JP3358170B2 - Cdma無線通信の受信方法 - Google Patents

Cdma無線通信の受信方法

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JP3358170B2 JP18940297A JP18940297A JP3358170B2 JP 3358170 B2 JP3358170 B2 JP 3358170B2 JP 18940297 A JP18940297 A JP 18940297A JP 18940297 A JP18940297 A JP 18940297A JP 3358170 B2 JP3358170 B2 JP 3358170B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線アクセス方
式としてCDMAを用いた無線通信において、在圏セル
サーチや周辺セルサーチを行う受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCDMAを用いた無線通信方式に
おける受信装置において、例えば移動機では電源投入時
や待ち受け状態時などに自分の在圏すべきセル判定、自
分の在圏している周辺セルのサーチ、もしくは自分が受
信するマルチパスのサーチを専用のサーチャと呼ばれる
手段で行っていた。
【0003】図1Aに、従来のCDMA無線通信の移動
機の受信装置の構成の一例を示す。この構成での受信信
号の流れを説明すると、アンテナ11にて受信された信
号は、無線部12によって復調され、ベースバンド信号
に変換される。このベースバンド信号は、A/D 変換器1
3によりデジタル信号に変換される。符号発生器141〜1
44は、マルチパスサーチャ15にて検出した拡散符号情
報とフレームタイミングが与えられている。そのため、
符号発生器141〜144では送信側の拡散符号に同期した符
号が生成される。よって、相関器161〜164においてA/
D変換器13よりのベースバンド信号と符号発生器141
〜144からの拡散符号とがそれぞれ乗算されて逆拡散さ
れ、これによって元の信号が取り出せる。その後、これ
ら逆拡散された信号は検波器171〜174でそれぞれ検波さ
れRAKE合成器18で合成された後、信号処理部19
へ渡される。ここで、相関器161〜164での逆拡散処理に
おいては、受信信号に含まれている異なる伝達経路(マ
ルチパス)からの信号の分離が可能であるので、この受
信処理はパスダイバーシチ効果のあるRAKE受信であ
る。
【0004】従来の構成では、移動機受信装置には符号
発生器14i 、相関器16i 、検波器17i からなる受信信号
の逆拡散・検波を行う受信フィンガFni と、それとは独
立した受信チャネルのマルチパスサーチを専用に行うマ
ルチパスサーチャ15とが設けられている。この従来構
成において移動機の電源投入時の立ち上がり動作、すな
わち自分の在圏セル判定から信号受信開始までの動作の
概略を以下に説明する。移動機の電源が入ると、移動機
はまずマルチパスサーチャ15によってA/D 変換器13
よりのベースバンド信号を取込み、自分が在圏すべきセ
ルをサーチする。マルチパスサーチャ15の構成は図1
Bに示すとおりである。生成符号番号指定器23は、メ
モリ24から候補となる基地局の拡散符号を読み出し、
符号発生器25に生成すべき拡散符号を指定する。符号
発生器25はその指定された拡散符号を生成し、乗算器
26でその拡散符号とA/D 変換器13よりの入力信号と
掛け合わせる。相関値判定27はその掛け合わされた結
果より、入力信号と符号発生器25で生成された拡散符
号との相関値を計算する。算出された相関値が所定の閾
値より高いかどうか判定し、入力信号の拡散符号を特定
し、在圏するセルを判定する。ここでセルを識別する拡
散符号には、通常繰り返し周期の非常に長い拡散符号が
用いられる。このため、全ての長周期拡散符号(単にロ
ングコードとも呼ぶ)について入力信号との相関を1つ
ずつとって、自セルの拡散符号の判定を行うには非常に
時間がかかる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、各受
信フィンガFn1〜Fn4は相関値がビークとなるタイミング
をサーチする機能を有しておらず、従って、別個に設け
たサーチャ15にてセルサーチやマルチパスサーチを行
うため、高速なサーチは困難であった。また、高速なサ
ーチを行うには複数のサーチャを用意する必要があっ
た。
【0006】CDMA無線通信方式では、同一のキャリ
ア周波数を用いて通信を行い、セルの識別は拡散符号同
期を確立してから行う必要がある。セル識別を長周期拡
散符号の種別もしくは位相によって行うシステム(例え
ばIS−95)では、セルサーチを行う際に候補となる
長周期拡散符号の数は非常に多くなる。また、長周期拡
散符号はその繰り返し周期が非常に長いため、1つの拡
散符号を判定するためには長い時間を必要とする。
【0007】そこでこの発明の目的は、ロングコードに
よるセルサーチ回路規模を大幅に増加させることなしに
高速に行うことができる受信方法を提供することにあ
る。この問題を解決するため、この発明は専用のサーチ
ャを設けず、同一構成の複数の受信フィンガが、それぞ
れを状況に応じてサーチャとしての機能を担ったり、受
信RAKEフィンガとしての機能を担うようにする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、符号
発生手段よりの複数の拡散符号で受信信号をそれぞれ逆
拡散した受信データをそれぞれ取り出す複数の受信フィ
ンガを有するCDMA無線通信受信装置による受信方法
において、上記複数の受信フィンガの少なくとも1つを
セルサーチに用いるステップを含むことを特徴とする。
【0009】上記方法において、上記受信装置の起動時
に、全ての上記受信フィンガがそれぞれ互いに異なる拡
散符号を設定して同時にセルサーチをしてもよい。上記
方法において、待ち受け動作時に上記複数の受信フィン
ガがそれぞれセルサーチと制御チャネル受信とを切り替
えて交互に実行してもよい。上記方法において、待ち受
け動作時及び通話動作時に、少なくとも1つの受信フィ
ンガを通話チャネル受信に使用し、残りの全ての受信フ
ィンガをセルサーチに使用してもよい。
【0010】上記方法において、待ち受け動作時におい
て待ち受け制御チャネルの受信レベルに応じて上記待ち
受け制御チャネルの受信に使用する受信フィンガの数と
セルサーチに使用する受信フィンガの数をそう補的に変
化させてもよい。上記方法において、待ち受け動作時の
待ち受け制御チャネルのマルチパスを検出し、検出した
マルチパスの変動に応じて待ち受け制御チャネルの受信
タイミングを変化させてもよい。
【0011】上記方法において、上記待ち受け制御チャ
ネルの受信に使用されてない1つのフィンガに上記待ち
受け制御チャネルの拡散符号と、上記マルチパスの受信
レベルが閾値より高い新しいタイミングとを設定してそ
の受信フィンガで受信を開始し、次に受信レベルが最も
低い制御チャネル受信フィンガでの制御チャネルの受信
を停止してもよい。
【0012】上記方法において、通話動作時の通話チャ
ネルの最大受信レベルに応じて上記通話チャネルの受信
に使用するフィンガの数と、セルサーチに使用するフィ
ンガの数を相補的に変化させてもよい。上記方法におい
て、通話動作時での通話チャネルのマルチパスを検出
し、検出したマルチパスの変動に従って通話チャネルの
受信タイミングを変化させてもよい。
【0013】上記方法において、上記通話チャネルの受
信に使用されてない1つのフィンガに上記通話チャネル
の拡散符号と、受信レベルが閾値より高い新しいタイミ
ングとを設定してその受信フィンガで通話チャネルの受
信を開始し、次に受信レベルが最も低い通話チャネルの
受信フィンガでの通話チャネルの受信を停止するステッ
プを含んでもよい。
【0014】この発明の方法を適用した受信装置は、符
号発生手段よりの複数の拡散符号で受信信号をそれぞれ
逆拡散した受信データをそれぞれ取り出す複数の受信フ
ィンガを有するCDMA無線受信装置において、上記複
数の受信フィンガの1乃至複数に対して異なる拡散符号
を設定すると共に、その各相関値を入力して、セルサー
チを行うセルサーチ制御手段を備えたものになる
【0015】
【発明の実施の形態】図2にこの発明を適用した移動機
の受信装置の構成例を示し、図1Aと対応する部分に同
一符号を付けてある。この実施例では図1Aに示したも
のに対し、マルチパスサーチャ15が省略され、拡散符
号番号が記憶されたメモリ24と、セルサーチ制御部3
1とが設けられる。メモリ24には図3に示すように、
例えばそれぞれのアドレスにそれぞれの基地局番号と、
その基地局番号に対応する長周期拡散符号のコード番号
が予め記憶されている。
【0016】一般に、CDMA移動通信システムにおい
ては、各セルは1つの長周期拡散符号(ロングコード)
と、複数(例えば3つ)の短周期拡散符号(単にショー
トコードとも呼ぶ)のそれぞれとの組み合わせにより通
話チャネル、制御チャネル、パイロットチャネルを構成
している。それぞれのセルは異なる長周期拡散符号を使
用するが、3つの短周期拡散符号の組は全てのセルで共
通に使用してもよい。以下の説明で使用される用語「拡
散符号」は、長周期拡散符号、又はそれと短周期拡散符
号との組を指すものとする。各セルの基地局はパイロッ
トチャネルにより常時、その基地局を識別する情報、そ
のセルの周辺セルの基地局識別情報、及び保守情報等を
含むパイロット信号を送信している。移動機は複数のセ
ルのパイロットチャネルの受信レベル(或いはS/N)
をそれぞれ測定し、どの基地局に近いか、即ち、どのセ
ルに在圏しているかを判定することができる。又在圏セ
ルの基地局からのパイロットチャネルを受信して周辺セ
ル情報(周辺セルが使用する長周期拡散符号情報)を得
ることができる。制御チャネルは呼及びその他の通信制
御信号の送受信に使用される。
【0017】基地局は、例えば通話信号に拡散符号を乗
算(排他的論理和)して送信し、移動機はその拡散通話
信号に逆拡散符号を乗算(排他的論理和)して通話信号
を得るが、移動機が使用する逆拡散符号は基地局が使用
する拡散符号と全く同一のものである。従って、拡散符
号として前述の長周期拡散符号と短周期拡散符号の組を
使用した場合、移動器は逆拡散符号として、それらと同
じ長周期拡散符号と短周期拡散符号の組を使用する。こ
の発明は移動機における符号多重信号の受信に係わるも
のであり、逆拡散符号を使って受信信号を逆拡散する
が、逆拡散符号は送信側における拡散符号と全く同じな
ので、以下では逆拡散符号を単に拡散符号と呼ぶ。
【0018】基地局から移動機宛の着信呼はいつ発生す
るか未知なので、移動機は制御チャネルを監視する必要
があるが、移動機の消費電力を節約するため、一般には
周期的に制御チャネルの受信を行い、その移動機宛の着
呼があるかを監視する。この状態を待ち受け状態と呼
ぶ。移動通信システムによっては、パイロットチャネル
は制御チャネルと兼用されている場合もあり、その場合
は制御チャネルの受信レベルを測定して在圏セルを判定
し、或いは周辺セル情報を得る。以下のこの発明の説明
では、制御チャネルの受信レベルの測定及び制御チャネ
ルの受信情報は、適用される移動通信システムにより、
パイロットチャネルの受信レベル及び受信情報の測定ま
たは制御チャネルの受信レベル及び受信情報の測定の何
れかを意味するものとする。
【0019】アンテナ11にて受信された無線信号をベ
ースバンド信号に変換し、逆拡散した後RAKE合成
し、信号処理部19に渡すという信号の流れは従来の移
動機受信装置と同一である。この実施例の特徴は、従来
の構成に較べて独立したマルチパスサーチャ15を持た
ず、セルサーチを受信フィンガFn1〜Fn4を用いてセルサ
ーチ制御器31により行う。移動機の動作モードは、図
4及び5にこの発明を適用した受信動作の2つの例をタ
イムチャートで示すように、(a) 電源ON直後に最初に行
う在圈セルの制御チャネルサーチモード(ここでは起動
モードと呼ぶ)、(b) 在圈セルの制御チャネルを捕捉後
の着呼待ち受けモード及び(c) 通話モードの3つに分け
られる。
【0020】図4及び5の2つの動作例とも、起動モー
ドでは全受信フィンガFn1〜Fn4をセルサーチに使用す
る。また通話モードにおいては1つまたは複数の受信フ
ィンガでセルサーチを行い、残りの受信フィンガで通話
チャネルの受信を行う。図4と5の動作例の差異は、待
ち受けモードにおいて、図4の例では全受信フィンガで
セルサーチ(最大受信レベルとそのタイミングの測定)
と制御信号受信とを交互に切り替えて行うのに対し、図
5の例では待ち受けモードにおいて1つまたは複数の受
信フィンガでセルサーチを行うと共に、残りの受信フィ
ンガで制御信号の受信を行う点である。移動機はこれら
3つのモードのいずれにおいても、常にどのセルに在圈
しているか、即ち、どの基地局に最も近いかをサーチす
る。以下、この発明を適用した受信方法によるこれらの
各動作モードを説明する。
【0021】(a) 起動モード 移動機に電源が投入されると、図6に示す処理フローに
従って、まずその移動機の在圏するセルの判定を行う。
セルサーチ制御器31は候補となる拡散符号をメモリ2
4から受信フィンガの数だけ、図4及び5の各例ではC1
〜C4の4つを読み出し、これらを符号発生器141〜144
対しそれぞれ独立に設定する(ステップS1)。符号発
生器141〜144は指定された拡散符号を生成する(ステッ
プS2)。相関器161〜164では、それぞれ生成された別
々な拡散符号で入力信号に対する相関値を求める(ステ
ップS3)。セルサーチ制御器31は、各相関器161〜1
64でそれぞれ算出された最大の相関値(受信レベルに対
応)と、それらが得られたタイミングをそれぞれ記憶す
る(ステップS4)。セルサーチ制御器31は、算出さ
れた相関値と予め決めた閾値VT1 と比較し(ステップS
5)、その閾値VT1を越える拡散符号がない場合は、ス
テップS6で新たな候補となる4つの拡散符号C5〜C8
メモリ24から読み出して符号発生器141〜144にそれぞ
れ設定してステップS2に戻り、ステップS2〜S6の
処理を、ステップS5で閾値VT1 を越える拡散符号が見
つかるまで繰り返す。図4及び5の各例では2回目に選
択した4つのセルの拡散符号候補C5〜C8のうちのC6で、
閾値VT1 を越す受信レベルが検出された場合を示してい
る。
【0022】ステップS5で閾値VT1を越える拡散符号
が1つ又は複数検出されると、最大相関値を与えた拡散
符号を在圏するセルの拡散符号と判定する(ステップS
7)。図4の動作例では、その拡散符号C6によって得ら
れる相関値のピークをそれぞれマルチパス検出信号と判
定して、全ての受信フィンガの符号発生器141〜144に、
判定された拡散符号C6と、これらのピークのタイミング
を大きい順にそれぞれ設定する(ステップS8)。これ
により4つの受信フィンガFn1〜Fn4は、在圏すると判定
したセルの制御チャネルで4つのマルチパスのRAKE受信
を開始し(ステップS9)、待ち受け状態となる。ただ
し、図5の例では、ステップS8で符号発生器141〜144
のうち、セルサーチに使用する少なくとも1つの受信フ
ィンガFn 4 以外(例えば残りの3つ)の受信フィンガFn
1,Fn2,Fn3 の符号発生器に対しその判定した在圏セル
の拡散符号C6を設定する。更に、その判定した拡散符号
C6によって得られた相関値の複数のピークのタイミング
をマルチパス信号の受信タイミングと判断し、判定拡散
符号C6を設定した3つの相関器に対し、これらの相関値
の高い順にそれらのタイミングを、拡散符号と受信信号
の掛け合わせるタイミング(受信タイミング)として指
定する(ステップS8)。これにより3つの受信フィン
ガFn1,Fn2,Fn3 は、在圏すると判定したセルの制御チ
ャネルの受信を開始し、残りの1つの受信フィンガFn4
はセルサーチ動作を継続し(ステップS9)、待ち受け
状態となる。
【0023】(b) 待ち受けモード 次に、この実施例の移動機受信装置における待ち受け中
のセルサーチ時の動作を図7を参照して説明する。前述
のようにして移動機の電源ON後に在圏セル基地局の制御
チャネルを捕捉し(即ち、在圏セルの拡散符号を見つ
け)、着呼信号の待ち受け状態となると、以下に説明す
る待ち受け時の動作モードにおいて、移動機は在圏セル
の基地局からの制御チャネルを周期的に受信すると共に
(制御信号受信)、在圈セル及び周辺セルの制御チャネ
ルの受信レベルを周期的に測定する(セルサーチ)。即
ち、1つ又は複数の受信フィンガ(図4の例では4つの
受信フィンガFn1〜Fn4、図5の例では3つの受信フィン
ガFn1,Fn2,Fn3 )により在圏セルの制御チャネルを受
信して、周辺セルの基地局情報(周辺セルの制御チャネ
ル拡散符号情報)を得ると共に、その移動機宛の着呼信
号の有無を監視する(ステップS1)。着呼信号があれ
ば、後に説明する通話モードに入る。着呼信号がなけれ
ばステップS2で、図4の例ではセルサーチに要する時
間の短縮効果を最大にするため、全受信フィンガFn1〜F
n4の符号発生器141〜144に在圏セルと周辺セルの制御チ
ャネルの拡散符号の中から1度にフィンガ数(この例で
は4つ)の拡散符号を選択し設定する。次にステップS
3でそれぞれ設定された拡散符号での相関器出力ピーク
とピークタイミングを測定する。即ち、相関器161〜164
は、それぞれの符号発生器からの拡散符号と受信信号と
の相関値を計算する。これにより、図4の例では同時に
4つの周辺セルの受信レベル判定が可能となり、高速な
セルサーチを実現できる。図5の例では、ステップS2
で3つの受信フィンガFn1,Fn2,Fn3 に自セルと周辺セ
ルの制御チャネル拡散符号から選択した3つの拡散符号
をそれぞれ設定する。
【0024】次に、ステップS4でセルサーチ制御器3
1は、これら相関器で計算された相関値をもとに周辺セ
ルからの受信レベルを監視し、在圏セルの受信レベルよ
り高い受信レベルの周辺セルがあるか判定する。無けれ
ばステップS5で先に設定した自セルの制御チャネルの
拡散符号C6とタイミングをそれぞれ符号発生器141〜144
(図5の例ではこれらの内の3つ)に設定し、ステップ
S6でタイマの作動により所定期間休止し、その後ステ
ップS1に戻る。ステップS4で自セルより受信レベル
の高い周辺セルがあれば、そのセルを移行先セルと判定
し、ステップS7で移行先の制御チャネルの拡散符号と
タイミングを全受信フィンガ(図5の例では3つの受信
フィンガ)に設定し、ステップS6に移る。ステップS
6の休止期間では、受信装置の電源はOFF とされる。ス
テップS1〜S6を繰り返すことにより、待ち受けモー
ドでの間欠的な受信レベル測定が行われ、移動機の電力
の消費を節約している。
【0025】上述のように、待ち受け状態では1つまた
は複数の受信フィンガにより在圏セルの制御チャネルで
の受信を周期的に行うと共に、残りの受信フィンガで在
圏セル及び周辺セルの受信レベルを周期的に測定してい
る。図8は在圏セルの受信レベル測定時に得られるそれ
ぞれのマルチパスの検出タイミングでの受信レベルの例
を示している。この例では図5の動作例に適用するた
め、受信レベルが閾値V T2以上の3つの検出タイミング
t1,t2,t5を例えば受信フィンガFn1,Fn2,Fn3の符号
発生器161、162、163に設定し、それらの受信フィンガF
n1,Fn2,Fn3 は同じ逆拡散符号C6を使い、設定された
これらのタイミングで周期的に制御チャネルを受信す
る。図7のステップS1において制御チャネルで着呼信
号が受信されると、これらの受信フィンガFn1,Fn2,F
n3 に通話チャネルの拡散符号C6を設定し、通話モード
にはいる。このとき、通話チャネルの信号も制御チャネ
ルの信号も同じ基地局(同一地点)から送信されている
ので、同様のマルチパスが生じているとみなすことがで
きる。従って、マルチパス受信タイミングは制御チャネ
ル受信時のタイミングをそのまま継続して使用すること
ができる。
【0026】一般には、制御チャネルの信号品質は通話
チャネルの信号品質に比べて低くてよいので、待ち受け
時の制御チャネルの受信に使用する受信フィンガの数は
後述の通話時の受信に使用するフィンガ数より少なくて
もよい。また、制御チャネルの最大受信レベルが予め決
めた閾値VT3 より高い場合は、制御チャネルの受信に使
用するフィンガを例えば1つとし、その最大受信レベル
のタイミングで受信を行い、残りの受信フィンガを全て
セルサーチに使用し、最大受信レベルが閾値VT 3 とVT2
の間であれば、受信レベルの大きい順に2つの受信レベ
ルピークのタイミングで2つの受信フィンガによりRAKE
受信を行い、最大受信レベルが閾値VT2以下であれば受
信レベルの大きい順に3つのピークのタイミングで3つ
のフィンガにより制御チャネルのRAKE受信を行うなどの
ように、制御チャネルの受信レベルに応じて制御チャネ
ル受信に使用するフィンガ数を変えてもよい。
【0027】図8に示すように、3つの受信フィンガF
n1,Fn2,Fn3で制御チャネルを受信している状態におい
て、マルチパスの変動にともない、同じ制御チャネルで
のマルチパス受信状態が図8に示すものから例えば図9
に示すようにタイミングt1でのピークが閾値VT2 より下
に下がり、タイミングt3でのピークが閾値VT2 より上に
上がった場合は、受信フィンガFn1 による受信タイミン
グt1での制御信号の受信を中止して受信フィンガFn1
セルサーチ(受信レベル測定)に割り当て、その後、タ
イミングt3での制御チャネルの受信を受信フィンガFn4
に設定する。受信フィンガFn2,Fn3によるタイミング
t2,t5での受信はそのまま継続する。マルチパスの受信
状態が変動しても、この様にして最適なマルチパスを選
択して受信が可能である。又、制御チャネルの受信レベ
ルが大きければ(従って通話チャネルの受信レベルが大
きければ)、在圏セルの制御チャネルの受信に使用する
フィンガ数(または通話チャネルの受信に使用するフィ
ンガ数)を減らすことができ、減らされたフィンガをセ
ルサーチに追加すれば、セルサーチ速度が大となるの
で、制御チャネルでの間欠的受信における電源の各ON時
間を短縮することが可能となる。
【0028】(c) 通話モード 次に、この実施例における通話中の動作、特に通話中の
セル移行の概略を図10を参照して説明する。通話中は
受信フィンガFn1〜Fn4のうち、上述のようにして選択さ
れた幾つかの受信フィンガを用いて、受信信号の逆拡散
を行うとともに、残りの受信フィンガによってセルサー
チを行う。ここでは、簡単のため、図4及び5の例に示
すようにセルサーチに使用する受信フィンガの数は1つ
として説明する。
【0029】まずセルサーチ制御器31は、前述したよ
うにセルサーチに使用する以外の各受信フィンガFn1,F
n2,Fn3 に、発生させるべき拡散符号と、掛け合わせる
べきタイミングを相関値(受信レベル)の高い方から指
定する(ステップS1)。通話中は、セルサーチに使用
されている受信フィンガFn4 に対し、基地局から報知さ
れる周辺セル情報基づき自セル及び周辺セルの拡散符号
を順次設定し(ステップS2)、設定された拡散符号に
よる最大受信レベルとそのタイミングを測定し、セルサ
ーチ制御器31に取り込んで記憶する(ステップS
3)。
【0030】ステップS4でセルサーチ制御器31に記
憶された自セルの受信レベルより高い受信レベルの周辺
セルがあるか判定する。なければ、ステップS5で一定
期間休止後、ステップS2に戻り、再びセルサーチを行
う。ステップS4で自セルより受信レベルが高い周辺セ
ルがあると判定された場合は、移動機がその周辺セルに
移行中であると判定され、ステップS6で周辺セル受信
レベルの内最大のレベルを与えた周辺セルを移行先セル
と判定する。ステップS7で現在通話チャネルの受信に
使用していない受信フィンガFn4 に、移行先セルの通話
チャネルの拡散符号とタイミングを設定し、その通話チ
ャネルの受信を開始する。次に、ステップS8で自セル
の通話チャネルの受信を行っているフィンガの内、受信
レベルが最も低いフィンガの受信を停止し、ステップS
9で自セルの通話チャネルを受信していた全てのフィン
ガの、移行先セルの通話チャネルへの切り替えが終了し
たか判定し、終了していなければステップS7に戻り、
ステップS7,S8で同様のチャネル切り替えを行う。
通話チャネル受信フィンガが全て移行先の通話チャネル
に切り替わったと判定されると、ステップS10で通話
チャネルの受信に使用されていないフィンガを新たにセ
ルサーチに使用すべき受信フィンガとして設定し、ステ
ップS2に戻る。
【0031】上述の通話モードにおいても、図8及び9
を参照して説明した待ち受けモードの場合と同様に、受
信レベルが大きければ通話チャネルの受信に使用する受
信フィンガ数を減らして、その分セルサーチに使用する
受信フィンガの数を増やすように、受信レベルに応じて
通話チャネルの受信に使用するフィンガ数を相補的に変
化させてもよい。これによりセルサーチの効率を上げる
ことができる。更に、図8及び9で説明したと同様の手
順に従って、マルチパスの変動にともなう通話チャネル
の受信レベルのピーク変動に応じて、通話チャネルの受
信タイミングの選択を変更してもよい。
【0032】上述において、相関器161〜164としてはマ
ッチドフィルタ、スライディング相関器のいずれを使用
してもよい。なお、基地局の受信装置においても、移動
機に応じて使用するRAKE受信フィンガの数を変更す
るなど、受信フィンガを柔軟に利用するようにしてもよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、この発明は通常は受
信信号の逆拡散を行う受信フィンガを、在圏セルサーチ
や周辺セルサーチにも柔軟に対応できる構成とし、高速
な在圏セルサーチや周辺セルサーチを可能とするもので
ある。これにより、例えば移動機の電源投入時のサービ
ス開始までの時間が短縮され、サービスの向上につなが
る一方、セルサーチを行う時間の短縮により、より長い
待ち受け時間の実現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは従来のCDMA無線通信方式における移動
機の受信装置の機能構成を示すブロック図、Bは図1A
中のマルチパスサーチャ15の機能構成を示すブロック
図。
【図2】この発明の一実施例の機能構成を示すブロック
図。
【図3】移動機のメモリ24に保持されている拡散符号
と基地局の対応表の例を示す図。
【図4】この発明を適用した受信動作の例を示すタイム
チャート。
【図5】この発明を適用した受信動作の他の例を示すタ
イムチャート。
【図6】この発明のセルサーチ方法が適用された電源ON
後の制御チャネルサーチ動作を示すフロー図。
【図7】この発明のセルサーチ方法が適用された待ち受
け動作を示すフロー図。
【図8】在圈セルの制御チャネル受信により検出された
マルチチャネルの検出レベルと検出タイミングの例を示
す図。
【図9】マルチチャネルの検出状態の変化の例を示す
図。
【図10】この発明のセルサーチ方法が適用された通話
モードの動作フローを示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号発生手段よりの複数の拡散符号で受
    信信号をそれぞれ逆拡散した受信データをそれぞれ取り
    出す複数の受信フィンガを有するCDMA無線通信受信
    装置による受信方法において、上記受信装置の起動時に、全ての上記受信フィンガがそ
    れぞれ互いに異なる拡散符号を設定して同時にセルサー
    チをする ステップを含むことを特徴とするCDMA無線
    通信の受信方法。
  2. 【請求項2】 請求項の方法において、待ち受け動作
    時に上記複数の受信フィンガがそれぞれセルサーチと制
    御チャネル受信とを切り替えて交互に実行するステップ
    を含む。
  3. 【請求項3】 請求項1の方法において、待ち受け動作
    時及び通話動作時に少なくとも1つの受信フィンガを通
    話チャネル受信に使用し、残りの全ての受信フィンガを
    セルサーチに使用するステップを含む。
  4. 【請求項4】 符号発生手段よりの複数の拡散符号で受
    信信号をそれぞれ逆拡散した受信データをそれぞれ取り
    出す複数の受信フィンガを有するCDMA無線通信受信
    装置による受信方法において、 上記複数の受信フィンガの少なくとも1つをセルサーチ
    に用いるステップと、 待ち受け動作時において待ち受け
    制御チャネルの受信レベルに応じて上記待ち受け制御チ
    ャネルの受信に使用する受信フィンガの数とセルサーチ
    に使用する受信フィンガの数を相補的に変化させるステ
    ップを含むことを特徴とするCDMA無線通信の受信
    方法
  5. 【請求項5】 符号発生手段よりの複数の拡散符号で受
    信信号をそれぞれ逆拡散した受信データをそれぞれ取り
    出す複数の受信フィンガを有するCDMA無線通信受信
    装置による受信方法において、 上記複数の受信フィンガの少なくとも1つをセルサーチ
    に用いるステップと、 待ち受け動作時の待ち受け制御チャネルのマルチパスを
    検出し、検出したマルチパスの変動に応じて待ち受け制
    御チャネルの受信タイミングを変化させるステップ
    含むことを特徴とするCDMA無線通信の受信方法
  6. 【請求項6】 請求項の方法において、上記待ち受け
    制御チャネルの受信に使用されてない1つのフィンガに
    上記待ち受け制御チャネルの拡散符号と、上記マルチパ
    スの受信レベルが閾値より高い新しいタイミングとを設
    定してその受信フィンガで受信を開始し、次に受信レベ
    ルが最も低い制御チャネル受信フィンガでの制御チャネ
    ルの受信を停止するステップを含む。
  7. 【請求項7】 符号発生手段よりの複数の拡散符号で受
    信信号をそれぞれ逆拡散した受信データをそれぞれ取り
    出す複数の受信フィンガを有するCDMA無線通信受信
    装置による受信方法において、 上記複数の受信フィンガの少なくとも1つをセルサーチ
    に用いるステップと、 通話動作時の通話チャネルの最大受信レベルに応じて上
    記通話チャネルの受信に使用するフィンガの数と、セル
    サーチに使用するフィンガの数を相補的に変化させるス
    テップを含むことを特徴とするCDMA無線通信の受
    信方法
  8. 【請求項8】 符号発生手段よりの複数の拡散符号で受
    信信号をそれぞれ逆拡散した受信データをそれぞれ取り
    出す複数の受信フィンガを有するCDMA無線通信受信
    装置による受信方法において、 上記複数の受信フィンガの少なくとも1つをセルサーチ
    に用いるステップと、 通話動作時の通話チャネルのマルチパスを検出し、検出
    したマルチパスの変動に従って通話チャネルの受信タイ
    ミングを変化させるステップを含むことを特徴とする
    CDMA無線通信の受信方法
  9. 【請求項9】 請求項の方法において、上記通話チャ
    ネルの受信に使用されてない1つの受信フィンガに上記
    通話チャネルの拡散符号と、受信レベルが閾値より高い
    新しいタイミングとを設定してその受信フィンガで通話
    チャネルの受信を開始し、次に受信レベルが最も低い通
    話チャネルの受信フィンガでの通話チャネルの受信を停
    止するステップを含む。
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