JP2000358266A - 移動通信システムにおけるセルサーチのための情報管理法、移動局のセルサーチ法、基地局、上位局および移動局ならびに移動通信システム - Google Patents

移動通信システムにおけるセルサーチのための情報管理法、移動局のセルサーチ法、基地局、上位局および移動局ならびに移動通信システム

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JP2000358266A
JP2000358266A JP16889999A JP16889999A JP2000358266A JP 2000358266 A JP2000358266 A JP 2000358266A JP 16889999 A JP16889999 A JP 16889999A JP 16889999 A JP16889999 A JP 16889999A JP 2000358266 A JP2000358266 A JP 2000358266A
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Mamoru Sawahashi
衛 佐和橋
Seizo Onoe
誠蔵 尾上
Yoshihiro Ishikawa
義裕 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基地局間非同期システムにおいても待ち受け
時、ソフトハンドオーバー時に、基地局間同期システム
と同様に高速セルサーチを実現すること。 【解決手段】 移動局1はソフトハンドオーバー時にハ
ンドオーバー元の基地局Aのロングコード位相とハンド
オーバー先の基地局Bのロングコード位相との間の差を
測定し、基地局Aに通知する。基地局Aは、同様にし
て、周辺基地局C,Dとの間のロングコード位相差情報
を取得し、蓄積する。基地局Aは、当該基地局に無線リ
ンクを接続して通信を行っている移動局が待ち受けモー
ドに入る場合、蓄積している全ての周辺基地局のロング
コード位相差情報を通知する。移動局は、N個の基地局
の通知されたとまり木チャネルのロングコード位相に対
してサーチウインドウの範囲でとまり木チャネルのロン
グコード同期および受信レベル検出を行うことができ、
極めて短時間でセルサーチを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトル拡散を
用いてマルチプルアクセスを行う直接拡散CDMA(D
S-CDMA)通信方式を適用する移動通信システムに
おけるセルサーチのための情報管理法、移動局のセルサ
ーチ法、基地局、上位局および移動局ならびに移動通信
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】直接拡散(DS)-CDMAは従来の情
報データ変調信号を高速レートの拡散符号で拡散する2
次変調を行って伝送することで複数の通信者が同一の周
波数帯を用いて通信を行なう方式であり、各通信者の識
別は各通信者毎に割り当てられた拡散符号で行なう。こ
のため、受信機では従来の復調処理を行う前にまず広帯
域の受信入力信号を逆拡散という過程で元の狭帯域の信
号に戻す必要がある。この受信機の逆拡散では受信信号
と受信信号の拡散符号位相に同期した拡散符号レプリカ
との相関検出を行う。特に、通信の開始時に受信機の拡
散符号レプリカと受信信号の拡散符号位相の同期をとる
ことを初期同期(Initial Acquisitio
n)と呼ぶ。
【0003】一般的な拡散符号の初期同期の方法は受信
信号と受信側での拡散レプリカ符号とを乗算し、ある時
間積分することにより2つの信号の相関をとる。この相
関出力を振幅2乗検波し、出力がしきい値を超えるか否
かで同期が確立したか否かを判定する。相関検出には、
時間積分を行なうスライディング相関器と空間積分を行
なうマッチトフィルタを用いる方法があるが、マッチト
フィルタは複数のスライディング相関器を並列に並べた
構成であり、従って各タップの拡散符号レプリカを拡散
符号と合わせて変えることにより、瞬時に複数チップに
わたる相関値を得ることができるため、スライディング
相関器を用いる場合に比較して非常に高速であるが、反
面、回路規模と消費電流がスライディング相関器に比較
して大きくなる。
【0004】拡散帯域が5MHz以上の広帯域DS-C
DMA方式(以下略してW-CDMA方式と呼ぶ)がI
MT-2000と呼ばれる次世代移動通信方式の候補と
して研究開発および標準化が進められている。このW-
CDMA方式は基地局間は独立の時間基準で動作してお
り非同期システムである。
【0005】図1に基地局間非同期システムおよび同期
システムの下りリンクにおける拡散符号割り当て法の態
様を示す。W-CDMAと同様にIMT-2000の候補
として米国で提案されているcdma2000方式ある
いは IS-95ではGPSを用いて基地局間同期を実現
している。
【0006】従って、この基地局間同期システムにおい
ては、全ての基地局は共通の時間基準を有しているた
め、各基地局では同一の拡散符号を各基地局ごとに異な
る遅延を与えて使用することができる。この基地局間同
期システムでは初期同期は拡散符号のタイミング同期を
行うのみでよい。一方、基地局間非同期システムにおい
ては、各基地局が共通の時間基準を有することができな
いため、各基地局は異なるロングコード(あるいは他セ
ルからの信号を雑音化するという意味でスクランブルコ
ードと呼ぶ)で識別する。移動局は電源立ち上げ時には
受信信号電力が最も大きな基地局(セルサイト)に接続
するためにこのセルサイトからの下り共通制御チャネル
のロングコード同期をとる必要がある。これを無線チャ
ネルを接続するセルサイトを探すという意味でセルサー
チと呼ぶ。基地局間非同期システムにおいては、移動局
はシステムで決まる全てのロングコードに対してセルサ
ーチを行う必要がある。一方、基地局間同期システムで
は、ロングコードは1種類であるので、非同期システム
に比較して、極めて短時間でセルサーチすなわち、下り
共通制御チャネルのロングコード同期を実現できること
は容易に推定できる。
【0007】本出願人の出願にかかる特願平9-531
660号、特願平9-355906号に記載された拡散
符号同期法は、上述の基地局間非同期システムにおける
セルサーチ(下り共通制御チャネルのロングコード同
期)を基地局間同期システム並みに高速化するものであ
る。すなわち、この拡散符号同期法は、図2に示すよう
に、とまり木チャネル(移動局が通信の初めに無線リン
クを接続するチャネル)の拡散は繰り返し周期がシンボ
ル周期の全ての基地局で共通のショートコードと各基地
局ごとに異なるロングコードで二重に行い、ロングコー
ド拡散を一定周期でマスクし(すなわち、マスクした部
分はロングコード拡散は行われない)、ショートコード
のみで拡散された部分を作る(この共通ショートコード
のみで拡散されたシンボルを以下マスクシンボルと呼
ぶ)。ショートコードは各基地局共通なため、移動局は
まず、共通ショートコードを拡散符号レプリカとしてマ
ッチトフィルタで相関をとると、ロングコードの種類に
関わらず受信信号のショートコード拡散部の受信タイミ
ングでピークを検出できる。マスクシンボルのタイミン
グに従って、この相関ピークの時間を記憶しておくこと
で、ロングコードのタイミング同期は確立され、後は受
信信号を拡散するロングコードの種類を識別すればよ
く、これは、ショートコードとロングコードが乗算され
た拡散符号をレプリカ符号として既に得られたタイミン
グで相関を検出し、しきい値判定することで行うことが
できる。このように、ロングコードマスクを用いる3段
階高速セルサーチ法により、基地局間非同期システムに
おいても高速なセルサーチが実現できる。
【0008】以上は、初期同期における移動局のセルサ
ーチについて述べたが、セルラシステムにおいては通信
を行っている最中にも移動局の移動にともない、受信電
力が最も大きくなる、すなわち無線リンクを接続するセ
ルサイトが変化する。このセルサイトの切り替え(ソフ
トハンドオーバ)を行うために受信機では通信中のセル
サイトの周辺セルサイトについても定期的に下りとまり
木チャネルの拡散符号同期をとって受信レベルを測定す
る必要がある。このソフトハンドオーバ時のセルサーチ
では、移動局は在局のセルサイトから周辺セルサイトの
ロングコードの種類を通知されるので、セルサーチ時間
は初期同期に比較して短くなる。
【0009】さらに、移動局は待ち受け時にも定期的に
セルサーチを行い、通信チャネル起動時に接続するセル
サイトを探す。この場合にも待ち受けに入る前の通信時
に在局のセルサイトから制御チャネルにより周辺セルサ
イトのロングコードの種類を通知されるので、セルサー
チ時間は初期同期に比較して短くなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】基地局間同期システム
においては、前述のようにロングコードの種類は1種類
であり、各セルサイトのロングコードは一定時間(ロン
グコードの一定チップ数)だけ時間シフトさせて用い
る。従って基地局間同期システムにおいては、待ち受け
時のセルサーチに際しては、待ち受け状態に入る前に通
信を行っていたセルサイト、ソフトハンドオーバー時の
セルサーチにおいては現在通信を行っているセルサイト
のとまり木チャネルのロングコード位相に対して一定時
間(一定チップ数)シフトしたロングコード位相を中心
としたサーチウインドウの範囲のみのサーチを実行すれ
ばよく、短時間でのセルサーチが可能となる。ここでサ
ーチウインドウというのは、各セルサイトからの伝搬遅
延を考慮した場合のサーチ範囲のことである。
【0011】しかしながら、前述の基地局間非同期シス
テムにおいては、待ち受け時のセルサーチでは待ち受け
状態に入る前に通信を行っていたセルサイトのとまり木
チャネルのロングコード位相、およびソフトハンドオー
バー時のセルサーチでは現在通信を行っているセルサイ
トのとまり木チャネルのロングコード位相と、周辺のセ
ルサイトのロングコード位相とは、何ら関係がないの
で、例えば、基本的には前述の初期同期モードでのロン
グコードマスクを用いる3段階のセルサーチ法を行なわ
なければならず、同期システムに比較して長時間のセル
サーチ時間を要する。従って、基地局間非同期システム
は同期システムに比較して、特に待ち受け時において
は、移動局は長時間、復調回路を動作させなければなら
ず、移動局端末の消費電力が増大するという欠点があっ
た。
【0012】そこで本発明の目的は、基地局間非同期シ
ステムにおいて、移動局が待ち受け時およびソフトハン
ドオーバーモードに入る時の高速セルサーチを実現する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、直接拡散CDMA通信方式を適
用した移動通信システムにおけるセルサーチのための情
報管理法において、ハンドオーバー元の基地局との間で
通信中の少なくとも1つの移動局が算出した、前記ハン
ドオーバー元の基地局からの共通制御チャネルの長周期
拡散符号と、ハンドオーバー先の基地局からの共通制御
チャネルの長周期拡散符号との間の位相差情報を、前記
ハンドオーバー元の基地局において取得し、取得した前
記位相差情報を、前記ハンドオーバー元の基地局および
/またはその上位局において蓄積することを特徴とす
る。
【0014】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記ハンドオーバー元の基地局および/またはその
上位局は、前記ハンドオーバー元の基地局との間で通信
中の複数の移動局から取得した、前記ハンドオーバー元
の基地局からの共通制御チャネルの長周期拡散符号と、
ハンドオーバー先の基地局からの共通制御チャネルの長
周期拡散符号との間の複数の位相差情報を平均化して蓄
積することを特徴とする。
【0015】さらに請求項3の発明は、請求項1〜2の
いずれかにおいて、前記位相差情報を蓄積した上位局
は、前記基地局に対して、前記蓄積した位相差情報のう
ちの、当該基地局とその周辺の基地局との間の前記位相
差情報を供給することを特徴とする。
【0016】さらに請求項4の発明は、直接拡散CDM
A通信方式を適用した移動通信方式における移動局のセ
ルサーチ法において、待ち受けモード時、またはソフト
ハンドオーバーモードに入る時に、請求項1〜3のいず
れかのハンドオーバー元の基地局から前記位相差情報を
取得し、取得した前記位相差情報に基づいて、一定幅の
時間範囲内で、セルサーチを実行することを特徴とす
る。
【0017】さらに請求項5の発明は、請求項1〜3の
いずれかの情報管理法を適用した基地局であって、移動
局から取得した当該基地局とその周辺の基地局との間の
前記位相差情報を蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に
蓄積された位相差情報を管理する管理手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0018】さらに請求項6の発明は、請求項1〜3の
いずれかの情報管理法を適用した基地局であって、請求
項1〜3のいずれかの前記位相差情報を蓄積した上位局
から供給された当該基地局とその周辺の基地局との間の
前記位相差情報を蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に
蓄積された位相差情報を管理する管理手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0019】さらに請求項7の発明は、請求項1〜3の
いずれかの情報管理法を適用した上位局であって、請求
項5の基地局から、当該基地局の蓄積手段内に蓄積され
た前記位相差情報を取得する取得手段と、前記取得手段
が取得した前記位相差情報を蓄積する蓄積手段と、前記
蓄積手段に蓄積された位相差情報を管理する管理手段と
を有することを特徴とする。
【0020】さらに請求項8の発明は、直接拡散CDM
A通信方式を適用した移動通信システムにおける移動局
であって、請求項5または6の基地局から通知された、
セルサーチを行うべき所定数の基地局の長周期拡散符号
の種類を記憶する第1記憶手段と、請求項5または6の
基地局から通知された前記位相差情報に対応する、セル
サーチを行うべき基地局の長周期拡散符号の種類を記憶
する第2記憶手段と、前記第1記憶手段内の情報と、前
記第2記憶手段内の情報とを比較する比較手段と、前記
比較手段の比較結果に応答して、請求項4のセルサーチ
を実行するセルサーチ手段とを具えたことを特徴とす
る。
【0021】さらに請求項9の発明は、請求項5または
6の基地局と、請求項7の上位局と、請求項8の移動局
とを具えたことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】詳細は後述するが、本発明の実施
形態としての基地局は、移動局からの上り制御チャネル
を介して通知されたロングコード位相差情報を蓄積する
蓄積手段と、この蓄積手段内に蓄積されたロングコード
位相差情報を管理する管理手段とを有する。管理手段
は、蓄積手段内に蓄積されたロングコード位相差情報を
上位局であるRadio Network Contro
ller(RNC)に通知する機能と、蓄積手段内に蓄積
されたロングコード位相差情報のうちの必要な情報を移
動局に通知する機能とを有する。蓄積手段は基地局に通
常に具えられたコンピュータ等の制御手段によって実現
され、また、上記2つの機能は、制御手段によって実行
される。
【0023】また本発明の他の実施形態としての基地局
は、上位局から通知されたロングコード位相差情報を蓄
積する蓄積手段と、この蓄積手段内に蓄積されたロング
コード位相差情報を管理する管理手段とを有する。管理
手段は、蓄積手段内に蓄積されたロングコード位相差情
報のうちの必要な情報を移動局に通知する機能を有す
る。蓄積手段は基地局に通常に具えられたコンピュータ
等の制御手段によって実現され、また、上記機能は、制
御手段によって実行される。
【0024】本発明の実施形態としての上位局は、各基
地局から通知されたロングコード位相差情報を蓄積する
蓄積手段と、この蓄積手段内に蓄積されたロングコード
位相差情報を管理する管理手段とを有する。管理手段
は、蓄積手段内に蓄積されたロングコード位相差情報の
うちの必要な情報を各基地局に通知する機能を有する。
蓄積手段は上位局に通常に具えられたコンピュータ等の
制御手段によって実現され、また、上記機能は、制御手
段によって実行される。
【0025】本発明の実施形態としての移動局は、ロン
グコード位相差情報を算出する機能と、後述するような
セルサーチ機能とを有する。ロングコード位相差情報を
算出する機能は、例えば、Volume 3“Spec
ification of Air−Interfac
e for 3G Mobile System Ve
r.1.0”Association of Radi
o Industries and Business
es(ARIB)Jan.14,1999に詳細に記載
されている。
【0026】図3は本発明におけるロングコード位相差
情報を蓄積する際の手順の一例を説明する図である。
【0027】移動局1はソフトハンドオーバー(SH
O)時にハンドオーバー元の基地局Aのとまり木チャネ
ルのロングコード位相とハンドオーバー先の基地局Bの
とまり木チャネルのロングコード位相との間の差を測定
し(図3に手順1として示す)、測定したロングコード
位相差情報をハンドオーバー元の基地局Aに制御チャネ
ルを通して通知する(図3に手順2として示す)。基地
局Aは、当該基地局Aと通信中の個々の移動局がソフト
ハンドオーバー時に測定した、ハンドオーバー元の基地
局Aのとまり木チャネルのロングコード位相とハンドオ
ーバー先の基地局(図3ではB,C,Dのいずれか)の
とまり木チャネルのロングコード位相との間の差、すな
わちロングコード位相差情報を制御チャネルを通して取
得し、蓄積手段に蓄積する。他の各基地局(図3では
B,C,D)も同様に、当該基地局と通信中の個々の移
動局がソフトハンドオーバー時に測定した、ハンドオー
バー元の基地局のとまり木チャネルのロングコード位相
とハンドオーバー先の基地局のとまり木チャネルのロン
グコード位相との間の差、すなわちロングコード位相差
情報を制御チャネルを通して取得し、蓄積手段に蓄積す
る。
【0028】従って、全ての基地局は当該基地局で通信
を行っていた移動局がソフトハンドオーバーを行って移
行した基地局のとまり木チャネルのロングコード位相
と、当該基地局のとまり木チャネルのロングコード位相
との間の差、すなわち、ロングコード位相差情報を蓄積
手段に蓄積する。なお、例えば、基地局Aに無線リンク
を接続して通信を行っており、その後、基地局Bにソフ
トハンドオーバーした移動局が複数ある場合、両基地局
のとまり木チャネルのロングコード位相間の位相差は移
動局が測定した位置によって伝搬遅延に起因して異な
る。従って基地局Aでは複数の移動局から通知された基
地局Aおよび基地局Bのとまり木チャネルのロングコー
ド位相間の位相差を平均化することによって、基地局A
および基地局Bのとまり木チャネルのロングコード位相
間の平均的な位相差情報、すなわち、平均的なロングコ
ード位相差情報を得ることができる。この平均的なロン
グコード位相差情報は、例えば、個々の移動局から基地
局Aおよび基地局Bのとまり木チャネルのロングコード
位相間の位相差情報が通知される毎に更新することがで
きる。基地局Aでは、このように周辺の各基地局との間
のロングコード位相差情報を更新していく。さらに各基
地局はこのようにして蓄積した周辺基地局との間のロン
グコード位相差情報を有線ネットワーク等を介して上位
局に通知する。そして各基地局は自局に対する周辺基地
局との間のロングコード位相差情報を上位局から有線ネ
ットワーク等を介して得ることができる。また、必要に
応じて、基地局または上位局は、上述のようにして蓄積
手段に蓄積された情報に基づいて、現時点から過去の一
定時間範囲内における、基地局との間で通信中の個々の
移動局が当該基地局の周辺の各基地局に対して新たにハ
ンドオーバーを行った回数に応じて前記周辺の各基地局
をランキングすることができる。
【0029】図4は基地局または上位局における蓄積手
段内の管理テーブルの一例を示すものであり、ここで、
周辺基地局のロングコードの欄の、(11010011
00…)は、周辺基地局(仮に基地局B)のロングコー
ドであり、ロングコード位相差情報の欄のΔ1は、自局
(仮に基地局A)およびある基地局(仮に基地局B)の
間のロングコード位相差の測定値(移動局が測定したも
の)である。
【0030】図5は本発明における基地局から移動局に
ロングコード位相差情報を通知する際の態様の一例を説
明する図である。
【0031】基地局Aは、当該基地局Aに無線リンクを
接続して通信を行っている移動局2がその後、待ち受け
モードに入る場合、あるいは他基地局にソフトハンドオ
ーバーする場合には、基地局Aから、基地局Aが有して
いる(上述したように蓄積手段に蓄積している)全ての
周辺基地局のとまり木チャネルの当該基地局Aに対する
ロングコードの相対位相(遅延時間)、すなわちロング
コード位相差情報を通知する。
【0032】したがって、移動局2は待ち受けモード時
においては、最後に通信を行っていた基地局Aおよび基
地局Aから下りロングコードの相対位相を通知されたN
個の周辺基地局のとまり木チャネルのロングコード位相
情報を有することができる。このため移動局は待ち受け
モードにおいては、このN個の基地局の通知されたとま
り木チャネルのロングコード位相に対してサーチウイン
ドウの範囲でとまり木チャネルのロングコード同期およ
び受信レベル検出を行うことができ、極めて短時間でセ
ルサーチを行うことができる。
【0033】ソフトハンドーオーバーモードに入る際の
周辺基地局のセルサーチの場合も、同様で、ハンドオー
バー元基地局から通知された周辺基地局の下りロングコ
ード相対位相に対してサーチウインドウの範囲でサーチ
することにより、極めて短時間で周辺基地局のロングコ
ード同期および受信レベル検出を行うことができる。
【0034】この待ち受け時においては通信を行ってい
た基地局および周辺基地局のN基地局のロングコード位
相情報、ソフトハンドオーバー時においては周辺基地局
のロングコード位相情報を通知されるということは、基
地局間同期システムにおいてロングコードが一定周期で
時間シフトしており、この一定周期毎のロングコード位
相タイミングを移動局が知っているのと等価であるた
め、基地局間同期システムとほぼ等しい待ち受けモード
およびソフトハンドオーバーモードでの高速セルサーチ
が実現できる。
【0035】
【実施例】実際の待ち受けモードおよびソフトハンドオ
ーバーモードにおけるセルサーチ法を具体的に説明す
る。待ち受け時については待ち受けモードに入る前に通
信を行っていた(無線リンクを接続していた)基地局か
ら制御チャネルを介して通知された待ち受け時にセルサ
ーチを行う基地局の候補の数Ns(元々通信チャネルを
接続していた基地局はこれらの基地局のロングコード情
報を有している)と同じく通知された当該基地局が下り
ロングコードの相対位相情報を有している周辺基地局の
数Ncとの関係に応じて異なるセルサーチプロセスをと
る。ソフトハンドオーバーモードに入る場合のセルサー
チについても同様であるので、以下は待ち受け時のセル
サーチについてのみ説明する。
【0036】図6は、移動局内のセルサーチ機能を実行
する部分の構成を示す。3は後述する第1のセルサーチ
機能を実行する第1セルサーチ回路、4は後述する第2
のセルサーチ機能を実行する第2セルサーチ回路、5は
移動局がセルサーチを行うべき、あらかじめ定められた
Ns個のスクランブルコード、すなわちロングコード
(そのコードを使用している基地局(BS))の種類の
第1記憶回路、6は無線リンクを接続していた基地局か
ら通知されたNc個のスクランブルコード(ロングコー
ド)相対位相差に対応する(無線リンクを接続していた
基地局の周辺の)セルサーチを行うべき基地局のスクラ
ンブルコード、すなわちロングコード(そのコードを使
用している基地局)の種類の第2記憶回路、7は比較回
路である。比較回路7は、2つの記憶回路5,6内の情
報を比較することによって、待ち受けモードに入る前に
通信を行っていた基地局から通知されたNsと、Ncと
の間の関係が、NcがNsに等しい場合(これを第1の
場合とする)、Ncが数個より多くNsより少ない場合
(これを第2の場合とする)、およびNcが数個以下の
場合(これを第3の場合とする)の何れに該当するかを
判断し、その判断結果に応答して第1セルサーチ回路3
および第2セルサーチ回路4のいずれかを選択してセル
サーチを実行させる。
【0037】第1の場合は、比較回路7は第1セルサー
チ回路3を選択する。NcがNsに等しい場合には、移
動局はサーチすべき全ての基地局のロングコード種類の
情報およびそれぞれのロングコードの相対位相情報を有
している。従って、第1セルサーチ回路3によって、そ
れぞれの位相タイミングに対してサーチウインドウの範
囲で下りとまり木チャネルの拡散符号の同期検出および
受信レベル検出を行うことができる。
【0038】第2の場合は、まず、第1セルサーチ回路
3を選択して、同回路3によって、Nc個ある基地局の
ロングコード種類の情報およびそれぞれのロングコード
の相対位相情報を有している基地局に対しては、それぞ
れの位相タイミングに対してサーチウインドウの範囲で
下りとまり木チャネルの拡散符号の同期検出および受信
レベル検出を行う。さらに、第2セルサーチ回路4を選
択して、同回路4によって、通信チャネルを接続してい
た基地局がロングコードの相対位相情報を有していない
周辺基地局に対して、後述する3段階の下り拡散符号同
期検出および受信レベル検出を行う(この3段階の下り
拡散符号同期検出および受信レベル検出は、例えば、特
願平9-531660号、特願平9-355906号に詳
細に記載されている)。
【0039】第3の場合は、第2セルサーチ回路4を選
択して、同回路4によって、通信チャネルを接続してい
た基地局がロングコードの相対位相情報を有していない
周辺基地局に対して、後述する3段階の下り拡散符号同
期検出および受信レベル検出を行う。
【0040】第1セルサーチ回路3では、ロングコード
の相対位相情報を通知された基地局に対して、そのロン
グコードの受信タイミングに対して一定幅の時間範囲
(サーチウインドウ)内で拡散符号レプリカを生成し、
この拡散符号レプリカでスライディング相関器で1シン
ボル積分し、この積分した相関ピークをさらに数シンボ
ル分電力平均平均した相関電力から、この基地局のとま
り木チャネルの受信電力を検出する。
【0041】特願平9-531660号、特願平9-35
5906号に記載の3段階セルサーチ法では、とまり木
チャネルは全ての基地局で共通のショートコードおよび
各基地局固有のロングコードで2重拡散されている。そ
して一定周期で各スロット1シンボルロングコードがは
ずされて(マスクされて)いる。ARIBで1999年
1月14日に発行された“Specification
of Air-Interface for 3G Mob
ile System, Version 1.0”にお
いてはこのロングコードがマスクされた共通ショートコ
ードをFirst Search Code(FSC)と呼
んでいる。さらにシステムで決まるサーチすべき全ての
ロングコードを予めグループ化しておきこの各グループ
を表すショートコード(このコードをSecond S
earch Code(SSC)と呼んでいる)を前述の
FSCにコード多重して送信する。“Specific
ation of Air-Interface for
3G Mobile System, Version
1.0”においては1フレーム内の16個のSSCはリ
ード・ソロモン符号で生成される32組の符号パターン
を割り当てており、グループの検出およびフレームタイ
ミングの検出が同時に実現できる。
【0042】第2セルサーチ回路4では、ロングコード
の相対位相情報を通知されない(元々通信チャネルを接
続していた基地局がロングコード位相情報を有していな
い)基地局に対しては、特願平9-531660号、特
願平9-355906号に記載の3段階セルサーチ法を
用いてセルサーチを行う。第1ステップでは、FSCを
拡散符号レプリカとしてマッチトフィルタでスロットの
整数倍の周期の間、相関ピークを電力平均して最大のピ
ークを検出し、このタイミングをサーチすべき基地局の
FSCの受信タイミングとする。そして第2ステップで
は、このタイミングで32個のグループのそれぞれのS
SCに対して相関検出を行い、数フレーム平均化した相
関ピークが最も大きなグループから、ロングコードグル
ープおよびフレームタイミングが検出される。最後に第
3ステップでは第2ステップで検出されたグループに属
するロングコードに対してスライディング相関器で順次
相関検出を行い得られた相関ピークをしきい値判定する
ことによりロングコードを同定する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基地局間非同期システムにおいても待ち受け時およびソ
フトハンドオーバー時において、基地局間同期システム
とほぼ同様に高速なセルサーチを実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】基地局間非同期システムおよび同期システムの
下りリンクにおける拡散符号割り当て法の態様を示す図
である。
【図2】ロングコードマスクを用いる場合の送信信号の
一例を示す図である。
【図3】本発明におけるロングコード位相差情報を蓄積
する際の手順の一例を説明する図である。
【図4】基地局または上位局における蓄積手段内の管理
テーブルの一例を示す図である。
【図5】本発明における基地局から移動局にロングコー
ド位相差情報を通知する際の態様の一例を説明する図で
ある。
【図6】移動局内のセルサーチ機能を実効する部分の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1 移動局 A,B,C,D 基地局 RNC 上位局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 義裕 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5K022 EE02 EE11 EE21 5K067 AA15 CC10 EE02 EE10 EE16 FF02 HH01 HH23 JJ11 JJ36

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直接拡散CDMA通信方式を適用した移
    動通信システムにおけるセルサーチのための情報管理法
    において、 ハンドオーバー元の基地局との間で通信中の少なくとも
    1つの移動局が算出した、前記ハンドオーバー元の基地
    局からの共通制御チャネルの長周期拡散符号と、ハンド
    オーバー先の基地局からの共通制御チャネルの長周期拡
    散符号との間の位相差情報を、前記ハンドオーバー元の
    基地局において取得し、 取得した前記位相差情報を、前記ハンドオーバー元の基
    地局および/またはその上位局において蓄積することを
    特徴とする移動通信システムにおけるセルサーチのため
    の情報管理法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ハンドオーバー元の基地局および/またはその上位
    局は、前記ハンドオーバー元の基地局との間で通信中の
    複数の移動局から取得した、前記ハンドオーバー元の基
    地局からの共通制御チャネルの長周期拡散符号と、ハン
    ドオーバー先の基地局からの共通制御チャネルの長周期
    拡散符号との間の複数の位相差情報を平均化して蓄積す
    ることを特徴とする移動通信システムにおけるセルサー
    チのための情報管理法。
  3. 【請求項3】 請求項1〜2のいずれかにおいて、 前記位相差情報を蓄積した上位局は、前記基地局に対し
    て、前記蓄積した位相差情報のうちの、当該基地局とそ
    の周辺の基地局との間の前記位相差情報を供給すること
    を特徴とする移動通信システムにおけるセルサーチのた
    めの情報管理法。
  4. 【請求項4】 直接拡散CDMA通信方式を適用した移
    動通信システムにおける移動局のセルサーチ法におい
    て、 待ち受けモード時、またはソフトハンドオーバーモード
    に入る時に、請求項1〜3のいずれかのハンドオーバー
    元の基地局から前記位相差情報を取得し、 取得した前記位相差情報に基づいて、一定幅の時間範囲
    内で、セルサーチを実行することを特徴とする移動通信
    システムにおける移動局のセルサーチ法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかの情報管理法を
    適用した基地局であって、 移動局から取得した当該基地局とその周辺の基地局との
    間の前記位相差情報を蓄積する蓄積手段と、 前記蓄積手段に蓄積された位相差情報を管理する管理手
    段とを有することを特徴とする移動通信システムにおけ
    る基地局。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれかの情報管理法を
    適用した基地局であって、 請求項1〜3のいずれかの前記位相差情報を蓄積した上
    位局から供給された当該基地局とその周辺の基地局との
    間の前記位相差情報を蓄積する蓄積手段と、 前記蓄積手段に蓄積された位相差情報を管理する管理手
    段とを有することを特徴とする移動通信システムにおけ
    る基地局。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれかの情報管理法を
    適用した上位局であって、 請求項5の基地局から、当該基地局の蓄積手段内に蓄積
    された前記位相差情報を取得する取得手段と、 前記取得手段が取得した前記位相差情報を蓄積する蓄積
    手段と、 前記蓄積手段に蓄積された位相差情報を管理する管理手
    段とを有することを特徴とする移動通信システムにおけ
    る上位局。
  8. 【請求項8】 直接拡散CDMA通信方式を適用した移
    動通信システムにおける移動局であって、 請求項5または6の基地局から通知された、セルサーチ
    を行うべき所定数の基地局の長周期拡散符号の種類を記
    憶する第1記憶手段と、 請求項5または6の基地局から通知された前記位相差情
    報に対応する、セルサーチを行うべき基地局の長周期拡
    散符号の種類を記憶する第2記憶手段と、 前記第1記憶手段内の情報と、前記第2記憶手段内の情
    報とを比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果に応答して、請求項4のセルサ
    ーチを実行するセルサーチ手段とを具えたことを特徴と
    する移動通信システムにおける移動局。
  9. 【請求項9】 請求項5または6の基地局と、請求項7
    の上位局と、請求項8の移動局とを具えたことを特徴と
    する移動通信システム。
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