JP3585656B2 - 旋回式クランプ装置 - Google Patents
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- B25B5/062—Arrangements for positively actuating jaws with fluid drive with clamping means pivoting around an axis parallel to the pressing direction
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、クランプロッドを退避位置からアンクランプ位置へ旋回させた後でクランプ位置へ直進移動させる形式のクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の旋回式クランプ装置には、従来では、実公昭60−18267号公報に記載されたものがある。
即ち、ハウジングの上端壁にクランプロッドを摺動自在に支持し、そのクランプロッドの下部内に旋回操作用シャフトを挿入し、そのクランプロッドに固定した係合ピンを上記シャフトのガイド溝に係合したものである。そして、上記クランプロッドは、上記ガイド溝の傾斜カム部分に沿って旋回され、その後、同上ガイド溝の直進部分に沿ってクランプ位置へ移動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来技術では、係合ピンとガイド溝との間に所定の係合隙間が要求されるため、上記クランプロッドを真っすぐにガイドできず、クランプ駆動時にクランプロッドを正確に直進駆動することが困難である。
本発明の目的は、クランプ駆動時におけるクランプロッドの直進性を向上することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、例えば、図1から図9に示すように、旋回式クランプ装置を次のように構成した。
【0005】
(請求項1の発明)
請求項1の発明は次のように構成した。
ハウジング3内のガイド孔4にクランプロッド5を挿入して、そのハウジング3の第1端壁3aに上記クランプロッド5の第1摺動部分11を摺動自在に支持するとともに、同上ハウジング3の第2端壁3bに同上クランプロッド5の第2摺動部分12を摺動自在に支持し、
上記の第1摺動部分11と第2摺動部分12との間で上記クランプロッド5にピストン15を設けて、そのピストン15を上記ガイド孔4に軸心方向へ移動可能に挿入し、
上記ピストン15と上記の第2摺動部分12との間で上記クランプロッド5に旋回部分26を設け、上記の旋回部分26と上記ガイド孔4との間の環状空間に旋回操作用スリーブ27を軸心方向へ移動自在で旋回を阻止した状態で挿入し、そのスリーブ27を押圧バネ31によって上記の第1端壁3a側へ付勢し、同上スリーブ27の所定量以上の移動を阻止するストッパー32を設け、
上記のクランプロッド5の軸心方向の移動を旋回運動へ変換する変換機構34を、上記の旋回部分26と上記スリーブ27とにわたって設けたものである。
【0006】
(請求項2の発明)
請求項2の発明は、上記の請求項1の構成に次の構成を加えたものである。
前記ハウジング3の前記の第1端壁3aと前記ピストン15との間に形成したクランプ用の第1室21に対して圧力流体を給排可能に構成し、
同上ハウジング3の前記の第2端壁3bと上記ピストン15との間に形成したアンクランプ用の第2室22に、前記スリーブ27と前記の押圧バネ31とアンクランプ用バネ18とを配置し、
そのアンクランプ用バネ18を前記クランプロッド5の中空部分5aに挿入して、そのクランプロッド5を上記アンクランプ用バネ18によって上記の第1端壁3a側へ付勢して構成した。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1から図9によって説明する。
まず、図1と図4によってクランプ装置の概要を説明する。図1は、クランプ装置の退避状態の縦断面図である。図4は、図1の平面図である。
【0008】
工作機械のテーブル1にクランプ装置2のハウジング3が複数のボルト(図示せず)によって固定される。そのハウジング3内のガイド孔4に筒状のクランプロッド5が挿入され、そのクランプロッド5の上端部分(第1端部分)からアーム6が径方向へ突出され、そのアーム6の先端部分に押圧ボルト(押圧具)7が設けられる。なお、上記アーム6は、上記クランプロッド5のテーパ面8に係合されて、ナット9によって所定の旋回位置に固定される。
【0009】
上記のハウジング3の上端壁(第1端壁)3aにガイド用ブッシュ10が装着され、そのブッシュ10に上記クランプロッド5の上摺動部分(第1摺動部分)11が摺動自在に支持される。さらに、同上ハウジング3の下端壁(第2端壁)3bにガイド筒13が設けられ、そのガイド筒13に同上クランプロッド5の下摺動部分(第2摺動部分)12が摺動自在に支持される。
【0010】
上記の上摺動部分11と下摺動部分12との間で上記クランプロッド5にピストン15が設けられ、そのピストン15が前記ガイド孔4に軸心方向へ移動可能で保密状に挿入される。なお、上記ピストン15は、クランプロッド5と一体に形成してあるが別体に形成することも可能である。
【0011】
上記の上端壁3aと上記ピストン15との間にクランプ用の第1室21が形成され、その第1室21に対して圧油給排口16から圧油(圧力流体)が給排可能とされる。また、上記の下端壁3bと同上ピストン15との間にアンクランプ用の第2室22が形成される。その第2室22内に装着したアンクランプ用バネ18によって上記クランプロッド5が上向きに付勢される。即ち、そのアンクランプ用バネ18は、クランプロッド5の中空部分5aに挿入され、そのバネ上端が上記クランプロッド5の上部に接当され、そのバネ下端がスラストベアリング19によって受け止められる。なお、上記の第2室22は、呼吸路20によって雰囲気へ連通されている。
【0012】
上記ピストン15と前記の下摺動部分12との間で上記クランプロッド5に旋回部分26が設けられる。また、上記の旋回部分26と前記ガイド孔4との間の環状空間に旋回操作用スリーブ27が軸心方向へ移動自在で旋回を阻止した状態で挿入される。より具体的にいえば、ガイド孔4に形成した縦溝28と上記スリーブ27との間に回り止めピン29が介在される。そのピン29は、支持プレート30によって落下が防止されている。
【0013】
上記スリーブ27が、2つのコイルバネからなる押圧バネ31によって上向きに付勢される。そのスリーブ27の所定量以上の上向き移動は、上記ガイド孔4の段付き部分で構成されたストッパー32によって阻止されている。なお、上記の押圧バネ31の付勢力は、前記アンクランプ用バネ18の付勢力とほぼ同じ値に設定してある。
上記の旋回部分26と上記スリーブ27とにわたって変換機構34が設けられる。その変換機構34は、具体的な構造を後で説明するが、上記クランプロッド5の軸心方向の移動を旋回運動へ変換するものである。
【0014】
上記クランプ装置の作動を、上記の図1と、図2及び図3によって説明する。なお、上記の図1から図3において、符号Aは全ストロークを示し、符号Bはクランプストロークを示し、符号Sは旋回ストロークを示している。
【0015】
上記の図1の退避状態から図2のアンクランプ状態を経て図3のクランプ状態へ切換えるときには、まず、図1の退避状態において、クランプ用第1室21へ圧油を供給する。
すると、前記ピストン15が下降していき、クランプロッド5が変換機構34によって旋回されながら下降していく。そして、図2に示すように、上記ピストン15が旋回ストロークSだけ下降して前記スリーブ27に接当した時点で、上記クランプロッド5がアンクランプ位置Yへ切換えられる。次いで、上記の第1室21の油圧力によって上記ピストン15がスリーブ27を押圧バネ31に抗して下降させていくので、上記クランプロッド5が図3のクランプ位置Xへ切換えられる。
【0016】
上記の図3のクランプ状態から図2のアンクランプ状態を経て図1の退避状態へ切換えるときには、同上の図3のクランプ状態において、第1室21の圧油を排出する。
すると、前記アンクランプ用バネ18の付勢力と押圧バネ31の付勢力によってクランプロッド5及びスリーブ27が上昇していく。そして、図2に示すように、上記スリーブ27がクランプストロークBだけ上昇してストッパー32で受け止められ、上記クランプロッド5がアンクランプ位置Yへ切換えられる。
引き続いて、上記クランプロッド5は、アンクランプ用バネ18の付勢力によって旋回しながら旋回ストロークSだけ上昇し、図1の退避位置Zへ切換えられる。
【0017】
次に、前記の変換機構34の具体的な構造を図5から図8によって説明する。図5は、前記クランプロッド5に設けた旋回部分26の立面図である。図6は、前記スリーブ27を示す図であって、図6(A)は平面図、図6(B)は、上記の図6(A)中のB−B線矢視断面図である。図7は、上記の図6(A)中のVII線に沿って上記スリーブ27を切断して、その切断面を内側から見た展開図である。図8は、上記の旋回部分26の展開図であって、上記の図7に対応する図である。
【0018】
図5及び図8に示すように、上記の旋回部分26は、アーク状に凹入形成した旋回溝36を備える。その旋回溝36は、上記の旋回部分26の外周面にほぼ1ピッチ分だけ螺旋状に形成した第1溝部分37と、その第1溝部分37の始端と終端とをほぼ軸心方向へ連通させる第2溝部分38とによって構成される。
【0019】
図6と図7に示すように、前記スリーブ27は操作用溝40を備える。その操作用溝40は、上記の第1溝部分37に対応させて螺旋状に形成した旋回操作用溝部分41と、上記の第2溝部分38に対応させて周方向へ延びるように形成した逃がし溝部分42とからなる。図6(A)に示すように、その逃がし溝部分42の周方向の長さは、クランプロッド5の旋回角度θ(ここでは約90度)に対応した長さに形成されている。
同上の図8(および前記の図1)に示すように、前記の旋回溝36と上記の操作用溝40との間に鋼製の転動用ボールが44が多数充填されている。
【0020】
上記構成の変換機構34の作動を、上記の図8を参照しながら図9によって説明する。
図9(A)の退避状態では、前記スリーブ27に対してクランプロッド5が二点鎖線図の退避位置Zに上昇され、上記クランプロッド5の旋回部分26が平面視で反時計回りの方向へ旋回されている。上記スリーブ27に対して上記クランプロッド5を下降させると、図9(B)に示すように、上記の旋回部分26が旋回操作用溝部分41に沿って平面視で時計回りの方向へ旋回下降され、これと同時に、多数のボール44が平面視で時計回りの方向へ循環される。これにより、上記クランプロッド5が一点鎖線図のアンクランプ位置Yへ切換えられる。
なお、上記クランプロッド5は、上記とはほぼ逆の手順で図9(B)のアンクランプ位置Yから図9(A)の退避位置Zへ切換えられる。
【0021】
上記の実施形態は次の長所がある。
クランプロッド5は、ハウジング3の上端壁3aと下端壁3bとの上下の二箇所で支持されるので、有効ガイド長さが大きい。このため、クランプ作動時の直進性が向上し、クランピングを正確に行える。
また、前記の押圧ボルト7によってワークピース等の被固定物(図示せず)をクランプしたときには、その押圧ボルト7からのクランプ反力がアーム6を経て上記クランプロッド5に偏心荷重として作用する。しかし、クランプロッド5は、前述したように有効ガイド長さが大きいので、焼き付きなどによる動作不良を防止して円滑に移動できる。
【0022】
上記クランプロッド5を筒状に形成してその中空部分5aにアンクランプ用バネ18を挿入したので、その中空部分5aをアンクランプ用バネ18の装着スペースとして利用でき、その結果、ハウジング3をコンパクトに造れる。
アンクランプ用の第2室22の内部空間をスリーブ27および押圧バネ31の装着スペースとして利用したので、上記ハウジング3をさらにコンパクトに造れる。
【0023】
上記クランプロッド5は、図3のクランプ位置Xから図2のアンクランプ位置Yへ切換えられるときに、アンクランプ用バネ18の付勢力と押圧バネ31の付勢力との両者が作用するので、円滑かつ確実にアンクランプを行える。
また、変換機構34は、ボール44に過大な力が作用しないので、旋回溝36と操作用溝40を一組設けるだけでよいうえ必要ボール数も少なくすみ、コンパクトかつ簡素に造れる。より具体的にいえば、図2のアンクランプ状態と図3のクランプ状態との間では上記ボール44には押圧バネ31の付勢力だけが作用し、図2のアンクランプ状態と図1の退避状態との間では同上ボール44にはアンクランプ用バネ18の付勢力だけが作用し、いずれの場合でも上記ボール44には過大な力が作用しないのである。
【0024】
変換機構34は、転動ボール式に構成したので、旋回時の摩擦抵抗が小さい。このため、円滑に旋回させることと旋回溝36のリードを小さくすることとを両立できる。その結果、旋回ストロークSを小さくでき、クランプ装置2の上下方向の設置スペースが小さくなる。
【0025】
上記の実施形態は次のように変更可能である。
前記の第1室21へ供給される流体は、圧油に代えて、他の種類の液体や空気等の気体であってもよい。
クランプロッド5の旋回角度θは、前述した約90度に代えて、60度・45度・30度などの所望の角度に設定可能である。
前記の変換機構34は、例示した転動ボール式の構成に代えて、カム溝などを利用した別の構成であってもよい。
クランプ装置2は、例示した単動式に代えて複動式であってもよい。即ち、前記の第2室22に対しても圧力流体を給排可能に構成すると共に、前記アンクランプ用バネ18を省略するのである。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成され作用することから次の効果を奏する。
(請求項1の発明)
請求項1の発明は次の効果を奏する。
ハウジングの第1端壁にクランプロッドの第1摺動部分を支持すると共に同上ハウジングの第2端壁にクランプロッドの第2摺動部分を支持し、これら2つの摺動部分の間に設けた旋回部分に旋回操作用スリーブを外嵌したので、上記の旋回部分およびスリーブに要求される係合隙間とは関係なく上記クランプロッドを二箇所で精密にガイドできるうえ、そのガイド間隔が大きい。このため、上記クランプロッドの有効ガイド長さが大きくなり、クランプ作動時の直進性を向上させてクランピングを正確に行える。
【0027】
(請求項2の発明)
請求項2の発明は次の効果を奏する。
クランプロッドを筒状に形成してその中空部分にアンクランプ用バネを挿入したので、その中空部分をアンクランプ用バネの装着スペースとして利用でき、ハウジングをコンパクトに造れる。しかも、アンクランプ用の第2室の内部空間をスリーブおよび押圧バネの装着スペースとして利用したので、この点からも上記ハウジングをコンパクトに造れる。
その結果、旋回式クランプ装置を大幅に小形化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクランプ装置の退避状態の縦断面図である。
【図2】上記クランプ装置のアンクランプ状態の縦断面図である。
【図3】同上クランプ装置のクランプ状態の縦断面図である。
【図4】前記の図1の平面図である。
【図5】上記クランプ装置のクランプロッドに設けた旋回部分の立面図である。
【図6】上記の旋回部分に外嵌されるスリーブを示す図であって、図6(A)は平面図、図6(B)は、上記の図6(A)中のB−B線矢視断面図である。
【図7】上記の図6(A)中のVII線に沿って上記スリーブを切断して、その切断面を内側から見た展開図である。
【図8】前記の旋回部分の展開図であって、上記の図7に対応する図である。
【図9】上記スリーブおよび旋回部分の作動説明図である。図9(A)は、前記のクランプロッドを退避位置へ切換えた状態を示している。図9(B)は、同上クランプロッドをアンクランプ位置へ切換えた状態を示している。
【符号の説明】
3…ハウジング、3a…第1端壁(上端壁)、3b…第2端壁(下端壁)、4…ガイド孔、5…クランプロッド、5a…中空部分、6…アーム、7…押圧具(押圧ボルト)、11…第1摺動部分(上摺動部分)、12…第2摺動部分(下摺動部分)、15…ピストン、18…アンクランプ用バネ、21…クランプ用の第1室、22…アンクランプ用の第2室、26…旋回部分、27…旋回操作用スリーブ、31…押圧バネ、32…ストッパー、34…変換機構。
【発明の属する技術分野】
この発明は、クランプロッドを退避位置からアンクランプ位置へ旋回させた後でクランプ位置へ直進移動させる形式のクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の旋回式クランプ装置には、従来では、実公昭60−18267号公報に記載されたものがある。
即ち、ハウジングの上端壁にクランプロッドを摺動自在に支持し、そのクランプロッドの下部内に旋回操作用シャフトを挿入し、そのクランプロッドに固定した係合ピンを上記シャフトのガイド溝に係合したものである。そして、上記クランプロッドは、上記ガイド溝の傾斜カム部分に沿って旋回され、その後、同上ガイド溝の直進部分に沿ってクランプ位置へ移動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来技術では、係合ピンとガイド溝との間に所定の係合隙間が要求されるため、上記クランプロッドを真っすぐにガイドできず、クランプ駆動時にクランプロッドを正確に直進駆動することが困難である。
本発明の目的は、クランプ駆動時におけるクランプロッドの直進性を向上することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、例えば、図1から図9に示すように、旋回式クランプ装置を次のように構成した。
【0005】
(請求項1の発明)
請求項1の発明は次のように構成した。
ハウジング3内のガイド孔4にクランプロッド5を挿入して、そのハウジング3の第1端壁3aに上記クランプロッド5の第1摺動部分11を摺動自在に支持するとともに、同上ハウジング3の第2端壁3bに同上クランプロッド5の第2摺動部分12を摺動自在に支持し、
上記の第1摺動部分11と第2摺動部分12との間で上記クランプロッド5にピストン15を設けて、そのピストン15を上記ガイド孔4に軸心方向へ移動可能に挿入し、
上記ピストン15と上記の第2摺動部分12との間で上記クランプロッド5に旋回部分26を設け、上記の旋回部分26と上記ガイド孔4との間の環状空間に旋回操作用スリーブ27を軸心方向へ移動自在で旋回を阻止した状態で挿入し、そのスリーブ27を押圧バネ31によって上記の第1端壁3a側へ付勢し、同上スリーブ27の所定量以上の移動を阻止するストッパー32を設け、
上記のクランプロッド5の軸心方向の移動を旋回運動へ変換する変換機構34を、上記の旋回部分26と上記スリーブ27とにわたって設けたものである。
【0006】
(請求項2の発明)
請求項2の発明は、上記の請求項1の構成に次の構成を加えたものである。
前記ハウジング3の前記の第1端壁3aと前記ピストン15との間に形成したクランプ用の第1室21に対して圧力流体を給排可能に構成し、
同上ハウジング3の前記の第2端壁3bと上記ピストン15との間に形成したアンクランプ用の第2室22に、前記スリーブ27と前記の押圧バネ31とアンクランプ用バネ18とを配置し、
そのアンクランプ用バネ18を前記クランプロッド5の中空部分5aに挿入して、そのクランプロッド5を上記アンクランプ用バネ18によって上記の第1端壁3a側へ付勢して構成した。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1から図9によって説明する。
まず、図1と図4によってクランプ装置の概要を説明する。図1は、クランプ装置の退避状態の縦断面図である。図4は、図1の平面図である。
【0008】
工作機械のテーブル1にクランプ装置2のハウジング3が複数のボルト(図示せず)によって固定される。そのハウジング3内のガイド孔4に筒状のクランプロッド5が挿入され、そのクランプロッド5の上端部分(第1端部分)からアーム6が径方向へ突出され、そのアーム6の先端部分に押圧ボルト(押圧具)7が設けられる。なお、上記アーム6は、上記クランプロッド5のテーパ面8に係合されて、ナット9によって所定の旋回位置に固定される。
【0009】
上記のハウジング3の上端壁(第1端壁)3aにガイド用ブッシュ10が装着され、そのブッシュ10に上記クランプロッド5の上摺動部分(第1摺動部分)11が摺動自在に支持される。さらに、同上ハウジング3の下端壁(第2端壁)3bにガイド筒13が設けられ、そのガイド筒13に同上クランプロッド5の下摺動部分(第2摺動部分)12が摺動自在に支持される。
【0010】
上記の上摺動部分11と下摺動部分12との間で上記クランプロッド5にピストン15が設けられ、そのピストン15が前記ガイド孔4に軸心方向へ移動可能で保密状に挿入される。なお、上記ピストン15は、クランプロッド5と一体に形成してあるが別体に形成することも可能である。
【0011】
上記の上端壁3aと上記ピストン15との間にクランプ用の第1室21が形成され、その第1室21に対して圧油給排口16から圧油(圧力流体)が給排可能とされる。また、上記の下端壁3bと同上ピストン15との間にアンクランプ用の第2室22が形成される。その第2室22内に装着したアンクランプ用バネ18によって上記クランプロッド5が上向きに付勢される。即ち、そのアンクランプ用バネ18は、クランプロッド5の中空部分5aに挿入され、そのバネ上端が上記クランプロッド5の上部に接当され、そのバネ下端がスラストベアリング19によって受け止められる。なお、上記の第2室22は、呼吸路20によって雰囲気へ連通されている。
【0012】
上記ピストン15と前記の下摺動部分12との間で上記クランプロッド5に旋回部分26が設けられる。また、上記の旋回部分26と前記ガイド孔4との間の環状空間に旋回操作用スリーブ27が軸心方向へ移動自在で旋回を阻止した状態で挿入される。より具体的にいえば、ガイド孔4に形成した縦溝28と上記スリーブ27との間に回り止めピン29が介在される。そのピン29は、支持プレート30によって落下が防止されている。
【0013】
上記スリーブ27が、2つのコイルバネからなる押圧バネ31によって上向きに付勢される。そのスリーブ27の所定量以上の上向き移動は、上記ガイド孔4の段付き部分で構成されたストッパー32によって阻止されている。なお、上記の押圧バネ31の付勢力は、前記アンクランプ用バネ18の付勢力とほぼ同じ値に設定してある。
上記の旋回部分26と上記スリーブ27とにわたって変換機構34が設けられる。その変換機構34は、具体的な構造を後で説明するが、上記クランプロッド5の軸心方向の移動を旋回運動へ変換するものである。
【0014】
上記クランプ装置の作動を、上記の図1と、図2及び図3によって説明する。なお、上記の図1から図3において、符号Aは全ストロークを示し、符号Bはクランプストロークを示し、符号Sは旋回ストロークを示している。
【0015】
上記の図1の退避状態から図2のアンクランプ状態を経て図3のクランプ状態へ切換えるときには、まず、図1の退避状態において、クランプ用第1室21へ圧油を供給する。
すると、前記ピストン15が下降していき、クランプロッド5が変換機構34によって旋回されながら下降していく。そして、図2に示すように、上記ピストン15が旋回ストロークSだけ下降して前記スリーブ27に接当した時点で、上記クランプロッド5がアンクランプ位置Yへ切換えられる。次いで、上記の第1室21の油圧力によって上記ピストン15がスリーブ27を押圧バネ31に抗して下降させていくので、上記クランプロッド5が図3のクランプ位置Xへ切換えられる。
【0016】
上記の図3のクランプ状態から図2のアンクランプ状態を経て図1の退避状態へ切換えるときには、同上の図3のクランプ状態において、第1室21の圧油を排出する。
すると、前記アンクランプ用バネ18の付勢力と押圧バネ31の付勢力によってクランプロッド5及びスリーブ27が上昇していく。そして、図2に示すように、上記スリーブ27がクランプストロークBだけ上昇してストッパー32で受け止められ、上記クランプロッド5がアンクランプ位置Yへ切換えられる。
引き続いて、上記クランプロッド5は、アンクランプ用バネ18の付勢力によって旋回しながら旋回ストロークSだけ上昇し、図1の退避位置Zへ切換えられる。
【0017】
次に、前記の変換機構34の具体的な構造を図5から図8によって説明する。図5は、前記クランプロッド5に設けた旋回部分26の立面図である。図6は、前記スリーブ27を示す図であって、図6(A)は平面図、図6(B)は、上記の図6(A)中のB−B線矢視断面図である。図7は、上記の図6(A)中のVII線に沿って上記スリーブ27を切断して、その切断面を内側から見た展開図である。図8は、上記の旋回部分26の展開図であって、上記の図7に対応する図である。
【0018】
図5及び図8に示すように、上記の旋回部分26は、アーク状に凹入形成した旋回溝36を備える。その旋回溝36は、上記の旋回部分26の外周面にほぼ1ピッチ分だけ螺旋状に形成した第1溝部分37と、その第1溝部分37の始端と終端とをほぼ軸心方向へ連通させる第2溝部分38とによって構成される。
【0019】
図6と図7に示すように、前記スリーブ27は操作用溝40を備える。その操作用溝40は、上記の第1溝部分37に対応させて螺旋状に形成した旋回操作用溝部分41と、上記の第2溝部分38に対応させて周方向へ延びるように形成した逃がし溝部分42とからなる。図6(A)に示すように、その逃がし溝部分42の周方向の長さは、クランプロッド5の旋回角度θ(ここでは約90度)に対応した長さに形成されている。
同上の図8(および前記の図1)に示すように、前記の旋回溝36と上記の操作用溝40との間に鋼製の転動用ボールが44が多数充填されている。
【0020】
上記構成の変換機構34の作動を、上記の図8を参照しながら図9によって説明する。
図9(A)の退避状態では、前記スリーブ27に対してクランプロッド5が二点鎖線図の退避位置Zに上昇され、上記クランプロッド5の旋回部分26が平面視で反時計回りの方向へ旋回されている。上記スリーブ27に対して上記クランプロッド5を下降させると、図9(B)に示すように、上記の旋回部分26が旋回操作用溝部分41に沿って平面視で時計回りの方向へ旋回下降され、これと同時に、多数のボール44が平面視で時計回りの方向へ循環される。これにより、上記クランプロッド5が一点鎖線図のアンクランプ位置Yへ切換えられる。
なお、上記クランプロッド5は、上記とはほぼ逆の手順で図9(B)のアンクランプ位置Yから図9(A)の退避位置Zへ切換えられる。
【0021】
上記の実施形態は次の長所がある。
クランプロッド5は、ハウジング3の上端壁3aと下端壁3bとの上下の二箇所で支持されるので、有効ガイド長さが大きい。このため、クランプ作動時の直進性が向上し、クランピングを正確に行える。
また、前記の押圧ボルト7によってワークピース等の被固定物(図示せず)をクランプしたときには、その押圧ボルト7からのクランプ反力がアーム6を経て上記クランプロッド5に偏心荷重として作用する。しかし、クランプロッド5は、前述したように有効ガイド長さが大きいので、焼き付きなどによる動作不良を防止して円滑に移動できる。
【0022】
上記クランプロッド5を筒状に形成してその中空部分5aにアンクランプ用バネ18を挿入したので、その中空部分5aをアンクランプ用バネ18の装着スペースとして利用でき、その結果、ハウジング3をコンパクトに造れる。
アンクランプ用の第2室22の内部空間をスリーブ27および押圧バネ31の装着スペースとして利用したので、上記ハウジング3をさらにコンパクトに造れる。
【0023】
上記クランプロッド5は、図3のクランプ位置Xから図2のアンクランプ位置Yへ切換えられるときに、アンクランプ用バネ18の付勢力と押圧バネ31の付勢力との両者が作用するので、円滑かつ確実にアンクランプを行える。
また、変換機構34は、ボール44に過大な力が作用しないので、旋回溝36と操作用溝40を一組設けるだけでよいうえ必要ボール数も少なくすみ、コンパクトかつ簡素に造れる。より具体的にいえば、図2のアンクランプ状態と図3のクランプ状態との間では上記ボール44には押圧バネ31の付勢力だけが作用し、図2のアンクランプ状態と図1の退避状態との間では同上ボール44にはアンクランプ用バネ18の付勢力だけが作用し、いずれの場合でも上記ボール44には過大な力が作用しないのである。
【0024】
変換機構34は、転動ボール式に構成したので、旋回時の摩擦抵抗が小さい。このため、円滑に旋回させることと旋回溝36のリードを小さくすることとを両立できる。その結果、旋回ストロークSを小さくでき、クランプ装置2の上下方向の設置スペースが小さくなる。
【0025】
上記の実施形態は次のように変更可能である。
前記の第1室21へ供給される流体は、圧油に代えて、他の種類の液体や空気等の気体であってもよい。
クランプロッド5の旋回角度θは、前述した約90度に代えて、60度・45度・30度などの所望の角度に設定可能である。
前記の変換機構34は、例示した転動ボール式の構成に代えて、カム溝などを利用した別の構成であってもよい。
クランプ装置2は、例示した単動式に代えて複動式であってもよい。即ち、前記の第2室22に対しても圧力流体を給排可能に構成すると共に、前記アンクランプ用バネ18を省略するのである。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成され作用することから次の効果を奏する。
(請求項1の発明)
請求項1の発明は次の効果を奏する。
ハウジングの第1端壁にクランプロッドの第1摺動部分を支持すると共に同上ハウジングの第2端壁にクランプロッドの第2摺動部分を支持し、これら2つの摺動部分の間に設けた旋回部分に旋回操作用スリーブを外嵌したので、上記の旋回部分およびスリーブに要求される係合隙間とは関係なく上記クランプロッドを二箇所で精密にガイドできるうえ、そのガイド間隔が大きい。このため、上記クランプロッドの有効ガイド長さが大きくなり、クランプ作動時の直進性を向上させてクランピングを正確に行える。
【0027】
(請求項2の発明)
請求項2の発明は次の効果を奏する。
クランプロッドを筒状に形成してその中空部分にアンクランプ用バネを挿入したので、その中空部分をアンクランプ用バネの装着スペースとして利用でき、ハウジングをコンパクトに造れる。しかも、アンクランプ用の第2室の内部空間をスリーブおよび押圧バネの装着スペースとして利用したので、この点からも上記ハウジングをコンパクトに造れる。
その結果、旋回式クランプ装置を大幅に小形化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクランプ装置の退避状態の縦断面図である。
【図2】上記クランプ装置のアンクランプ状態の縦断面図である。
【図3】同上クランプ装置のクランプ状態の縦断面図である。
【図4】前記の図1の平面図である。
【図5】上記クランプ装置のクランプロッドに設けた旋回部分の立面図である。
【図6】上記の旋回部分に外嵌されるスリーブを示す図であって、図6(A)は平面図、図6(B)は、上記の図6(A)中のB−B線矢視断面図である。
【図7】上記の図6(A)中のVII線に沿って上記スリーブを切断して、その切断面を内側から見た展開図である。
【図8】前記の旋回部分の展開図であって、上記の図7に対応する図である。
【図9】上記スリーブおよび旋回部分の作動説明図である。図9(A)は、前記のクランプロッドを退避位置へ切換えた状態を示している。図9(B)は、同上クランプロッドをアンクランプ位置へ切換えた状態を示している。
【符号の説明】
3…ハウジング、3a…第1端壁(上端壁)、3b…第2端壁(下端壁)、4…ガイド孔、5…クランプロッド、5a…中空部分、6…アーム、7…押圧具(押圧ボルト)、11…第1摺動部分(上摺動部分)、12…第2摺動部分(下摺動部分)、15…ピストン、18…アンクランプ用バネ、21…クランプ用の第1室、22…アンクランプ用の第2室、26…旋回部分、27…旋回操作用スリーブ、31…押圧バネ、32…ストッパー、34…変換機構。
Claims (2)
- ハウジング(3)内のガイド孔(4)にクランプロッド(5)を挿入して、そのハウジング(3)の第1端壁(3a)に上記クランプロッド(5)の第1摺動部分(11)を摺動自在に支持するとともに、同上ハウジング(3)の第2端壁(3b)に同上クランプロッド(5)の第2摺動部分(12)を摺動自在に支持し、
上記の第1摺動部分(11)と第2摺動部分(12)との間で上記クランプロッド(5)にピストン(15)を設けて、そのピストン(15)を上記ガイド孔(4)に軸心方向へ移動可能に挿入し、
上記ピストン(15)と上記の第2摺動部分(12)との間で上記クランプロッド(5)に旋回部分(26)を設け、上記の旋回部分(26)と上記ガイド孔(4)との間の環状空間に旋回操作用スリーブ(27)を軸心方向へ移動自在で旋回を阻止した状態で挿入して、そのスリーブ(27)を押圧バネ(31)によって上記の第1端壁(3a)側へ付勢し、同上スリーブ(27)の所定量以上の移動を阻止するストッパー(32)を設け、
上記クランプロッド(5)の軸心方向の移動を旋回運動へ変換する変換機構(34)を、上記の旋回部分(26)と上記スリーブ(27)とにわたって設けた、ことを特徴とする旋回式クランプ装置。 - 請求項1に記載の旋回式クランプ装置において、
前記ハウジング(3)の前記の第1端壁(3a)と前記ピストン(15)との間に形成したクランプ用の第1室(21)に対して圧力流体を給排可能に構成し、
同上ハウジング(3)の前記の第2端壁(3b)と上記ピストン(15)との間に形成したアンクランプ用の第2室(22)に、前記スリーブ(27)と前記の押圧バネ(31)とアンクランプ用バネ(18)とを配置し、
そのアンクランプ用バネ(18)を前記クランプロッド(5)の中空部分(5a)に挿入して、そのクランプロッド(5)を上記アンクランプ用バネ(18)によって上記の第1端壁(3a)側へ付勢して構成した、ことを特徴とする旋回式クランプ装置。
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