JP3229821B2 - Cdma受信回路 - Google Patents
Cdma受信回路Info
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Description
におけるスペクトラム拡散通信方式で用いられるCDM
A(Code Division Multiple Access:符号分割多重接
続方式)受信回路に係り、特に回路規模を縮小し、価格
を低減できるCDMA受信回路に関する。
=基地局から電波の届くエリア)からの干渉を低減した
り、大きな遅延時間を持つエコーを白色化する目的で、
各研究機関においてロングコード(=長周期拡散符号)
の使用が検討され、その有効性が確認されている(参考
文献:安達、大野、佐和橋氏等、「コーヒーレント・マ
ルチコードDS−CDMAを用いる移動無線アクセスの
伝送実験」1995年10月電子情報通信学会技術研究
報告[アンテナ・伝搬]、p−13)。
33,241ビット(それぞれ参考文献:前記「コーヒーレ
ント・マルチコードDS−CDMAを用いる移動無線ア
クセスの伝送実験」、IS−95(=北米CDMAセル
ラ標準規格))等で、初期同期捕捉が極めて困難な符号
長である。
DMA移動通信におけるロングコード同期」、中村、梅
田、東氏等、NTT移動通信網株式会社、1995年電
子情報通信学会総合大会、B−429(以降、文献1)
において同期捕捉方式が提案されており、この提案方式
にて、ロングコードの初期同期捕捉が高速化できること
が示されている。
グコードの2つを用い、ロングコードの同期捕捉が説明
されているが、このようなシステムにおいて、1つのセ
ル内で使用する拡散符号としては、基地局毎に異なり基
地局間で互いに無相関なロングコードと、同一セル内に
存在するユーザー(移動局)によって異なる互いに無相
関なユーザー用ショートコードと、各基地局に固有に割
り当てられており、移動局が予めパターンを予期できる
基地局別ショートコードの計3種類が存在することがあ
る。
信される送信信号のフレームフォーマットについて、図
6を使って説明する。図6は、各基地局からセル内各移
動局への送信信号フレームの構成例を示すフォーマット
図である。
示すように、1つのフレームがロング・ショートコード
情報(拡散符号情報)と、制御信号及び情報信号(デー
タ情報)とで構成されている。ここで、ロング・ショー
トコード情報とは、具体的に各基地局固有のロングコー
ド情報と、そのセル内で使用可能な、つまり他ユーザー
が使用していないユーザー別ショートコード情報を報知
しているものである。
ョートコードの情報とは、それぞれの符号の生成多項式
および、現在もしくは近未来のシフトレジスタの中身で
ある。図7に、M系列生成多項式の一例とシフトレジス
タの中身の関係を示す。
に示すような、シフトレジスタとEOR(Exclus
iv OR=排他的論理和)回路とからなる線形帰還シ
フトレジスタ、または、これらの並列的な組み合わせで
生成が可能である。これより、生成多項式とシフトレジ
スタの中身の情報で、現在もしくは近未来に基地局より
送信されるロングコード、ユーザー別ショートコードの
生成が可能である。
から移動局へ個別に送信する情報(データ情報)で、制
御信号とは、例として無線回路の制御、監視や、発呼、
着呼、終話等の呼制御に使用される情報であり、情報信
号とは、例として音声やデータ等のユーザー向けの情報
である。
各基地局に割り当てられている各基地局固有ショートコ
ードである基地局別ショートコードで拡散されて送信さ
れ、制御信号及び情報信号は、基地局から各個別の移動
局へ与えられるロングコードとユーザー用ショートコー
ドの積によって得られた拡散符号で拡散されて送信され
るようになっている。
ル内に存在するユーザー数だけ、異なる拡散符号によっ
て拡散されて送信されるが、ロング・ショートコード情
報は、ユーザー数に関わらず、同一の拡散符号(基地局
別ショートコード)で拡散して、時変のロングコード情
報及びユーザー用ショートコード情報を送信している。
フレームのロング・ショートコード情報、制御信号及び
情報信号と、基地局n(BSn)ら送信されるフレーム
のロング・ショートコード情報、制御信号及び情報信号
とでは、フレームタイミングが一致しており、また、ロ
ング・ショートコード情報の送信時間(図6ではT1)
と制御信号及び情報信号の送信時間(図6ではT2)に
ついても各基地局で共通である。
信回路を、従来のCDMA受信回路として図8を用いて
説明する。図8は、従来のCDMA受信回路の構成ブロ
ック図である。従来のCDMA受信回路は、図8に示す
ように、RX1と、MF部2と、第1の拡散符号発生器
3と、デコーダー4″と、第2の拡散符号発生器5と、
MF部6″と、判定回路7とから構成されている。
いて具体的に説明する。RX1は、リアクトル(Reacto
r:RX)で、受信信号を搬送波周波数帯からベースバン
ド帯へ周波数をダウンコンバートするもので、請求項の
受信部に相当する。
er:MF)部であり、受信したベースバンド信号と第1
の拡散符号発生器3から与えられる拡散符号との相関を
取得し、相関結果をデコーダー4″に出力するものであ
る。尚、入力される2つの信号はいずれも複素信号であ
るため、実数部と虚数部の各々に対してMFが設けられ
ている。
の拡散符号である基地局別ショートコードを発生し、M
F部2に出力するものである。ここで、第1の拡散符号
発生器3には、予め全ての基地局の基地局別ショートコ
ードが与えられているものとする。
源投入直後の拡散符号の初期捕捉時には、予め与えられ
ている複数の基地局の基地局別ショートコードの中か
ら、フレーム周期で順次基地局別ショートコードを選択
し、選択された基地局別ショートコードの拡散符号をM
F部2へ出力し、デコーダー4″から変更停止命令を受
け取ると、基地局別ショートコードの変更を停止して、
同一の拡散符号を出力するようになっている。
始命令を受け取ると、再度フレーム周期で順次基地局別
ショートコードを選択し、選択された基地局別ショート
コードの拡散符号をMF部2へ出力するようになってい
る。
る相関結果からロング・ショート情報を取得し、拡散符
号情報として第2の拡散符号発生器5へ出力するもので
ある。具体的にデコーダー4″は、MF部2から出力さ
れる相関結果を入力して、レベルの高い相関値が得られ
ると、第1の拡散符号発生器3に対して基地局別ショー
トコードを特定するために基地局別ショートコードの変
更を停止させる変更停止命令を出力し、更にRX1から
入力されるベースバンド信号を特定された基地局別ショ
ートコードでMF部2にて相関を取り、その相関結果出
力をデコードして、毎フレーム単位で基地局より送信さ
れてくるロングコード情報及び、ユーザー用ショートコ
ード情報から成るロング・ショート情報を取得し、拡散
符号情報として第2の拡散符号発生器5へ出力する。
力の電力値を監視し、その電力値が既定値を下回る等し
てハンドオフの必要が生じると、第1の拡散符号発生器
3に対して基地局別ショートコードの変更を再開させる
変更開始命令を出力するようになっている。
4″から与えられる拡散符号情報に基づいて、受信デー
タから制御信号及び情報信号を得るためのに、ロングコ
ードとユーザー別ショートコードを乗じた拡散符号をM
F部6″へ出力するものである。
lter:MF)部であり、受信したベースバンド信号と第
2の拡散符号発生器5から与えられる拡散符号との相関
を取得し、相関結果を判定回路7に出力するものであ
る。
相関結果から制御信号及び情報信号を復調するものであ
る。
いて、図6、図8を使って説明する。従来のCDMA受
信回路は、基地局から送信された図6に示すフォーマッ
トの信号を受信すると、RX1にて搬送波周波数帯から
ベースバンド帯へ周波数をダウンコンバートしてベース
バンド受信信号を得て、MF部2およびMF部6″に
て、それぞれ与えられる拡散符号との相関を取得するこ
とになる。
は、受信信号がどの基地局からの信号であるかが分から
ない、つまり送信基地局の基地局別ショートコードが分
からないので、第1の拡散符号発生器3では、予め与え
られている各基地局の基地局別ショートコードの中から
順番に、フレーム周期で順次基地局別ショートコードを
選択して、選択された基地局別ショートコードの拡散符
号がMF部2へ出力される。
1の拡散符号発生器3から与えられる拡散符号との相関
が取られてデコーダー4″に出力され、デコーダー4″
で、相関出力結果からレベルの高い相関値が得られる
と、第1の拡散符号発生器3に変更停止命令が出力され
て、第1の拡散符号発生器3から出力される拡散符号
(基地局別ショートコード)が固定(特定)される。
基地局別ショートコードで相関を取った結果からロング
・ショートコード情報がデコードされて、ロングコード
情報及びユーザー用ショートコード情報から成る拡散符
号情報が取得され、第2の拡散符号発生器5に出力され
る。
て、デコーダー4″からの拡散符号情報に基づいて、ロ
ングコードとユーザー用ショートコードを乗じた拡散符
号がMF部6″へ出力され、MF部6″で受信ベースバ
ンド信号と相関が取られ、制御信号及び情報信号が判定
回路7で復調されるようになっている。
が位置するセルの基地局において送信の際に用いる拡散
符号(ロングコードとユーザー用ショートコードの積)
は、移動局の第2の拡散符号発生器5の出力と一致する
ことになり、つまり、拡散符号の初期同期捕捉が終了し
たことになる。
り、初期同期捕捉が困難なロングコードの符号同期を取
得することができるようになっていた。
ンドオフ時の動作について簡単に説明する。ここで、ハ
ンドオフとは、隣接セルへ移動局が移動する際、従来の
セルラー電話で発生していた、接続先の切替により通信
が一時断絶するという問題が指摘されている機能であ
る。
(BS1)に対する隣接セル(BS2〜BSx:xは隣
接セル数)が、BS1と同じ情報信号を異なる拡散符号
を用いて送信している環境において、移動端末が、各セ
ルからの受信信号レベルにより、それらの受信信号を切
り替えたり、合成したりして受信・判定するという方法
によって実現されている。
基地局は同一周波数を使用しており、セルをまたがるこ
とになっても、周波数の切り替えは発生しない。これ
は、周波数の切り替えによる受信信号の瞬断が無いこと
を意味する。
フ時の動作は、上記の初期捕捉動作完了後、デコーダー
4″でMF部2からの相関結果出力の電力値を監視し、
電力値が既定値を下回ってハンドオフの必要が生じる
と、デコーダー4″から変更開始命令が第1の拡散符号
発生器3に出力され、第1の拡散符号発生器3では再度
フレーム周期で順次基地局別ショートコードを選択し、
選択された基地局別ショートコードの拡散符号がMF部
2に出力されるようになる。
より、レベルの高い相関値が得られた移動先の基地局の
基地局別ショートコードが特定され、デコードしたロン
グ・ショートコード情報に基づいて新しい拡散符号情報
が第2の拡散符号発生器5に出力されハンドオフが行わ
れるようになっている。
来のCDMA受信回路では、ロングコードの初期同期捕
捉の為に専用のMF部(図8ではMF部2)が必要とな
るため、結果として受信信号判定用のMF部(図8では
MF部6″)と合わせ、計2個のMF部を設備せねばな
らず、MF部は、一般に多数の乗算回路や加算回路を含
むので、回路規模及びコストが大きくなるという問題点
があった。
ドオフの必要性が生じてから、初期捕捉時と同様の動作
により移動先の基地局の拡散符号の捕捉を行って切り替
える(ハンドオフする)ので、ハンドオフがスムーズに
行われないという問題点があった。
で、単一のMF部で回路を構成することにより、回路規
模を縮小し、価格を低減でき、更にハンドオフをスムー
ズに行うことができるCDMA受信回路を提供すること
を目的とする。
決するための請求項1の発明は、基地局から送信される
1フレームが、ロングコード情報及びユーザー用ショー
トコード情報から成る拡散符号情報と、制御信号及び情
報信号とから成るデータ情報で構成され、前記拡散符号
情報が基地局別ショートコードで直接拡散され、前記デ
ータ情報が前記拡散符号情報に記されたロングコードと
ユーザー用ショートコードとを乗じた拡散符号で直接拡
散されている送信信号を受信するCDMA受信回路にお
いて、拡散符号の捕捉時に、受信信号と相関を取るため
の基地局別ショートコードの拡散符号を入力し、当該相
関によって拡散符号情報を取得した後に、前記取得した
拡散符号情報に基づくロングコードとユーザー用ショー
トコードとを乗じた拡散符号に切り替えて、当該切り替
えられた拡散符号を入力し、受信信号との相関を取って
データ情報を取得する1つの整合フィルタ部を有するこ
とを特徴としており、1つの整合フィルタ部でCDMA
受信回路を構成できる。
項2の発明は、基地局から送信される1フレームが、ロ
ングコード情報及びユーザー用ショートコード情報から
成る拡散符号情報と、制御信号及び情報信号とから成る
データ情報で構成され、前記拡散符号情報が基地局別シ
ョートコードで直接拡散され、前記データ情報が前記拡
散符号情報に記されたロングコードとユーザー用ショー
トコードとを乗じた拡散符号で直接拡散されている送信
信号を受信するCDMA受信回路において、受信信号を
搬送波周波数帯からベースバンド帯へダウンコンバート
する受信部と、前記受信部からの受信信号と入力される
拡散符号との相関を取得する整合フィルタ部と、前記整
合フィルタ部の出力からデータ情報を復調する判定回路
と、前記整合フィルタ部の出力から拡散符号情報をデコ
ードするデコーダーと、前記整合フィルタ部の出力に対
し、出力先を前記判定回路と前記デコーダーとで切り替
えるスイッチと、基地局別ショートコードを送出する第
1の拡散符号発生器と、入力した拡散符号情報に基づく
ロングコードとユーザー用ショートコードを乗じた拡散
符号を送出する第2の拡散符号発生器と、前記第1の拡
散符号発生器又は前記第2の拡散符号発生器からの2種
類の拡散符号のいずれかを選択して前記整合フィルタ部
へ与え、前記スイッチの切替を制御する拡散符号切り替
え手段とから構成され、前記デコーダーが、前記整合フ
ィルタ部の出力から拡散符号情報を抽出して前記第2の
拡散符号発生器へ出力し、前記拡散符号切替手段に拡散
符号を切り替える切替指示を出力すると、前記拡散符号
切替手段が、前記第2の拡散符号発生器からの拡散符号
を選択して前記整合フィルタ部に与え、前記整合フィル
タ部の出力に対し、出力先が前記判定回路になるように
前記スイッチを切り替える制御を行うことを特徴として
おり、1つの整合フィルタ部でCDMA受信回路を構成
できる。
実施の形態を図面を参照しながら説明する。本発明に係
る第1のCDMA受信回路は、電源投入直後の拡散符号
の初期捕捉時に、第1の拡散符号発生器から与えられる
基地局別ショートコードで整合フィルタ部(MF部)が
相関を取ってデコーダーでロング・ショート情報(拡散
符号情報)を取得し、その後は取得したロング・ショー
ト情報に基づいて第2の拡散符号発生器から与えられる
基地局ロングコードとユーザー用ショートコードの積の
拡散符号で、MF部が相関を取って判定回路で制御信号
及び情報信号(データ情報)を取得するものであるの
で、CDMA受信回路を1つのMF部で構成することが
でき、回路規模を縮小し、価格を低減できるものであ
る。
路の構成について図1を使って説明する。図1は、本発
明に係る第1のCDMA受信回路の構成ブロック図であ
る。尚、図8と同様の構成をとる部分については同一の
符号を付して説明する。
のCDMA受信回路と同様の部分として、RX1と、第
1の拡散符号発生器3と、デコーダー4と、第2の拡散
符号発生器5と、MF部6と、判定回路7とから構成さ
れ、更に本発明の特徴部分として、拡散符号切替手段8
と、スイッチ9とが設けられている。
いて具体的に説明するが、RX1と、第1の拡散符号発
生器3と、第2の拡散符号発生器5と、判定回路7と
は、従来と全く同様であるので、ここでは説明を省略す
る。
er:MF)部であり、受信したベースバンド信号と、拡
散符号切替手段8から出力される拡散符号との相関を取
得し、相関結果をスイッチ9に出力するものである。
力をデコーダー4に出力する(a)か、又は判定回路7
に出力する(b)かを切り替えるスイッチであり、拡散
符号切替手段8によって切替制御が為されるものであ
る。
送信されたロング・ショート情報を取得し、取得したロ
ング・ショート情報を第2の拡散符号発生器5に与える
と共に、本発明の特徴部分として、拡散符号切替手段8
に対して拡散符号の切替を指示するものである。
力される相関結果をスイッチ9を介して入力し、レベル
の高い相関値が得られると、第1の拡散符号発生器3に
対して基地局別ショートコードの変更を停止させる変更
停止命令を出力して基地局別ショートコードを特定させ
る。
で拡散されて送信されてくるロング・ショート情報をデ
コードする。ここで、ロング・ショート情報とは現在も
しくは近未来の基地局別のロングコード情報及び、ユー
ザー用ショートコードの情報から成る拡散符号情報であ
り、その拡散符号情報を第2の拡散符号発生器5へ出力
すると共に、本発明の特徴部分として、拡散符号の切替
を指示する切替命令を拡散符号切替手段8に出力するも
のである。
号中のロング・ショートコード情報(T1)と、制御信
号及び情報信号(T2)とが切り替わる毎に拡散符号切
替手段8に出力されるようになっている。
力の電力値を監視し、その電力値が既定値を下回る等し
てハンドオフの必要が生じると、第1の拡散符号発生器
3に対して基地局別ショートコードの変更を再開させる
変更開始命令を出力するようになっている。
拡散符号の切替及びスイッチ9の切替を制御するもので
ある。具体的に拡散符号切替手段8は、電源投入時に
は、第1の拡散符号発生器3からの入力である基地局別
ショートコードの拡散符号をMF部6に出力し、スイッ
チ9はデコーダー4側(a)に接続しておく。
取ると、MF部6への出力を第2の拡散符号発生器5か
らの入力であるロングコードとユーザー別ショートコー
ドを乗じた拡散符号に切り替え、更にスイッチ9を判定
回路7側(b)に切り替えるようになっている。
令を受け取る度に、MF部6への出力を第2の拡散符号
発生器5からの入力と第1の拡散符号発生器3からの入
力とでスイッチして切り替え、またスイッチ9を判定回
路7側(b)とデコーダー4側(a)とで切り替えるよ
うになっている。
おける動作について、図1、図4を使って説明する。図
4は、一般的なCDMAのセル構成概念を具体例で示す
説明図である。図4では、各セル(セル1〜3)に存在
する各基地局(BS1〜BS3)が、それぞれ移動局
(MS11〜MS31)と、通信を行っている状況を示
している。
拡散符号の初期同期捕捉の動作について、具体例とし
て、新たにセル1内で移動局MS1xが基地局BS1へ
通信を始める場合で説明する。
源が投入されると、拡散符号切替手段8の動作によって
第1の拡散符号発生器3から出力される拡散符号がタッ
プ係数としてMF部6に与えられ、MF部6の出力がデ
コーダー4に入力されるようにスイッチ9が(b)側に
セットされる。
たフォーマットの信号が受信されると、RX1で受信信
号の周波数が搬送波周波数帯からベースバンド帯へダウ
ンコンバートされてベースバンド受信信号になり、MF
部6で第1の拡散符号発生器3から拡散符号切替手段8
を介して与えられる拡散符号との相関が取られる。
め与えられている全ての基地局の基地局別ショートコー
ドの中から、フレーム周期で順次基地局別ショートコー
ドが選択され、選択された基地局別ショートコードの拡
散符号が拡散符号切替手段8に出力されて、更にMF部
6に与えられる。
信信号と拡散符号切替手段8から与えられる基地局別シ
ョートコードの拡散符号との相関が取られ、スイッチ9
を介してデコーダー4に出力される。
均的に相関値の大きい基地局別ショートコードが検知さ
れると、第1の拡散符号発生器3に変更停止命令が出力
されて、第1の拡散符号発生器3から出力される拡散符
号(基地局別ショートコード)が固定され特定される。
これにより、基地局BS1の基地局別ショートコードが
判明することになる。
た様に一義的である為、MF部6で少なくとも1フレー
ム区間相関を取り続けると、現在(もしくは近未来)の
基地局から送信される基地局のロングコードおよびユー
ザー別ショートコードの情報から成る拡散符号情報が、
デコーダー4によって抽出できる。
トコードで相関を取った結果からロング・ショートコー
ド情報がデコードされて、ロングコード情報及びユーザ
ー別ショートコード情報から成る拡散符号情報が取得さ
れ、第2の拡散符号発生器5に出力される。
切替手段8に切替命令が出力され、拡散符号切替手段8
ではMF部6に出力する拡散符号を第2の拡散符号発生
器5からの拡散符号に切り替え、スイッチ9を判定回路
7の(b)側に切り替える。
ーダー4からの拡散符号情報に基づいて、ロングコード
とユーザー別ショートコードを乗じた拡散符号が作成さ
れて拡散符号切替手段8に出力され、更にMF部6に与
えられて、MF部6で受信ベースバンド信号との相関が
取られ、制御信号及び情報信号がスイッチ9を介して判
定回路7に出力され、判定回路7で復調されるようにな
っている。
了し、以降受信信号中のロング・ショートコード情報
(T1)と、制御信号及び情報信号(T2)とが切り替
わる毎にデコーダー4から切替指示が拡散器号切替手段
8に出力されて、MF部6への出力とスイッチ9とが切
り替えられる。そして、第1のCDMA受信回路におけ
るハンドオフ時の動作は、従来のCDMF受信回路と同
様であるのでここでは説明を省略する。
ば、電源投入直後の拡散符号の初期捕捉時は、第1の拡
散符号発生器3から与えられる基地局別ショートコード
でMF部6が相関を取り、デコーダー4でロング・ショ
ート情報を取得し、その後は取得したロング・ショート
情報に基づき、第2の拡散符号発生器5から与えられる
基地局ロングコードとユーザー用ショートコードの積の
拡散符号でMF部6が相関を取り、その相関結果から判
定回路7で制御信号及び情報信号を取得するように、拡
散符号切替手段8がMF部6に与える拡散符号とスイッ
チ9を切り替えるものであるので、1つのMF部で構成
することができ、回路規模を縮小し、価格を低減できる
効果がある。
ついて説明する。本発明の第2のCDMA受信回路は、
拡散符号の初期捕捉が終了したなら、交信中の基地局を
除く他の基地局からの信号で受信平均電力の最も強い信
号の拡散符号情報を取得して記憶しておき、セルを移動
した場合に記憶されている拡散符号情報に基づいて相関
を取るようにしているので、隣接セルの基地局を検出す
るための特別な、専用の整合フィルタ部を必要とするこ
となく、受信信号を切れ目なく復調し、ハンドオフをス
ムーズに行うことができる。
成について図2を使って説明する。図2は、本発明に係
る第2のCDMA受信回路の構成ブロック図である。
尚、図1と同様の構成をとる部分については同一の符号
を付して説明する。
に示すように、基本的に第1のCDMA受信回路と同様
の構成に、第2のCDMA受信回路の特徴部分として記
憶部10が設けられている。また、第2のCDMA受信
回路の第1の拡散符号発生器3′と、デコーダー4′の
動作が第1のCDMA受信回路のそれとは若干異なって
いる。
いて具体的に説明するが、ここでは、第1のCDMA受
信回路と異なる部分だけを説明する。記憶部10は、C
DMA受信回路が交信中の基地局以外の基地局からの信
号の受信平均電力をその基地局の基地局別ショートコー
ドの番号と共に記憶するものである。
に、第1の拡散符号発生器3に予め設定されている基地
局別ショートコードの番号とそれに対応する受信平均電
力の電力値とを、アドレスの若い方から電力値が大きい
順になるように格納される。図3は、本発明の第2のC
DMA受信回路における記憶部10内の構成例を示す説
明図である。尚、記憶部10はデコーダー4′に内蔵す
るようにしても構わない。
路のデコーダー4と同様に、基地局から送信されたロン
グ・ショート情報を取得し、取得したロング・ショート
情報を第2の拡散符号発生器5に与え、拡散符号切替手
段8に対して拡散符号の切替を指示し、更に第2のCD
MA受信回路の特徴として、各基地局からの電波の受信
平均電力を監視し、ハンドオフ時の制御を行うものであ
る。
MA受信回路のデコーダー4と同様の動作で拡散符号の
初期捕捉を行い、初期捕捉完了後は、常時各基地局から
の電波の受信平均電力を監視し、交信中の基地局以外の
基地局からの電波の受信平均電力を大きい順になるよう
に記憶部10に格納する。
平均電力が既定値を下回る等してハンドオフの必要性が
生じたなら、記憶部10に記憶されている拡散符号番号
を、その電力値が大きい方から順に拡散符号指定命令と
して第1の拡散符号発生器3′に出力して第1の拡散符
号発生器3′から出力される基地局別ショートコードを
即座に受信平均電力が大きい基地局に切り替え、もし、
伝送路等の変動によりロング・ショート情報が得られな
い場合は、次に電力値が大きい拡散符号番号を第1の拡
散符号発生器3′に出力するようになっている。
ロング・ショート情報が得られ、初期捕捉と同様の動作
で移動先の基地局の拡散符号が捕捉できてハンドオフが
行われると、変更開始命令を第1の拡散符号発生器3′
に出力するようになっている。
後の拡散符号の初期捕捉時の動作は従来及び第1のCD
MA受信回路の第1の拡散符号発生器3と同様である
が、それに加えて、第2のCDMA受信回路での特徴
は、デコーダー4′から拡散符号指定命令を受け取る
と、その拡散符号番号の基地局別ショートコードの拡散
符号をMF部2へ出力するようになっている。
動作について、図4を用いて説明する。尚、第2のCD
MA受信回路における初期捕捉時の動作は第1のCDM
A受信回路と同様であるのでここでは説明を省略し、ハ
ンドオフ時の動作について説明する。
セル2へ移動する場合を考える。移動局MS11のCD
MA受信回路は、セル1において既に基地局BS1と接
続されている為、BS1のロングコード及びユーザー別
ショートコードから成る拡散符号が第2の拡散符号発生
器5から出力され、拡散符号切替手段8を介してMF部
6に出力されている。
拡散符号切替手段8がMF部6への出力とスイッチ9と
を切り替え、更にデコーダー4′から第1の拡散符号発
生器3′に変更開始命令が出力されて、第1の拡散符号
発生器3′から出力される基地局別ショートコードが順
に変更され、各基地局BS1〜BSn(nは基地局別シ
ョートコード数)から送信された信号のロング・ショー
ト情報部分(T1)がデコーダー4′に出力される。
ら送信された信号の受信平均電力が監視されて、交信中
の基地局を除く基地局の受信平均電力値が大きい順に基
地局拡散番号と共に、記憶部10に格納されて記憶され
る。
局(BS1)の受信平均電力を監視し、既定値を下回る
と、記憶部10に記憶されている受信平均電力値の大き
い方から順に拡散符号番号が拡散符号指定命令として第
1の拡散符号発生器3′に出力され、第1の拡散符号発
生器3′から指定された拡散符号番号の基地局別ショー
トコードが拡散符号切替手段8に出力され、MF6で相
関が取られて、スイッチ9を介してデコーダー4′に出
力されるようになっている。
したロング・ショートコード情報から基地局のロングコ
ード情報及び使用可能なユーザー別ショートコード情報
が得られる。つまり、セル境界線を越える前に、既に移
動先の拡散符号情報(ロングコード及びユーザー別ショ
ートコード)は判明しており、隣接セルの基地局を検出
するための特別な専用MF部を必要とすることなく、ハ
ンドオフがスムーズに実現できる。
やMF部6出力の推移について、図5を用いて説明す
る。図5(A)〜(E)は、ハンドオフ時の受信電波や
MF部6出力のタイムチャートの一例を示したものであ
る。また、MF部には、拡散符号に対するMF部(Matc
hed Filter=整合フィルタ部)を想定しており、図中の
矢印は信号1シンボルを表示したものを指す。
地局BS1と通信を行っており、その受信レベルは復調
に十分なものであるとする。つまり、図5(A)にある
ように、その受信電力レベル(=包絡線)は、当初は大
きく、また、図5(B)に示したMF部6出力も、当初
は所要のレベルを満たしているとする。
応答は、エコーが2本立つモデルを仮定している。MS
11は、隣接セル2へ向かって移動しているため、時間
とともに、図5(A)のBS1からの受信電力レベル
は、低下してくる。従って、図5(A),図5(B)の
真中あたりでは、BS1からの受信信号レベルが不十分
なものとなり、接続基地局の変更が必要となる。
うに、隣接セル2のBS2からの受信信号は、所要レベ
ルに達しているとすると、移動端末局MS11は、セル
2のBS2へ接続を変更する。(図5(D)において、
BS2からの伝送路では、エコーが1本のインパルス応
答を仮定している)。
地局を変更する際には周波数の変更が必要であったた
め、この時に、周波数の切り替えによる瞬断が発生して
いた。CDMAでは、隣接基地局は全て同一情報を同一
周波数で送信しているため、周波数の切り替えによる瞬
断は発生しない。
めの、基地局BS2のロングコード情報及び、使用可能
なユーザー用ショートコードを知る必要性である。この
隣接セル認識方法は、前述したように、毎フレーム毎に
基地局より送信される、隣接セルからの受信信号電力を
測定しているため、隣接セルの受信電力状況は、数フレ
ーム周期(隣接セル数×フレーム周期)で認識できるも
のである。
ルが低くなったBS1からの受信信号から、BS2への
受信切り替えがシームレスに行われる。
ば、拡散符号の初期捕捉完了後は、デコーダー4′が交
信中の基地局を除く他の基地局からの信号の受信平均電
力を検出し、強い順に拡散符号番号と共に記憶部10に
記憶しておき、セルを移動した場合に記憶されている拡
散符号番号に基づいて相関を取るCDMA受信回路とし
ているので、隣接セルの基地局を検出するための特別な
専用MF部を必要とすることなく、受信信号を切れ目な
く復調することができ、ハンドオフがスムーズに実現で
きる効果がある。
クロセル、ピコセル)間を高速で移動する移動体からの
ハンドオフにも十分対応できる効果がある。
の捕捉時に、受信信号と相関を取るための基地局別ショ
ートコードの拡散符号を入力し、当該相関によって拡散
符号情報を取得した後に、取得した拡散符号情報に基づ
くロングコードとユーザー用ショートコードとを乗じた
拡散符号に切り替えて、当該切り替えられた拡散符号を
入力し、受信信号との相関を取ってデータ情報を取得す
る1つの整合フィルタ部を備えるCDMA受信回路とし
ているので、1つの整合フィルタ部でCDMA受信回路
を構成でき、回路規模を縮小し、価格を低減できる効果
がある。
捕捉時に、第1の拡散符号発生器から拡散符号切り替え
手段での切替により基地局別ショートコードが整合フィ
ルタ部に入力され、整合フィルタ部がその基地局別ショ
ートコードで相関を取ってスイッチの切替でデコーダー
に出力し、デコーダーで拡散符号情報を取得し、その後
は取得した拡散符号情報に基づいて第2の拡散符号発生
器から拡散符号切り替え手段での切替によりロングコー
ドとユーザー用ショートコードの積の拡散符号が整合フ
ィルタ部に入力され、整合フィルタ部がその拡散符号で
相関を取ってスイッチの切替で判定回路に出力し、判定
回路でデータ情報を取得するCDMA受信回路としてい
るので、CDMA受信回路を1つの整合フィルタ部で構
成することができ、回路規模を縮小し、価格を低減でき
る効果がある。
ロック図である。
ロック図である。
部内の構成例を示す説明図である。
す説明図である。
ムチャートの一例を示したものである。
フレーム構成例を示すフォーマット図である。
身の関係を示す説明図である。
る。
の拡散符号発生器、4、,4′,4″…デコーダー、
5…第2の拡散符号発生器、 7…判定回路、 8…拡
散符号切替手段、 9…スイッチ、 10…記憶部
Claims (2)
- 【請求項1】 基地局から送信される1フレームが、ロ
ングコード情報及びユーザー用ショートコード情報から
成る拡散符号情報と、制御信号及び情報信号とから成る
データ情報で構成され、前記拡散符号情報が基地局別シ
ョートコードで直接拡散され、前記データ情報が前記拡
散符号情報に記されたロングコードとユーザー用ショー
トコードとを乗じた拡散符号で直接拡散されている送信
信号を受信するCDMA受信回路において、拡 散符号の捕捉時に、受信信号と相関を取るための基地
局別ショートコードの拡散符号を入力し、当該相関によ
って拡散符号情報を取得した後に、前記取得した拡散符
号情報に基づくロングコードとユーザー用ショートコー
ドとを乗じた拡散符号に切り替えて、当該切り替えられ
た拡散符号を入力し、受信信号との相関を取ってデータ
情報を取得する1つの整合フィルタ部を有することを特
徴とするCDMA受信回路。 - 【請求項2】 基地局から送信される1フレームが、ロ
ングコード情報及びユーザー用ショートコード情報から
成る拡散符号情報と、制御信号及び情報信号とから成る
データ情報で構成され、前記拡散符号情報が基地局別シ
ョートコードで直接拡散され、前記データ情報が前記拡
散符号情報に記されたロングコードとユーザー用ショー
トコードとを乗じた拡散符号で直接拡散されている送信
信号を受信するCDMA受信回路において、 受信信号を搬送波周波数帯からベースバンド帯へダウン
コンバートする受信部と、前記受信部からの受信信号と
入力される拡散符号との相関を取得する整合フィルタ部
と、前記整合フィルタ部の出力からデータ情報を復調す
る判定回路と、前記整合フィルタ部の出力から拡散符号
情報をデコードするデコーダーと、前記整合フィルタ部
の出力に対し、出力先を前記判定回路と前記デコーダー
とで切り替えるスイッチと、基地局別ショートコードを
送出する第1の拡散符号発生器と、入力した拡散符号情
報に基づくロングコードとユーザー用ショートコードを
乗じた拡散符号を送出する第2の拡散符号発生器と、前
記第1の拡散符号発生器又は前記第2の拡散符号発生器
からの2種類の拡散符号のいずれかを選択して前記整合
フィルタ部へ与え、前記スイッチの切替を制御する拡散
符号切り替え手段とから構成され、前記デコーダーが、
前記整合フィルタ部の出力から拡散符号情報を抽出して
前記第2の拡散符号発生器へ出力し、前記拡散符号切替
手段に拡散符号を切り替える切替指示を出力すると、前
記拡散符号切替手段が、前記第2の拡散符号発生器から
の拡散符号を選択して前記整合フィルタ部に与え、前記
整合フィルタ部の出力に対し、出力先が前記判定回路に
なるように前記スイッチを切り替える制御を行うことを
特徴とするCDMA受信回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21031596A JP3229821B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | Cdma受信回路 |
JP2000148382A JP3357025B2 (ja) | 1996-08-08 | 2000-05-19 | Cdma受信回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21031596A JP3229821B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | Cdma受信回路 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000148382A Division JP3357025B2 (ja) | 1996-08-08 | 2000-05-19 | Cdma受信回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1056439A JPH1056439A (ja) | 1998-02-24 |
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Family
ID=16587394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21031596A Expired - Lifetime JP3229821B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | Cdma受信回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3229821B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7519102B1 (en) | 1998-05-07 | 2009-04-14 | Ntt Mobile Communications Network, Inc. | Method of assignment and transmission of spread signals in direct sequence spread spectrum CDMA mobile communication system, mobile communication system, and transmitter, receiver and transmitter/receiver of mobile communication system |
KR100355376B1 (ko) * | 1999-12-15 | 2002-10-12 | 삼성전자 주식회사 | 비동기형 광대역 직접 시퀀스 코드분할다중접속수신신호에 대한 동기획득 장치 |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP21031596A patent/JP3229821B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
1995年電子情報通信学会総合大会講演論文集、通信1、(1995.3.10)、p.429 |
電子情報通信学会技術研究報告,Vol.96,No.48,(1996.5.20),p.27−32,CS96−19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1056439A (ja) | 1998-02-24 |
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