JP4638252B2 - クランプ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ワーク等の被固定物を、取付具ベースとかマシンテーブル等の固定部に固定するためのクランプ装置に関するものである。
従来、例えば、被固定物としてのワークを、取付具ベース、MCパレットあるいはマシンテーブル等の固定部に固定するための装置として、カムを用いたクランプ装置があった(例えば、非特許文献1参照)。このクランプ装置は、図15に示されるように、固定部21に取り付けられる本体24と、ワーク22を押圧するようにして固定する押圧バー25と、カム部材26とを備えていた。ここで、本体24は、柱状に形成され、下端の雄ねじ24aにより固定部21に固定された。押圧バー25は、その中間位置の通孔25aを前記本体24が貫通するようにして、その本体24に組み付けられた。そして、カム部材26は、そのカム面26aが押圧バー25の上面25bに当接するように、本体24の上端部分に軸支された。そこで、カム部材26に設けられた操作ハンドル27を回動操作することにより、カム部材26が、そのカム面26aで押圧バー25を押し下げた。これにより、押圧バー25は、その両端の押圧部25c、25cが、固定部21上のワーク22、22を押圧し、こうして、このワーク22、22は、固定部21に固定された。
ハイラム E.グラント著/安井武司訳「実用設計図集(2)/治具・取付具(2)」株式会社大河出版、昭和56年9月10日、p.21
ところで、前記従来のクランプ装置にあっては、カム部材26を用いたため、押圧バー25によってワーク22を強力に押圧することができる反面、押圧バー25のストロークは小さく、種々の高さのワーク22に対応することができなかった。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、被固定物を強固に押圧固定することができ、かつ、種々の高さの被固定物に対応することができるクランプ装置を提供することにある。
この発明に係るクランプ装置は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係るクランプ装置は、被固定物を固定部に固定するためのクランプ装置であって、前記被固定物を押圧するようにして固定する押圧部を有する押圧体と、手動操作される第1および第2操作体と、前記固定部に取付固定されるベース体と、そのベース体に取り付けられるとともに前記押圧体が取り付けられる中間体とを備える。ここにおいて、前記中間体は、前記押圧部が前記被固定物に対向する対向位置に位置して前記被固定物に近づいたりその被固定物から離れたりする方向となる縦方向に延びる軸心を有するねじ部を備える。前記第1操作体は、前記ねじ部に螺合して、前記中間体に対して、その第1操作体の、第1の範囲における一の方向および他の方向、並びに第2の範囲における一の方向および他の方向となる、前記ねじ部の螺旋に沿う方向に回動操作可能である。そして、前記押圧体は、前記第1操作体と共回りして、前記押圧部が、前記縦方向において前記被固定物から離れた離間位置に位置した状態で、前記対向位置に向かったりその対向位置から外れた非対向位置に向かったりする方向となる、前記縦方向と交差する横方向であって、前記ねじ部の螺旋に沿う方向に、回転移動可能である。また、前記押圧体は、前記第1操作体の前記第1の範囲の回動操作により、前記中間体に対して前記縦方向に移動するとともに、前記第1操作体の前記第1の範囲の任意の操作位置にて、前記第2操作体の操作により、前記中間体が前記ベース体に対して前記縦方向に移動することで、前記押圧部が前記対向位置に位置して前記被固定物を押圧したりその押圧を解除したりするように、前記中間体と共に前記縦方向に移動する。さらに、前記押圧体は、前記第1操作体の前記第2の範囲の回動操作により、前記離間位置に位置した状態で、前記中間体に対して前記横方向に移動する。そこで、前記第1操作体の、前記第2の範囲における一の方向の回動操作により、前記離間位置にて前記押圧体は、前記第1操作体と共回りして、前記非対向位置から、前記横方向であって前記非対向位置から前記対向位置に向かう、前記ねじ部の螺旋に沿う前進方向に回転移動して、その対向位置に達し、その対向位置にて回り止めされ、続いて、前記第1操作体の、前記第1の範囲における一の方向の回動操作により、前記押圧体は、回り止めされたまま前記第1操作体に押されて、前記離間位置から、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物に近づく、前記ねじ部の軸心に沿う近接方向に移動してその被固定物に当接し、次いで、前記第2操作体の一の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物を押圧する押圧方向に移動する。また、前記第2操作体の他の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物の押圧を解除する押圧解除方向に移動してその押圧を解除し、次いで、前記第1操作体の、前記第1の範囲における他の方向の回動操作により、前記対向位置にて前記押圧体は、回り止めされたまま前記第1操作体に押されて、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物から離れる、前記ねじ部の軸心に沿う離間方向に移動して前記離間位置に達し、その離間位置にて回り止めが解除され、続いて、前記第1操作体の、前記第2の範囲における他の方向の回動操作により、前記押圧体は、前記第1操作体と共回りして、前記対向位置から、前記横方向であって前記対向位置から前記非対向位置に向かう、前記ねじ部の螺旋に沿う後退方向に回転移動して、その非対向位置に達する
また、請求項に記載の発明に係るクランプ装置は、被固定物を固定部に固定するためのクランプ装置であって、前記被固定物を押圧するようにして固定する押圧部を有する押圧体と、手動操作される第1および第2操作体と、前記固定部に取付固定されるベース体と、そのベース体に取り付けられるとともに前記押圧体が取り付けられる中間体とを備える。ここにおいて、前記押圧体は、前記第1操作体の第1の範囲の操作により、前記中間体に対して、前記押圧部が前記被固定物に対向する対向位置に位置して前記被固定物に近づいたりその被固定物から離れたりする方向となる縦方向に移動するとともに、前記第1操作体の前記第1の範囲の任意の操作位置にて、前記第2操作体の操作により、前記中間体がカム機構により前記第2操作体の操作に連動して前記ベース体に対して前記縦方向に移動することで、前記押圧部が前記対向位置に位置して前記被固定物を押圧したりその押圧を解除したりするように、前記中間体と共に前記縦方向に移動する。そこで、前記第1操作体の、前記第1の範囲における一の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物に近づく近接方向に移動してその被固定物に当接し、次いで、前記第2操作体の一の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物を押圧する押圧方向に移動する。また、前記第2操作体の他の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物の押圧を解除する押圧解除方向に移動してその押圧を解除し、次いで、前記第1操作体の、前記第1の範囲における他の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物から離れる離間方向に移動する。
また、請求項に記載の発明に係るクランプ装置は、被固定物を固定部に固定するためのクランプ装置であって、前記被固定物を押圧するようにして固定する押圧部を有する押圧体と、手動操作される第1および第2操作体と、前記固定部に取付固定されるベース体と、そのベース体に取り付けられるとともに前記押圧体が取り付けられる中間体とを備える。ここにおいて、前記押圧体は、前記第1操作体の第1の範囲の操作により、前記中間体に対して、前記押圧部が前記被固定物に対向する対向位置に位置して前記被固定物に近づいたりその被固定物から離れたりする方向となる縦方向に移動するとともに、前記第1操作体の前記第1の範囲の任意の操作位置にて、前記第2操作体の操作により、前記中間体がカム機構により前記第2操作体の操作に連動して前記ベース体に対して前記縦方向に移動することで、前記押圧部が前記対向位置に位置して前記被固定物を押圧したりその押圧を解除したりするように、前記中間体と共に前記縦方向に移動する。さらに、前記押圧体は、前記第1操作体の第2の範囲の操作により、前記押圧部が前記縦方向において前記被固定物から離れた離間位置に位置した状態で、前記中間体に対して、前記対向位置に向かったりその対向位置から外れた非対向位置に向かったりする方向となる、前記縦方向と交差する横方向に移動する。そこで、前記第1操作体の、前記第2の範囲における一の方向の操作により、前記離間位置にて前記押圧体は、前記非対向位置から、前記横方向であって前記非対向位置から前記対向位置に向かう前進方向に移動して、その対向位置に達し、続いて、前記第1操作体の、前記第1の範囲における一の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物に近づく近接方向に移動してその被固定物に当接し、次いで、前記第2操作体の一の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物を押圧する押圧方向に移動する。また、前記第2操作体の他の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物の押圧を解除する押圧解除方向に移動してその押圧を解除し、次いで、前記第1操作体の、前記第1の範囲における他の方向の操作により、前記対向位置にて前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物から離れる離間方向に移動して前記離間位置に達し、続いて、前記第1操作体の、前記第2の範囲における他の方向の操作により、前記押圧体は、前記対向位置から、前記横方向であって前記対向位置から前記非対向位置に向かう後退方向に移動して、その非対向位置に達する。
また、請求項に記載の発明に係るクランプ装置は、請求項に記載のクランプ装置において、前記中間体は、カム機構により、前記第2操作体の操作に連動して前記縦方向に移動する。
この発明に係るクランプ装置によれば、押圧体の縦方向全体のストロークが、第1操作体による押圧部を被固定物に当接させるためのストロークと、第2操作体による押圧部を被固定物に押圧させるためのストロークとに分離されるため、それぞれのストロークを適切に設定することができ、その結果、被固定物を強固に押圧固定することができ、かつ、種々の高さの被固定物に対応することができる。
以下、この発明に係るクランプ装置を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図14は、本発明に係るクランプ装置の一実施の形態を示す。図中符号1は、例えば、マシニングセンタ等の工作機械のパレットとかテーブルに取り付けられる取付具ベース等の固定部である。2は、例えば加工の対象となる、被固定物としてのワークである。3は、前記ワーク2を前記固定部1に固定するためのクランプ装置である。
このクランプ装置3は、前記ワーク2を押圧するようにして固定する押圧部4aを有する押圧体4と、手動操作される第1および第2操作体5、6とを備えている。ここで、押圧体4は、第1操作体5の第1の範囲の操作により、前記押圧部4aがワーク2に対向する対向位置に位置してワーク2に近づいたりそのワーク2から離れたりする方向となる縦方向410に移動するとともに、第1操作体5の前記第1の範囲の任意の操作位置にて、第2操作体6の操作により、押圧部4aが前記対向位置に位置してワーク2を押圧したりその押圧を解除したりするように前記縦方向410に移動する。
すなわち、第1操作体5の、前記第1の範囲における一の方向511の操作により(図4、図5参照)、押圧体4は、前記縦方向410であって押圧部4aがワーク2に近づく近接方向411に移動してそのワーク2に当接する(図7参照)。次いで、第2操作体6の一の方向601の操作により(図10参照)、押圧体4は、前記縦方向410であって押圧部4aがワーク2を押圧する押圧方向413に移動する(図10、図11参照)。そして、第2操作体6の、前記一の方向601とは反対の他の方向602の操作により(図10参照)、押圧体4は、前記縦方向410であって押圧部4aがワーク2の押圧を解除する押圧解除方向414に移動してその押圧を解除する(図7参照)。次いで、第1操作体5の、前記第1の範囲における、前記一の方向511とは反対の他の方向512の操作により、押圧体4は、前記縦方向410であって押圧部4aがワーク2から離れる離間方向412に移動する(図4、図5参照)。
ところで、図示実施の形態においては、押圧体4は、第1操作体5の第1の範囲の操作により、縦方向410に移動するだけでなく、第1操作体5の第2の範囲の操作により、前記縦方向410と交差する横方向420に移動する。詳細には、押圧体4は、第1操作体5の第2の範囲の操作により、押圧部4aが、前記縦方向410においてワーク2から離れた離間位置に位置した状態で、前記対向位置(図4、図5参照)に向かったりその対向位置から外れた非対向位置(図1、図2参照)に向かったりする方向となる横方向420に移動する。すなわち、第1操作体5の、前記第2の範囲における一の方向521の操作により、前記離間位置にて押圧体4は、前記非対向位置から、前記横方向420であって前記非対向位置から前記対向位置に向かう前進方向421に移動して、その対向位置に達する。続いて、前述したように、第1操作体5の、前記第1の範囲における一の方向511の操作により、押圧体4は、前記近接方向411に移動する。反対に、第1操作体5の、前記第1の範囲における他の方向512の操作により、前記対向位置にて押圧体4は、前記離間方向412に移動して前記離間位置に達する。続いて、第1操作体5の、前記第2の範囲における、前記一の方向521とは反対の他の方向522の操作により、押圧体4は、前記対向位置から、前記横方向420であって前記対向位置から前記非対向位置に向かう後退方向422に移動して、その非対向位置に達する。
具体的には、クランプ装置3は、前記固定部1に取付固定されるベース体7と、そのベース体7に取り付けられるとともに前記押圧体4が取り付けられる中間体8とを備えている。そこで、第1操作体5の、前記第1の範囲における操作により、押圧体4は、中間体8に対して前記縦方向410に移動し、かつ、第1操作体5の、前記第2の範囲における操作により、押圧体4は、中間体8に対して前記横方向420に移動する。そして、第2操作体6の操作により、中間体8がベース体7に対して前記縦方向410に移動することで、押圧体4は、中間体8と共に前記縦方向410に移動するようになっている。すなわち、第1操作体5による押圧体4の縦方向410および横方向420の移動と、第2操作体6による押圧体4の縦方向410の移動とが、押圧体4とベース体7との間に中間体8を介在させることで達成される。
より具体的には、ベース体7は、柱状に形成されており、その底面7aには、ねじ孔7bが明けられている。そして、ベース体7は、その底面7aが固定部1に当接し、その固定部1側からねじ孔7bにねじ込まれる取付ボルト(図示せず)により、前記固定部1に取付固定される。また、ベース体7には、前記縦方向410(図示実施の形態においては、底面7aに垂直な上下方向)に延びる孔7cが設けられている。詳細には、この孔7cは、下側の小径孔7dと、その小径孔7dに通ずる上側の大径孔7eとからなる。また、ベース体7には、その側面7fから大径孔7eに連通するようにして、第2操作体6(詳細には、後述する操作レバー6b)を案内する案内溝7gが設けられている。この案内溝7gは、側面7fに沿って、前記縦方向410と直交する周方向に延びている(図9、図12参照)。
中間体8は、前記縦方向410に延びる柱状形状をしており、その下部側がベース体7の大径孔7eに挿入されるようにして、そのベース体7に取り付けられる。そして、この中間体8は、前記縦方向410に延びる軸心を有するねじ部8aを備えている。このねじ部8aは、雌ねじであって、中間体8の上部側に明けられた孔に螺設されている。また、中間体8の下部側には、縦方向410に延びる孔8bが明けられている。そして、中間体8は、その側面8cに、ピン用溝8dが設けられている。このピン用溝8dは、図3に示すように、前記縦方向410に延びる第1および第2の案内溝8e、8fと横溝8gとからなる。第1および第2の案内溝8e、8fは、第1の案内溝8eが上側に位置し、第2の案内溝8fが下側に位置するようにして、縦方向410に連続して形成されている。横溝8gは、第1の案内溝8eの上端部分から連続するようにして、周方向側(詳細には、前記後退方向422側であって、図示実施の形態においては向かって右側)に形成されている。そこで、この中間体8は、ベース体7に設けられた案内ピン7hが前記第2の案内溝8fに嵌まってその第2の案内溝8fに案内されることで、ベース体7に対して、縦方向410(押圧方向413あるいは押圧解除方向414)に移動する。さらに、中間体8には、その側面8cから孔8bに連通するように、カム溝8hが設けられている。このカム溝8hは、ベース体7の案内溝7gに対して若干傾斜して延びている(図9、図12参照)。
第2操作体6は、ベース体7に取り付けられる。この第2操作体6は、前記縦方向410に延びる柱状形状をした軸部6aと、操作レバー6bとから構成されている。そこで、軸部6aは、ベース体7の小径孔7dから中間体8の孔8bに渡って挿入される。一方、操作レバー6bは、その基端側が、ベース体7の案内溝7gおよび中間体8のカム溝8hを貫通して、軸部6aに、止めねじ6cにより固定されており、このようにして、第2操作体6は、ベース体7に取り付けられる。このとき、操作レバー6bには、案内溝7gとカム溝8hのそれぞれに収容されるようにして、筒状のローラ6d、6eが嵌められている。こうして、第2操作体6は、その操作レバー6bが案内溝7gに案内されるようにして、軸部6aを軸として、その軸部6aの延びる方向(すなわち前記縦方向410)に直交する方向に回動操作される。そして、操作レバー6bが、ローラ6eを介して中間体8のカム溝8hと係合することから、第2操作体6の操作レバー6bが案内溝7gに沿って回動操作されると、中間体8は、前記縦方向410に移動する。すなわち、カム溝8hを備えた中間体8と第2操作体6とベース体7とは、カム機構を構成しており、このカム機構により、中間体8は、第2操作体6の操作(詳細には、操作レバー6bの操作)に連動して、前記縦方向410に移動する(図9〜図12参照)。そして、この中間体8の縦方向410の移動に伴って、この中間体8に取り付けられる押圧体4が、中間体8と共に縦方向410に移動する。なお、軸部6aの側面を、ベース体7に設けられた、弾性押圧部材としてのスプリングプランジャー7iが、その軸部6aの径方向に弾性的に押圧している。そして、軸部6aの側面には、第2操作体6が前記一の方向601に操作される開始位置にて、スプリングプランジャー7iが係合する窪み6fが設けられており、第2操作体6は、その開始位置にて仮保持されるようになっている(図1、図2、図4、図5、図7参照)。
第1操作体5は、前記中間体8に取り付けられる。詳細には、第1操作体5は、中間体8のねじ部8aに螺合して、中間体8に対して、その第1操作体5の、前記第1の範囲における一の方向511および他の方向512、並びに前記第2の範囲における一の方向521および他の方向522となる、ねじ部8aの螺旋に沿う方向に回動操作可能となっている。この第1操作体5は、中間体8のねじ部8aに螺合する雄ねじ5aが螺設された軸部5bと、その軸部5bに、取付ねじ5cにより取付固定される操作ノブ5dとから構成されている。ここで、操作ノブ5dは、円盤形状であって、軸部5bの上部にあって、側方全周に張り出すように形成されている。また、軸部5bには、操作ノブ5dから若干下がった位置に、側方に突出する鍔部5eが形成されており、その鍔部5eの下方に前記雄ねじ5aが設けられている。
押圧体4は、前記中間体8に直接、あるいは第1操作体5を介して取り付けられる。この押圧体4は、前記押圧部4aを有する押圧部材4bと、筒部材4cとから構成されている。押圧部材4bは、通孔4dを有する基端部4eと、その基端部4eから側方に延出される前記押圧部4aとからなる。そして、押圧部材4bは、その基端部4eが、第1操作体5における軸部5bの上部であって、操作ノブ5dと鍔部5eとの間において、通孔4dに軸部5bが挿通されるようにして、その軸部5bに取り付けられる。そして、基端部4eと鍔部5eとの間には、スプリングワッシャ9(詳細には、ウエーブワッシャ)が挿入されており、このスプリングワッシャ9によって、押圧部材4bは、操作ノブ5dの下面に押し当てられる。こうして、押圧部材4b、すなわち押圧体4は、第1操作体5と共回りして、前記横方向420となるねじ部8aの螺旋に沿う方向に回転移動可能となっている。筒部材4cは、押圧部材4bにおける基端部4eの下方に、止めねじ4fを用いて固定されて、中間部材8の上部側に嵌められる。そして、筒部材4cには、その筒部材4cから内方に突出して、第1の案内溝8eあるいは横溝8g内に入る案内ピン4gが設けられている。
そこで、第1操作体5の、前記第2の範囲における一の方向521(図示実施の形態においては、時計回り方向)の回動操作により、前記離間位置にて押圧体4は、第1操作体5と共回りして、前記非対向位置から(図1〜図3参照)、ねじ部8aの螺旋に沿う前記前進方向421(図示実施の形態においては、時計回り方向)に回転移動して前記対向位置に達し、その対向位置にて回り止めされる(図4〜図6参照)。すなわち、押圧体4が、前記非対向位置から前記対向位置に向かうときには、案内ピン4gは、図3および図6に示すように、横溝8g内を、第1の案内溝8eとは反対側から第1の案内溝8e側に移動し(図示実施の形態においては、時計回り方向に移動し)、押圧体4が前記対向位置に達したときには、案内ピン4gが、第1の案内溝8eの、横溝8gとは反対側の溝側面8i(図示実施の形態においては、左側面)に当接して、押圧体4は、その対向位置にて回り止めされる(図6参照)。続いて、第1操作体5の、前記第1の範囲における一の方向511(図示実施の形態においては、時計回り方向)の回動操作により、押圧体4は、回り止めされたまま第1操作体5(詳細には、操作ノブ5d)に押されて、前記離間位置から、ねじ部8aの軸心に沿う前記近接方向411(図示実施の形態においては、下方向)に移動する(図7、図8参照)。すなわち、案内ピン4gは、図6および図8に示すように、第1の案内溝8eの溝側面8iに当接することで、押圧体4が回り止めされ、第1操作体5の、ねじ部8aの螺旋に沿う動きの内の、縦方向410の動きのみが押圧体4に伝達され、その押圧体4は、前記近接方向411に移動することとなる。そして、このとき、案内ピン4gは、第1の案内溝8eの溝側面8iに当接した状態で、その第1の案内溝8e内を前記近接方向411に移動する。
反対に、第1操作体5の、前記第1の範囲における他の方向512(図示実施の形態においては、反時計回り方向)の回動操作により、前記対向位置にて押圧体4は、回り止めされたまま第1操作体5(詳細には、スプリングワッシャ9を介して、鍔部5e)に押されて、ねじ部8aの軸心に沿う前記離間方向412(図示実施の形態においては、上方向)に移動して前記離間位置に達し、その離間位置にて回り止めが解除される(図4〜図6参照)。すなわち、案内ピン4gは、図8に示すように、第1の案内溝8eの、横溝8g側の溝側面8j(図示実施の形態においては、右側面)に当接することで、押圧体4が回り止めされ、第1操作体5の、ねじ部8aの螺旋に沿う動きの内の、縦方向410の動きのみが押圧体4に伝達され、その押圧体4は、前記離間方向412に移動することとなる。そして、このとき、案内ピン4gは、第1の案内溝8eの溝側面8jに当接した状態で、その第1の案内溝8e内を前記離間方向412に移動する。そして、押圧体4が離間位置に達したときには、案内ピン4gは、当接する溝側面8jを過ぎて、横溝8gに臨み、こうして、押圧体4は、回り止めが解除される(図6参照)。続いて、第1操作体5の、前記第2の範囲における他の方向522(図示実施の形態においては、反時計回り方向)の回動操作により、押圧体4は、第1操作体5と共回りして、前記対向位置から、ねじ部8aの螺旋に沿う前記後退方向422(図示実施の形態においては、反時計回り方向)に回転移動して前記非対向位置に達する(図1〜図3参照)。すなわち、押圧体4が、前記対向位置から前記非対向位置に向かうときには、案内ピン4gは、横溝8g内を、第1の案内溝8e側から第1の案内溝8eとは反対側に移動する(図示実施の形態においては、反時計回り方向に移動する)。なお、図中符号は、ベース体7と筒部材4cとを覆うカバー10である。
次に、以上の構成からなるクランプ装置3の作用効果について説明する。このクランプ装置3によると、ワーク2を固定部1に固定する場合には、ワーク2を固定位置に配置した後、第1操作体5(詳細には、操作ノブ5d)を第2の範囲で、その第2の範囲における一の方向521(時計回り方向)に操作することにより、非対向位置(図1〜図3参照)にある押圧体4は、離間位置に位置した状態で、横方向420であって非対向位置から対向位置に向かう前進方向421(時計回り方向)に移動し、対向位置に達する(図4〜図6参照)。続いて、第1操作体5(詳細には、操作ノブ5d)を第1の範囲で、その第1の範囲における一の方向511(時計回り方向)に操作することにより、押圧体4は、縦方向410であって押圧部4aがワーク2に近づく近接方向411(下方向)に移動してそのワーク2に当接する(図7、図8参照)。次に、図9ないし図12に示すように、第2操作体6(詳細には、操作レバー6b)を、その第2操作体6の一の方向601(時計回り方向)に操作することにより、押圧体4は、縦方向410であって押圧部4aがワーク2を押圧する押圧方向413(下方向)に移動してそのワーク2を押圧する。こうして、ワーク2は、押圧体4の押圧部4aに押圧されて、固定部1に固定される。ここにおいて、押圧体4の押圧部4aがワーク2に当接するまでは、第1操作体5が用いられ、その後の押圧部4aによるワーク2の押圧は、第2操作体6が用いられる。このように、押圧体4の縦方向410全体のストロークが、第1操作体5による押圧部4aをワーク2に当接させるためのストロークと、第2操作体6による押圧部4aをワーク2に押圧させるためのストロークとに分離されることから、それぞれのストロークを適切に設定することができる。その結果、ワーク2を強固に押圧固定することができ、かつ、寸法誤差の大きいワーク等、種々の高さのワーク2に対応することができる。
また、反対に、ワーク2を固定部1から取り外すには、始めに、図9ないし図12に示すように、第2操作体6(詳細には、操作レバー6b)を、その第2操作体6の他の方向602(反時計回り方向)に操作することにより、押圧体4は、縦方向410であって押圧部4aがワーク2の押圧を解除する押圧解除方向414(上方向)に移動してその押圧を解除する(図7、図8参照)。次に、第1操作体5(詳細には、操作ノブ5d)を第1の範囲で、その第1の範囲における他の方向512(反時計回り方向)に操作することにより、押圧体4は、縦方向410であって押圧部4aがワーク2から離れる離間方向412(上方向)に移動し、離間位置に達する(図4〜図6参照)。続いて、第1操作体5(詳細には、操作ノブ5d)を第2の範囲で、その第2の範囲における他の方向522(反時計回り方向)に操作することにより、押圧体4は、横方向420であって対向位置から非対向位置に向かう後退方向422(反時計回り方向)に移動し、非対向位置に達する(図1〜3参照)。そこで、ワーク2が、固定部1から取り外される。このように、ワーク2を固定部1に配置したり、ワーク2を固定部1から取り外す際に、押圧体4は、ワーク2に対して対向位置から外れた非対向位置にあるため、押圧体4に邪魔されることがない。したがって、それらワーク2の配置や取り外しを簡単に行なうことができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、固定部1は、取付具ベースの他に、MCパレットとかマシンテーフル、その他のテーブル等であってもよい。そして、被固定物は、ワーク2でなくとも、例えば、治具、取付具あるいは金型等であってもよい。
また、このクランプ装置3は、第1操作体5が第1の範囲とか第2の範囲で操作されることで、押圧体4が縦方向410とか横方向420に移動するが、第1操作体5の第2の範囲の操作、それに伴う押圧体4の横方向420の移動、およびその移動に係る構造は無くてもよい。すなわち、ワーク2の着脱は、押圧体4が、対向位置であって離間位置に位置するときに行ってもよい。
また、第1操作体5の、第1の範囲における一の方向511の操作と、第2の範囲における一の方向521の操作と、第2操作体6の一の方向601の操作とは、同じ操作方向である必要はなく、いずれか、あるいは全てが異なる方向であってもよい。同様に、第1操作体5の、第1の範囲における他の方向512の操作と、第2の範囲における他の方向522の操作と、第2操作体6の他の方向602の操作とは、同じ操作方向である必要はなく、いずれか、あるいは全てが異なる方向であっても構わない。
また、第1操作体5による押圧体4の縦方向410の移動の構造は、ネジ機構を用いたものでなくとも、カム機構等を用いたものであってもよい。また、第1操作体5における操作ノブ5dの形状は、円型の他に、星型、クロス型等であってもよい。また、この操作ノブ5dは、直接手で操作されてもよいが、スパナとかレンチ等の工具を用いて操作されても構わない。
また、第2操作体6による押圧体4の縦方向410の移動の構造は、カム機構を用いたものでなくとも、ネジ機構等を用いたものであってもよい。また、第2操作体6における操作レバー6bには、トルクを制御する機構を備えたレバーを用いてもよい。
この発明の一実施の形態の、押圧体が非対向位置に位置するときの、クランプ装置の平面図である。 同じく、図1におけるA−A線による断面図である。 同じく、中間体のピン用溝の展開図である。 押圧体が対向位置であって離間位置に位置するときの、クランプ装置の平面図である。 同じく、図4におけるB−B線による断面図である。 同じく、図3相当図である。 押圧体が対向位置であってワークに当接したときの、図5相当図である。 同じく、図3相当図である。 押圧体がワークを押圧する前の、案内溝およびカム溝の展開図である。 押圧体がワークを押圧したときの、クランプ装置の平面図である。 同じく、図10におけるC−C線による断面図である。 同じく、図9相当図である。 ベース体と筒部材とを覆うカバーを取り除いた、図1と同じ状態のクランプ装置の側面図である。 図4と同じ状態のクランプ装置の斜視図である。 従来のクランプ装置を示す断面図である。
1 固定部
2 ワーク(被固定物)
3 クランプ装置
4 押圧体
4a 押圧部
5 第1操作体
6 第2操作体
7 ベース体
8 中間体
8a ねじ部
410 縦方向
411 近接方向
412 離間方向
413 押圧方向
414 押圧解除方向
420 横方向
421 前進方向
422 後退方向
511、521、601 一の方向
512、522、602 他の方向

Claims (4)

  1. 被固定物を固定部に固定するためのクランプ装置であって、
    前記被固定物を押圧するようにして固定する押圧部を有する押圧体と、手動操作される第1および第2操作体と、前記固定部に取付固定されるベース体と、そのベース体に取り付けられるとともに前記押圧体が取り付けられる中間体とを備え、
    前記中間体は、前記押圧部が前記被固定物に対向する対向位置に位置して前記被固定物に近づいたりその被固定物から離れたりする方向となる縦方向に延びる軸心を有するねじ部を備え、
    前記第1操作体は、前記ねじ部に螺合して、前記中間体に対して、その第1操作体の、第1の範囲における一の方向および他の方向、並びに第2の範囲における一の方向および他の方向となる、前記ねじ部の螺旋に沿う方向に回動操作可能であり、
    前記押圧体は、前記第1操作体と共回りして、前記押圧部が、前記縦方向において前記被固定物から離れた離間位置に位置した状態で、前記対向位置に向かったりその対向位置から外れた非対向位置に向かったりする方向となる、前記縦方向と交差する横方向であって、前記ねじ部の螺旋に沿う方向に、回転移動可能であり、
    前記押圧体は、前記第1操作体の前記第1の範囲の回動操作により、前記中間体に対して前記縦方向に移動するとともに、前記第1操作体の前記第1の範囲の任意の操作位置にて、前記第2操作体の操作により、前記中間体が前記ベース体に対して前記縦方向に移動することで、前記押圧部が前記対向位置に位置して前記被固定物を押圧したりその押圧を解除したりするように、前記中間体と共に前記縦方向に移動し、かつ、
    前記押圧体は、前記第1操作体の前記第2の範囲の回動操作により、前記離間位置に位置した状態で、前記中間体に対して前記横方向に移動し、
    前記第1操作体の、前記第2の範囲における一の方向の回動操作により、前記離間位置にて前記押圧体は、前記第1操作体と共回りして、前記非対向位置から、前記横方向であって前記非対向位置から前記対向位置に向かう、前記ねじ部の螺旋に沿う前進方向に回転移動して、その対向位置に達し、その対向位置にて回り止めされ、続いて、前記第1操作体の、前記第1の範囲における一の方向の回動操作により、前記押圧体は、回り止めされたまま前記第1操作体に押されて、前記離間位置から、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物に近づく、前記ねじ部の軸心に沿う近接方向に移動してその被固定物に当接し、次いで、前記第2操作体の一の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物を押圧する押圧方向に移動し、
    前記第2操作体の他の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物の押圧を解除する押圧解除方向に移動してその押圧を解除し、次いで、
    前記第1操作体の、前記第1の範囲における他の方向の回動操作により、前記対向位置にて前記押圧体は、回り止めされたまま前記第1操作体に押されて、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物から離れる、前記ねじ部の軸心に沿う離間方向に移動して前記離間位置に達し、その離間位置にて回り止めが解除され、続いて、前記第1操作体の、前記第2の範囲における他の方向の回動操作により、前記押圧体は、前記第1操作体と共回りして、前記対向位置から、前記横方向であって前記対向位置から前記非対向位置に向かう、前記ねじ部の螺旋に沿う後退方向に回転移動して、その非対向位置に達することを特徴とするクランプ装置。
  2. 被固定物を固定部に固定するためのクランプ装置であって、
    前記被固定物を押圧するようにして固定する押圧部を有する押圧体と、手動操作される第1および第2操作体と、前記固定部に取付固定されるベース体と、そのベース体に取り付けられるとともに前記押圧体が取り付けられる中間体とを備え、
    前記押圧体は、前記第1操作体の第1の範囲の操作により、前記中間体に対して、前記押圧部が前記被固定物に対向する対向位置に位置して前記被固定物に近づいたりその被固定物から離れたりする方向となる縦方向に移動するとともに、前記第1操作体の前記第1の範囲の任意の操作位置にて、前記第2操作体の操作により、前記中間体がカム機構により前記第2操作体の操作に連動して前記ベース体に対して前記縦方向に移動することで、前記押圧部が前記対向位置に位置して前記被固定物を押圧したりその押圧を解除したりするように、前記中間体と共に前記縦方向に移動し、
    前記第1操作体の、前記第1の範囲における一の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物に近づく近接方向に移動してその被固定物に当接し、次いで、前記第2操作体の一の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物を押圧する押圧方向に移動し、
    前記第2操作体の他の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物の押圧を解除する押圧解除方向に移動してその押圧を解除し、次いで、前記第1操作体の、前記第1の範囲における他の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物から離れる離間方向に移動することを特徴とするクランプ装置。
  3. 被固定物を固定部に固定するためのクランプ装置であって、
    前記被固定物を押圧するようにして固定する押圧部を有する押圧体と、手動操作される第1および第2操作体と、前記固定部に取付固定されるベース体と、そのベース体に取り付けられるとともに前記押圧体が取り付けられる中間体とを備え、
    前記押圧体は、前記第1操作体の第1の範囲の操作により、前記中間体に対して、前記押圧部が前記被固定物に対向する対向位置に位置して前記被固定物に近づいたりその被固定物から離れたりする方向となる縦方向に移動するとともに、前記第1操作体の前記第1の範囲の任意の操作位置にて、前記第2操作体の操作により、前記中間体がカム機構により前記第2操作体の操作に連動して前記ベース体に対して前記縦方向に移動することで、前記押圧部が前記対向位置に位置して前記被固定物を押圧したりその押圧を解除したりするように、前記中間体と共に前記縦方向に移動し、
    前記押圧体は、前記第1操作体の第2の範囲の操作により、前記押圧部が前記縦方向において前記被固定物から離れた離間位置に位置した状態で、前記中間体に対して、前記対向位置に向かったりその対向位置から外れた非対向位置に向かったりする方向となる、前記縦方向と交差する横方向に移動し、
    前記第1操作体の、前記第2の範囲における一の方向の操作により、前記離間位置にて前記押圧体は、前記非対向位置から、前記横方向であって前記非対向位置から前記対向位置に向かう前進方向に移動して、その対向位置に達し、続いて、前記第1操作体の、前記第1の範囲における一の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物に近づく近接方向に移動してその被固定物に当接し、次いで、前記第2操作体の一の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物を押圧する押圧方向に移動し、
    前記第2操作体の他の方向の操作により、前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物の押圧を解除する押圧解除方向に移動してその押圧を解除し、次いで、前記第1操作体の、前記第1の範囲における他の方向の操作により、前記対向位置にて前記押圧体は、前記縦方向であって前記押圧部が前記被固定物から離れる離間方向に移動して前記離間位置に達し、続いて、前記第1操作体の、前記第2の範囲における他の方向の操作により、前記押圧体は、前記対向位置から、前記横方向であって前記対向位置から前記非対向位置に向かう後退方向に移動して、その非対向位置に達することを特徴とするクランプ装置。
  4. 前記中間体は、カム機構により、前記第2操作体の操作に連動して前記縦方向に移動することを特徴とする請求項に記載のクランプ装置。
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