JPS604662Y2 - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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Publication number
JPS604662Y2
JPS604662Y2 JP6145281U JP6145281U JPS604662Y2 JP S604662 Y2 JPS604662 Y2 JP S604662Y2 JP 6145281 U JP6145281 U JP 6145281U JP 6145281 U JP6145281 U JP 6145281U JP S604662 Y2 JPS604662 Y2 JP S604662Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
inner cylinder
rod
piston
outer cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP6145281U
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English (en)
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JPS57174807U (ja
Inventor
光明 関口
Original Assignee
株式会社 昭空
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 昭空 filed Critical 株式会社 昭空
Priority to JP6145281U priority Critical patent/JPS604662Y2/ja
Publication of JPS57174807U publication Critical patent/JPS57174807U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はクランプ装置、特に、空気圧を高圧の油圧に増
圧変換し、その増圧された油圧によってクランプ作用を
行うクランプ装置に関する。
この種のクランプ装置として、空圧ピストンを空気圧で
往動させると、油圧ピストンが反対方向に摺動し、その
ピストンロッドがシリンダに対し引き込む方向に移動し
て増圧を行う構造のものは、実開昭55−120801
号公報で公知である。
しかし、このものは、ピストンロッドが回転しないで単
に真直ぐ引き込むもので、そのピストンロッドの引き込
みにともないそれの外端部に取り付けたクランプアーム
を旋回させることができない。
本考案は、ピストンロッドの引き込みにともないそれを
回転させてそれの外端部に取り付けたクランプアームを
旋回させることができるようにし、もってクランプ動作
及びその解除に便なるようにしたものである。
以下には本考案を図示の実施例について詳細に説明する
アウターシリンダ1は、外周面にねじを形成したシリン
ダチューブ2の両端開口をロッドカバー3とへラドカバ
−4にて閉じたもので、このアウターシリンダ1内には
、インナーシリンダ5が摺動自在に嵌装されている。
このインナーシリンダ5は、そのシリンダチューブ6の
一端に環状のロッドカバー7を一体に形成するとともに
、他端開口をヘッドカバー8にて閉じたものである。
シリンダチューブ6の外周面には、第3図に示すように
キー溝9が軸線と平行に形成されているとともに、ねじ
孔10が穿設され、さらにロッドカバー7の外周面には
パツキン溝11が、またその内周面には、軸線と平行な
溝である複数の油通路12・・・が形成されている。
そして、ロッドカバー7のパッキン溝11内、及びヘッ
ドカバー8の外周面のパッキン溝13内にはそれぞれパ
ツキン14.14が嵌着され、インナーシリンダ5は、
その前後両側を気密かつ液密に仕切ったままアウターシ
リンダ1に沿って摺動できるものであるが、それに対し
て回転しないようになっている。
すなわち、アウターシリンダ1のシリンダチューブ2の
所定位置に穿設したねじ孔15内に、上記キー溝9に嵌
入するボールキー16を配置してその抜出をねじ17に
て阻止してあり、かかるボールキー16とキー溝9との
嵌合によりインナーシリンダ5の回転が規制されている
ものである。
インナーシリンダ5内には、油圧ピストン18が摺動自
在に嵌装されているとともに、この油圧ピストン18を
ロッドカバー7側へ付勢する復帰ばね19が配置されて
いる。
油圧ピストン1Bには、インナーシリンダ5のロッドカ
バー7及びアウターシリンダ1のロッドカバー3を摺動
自在に貫通してアウターシリンダ1の外方へ突出するピ
ストンロッド20が突設されている。
このピストンロッド20には、その軸線に沿って大気開
放路21が穿設され、インナーシリンダ5内であってそ
のヘッドカバー8と油圧ピストン18との間に形成され
る空間22は、この大気開放路21を通じアウターシリ
ンダ1の外側に大気開放されている。
また、ピストンロッド20の外端部にはクランプアーム
23が取り付けられているとともに、そのピストンロッ
ド20の内端部の外周にはカラー24が嵌着されている
このカラー24は、それに穿設のねじ孔25及びこれに
一致するピストンロッド20のねじ穴26に止めねじ2
7を螺入することにより、ピストンロッド20に対し軸
線方向に移動しないとともに回転もしないように固定さ
れ、そのピストンロッド20と一体に軸線方向に移動及
び回転するようになっている。
カラー24の外周面には、第4図に詳しく示すように左
回転用と右回転用の2条の螺旋状溝28.29が形成さ
れている。
他方、インナーシリンダ5のロッドカバー7の上記ねじ
孔10内には、ボール30を配置してその抜出をねじ3
1にて阻止しである。
そして、このボール30を、カラー24の外周面の上記
左回転用と右回転用の2条の螺旋状溝28.29のうち
の任意の一方(第1,2図においては28)に嵌入させ
である。
しかして、第1図の状態において、アウターシリンダ1
のへラドカバー4に設けである空気圧給排ポート32を
通じてアウターシリンダ1内に空気圧を送入し、その空
気圧をインナーシリンダ5のへラドカバ−8に作用させ
てインナーシリンダ5をロッドカバー3側へ摺動させる
と、アウターシリンダ1内であってそれのロッドカバー
3とインナーシリンダ5のロッドカバー7との間に形成
された油液室33中の油液が、ロッドカバー7の内周面
に形成の油通路12・・・を通り、インナーシリンダ5
内であってそれのロッドカバー7と油圧ピストン18と
の間に形成される油圧室34(第2図)中に圧入する。
これにより、第2図に示すように、油圧ピストン18が
増圧されながらピストンロッド20及びカラー24をと
もなって復帰ばね19に抗しヘッドカバー8側へ摺動す
る。
上記のようにボール30が螺旋状溝28に嵌入している
ことにより、ピストンロッド20及びカラー24の上記
のごとき引き込み移動にともない、カラー24、したが
ってピストンロッド20に回転力が生じてこれが回転(
第1,2図の場合は左回転)シ、クランプアーム23が
旋回するもので、本例においてはこのクランプアーム2
3が約90度旋回するように、螺旋状溝28.29を設
定しである。
他方、空気圧給排ポート32を通じて空気圧を排出する
と、復帰ばね19の作用により油圧ピストン18がロッ
ドカバー7側へ摺動することにより、油圧室34中の油
液が油液室33中へ流入し、インナーシリンダ5がヘッ
ドカバー4側へ復帰摺動するものである。
なお、ボール30を螺旋状溝29に嵌入した場合には、
ピストンロッド20は上記とは逆方向に回転(右回転)
するものである。
また、上記実施例においては、ピストンロッド20の外
周にカラー24を嵌着し、このカラー24の外周面に螺
旋状溝28.29を形成したが、ピストンロッド20の
外周面に直接に螺旋状溝28.29を形成してもよいも
のである。
なお、第1,2図面号35は、アウターシリンダ1のシ
リンダチューブ2の外周面に螺合したナツトで、これを
用いてアウターシリンダ1を所要個所に設置できるよう
になっている。
以上述べたところから明らかなとおり、本考案クランプ
装置によれば、アウターシリンダ内に嵌装のインナーシ
リンダを空気圧によって往動させると、そのインナーシ
リンダ内に嵌装の油圧ピストンが増圧されながらインナ
ーシリンダと反対方向に摺動し、該油圧ピストンに突設
のピストンロッドが回転しつつ引き込むもので、そのピ
ストンロッドの外端部に取り付けたクランプアームをア
ウターシリンダ側へ移動させながら旋回させることがで
きるので、クランプ動作及びその解除に便利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は停止状
態の一部切欠き側面図、第2図は作動状態の簡略断面図
、第3図はインナーシリンダの斜視図、第4図はカラー
の斜視図である。 1・・・・・・アウターシリンダ、5・・・・・・イン
ナーシリンダ、18・・・・・・油圧ピストン、7・・
・・・・インナーシリンダのロッドカバー、3・・・・
・・アウターシリンダのロッドカバー、20・・・・・
・ピストンロッド、19・・・・・・復帰ばね、33・
・・・・・油液室、34・・・・・・油圧室、12・・
・・・・油通路、28,29・・・・・・螺旋状溝、3
0・・・・・・ボール、23・・・・・・クランプアー
ム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウターシリンダ内に、インナーシリンダを、摺動自在
    に嵌装するとともに、このインナーシリンダ内には、油
    圧ピストンを摺動自在に嵌装し、該油圧ピストンに、イ
    ンナーシリンダのロッドカバー及ヒアウターシリンダの
    ロッドカバーを貫通してそのアウターシリンダの外方へ
    突出するピストンロッドを突設し、かつインナーシリン
    ダ内に、上記油圧ピストンをロッドカバー側へ付勢する
    復帰ばねを配置し、またインナーシリンダのロッドカバ
    ーには、アウターシリンダ内であってそれのロッドカバ
    ーとインナーシリンダのロッドカバーとの間に形成され
    る油液室と、インナーシリンダ内であってそれのロッド
    カバーと油圧ピストンとの間に形成される油圧室とを連
    通ずる油通路を設け、さらに上記ピストンロッドの外周
    に螺旋状溝を設けるとともに、インナーシリンダのロッ
    ドカバーにはこの螺旋状溝に嵌入するボールを設け、さ
    らにまたピストンロッドの外端部にはクランプアームを
    取り付けてなり、アウターシリンダ内に空気圧を送入し
    てインナーシリンダをロッドカバー側へ摺動させること
    により、アウターシリンダ内の油液室の油液をインナー
    シリンダ内の油圧室へ圧入して油圧ピストンを復帰ばね
    に抗し摺動させ、ピストンロッドをアウターシリンダに
    対し引き込む方向へ移動させることができるとともに、
    その移動にともないピストンロッドを回転させてクラン
    プアームを旋回させることができるようにしてなること
    を特徴とするクランプ装置。
JP6145281U 1981-04-30 1981-04-30 クランプ装置 Expired JPS604662Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6145281U JPS604662Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30 クランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6145281U JPS604662Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30 クランプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57174807U JPS57174807U (ja) 1982-11-04
JPS604662Y2 true JPS604662Y2 (ja) 1985-02-12

Family

ID=29857700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6145281U Expired JPS604662Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30 クランプ装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS604662Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3585656B2 (ja) * 1996-07-19 2004-11-04 株式会社コスメック 旋回式クランプ装置

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Publication number Publication date
JPS57174807U (ja) 1982-11-04

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