JP3039525B2 - 拡散符号割当装置および方法 - Google Patents

拡散符号割当装置および方法

Info

Publication number
JP3039525B2
JP3039525B2 JP20150398A JP20150398A JP3039525B2 JP 3039525 B2 JP3039525 B2 JP 3039525B2 JP 20150398 A JP20150398 A JP 20150398A JP 20150398 A JP20150398 A JP 20150398A JP 3039525 B2 JP3039525 B2 JP 3039525B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
maximum value
spreading code
base stations
base station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20150398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000032531A (ja
Inventor
和寛 瀬川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP20150398A priority Critical patent/JP3039525B2/ja
Priority to US09/354,162 priority patent/US6597677B1/en
Publication of JP2000032531A publication Critical patent/JP2000032531A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3039525B2 publication Critical patent/JP3039525B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • H04W16/12Fixed resource partitioning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/16Code allocation
    • H04J13/18Allocation of orthogonal codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2201/00Indexing scheme relating to details of transmission systems not covered by a single group of H04B3/00 - H04B13/00
    • H04B2201/69Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general
    • H04B2201/707Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
    • H04B2201/70701Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation featuring pilot assisted reception
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2201/00Indexing scheme relating to details of transmission systems not covered by a single group of H04B3/00 - H04B13/00
    • H04B2201/69Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general
    • H04B2201/707Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
    • H04B2201/70702Intercell-related aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2662Arrangements for Wireless System Synchronisation
    • H04B7/2668Arrangements for Wireless Code-Division Multiple Access [CDMA] System Synchronisation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は拡散符号割当装置お
よび方法に係わり、詳細には無線基地局それぞれ固有に
拡散符号を割り当てる拡散符号割当装置および方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動通信システムやライセンスト
・パーソナル・コミュニケーション・サービス(Person
al Communications Services:以下、PCSと略す。)
システムでは、限られた周波数帯域をできるだけ多くの
ユーザを収容することができるアクセス方式が望まれて
いる。このようなアクセス方式としては、周波数を分割
して複数のユーザで共有する周波数分割多元接続(Freq
uency Division Multiple Access:以下、FDMA)方
式や、さらに周期的な時間スロットで分割する時分割多
元接続(Time Division Multiple Access:以下、TD
MA)方式がある。
【0003】また、FDMA方式やTDMA方式に比べ
てより多くのユーザ・チャネルを有することが可能な符
号分割多元接続(Code division Multiple Access:以
下、CDMAと略す。)方式が、米国電気通信工業会
(Telecommunication IndustryAssociation:TIA)
・米国電子工業会(Electronic Industries Associatio
n:EIA)により標準化されている。CDMA方式
は、識別対象となるユーザ固有に割り当てられている拡
散符号を用いて送信周波数のスペクトラムを広げること
によって、複数のユーザが同一周波数帯域を共有するこ
とができる。受信時には、送信時に用いた拡散符号と同
一の符号で復調すると、他のユーザからの信号は広帯域
のままなので、容易に拡散利得分だけ信号対干渉電力比
が向上した自分宛の受信信号を得ることができる。通
常、拡散符号としては、巡回符号としての疑似雑音(Ps
eudo-Noise:以下、PNと略す。)符号が用いられる。
【0004】図6は、このようなCDMA方式を用いた
送受信システムの構成の概要を表わしたものである。こ
の送受信システムは、送信部10と、受信部11とを有
しており、マイク12からの送信すべき音声情報は送信
部10により符号化されて変調後に、多重・分離器13
を経由してアンテナ14から送信電波として放射され
る。また、アンテナ14から受信電波を受信すると、多
重・分離器13を経由して、受信部11で復調および符
号化される。受信部11で復調および符号化された受信
情報は、例えばスピーカ15から音声出力される。とこ
ろで、CDMA方式の特徴とするところは、PN符号発
生器16によって発生されたPN符号を用いて、送信時
には変調、受信時には復調を行う点である。
【0005】マイク12によって電気信号に変換された
音声情報は、送信部10に入力される。送信部10で
は、符号化部17において所定の符号化が施された後、
乗算器18でPN符号発生器16によって発生されたこ
の送受信システム固有のPN符号が乗算される。この
際、クロック周波数が符号化部17で符号化された送信
情報の周波数帯域幅の、例えば数十倍以上のPN符号
が、PN符号発生器16で発生させるようにすること
で、乗算器18の出力はスペクトラム拡散される。この
スペクトラム拡散された送信データは、無線変調器19
で無線用の変調が行われる。
【0006】一方、アンテナ14を介して受信した受信
信号は、多重・分離器13を介して受信部11に入力さ
れる。受信部11では、無線復調部20において送信元
の変調方式に対応した復調が行われた後、乗算器21で
送信時と同一のPN符号発生器16によって発生された
PN符号が乗算される。これにより周波数帯域幅は元に
戻るので、これを復号化することで受信した受信情報を
スピーカ15より音声出力させることができる。
【0007】このように周波数空間を各ユーザ間で直交
化させているFDMA方式と時間空間を直交化させてい
るTDMA方式に対して、CDMA方式は同じ周波数帯
域でも複数のユーザに対してPN符号をそれぞれ固有に
割り当てることで、帯域幅あたり多くのユーザを収容す
ることができる。また、送信周波数が広帯域なので周波
数選択性に強く、送信時と同じPN符号でなければ復号
できないため秘匿性が備わっているという特徴がある。
【0008】ところで、例えばセルラー方式の移動通信
システムにCDMA方式を採用する場合、移動局に対し
て割り当てた拡散符号のほかに、もう1つ別の拡散符号
を割り当てる場合がある。セルラー方式の移動通信シス
テムでは、無線基地局が複数存在しているため、移動局
が自分の通信している無線基地局を識別する必要があ
る。特に、各無線基地局がサービスを提供するエリアの
境界付近では、移動局がエリアを移動するたびにサービ
スを提供する無線基地局を変更する必要があり、このよ
うな無線基地局の識別に拡散符号が用いられる。
【0009】図7は、このような拡散符号で識別されて
いる複数の無線基地局を有する移動通信システムの構成
の概要を表わしたものである。この移動通信システムで
は、それぞれ所定のエリア内の移動局に通信サービスを
提供する複数の第1〜第Nの無線基地局(Base Transce
iver Station:以下、BTSと略す。)231、232
・・・、23Nと、移動局(Mobile Station:以下、M
Sと略す。)24とを有している。第1〜第NのBTS
231〜23Nは、それぞれ伝送路251〜25Nを介して
BTS制御装置(Base Transceiver Station Controlle
r:以下、BSCと略す。)26に接続されている。B
SC26は、移動体通信交換局(MobileSwitching Cent
er:以下、MSCと略す。)27に接続されている。M
SC27は、データベース28を備え、公衆回線29を
介して図示しない公衆網に接続されている。第1〜第N
のBTS231〜23NとMS24との間には、MS24
の呼び出しあるいはMS24から相手局の呼び出しやそ
の通話情報を含む電波301〜30Nの送受が行われてい
る。
【0010】第1〜第NのBTS231〜23Nには、拡
散符号としてそれぞれ固有のPN符号が割り当てられて
おり、DB28には各BTSに対応づけて予め割り当て
られたPN符号が記憶されている。MSC27は、各B
TSに対してBSC26および伝送路251〜25Nを介
してそれぞれ対応するPN符号を通知する。
【0011】MSC27は、公衆回線29を介して図示
しない公衆網の通信端末とMSC27が管理するMS2
4との呼処理を行う。またBSC26は、MS24が移
動したことにより担当すべきBTSを随時監視してお
り、MS24に対する呼が発生した時点でMS24が存
在するエリアを担当するBTSに対してMSC27から
の呼処理を行わせることができるようになっている。各
BTSは、担当するサービスエリア内のMSに対してパ
イロット・チャンネルと呼ばれる自BTSのパイロット
PN符号を定期的に送出し、各MSでの同期獲得および
維持、クロック再生などのための情報を送信する。MS
は、受信強度が最大のパイロット・チャンネルを送出す
るBTSに応答することによって、各BTSは自サービ
スエリア内にサーチするMSが存在しているか否かを判
断し、その結果をBSCに通知する。例えば、第NのB
TS23Nが担当するエリア内に存在するMS24に対
して図示しない公衆網からの呼が発生したときには、予
めMS24は第NのBTS23Nからのパイロット・チ
ャンネルに応答して第NのBTS23Nのサービスエリ
ア内に存在することが認識されているため、MSC27
はBSC26を介して第NのBTS23N経由でMS2
4と呼設定処理を行う。このときMS24は、第NのB
TS23Nからの呼設定であることを先のパイロットチ
ャネルで受信した第NのBTS23NのPN符号を用い
て認識することができる。すなわち、第1〜第N−1の
BTS231〜23N-1からの電波に影響されることな
く、第NのBTS23Nからの電波のみを選択受信す
る。MS24が移動して、第3のBTS233の担当す
るエリア内に存在する場合、その移動が各BTSからの
パイロット・チャンネルにMS24が応答することによ
ってBSC26によって定期的に監視されている。した
がってそれ以降、MS24に対する呼は、第3のBTS
233を介して行われる。
【0012】このようなBTSおよびMSのPN符号に
よる同期は、PN符号の符号長に応じて同期時間が長く
なってしまう。そこでBTSで検出したエラーレートに
応じた符号長のPN符号を発生することによって、エラ
ーレートを改善し、かつ同期時間を短縮するようにした
移動通信システムに関する技術が、例えば特開平9−1
81647号公報「送受信機および送受信システム」に
開示されている。
【0013】またMSとBTSとの初期同期捕捉専用の
同期用パイロットチャネルに用いる同期用PN符号を短
くすることにより、MSとBTSとの同期時間を短縮
し、識別用パイロットチャネルに含まれる識別用符号の
位相と、通信チャネルに含まれる識別用PN符号の位相
とを同一にすることによりMSがBTSから送信される
通信チャネルとの同期確立時間を短縮するようにした技
術が、例えば特開平10−56405号公報「スペクト
ル拡散通信方式」に開示されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】移動通信システムやラ
イセンストPCSシステムで、FDMA方式あるいはT
DMA方式を採用する場合、限られた周波数帯域を複数
のユーザで共有するために、各ユーザに対して周波数を
割り当てる必要がある。この周波数の割り当ては、シス
テム設計段階においてシステムの品質を大きく左右する
作業であり、重要な役割を果たす。FDMA方式あるい
はTDMA方式を採用した通信システムにより多くのユ
ーザあるいは加入者を収容しようとする場合、限られた
周波数帯域をできるだけ効率良く分割するとともに、さ
らにBTSの数を増やすことになる。BTSの数を増や
すと、各BTS間の距離が短くなり、限られた周波数帯
域では同一の周波数帯域を繰り返し使用するリユースが
頻繁になるため、同一周波数帯域を使用するBTS間の
距離も短くなる。これにより、設置するBTSが増えれ
ば増えるほど、各BTSに割り当てる周波数の割り当て
が難しくなっていく。このように、周波数の割り当てに
は非常に多くの作業量が発生する。
【0015】CDMA方式を採用する場合、FDMA方
式あるいはTDMA方式が周波数帯域を割り当てるのと
同様に、各BTSに対してPN符号を割り当てる必要が
ある。図7に示す従来の移動通信システムでは、予め人
手により割り当てられた各BTSのPN符号をDB28
に記憶させておき、各BTSには伝送路を介して通知す
るようにしていた。しかしCDMA方式においても、F
DMA方式やTDMA方式の周波数帯域割り当てと同様
にPN符号の割り当て作業が発生する。この際、近いP
N符号を隣接もしくは近接するBTSに割り当てると、
地形地物や建物によるマルチパスで遅延波が発生し、P
N符号を誤検出する可能性があるため、隣接もしくは近
接するBTSには十分に間隔を離したPN符号を割り当
てるように考慮する必要がある。CDMA方式を採用し
た通信システムに、より多くの加入者ユーザを収容しよ
うとする場合、さらにBTSを設置することになる。新
たにBTSを設置するたびに、PN符号の割り当て作業
が発生し、例えばある1箇所のBTSを新設して割り当
てたPN符号のために、これまで十分に間隔が離れてい
たPN符号が一転して近い符号間隔になってしまい、改
めて最初から全てのBTSに対してPN符号の割り当て
を行わなければならないという場合もある。このように
PN符号の割り当ては非常に多くの作業量を発生させて
しまうという問題がある。
【0016】そこで本発明の目的は、BTSに対する拡
散符号の人手による割り当て作業を不要とする拡散符号
割当装置を提供することにある。
【0017】また本発明の他の目的は、BTSに対して
最適な拡散符号を割り当てるようにした拡散符号割当装
置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)複数の基地局それぞれ互いの距離を算出する
基地局距離算出手段と、(ロ)この基地局距離算出手段
によって算出された各基地局間の距離の中から最大値を
選別する最大値選別手段と、(ハ)この最大値選別手段
によって選別された距離の最大値に対応した拡散符号間
隔をあけて基地局に拡散符号を割り当てる符号割当手段
とを拡散符号割当装置に具備させている。
【0019】すなわち請求項1記載の発明では、算出し
た複数の基地局間の距離のうち最大値を選別してこれに
対応した拡散符号間隔をあけてこれら基地局間に拡散符
号を割り当てるようにしている。
【0020】請求項2記載の発明では、(イ)所定の拡
散符号を用いたパイロットチャンネルを自局以外に送信
するパイロットチャンネル送信手段と、他局のパイロッ
トチャンネル送出手段によって送出されたパイロットチ
ャンネルを受信するパイロットチャンネル受信手段と、
このパイロットチャンネル受信手段によって受信された
パイロットチャンネルに含まれる拡散符号を参照して受
信時の拡散符号のずれをチップ単位で検出するずれ検出
手段とを備える複数の基地局と、(ロ)これら基地局間
の互いのずれの検出を指示するずれ検出指示手段と、
(ハ)このずれ検出指示手段によって指示されて検出さ
れた各基地局間のずれの中から最大値を選別する最大値
選別手段と、(ニ)ずれ検出指示手段によって指示され
て検出された各基地局間のずれの大きさにに基づいて各
基地局間の距離を算出する距離算出手段と、(ホ)この
距離算出手段によって算出された距離に基づいて最大値
選別手段によって選別されたずれの最大値に対応した割
当符号間隔ごとに基地局に拡散符号を割り当てる符号割
当手段とを拡散符号割当装置に具備させている。
【0021】すなわち請求項2記載の発明では、各基地
局において所定の基地の拡散符号を用いたパイロットチ
ャネルを他の基地局に対して送信するパイロットチャン
ネル送信手段と、他局からのパイロットチャネルを受信
するパイロットチャンネル受信手段と、受信したパイロ
ットチャンネルに含まれる拡散符号を参照して受信時の
拡散符号のずれをチップ単位で検出するずれ検出手段と
を備えるようにしている。これにより、他の基地局に対
してパイロットチャンネルを送出するとともに、他の基
地局にからの送信されたパイロットチャンネルを受信す
るとずれ検出手段により拡散符号のずれを検出するよう
にした。このようにして複数の基地局間それぞれの互い
のずれを検出し、最大値選別手段により各基地局間のず
れの最大値を選別している。検出した各基地局間のずれ
に基づいてそれぞれ各基地局間の距離を算出するととも
に、その算出した各基地局間の距離に応じて選別した最
大値に対応する割当符号間隔をあけて各基地局に拡散符
号を割り当てるようにしている。
【0022】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
拡散符号割当装置で、符号割当手段は、設置される基地
局数で均等化した拡散符号間隔の大きさと最大値選別手
段によって選別された各基地局間のずれの最大値に対応
した拡散符号間隔とを比較する拡散符号間隔比較手段
と、この拡散符号間隔比較手段によって比較された拡散
符号のうち大きい方の拡散符号を割当符号間隔としてこ
の割当符号間隔ごとに基地局に拡散符号を割り当てる第
2の符号割当手段とを備えることを特徴としている。
【0023】すなわち請求項3記載の発明では、最大値
選別手段によって選別された各基地局間のずれに対応し
た拡散符号間隔と、設置される基地局数で均等化した拡
散符号間隔とを比較して、その間隔の大きいほうを割当
符号間隔として決定するようにしている。これにより、
設置される基地局数が少ない場合は、最大値選別手段に
よって選別される各基地局間のずれに対応した拡散符号
間隔より大きいことがあるため、より大きな割当間隔と
することで、各基地局における拡散符号の誤検出の可能
性をさらに低下させることができ、より信頼性の高い通
信システムを実現することができるようになる。
【0024】請求項4記載の発明では、請求項2または
請求項3記載の拡散符号割当装置で、符号割当手段は、
距離算出手段によって算出された距離が最大の基地局
に、自局に割り当てられている拡散符号に対して割当符
号間隔だけ間隔を有する拡散符号を割り当てることを特
徴としている。
【0025】すなわち請求項4記載の発明では、距離算
出手段で算出された各基地局間の距離が最大の基地局に
対して、自局に割り当てられている拡散符号から割当符
号間隔だけ離れた拡散符号を割り当てるようにしてい
る。これにより、自局と他局とは最低限割当符号間隔だ
け離れた拡散符号が割り当てられている状態となるが、
自局から最遠の基地局に対して自局の拡散符号に最も近
い割当符号間隔だけ離れた拡散符号を割り当てるように
しているので、自局に隣接もしくは近接する基地局には
それより大きな間隔を有する拡散符号を割り当てるよう
にすることができるようになる。したがって、より拡散
符号の誤検出の可能性をさらに低下させることができ、
さらに信頼性の高い通信システムを実現することができ
るようになる。
【0026】請求項5記載の発明では、(イ)順次、所
定の拡散符号を用いたパイロットチャンネルを自局以外
の基地局に送信し、これを受信した他局でパイロットチ
ャンネルに含まれる拡散符号を参照して受信時の拡散符
号のずれをチップ単位で検出することによって各基地局
間のずれを検出するずれ検出ステップと、(ロ)このず
れ検出ステップで検出された各基地局間のずれの中から
最大値を選別する最大値選別ステップと、(ハ)ずれ検
出ステップで検出された各基地局間のずれの大きさにに
基づいて各基地局間の距離を算出する距離算出ステップ
と、(ニ)この距離算出ステップで算出された距離に基
づいて最大値選別ステップで選別されたずれの最大値に
対応した割当符号間隔ごとに基地局に拡散符号を割り当
てる符号割当ステップとを拡散符号割当方法に具備させ
ている。
【0027】すなわち請求項5記載の発明では、順次、
所定の拡散符号を用いたパイロットチャンネルを自局以
外の基地局に送信し、これを受信した他局でパイロット
チャンネルに含まれる拡散符号を参照して受信時の拡散
符号のずれをチップ単位で検出することによって各基地
局間のずれを検出し、このようにして検出された各基地
局間のずれの中から最大値を選別するようにしている。
そしてこれらずれの大きさに基づいて各基地局間の距離
を算出し、この算出した距離に本図千恵選別した最大値
に対応した割当符号間隔ごとに各基地局に対して拡散符
号を割り当てるようにしている。
【0028】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
拡散符号割当方法で、符号割当ステップは、設置される
基地局数で均等化した拡散符号間隔の大きさと最大値選
別ステップで選別された各基地局間のずれの最大値に応
じた拡散符号間隔とを比較する拡散符号間隔比較ステッ
プと、この拡散符号間隔比較ステップで比較された拡散
符号のうち大きい方の拡散符号を割当符号間隔としてこ
の割当符号間隔ごとに基地局に拡散符号を割り当てる第
2の符号割当ステップとを備えることを特徴としてい
る。
【0029】すなわち請求項6記載の発明では、最大値
選別ステップで選別された各基地局間のずれに対応した
拡散符号間隔と、設置される基地局数で均等化した拡散
符号間隔とを比較して、その間隔の大きいほうを割当符
号間隔として決定するようにしている。これにより、設
置される基地局数が少ない場合は、最大値選別ステップ
で選別される各基地局間のずれに対応した拡散符号間隔
より大きいことがあるため、符号割当の際により大きな
割当間隔とすることで、各基地局における拡散符号の誤
検出の可能性をさらに低下させることができ、より信頼
性の高い通信システムを実現することができるようにな
る。
【0030】請求項7記載の発明では、請求項5または
請求項6記載の拡散符号割当方法で、符号割当ステップ
は、距離算出ステップで算出された距離が最大の基地局
に、自局に割り当てられている拡散符号に対して割当符
号間隔だけ間隔を有する拡散符号を割り当てることを特
徴としている。
【0031】すなわち請求項7記載の発明では、距離算
出ステップで算出された各基地局間の距離が最大の基地
局に対して、自局に割り当てられている拡散符号から割
当符号間隔だけ離れた拡散符号を割り当てるようにして
いる。これにより、自局から最遠の基地局に対して自局
の拡散符号に最も近い割当符号間隔だけ離れた拡散符号
を割り当てることになるので、自局に隣接もしくは近接
する基地局にはそれより大きな間隔を有する拡散符号を
割り当てるようにすることができるようになる。したが
って、より拡散符号の誤検出の可能性をさらに低下させ
ることができ、さらに信頼性の高い通信システムを実現
することができるようになる。
【0032】
【発明の実施の形態】
【0033】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0034】図1は本発明の一実施例における拡散符号
割当装置の構成の概要を表わしたものである。この装置
は、CDMA方式でそれぞれ所定のエリア内の移動局に
対して呼処理サービスを提供する複数の第1〜第NのB
TS401〜40Nと、これら第1〜第NのBTS401
〜40Nと電波の送受を行うMS41とを備えている。
第1〜第NのBTS401〜40Nは、それぞれ伝送路4
1〜42Nを介してBSC43と接続されている。BS
C43は、MSC44に接続されている。MSC44
は、符号割当部45を有しており、公衆回線46を介し
て図示しない公衆網に接続されている。第1〜第NのB
TS401〜40NとMS41との間には、MS41の呼
び出しあるいはMS41から相手局の呼び出しやその通
話情報を含む電波471〜47Nの送受が行われている。
【0035】第1〜第NのBTS401〜40Nには、符
号割当部45によって拡散符号としてのそれぞれ固有の
PN符号が割り当てられており、各BTSに対してBS
C43および伝送路421〜42Nを介して通知されるよ
うになっている。
【0036】MSC44は、管理するMS44に対して
公衆回線46を介して図示しない公衆網の通信端末との
呼処理要求に応じて呼処理を行う。またBSC43は、
MS41が移動したことにより担当すべきBTSを随時
監視しており、MS41に対する呼が発生した時点でM
S41が存在するエリアを担当するBTSに対してMS
C44からの呼処理を行わせることができるようになっ
ている。各BTSは、担当するサービスエリア内のMS
に対してパイロット・チャンネルと呼ばれる自BTSの
パイロットPN符号を定期的に送出し、各MSでの同期
獲得および維持、クロック再生などのための情報を送信
する。MSは、受信強度が最大のパイロット・チャンネ
ルを送出するBTSに応答することによって、各BTS
は自サービスエリア内にサーチするMSが存在している
か否かを判断し、その結果をBSCに通知する。例え
ば、第NのBTS40Nが担当するエリア内に存在する
MS41に対して図示しない公衆網からの呼が発生した
ときには、予めMS41は第NのBTS40Nからのパ
イロット・チャンネルに応答して第NのBTS40N
サービスエリア内に存在することが認識されているた
め、MSC44はBSC43を介して第NのBTS40
N経由でMS41と呼設定処理を行う。このときMS4
1は、第NのBTS40Nからの呼設定であることを先
のパイロットチャネルで受信した第NのBTS40N
PN符号を用いて認識することができる。すなわち、第
1〜第N−1のBTS401〜40N-1からの電波に影響
されることなく、第NのBTS40Nからの電波のみを
選択受信する。
【0037】BSC43は、MS41の移動にともな
い、担当すべきBTSへの切り替え制御を行う。したが
って、MS41が移動して、第3のBTS403の担当
するエリア内に存在する場合、その移動が各BTSから
のパイロット・チャンネルにMS41が応答することに
よってBSC43によって定期的に監視されている。そ
れ以降、MS41に対する呼は、第3のBTS403
介して行われる。
【0038】本実施例における拡散符号割当装置は、符
号割当部45の指示により、ある1つのBTSから既知
のPN符号を含むパイロット・チャンネルを全BTSに
送信するようにし、各BTSでは他のBTSより受信し
たパイロット・チャンネルを参照して、送信されている
PN符号のずれを検出するようにしている。符号割当部
45は、各BTSからこの検出されたPN符号のずれを
収集し、このPN符号のずれに基づいて各BTSに対し
て最適なPN符号を割り当てる。
【0039】図2は、図1に示した第1のBTS401
の構成の要部を表わしたものである。ここでは、第1の
BTS401の要部構成について説明するが、第2〜第
NのBTS402〜40Nと同一構成であり、それぞれに
割り当てられているPN符号のみが異なる。この第1の
BTS401は、伝送路421を介してBSC43と接続
されているBSCインタフェース部501と、信号の変
調および復調を行う変復調部511と、アンテナ521
介して電波の送受を行う無線送受部531とを備えてい
る。
【0040】このような構成により、アンテナ521
らの受信電波は無線送受部531で電気信号に変換され
た後、変復調部511において無線復調と、第1のBT
S401に割り当てられているPN符号で拡散復調され
る。変復調部511で無線復調および拡散復調された復
調信号は、BSCインタフェース部511から伝送路4
1を介してBSC43経由でMSC44に受信データ
として送出される。BSCインタフェース部501は、
伝送路421の伝送形態に応じて光電変換および伝送路
と装置内のレベル変換を行う。一方、MSC44からB
SC43経由で伝送路421を介して入力された送信デ
ータは、BSCインタフェース部501で装置内レベル
に変換後、変復調部511で第1のBTS401に予め割
り当てられているPN符号を用いて拡散変調してスペク
トル拡散を行い、無線変調が行われる。無線変調された
送信データは、無線送受部531からアンテナ521を介
して送信電波として送出される。
【0041】第1のBTS401には、アンテナ541
有する試験用送受信機(Test Transceiver:以下、TT
Rと略す。)551を備えている。このTTR551は、
MS41と同等の機能を有し、TTR制御部561によ
って制御される。TTR制御部561は、MSC44か
らBSC43および伝送路421を介して入力される各
種制御信号によって制御されるようになっている。TT
R551は、従来BTSの無線通信機能の異常を検出す
るためにTTR制御部561によってTTR551と無線
送受部531との間で実際に試験電波の送受を行うもの
である。TTR551がこの試験を行うか否かは、MS
C44あるいはBSC43に接続されている図示しない
管理装置からの指示により行う。しかし、本実施例にお
けるBTSはさらにこれに加えて、符号割当部45から
の指示により、各BTSのTTRから他のBTSに対し
て、既知のPN符号を含むパイロット・チャンネルを送
出することができるようになっている。他のBTSから
送出されたこのようなパイロット・チャンネルはTTR
551で受信され、これをTTR制御部561によってP
N符号ずれ検出部571で、PN符号のずれを検出す
る。
【0042】移動通信システムでは、例えば全地球測位
システム(Global Positioning System:以下、GPS
と略す。)によって全装置に共通の協定世界時(Univer
sal Coordinated Time:UTC)と呼ばれる標準時間を
有している。そこでPN符号ずれ検出部571は、送信
側でPN符号が送出された時間と受信側でこれを受信し
た時間から、そのずれをチップと呼ばれる単位で検出す
る。1チップを「1/拡散周波数」とし、1PN符号は
相関長64チップ分とする。ある1つのBTSから送信
されている既知のPN符号がPN#1であるとすると、
他のBTSのTTRによって受信されて測定されたPN
符号のずれが100チップであった場合、1PN符号は
64チップであることから、“1+100/64=2+
余り”となる。「余り」はすべて繰り上げるものとする
と、PN#3がPN符号ずれ検出部571によって検出
される。このようにしてPN符号ずれ検出部571によ
って検出されたPN符号のずれは、BSCインタフェー
ス部501から伝送路421を介して符号割当部45に通
知される。
【0043】これまでのBTSにおいてもPN符号のず
れを検出していたが、それはMSとBTSとの間の距離
を特定するものであり、サービスエリアの範囲として予
め決められている所定の距離を越えたMSに対しては、
呼処理およびその監視の対象から外し、その軽減分を他
の処理に当てるようにしている。しかし、本実施例で
は、さらに各BTS間の距離を特定するものであること
を特徴としている。
【0044】符号割当部45は、上述したような各BT
Sに対してPN符号のずれ検出の指示およびその検出結
果を収集する割当処理部58と、検出結果を記憶するデ
ータベース部59とを備えている。割当処理部58は、
各BTSに対して送信をオンにして、既知のPN符号を
割り当てたパイロット・チャンネルを送信させる。これ
を受信したBTSからは、それぞれ受信したパイロット
・チャンネルごとに検出されたPN符号のずれが通知さ
れる。その通知後、割当処理部58はこのBTSの送信
をオフする。
【0045】図3は、このような割当処理部58の構成
の要部を表わしたものである。割当処理部58は、各B
TSに対してパイロット・チャンネルの送信指示および
ずれ検出結果を収集するBTS送信制御部60と、デー
タベース部59へのアクセスを行うDBアクセス部61
と、データベース部59に記憶されている各BTSから
のずれを参照して拡散符号の割当間隔を選別する選別部
62と、この選別部62の選別結果に応じて順次各BT
Sに対して拡散符号を割り当てる割当部63とを備えて
いる。
【0046】図4は、データベース部59に記憶されて
いる記憶内容の構成の概要を表わしたものである。デー
タベース部59には、割当処理部59からの指示で各B
TSから送出したパイロット・チャンネルを用いて検出
したPN符号のずれが記憶されている。例えば第1のB
TSについて着目すると、割当処理部59からの指示で
第1のBTS401から送出したパイロット・チャンネ
ルを受信した第2のBTS402では、そのPN符号ず
れ検出部572でPN#3が検出され、同様に第N−1
のBTS40N-1ではそのPN符号ずれ検出部57N-1
PN#4が、第NのBTS40NではPN符号ずれ検出
部57NでPN#15が検出されていることを示してい
る。さらに、第2のBTSについて着目すると、割当処
理部59からの指示で第2のBTSから送出したパイロ
ット・チャンネルを受信した第1のBTSでは、PN符
号ずれ検出部571でPN#3が検出されていることを
示している。理想的には第1のBTSから第2のBTS
までのPN符号のずれと、第2のBTSから第1のBT
SまでのPN符号のずれとは、同一であるが、経路途中
の地形地物の影響で両者が一致しない場合もある。図4
では、第1のBTSから第N−1のBTSまでのずれ
と、第N−1のBTSから第1のBTSまでのずれの大
きさが異なっている。
【0047】上述したように割当処理部58は、各BT
Sごとに既知のPN符号を割り当てたパイロット・チャ
ンネルを送信させて、他のBTSで検出されたPN符号
のずれを収集し、データベース部59に蓄積させてい
る。そして、蓄積したデータベース部59の記憶情報か
ら、最適なPN符号の割り当ての可能とする符号の割り
当て間隔とその割り当て対象となるBTSを選別するこ
とができるようになっている。
【0048】このような制御を可能とする割当処理部5
8は、図示しない中央処理装置(Central Processing U
nit:CPU)を有しており、磁気ディスクなどの外部
記憶装置あるいはこれとは別に設けられた読み出し専用
メモリ(Read Only Memory:ROM)などの所定の記憶
装置に格納されたプログラムに基づいて各種制御を実行
できるようになっている。
【0049】図5は、このような割当処理部58の制御
の概要を表わしたものである。ここでは、複数のBTS
を変数αで特定できるようになっているものとする。拡
散符号割当処理を開始すると、まず変数αに“1”を代
入して、第1のBTS401を特定する(ステップS8
0)。そして、第1のBTS401の送信をオンし、既
知のPN符号でパイロット・チャンネルを送信させる
(ステップS81)。次に、第2〜第NのBTS402
〜40Nでは第1のBTS401からのパイロット・チャ
ンネルを受信し、上述したようにそのPN符号のずれを
チップ単位で検出し、これを収集し、第1のBTS40
1以外の全てのBTSから検出したずれが収集されるの
を待つ(ステップS82:N)。このようにして、第2
〜第NのBTS402〜40Nから検出したPN符号のず
れが収集されると(ステップS82:Y)、DBアクセ
ス部61がデータベース部59の所定の格納場所に蓄積
していく。そして、第1のBTS401のパイロット・
チャンネルの送信をオフする(ステップS84)。図1
で示した符号割当装置では、N台のBTSが設定されて
いるため、次のBTSがあるものと判断し(ステップS
85:Y)、変数αをインクリメントして(ステップS
86)、次に第2のBTS402の送信をオンし、既知
のPN符号でパイロット・チャンネルを送信させる(ス
テップS81)。同様にして、第1および第3〜第Nの
BTS401、403〜40NからのPN符号のずれを収
集して蓄積する。このような各BTSに対するパイロッ
ト・チャンネルの送信指示は、BTS送信制御部60に
よって各伝送路421〜42Nを介して通知されるように
なっている。
【0050】こうしてN台の全てのBTSに対してそれ
ぞれ他のBTSからの検出したPN符号のずれを収集し
たとき(ステップS85:N)には、図4に示したデー
タベース部59の記憶情報を参照して、PN符号のずれ
の最大値(以下、Icとする。)を選別部62に選出さ
せる。ここで、PN符号が15ビット長であるとする
と、1PN符号が64チップであることから、設定可能
なPN符号は512(すなわち、215/64)通りとな
る。今、設置される基地局数をNsとすると、「512
/Ns」(以下、Isとする。)はこの場合のPN符号
の間隔となる。このIsがIcより大きいとき(ステッ
プS87:Y)には、Isの値をPilot_incと
して設定する(ステップS88)。一方、IsがIc以
下のとき(ステップS87:N)には、Icの値をPi
lot_incとして設定する(ステップS89)。こ
のPilot_incは、MSがPN符号をサーチする
際に使用されるパラメータとなる。
【0051】すなわち、IsがIcより大きいときは、
設置される基地局数が少なく、設定可能な512通りの
PN符号を十分な符号間隔で、全基地局数に割り当てる
ことができるため、より大きな符号間隔で割り当てるこ
とで隣接する基地局間のPN符号の誤検出を回避できる
可能性が高まる。これにより、システム全体として通信
信頼性を向上させることができるようになる。一方、設
置される基地局数が大きくなると、選別したIcで各基
地局間のPN符号の符号間隔をとるようにしている。
【0052】次に、データベース部59に格納したPN
符号からのずれから各BTS間の距離を算出する(ステ
ップS90)。チップ周波数fが1.2288MHzの
場合、1チップあたりの距離は“c(光速)/f”から
“3×108/1.2288×106”より約244.1
4[m]となるので、各BTS間の距離は各BTS間の
チップ単位のPN符号のずれと244.14[m]の積
を求めることで算出できる。
【0053】ここで、TTRからあるBTSからのパイ
ロット・チャンネルを受信できなかった等の電波が届か
ずに測定不可能なBTS間の距離については物理的距離
を使用するようにする。実際には地形地物などの通信環
境に応じて、受信感度が大きく左右されるため、単に物
理的な距離を考慮しただけでは最適な受信感度を得るこ
とができないが、測定不可能な部分のみ物理的な距離で
補填するようにする。
【0054】各BTSにはシステム全体の同期のための
標準時間を得るためにGPSを備えており、各BTSの
GPSから設置箇所の緯度および経度を通知させるよう
にすることでBTS間の距離を算出し補填することがで
きる。また、予め各BTSの設置箇所の緯度および経度
をデータベース部59に記憶させることによって、測定
できなかった各BTS間の距離を算出して補填させるよ
うにすることも可能である。
【0055】このようにして各BTS間の距離を算出し
たら、次に割当部63にPN符号の割り当てを行わせる
(ステップS91)。この際、第1のBTS401に対
して任意のPN符号として例えばPN符号#1を割り当
てるとすると、第1のBTS401から最も遠いBTS
に対してPN符号#(1+Pilot_inc)を割り
当てる。ここで、この第1のBTS401から最も遠く
に位置するBTSが第3のBTS403とすると、次に
第1のBTS401を除いて第3のBTS403から最
も遠いBTSに対してPN符号(1+2×Pilot_
inc)を割り当てる。このようにして、それぞれ最も
遠いBTSに対してPilot_incずつ間隔を有す
るPN符号を割り当てると、処理を終了する(エン
ド)。
【0056】PN符号を最遠のBTSに対してPilo
t_incだけ間隔を有するPN符号を割り当てること
によって、近接するBTSに対しては、自BTSのPN
符号とできるだけ大きな間隔を有するPN符号を割り当
てることができるようになり、PN符号の誤検出される
可能性をますます小さくすることができ、通信品質を向
上させることができる。
【0057】以上説明したように本実施例における拡散
符号割当装置は、各BTSから他のBTSに対して既知
のPN符号を含むパイロット・チャンネルを送信し、そ
れぞれ受信したPN符号からのずれを符号割当部に通知
させる。全BTSから収集した各BTS間の例えばチッ
プを単位としたPN符号からのずれの量に基づいて、最
大のずれ量(Ic)を特定し、これと設置される基地局
数から決まるPN符号間隔(Is)のうち大きい方の値
を割り当てるPN符号の間隔としてのPilot_in
cを設定するようにした。さらに、全BTSから収集し
た各BTS間の例えばチップを単位としたPN符号から
のずれの量に基づいて、各BTS間の距離を算出し、ま
ず1つのBTSに対して任意のPN符号を割り当て、そ
れ以降はこのBTSからの最も遠い算出距離にあるBT
Sに対してPilot_inc分だけ間隔を有するPN
符号を割り当てる。そして、このBTSから最遠のBT
Sに対して、さらにPilot_inc分だけ間隔を有
するPN符号を割り当てるようにして、全てのBTSに
対してPilot_incずつ間隔を有するPN符号を
割り当てるようにした。
【0058】なお本実施例では、符号割当部45からの
符号割当のための制御信号の伝送路421〜42Nについ
ては、その伝送形態に限定されるものではない。
【0059】なお本実施例では、各BTSで測定した他
のBTSからのパイロット・チャンネルを受信して測定
したPN符号を、標準時間を参照して送信側および受信
側との時間差でPN符号からのずれをチップ単位で検出
したずれの量をBSC43を介して符号割当部45に通
知していたが、これに限定されるものではない。例え
ば、各BTSから他のBTSからのパイロット・チャン
ネルを受信し、これに含まれる既知のPN符号と、その
PN符号からのずれとの双方を符号割当部45に通知す
るようにし、符号割当部45でPN符号からのずれの量
を算出するようにしても良い。
【0060】また本実施例では符号割当部45はMSC
44に接続されているものとして説明したが、BSC4
3に接続されるようにしても良い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、算出した複数の基地局間の距離のうち最大値
を選別してこれに対応した拡散符号間隔をあけてこれら
基地局間に拡散符号を割り当てるようにしたので、CD
MA方式で各基地局に対する人手による拡散符号割当作
業を不要にすることができるようになる。さらに人手に
よる割り当て作業では回避できなかった人為的な割当ミ
スによるシステム品質の劣化を防止することができる。
【0062】また請求項2または請求項5記載の発明に
よれば、各基地局間のずれを基地局間でパイロットチャ
ンネルを送出することによってチップ単位で検出すると
ともにそのずれの最大値を選別し、各ずれに基づいて算
出した距離に応じて、ずれの最大値に対応した割当符号
間隔ごとに各基地局に拡散符号を割り当てるようにして
いる。これにより、CDMA方式で各基地局に対する人
手による拡散符号割当作業を不要にすることができるよ
うになる。さらに人手による割り当て作業では回避でき
なかった人為的な割当ミスによるシステム品質の劣化を
防止するとともに、最適な拡散符号を割り当てることが
できるので、隣接する基地局間でのマルチパスを無くす
ことができ、通信信頼性を向上させる。
【0063】さらに請求項3または請求項6記載の発明
によれば、設置される基地局数が少ない場合は、最大値
選別手段によって選別される各基地局間のずれに対応し
た拡散符号間隔より大きいことがあるため、より大きな
割当間隔とすることで、各基地局における拡散符号の誤
検出の可能性をさらに低下させることができ、より信頼
性の高い通信システムを実現することができるようにな
る。
【0064】さらにまた請求項4または請求項7記載の
発明によれば、自局と他局とは最低限割当符号間隔だけ
離れた拡散符号が割り当てられている状態となるが、自
局から最遠の基地局に対して自局の拡散符号に最も近い
割当符号間隔だけ離れた拡散符号を割り当てるようにし
ているので、自局に隣接もしくは近接する基地局にはそ
れより大きな間隔を有する拡散符号を割り当てるように
することができるようになる。したがって、より拡散符
号の誤検出の可能性をさらに低下させることができ、さ
らに信頼性の高い通信システムを実現することができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における拡散符号割当装置の
構成の概要を示す構成図である。
【図2】本実施例における第1のBTSの要部構成を示
すブロック図である。
【図3】本実施例における符号割当部の要部構成を示す
ブロック図である。
【図4】本実施例におけるデータベース部の記憶内容の
構成の概要を記憶情報構成図である。
【図5】本実施例における割当処理部の制御内容の概要
を示す流れ図である。
【図6】従来提案されたCDMA方式の送受信システム
の構成の概要を示すブロック図である。
【図7】従来提案された移動通信システムの構成の概要
を示す構成図である。
【符号の説明】
401〜40N 第1〜第NのBTS 41 MS 421〜42N 伝送路 43 BSC 44 MSC 45 符号割当部 46 公衆回線 471〜47N 電波 501 BSCインタフェース部 511 変復調部 521、541 アンテナ 531 無線送受部 551 TTR 561 TTR制御部 571 PN符号ずれ検出部 58 割当処理部 59 データベース部 60 BTS送信制御部 61 DBアクセス部 62 選別部 63 割当部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局それぞれ互いの距離を算出
    する基地局距離算出手段と、 この基地局距離算出手段によって算出された各基地局間
    の距離の中から最大値を選別する最大値選別手段と、 この最大値選別手段によって選別された距離の最大値に
    対応した拡散符号間隔をあけて前記基地局に拡散符号を
    割り当てる符号割当手段とを具備することを特徴とする
    拡散符号割当装置。
  2. 【請求項2】 所定の拡散符号を用いたパイロットチャ
    ンネルを自局以外に送信するパイロットチャンネル送信
    手段と、他局のパイロットチャンネル送出手段によって
    送出されたパイロットチャンネルを受信するパイロット
    チャンネル受信手段と、このパイロットチャンネル受信
    手段によって受信されたパイロットチャンネルに含まれ
    る拡散符号を参照して受信時の拡散符号のずれをチップ
    単位で検出するずれ検出手段とを備える複数の基地局
    と、 これら基地局間の互いのずれの検出を指示するずれ検出
    指示手段と、 このずれ検出指示手段によって指示されて検出された各
    基地局間のずれの中から最大値を選別する最大値選別手
    段と、 前記ずれ検出指示手段によって指示されて検出された各
    基地局間のずれの大きさにに基づいて各基地局間の距離
    を算出する距離算出手段と、 この距離算出手段によって算出された距離に基づいて前
    記最大値選別手段によって選別されたずれの最大値に対
    応した割当符号間隔ごとに前記基地局に拡散符号を割り
    当てる符号割当手段とを具備することを特徴とする拡散
    符号割当装置。
  3. 【請求項3】 前記符号割当手段は、設置される基地局
    数で均等化した拡散符号間隔の大きさと前記最大値選別
    手段によって選別された各基地局間のずれの最大値に対
    応した拡散符号間隔とを比較する拡散符号間隔比較手段
    と、この拡散符号間隔比較手段によって比較された拡散
    符号のうち大きい方の拡散符号を割当符号間隔としてこ
    の割当符号間隔ごとに前記基地局に拡散符号を割り当て
    る第2の符号割当手段とを備えることを特徴とする請求
    項2記載の拡散符号割当装置。
  4. 【請求項4】 前記符号割当手段は、前記距離算出手段
    によって算出された距離が最大の基地局に、自局に割り
    当てられている拡散符号に対して前記割当符号間隔だけ
    間隔を有する拡散符号を割り当てることを特徴とする請
    求項2または請求項3記載の拡散符号割当装置。
  5. 【請求項5】 順次、所定の拡散符号を用いたパイロッ
    トチャンネルを自局以外の基地局に送信し、これを受信
    した他局でパイロットチャンネルに含まれる拡散符号を
    参照して受信時の拡散符号のずれをチップ単位で検出す
    ることによって各基地局間のずれを検出するずれ検出ス
    テップと、 このずれ検出ステップで検出された各基地局間のずれの
    中から最大値を選別する最大値選別ステップと、 前記ずれ検出ステップで検出された各基地局間のずれの
    大きさにに基づいて各基地局間の距離を算出する距離算
    出ステップと、 この距離算出ステップで算出された距離に基づいて前記
    最大値選別ステップで選別されたずれの最大値に対応し
    た割当符号間隔ごとに前記基地局に拡散符号を割り当て
    る符号割当ステップとを具備することを特徴とする拡散
    符号割当方法。
  6. 【請求項6】 前記符号割当ステップは、設置される基
    地局数で均等化した拡散符号間隔の大きさと前記最大値
    選別ステップで選別された各基地局間のずれの最大値に
    応じた拡散符号間隔とを比較する拡散符号間隔比較ステ
    ップと、この拡散符号間隔比較ステップで比較された拡
    散符号のうち大きい方の拡散符号を割当符号間隔として
    この割当符号間隔ごとに前記基地局に拡散符号を割り当
    てる第2の符号割当ステップとを備えることを特徴とす
    る請求項5記載の拡散符号割当方法。
  7. 【請求項7】 前記符号割当ステップは、前記距離算出
    ステップで算出された距離が最大の基地局に、自局に割
    り当てられている拡散符号に対して前記割当符号間隔だ
    け間隔を有する拡散符号を割り当てることを特徴とする
    請求項5または請求項6記載の拡散符号割当方法。
JP20150398A 1998-07-16 1998-07-16 拡散符号割当装置および方法 Expired - Fee Related JP3039525B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20150398A JP3039525B2 (ja) 1998-07-16 1998-07-16 拡散符号割当装置および方法
US09/354,162 US6597677B1 (en) 1998-07-16 1999-07-16 Spreading code allocation method and system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20150398A JP3039525B2 (ja) 1998-07-16 1998-07-16 拡散符号割当装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000032531A JP2000032531A (ja) 2000-01-28
JP3039525B2 true JP3039525B2 (ja) 2000-05-08

Family

ID=16442143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20150398A Expired - Fee Related JP3039525B2 (ja) 1998-07-16 1998-07-16 拡散符号割当装置および方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6597677B1 (ja)
JP (1) JP3039525B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3676991B2 (ja) * 2001-07-05 2005-07-27 松下電器産業株式会社 無線通信装置及び無線通信方法
JP3581357B2 (ja) * 2002-05-22 2004-10-27 松下電器産業株式会社 通信端末装置及び拡散コード推定方法
JP2005142967A (ja) 2003-11-07 2005-06-02 Ntt Docomo Inc 拡散符号の割当方法、無線基地局、及び移動局
US7885604B2 (en) * 2005-05-23 2011-02-08 Cisco Technology, Inc. Method and system for interference reduction
US8688809B2 (en) * 2006-09-07 2014-04-01 Airvana Lp Provisioning private access points for wireless networking
US8160629B2 (en) * 2006-09-07 2012-04-17 Airvana, Corp. Controlling reverse link interference in private access points for wireless networking
US8078165B2 (en) * 2006-09-07 2011-12-13 Airvana, Corp. Configuring preferred user zone lists for private access points for wireless networking
US8229498B2 (en) 2006-12-28 2012-07-24 Airvana, Corp. Assigning code space to portable base stations
US8571553B2 (en) * 2007-07-16 2013-10-29 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for resolving pilot pseudorandom noise code conflicts in a communication system
ATE543265T1 (de) * 2007-11-23 2012-02-15 France Telecom Erstellung eines pilotkanals in einem opportunistischen funkkommunikationssystems
US8090378B2 (en) * 2007-12-12 2012-01-03 Motorola Mobility, Inc. Color code reuse for cellular systems
US8509145B1 (en) 2007-12-20 2013-08-13 Sprint Spectrum L.P. Method and system for using multiple pseudonoise (PN) increments
EP2282571B1 (en) * 2008-05-27 2013-07-03 NTT DoCoMo, Inc. Method of accommodating wireless base stations and network apparatus
EP2451104B1 (en) 2010-11-05 2017-06-28 Alcatel Lucent Network nodes and methods
DE102016122610B4 (de) 2016-11-23 2019-04-18 Tdk Electronics Ag Vorrichtung, die einen haptischen Feedback vermittelt und Bauelement mit der Vorrichtung

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MY113275A (en) * 1993-08-10 2002-01-31 Sony Corp Method and apparatus for generating diffusion code.
JP3302168B2 (ja) * 1994-04-05 2002-07-15 株式会社東芝 移動無線通信システム
JPH09181647A (ja) 1995-12-25 1997-07-11 Alps Electric Co Ltd 送受信機および送受信システム
CA2199098C (en) * 1996-03-06 2000-08-22 Takehiro Nakamura Cell selection scheme in cdma mobile communication system using spread codes and spread code phases
JP2800797B2 (ja) 1996-08-12 1998-09-21 日本電気株式会社 スペクトル拡散通信方式
JP3585333B2 (ja) * 1996-12-26 2004-11-04 松下電器産業株式会社 Cdma基地局装置
KR100242421B1 (ko) * 1997-04-14 2000-02-01 윤종용 디지털 이동 통신시스템의 파이롯트 피엔 오프셋 할당 방법
US6049564A (en) * 1997-04-28 2000-04-11 Northern Telecom Limited Method and apparatus for configuring PN-offsets for a non-uniform CDMA cellular network
US6359874B1 (en) * 1998-05-21 2002-03-19 Ericsson Inc. Partially block-interleaved CDMA coding and decoding
US6070078A (en) * 1997-10-15 2000-05-30 Ericsson Inc. Reduced global positioning system receiver code shift search space for a cellular telephone system
US6058136A (en) * 1997-12-11 2000-05-02 Gte Laboratories Incorporated System and method for PN offset index planning in a digital CDMA cellular network

Also Published As

Publication number Publication date
US6597677B1 (en) 2003-07-22
JP2000032531A (ja) 2000-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3039525B2 (ja) 拡散符号割当装置および方法
US6654609B2 (en) Method for measuring location of mobile station and for performing handoff using the same in mobile communication system
JP4298657B2 (ja) 高速初期周波数スキャンおよびセル探索を行うための移動端末
JP3118835B2 (ja) 可変帯域cdma無線通信システム
EP0693834B1 (en) Method and system for cdma mobile radio communication
JP3241261B2 (ja) 移動通信システムとその無線通信装置
US20090238152A1 (en) Method of assigning transmission channels in a telecommunications network and user station
EP0971554B1 (en) Access method for CDMA mobile communication system
TW200300311A (en) Communications in an asynchronous wireless network
MXPA06011855A (es) Metodos y aparatos para comunicaciones de multiples portadoras.
KR20020026383A (ko) 무선통신 시스템에서 아이들 핸드오프를 개시하는 방법 및시스템
EP1418786B1 (en) Method for carrying downlink control information for an enhanced uplink dedicated channel
US6628953B1 (en) Method of forwarding channel assignments for one or more traffic channels
US20120218985A1 (en) Use of correlation combination to achieve channel detection
JP3031874B2 (ja) 二つのパイロットチャンネルを利用したセル接続方法
EP1653757B1 (en) Control Method and Apparatus for judgement of Radio channel assignment in a mobile communication system
JP2000165950A (ja) パイロット信号検出方法および無線通信端末装置
JPH09261711A (ja) スペクトル拡散通信方式を採用した移動通信システムとその移動局装置
KR19980042177A (ko) 기지국 선택방법, 기준신호 수신방법 및 이동국 단말장치
GB2285724A (en) Selecting a channel in a TDMA system according to a variable threshold value
JP4348844B2 (ja) Cdmaセルラー通信システム、cdma基地局装置及びオーバーリーチ検出方法
JP2813783B2 (ja) 移動通信システム
JP3148506B2 (ja) 移動通信セル判定方法及びその移動局装置
US20120002705A1 (en) Mobile communication system and operation method in mobile communication
JPS6348925A (ja) 移動通信における無線ゾ−ン識別方式

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080303

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110303

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees