JP3585333B2 - Cdma基地局装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDMA(Code Division Multiple Access)方式のセルラ移動体通信を行なう基地局装置に関し、特に、新設時に、基地局識別に使用する拡散符号を自律的に決定できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
CDMA方式の移動体通信では、情報信号のスペクトルを、拡散符号を用いて本来の情報帯域幅に比べて十分広い帯域に拡散して伝送するスペクトル拡散通信が行なわれ、この拡散符号をユーザに割り当てることによる多元接続、即ち、符号分割多元接続が行なわれる。
【0003】
また、この方式を採るセルラ移動通信システムでは、基地局を識別するために基地局ごとの拡散符号が設定されており、移動局は、各基地局がその拡散符号を使って送信する情報を、共通の制御チャネルを通じて受信し、最も高い相関出力が得られる拡散符号を識別して、自局が属するセルを認識する。
【0004】
また、各基地局にロングコードを設定し、各ユーザにはショウトコードを割り当て、ショウトコードとロングコードとの積で拡散符号を生成するコード配置も考えられている(論文「DS−CDMA移動通信におけるコード配置」梅田ほか1995年電子情報通信学会総合大会B−426)。
【0005】
CDMAセルラ移動通信システムでは、全てのセルにおいて同じ周波数を繰り返し使用することが可能である。しかし、各基地局に設定する拡散符号は、基地局の識別が十分確保できるように、その割り当てを管理する必要がある。
【0006】
そのため、図10に示すように、新たな基地局BS7を設置する場合には、このシステムにおいて使用可能な拡散符号の中から、近隣の基地局BS1、BS2、BS3、BS4、BS5、BS6で使用されていない拡散符号を候補として選択し、その中で、基地局BS7の設置場所までの距離が遠く離れ、その設置場所での受信電界レベルが十分に低い基地局BSiで使用されている拡散符号を、基地局BS7の拡散符号として設定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のCDMAセルラ移動通信システムでは、各基地局の拡散符号を決定する置局設計をシステムの管理者が行なっているため、基地局を新たに設置する場合に、その基地局の拡散符号を決めるまでに多くの手間と時間とを必要としていた。
【0008】
本発明は、こうした従来の問題点を解決するものであり、基地局新設に際して、自局が使用する拡散符号を自律的に決めることができるCDMA基地局装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明のCDMA基地局装置では、システムの基地局が使用できる拡散符号の全ての候補を記憶する記憶手段と、周辺基地局から送信された信号を受信する基地局信号受信手段と、周辺基地局からの受信信号と記憶手段に記憶された拡散符号との相関値を算出する相関値演算手段と、算出された相関値の各々を比較する比較手段と、比較結果に基づいて自局で使用する拡散符号の種類や位相を選択する拡散符号選択手段とを設けている。
【0010】
このCDMA基地局装置は、新設場所に設置されると、周辺基地局からの信号を受信して、周辺で使用されていない拡散符号や位相を自律的に選択し、自局の拡散符号として設定する。そのため、システムの管理者による置局設計の作業が不要になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、各基地局が用いる拡散符号によりそれぞれの基地局が識別可能であるセルラ無線システムのCDMA基地局装置において、このシステムの基地局が使用できる拡散符号の全ての候補を記憶する記憶手段と、送信・受信のタイミングを切替える切替手段と、新たに設置された場所で周辺基地局から送信された信号を受信し、自局での拡散符号が選択された後は移動局から送信された信号を受信する信号受信手段と、周辺基地局からの受信信号と記憶手段に記憶された拡散符号との相関値、または、移動局からの受信信号と選択された自局での拡散符号との相関値を算出する相関値演算手段と、相関値演算手段によって算出された周辺基地局からの受信信号と記憶手段に記憶された拡散符号との相関値の各々を比較する比較手段と、比較手段の比較結果に基づいて、最小の相関値に対応する拡散符号を自局での拡散符号として選択する拡散符号選択手段と、拡散符号選択手段により選択された自局での拡散符号を用いて送信信号を拡散する拡散手段と、拡散された送信信号を移動局に送信する送信手段と、相関値演算手段によって算出された移動局からの受信信号と選択された自局での拡散符号との相関値に基づいて移動局からの受信データを復号する復調手段とを設け、切替手段は、拡散符号選択手段が自局での拡散符号を選択するまでは、信号受信手段が下り回線の送信区間に周辺基地局から送信された信号を受信するように切り替え、拡散符号選択手段が自局での拡散符号を選択した後は、信号受信手段が上り回線の送信区間に移動局から送信された信号を受信し、送信手段が下り回線の送信区間に送信信号を送信するように切替えて、移動局との送受信をTDD方式で行うようにしたものであり、設置当初は、設置場所において、基地局から移動局への送信のタイミングで周辺基地局からの信号を受信し、周辺で使用されていない拡散符号を自局の拡散符号として設定する動作を自律的に行なうことができる。また、自局で使用する拡散符号を選択した後は、通常の基地局として、移動局とTDD方式により通信を行なうことができる。
【0023】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0024】
(第1の実施形態)
第1の実施形態のCDMA基地局装置は、自局が使用する拡散符号を自律的に決定するための構成として、図1に示すように、受信用のアンテナ1と、周辺基地局の送信信号を受信する無線受信部2と、このシステムの基地局が使用できる拡散符号の全ての候補を記憶する拡散符号記憶回路5と、拡散符号記憶回路5から読み出した拡散符号i4と受信信号との相関値を計算する相関回路3と、相関回路3が計算した相関値の大きさを記憶する相関値記憶回路6と、記憶された相関値の大きさを比較する比較回路7と、比較結果に基づいて拡散符号を選択する拡散符号選択回路8とを備えている。
【0025】
この構成を備える基地局装置は、新たに設置された場所で、周辺の基地局が共通の制御チャネルを通じて送信する信号を受信する。
【0026】
この受信信号は、無線受信部2でダウンコンバートされた後、相関回路3において、拡散符号記憶回路5から読み出された、種類の異なる拡散符号iとの相関が計算される。相関回路3が求めた相関値は、拡散符号iのコード番号と関連付けて相関値記憶回路6に記憶され、比較回路7は、記憶された相関値の大きさを比較し、拡散符号選択回路8は、相関値の大きさが所定値以下の拡散符号の番号を選択して出力する。
【0027】
この基地局は、以後、選択した番号の拡散符号を自局の拡散符号に設定して、移動局との送受信を行なう。
【0028】
図2は、各基地局の送受信が非同期であるシステムにおいて、新設基地局が周辺基地局からの信号を受信して拡散符号を決定するタイミングを示している。このシステムでは、基地局1が拡散符号1を使用し、基地局2が拡散符号2を使用し、基地局Nが拡散符号Nを使用しているとする。
【0029】
新設基地局が拡散符号1を用いて受信信号との相関を取ったときに相関出力1を出力し、拡散符号2を用いて受信信号との相関を取ったときに最も大きい相関出力2を出力し、拡散符号Nを用いて受信信号との相関を取ったときに小さい相関出力Nを出力し、また、拡散符号N+1を用いて受信信号との相関を取ったときに、相関出力が0であったとする。
【0030】
新設基地局は、システムで使用できる拡散符号を全て用いて受信信号との相関値を計算する。そして、算出した相関値を、拡散符号長に相当する期間に渡って比較し、その中で大きさが最も小さい相関値に対応する拡散符号N+1を自局の拡散符号として決定する。
【0031】
図3は、各基地局が局間同期を取るシステムにおいて、新設基地局が周辺基地局からの信号を受信して拡散符号を決定するタイミングを示している。このシステムでは、各基地局が同期を取って送受信を行なう。そのため、新設基地局は、算出した相関値を、基地局間の同期がずれる区間(基地局間同期誤差)に渡って比較することにより、自局の拡散符号を決めることができる。
【0032】
このように、この基地局装置は、自局が使用する拡散符号を、システムの管理者を煩わせることなく、自律的に決めることができる。
【0033】
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、CDMA基地局装置において、拡散符号を自律的に設定するための構成と、設定した拡散符号を用いて移動局からの信号を受信する構成とについて説明する。
【0034】
この基地局装置は、図4に示すように、拡散符号を自律的に決定する系として、第1の実施形態(図1)と同様に、周辺基地局の送信信号を受信する無線受信部42と、このシステムの基地局が使用できる拡散符号の全ての候補を記憶する拡散符号記憶回路45と、拡散符号記憶回路45から読み出した拡散符号i44と受信信号との相関値を計算する相関回路43と、相関回路43が計算した相関値の大きさを記憶する相関値記憶回路46と、記憶された相関値の大きさを比較する比較回路47と、比較結果に基づいて拡散符号Mを選択する拡散符号選択回路48とを備え、また、移動局からの信号を受信する系として、移動局の送信信号を受信する無線受信部32と、この受信信号と選択された拡散符号M36との相関を取る相関回路33と、受信信号を復調する検波回路34と、復調結果を2値判定して受信データを復号する2値判定回路35とを備え、さらに、受信用のアンテナ41と、切替信号により受信信号の出力先を切り替えるスイッチ31とを備えている。
【0035】
この基地局装置は、設置当初、受信信号が無線受信部42に出力されるようにスイッチ31を切替える。周辺基地局から共通の制御チャネルを通じて送信された信号がアンテナ41で受信されると、無線受信部42、相関回路43、拡散符号記憶回路45、相関値記憶回路46、比較回路47及び拡散符号選択回路48から成る系は、この受信信号に対して、第1の実施形態で説明した動作を行ない、相関値の大きさが小さい番号Mの拡散符号を選択する。
【0036】
拡散符号Mを選択した基地局装置は、スイッチ31に切替え信号を送り、受信信号の出力先を無線受信部32に切替える。そのため、移動局からの送信信号はアンテナ41で受信されて無線受信部32に出力される。
【0037】
無線受信部32は、この受信信号の周波数をダウンコンバートし、相関回路33は、受信信号と拡散符号Mとの相関を取る。検波回路34は受信信号を復調し、2値判定回路35は復調結果を2値判定して、受信データを復号する。
【0038】
このように、この基地局装置では、周辺基地局からの信号を受信して自局が使用する拡散符号を決定すると、スイッチを切替えて、移動局との通信に速やかに移行することができる。
【0039】
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、CDMA/TDD基地局装置の構成を示している。TDD方式では、図11に示すように、同一周波数上で異なるタイミングにより送信・受信が行なわれる。
【0040】
この基地局装置は、図5に示すように、アンテナ51と、切替え信号によりオン・オフのタイミングを切替えるスイッチ61と、周辺基地局及び移動局の送信信号を受信する無線受信部52と、このシステムの基地局が使用できる拡散符号の全ての候補を記憶する拡散符号記憶回路55と、拡散符号記憶回路55から読み出した拡散符号i54または自局用に選択した拡散符号Mと受信信号との相関値を計算する相関回路53と、相関回路53が計算した相関値の大きさを記憶する相関値記憶回路56と、記憶された相関値の大きさを比較する比較回路57と、比較結果に基づいて拡散符号Mを選択する拡散符号選択回路58と、移動局からの受信信号を復調する検波回路64と、復調結果を2値判定して受信データを復号する2値判定回路65とを備えている。
【0041】
図6は、局間同期を取るCDMA/TDDシステムの下での、スイッチ61の切替えタイミングを示している。周辺基地局iは他基地局送信区間に拡散符号iを用いて拡散した信号を移動局向けに送信し、ガードタイム(GT)を置いた基地局受信区間に移動局からの信号を受信し、拡散符号iを逆拡散に使用して復調を行なう。ここでは、送信区間及び受信区間に拡散符号iによる拡散または逆拡散が2回繰り返されるものとしている。
【0042】
周辺基地局i+1でも、ほぼ同時期に拡散符号i+1を用いて、送信信号の拡散と受信信号への逆拡散とが行なわれる。
【0043】
新設基地局(自基地局)は、当初、スイッチ61が他基地局送信区間にだけオンとなるように、切替タイミング1によりスイッチ61をオン・オフする。そのため、他基地局送信区間に周辺基地局から送信された信号がアンテナ51を通じて受信され、無線受信部52、相関回路53、拡散符号記憶回路55、相関値記憶回路56、比較回路57及び拡散符号選択回路58は、この受信信号に対して、第1の実施形態で説明した動作を行ない、相関値の大きさが小さい番号Mの拡散符号を選択する。
【0044】
拡散符号Mを選択した新設基地局は、スイッチ61に切替え信号を送り、オン・オフのタイミングを切替タイミング2に切替える。そのため、受信区間に移動局から送信された信号がアンテナ51を通じて受信される。
【0045】
無線受信部52は、この受信信号の周波数をダウンコンバートし、相関回路54は、受信信号と選択された拡散符号Mとの相関を取る。検波回路64は受信信号を復調し、2値判定回路65は復調結果を2値判定して、受信データを復号する。
【0046】
このように、このCDMA/TDD基地局装置では、自局用の拡散符号の設定と移動局からの受信とに際して、無線受信部及び相関回路を共用することができ、装置を簡素化することができる。
【0047】
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、FDD方式のCDMA基地局装置において、拡散符号を自律的に設定するための構成と、設定した拡散符号を用いて移動局向けに送信する構成とについて説明する。FDD方式では、図11に示すように、基地局から移動局に送信する下り回線の周波数F1と、移動局から基地局に送信する上り回線の周波数F2とが違っている。
【0048】
この基地局装置は、図7に示すように、拡散符号を自律的に決定する系として、第1の実施形態(図1)と同様に、点線で囲んだ無線受信部72、拡散符号記憶回路75、相関回路73、相関値記憶回路76、比較回路77及び拡散符号選択回路78を備え、また、決定された拡散符号を用いて移動局向けの送信を行なう系として、送信データを決定された拡散符号M79を用いて拡散する拡散回路68と、送信信号を無線周波数F1の信号にアップコンバートする無線送信部67とを備え、さらに、送受信兼用のアンテナ71と、送信信号・受信信号を異なる経路に導く共用器66とを備えている。
【0049】
この基地局装置では、無線受信部72が下り回線の周波数F1を受信するように設定される。そのため、周辺基地局から共通の制御チャネルを通じて送信された信号は、アンテナ71及び共用器66を介して、無線受信部72で受信され、無線受信部72、拡散符号記憶回路75、相関回路73、相関値記憶回路76、比較回路77及び拡散符号選択回路78から成る系は、この受信信号に対して、第1の実施形態で説明した動作を行ない、相関値の大きさが小さい番号Mの拡散符号を選択する。
【0050】
拡散符号M79を選択した基地局装置では、拡散回路68が、拡散符号M79を用いて送信データを拡散し、無線送信部67がこの信号の周波数を下り回線の周波数F1にアップコンバートする。無線送信部67から出力された信号は、共用器66及びアンテナ71を介して送信される。
【0051】
このように、この基地局装置では、周辺基地局からの信号を受信して自局において使用する拡散符号を決定すると、その拡散符号を用いて移動局向けの送信を直ちに実行することができる。
【0052】
(第5の実施形態)
第5の実施形態では、FDD方式のCDMA基地局装置において、拡散符号を自律的に設定するための構成と、設定した拡散符号を用いて移動局との送信及び受信を行なう構成とについて説明する。
【0053】
この基地局装置は、図8に示すように、第4の実施形態(図7)の構成の他に、受信信号の出力先を切り替えるスイッチ81と、周波数F2の上り回線の信号を受信する無線受信部82と、この受信信号と選択された拡散符号M79との相関を取る相関回路83と、受信信号を復調する検波回路84と、復調結果を2値判定して受信データを復号する2値判定回路85とを備えている。
【0054】
この基地局装置は、設置当初、受信信号が無線受信部72に出力されるようにスイッチ81を切替える。
【0055】
周辺基地局から下り回線により送信された信号は、アンテナ71、共用器66、スイッチ81を介して無線受信部72に入力し、無線受信部72は、周波数F1の受信信号の周波数をダウンコンバートする。相関回路73、拡散符号記憶回路75、相関値記憶回路76、比較回路77及び拡散符号選択回路78から成る系は、この受信信号に対して、第1の実施形態で説明した動作を行ない、相関値の大きさが小さい番号Mの拡散符号を選択する。
【0056】
拡散符号Mを選択した基地局装置は、スイッチ81に切替え信号を送り、受信信号の出力先を無線受信部82に切替える。
【0057】
移動局向けの送信データは、拡散回路68で拡散符号M79を用いて拡散され、無線送信部67で下り回線の周波数F1にアップコンバートされ、共用器66及びアンテナ71を介して送信される。
【0058】
一方、移動局から上り回線を通じて送信された信号は、アンテナ71、共用器66及びスイッチ81を介して無線受信部82に入力し、無線受信部82は、周波数F2の受信信号の周波数をダウンコンバートする。相関回路83は、この受信信号と拡散符号Mとの相関を取る。検波回路84は受信信号を復調し、2値判定回路85は復調結果を2値判定して、受信データを復号する。
【0059】
このように、この基地局装置では、周辺基地局からの信号を受信して自局が使用する拡散符号を決定すると、スイッチを切替えて、移動局との送信及び受信に速やかに移行することができる。
【0060】
(第6の実施形態)
第6の実施形態では、TDD方式のCDMA基地局装置において、拡散符号を自律的に設定するための構成と、設定した拡散符号を用いて移動局との送信及び受信を行なう構成とについて説明する。
【0061】
この基地局装置は、図9に示すように、送受信に共用するアンテナ71と、送信・受信のタイミングを切替えるスイッチ86と、周波数F3の受信信号の周波数をダウンコンバートする無線受信部72と、このシステムの基地局が使用できる拡散符号の全ての候補を記憶する拡散符号記憶回路75と、拡散符号記憶回路75から読み出した拡散符号i74または自局用に選択した拡散符号Mと受信信号との相関値を計算する相関回路73と、相関回路73が計算した相関値の大きさを記憶する相関値記憶回路76と、記憶された相関値の大きさを比較する比較回路77と、比較結果に基づいて拡散符号Mを選択する拡散符号選択回路78と、移動局からの受信信号を復調する検波回路84と、復調結果を2値判定して受信データを復号する2値判定回路85と、送信データを拡散符号M79を用いて拡散する拡散回路68と、送信信号を周波数F3の信号にアップコンバートする無線送信部67とを備えている。
【0062】
この基地局装置は、設置当初、下り回線の送信区間における信号を受信するようにスイッチ86のタイミングを設定する。そのため、周辺基地局から送信された信号がアンテナ71を通じて受信され、スイッチ86を介して無線受信部72に入力する。無線受信部72は、この周波数F3の受信信号の周波数をダウンコンバートする。相関回路73、拡散符号記憶回路75、相関値記憶回路76、比較回路77及び拡散符号選択回路78は、この受信信号に対して、第1の実施形態で説明した動作を行ない、相関値の大きさが小さい番号Mの拡散符号を選択する。
【0063】
拡散符号Mを選択した新設基地局は、スイッチ86に切替え信号を送り、上り回線の送信区間に受信を行ない、下り回線の送信区間に送信を行なうようにスイッチ86のタイミングを切替える。
【0064】
送信データは、拡散回路68で、選択された拡散符号M79を用いて拡散され、無線送信部67で下り回線の周波数F3にアップコンバートされ、下り回線の送信区間にスイッチ86及びアンテナ71を介して送信される。
【0065】
一方、上り回線の送信区間に移動局から送信された信号は、アンテナ71及びスイッチ86を介して無線受信部72に入力し、無線受信部72は、周波数F3の受信信号の周波数をダウンコンバートする。相関回路73は、この受信信号と、選択された拡散符号Mとの相関を取る。検波回路84は受信信号を復調し、2値判定回路85は復調結果を2値判定して、受信データを復号する。
【0066】
このように、このTDD方式の基地局装置では、自局用の拡散符号の設定及び移動局との通信に際して、無線受信部及び相関回路を共用するができ、装置の簡素化を図ることができる。
【0067】
(第7の実施形態)
第7の実施形態では、各基地局が共通の拡散符号をそれぞれ異なる位相で用いるシステムの基地局装置について説明する。
【0068】
このシステムの各基地局は、局間同期を取って送信・受信を行なうと共に、その送受信に際して、基地局識別用の拡散符号を、それぞれ個別の位相で使用する。この位相の違いにより基地局が識別される。
【0069】
この基地局装置は、第1〜第6の実施形態で説明した基地局装置、つまり、各基地局が拡散符号の種類によって識別されるシステムの基地局装置と同様の構成を有している。但し、各実施形態において、拡散符号記憶回路は、このシステムの基地局で共通に使用される拡散符号だけを記憶し、また、相関値記憶回路は、相関回路の算出した相関値と拡散符号の位相との関係を記憶し、また、拡散符号選択回路は、自局で使用する拡散符号の位相を選択する。
【0070】
図12は、このシステムの基地局装置が、周辺基地局の送信信号から相関出力を算出する際のタイムチャートを示している。
【0071】
周辺基地局の基地局1、基地局2、基地局Nが、共通の拡散符号1を異なる位相で用いて送信を行なうと、これを受信した新設基地局は、基地局1に対応して相関出力1を算出し、基地局2に対応して相関出力2を算出し、基地局Nに対応して相関出力Nを算出する。そのため、新設基地局の相関値記憶回路には、それらの全ての相関出力が記憶される。新設基地局の拡散符号選択回路は、相関値計算区間における相関出力が0である位相を選択し、自局で拡散符号を用いるときの位相として設定する。
【0072】
図13は、局間同期を取るCDMA/TDDシステムの各基地局が、拡散符号Aから成るロングコード(LC)を、それぞれ位相を違えて使用して送受信を行なう場合のタイムチャートを示している。
【0073】
いま、基地局iと基地局i+1とはLC位相差1を保って拡散符号Aを使用し、また、基地局iと基地局MとはLC位相差2を保って拡散符号Aを使用しているとする。
【0074】
局間同期を取る基地局i、基地局i+1、基地局Mは、ほぼ同時期の他基地局送信区間に信号を送信し、他基地局受信区間に移動局からの信号を受信する。この送受信では、ロングコードAとショートコードBとの積が拡散符号として用いられる。
【0075】
新設基地局(自基地局)は、基地局iでの拡散符号Aの使用に対応して相関出力iを算出し、基地局i+1での拡散符号Aの使用に対応して相関出力i+1を算出する。しかし、基地局Mは遠く離れているため、基地局Mでの拡散符号Aの使用に対応する相関出力は0であるとする。
【0076】
新設基地局は、この算出結果を基に、相関出力が0である、基地局iとのLC位相差2を自局の位相差として設定し、この位相差の拡散符号Aをロングコードに用いて、受信区間に移動局からの信号を受信し、送信区間に移動局向けの信号を送信する。
【0077】
このように、この基地局装置は、各基地局が共通の拡散符号をそれぞれ異なる位相で用いるシステムにおいて、自局を識別するための拡散符号の位相を自律的に決めることができる。
【0078】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のCDMA基地局装置は、新設位置において自局が使用する拡散符号あるいは拡散符号の位相を自律的に決めることができる。そのため、基地局新設に伴う置局設計の手間を解消することができ、基地局の増設が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるCDMA基地局装置の構成を示すブロック図、
【図2】第1の実施形態のCDMA基地局装置が局間非同期システムにおいて相関出力を算出するタイムチャート、
【図3】第1の実施形態のCDMA基地局装置が局間同期システムにおいて相関出力を算出するタイムチャート、
【図4】第2の実施形態におけるCDMA基地局装置の構成を示すブロック図、
【図5】第3の実施形態におけるCDMA基地局装置の構成を示すブロック図、
【図6】第3の実施形態のCDMA基地局装置が局間同期システムにおいて相関出力を算出するタイムチャート、
【図7】第4の実施形態におけるCDMA基地局装置の構成を示すブロック図、
【図8】第5の実施形態におけるCDMA基地局装置の構成を示すブロック図、
【図9】第6の実施形態におけるCDMA基地局装置の構成を示すブロック図、
【図10】セルラ移動通信システムのセルの配置を示す図、
【図11】FDD通信及びTDD通信を説明する図、
【図12】第7の実施形態のCDMA基地局装置が相関出力を算出するタイムチャート、
【図13】第7の実施形態のCDMA基地局装置が自局の位相を設定するときのタイムチャートである。
【符号の説明】
1、41、51、71 アンテナ
2、32、42、52、72、82 無線受信部
3、33、43、53、73、83 相関回路
4、36、44、54、74、79 拡散符号
5、45、55、75 拡散符号記憶回路
6、46、56、76 相関値記憶回路
7、47、57、77 比較回路
8、48、58、78 拡散符号選択回路
31、61、81、86 スイッチ
34、64、84 検波回路
35、65、85 2値判定回路
66 共用器
67 無線送信部
68 拡散回路
Claims (1)
- 各基地局が用いる拡散符号によりそれぞれの基地局が識別可能であるセルラ無線システムのCDMA基地局装置において、
このシステムの基地局が使用できる拡散符号の全ての候補を記憶する記憶手段と、
送信・受信のタイミングを切替える切替手段と、
新たに設置された場所で周辺基地局から送信された信号を受信し、自局での拡散符号が選択された後は移動局から送信された信号を受信する信号受信手段と、
前記周辺基地局からの受信信号と前記記憶手段に記憶された拡散符号との相関値、または、前記移動局からの受信信号と選択された自局での拡散符号との相関値を算出する相関値演算手段と、
前記相関値演算手段によって算出された前記周辺基地局からの受信信号と前記記憶手段に記憶された拡散符号との相関値の各々を比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果に基づいて、最小の相関値に対応する拡散符号を自局での拡散符号として選択する拡散符号選択手段と、
前記拡散符号選択手段により選択された自局での拡散符号を用いて送信信号を拡散する拡散手段と、
拡散された前記送信信号を前記移動局に送信する送信手段と、
前記相関値演算手段によって算出された前記移動局からの受信信号と選択された自局での拡散符号との相関値に基づいて移動局からの受信データを復号する復調手段と
を備え、
前記切替手段は、前記拡散符号選択手段が自局での拡散符号を選択するまでは、前記信号受信手段が下り回線の送信区間に前記周辺基地局から送信された信号を受信するように切り替え、前記拡散符号選択手段が自局での拡散符号を選択した後は、前記信号受信手段が上り回線の送信区間に前記移動局から送信された信号を受信し、前記送信手段が下り回線の送信区間に前記送信信号を送信するように切替えることを特徴とする、移動局との送受信をTDD方式で行うCDMA基地局装置。
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