JPH09261711A - スペクトル拡散通信方式を採用した移動通信システムとその移動局装置 - Google Patents

スペクトル拡散通信方式を採用した移動通信システムとその移動局装置

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JPH09261711A
JPH09261711A JP8067960A JP6796096A JPH09261711A JP H09261711 A JPH09261711 A JP H09261711A JP 8067960 A JP8067960 A JP 8067960A JP 6796096 A JP6796096 A JP 6796096A JP H09261711 A JPH09261711 A JP H09261711A
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mobile
mobile station
communication system
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JP8067960A
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Shigetoshi Saito
成利 斉藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドオフ先のサーチを短時間に効率良く行
なえるようにして、ハンドオフ制御の高速化と消費電力
の低減、さらには情報伝送効率の向上を図る。 【解決手段】 移動局PS1,PS2,…がGPS受信
機12により自局の現在位置を定期的に検出してその検
出情報を基地局統括装置MAへ通知し、基地局統括装置
MAにおいて、上記移動局PS1,PS2,…から通知
された位置情報と、予め用意された基地局位置データベ
ース32の記憶情報とから、上記移動局PS1,PS
2,…がどの基地局BS1,BS2,…の無線エリアに
属しているかを判定し、その判定結果を基にハンドオフ
先の基地局およびハンドオフタイミングを予測してハン
ドオフ制御を行なうようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車・
携帯電話システムやコードレス電話システム、無線LA
Nシステム等の移動通信システムに係わり、特にスペク
トラム拡散通信方式を使用したシステムおよびその無線
通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信システムに適用する通信
方式の一つとして、干渉や妨害に強いスペクトラム拡散
通信方式が注目されている。スペクトラム拡散通信方式
を使用した無線通信システムは、例えば送信側の装置に
おいて、ディジタル化された音声データや画像データに
対しPSKまたはFSK変調方式等のディジタル変調方
式により変調を行なったのち、この変調された送信デー
タを疑似雑音符号(PN符号;pseudorandom noise cod
e )などの拡散符号を用いて広帯域のベースバンド信号
に変換し、しかるのち無線周波数の信号に変換して送信
する。一方、受信側の装置においては、受信された無線
周波信号に対し、送信側の装置で使用した拡散符号と同
じ符号を用いて逆拡散を行ない、しかるのちPSKまた
はFSK復調方式などのディジタル復調方式によりディ
ジタル復調を行なって受信データを再生するように構成
されている。
【0003】この種のシステムでは、無線アクセス方式
として、通信ごとにユーザに異なる拡散符号を割り当て
ることにより複数のユーザが同じ周波数帯を使用して同
じ時間帯に通信を行なう、いわゆる符号分割多元接続
(CDMA:Code Division Multiple Access )方式を
使用する。
【0004】ところで、自動車・携帯電話システムのよ
うな移動通信システムでは、移動局の移動にともない、
無線接続先を電波の弱くなった基地局からそれよりも強
い基地局に切り替えるいわゆるハンドオフが行なわれ
る。このハンドオフをスムーズに行なうため従来では、
移動局において接続先の基地局との通信中に他の基地局
からの無線信号の受信電界強度を定期的に測定してい
る。この受信電界強度の測定は、すべての移動局にとっ
て拡散符号の内容が公知となっているパイロット信号を
用いて行なわれる。
【0005】すなわち、パイロット信号の拡散符号はそ
のチップディレイを異ならせることで区別が可能であ
る。各基地局は、各々自局に予め割り当てられた固有の
チップディレイによりパイロット信号を送信する。例え
ば、図11に示すごとく215の長さを有するPN符号上
に64チップの倍数に相当するチップディレイを設定
し、これらのチップディレイを各々オフセット0、オフ
セット1、オフセット2…として各基地局に割り当て
る。そして、各基地局は自局に割り当てられたオフセッ
ト0,1,…においてPN符号の発生を開始する。移動
局は、接続先の基地局との通信中に定期的にその他の各
基地局から到来するパイロット信号を上記チップディレ
イをシフトすることにより順次受信し、これにより受信
電界強度が所定レベル以上のパイロット信号を送信して
いる基地局を、つまり自局の近くに存在する基地局を認
識する。そして、この認識した基地局を表わす情報を通
信中の基地局を経由して基地局管理部に通知する。
【0006】基地局管理部は、システム内のすべての基
地局を統括的に管理するもので、上記移動局から定期的
に通知される基地局の情報を基に当該移動局における受
信電界強度が徐々に増加している基地局を探し、現在通
信中の基地局に加えてこの新たな基地局からも上記移動
局へ同一の無線信号を送信するように指示する。したが
って、上記移動局へは異なる2つの基地局から同一の無
線信号が送信されることになり、この結果移動局は上記
2つの基地局から到来した同一の無線信号をそれぞれ受
信してデータ合成することで、たとえ2つの基地局の無
線エリアの境界付近に位置するような場合でも、S/N
の高い通信を維持することができる。
【0007】そして、移動局がさらに移動し、上記2つ
の基地局のうちの一方からの受信電界強度が所定値未満
に低下すると、基地局管理部から該当基地局に対し無線
信号の送信停止指示が出される。このため、上記2つの
基地局のうちの一方の基地局からの送信は停止され、以
後移動局は受信電界強度が大きくなった基地局との間で
無線通信を継続する。以上の動作は、無線信号の切断を
一瞬足りとも起こさずにハンドオフを行なうことができ
ることから、ソフトハンドオフと呼ばれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この様な従
来のシステムでは、移動局のハンドオフを実行する際
に、その移動局の近くに基地局があるか否かに拘らず、
移動局でチップディレイのオフセット値を可変すること
によりすべての基地局を対象にパイロット信号の受信サ
ーチを行ない、その結果所定レベル以上のパイロット信
号が検出された場合にその情報を基地局管理部に通知
し、この通知情報を基地局管理部で解析することにより
ハンドオフ先の基地局を決定するようにしている。
【0009】このため、移動局ではパイロット信号の受
信サーチのために多くの時間とパワーを要することにな
り、この結果ハンドオフ制御の高速化が困難であるばか
りか消費電力の増大を招いていた。この消費電力の増大
は、特にバッテリを電源として使用している携帯電話機
などの移動通信端末装置にあっては、バッテリの短命化
を招き非常に好ましくない。また、パイロット信号のサ
ーチ結果を基地局管理部へ頻繁に通知することになるた
め、基地局と移動局との間および基地局と基地局管理部
との間のトラヒックが高くなり、これにより情報伝送効
率の低下を招くという別の問題も生じていた。
【0010】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、ハンドオフ先のサーチ
を短時間に効率良く行なえるようにし、これによりハン
ドオフ制御の高速化と消費電力の低減、さらには情報伝
送効率の向上を図ることを可能とするスペクトル拡散通
信方式を採用した移動通信システムとその無線通信装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明の移動通信システムは、移動局に、既知の複
数の信号発信源から到来する信号の受信結果を基に自己
の現在位置を検出するための位置検出手段を設け、この
位置検出手段により検出された自己の現在位置を表わす
情報を前記基地局網へ通知し、一方基地局網では、前記
移動局から通知されたその現在位置を表わす情報を基に
当該移動局のハンドオフ先として適当な基地局を判定
し、この判定結果に基づいて前記移動局の接続先となる
基地局の切替え制御を実行するようにしたものである。
【0012】上記位置検出手段としては、例えばGPS
(Global Positioning System )の複数の衛星が送信す
るGPS信号をそれぞれ受信しその受信結果を基に演算
を行なって現在位置を検出するものや、複数の基地局が
送信する信号をそれぞれ受信しその受信結果を基に演算
を行なって現在位置を検出するものが考えられる。
【0013】また上記基地局網の構成としては、複数の
基地局に各々接続されてこれらの基地局を統括的に制御
する基地局統括部に、各基地局の設置位置に係わる情報
を予め記憶したデータベースを設け、移動局から通知さ
れたその現在位置を表わす情報と、上記データベースに
記憶された位置情報とを基に、ハンドオフ先として最適
な基地局を判定するものが考えられる。
【0014】さらに、上記基地局統括部においては、ハ
ンドオフ先として最適な基地局を判定するとともに、こ
の基地局へのハンドオフタイミングを求め、このタイミ
ングによるハンドオフを該当する基地局に指示すること
も考えられる。
【0015】一方、この発明の移動局装置は、既知の複
数の信号発信源から到来する信号の受信結果を基に自己
の現在位置を検出するための位置検出手段を備え、この
位置検出手段により検出された自己の現在位置を表わす
情報を、ハンドオフ先として適当な基地局を判定するた
めの情報として基地局網へ通知するようにしたものであ
る。
【0016】したがって、この発明の移動通信システム
およびその移動局装置によれば、移動局では、例えばG
PSなどの位置検出システムを利用して自己の現在位置
を検出することが可能となり、この検出結果が基地局網
に通知されて、この位置検出情報を基にハンドオフ制御
が行なわれることになる。このため、ハンドオフ先とな
る基地局を探すために、移動局で多数の基地局からのパ
イロット信号の受信サーチを行なう必要がなくなり、こ
れにより移動局が現在位置を検出するために要する時間
とパワーを大幅に低減することができる。
【0017】検出所要時間を短縮することでハンドオフ
に要する時間を短縮することができ、これにより移動局
が高速移動する場合でも、また各基地局の無線エリアが
小さい場合でも、円滑なハンドオフを可能にすることが
できる。またパワーを低減することでバッテリの長寿命
化を図ることができ、これにより連続使用時間の延長ま
たはバッテリ容量の低減による装置の小形化を図ること
が可能となる。
【0018】また、基地局網では移動局の位置が常に正
確に把握できるので、通信要求を発した移動局に対する
基地局の割り当てを常に的確に行なうことができ、さら
にソフトハンドオフ時に移動局に対し2以上の基地局か
ら同一の無線信号を送信する時間を短縮することがで
き、これにより無線チャネルの利用効率を高めて、シス
テム全体として同時に通信可能なユーザ数を増やすこと
ができる。
【0019】さらに、パイロット信号のサーチ結果を基
地局管理部へ頻繁に通知する必要がなくなる。このた
め、基地局と移動局との間および基地局と基地局管理部
との間のトラヒックが低減されて情報伝送効率の向上を
図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係わる移動通
信システムの一実施形態を示す概略構成図である。シス
テムのサービスエリアには、複数の基地局BS1,BS
2,…が地理的に分散配置されている。これらの基地局
BS1,BS2,…はそれぞれセルと呼ばれる無線エリ
アE1,E2,…を形成する。これらの無線エリアE
1,E2,…は隣接する者同士が互いに部分的に重なり
合うように形成される。また上記各基地局BS1,BS
2,…は、有線回線CL1,CL2,…を介して基地局
統括装置MAにそれぞれ接続される。この基地局統括装
置MAは、各基地局BS1,BS2,…を統括的に管理
するもので、その機能として後述する基地局ハンドオフ
に係わる種々制御機能を有している。
【0021】移動局PS1,PS2,…は、上記各基地
局BS1,BS2,…が形成する無線エリアE1,E
2,…内で任意に移動しながら基地局に対し無線チャネ
ルを介して接続され、これにより無線通信が可能となっ
ている。移動局PS1,PS2,…と基地局BS1,B
S2,…との間の無線アクセス方式には、スペクトル拡
散通信方式を使用したCDMA方式が使用される。また
各移動局PS1,PS2,…は、GPS用の衛星ST
1,ST2,…が送信しているGPS信号を受信し、こ
れらの信号の受信結果を基に自局の現在位置を高精度に
検出するための自己位置検出機能を有している。
【0022】図2は、上記移動局PS1,PS2,…の
要部構成を示す回路ブロック図である。同図において、
基地局BS1,BS2,…から無線チャネルを介して到
来したスペクトル拡散無線信号は、アンテナ1で受信さ
れたのちアンテナ共用器2を介してアナログ受信機3に
入力され、ここでベースバンドのディジタル受信信号に
変換される。このディジタル受信信号はサーチ受信機4
に入力されるとともに、3つのディジタルデータ受信機
51〜53に入力される。
【0023】ディジタルデータ受信機51〜53は、デ
ィジタル受信データ信号をPN符号を用いてスペクトル
逆拡散したのちデータ識別するもので、例えば図3に示
すように構成される。すなわち、ディジタルデータ受信
機51〜53はそれぞれPN符号発生部5bを備え、後
述する制御回路6の指示に従って、このPN符号発生部
5bから基地局BS1,BS2,…が使用しているPN
符号と同一のPN符号を発生する。図4はこのPN符号
発生部の構成の一例を示したもので、シフトレジスタ5
b1と排他加算器5b2とから構成される。
【0024】アナログ受信機3から供給されたディジタ
ル受信データ信号は、上記PN符号発生部5bから発生
されたPN符号と乗算器5aで乗算されてスペクトル逆
拡散される。そして、この逆拡散されたディジタル受信
データ信号は、アキュムレータ5cでシンボルレートに
相当する時間だけ積分され、これにより拡散前の送信デ
ータ成分が復調される。そして、この復調された送信デ
ータ成分はデータ判定部5dに入力され、ここでデータ
判定が行なわれて受信シンボルデータが復元される。
【0025】サーチ受信機4は、基地局BS1,BS
2,…から送信されるパイロット信号を受信することに
より、基地局BS1,BS2,…が使用しているPN符
号のチップディレイ量を調べる機能を有するもので、こ
のチップディレイ量を制御回路6に報告する。制御回路
6は、上記サーチ受信機4から報告されたチップディレ
イ量に対応するチップディレイオフセット値を、上記各
ディジタルデータ受信機51〜53のPN符号発生部5
b2に与える。これにより各ディジタルデータ受信機5
1〜53ではそれぞれ、基地局BS1,BS2,…から
到来したディジタル受信データ信号のスペクトル逆拡散
が可能となる。
【0026】シンボル合成器7は、上記各ディジタルデ
ータ受信機51〜53から出力された受信シンボルデー
タをタイミング調整を行なったのち相互に合成し、これ
により受信データを再生する。そして、この受信データ
をデータデコーダ8に入力する。データデコーダ8で
は、上記受信データの誤り訂正復号等の必要とする復号
処理が行なわれ、この復号により再生された信号はディ
ジタルリンク9を介して図示しないアナログ回路に供給
され、ここで例えば音声増幅されたのちスピーカから拡
声出力される。
【0027】これに対し、図示しないマイクロホンから
出力された送話音声信号は、音声符号化および誤り訂正
符号化などの符号化処理が施されたのち、送信データと
して送信変調器10に入力される。またこの送信変調器
10には、制御回路6から出力された制御データも入力
される。送信変調器10では、上記送信データおよび制
御データに対し、上記制御回路6から指示されたPN符
号を用いて先ずスペクトル拡散処理が行なわれ、次にこ
の拡散されたデータ信号により搬送波信号の変調が行な
われる。この変調方式としては、例えばBPSK(Bina
ly Phase ShiftKeying )方式が用いられる。この変調
により得られた被変調波信号は、送信増幅器11におい
てバンドパスフィルタでフィルタリングされたのち所定
の送信レベルに増幅され、しかるのちアンテナ共用器2
を介してアンテナ1から基地局へ向け送信される。
【0028】ところで、移動局PS1,PS2,…はG
PS受信機12を備えている。このGPS受信機12
は、GPS用の衛星ST1,ST2,…から送信されて
いるGPS信号を受信し、その受信結果に基づいて自己
の現在位置を検出するもので、その位置情報は制御回路
6に通知される。この移動局位置情報は経度および緯度
を表わす情報からなる。
【0029】制御回路6は、この移動局位置情報を、図
6に示すごとく制御データの一部に含め、移動局PS
1,PS2,…から基地局BS1,BS2,…に向かう
フォワードチャネルを使用して基地局BS1,BS2,
…へ送信する。基地局BS1,BS2,…は、この移動
局位置情報を含む制御データを受信すると、この制御デ
ータを有線回線CL1,CL2,…を介して基地局統括
装置MAに転送する。
【0030】一方、基地局統括装置MAは次のように構
成される。図5はその構成を示す回路ブロック図であ
る。基地局統括装置MAは、複数の基地局インタフェー
ス21,22,…と、有線網インタフェース31と、デ
ータベース32と、移動局位置記憶部33とを備え、こ
れらはバス30を介して制御部34に接続されている。
このうち基地局インタフェース21,22,…は、有線
回線CL1,CL2,…を介して前記各基地局BS1,
BS2,…との間で制御データの送受を行なう。有線網
インタフェース31は、例えば公衆網、またはLANや
WANなどの企業通信網等との間で制御データの送受信
を行なう。
【0031】移動局位置記憶部33には、移動局PS
1,PS2,…から送られた移動局位置情報の最新のも
のとその次に古い位置情報が移動局PS1,PS2,…
ごとに記憶される。なお、移動局位置情報は2タイミン
グ分のみではなく3タイミング分以上記憶するようにし
てもよい。記憶量を多くすると多くのメモリ容量が必要
になるが、移動局PS1,PS2,…の移動方向や移動
速度を正確に把握することが可能となる。これらの情報
は、ハンドオフを行なう際に移動局の移動先やハンドオ
フタイミングを予測する場合に役立てることができる。
【0032】データベース32には、システムに収容さ
れている移動局の認証などを行なうために使用する移動
局情報データテーブルや課金データベースなどの通常の
運用に用いるデータベースに加えて、基地局位置データ
ベースが新たに設けられている。この基地局位置データ
ベースは、前記各基地局BS1,BS2,…ごとにその
無線エリアE1,E2,…の範囲を表わす情報を記憶し
たものである。図7は基地局BS1のデータベースを示
したもので、無線エリアを一定の分解能で経度と緯度に
分割し、その経度と緯度の対応関係を記憶している。他
の基地局BS2,BS3,…についての位置データベー
スも同様の情報が記憶される。
【0033】制御部34は、ハンドオフに係わる制御機
能として、位置情報通信制御手段35と、評価手段36
と、ハンドオフ制御手段37とを備えている。位置情報
通信制御手段35は、各基地局BS1,BS2,…を介
して各移動局PS1,PS2,…から定期的に到来する
移動局位置情報を受信し、移動局位置記憶部33に移動
局PS1,PS2,…ごとに記憶させる。
【0034】評価手段36は、上記移動局位置記憶部3
3に記憶された移動局の位置情報と、前記基地局位置デ
ータベース32に予め記憶された基地局の無線エリアの
範囲を表わす情報とを比較し、移動局についてハンドオ
フを行なう必要があるか否かを判定する。そして、ハン
ドオフの必要があると判定した場合には、ハンドオフ先
の基地局および最適なハンドオフタイミングをそれぞれ
求める。
【0035】ハンドオフ制御手段37は、上記評価手段
36により求められたハンドオフ先の基地局および最適
なハンドオフタイミングに応じて、ハンドオフ先となる
基地局およびハンドオフ元の基地局に対しそれぞれ指示
を与え、これによりソフトハンドオフを行なわせる。
【0036】次に、以上のように構成されたシステムの
ハンドオフ動作を説明する。いま仮に、移動局PS2が
基地局BS1の無線エリアE1内で通信要求を送信した
とする。そうすると、この移動局PS2と上記基地局B
S1との間で、所定のCDMAアクセス手順に従って無
線チャネルの割り当て制御が行なわれ、無線チャネルが
割り当てられると以後移動局PS2と基地局BS1との
間で無線通信が可能となる。そして、この通信中に移動
局PS2は、定期的にGPS受信機12により自己の位
置を検出し、その位置情報を上記通信中の基地局BS1
を経由して基地局統括装置MAに送る。
【0037】さて、通信中に上記移動局PS2が、図8
に示すごとく(1)に示す位置から(2)に示す位置へ
移動し、そのGPS位置情報が基地局統括装置MAに送
られたとする。そうすると基地局統括装置MAは、上記
移動局PS2から送られた最新の位置情報と基地局位置
データベース32に記憶されている情報とを比較し、移
動局PS2がどの基地局の無線エリアに属しているかを
判定する。そして、図8に示すごとく移動局PS2が、
通信中の基地局BS1の無線エリアE1と他の基地局B
S2の無線エリアE2との境界エリアに存在していると
判定すると、基地局統括装置MAはこの判定結果と移動
局PS2の移動方向の予測結果とから、上記移動局PS
2についてハンドオフの必要性があると判定する。さら
に、ハンドオフ先となる基地局(この場合にはBS2)
と、ハンドオフタイミングをそれぞれ予測する。
【0038】そして、引き続き移動局PS2から定期的
に送られる移動局PS2のGPS位置情報と、基地局位
置データベース32の記憶情報とから、移動局PS2の
位置を監視し、図9の(3)に示すごとく移動局PS2
がハンドオフ先の基地局BS2の無線エリアE2内に十
分入ったことを確認すると、その時点で先ずハンドオフ
先の基地局BS2に対し移動局PS2への無線信号の送
信を指示する。
【0039】このため移動局PS2では、通信中の基地
局BS1からの無線信号に加え、ハンドオフ先の基地局
BS2からの無線信号も受信されるようになる。この無
線信号は例えばディジタルデータ受信機52で受信復調
され、その復調データはディジタルデータ受信機51で
受信されている基地局BS1からのデータとシンボル合
成される。そして、次に基地局統括装置MAが基地局B
S1に対し無線チャネルの切断を指示すると、基地局B
S1から送信されていた無線信号は断となり、以後移動
局PS2は図9に示すように基地局BS2との間で無線
通信を継続することになる。かくして、移動局PS2の
接続先は基地局BS1から基地局BS2へ切り替えられ
る。つまりソフトハンドオフが行なわれる。
【0040】以上のようにこの実施形態では、移動局P
S1,PS2,…がGPS受信機12により自局の現在
位置を定期的に検出してその検出情報を基地局統括装置
MAへ通知し、基地局統括装置MAにおいて、上記移動
局PS1,PS2,…から通知された位置情報と、予め
用意された基地局位置データベース32の記憶情報とか
ら、上記移動局PS1,PS2,…がどの基地局BS
1,BS2,…の無線エリアに属しているかを判定し、
その判定結果を基にハンドオフ先の基地局およびハンド
オフタイミングを予測してハンドオフ制御を行なうよう
にしている。
【0041】したがってこの実施形態によれば、ハンド
オフ先となる基地局を探すために、移動局PS1,PS
2,…で多数の基地局BS1,BS2,…からのパイロ
ット信号の受信サーチを行なう必要がなくなり、これに
より移動局PS1,PS2,…が現在位置を検出するた
めに要する時間と消費電力を大幅に減らすことができ
る。このため、検出所要時間を短縮することでハンドオ
フに要する時間を短縮することができ、これにより移動
局PS1,PS2,…が高速移動する場合でも、また各
基地局の無線エリアが小さい場合でも、円滑なハンドオ
フを可能にすることができる。また消費電力を低減する
ことでバッテリの長寿命化を図ることができ、これによ
り連続使用時間の延長またはバッテリ容量の低減による
装置の小形化を図ることが可能となる。
【0042】さらに、GPSを利用することにより基地
局統括装置MAでは移動局PS1,PS2,…の位置が
常に正確に把握できるので、ハンドオフ先となる基地局
BS1,BS2,…の割り当てを常に的確に行なうこと
ができ、さらにハンドオフタイミングを的確に設定でき
ることにより、ソフトハンドオフ時に移動局PS1,P
S2,…に対し2以上の基地局BS1,BS2,…から
同一の無線信号を送信する時間を短縮することができ、
これにより無線チャネルの利用効率を高めて、システム
全体として同時に通信可能なユーザ数を増やすことがで
きる。
【0043】さらに、パイロット信号のサーチ結果を基
地局統括装置MAへ頻繁に通知する必要がなくなる。こ
のため、基地局BS1,BS2,…と移動局PS1,P
S2,…との間および基地局BS1,BS2,…と基地
局統括装置MAとの間のトラヒックが低減されて情報伝
送効率の向上を図ることができる。
【0044】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、図10の(4)に示す位置に
存在する移動局PS2について接続先の基地局を決定す
る際に、図の位置(4)では基地局BS1からの受信電
界強度のほうが基地局BS2からの受信電界強度よりも
強いので、通常であれば接続先を基地局BS1に決定す
る。しかし、接続先を決定する条件に各基地局BS1,
BS2のトラヒックを加え、基地局BS1のトラヒック
が基地局BS2よりも高い場合には、トラヒックの分散
を図る目的で、上記移動局PS2の接続先を基地局BS
2に決定するようにしてもよい。
【0045】また、前記実施形態では基地局位置データ
ベース32に各基地局BS1,BS2,…ごとにその無
線エリアの範囲を表わす情報を記憶し、この記憶情報を
用いてハンドオフ先の基地局を決定するようにしたが、
基地局位置データベースには各基地局BS1,BS2,
…の存在位置を表わす情報、つまり各無線エリアE1,
E2,…の中心地点の位置を表わす情報を記憶してお
き、この位置情報を基に演算を行なってハンドオフ先の
基地局を決定するようにしてもよい。
【0046】さらに、移動局の位置検出手段としては、
衛星から到来するGPS信号の受信結果を基に現在位置
を検出するもの以外に、各基地局から位置検出を可能と
する情報を含んだ信号を送信し、この信号の受信結果を
基に現在位置を検出するように構成してもよい。
【0047】その他、移動局および基地局統括装置の構
成、移動局から基地局統括装置への移動局位置情報の通
知手順、基地局統括装置によるハンドオフ制御手順等に
ついても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施できる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、移動
局に、既知の複数の信号発信源から到来する信号の受信
結果を基に自己の現在位置を検出するための位置検出手
段を設け、この位置検出手段により検出された自己の現
在位置を表わす情報を前記基地局網へ通知し、一方基地
局網では、前記移動局から通知されたその現在位置を表
わす情報を基に当該移動局のハンドオフ先として適当な
基地局を判定し、この判定結果に基づいて前記移動局の
接続先となる基地局の切替え制御を実行するようにして
いる。
【0049】したがってこの発明によれば、ハンドオフ
先のサーチを短時間に効率良く行なえるようになり、こ
れによりハンドオフ制御の高速化と消費電力の低減、さ
らには情報伝送効率の向上を図ることができるスペクト
ル拡散通信方式を採用した移動通信システムとその無線
通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる移動通信システムの一実施形
態を示す概略構成図。
【図2】図1に示したシステムの移動局PS1,PS2
…の要部構成を示す回路ブロック図。
【図3】図2に示した移動局におけるディジタルデータ
受信機の構成を示す回路ブロック図。
【図4】PN符号発生部の構成の一例を示す図。
【図5】基地局統括装置の構成を示す回路ブロック図。
【図6】移動局位置情報の伝送フォーマットを示す図。
【図7】基地局統括装置に設けられる基地局位置データ
ベースの一例を示す図。
【図8】この発明の一実施形態の動作説明に使用するた
めの図。
【図9】この発明の一実施形態の動作説明に使用するた
めの図。
【図10】この発明の他の実施形態の動作説明に使用す
るための図。
【図11】PN符号におけるチップディレイの一例を示
す図。
【符号の説明】
BS1,BS2,…基地局 PS1,PS2,…移動局 E1,E2,…無線エリア CL1,CL2,…有線回線 MA…基地局統括装置 ST1,ST2,…GPS用の衛星 1…アンテナ 2…アンテナ共用器 3…アナログ受信機 4…サーチ受信機 51〜53…ディジタルデータ受信機 5b…PN符号発生部 5b1…シフトレジスタ 5b2…排他加算器 5c…アキュムレータ 5d…データ判定部 6…制御回路 7…シンボル合成器 8…データデコーダ 9…ディジタルリンク 10…送信変調器 11…送信増幅器 12…GPS受信機 21,22…基地局インタフェース 31…有線網インタフェース 32…データベース 33…移動局位置記憶部 34…制御部 35…位置情報通信制御手段 36…評価手段 37…ハンドオフ制御手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地理的に分散配置され各々が無線エリア
    を形成する複数の基地局を有する基地局網と、これらの
    基地局が形成する無線エリア内で移動しながら基地局に
    対し無線チャネルを介して選択的に接続される移動局と
    を備え、前記基地局と移動局とがスペクトル拡散通信方
    式を使用して無線通信を行なう移動通信システムにおい
    て、 前記移動局は、 既知の複数の信号発信源から到来する信号の受信結果を
    基に自己の現在位置を検出するための位置検出手段と、 この位置検出手段により検出された自己の現在位置を表
    わす情報を前記基地局網へ通知する位置情報通知手段と
    を備え、 前記基地局網は、 前記移動局から通知されたその現在位置を表わす情報を
    基に当該移動局のハンドオフ先として適当な基地局を判
    定し、この判定結果に基づいて前記移動局の接続先とな
    る基地局の切替え制御を実行するハンドオフ制御手段を
    備えたことを特徴とするスペクトル拡散通信方式を採用
    した移動通信システム。
  2. 【請求項2】 位置検出手段は、複数の衛星が送信する
    測距信号をそれぞれ受信しその受信結果を基に演算を行
    なって現在位置を検出することを特徴とする請求項1記
    載のスペクトル拡散通信方式を採用した移動通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 位置検出手段は、前記複数の基地局が送
    信する信号をそれぞれ受信しその受信結果を基に演算を
    行なって現在位置を検出することを特徴とする請求項1
    記載のスペクトル拡散通信方式を採用した移動通信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 基地局網は、複数の基地局に各々接続さ
    れてこれらの基地局を統括的に制御する基地局統括部を
    備え、この基地局統括部は、各基地局の設置位置に係わ
    る情報を予め記憶したデータベースを有し、移動局から
    通知されたその現在位置を表わす情報と、前記データベ
    ースに記憶された位置情報とを基に、ハンドオフ先とし
    て最適な基地局を判定することを特徴とする請求項1記
    載のスペクトル拡散通信方式を採用した移動通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 基地局統括部は、各基地局の設置位置に
    係わる情報を予め記憶したデータベースを有し、移動局
    から通知されたその現在位置を表わす情報と、前記デー
    タベースに記憶された位置情報とを基に、ハンドオフ先
    として最適な基地局を判定するとともに、この基地局へ
    のハンドオフタイミングを求めて該当する基地局に指示
    することを特徴とする請求項4記載のスペクトル拡散通
    信方式を採用した移動通信システム。
  6. 【請求項6】 地理的に分散配置され各々が無線エリア
    を形成する複数の基地局を有する基地局網と、これらの
    基地局が形成する無線エリア内で移動しながら基地局に
    対し無線チャネルを介して選択的に接続される移動局装
    置とを備え、前記基地局と移動局装置とがスペクトル拡
    散通信方式を使用して無線通信を行なう移動通信システ
    ムで使用される前記移動局装置において、 既知の複数の信号発信源から到来する信号の受信結果を
    基に自己の現在位置を検出するための位置検出手段と、 この位置検出手段により検出された自己の現在位置を表
    わす情報を、ハンドオフ先として適当な基地局を判定す
    るための情報として前記基地局網へ通知する位置情報通
    知手段とを具備したことを特徴とする移動局装置。
JP8067960A 1996-03-25 1996-03-25 スペクトル拡散通信方式を採用した移動通信システムとその移動局装置 Withdrawn JPH09261711A (ja)

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