JPH11156732A - 締付装置 - Google Patents

締付装置

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JPH11156732A
JPH11156732A JP10248591A JP24859198A JPH11156732A JP H11156732 A JPH11156732 A JP H11156732A JP 10248591 A JP10248591 A JP 10248591A JP 24859198 A JP24859198 A JP 24859198A JP H11156732 A JPH11156732 A JP H11156732A
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JP
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slide
finger
jaw
spring member
engaging
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Application number
JP10248591A
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Inventor
Heinrich Berchtold
ベアシュトルト ヘインリッシュ
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Griesser AG
Original Assignee
Griesser AG
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Publication date
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/02Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine for mounting on a work-table, tool-slide, or analogous part
    • B23Q3/06Work-clamping means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
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    • B25B1/2478Construction of the jaws with more than one pair of jaws

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライドと係合部との間に、切れ端やほこり
が落ち込まないで、サード・ハンド機能をもち、スライ
ドの下側の係合部を、台部のポケット内にばね部材を配
置することができて、係合部とサード・ハンド機能に必
要な構成部品が、装置全体の長さに悪影響を及ぼさない
締付装置を提供する。 【解決手段】 本体の内部で可動で顎部を担持し、軸方
向に可動なねじ・スピンドルによって反対方向に移動可
能な2スライドと、本体の中央顎部と、本体内にスライ
ド3及び顎部9と反対方向に移動可能な係合部と組合わ
された締付手段と、係合部に担持されスライドのずれ方
向に作動し、締付手段でスライドに対して開放方向に作
用するばね部材と、係合部内を延びている保持ねじで、
凹部12内で滑動可能な突起を有し、ばね部材13が突起11
と台部1aとで支承され、係合部がスライドに設けた溝
18に係合され、顎部9に向いた自由端部17′に締付手段
19を担持している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体、内部で動く
ことができ、その上部に顎部を担持し軸方向に可動なね
じ・スピンドルによって反対方向に移動させることがで
きる2つのスライドと、本体の中央領域内に固定するこ
とができる中央顎部と、本体の作動端部の領域内に配置
されそれに対して動くことができる係合部と、それと組
み合わされた締付手段と、係合部上に担持されスライド
のずれの方向に作動し、締付手段の締付板上でスライド
の1つに対してその開放方向に力を働かせるばね部材
と、係合部を通じて延びている保持ねじとで構成される
締付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】よく知られているこの種の装置の1例と
して、(HILMA−ROMHELDGMBH,D-572
60 Hilchenbach(ドイツ)の会社資料、“Technische
Daten/Zubehor,Doppelspannsystem DS125”「技術
データ/付属品二重クランピング・システムDS12
5」、4.3660,ページ1,3/96発行)に開示されたよう
なものがある。係合部は一方のスライドの作動端部によ
って本体内部で滑動できるように配置されている。この
係合部に本体底部に垂直な締付けねじが設けられてお
り、それによって、以下に詳細に述べるようないわゆる
『サード・ハンド機能』が望ましい場合に、係合部を本
体に手早く締付けることができる。
【0003】2つのらせんばねがばね部材として設けら
れており、係合部を通じて延びており、スライド内にね
じ込まれる保持ネジの頭部上で、上記スライドとは反対
側に向いている係合装置の外側の一端と他端とでそれぞ
れ支承されている。係合部は通常このばね部材によって
スライド上に押し付けられており、スライドと共に移動
される。この公知の締付装置においては、1つのスピン
ドル・ねじの起動によって同時に2つの被加工物を締付
けることができ、それら被加工物はそれぞれの異なった
寸法であっても差し支えない。
【0004】それら被加工物の一方は作動端部の第1ス
ライドの顎と中央顎部の間で、もう一方の被加工物は第
2スライドの顎と中央顎部との間で締付けられる。ほと
んどの場合、締付け前に、本体又は顎部に対して被加工
物を正確に位置合わせすることが必要である。多くの被
加工物の場合、顎部が十分な力でその被加工物に押し付
けられるまで、十分に長い時間をかけてその被加工物を
位置合わせした位置に保持することが必要である。しか
しながら、位置合わせされた位置に保持されねばならな
い2つの被加工物が存在する場合、そのために2つの手
が必要で、ねじ・スピンドルを起動するための自由な手
が存在しない。
【0005】この問題は、本体がマシーン・テーブル上
に垂直に配置された場合にも起きる。ひとつのねじ・ス
ピンドルだけを備えた締付装置において、それら被加工
物の一方を手早く位置合わせし、それが顎部間の位置合
わせされた位置に保持することができるように、いわゆ
る『サード・ハンド機能』が設けられている。この場
合、先ずねじ・スピンドルを回転して、第2顎部と中央
顎部との間に第2被加工物に必要なスペースがつくりだ
され、この被加工物がこれら2つの顎部間に配置され
る。作動端部のスライドと顎ユニットを作動端部の方向
に引っ張ることで、第2顎が第2被加工物と、後者は中
央顎部とそれぞれぴったり係合する。こうした遊びのな
い接触を保持したまま、作動端部の第1顎と中央顎部の
間の距離がねじ・スピンドルをさらに回転させることに
よって調節されるので、第1被加工物をこれら2つの顎
間に固定させることができる。
【0006】係合部はこの位置で締付けねじを係合する
ことで本体に対して手早く締付けられる。ねじ・スピン
ドルが起動されると、それによって第2の被加工物が第
2顎と中央顎部との間にはさまれ、位置合わせされた位
置に保持されるが、手早い締付けは行われない。このは
さみ込みは第3の手の代わりをするので、サード・ハン
ド機能と呼ばれる。第2被加工物のはさみ込みは、第1
スライドが最初締付けられた係合部とばね部材とによっ
て本体に動かないように保持されることによって可能に
なる。第2被加工物が上に述べたような方法ではさみ込
まれると、一方の手が再度自由になり、第1の被加工物
を第1スライドの顎と中央の顎の間に配置するために用
いることができる。
【0007】ねじ・スピンドルをさらに回転させると、
第1スライドがばね部材の力に抗して第1被加工物の方
向にずらされ、第1被加工物が第1スライドの顎と中央
顎部との間にはさまれる。ねじ・スピンドルをさらに回
転させると、これらの2つの被加工物が最終的に締付け
られる。被加工物の加工が完了した後に再度締付手段を
ゆるめる場合は、第1被加工物の顎部が最初に自由にな
り、一方、第2被加工物はONされたサード・ハンド機
能で上に述べたようにはさまれたままである。これは垂
直に立った本体で、第1の被加工物を一方の手で取り出
して、ねじ・スピンドルを他方の手で起動させる時に第
2被加工物が締付手段から落ちないという利点をもって
いる。
【0008】公知の締付装置の係合部は第1スライドに
沿って配置されているので、加工中に切れ端が第1スラ
イドと係合部との間に落ち込んでしまう場合がある。緩
める前にこれを慎重に取り除かないと、サード・ハンド
機能は適切に作動しない。さらに、第1スライドに沿っ
て係合部を配置することの結果として、締付装置の全体
的な長さが大きくなるか、又は顎部の開口ストロークが
小さくなってしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】同様の公知の締付装置
(米国特許No.5,098,073号)においては、係合部が本
体の作動端部外側に配置されている。それはスピンドル
と同心でそれに対して軸方向には動けないスリーブを取
り囲んでおり、異なった軸方向位置で手早く締付けるこ
とができる。係合部はまた、作動端部の面に設けられた
凹部とも軽く係合する。係合部はスピンドルの下側に突
起を有しており、これも端部凹部と係合する。環状ショ
ルダ部が突起の孔に設けられており、ばね部材がその両
側のそれぞれと係合する。その上にばね部材の一方が担
持されている保持ねじは両方のばね部材を通過させら
れ、本体の台部にねじ込まれる。スピンドルはこれら2
つのバネ構成で、可動顎部が第1被加工物上に押し付け
られるまで、本体に対しては動けない状態で保持され
る。この締付装置も、係合部とスリーブが作動端部端面
の先に全長突き出ており、締付装置の構造の全長をかな
り増大させてしまうという欠陥を有している。切れ端も
係合部と凹部との間に落ち込んで、機能に影響を及ぼす
場合がある。
【0010】別の公知の締付装置(米国特許No.4,934,
674号)も同様の欠陥を有しており、上に述べた締付装
置と同様である。この締付装置においても、スピンドル
を取り巻く係合部が本体の端部の外側に配置されている
ので、締付装置の構造の全長が増大してしまう。
【0011】本発明は、前記のような種類の、汚染の影
響を受けにくく、構造的な長さと開口部の幅が係合部に
よって悪影響を受けない締付装置、特に万力を提供する
ことを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】こうした目的は、本発明
においては、係合部をスライドと上記顎から離れた本体
の下側に配置し、本体台部の端部凹部内である程度滑動
できる突起を有し、ばね手段が一端は上記突起上、他端
は台部のポケット内で支承され、係合部がさらにスライ
ドの下側に設けられた長さ方向の溝内に係合し、中央顎
部に面したその自由端部で締付手段を担持するフィンガ
を有しており、そのフィンガは長さ方向溝内に押し込む
ことができるようになっていることによって達成され
る。
【0013】本発明は、従って、特にスライドの下側に
係合部を配置するという考えは採られていない。ここで
は、係合部は加工中はスライドによって覆われるように
なっている。特にスライドと係合部との間にギャップが
ないので、切れ端やほこりが落ち込まない。従って、満
足すべきサード・ハンド機能が常に保証される。スライ
ドの下側の係合部の特殊な配置とその設計、及び台部の
ポケット内にばね部材を配置することの結果として、係
合部とサード・ハンド機能に必要なすべての構成部品が
いかなる形でも締付装置の構造的な長さに悪影響を及ぼ
さないようになっている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示す実施の形態を
参照して以下に詳細に説明する。本発明による締付装置
は、2つの被加工物を同時に締付けることができ、又は
ひとつの大型の被加工物を中央顎部を取り外して締付け
ることができるいわゆる二重万力である。本体1は図3
に見えるようにほぼU字形の断面を有している。このU
字アームの上部端部は被加工物のための担持面を形成し
ている。2つのスライド3,4は本体内で誘導されてそ
の長さ方向に動くようになっている。これらのスライド
3,4の駆動はねじ・スピンドル5を通じて行われ、そ
のねじ溝5a,5bは向き合ったハンドを有している。
これらのねじ溝5a,5bはスライド3,4の対応する
雌ねじ溝内に係合する。
【0015】ねじ・スピンドル5は図示しないハンド又
はクランクを取り付けるためにその一端に六角形部など
を有している。その六角形部6の領域にある締付装置の
端部をここでは作動端部と呼ぶ。スライド3,4のそれ
ぞれはその上側に顎部7,8を担持しており、これら顎
部7,8はスライドの長さ方向で位置を変えたり、入れ
換えたりすることができる。
【0016】本体1の作動端部1′には係合部10が設け
られている。この係合部はスライド3と顎部7と本体1
のほぼ下側に顎部7とは反対方向に向いて配置されてい
る。係合部10は下向きに突き出た突起11を有しており、
この突起は本体の台部の端部凹部内でその長さ方向にあ
る程度動くことができる。台部1aはここでは本体1の
2つのアームを接続しているウェブ部分を示している。
例えば図に示すようならせんばねや、必要であれば複数
のベレビール・ばねで構成することができるばね部材13
が一端は突起上で他端は台部1aのポケット内に設けら
れているポケット部14内で支承されている。保持ねじ15
がこのばね手段内部で同軸関係に設けられていて、ポケ
ット部14の底部に配置されたねじ溝付きの孔16内にねじ
込まれて、その頭部部分でばね部材13の作用を受ける突
起を支承している。この保持ねじは突起11内を貫通す
る。
【0017】係合部10はさらにフィンガ17を有してお
り、これはスライド3の下側に設けられた下側に開いた
長さ方向の溝18と係合する。フィンガ17は中央顎部の方
向に向いたその自由端部17′に以下により詳細に説明す
る締付手段を有しており、それによってフィンガ17を長
さ方向の溝18に手早く締付けることができる。
【0018】締付手段19を形成するために、フィンガ17
は自由端部17′に開口している細長い孔20によって2つ
のフィンガ部17aに分かれている。その孔20は溝18の底
部に対して垂直方向に延びており、フィンガの長さのほ
ぼ全長にわたって延びており、好ましくはその半分程度
にわたって延びている。フィンガ17の自由端部17′に近
接して、横方向の孔21が設けられており、その軸も同様
に溝底部に対して垂直で、各フィンガ部17aの中に半分
程度延びている。その横方向孔21内部に横方向ピン22が
設けられており、その軸に対して横方向にネジ溝を切っ
た孔23がある。フィンガ17の長さ方向に延びた締付けね
じ24はこのねじ溝23と係合して、その頭部24aは図1及
び3に示された係合部10の取り付け位置で、係合部10の
肩部を係合する。
【0019】締付装置が作業台や工作機械などに置かれ
て、被加工物を締付け作業中手で押さえる必要がない場
合、2つの被加工物を顎7,8,9の間に次々に置いて
2つのスライド3,4をスピンドル5を回転させて中央
顎部9の方向に移動させ、それによって両方の被加工物
を1つのねじ・スピンドルを回転させることで同時に締
付けることができる。
【0020】しかしながら、被加工物を最初に顎部7,
8,9又は本体1に対して正確に位置合わせをしなけれ
ばならず、特に本体1が垂直構成である場合のようにそ
れぞれの被加工物を手で押さえなければならない場合
は、最初に詳しく述べたようにサード・ハンド機能が必
要となる。顎8,9がその間に挿入された被加工物とぴ
ったり接触した後、ねじ・スピンドル5を回転させてス
ライド3を中央顎部9から、顎7,9の間に配置される
第1被加工物の締付け寸法よりやや大きな距離に離す。
この距離が確保できたら締付ねじ24を回転させて、横方
向のピン22がねじ頭部24aに引かれるようにする。横方
向ピン22は従って横方向孔21からある程度外側に移動し
て細長い孔20によって形成されるフィンガ部17a上に延
びるので、それらは長さ方向溝18の側壁と押し込み係合
の状態になる。
【0021】第1スライド3はそれによって図1に示さ
れているばね部材13によって押えられている係合部10に
しっかりと接続される。締付手段19がこのように起動さ
れると、スピンドル5がスライド4が中央顎部9の方向
に引っ張られるように回転する。第1スライド3は係合
部10によって保持されているので移動しない。スピンド
ルをさらに回転させると、顎8,9が締付けられて第2
被加工物にかかる力が増大する。締付け力はばね部材13
の力に依存する。ばね部材のばね力がスピンドルをさら
に回転させることで克服されてしまうのであれば、顎7
を有する第1スライド3が中央顎部9に近づいて、そし
て第1被加工物は顎7,9の間に押し込まれることは不
可能であろう。従って、スピンドル5の回転は第2被加
工物が顎部8,9の間にしっかりはさまれてその位置合
わせされた位置から動かなくなれば、スピンドル5の回
転はすぐに中止される。
【0022】第1被加工物が2つの顎部7,9の間に挿
入されると、スピンドル5はそれら2つの顎部7,9が
被加工物に押し付けられるまで締付け方向にさらに回転
させることができる。ばね部材13の力はこの目的のため
に克服されねばならない。ねじ・スピンドル5を締付け
方向にさらに回転させると、3つの顎部7,8,9はす
べて2つの対応する被加工物に強く押し付けられて、締
付け動作が完了する。
【0023】被加工物の解放、取り外しは逆の手順で行
われる。ひとつずつ締付けられる同じ寸法の被加工物で
の一連の作業において、顎部7は締付けられる第1被加
工物のサイズにすでに調節されているので、締付ねじ24
は顎部の解放後も締付けられたままである。
【0024】万力の作業端部での係合部10の前記したよ
うな構成で、第2被加工物は常に最初に顎部8,9の間
で締付けられる。本体1が垂直構成で第2被加工物が重
い場合、いろいろな問題が発生するので、ばね部材13の
力は第1被加工物がまだ導入されておらず顎部7,9間
で締付けられていない時に第2被加工物をはさむのには
不十分である。そうした場合、比較的小さく、そしてと
りわけ締付装置の長さ方向での追加スペースを必要とし
ない係合部10は本体1の作動端部1′に向き合った端部
1″に取り付けられる。この目的のために、本体1の台
部1aは反対側端部1″に第2凹部12′と第2ポケット
部14′及び第2ねじ溝を切った孔16′を有している。第
2スライド4には長さ方向の溝18′が設けられており、
この溝18′は第1スライド3の長さ方向溝18の延長上に
延びている。
【0025】保持ねじを緩めると、係合部10とばね部材
13が作動端部1′から外れ、本体1の反対側端部1″に
取り付けられる。保持ねじ15は図2に示されているよう
に、このためにねじ溝付き孔16′内にねじ込まれる。す
るとフィンガ17は長さ方向溝18′に係合する。締付ねじ
24の代わりに、長い締付ねじ24′が係合部10のこの位置
で横方向ピン22のねじ溝付き孔23内にねじ込まれる。こ
の長い締付ねじ24′はナット25を介してフィンガ17の自
由端部17′に押し付けられ、このナット25は締付ねじ2
4′に対して固定される。サード・ハンド機能が作動で
きるようにするためには、この長い締付ねじ24′を回転
させて、それによって横方向ピン22がフィンガ17の自由
端部17′の方向に引っ張られる。従って、それは長さ方
向18′の側壁に向き合ってフィンガ部17aから外側に延
び、それによって係合部10と第2スライド4間の押し込
み係合がつくりだされる。
【0026】この長い締付ねじ24′のおかげで、締付手
段19は本体1が垂直方向に構成されている場合でも作動
端部から起動される。重い被加工物は最初に2つの顎部
7,9間に挿入され、上に述べたようにねじ・スピンド
ル5を最初に回転させることによって締付けられる。そ
の重量は下方に働くので、その重量は本体1に対して固
定された中央顎部9上で支承され、従って、ばね部材13
によって中央顎部9の方向に下向きにかけられる力は第
2被加工物が顎部8,9の間に挿入されて締付けられる
のに十分な期間だけその重い被加工物をはさむのに十分
である。
【0027】顎部7と9あるいは8と9との間に納まら
ない大きめの被加工物を締付ける場合、中央顎部9を本
体1から取り外して、ひとつの被加工物を顎部7,8の
間で締付けることができる。しかしながら、これを行う
ためには2つのスライドのうちの1つを本体に固定する
ことが必要である。ばね部材13の力は一時的にはさむこ
とに適しており、しっかりと締付けるのには適していな
いので、フィンガ17上に設けられている締付手段によっ
て固定するだけでは不十分である。従って、ねじ固定ボ
ルト26が開口端部1′から離れた方の第2スライドに設
けられている。この固定ボルト26の軸は本体1の台部1
aに対して垂直に走っている。
【0028】固定孔27がその台部1aに設けられている
中央顎部を取り外して、その自由端部が固定孔と係合す
るように固定ボルト26をねじ込む。第2スライド4とそ
れに接続された顎部8が本体に対して予め決められた位
置に固定される。そうすれば、2つの顎部を有する通常
の万力の場合のように、ねじ・スピンドル5を回転させ
ることで大きめの被加工物を2つの顎部7,8の間に締
付けることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、前記のようであって、スライ
ドの下側に係合部を配置することなく、係合部は加工中
はスライドによって覆われるようになっており、特にス
ライドと係合部との間にギャップがないので、切れ端や
ほこりが落ち込まず、従って満足すべきサード・ハンド
機能が常に保証され、スライドの下側の係合部の特殊な
配置とその設計、及び台部のポケット内にばね部材を配
置することの結果として、係合部とサード・ハンド機能
に必要なすべての構成部品が、いかなる形でも締付装置
の長さに悪影響を及ぼさないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3の線I−Iによる締付装置の長さ方向断面
図である。
【図2】同上の別の構成の係合部分を示す同様の長さ方
向断面図である。
【図3】図1の方向IIIの側面図である。
【図4】図4は図3の線IV−IVに沿った部分長さ方向断
面図である。
【図5】図5は図3の線V−Vに沿った別の長さ方向断
面図である。
【符号の説明】
1 本体 1a 台部 3 スライド 4 第2スライド 9 顎部 10 係合部 11 突起 12 凹部 12′第2凹部 13 ばね部材 14,14′ ポケット部 15 保持ねじ 16,16′ 孔 17 フィンガ 17a フィンガ部 17′自由端部 18,18′ 溝 19 締付手段 20,21 孔 22 ピン 23 孔 24,24′ 締付ねじ 26 固定ボルト 27 固定孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体、内部で動くことができ、その上部
    に顎部を担持し軸方向に可動なねじ・スピンドルによっ
    て反対方向に移動させることができる2つのスライド
    と、本体の中央領域内に固定することができる中央顎部
    と、本体の作動端部の領域内に配置されそれに対して動
    くことができる係合部と、それと組み合わされた締付手
    段と、係合部上に担持されスライドのずれの方向に作動
    し、締付手段の締付板上でスライドの1つに対してその
    開放方向に力を働かせるばね部材と、係合部を通じて延
    びている保持ねじで構成され、係合部10がスライド3及
    び顎部9とは反対方向に向いた本体1の下側領域に配置
    されており、係合部10が本体1の端部凹部12内で一定程
    度滑動することができる突起を有しており、ばね部材13
    が突起11の一方の端部と台部1aのポケット部14の他端
    で支承されており、係合部がさらにスライドの下側に設
    けられた長さ方向の溝18内に係合され、中央顎部9に向
    いたその自由端部17に締付手段19を担持しており、長さ
    方向の溝18内に押し込むことができるフィンガ17を有し
    ている締付装置。
  2. 【請求項2】 フィンガ17が、その自由端部17′で開口
    していてフィンガのほぼ全長にわたって延びており、そ
    して溝の底部に対して垂直方向に走る細長い孔20によっ
    て2つのフィンガ部17aに別れて締付手段19を形成して
    おり、フィンガ17の自由端部17′に近接して横方向の孔
    21が設けられており、その軸が溝の底部に垂直で各フィ
    ンガ部17aに半分延びており、横方向孔21の内部に横方
    向ピン22が設けられていて、その軸に対して垂直方向に
    走るねじ溝を切った孔23を有しており、フィンガ17とス
    ライド20の長さ方向に配置されていて、係合部10又はフ
    ィンガ17の自由端部17′上を圧迫する請求項1に記載の
    締付装置。
  3. 【請求項3】 本体1の台部1aが作動端部1′と反対
    側の端部1″の係合部10の突起11のための第2凹部12′
    とばね部材のための第2ポケット部14′を有しており、
    係合部10が反対側端部1″に選択的に取り付けることが
    でき、第2スライド4にもその下側にフィンガ17の係合
    のための長さ方向の溝18′が設けられており、その作動
    端部から反対側の端部1〃上に選択的に取り付けられる
    係合部10のフィンガ17の横方向ピン22に延びる長い締付
    ねじ24′が設けられている請求項1又は2に記載の締付
    装置。
  4. 【請求項4】 保持ねじ15がばね部材13と同軸に配置さ
    れ、台部1aのポケット部14,14′の底部のねじ溝を切
    った孔16,16′内にねじ込まれ、突起11が保持ねじ15の
    頭部15aと係合する請求項1−3のいずれか1項に記載
    の締付装置。
  5. 【請求項5】 締付けることができる固定ボルト26が作
    動端部1′から離れた第2スライド内に設けられてお
    り、その軸が本体1の台部1aに対して垂直であり、台
    部1aに固定孔27が設けられていて、第2スライドが本
    体1に対して予め決められた位置に固定され、固定孔27
    内部の固定ボルト26の係合によって中央顎部が動かされ
    る請求項1−4のいずれか1項に記載の締付装置。
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