JP3583691B2 - クリーニング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はクリーニング装置に関するものであり、さらに詳しくは、電子写真複写機やレーザプリンタなどの画像形成装置の一部として用いられるクリーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置におけるクリーニング装置としては、図7に示すように、潜像を担持する像担持体としての感光体ドラムや、現像されたトナー像をいったん転写保持する中間転写体や、感光体ドラムあるいは中間転写体へ搬送された画像形成用紙にトナー像を転写する転写搬送担持体301などの近傍に設けられ、残留トナー、紙粉、ゴミなどをクリーニングボックス302へ回収して次の画像形成を良好に行うようにしたものが知られている。
【0003】
このようなクリーニング装置では、クリーニングブレード303やファーブラシなどにより被クリーニング体(感光体ドラム、中間転写体、転写搬送担持体301など)をクリーニングするが、クリーニング動作中にトナーが飛散するのを防止する目的で、被クリーニング体301の上流側においてその被クリーニング体301に接触させてシール部材304を設けている。そして、クリーニング部位の両側(上流側及び下流側)をクリーニングブレード303とシール部材304とでシールすることにより、クリーニング時のトナー飛散を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このシール部材304は、被クリーニング体301に軽くではあるが接触しているために、クリーニングブレード303で掻き落される前のトナーがシール部材304によって掻き落されることがある。このため、トナーがシール部材304の外側(上側)に溜まったりこぼれ落ちたりして、画像形成装置内が汚れるおそれがあった。
【0005】
特に、クリーニング装置が水平に近い状態で設置されている場合には、シール部材304が溜まったトナーの重さによって垂れ下がり、シール効果が減ってしまい、画像形成装置内へのトナー飛散が生じやすくなる、という問題があった。
【0006】
この発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、シール部材によるシール効果を損なうことなく、トナー飛散に起因する画像形成装置内の汚れを防止することのできるクリーニング装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の第1の観点によれば、被クリーニング体の近傍に設けられたクリーニングボックスと、被クリーニング体に接して設けられ被クリーニング体から残留トナー、紙粉、ゴミを掻き落としてクリーニングボックス内へ回収するためのクリーニング部材と、このクリーニング部材よりも被クリーニング体の移動方向の上流側においてクリーニング部材に対向状にかつ被クリーニング体に接して設けられたシール部材とを備えてなり、クリーニング部材とシール部材との間に、クリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第1開口が設けられ、シール部材よりも上流側に、シール部材に堆積する残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第2開口が設けられ、第2開口に、この第2開口を開放可能に塞ぐ蓋部材が設けられていることを特徴とするクリーニング装置が提供される。
【0008】
被クリーニング体とは、潜像を担持する像担持体としての感光体ドラムや、現像されたトナー像をいったん転写保持する中間転写体や、感光体ドラムあるいは中間転写体へ搬送された画像形成用紙にトナー像を転写する転写搬送担持体などの、クリーニングされる部材をいう。
【0009】
クリーニング部材は、クリーニングブレードやファーブラシなどからなり、被クリーニング体に少なくとも一部が接して設けられ、被クリーニング体から残留トナー、紙粉、ゴミ(「残留トナーなど」という)を掻き落とす。クリーニングボックスは、クリーニング部材により掻き落とされた残留トナーなどを回収する。
【0010】
シール部材は、クリーニング部材よりも被クリーニング体の移動方向の上流側においてクリーニング部材に対向状にかつ被クリーニング体に接して設けられる。そして、クリーニング時における残留トナーなどの飛散をできるだけ抑える。
【0011】
クリーニング部材とシール部材との間に設けられた第1開口により、クリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどがクリーニングボックス内へ導かれる。
【0012】
シール部材よりも上流側に設けられた第2開口により、シール部材に堆積する残留トナーなどがクリーニングボックス内へ導かれる。
【0013】
この第2開口によれば、シール部材の上流側つまり外側に堆積する残留トナーなどをクリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどと同一のクリーニングボックスに回収することが可能になるので、シール部材の外側から回収する残留トナーなどの回収容量を充分に確保することができるとともに、廃トナーの処理を容易に行うことができる。また、クリーニング装置を画像形成装置から取り出す時に、シール部材に付着した残留トナーなどが落下して周辺が汚れるおそれを防止することができる。
【0014】
この発明に係るクリーニング装置は、第2開口に、この第2開口を開放可能に塞ぐ蓋部材が設けられている。蓋部材の材質、大きさ、配設箇所は任意である。このような蓋部材が設けられているので、クリーニングボックス内の残留トナーなどが第2開口からクリーニングボックス外へ飛散するのを防止することができる。
【0015】
この発明の第2の観点によれば、被クリーニング体の近傍に設けられたクリーニングボックスと、被クリーニング体に接して設けられ被クリーニング体から残留トナー、紙粉、ゴミを掻き落としてクリーニングボックス内へ回収するためのクリーニング部材と、このクリーニング部材よりも被クリーニング体の移動方向の上流側においてクリーニング部材に対向状にかつ被クリーニング体に接して設けられたシール部材とを備えてなり、クリーニング部材とシール部材との間に、クリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第1開口が設けられ、シール部材よりも上流側に、シール部材に堆積する残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第2開口が設けられ、シール部材に、第2開口を開放可能に塞ぐ蓋部が一体に設けられていることを特徴とするクリーニング装置が提供される。
この発明に係るクリーニング装置は、シール部材に、第2開口を開放可能に塞ぐ蓋部が一体に設けられている。このような、シール部材に一体の蓋部が設けられているので、クリーニングボックス内の残留トナーなどが第2開口からクリーニングボックス外へ飛散するのを防止することができるうえ、部品点数を減らすことができ、さらに、クリーニング装置の組立時間を短縮することも可能になり、総合的なコスト低減を図ることができる。
【0016】
この発明に係るクリーニング装置は、蓋部材あるいは蓋部が、複数部分に分けられており、その複数部分のそれぞれが開閉可能にされているのが好ましい。このように構成されていると、蓋部材あるいは蓋部の重さはそれぞれの部分に分散されるのでその開閉がより容易になり、比重の小さい残留トナーなどがクリーニングボックス内へ落下しやすくなる。
【0017】
この発明の第3の観点によれば、被クリーニング体の近傍に設けられたクリーニングボックスと、被クリーニング体に接して設けられ被クリーニング体から残留トナー、紙粉、ゴミを掻き落としてクリーニングボックス内へ回収するためのクリーニング部材と、このクリーニング部材よりも被クリーニング体の移動方向の上流側においてクリーニング部材に対向状にかつ被クリーニング体に接して設けられたシール部材とを備えてなり、クリーニング部材とシール部材との間に、クリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第1開口が設けられ、シール部材よりも上流側に、シール部材に堆積する残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第2開口が設けられ、シール部材のうちの、被クリーニング体に対向する面の反対側に、第1開口へ向かって長さ方向に所定間隔で突出しかつシール部材を補強するためのバックアップ部材が設けられていることを特徴とするクリーニング装置が提供される。
この発明に係るクリーニング装置は、シール部材のうちの、被クリーニング体に対向する面の反対側に、第1開口へ向かって長さ方向に所定間隔で突出しかつシール部材を補強するためのバックアップ部材が設けられている。このようなバックアップ部材が設けられているので、シール部材に付着した残留トナーなどの重量によりシール部材が垂れ下がることでシール部材と被クリーニング体との間に隙間ができてシール機能が損なわれるのを防止することができる。
【0018】
このバックアップ部材の突出幅は、バックアップ部材の長さ方向で周期的に変化しているのが好ましい。ここで、バックアップ部材の長さ方向とは、第1開口へ向かって突出するバックアップ部材の突出方向に直交する方向をいう。また、突出幅が周期的に変化しているとは、突出幅の大きい箇所と小さい箇所とが所定間隔で繰り返されるように設けられていることをいう。このように構成されていると、シール部材の腰の強度を、強くなり過ぎずまた弱くなり過ぎずに程よく設定することができる。
【0019】
この発明の第4の観点によれば、被クリーニング体の近傍に設けられたクリーニングボックスと、被クリーニング体に接して設けられ被クリーニング体から残留トナー、紙粉、ゴミを掻き落としてクリーニングボックス内へ回収するためのクリーニング部材と、このクリーニング部材よりも被クリーニング体の移動方向の上流側においてクリーニング部材に対向状にかつ被クリーニング体に接して設けられたシール部材とを備えてなり、クリーニング部材とシール部材との間に、クリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第1開口が設けられ、シール部材よりも上流側に、シール部材に堆積する残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第2開口が設けられ、第2開口よりも上流側に、被クリーニング体に接することなく補助シール部材が設けられ、さらに、この補助シール部材よりも上流側にトナー受けが設けられていることを特徴とするクリーニング装置が提供される。
この発明に係るクリーニング装置は、第2開口よりも上流側に、被クリーニング体に接することなく補助シール部材が設けられ、さらに、この補助シール部材よりも上流側にトナー受けが設けられている。このように構成されているので、シール部材の上における残留トナーなどの飛散を補助シール部材により阻止してトナー受けで受け止めることが可能になり、画像形成装置内に飛散する残留トナーなどの広がりを極力防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る3つの実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、この発明はこれらによって限定されるものではない。
【0021】
実施の形態1
図1に示すように、この発明に係る画像形成装置であるデジタルカラー複写機は、複写機本体1の上面に原稿台111及び操作パネル(図示略)が設けられ、複写機本体1の内部に画像読取部110及び画像形成部210が設けられた構成である。原稿台111の上面には、原稿台111に対して開閉可能な状態で支持され、原稿台111の上面に対して所定の位置関係を保って、両面自動原稿送り装置(RADF;Reversing Automatic Document
Feeder)112が装着されている。
【0022】
両面自動原稿送り装置112は、まず、原稿の一方の面が原稿台111の所定位置において画像読取部110に対向するように原稿を搬送し、この一方の面についての画像読み取りが終了した後に、他方の面が原稿台111の所定位置において画像読取部110に対向するように原稿を反転して原稿台111に向けて搬送するようになっている。そして、両面自動原稿送り装置112は、原稿1枚についての両面搬送動作を実行する。このような原稿の搬送及び表裏反転の動作は、この複写機全体の動作に関連して制御される。
【0023】
画像読取部110は、両面自動原稿送り装置112により原稿台111上に搬送されてきた原稿の画像を読み取るために、原稿台111の下方に配置されている。図1及び図6に示すように、画像読取部110は、原稿を走査する走査光学系117、この走査光学系117をワイヤ118で駆動する駆動プーリ119、及びこの駆動プーリ119に動力を伝達する動力伝達系120を有している。走査光学系117は、原稿台111の下面に沿って平行に往復移動する原稿走査体113,114と、光学レンズ115と、光電変換素子であるCCDラインセンサ116とを有している。
【0024】
原稿走査体113,114は、第1走査ユニット113と第2走査ユニット114とから構成されている。第1走査ユニット114は、原稿の表面を露光する露光ランプと、原稿からの反射光像を所定方向に偏向させる第1ミラーとを有し、原稿台111の下面に対して一定距離を保ちながら所定の走査速度で原稿台111に平行に往復移動する。第2走査ユニット114は、第1走査ユニット113の第1ミラーにより偏向された原稿からの反射光像をさらに所定方向に偏向させる第2ミラー及び第3ミラーを有し、第1走査ユニット113と一定の速度関係を保って、原稿台111に平行に往復移動する。
【0025】
光学レンズ115は、第2走査ユニットの第3ミラーにより偏向された原稿からの反射光像を縮小し、縮小された光像をCCDラインセンサ116上の所定位置に結像させるものである。
【0026】
CCDラインセンサ116は、結像された光像を順次、光電変換して、電気信号として出力するものである。CCDラインセンサ116は、白黒画像あるいはカラー画像を読み取り、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色成分に色分解したラインデータを出力することのできる3ラインのカラーCCDである。このCCDラインセンサ116により電気信号に変換された原稿画像情報は、画像処理部(図示略)に転送され、その画像処理部で所定の画像データ処理が施される。
【0027】
画像形成部210の下方には、用紙トレイTR内に積載収容されている画像形成用紙(例えば、普通紙、OHP用紙などの記録媒体)Pを1枚ずつ分離し画像形成部210へ向けて供給する給紙機構211が設けられている。そして、1枚ずつ分離供給された用紙Pは、画像形成部210の手前に配置された一対のレジストローラ212によりタイミングが制御されて画像形成部210へ搬送される。さらに、片面に画像が形成された用紙Pは、画像形成部210の画像形成にタイミングを合わせて、画像形成部210へ再び供給搬送される。
【0028】
画像形成部210の下方には、転写搬送ベルト機構213が配置されている。この転写搬送ベルト機構213は、駆動ローラ214と従動ローラ215との間にほぼ平行に伸びるように張架された転写搬送ベルト216に用紙Pを静電吸着させて搬送する構成となっている。そして、転写搬送ベルト216の回転軌道の下側に近接して、転写搬送ベルト216上に形成されたテストパターンを検出するパターン画像検出ユニット300が設けられている。
【0029】
さらに、用紙搬送路における転写搬送ベルト機構213の下流側には、駆動ローラ214に近接して、用紙P上に転写形成されたトナー像を用紙P上に定着させるための定着装置217が配置されている。この定着装置217の一対のローラ間におけるニップ部を通過した用紙Pは、搬送方向切換ゲート218を経て、複写機本体1の側壁に取り付けられている排紙トレイ220の上に排出ローラ219によって排出される。
【0030】
切換ゲート218は、複写機本体1へ用紙Pを排出する経路と、画像形成部210へ向けて用紙Pを再供給する経路との間で、定着後の用紙Pの搬送経路を選択的に切り換えるものである。切換ゲート218により再び画像形成部210へ向けて搬送方向が切り換えられた用紙Pは、スイッチバック搬送経路221を介して表裏反転された後、画像形成部210へと再び供給される。
【0031】
また、画像形成部210における転写搬送ベルト216の上方には、転写搬送ベルト216に近接して、第1画像形成ステーションPa、第2画像形成ステーションPb、第3画像形成ステーションPc、及び第4画像形成ステーションPdが、用紙搬送経路の上流側から下流側へ順に設けられている。
【0032】
転写搬送ベルト216は、駆動ローラ214によって、図1において矢印Zで示す方向へ摩擦駆動され、前述したように給紙機構211を通じて給送される用紙Pを把持し、用紙Pを画像形成ステーションPa〜Pdへと順次搬送する。各画像ステーションPa〜Pdは、実質的に同一の構成を有している。画像ステーションPa,Pb,Pc,Pdは、図1に示す矢印F方向へ回転駆動される感光体ドラム222a,222b,222c,222dをそれぞれ含んでいる。これら4つの感光体ドラム222a〜222dは、互いに同一の外径及び長さを有している。
【0033】
感光体ドラム222a〜222dの周辺には、感光体ドラム222a〜222dをそれぞれ一様に帯電する帯電器223a,223b,223c,223dと、感光体ドラム222a〜222d上に形成された静電潜像をそれぞれ現像する現像装置224a,224b,224c,224dと、現像された感光体ドラム222a〜222d上のトナー像を用紙Pへ転写する転写用放電器225a,225b,225c,225dと、感光体ドラム222a〜222d上に残留したトナーを除去するクリーニング装置226a,226b,226e,226dとが、感光体ドラム222a〜222dの回転方向(矢印)に沿ってそれぞれ順次配置されている。
【0034】
また、感光体ドラム222a〜222dの上方には、レーザービームスキャナユニット227a,227b,227c,227dがそれぞれ設けられている。レーザービームスキャナユニット227a〜227dは、画像データに応じて変調されたドット光を発する半導体レーザ素子(図示略)と、半導体レーザ素子からのレーザービームを主走査方向に偏向させるためのポリゴンミラー(偏向装置)240と、ポリゴンミラー240により偏向されたレーザービームを感光体ドラム222a〜222dの表面に結像させるためのfθレンズ241やミラー242,243などとからそれぞれ構成されている。
【0035】
レーザービームスキャナ227aにはカラー原稿画像の黒色成分像に対応する画素信号が、レーザービームスキャナ227bにはカラー原稿画像のシアン色成分像に対応する画素信号が、レーザービームスキャナ227cにはカラー原稿画像のマゼンタ色成分像に対応する画素信号が、そして、レーザービームスキャナ227dにはカラー原稿画像のイエロー色成分像に対応する画素信号がそれぞれ入力される。
【0036】
これにより、色変換された原稿画像情報に対応する静電潜像が各感光体ドラム222a〜222d上に形成される。そして、現像装置224aには黒色のトナーが、現像装置224bにはシアン色のトナーが、現像装置224cにはマゼンタ色のトナーが、現像装置224dにはイエロー色のトナーがそれぞれ収容されており、感光体ドラム222a〜222d上の静電潜像はこれら各色のトナーにより現像される。これにより、画像形成部210で色変換された原稿画像情報が各色のトナー像として再現される。
【0037】
また、第1画像形成ステーションPaと給紙機構211との間には、用紙吸着用(ブラシ)帯電器228が設けられている。この帯電器228は、転写搬送ベルト216の表面を帯電させ、給紙機構211から供給された用紙Pを、転写搬送ベルト216上に確実に吸着させた状態で、第1画像形成ステーションPaから第4画像形成ステーションPdまでの間をずれることなく搬送させる。
【0038】
一方、第4画像形成ステーションPdと定着装置217との間で駆動ローラ214のほぼ真上部には除電器(図示略)が設けられている。この除電器には、搬送ベルト216に静電吸着されている用紙Pを転写搬送ベルト216から分離するための交流電流が印加されている。
【0039】
このデジタルカラー複写機においては、用紙Pとしてカットシート状の普通紙が使用される。この用紙Pは、給紙カセットから送り出されて給紙機構211の給紙搬送経路のガイド内に供給されると、その用紙Pの先端部分がセンサ(図示略)で検知され、このセンサから出力される検知信号に基づいて一対のレジストローラ212により一旦停止される。
【0040】
次に、用紙Pは、各画像ステーションPa〜Pdとタイミングをとって、図1の矢印Z方向に回転している転写搬送ベルト216の上へ送られる。このとき、転写搬送ベルト216には、前述したように帯電器228により所定の帯電が施されているので、用紙Pは、各画像ステーションPa〜Pdを通過する間、安定して搬送供給される。
【0041】
画像ステーションPa〜Pdにおいては、各色のトナー像がそれぞれ形成され、転写搬送ベルト216により静電吸着されて搬送される用紙Pの支持面上で重ね合わされる。第4画像ステーションPdによる画像の転写が完了すると、用紙Pは、その先端部分から順次、除電用放電器により転写搬送ベルト216上から剥離され、定着装置217へと導かれる。
【0042】
最後に、トナー画像が定着された用紙Pは、用紙排出口(図示略)から排紙トレイ220上へと排出される。なお、上述の説明では、レーザービームスキャナユニット227a〜227dによってレーザービームを走査して露光することにより、感光体ドラム222a〜222dへの光書き込みを行う。
【0043】
なお、レーザービームスキャナユニットの代わりに、発光ダイオードアレイと結像レンズアレイとからなる書き込み光学系(LEDヘッド)を用いてもよい。LEDヘッドはレーザービームスキャナユニットに比べて、サイズも小さく、また可動部分がなく無音である。したがって、複数個の光書き込みユニットを必要とするタンデム方式のデジタルカラー複写機などの画像形成装置では、好適に用いることができる。
【0044】
次に、図2に示すように、従動ローラ215の下方には、この発明の実施の形態1に係るクリーニング装置10が設けられている。
【0045】
クリーニング装置10は、被クリーニング体としての転写搬送ベルト216の近傍に設けられたクリーニングボックス(廃トナーボックス)11と、転写搬送ベルト216に一部が接して設けられ転写搬送ベルト216から残留トナー、紙粉、ゴミ(残留トナーなど)を掻き落としてクリーニングボックス11内へ回収するためのクリーニング部材としてのクリーニングブレード12と、このクリーニングブレード12よりも転写搬送ベルト216の移動方向の上流側においてクリーニングブレード12に対向状にかつ転写搬送ベルト216に接して設けられたシール部材13とを備えてなる。
【0046】
クリーニング装置10には、クリーニングブレード12とシール部材13との間に、クリーニングブレード12により掻き落とされる残留トナーなどをクリーニングボックス11内へ導くための第1開口(第1の開口)14が設けられている。また、シール部材13よりも上流側に、シール部材13に堆積する残留トナーなどをクリーニングボックス11内へ導くための第2開口(第2の開口)15が設けられている。
【0047】
さらに、シール部材13のうちの、クリーニングブレード12に対向する面の反対側には、第1開口14へ向かって突出しかつシール部材13を補強するためのバックアップ部材19が設けられている。
【0048】
このクリーニング装置10には、第2開口15よりも上流側に、転写搬送ベルト216に接することなく補助シール部材16が設けられ、さらに、この補助シール部材16よりも上流側にトナー受け17が設けられている。
【0049】
図3に示すように、バックアップ部材19の突出幅は、バックアップ部材19の長さ方向(第1開口14へ向かって突出するバックアップ部材19の突出方向に直交する方向)で周期的に変化している。すなわち、突出幅の大きい箇所と小さい箇所とが所定間隔で繰り返されて、バックアップ部材19は鋸歯状にされている。
【0050】
このクリーニング装置10にあっては、シール部材13よりも上流側に第2開口15が設けられており、シール部材13の上流側つまり外側に堆積する残留トナーなどをクリーニングブレード12により掻き落とされる残留トナーなどと同一のクリーニングボックス11に回収することが可能になるので、シール部材13の外側から回収する残留トナーなどの回収容量を充分に確保することができるとともに、廃トナーの処理を容易に行うことができる。また、クリーニング装置を複写機本体1から取り出す時に、シール部材13に付着した残留トナーなどが落下して周辺が汚れるおそれを防止することができる。
【0051】
このクリーニング装置10にあっては、シール部材13を補強するためのバックアップ部材19が設けられているので、シール部材13に付着した残留トナーなどの重量によりシール部材13が垂れ下がることでシール部材13と転写搬送ベルト216とに隙間ができてシール機能が損なわれるのを防止することができる。
【0052】
このクリーニング装置10にあっては、バックアップ部材19の突出幅の大きい箇所と小さい箇所とが所定間隔で繰り返されて、バックアップ部材19が鋸歯状にされているので、シール部材13の腰の強度を、強くなり過ぎずまた弱くなり過ぎずに程よく設定することができる。
【0053】
このクリーニング装置10にあっては、第2開口15よりも上流側に転写搬送ベルト216に接することなく補助シール部材16が設けられ、さらに、この補助シール部材16よりも上流側にトナー受け17が設けられている。したがって、シール部材13の上における残留トナーなどの飛散を補助シール部材16により阻止してトナー受け17で受け止めることが可能になり、複写機本体1内に飛散する残留トナーなどの広がりを極力防止することができる。
【0054】
実施の形態2
図4に示すように、従動ローラ215の下方には、この発明の実施の形態2に係るクリーニング装置20が設けられている。
【0055】
クリーニング装置20は、転写搬送ベルト216の近傍に設けられたクリーニングボックス21と、転写搬送ベルト216に一部が接して設けられ転写搬送ベルト216から残留トナーなどを掻き落としてクリーニングボックス21内へ回収するためのクリーニングブレード22と、このクリーニングブレード22よりも上流側においてクリーニングブレード22に対向状にかつ転写搬送ベルト216に接して設けられたシール部材23とを備えてなる。
【0056】
クリーニング装置20には、クリーニングブレード22とシール部材23との間に、クリーニングブレード22により掻き落とされる残留トナーなどをクリーニングボックス21内へ導くための第1開口24が設けられている。また、シール部材23よりも上流側に、シール部材23に堆積する残留トナーなどをクリーニングボックス21内へ導くための第2開口25が設けられている。
【0057】
第2開口25には、この第2開口25を開放可能に塞ぐ蓋部材(フタ部材)28が設けられている。
【0058】
さらに、シール部材23のうちの、クリーニングブレード22に対向する面の反対側には、第1開口24へ向かって突出しかつシール部材23を補強するためのバックアップ部材29が設けられている。
【0059】
このクリーニング装置20には、第2開口25よりも上流側に、転写搬送ベルト216に接することなく補助シール部材26が設けられ、さらに、この補助シール部材26よりも上流側にトナー受け27が設けられている。
【0060】
図5に示すように、蓋部材28は、複数の直線状切込み28aによって方形の複数部分28bに分けられており、その複数部分28bのそれぞれが開閉可能にされている。したがって、蓋部材28の重さはそれぞれの部分28bの重さに分散されるのでその開閉がより容易になり、比重の小さい残留トナーなどがクリーニングボックス21内へ落下しやすくなる。
【0061】
バックアップ部材29の突出幅は、バックアップ部材29の長さ方向で周期的に変化している。すなわち、突出幅の大きい箇所と小さい箇所とが所定間隔で繰り返されて、バックアップ部材29は鋸歯状にされている。
【0062】
このクリーニング装置20の利点は、実施の形態1に係るクリーニング装置10のそれと同様であるので、説明を省略する。
【0063】
実施の形態3
図6に示すように、従動ローラ215の下方には、この発明の実施の形態3に係るクリーニング装置30が設けられている。
【0064】
クリーニング装置30は、転写搬送ベルト216の近傍に設けられたクリーニングボックス31と、転写搬送ベルト216に一部が接して設けられ転写搬送ベルト216から残留トナーなどを掻き落としてクリーニングボックス31内へ回収するためのクリーニングブレード32と、このクリーニングブレード32よりも上流側においてクリーニングブレード32に対向状にかつ転写搬送ベルト216に接して設けられたシール部材33とを備えてなる。
【0065】
クリーニング装置30には、クリーニングブレード32とシール部材33との間に、クリーニングブレード32により掻き落とされる残留トナーなどをクリーニングボックス31内へ導くための第1開口34が設けられている。また、シール部材33よりも上流側に、シール部材33に堆積する残留トナーなどをクリーニングボックス31内へ導くための第2開口35が設けられている。
【0066】
シール部材33には、第2開口35を開放可能に塞ぐ蓋部38が一体に設けられている。このような一体の蓋部38が設けられているので、部品点数を減らすことができるとともに、クリーニング装置30の組立時間を短縮することも可能になり、総合的なコスト低減を図ることができる。
【0067】
シール部材33のうちの、クリーニングブレード32に対向する面の反対側には、第1開口34へ向かって突出しかつシール部材33を補強するためのバックアップ部材39が設けられている。
【0068】
また、第2開口35よりも上流側に、転写搬送ベルト216に接することなく補助シール部材36が設けられ、さらに、この補助シール部材36よりも上流側にトナー受け37が設けられている。
【0069】
このクリーニング装置30の利点は、実施の形態1に係るクリーニング装置10のそれと同様であるので、説明を省略する。
【0070】
【発明の効果】
この発明における請求項1記載のクリーニング装置にあっては、被クリーニング体の近傍に設けられたクリーニングボックスと、被クリーニング体に接して設けられ被クリーニング体から残留トナー、紙粉、ゴミを掻き落としてクリーニングボックス内へ回収するためのクリーニング部材と、このクリーニング部材よりも被クリーニング体の移動方向の上流側においてクリーニング部材に対向状にかつ被クリーニング体に接して設けられたシール部材とを備えてなり、クリーニング部材とシール部材との間に、クリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第1開口が設けられ、シール部材よりも上流側に、シール部材に堆積する残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第2開口が設けられ、第2開口に、この第2開口を開放可能に塞ぐ蓋部材が設けられている。
したがって、シール部材の上流側つまり外側に堆積する残留トナーなどをクリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどと同一のクリーニングボックスに回収することが可能になるので、シール部材の外側から回収する残留トナーなどの回収容量を充分に確保することができるとともに、廃トナーの処理を容易に行うことができ、シール部材によるシール効果を損なうことなく、トナー飛散に起因する画像形成装置内の汚れを防止することができる。また、第2開口に、この第2開口を開放可能に塞ぐ蓋部材が設けられているので、クリーニングボックス内の残留トナーなどが第2開口からクリーニングボックス外へ飛散するのを防止することができる。
【0071】
この発明における請求項2記載のクリーニング装置にあっては、被クリーニング体の近傍に設けられたクリーニングボックスと、被クリーニング体に接して設けられ被クリーニング体から残留トナー、紙粉、ゴミを掻き落としてクリーニングボックス内へ回収するためのクリーニング部材と、このクリーニング部材よりも被クリーニング体の移動方向の上流側においてクリーニング部材に対向状にかつ被クリーニング体に接して設けられたシール部材とを備えてなり、クリーニング部材とシール部材との間に、クリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第1開口が設けられ、シール部材よりも上流側に、シール部材に堆積する残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第2開口が設けられ、シール部材に、第2開口を開放可能に塞ぐ蓋部が一体に設けられている。
したがって、シール部材の上流側つまり外側に堆積する残留トナーなどをクリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどと同一のクリーニングボックスに回収することが可能になるので、シール部材の外側から回収する残留トナーなどの回収容量を充分に確保することができるとともに、廃トナーの処理を容易に行うことができ、シール部材によるシール効果を損なうことなく、トナー飛散に起因する画像形成装置内の汚れを防止することができる。また、シール部材に、第2開口を開放可能に塞ぐ蓋部が一体に設けられているので、クリーニングボックス内の残留トナーなどが第2開口からクリーニングボックス外へ飛散するのを防止することができるうえ、部品点数を減らすことができ、さらに、クリーニング装置の組立時間を短縮することも可能になり、総合的なコスト低減を図ることができる。
【0072】
この発明における請求項3記載のクリーニング装置にあっては、蓋部材あるいは蓋部が、複数部分に分けられており、その複数部分のそれぞれが開閉可能にされている。したがって、蓋部材あるいは蓋部の重さはそれぞれの部分に分散されるのでその開閉がより容易になり、比重の小さい残留トナーなどがクリーニングボックス内へ落下しやすくなる。
【0073】
この発明における請求項4記載のクリーニング装置にあっては、被クリーニング体の近傍に設けられたクリーニングボックスと、被クリーニング体に接して設けられ被クリーニング体から残留トナー、紙粉、ゴミを掻き落としてクリーニングボックス内へ回収するためのクリーニング部材と、このクリーニング部材よりも被クリーニング体の移動方向の上流側においてクリーニング部材に対向状にかつ被クリーニング体に接して設けられたシール部材とを備えてなり、クリーニング部材とシール部材との間に、クリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第1開口が設けられ、シール部材よりも上流側に、シール部材に堆積する残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第2開口が設けられ、シール部材のうちの、被クリーニング体に対向する面の反対側に、第1開口へ向かって長さ方向に所定間隔で突出しかつシール部材を補強するためのバックアップ部材が設けられている。
したがって、シール部材の上流側つまり外側に堆積する残留トナーなどをクリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどと同一のクリーニングボックスに回収することが可能になるので、シール部材の外側から回収する残留トナーなどの回収容量を充分に確保することができるとともに、廃トナーの処理を容易に行うことができ、シール部材によるシール効果を損なうことなく、トナー飛散に起因する画像形成装置内の汚れを防止することができる。また、シール部材のうちの、被クリーニング体に対向する面の反対側に、第1開口へ向かって長さ方向に所定間隔で突出しかつシール部材を補強するためのバックアップ部材が設けられているので、シール部材に付着した残留トナーなどの重量によりシール部材が垂れ下がることでシール部材と被クリーニング体との間に隙間ができてシール機能が損なわれるのを防止することができる。
【0074】
この発明における請求項5記載のクリーニング装置にあっては、バックアップ部材の突出幅が、バックアップ部材の長さ方向で周期的に変化している。したがって、シール部材の腰の強度を、強くなり過ぎずまた弱くなり過ぎずに程よく設定することができる。
【0075】
この発明における請求項6記載のクリーニング装置にあっては、被クリーニング体の近傍に設けられたクリーニングボックスと、被クリーニング体に接して設けられ被クリーニング体から残留トナー、紙粉、ゴミを掻き落としてクリーニングボックス内へ回収するためのクリーニング部材と、このクリーニング部材よりも被クリーニング体の移動方向の上流側においてクリーニング部材に対向状にかつ被クリーニング体に接して設けられたシール部材とを備えてなり、クリーニング部材とシール部材との間に、クリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第1開口が設けられ、シール部材よりも上流側に、シール部材に堆積する残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第2開口が設けられ、第2開口よりも上流側に、被クリーニング体に接することなく補助シール部材が設けられ、さらに、この補助シール部材よりも上流側にトナー受けが設けられている。
したがって、シール部材の上流側つまり外側に堆積する残留トナーなどをクリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどと同一のクリーニングボックスに回収することが可能になるので、シール部材の外側から回収する残留トナーなどの回収容量を充分に確保することができるとともに、廃トナーの処理を容易に行うことができ、シール部材によるシール効果を損なうことなく、トナー飛散に起因する画像形成装置内の汚れを防止することができる。また、第2開口よりも上流側に、被クリーニング体に接することなく補助シール部材が設けられ、さらに、この補助シール部材よりも上流側にトナー受けが設けられているので、シール部材の上における残留トナーなどの飛散を補助シール部材により阻止してトナー受けで受け止めることが可能になり、画像形成装置内に飛散する残留トナーなどの広がりを極力防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の実施の形態1に係るデジタルカラー複写機の全体構成を説明する構成説明図である。
【図2】図2は、図1のカラー複写機におけるクリーニング装置の構成を説明する構成説明図である。
【図3】図3は、図2のクリーニング装置の一部をQ方向から見た状態を説明する構成説明図である。
【図4】図4は、この発明の実施の形態2に係るデジタルカラー複写機におけるクリーニング装置の構成を説明する構成説明図である。
【図5】図5は、図4のクリーニング装置の一部を図2のQ方向と同じ方向から見た状態を説明する構成説明図である。
【図6】図6は、この発明の実施の形態3に係るデジタルカラー複写機におけるクリーニング装置の構成を説明する構成説明図である。
【図7】図7は、従来のデジタルカラー複写機におけるクリーニング装置の構成を説明する構成説明図である。
【符号の説明】
1 デジタルカラー複写機(画像形成装置)
10 クリーニング装置
11 クリーニングボックス
12 クリーニングブレード(クリーニング部材)
13 シール部材
14 第1開口
15 第2開口
16 補助シール部材
17 トナー受け
19 バックアップ部材
20 クリーニング装置
21 クリーニングボックス
22 クリーニングブレード(クリーニング部材)
23 シール部材
24 第1開口
25 第2開口
26 補助シール部材
27 トナー受け
28 蓋部材
29 バックアップ部材
30 クリーニング装置
31 クリーニングボックス
32 クリーニングブレード(クリーニング部材)
33 シール部材
34 第1開口
35 第2開口
36 補助シール部材
37 トナー受け
38 蓋部
39 バックアップ部材
216 転写搬送ベルト(被クリーニング体)

Claims (6)

  1. 被クリーニング体の近傍に設けられたクリーニングボックスと、被クリーニング体に接して設けられ被クリーニング体から残留トナー、紙粉、ゴミを掻き落としてクリーニングボックス内へ回収するためのクリーニング部材と、このクリーニング部材よりも被クリーニング体の移動方向の上流側においてクリーニング部材に対向状にかつ被クリーニング体に接して設けられたシール部材とを備えてなり、
    クリーニング部材とシール部材との間に、クリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第1開口が設けられ、シール部材よりも上流側に、シール部材に堆積する残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第2開口が設けられ、第2開口に、この第2開口を開放可能に塞ぐ蓋部材が設けられていることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 被クリーニング体の近傍に設けられたクリーニングボックスと、被クリーニング体に接して設けられ被クリーニング体から残留トナー、紙粉、ゴミを掻き落としてクリーニングボックス内へ回収するためのクリーニング部材と、このクリーニング部材よりも被クリーニング体の移動方向の上流側においてクリーニング部材に対向状にかつ被クリーニング体に接して設けられたシール部材とを備えてなり、
    クリーニング部材とシール部材との間に、クリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第1開口が設けられ、シール部材よりも上流側に、シール部材に堆積する残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第2開口が設けられ、シール部材に、第2開口を開放可能に塞ぐ蓋部が一体に設けられていることを特徴とするクリーニング装置。
  3. 蓋部材あるいは蓋部が、複数部分に分けられており、その複数部分のそれぞれが開閉可能にされていることを特徴とする請求項または記載のクリーニング装置。
  4. 被クリーニング体の近傍に設けられたクリーニングボックスと、被クリーニング体に接して設けられ被クリーニング体から残留トナー、紙粉、ゴミを掻き落としてクリーニングボックス内へ回収するためのクリーニング部材と、このクリーニング部材よりも被クリーニング体の移動方向の上流側においてクリーニング部材に対向状にかつ被クリーニング体に接して設けられたシール部材とを備えてなり、
    クリーニング部材とシール部材との間に、クリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第1開口が設けられ、シール部材よりも上流側に、シール部材に堆積する残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第2開口が設けられ、シール部材のうちの、被クリーニング体に対向する面の反対側に、第1開口へ向かって長さ方向に所定間隔で突出しかつシール部材を補強するためのバックアップ部材が設けられていることを特徴とするクリーニング装置。
  5. バックアップ部材の突出幅が、バックアップ部材の長さ方向で周期的に変化していることを特徴とする請求項記載のクリーニング装置。
  6. 被クリーニング体の近傍に設けられたクリーニングボックスと、被クリーニング体に接して設けられ被クリーニング体から残留トナー、紙粉、ゴミを掻き落としてクリーニングボックス内へ回収するためのクリーニング部材と、このクリーニング部材よりも被クリーニング体の移動方向の上流側においてクリーニング部材に対向状にかつ被クリーニング体に接して設けられたシール部材とを備えてなり、
    クリーニング部材とシール部材との間に、クリーニング部材により掻き落とされる残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第1開口が設けられ、シール部材よりも上流側に、シール部材に堆積する残留トナーなどをクリーニングボックス内へ導くための第2開口が設けられ、第2開口よりも上流側に、被クリーニング体に接することなく補助シール部材が設けられ、さらに、この補助シール部材よりも上流側にトナー受けが設けられていることを特徴とするクリーニング装置。
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