデータ線704,70
6と接続されている。
例を示す図である。図18を参照して、データD1、/
D1をそれぞれ伝達するためのデータ線704,706
を挟むようにそれらと平行してデータD0、/D0をそ
れぞれ伝達するためのデータ線702,708が配置さ
れている。引き出し線712、718はコンタクト窓部
714、718によってそれぞれデータ線704,70
6と接続されている。
【0155】シールド層710は、引き出し線712、
716を設けるために欠損部が設けられている。この場
合にはデータ線708にはシールド層710に覆われて
いない露出部があるが、データ線702には露出部がな
い。したがって、Vppポンプ回路からのノイズがデー
タ/D0に多くのりやすく、データD0にはあまりのら
ない状況が生ずる。
716を設けるために欠損部が設けられている。この場
合にはデータ線708にはシールド層710に覆われて
いない露出部があるが、データ線702には露出部がな
い。したがって、Vppポンプ回路からのノイズがデー
タ/D0に多くのりやすく、データD0にはあまりのら
ない状況が生ずる。
【0156】図19は、図18に示した悪い例を改善し
た例である。図19を参照して、シールド層720はそ
の欠損部がデータ線702に係っている点が図18に示
したシールド層710と異なる。
た例である。図19を参照して、シールド層720はそ
の欠損部がデータ線702に係っている点が図18に示
したシールド層710と異なる。
【0157】このようにすれば、Vppポンプ回路から
のノイズがデータ/D0、データD0に共通してのるた
め、電位差を検知する次段の差動アンプは誤動作する可
能性が低くなる。
のノイズがデータ/D0、データD0に共通してのるた
め、電位差を検知する次段の差動アンプは誤動作する可
能性が低くなる。
【0158】以上説明したように、実施の形態5では、
Vppポンプ回路で発生するノイズをデータ配線から分
離するため、シールド層を設けた場合であって、データ
線にかかるシールド層をやむをえず一部はずす必要があ
る場合には、そのデータ線と相補なデータ線も対にして
シールドをはずすことにより、ノイズの影響を少なく抑
えることができる。
Vppポンプ回路で発生するノイズをデータ配線から分
離するため、シールド層を設けた場合であって、データ
線にかかるシールド層をやむをえず一部はずす必要があ
る場合には、そのデータ線と相補なデータ線も対にして
シールドをはずすことにより、ノイズの影響を少なく抑
えることができる。
【0159】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0160】
【発明の効果】請求項1、2に記載の半導体記憶装置
は、多バンク構成の半導体記憶装置にように複数のメモ
リブロックの活性化がそれぞれ異なるタイミングでされ
るような場合に、内部発生電位のより正確な検知および
制御が可能となる。
は、多バンク構成の半導体記憶装置にように複数のメモ
リブロックの活性化がそれぞれ異なるタイミングでされ
るような場合に、内部発生電位のより正確な検知および
制御が可能となる。
【0161】請求項3、4に記載の半導体記憶装置は、
請求項2に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え、
2行2列に配置されるメモリブロックを含む構成におい
て内部発生電位のより正確な検知および制御が可能とな
る。
請求項2に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え、
2行2列に配置されるメモリブロックを含む構成におい
て内部発生電位のより正確な検知および制御が可能とな
る。
【0162】請求項5に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え、内部
発生電位がワード線を活性化する昇圧電位である場合に
おいて昇圧電位のより正確な検知および制御が可能とな
る。
項2に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え、内部
発生電位がワード線を活性化する昇圧電位である場合に
おいて昇圧電位のより正確な検知および制御が可能とな
る。
【0163】請求項6に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え、内部
発生電位がワード線を非活性化する負電位である場合に
おいて負電位のより正確な検知および制御が可能とな
る。
項2に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え、内部
発生電位がワード線を非活性化する負電位である場合に
おいて負電位のより正確な検知および制御が可能とな
る。
【0164】請求項7、8に記載の半導体記憶装置は、
昇圧電位Vpp等を幹線に供給する電位駆動回路の配置
の自由度が増し、電流を消費する負荷回路すなわちメモ
リアレイ等の近くにも配置が可能となる。また、データ
線や制御信号線を電位駆動回路が含むキャパシタのノー
ドからシールドすることでポンプ動作によるノイズがデ
ータ線や制御信号線に載りにくくなる。
昇圧電位Vpp等を幹線に供給する電位駆動回路の配置
の自由度が増し、電流を消費する負荷回路すなわちメモ
リアレイ等の近くにも配置が可能となる。また、データ
線や制御信号線を電位駆動回路が含むキャパシタのノー
ドからシールドすることでポンプ動作によるノイズがデ
ータ線や制御信号線に載りにくくなる。
【0165】請求項9に記載の半導体記憶装置は、請求
項7に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え、デー
タ線にかかるシールド層をやむをえず一部はずす必要が
ある場合には、そのデータ線と相補なデータ線も対にし
てシールドをはずすことにより、ノイズの影響を少なく
抑えることができる。
項7に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え、デー
タ線にかかるシールド層をやむをえず一部はずす必要が
ある場合には、そのデータ線と相補なデータ線も対にし
てシールドをはずすことにより、ノイズの影響を少なく
抑えることができる。
【0166】請求項10に記載の半導体記憶装置は、請
求項7に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え、電
位駆動回路がワード線を活性化する昇圧電位を発生する
場合に、ノイズの影響を抑えつつ回路配置の自由度が増
すので電位駆動回路を負荷回路に近い最適な位置に配置
することができる。
求項7に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え、電
位駆動回路がワード線を活性化する昇圧電位を発生する
場合に、ノイズの影響を抑えつつ回路配置の自由度が増
すので電位駆動回路を負荷回路に近い最適な位置に配置
することができる。
【0167】請求項11に記載の半導体記憶装置は、請
求項7に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え、電
位駆動回路がワード線を非活性化する負電位を発生する
場合に、ノイズの影響を抑えつつ回路配置の自由度が増
すので電位駆動回路を負荷回路に近い最適な位置に配置
することができる。
求項7に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え、電
位駆動回路がワード線を非活性化する負電位を発生する
場合に、ノイズの影響を抑えつつ回路配置の自由度が増
すので電位駆動回路を負荷回路に近い最適な位置に配置
することができる。
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体記憶装置1の
構成を示す概略ブロック図である。
構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 図1に示した昇圧電位発生回路24の構成を
示す概略ブロック図である。
示す概略ブロック図である。
【図3】 図2におけるVref発生回路34の構成を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図4】 図2におけるVppレベル検知回路32の詳
細な構成を示す回路図である。
細な構成を示す回路図である。
【図5】 図2におけるクロック発生部38の構成を示
す回路図である。
す回路図である。
【図6】 図2に示したポンプ部40の構成を示す回路
図である。
図である。
【図7】 実施の形態1における昇圧電位を発生する回
路系の配置を示す図である。
路系の配置を示す図である。
【図8】 負電位発生回路182の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図9】 図8における負電位レベル検知回路184の
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
【図10】 図8における負電位ポンプ回路186の構
成を示す回路図である。
成を示す回路図である。
【図11】 実施の形態1における負電位を発生する回
路系の配置を示す図である。
路系の配置を示す図である。
【図12】 相互に接続されていない複数のVpp幹線
が存在する場合のVpp幹線の配置を示す図である。
が存在する場合のVpp幹線の配置を示す図である。
【図13】 Vpp検知回路を共有する場合におけるV
pp検知回路の配置を示す図である。
pp検知回路の配置を示す図である。
【図14】 実施の形態4で用いられる昇圧ポンプ部5
00の構成を示す回路図である。
00の構成を示す回路図である。
【図15】 ポンプ部の配置を示す平面図である。
【図16】 図15のX−Xにおける断面を説明するた
めの断面図である。
めの断面図である。
【図17】 好ましいシールド形状を説明するための図
である。
である。
【図18】 シールド層をはずす場合の悪い例である。
【図19】 図18に示した悪い例を改善した例であ
る。
る。
【図20】 従来における昇圧電位発生系回路および昇
圧電源線の代表的な配置例を示す図である。
圧電源線の代表的な配置例を示す図である。
【図21】 従来の電源回路のレイアウト例を示す図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 半導体記憶装置、8 コントロール回路&モードレ
ジスタ、10#0〜10#3 行デコーダ&ワードドラ
イバ、12#0〜12#3 列デコーダ、14#0〜1
4#3,162a〜162d,262a〜262d メ
モリアレイバンク、16#0〜16#3,416a#1
〜416d#1,416a#2〜416d#2 センス
アンプ、18#0〜18#3 プリアンプ&ライトドラ
イバ、24 昇圧電位発生回路、32,384,434
Vppレベル検知回路、34,386,436 Vr
ef発生回路、36,36a,36b,382,39
0,432,440 昇圧ポンプ回路、38 クロック
発生部、40 ポンプ部、182 負電位発生回路、1
84 負電位レベル検知回路、186,186a,18
6b 負電位ポンプ回路、TRLA,TRLB,TRL
C,TRLD Vpp幹線。
ジスタ、10#0〜10#3 行デコーダ&ワードドラ
イバ、12#0〜12#3 列デコーダ、14#0〜1
4#3,162a〜162d,262a〜262d メ
モリアレイバンク、16#0〜16#3,416a#1
〜416d#1,416a#2〜416d#2 センス
アンプ、18#0〜18#3 プリアンプ&ライトドラ
イバ、24 昇圧電位発生回路、32,384,434
Vppレベル検知回路、34,386,436 Vr
ef発生回路、36,36a,36b,382,39
0,432,440 昇圧ポンプ回路、38 クロック
発生部、40 ポンプ部、182 負電位発生回路、1
84 負電位レベル検知回路、186,186a,18
6b 負電位ポンプ回路、TRLA,TRLB,TRL
C,TRLD Vpp幹線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/10 681E
Claims (11)
- 【請求項1】 中央領域を挟んで対向する位置に配置さ
れ、第1の方向に沿って並ぶ第1、第2のメモリブロッ
クと、 前記第1、第2のメモリブロックに共通して設けられ、
内部電源電位を伝達するための幹線とを備え、 前記幹線は、 前記第1のメモリブロックに対応して設けられ、前記中
央領域の前記第1のメモリブロック側に前記第1の方向
と直交する第2の方向に沿って配置される第1の部分
と、 前記第2のメモリブロックに対応して設けられ、前記中
央領域の前記第2のメモリブロック側に前記第2の方向
に沿って配置される第2の部分と、 前記第1の部分の実質的な中点と前記第2の部分の実質
的な中点とを結び、前記第1の方向に沿って配置される
第3の部分とを含み、 前記内部電源電位を発生し前記幹線に供給する内部電源
電位発生回路をさらに備え、 前記内部電源発生回路は、 参照電位を発生する参照電位発生回路と、 前記中央領域に配置され、前記第3の部分の電位を観測
し前記参照電位と比較し電位検知を行う検知回路と、 前記検知回路の出力に応じて前記幹線の電位を駆動する
電位駆動回路とを含む、半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記検知回路は、前記第1の部分の電位
と前記第2の部分の電位とが等しくなるように、前記第
3の部分の実質的な中点の電位を観測する、請求項1に
記載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記第1のメモリブロックと前記第2の
方向に並んで配置される第3のメモリブロックと、 前記第2のメモリブロックと前記第2の方向に並んで配
置される第4のメモリブロックとをさらに備え、 前記幹線の前記第1の部分は、前記第1、第3のメモリ
ブロックに共通して設けられ、 前記幹線の前記第2の部分は、前記第2、第4のメモリ
ブロックに共通して設けられる、請求項2に記載の半導
体記憶装置。 - 【請求項4】 前記幹線は、 前記第1の部分の一端と前記第2の部分の一端とを結ぶ
第4の部分と、 前記第1の部分の他端と前記第2の部分の他端とを結ぶ
第5の部分とをさらに有する、請求項3に記載の半導体
記憶装置。 - 【請求項5】 前記メモリブロックは、ワード線を駆動
する駆動回路を含み、 前記内部電源電位は、前記ワード線の活性化レベルに対
応した昇圧電位であり、 前記内部電源発生回路は、前記駆動回路に前記昇圧電位
を供給する、請求項2に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項6】 前記メモリブロックは、ワード線を駆動
する駆動回路を含み、 前記内部電源電位は、前記ワード線の非活性化レベルに
対応した負電位であり、 前記内部電源発生回路は、前記駆動回路に前記負電位を
供給する、請求項2に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項7】 半導体基板状に設けられる半導体記憶装
置であって、 メモリブロックと、 前記メモリブロックとデータを授受するための配線群
と、 前記メモリブロックに内部電源電位を供給する内部電源
発生回路とを備え、 前記内部電源発生回路は、 参照電位を発生する参照電位発生回路と、 前記内部電源電位を観測し前記参照電位と比較し電位検
知を行う検知回路と、 前記検知回路の出力に応じて前記幹線の電位を駆動する
電位駆動回路とを含み、 前記電位駆動回路は、 前記配線群が設けられる配線領域に少なくとも一部が形
成されるキャパシタを含み 前記キャパシタと前記配線群との間に設けられ固定電位
が与えられるシールド層をさらに備える、半導体記憶装
置。 - 【請求項8】 前記キャパシタは、 前記半導体基板上に設けられる第1導電型のウエル領域
と、 前記ウエル領域の一部を覆うように前記半導体基板の主
表面に設けられた酸化膜と、 前記酸化膜を覆うように設けられる電極と、 前記電極の下部領域に接するように前記ウエル領域に設
けられる第2導電型の不純物領域を有し、 前記ウエル領域と前記第2導電型の不純物領域とは電気
的に接続され、 前記シールド層は、前記キャパシタを覆うように導電性
の第1の配線層で形成され、 前記配線群は、前記第1の配線層の上部に第2の配線層
で形成される、請求項7に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項9】 前記配線群は、一対の相補なデータを伝
達するための第1のデータ線と第2のデータ線とを含
み、 前記シールド層には、前記第1のデータ線が受けるノイ
ズと前記第2のデータ線が受けるノイズとが等しくなる
ように、前記第1のデータ線の第1の部分の下に位置す
る第1の欠損部と前記第1の部分に対応する前記第2の
データ線の第2の部分の下に位置する第2の欠損部とが
設けられる、請求項7に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項10】 前記メモリブロックは、ワード線を駆
動する駆動回路を含み、 前記内部電源電位は、前記ワード線の活性化レベルに対
応した昇圧電位であり、 前記内部電源発生回路は、前記駆動回路に前記昇圧電位
を供給する、請求項7に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項11】 前記メモリブロックは、ワード線を駆
動する駆動回路を含み、 前記内部電源電位は、前記ワード線の非活性化レベルに
対応した負電位であり、 前記内部電源発生回路は、前記駆動回路に前記負電位を
供給する、請求項7に記載の半導体記憶装置。
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