JP3582301B2 - 受信情報記憶装置、受信情報記憶方法、並びに記録媒体 - Google Patents

受信情報記憶装置、受信情報記憶方法、並びに記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、種別分けされた情報を受信するナビゲーション装置等の受信情報記憶装置、受信情報記憶方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、FM多重放送や、電波ビーコンや光ビーコンの信号を用いて、ナビゲーション装置の使用者に渋滞情報等の交通情報を提供する道路交通情報通信システム(VICS:Vehicle Information & Communication System)が実用化されている。このシステムにより提供される情報のうち、主として電波ビーコンや光ビーコンにより提供される情報は、例えば進行方向における渋滞情報、都市間高速の区間旅行時間や、電波(又は光)ビーコン発信機の設置地点を走行中の利用者に向けた緊急メッセージや注意警戒情報等の極小ゾーン型の情報であが、広域文字情報のように200km以内の地域を走行中の利用者に向けた情報もある。また、提供される各情報にはその種別毎に異なるIDが付与されており、ナビゲーション装置側では、電波(又は光)ビーコン発信機から、あるIDの情報を受信するとそれを一旦記憶し、その後一定の時間までに他の電波(又は光)ビーコン発信機から同じIDの情報を受信しない場合には、その情報を削除するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した極小ゾーン型の情報には、広域文字情報のように長時間保持しておき、必要に応じて利用者に提供しても有効な情報があるが、従来のナビゲーション装置においては、あるIDの情報を受信した後、例えば自車が渋滞に巻き込まれてしまったような状況下では、一定の時間内に同じIDの情報を受信できず、前述した広域文字情報までもが削除されてしまう。つまり前述した広域文字情報等のように有効な情報であったとしても一定時間が経過するとそれを再び利用することができないという問題があった。また逆に、有効でなくなった情報が削除されることなく、いつまでも残ってしまうという問題もあった。
【0004】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、一旦受信した情報をより有効に利用することができると同時に、無駄な情報が無用に残ることが防止できる受信情報記憶装置と受信情報記憶方法、及びそれを実現するためのプログラムが記録された記録媒体の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために請求項1の受信情報記憶装置にあっては、受信手段と、この受信手段により受信された種別を有する情報を記憶する記憶手段と、使用者による事前の入力操作によって設定された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とが対応付けられた保持時間情報を記憶する保持時間設定記憶手段と、前記記憶手段による前記情報の記憶保持時間を、前記保持時間設定記憶手段に記憶されている前記情報の種別に対応する保持時間に制御する制御手段とを備えたものとした。
【0006】
かかる構成において、制御手段は、記憶手段による受信情報の記憶保持時間を、その情報が有する種別毎に事前に使用者によって入力・設定されている保持時間に制御する。このため、記憶手段に一旦記憶された情報は、その種別毎に使用者が望む保持時間だけ記憶保持され、その保持時間内においては前記情報を何度でも利用することができる。しかも、受信した情報が無用に記憶されたままになることが防止できる。
【0007】
また、請求項2の受信情報記憶装置にあっては、受信手段と、この受信手段により受信された種別を有する情報を記憶する記憶手段と、前記受信手段により受信された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とが対応付けられた保持時間情報を記憶する保持時間設定記憶手段と、前記記憶手段による前記情報の記憶保持時間を、前記保持時間設定記憶手段に記憶されている前記情報の種別に対応する保持時間に制御する制御手段とを備えたものとした。かかる構成において、受信され一旦記憶された情報は、その情報の送り手側が設定した保持時間だけ確実に記憶保持される。
【0008】
また、請求項3の受信情報記憶装置にあっては、前記制御手段は、前記保持時間が経過した前記情報の保持の是非をユーザに選択させ、該選択に応じて前記保持時間が経過した前記情報の前記記憶手段からの削除を行うようにした。かかる構成において、一旦記憶したある種別の情報は、保持時間が経過しても使用者からの指示がなければ削除されず、保持時間が経過したとしても、その情報が使用者にとって有効な場合には、それを引き続き記憶保持させておくことができ、その情報を何度でも利用することができる。
【0009】
また、請求項4の受信情報記憶装置にあっては、前記制御手段は、一定時間毎に情報保持確認動作を行うものであるものとした。
【0010】
また、請求項5の方法にあっては、受信手段により受信された種別を有する情報を記憶手段に記憶させる受信情報記憶方法において、使用者による事前の入力操作によって設定された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とを対応付けて記憶し、前記記憶手段に記憶させた情報の保持時間を、前記情報の種別と対応付けて記憶された前記保持時間とするよう制御するようにした。かかる方法によれば、かかる方法によれば、一旦記憶したある種別の情報を、事前に使用者によって入力・設定された保持時間内においては何度でも利用することができる。しかも、その種別の情報が無用に記憶されたままになることを防止できる。
【0011】
また、請求項6の方法にあっては、受信手段により受信された種別を有する情報を記憶手段に記憶させる受信情報記憶方法において、前記受信手段により受信された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とを対応付けて記憶し、前記記憶手段に記憶させた情報の保持時間を、前記情報の種別と対応付けて記憶された前記保持時間とするよう制御するようにした。かかる方法によれば、一旦記憶した情報を、その情報の送り手側が設定した保持時間だけ確実に記憶保持され、何度でも利用することができる。しかも、その情報が無用に記憶されたままになることを防止できる。
【0012】
また、請求項7の記録媒体にあっては、コンピュータによって読み取られ実行されるプログラムを記録した記録媒体であって、使用者による事前の入力操作によって設定された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とを対応付けて記憶し、受信手段により受信された種別を有する情報を記憶手段に記憶させ前記記憶手段に記憶させた情報の保持時間を、前記情報の種別と対応付けて記憶された前記保持時間とするよう制御させるプログラムを含むものとした。かかる記録媒体に記録されているプログラムを用いれば、コンピュータに、記憶手段に一旦記憶された情報を、事前に使用者によって入力された、その情報の種別毎に設定された保持時間だけ記憶保持させる制御を行わせることができる。
【0013】
また、請求項8の記録媒体にあっては、コンピュータによって読み取られ実行されるプログラムを記録した記録媒体であって、受信手段により受信された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とを対応付けて記憶し、前記受信手段により受信された種別を有する情報を記憶手段に記憶させ前記記憶手段に記憶させた情報の保持時間を、前記情報の種別と対応付けて記憶された前記保持時間とするよう制御させるプログラムを含むものとした。かかる記録媒体に記録されているプログラムを用いれば、コンピュータに、記憶手段に一旦記憶された情報を、前記受信手段により受信された保持時間だけ記憶保持させる制御を行わせることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。図1は、本発明の受信情報記憶装置であるとともに、従来技術で説明したVICSによる交通情報の受信機能を有するナビゲーション装置を示すブロック図である。
【0015】
このナビゲーション装置は、GPSアンテナ1と、GPSアンテナ1により受信した衛星からのL1帯のC/Aコードを復調・解読して現在地の緯度・経度を割り出すGPSブロック2とを有している。GPSブロック2により割り出された緯度・経度の情報はグラフィックブロック3に入力され、CPU4に取り込まれる。グラフィックブロック3にはCDブロック5が接続されている。CDブロック5は、CD−ROM6から地図データやプログラムデータ等の各種データを読み出し出力する。CDブロック5から出力された各種データは、RAM7を介してROM8から読み出されたデータとともにCPU周辺回路G/A9を経由してCPU4へ送られる。さらに、CD−ROM6から読み出されたデータはグラフィックデータコントローラ10によりビデオRAM11を介してモニター12に送られ、これによりモニター12の画面に地図が表示される。CPU4は、ROM8に格納された制御プログラムに従いRAM7をワーキングメモリとして動作し、本発明における設定手段及び制御手段を実現する。なお、CPU4には、時刻情報を取得するための時計部13が接続されている。
【0016】
また、前記グラフィックブロック3は、FMアンテナ14によってFM多重放送波を受信し、それに多重化されている交通情報を復調し出力するFM多重受信機15と、ビーコンアンテナ16によって電波(又は光)ビーコン発信機からの信号を受信し、それに乗せて送られてくる交通情報を復調し出力するビーコン受信機17とを有している。双方の受信機15,17によって受信された渋滞情報などの交通情報は情報処理コントローラー18により処理された後、CPU周辺回路G/A9を介してCPU4に送られる。その後、前記交通情報は必要に応じて、グラフィックコントローラ10に送られ、CD−ROM6から読み出された情報にリンクして前記モニター12の画面に表示される。つまり、前記両アンテナ14,16と、前記両受信機15,17と、情報処理コントローラー18とによって本発明の受信手段が実現されている。そして、前記グラフィックブロック3には、D/Aコンバータ19及びアンプ20を介して、合成音からなる案内音を経路誘導時等に放音するスピーカー21が接続されるとともに、各種の動作モードの設定キー、カーソルキー、確定キー等の図示しない複数の操作キーを有するキーブロック22が接続されている。
【0017】
また、前記RAM7は、バックアップ電源により記憶内容の保持が可能となっており、そのメモリ空間には、図2〜図5に示した情報記憶エリアA、保持時間設定エリアB、優先順位情報エリアC、前回情報記憶エリアDが確保されることにより、本発明の記憶手段として機能する。前記情報記憶エリアA(図2参照)は、最新情報のみを記憶するエリアであって、このエリアには複数の記憶エリアa1,a2,・・・anが確保されており、各記憶エリアには、電波ビーコン(又は光ビーコン)信号により受信した情報すなわち受信ビーコン情報と、この受信ビーコン情報、例えば「緊急メッセージ」や「旅行区間時間」といった情報の種別を示すIDと、その受信ビーコン情報の受信時刻とがそれぞれ記憶される。前記保持時間設定エリアB(図3参照)には複数の記憶エリアb1〜bnが確保されており、各記憶エリアには、情報記憶エリアAの記憶保持時間を制限すべき情報のID、本実施の形態においては「001」〜「005」と、ユーザによる事前の入力操作によって設定されたデータであって、そのIDの受信ビーコン情報を記憶保持すべき時間すなわち保持時間とがそれぞれ記憶されている。
【0018】
前記優先順位情報エリアC(図4参照)には6つの記憶エリアc1〜c6が確保されており、各記憶エリアには、ビーコン情報を受信したときモニター12に割り込み表示させるべき情報のIDが優先度の順に従って記憶されている。すなわち本実施の形態においては、第1の記憶エリアc1に記憶されているIDの情報の優先度が最も高く、逆に第6の記憶エリアc6に記憶されているIDの情報の優先度が最も低くなっている。また、6つの記憶エリアのうちc1〜c3は固定設定エリアcaとユーザー設定エリアcbとから構成されている。固定設定エリアcaは、例えば「緊急メッセージ」や「注意警戒」等の迅速に伝えるべき情報のIDが予め記憶されるとともに、記憶内容の変更が禁止された記憶エリアである。一方、ユーザー設定エリアcbは、使用者による記憶内容の変更が許可された記憶エリアである。また、前記前回情報記憶エリアD(図5参照)には、前記情報記憶エリアAと同様に複数の記憶エリアd1,d2,・・・dnが確保されており、各記憶エリアには、最新情報の記憶により古くなってしまった情報、すなわち前回受信した受信ビーコン情報、或いは後述する処理により保持時間が経過したこと判断された受信ビーコン情報と、そのIDとが記憶されるようになっている。
【0019】
次に、以上の構成からなる本実施の形態における動作を図6のフローチャートに従って説明する。このフローチャートは、RAM7の前記情報記憶エリアA(図2)に1又は複数の受信ビーコン情報が記憶された状態下において、一定時間毎(例えば1分毎)に行われる情報保持確認動作を示したものである。すなわちかかる動作時には、情報記憶エリアAの全ての記憶エリア(a1〜an)に記憶されている受信ビーコン情報に対して確認が終了し、ステップSA1の判断結果がYESとなるまで、以下の処理を行う。先ずステップSA2において、情報記憶エリアAの1番目の記憶エリアa1におけるIDが、RAM7の前記保持時間設定エリアB(図3参照)に記憶されているIDであるか否かをチェックし、1番目の記憶エリアa1における受信ビーコン情報が、保持時間を制限すべき種別の情報であるか否かを確認する。このとき、前記受信ビーコン情報が、保持時間を制限すべき種別の情報でなければ(SA2でNO)、確認対象を情報記憶エリアAの2番目の記憶エリアa2の受信ビーコン情報に変更し、同様のチェックを行う。そして、かかるチェック過程で、いずれかの記憶エリアにおける受信ビーコン情報が、保持時間を制限すべき種別の情報であれば(SA2でYES)、現在時刻を取得し(SA3)、情報記憶エリアAから確認対象の受信ビーコン情報の受信時刻を読み出した後(SA4)、双方の時刻に基づき、その受信ビーコン情報を保持している時間を算出する(SA5)。
【0020】
続いて、前記保持時間設定エリアBから、前記受信ビーコン情報のIDに対応する保持時間を読み出し(SA6)、読み出した保持時間とステップSA5の算出時間とを比較する(SA7)。ここで、算出時間の方が短ければステップSA1へ戻る。逆に算出時間の方が長ければ、図7に示すように、前記受信ビーコン情報を引き続き保持時間を制限すべきか否かを使用者に確認させるためのメッセージ61a(図では「広域文字情報を保持しますか?」)と、情報の保持の是非を選択させるための2つの選択ボタン61b,61c(図では[保持する]及び[保持しない]の2つ)とからなるメッセージボックス61をモニター12の画面にウィンドウ表示する(SA8)。しかる後、使用者によってどちらの選択ボタン61b,61cが選択されたかを判断する(SA9)。ここで、[保持しない]が選択された場合には、前記受信ビーコン情報(上記の例では、IDが「003」である広域文字情報)をRAM7の情報記憶エリアA(図2)から削除した後(SA10)、ステップSA1へ戻る。なお、ステップSA10で削除された受信ビーコン情報はRAM7の前回情報記憶エリアDに記憶される。一方、[保持する]が選択された場合には、情報記憶エリアAに記憶されている前記受信ビーコン情報の受信時刻を現在時刻に更新した後(SA11)、ステップSA1へ戻る。そして、前述したステップSA2〜SA11までの処理を、情報記憶エリアAに記憶されている全ての受信ビーコン情報に対して行い、情報保持確認動作を終了する。
【0021】
このように、前記ナビゲーション装置においては、受信した各々のIDの受信ビーコン情報をID毎に設定された保持時間だけ記憶保持する。このため、あるIDのビーコン情報を受信した後、渋滞等により一定の時間内に同じIDのビーコン情報を受信できない場合であっても、有効な情報であると判断される期間中は、その受信ビーコン情報が削除されることがない。つまり、設定されている保持時間内においては同じ受信ビーコン情報を何度でも利用することができる。しかも、前述したように、設定されている保持時間に達したIDの受信ビーコン情報については削除できるため、時間の経過により有効な情報でなくなった受信ビーコン情報が無用に記憶されたままになることがない。よって、メモリが無駄に消費されることを防止しつつ、一旦受信した情報をより有効に利用することができる。また、受信ビーコン情報は、保持時間が経過しても、使用者からの指示がなければ削除されることがないため、保持時間が経過しても、その情報が使用者にとって有効な場合には、それを引き続き記憶保持させておき利用することができる。
【0022】
また、前記ナビゲーション装置においては、各ID毎の受信ビーコン情報の保持時間を、使用者によって事前に入力された時間としているため、使用者が、例えば利用度の高いIDの情報には長い保持時間を設定し、利用度の低いIDの情報には短い保持時間を設定するなど、使用者は、必要に応じて各ID毎に異なる保持時間を設定することができる。よって、自分の利用形態に適したように受信ビーコン情報の記憶保持を行わせることができる。
【0023】
また、本実施の形態においては、各ID毎の保持時間を、使用者によって事前に入力された時間とするものについて説明したが、これ以外にも、例えば、ビーコン情報と共に、そのビーコン情報のIDに対応する保持時間の情報が送られてくる場合には、送られてきた保持時間をRAM7の保持時間設定エリアBに随時記憶させ、その保持時間に従って図6で説明した処理を行わせてもよい。その場合には、情報の送り手側が設定した保持時間だけ受信ビーコン情報が確実に記憶保持されることとなる。よって、情報の送り手側が意図したように情報を使い分けることができる。例えば、送り手側が、緊急メッセージや注意警戒情報等の重要な情報には、事前に長い保持時間を設定することにより、その情報の記憶保持時間が自動的に長く設定される。従って、その情報をより確実に受信者に伝達することができ、送信者側と受信者側との双方における利益が増大する。
【0024】
なお、本実施の形態においては、受信ビーコン情報の保持時間が経過したときそれを削除する場合を示したが、表示のみを禁止するようにしてもよい。その場合であっても、同様の効果が得られる。
【0025】
(第2の実施の形態)
次に、前述したナビゲーション装置において、割り込み表示設定モードが選択されたときの動作を図8のフローチャートに従い説明する。なお、割り込み表示設定モードは、情報の受信時にその受信情報を割り込み表示させる機能の詳細を設定するためのモードである。
【0026】
すなわちナビゲーション装置は、使用に際して表示設定モードが選択されると、先ず、RAM7から優先順位の設定値、すなわち前記優先順位情報エリアC(図4参照)に記憶されている全てのIDを読み込み(SB1)、優先順位情報エリアC内のユーザー設定エリアcb(記憶エリアc4〜c6)を確認し、記憶可能なエリアが残っているか否かを判別する(SB2)。記憶可能なエリアが残っていれば(YES)、図9に示すように、その時点で設定可能な「文字情報」等の複数の情報種別、つまりステップSB1で読み込んだIDに対応する情報種別以外の情報種別を示す選択ウィンドウ81をモニター12の画面に表示し、カーソル位置にある情報種別を反転表示させた後(SB3)、キー待ちとなる(SB4)。この後、確定キーが押されると(SB5でYES)、その時点で反転表示している情報種別に対応する設定候補値(ID)を前記優先順位情報エリアC内のユーザー設定エリアcbの空いている記憶エリアに書き込み(SB6)、ステップSB2へ戻る。
【0027】
また、確定キーが押されることなく上カーソルキーが押されたときには(SB7でYES)、選択ウィンドウ81で反転表示させる情報種別を上方(図9でcからa)へ向かって移動するとともに、設定候補値(ID)を移動先の情報種別の設定候補値(ID)に変更し(SB8)、ステップSB2へ戻る。また、下カーソルキーが押されたときには(SB9でYES)、選択ウィンドウ81で反転表示させる情報種別を下方(図9でaからc)へ向かって移動するとともに、設定候補値(ID)を移動先の情報種別の設定候補値(ID)に変更し(SB10)、ステップSB2へ戻る。また、ステップSB4のキー待ち以降に確定キー、上カーソルキー、下カーソルキーがいずれも押されなかった場合には、そのままステップSB2へ戻る。そして、前記処理中に優先順位情報エリアC内のユーザー設定エリアcbに空きがなくなり、ステップSB2の判別結果がNOになったり、使用者のキー操作により終了が指示されたりすることによって、表示設定モードでの動作を終了する。これにより使用者は、割り込み表示させる情報の種別として自分が必要とする種別を設定することができる。
【0028】
次に、前記表示設定モードによる設定が行われた後のナビゲーション装置において、割り込み表示モードが設定されているときの動作を図10に示したフローチャートに従い説明する。なお、このフローチャートは、走行中に自車位置及びその周辺地図を表示するナビゲーション・モードが設定されている状態での動作を例示したものである。以下説明すると、走行中のナビゲーション装置は自車位置周辺の地図をモニター12の画面に表示した後(SC1)、ビーコン情報を受信したか否かを判断する(SC2)。ここで、受信がなければステップSC1へ戻り、受信があれば、RAM7の前記情報記憶エリアA(図2)に受信したビーコン情報を記憶する(SC3)。次に、記憶した受信ビーコン情報のIDが、RAM7の前記優先順位情報エリアC(図4)に記憶されているIDであるか否かを判別する(SC4)。
【0029】
このとき、受信ビーコン情報のIDが記憶されていなければ、そのままステップSC1へ戻り、記憶されていれば、現在表示中の地図上に受信したビーコン情報を割り込み表示する(SC5)。すなわち、ビーコン情報の受信時には、そのビーコン情報のIDが、装置に固有に設定されたものに限らず、前述した表示設定モードにより設定されているものであっても、割り込み表示される。しかる後、割り込み表示を終了すべきか否か、例えば所定時間が経過したか否か、あるいは使用者にるリセットキーの操作があったか否かを判別し(SC6)、かかる判別の結果がNOのときにはステップSC5へ戻り、判別の結果がYESであって、割り込み表示を終了すべきときには、ステップSC1へ戻り前述した処理を繰り返す。
【0030】
このように、前記ナビゲーション装置においては、ビーコン情報の受信時に、装置に固有に設定された種別のビーコン情報に限らず、使用者が設定した種別のビーコン情報をも割り込み表示させることができる。このため、装置に固有に設定された種別のビーコン情報のみを割り込み表示させるものに比べ、以下の利点がある。すなわち、割り込み表示させる情報の種別が「緊急メッセージ」等の地域性のないものに限定されることがなく、使用者の利用地域に適した種別の情報や、使用者の利用形態に適した種別の情報を割り込み表示させることができる。こうしたことから、受信したビーコン情報をより有効に利用することが可能である。また、受信したビーコン情報を使用者に迅速に提供するという、使用者にとって有効な割り込み表示機能の活用範囲が広がる。
【0031】
(第3の実施の形態)
次に、前述したナビゲーション装置における経過確認表示モードでの動作を、図11のフローチャートにより説明する。なお、経過確認表示モードは、図10のフローチャートにより説明した割り込み表示モードと並行して、あるいは単独で設定することができるモードである。また、以下の説明では、ナビゲーション装置の受信するビーコン情報が区間旅行時間情報だけである場合を想定している。
【0032】
すなわちナビゲーション装置は、例えば走行中において、最新のビーコン情報である区間旅行時間情報を受信すると(SD1)、その情報をRAM7の情報記憶エリアA(図2参照)に記憶した後(SD2)、RAM7の前回情報記憶エリアD(図5参照)に前回の区間旅行時間情報が記憶されているか否かを判別する(SD3)。このとき、前回の区間旅行時間情報が記憶されていなければ、モニター12の画面に最新の区間旅行時間情報の全てを表示し(SD4)、受信時における動作を終了する。一方、ステップSD3の判別結果がYESであって前回の区間旅行時間情報が記憶されていると、先ずステップSD2で記憶した最新の区間旅行時間情報の情報数を読み出し、それをRAM7の作業エリアに一旦記憶する(SD5)。そして、読み出した情報数でエンドチェックを行うとともに(SD6)、その情報数に応じた回数だけ後述するステップSD7以降の検索処理を繰り返す。つまり、前記情報記憶エリアA(図2参照)においてa1からa3までの記憶エリアに区間旅行時間情報が記憶されている場合には、各記憶エリアa1,a2,a3に記憶されている各々の区間旅行時間情報について、後述するステップSD7以降の検索処理を行う。
【0033】
ステップSD7以降の検索処理では、先ずステップSD2で記憶した最新の区間旅行時間情報を対象として、区間旅行時間情報の基本情報である始点名称を読み出す(SD7)。続いて、RAM7の前回情報記憶エリアDから前回の区間旅行時間情報(1又は複数)の情報数を読み出し、それを前回情報数としてRAM7の作業エリアに一旦記憶する(SD8)。この後、前回情報記憶エリアDの1番目の記憶エリアd1に記憶されている最初の区間旅行時間情報から始点名称を読み出し(SD9)、その始点名称とステップSD7で読み出した始点名称とを比較し、両者が一致するか否かを判別する(SD10)。一致していなければ、ステップSD8で記憶しておいた前回情報数でループチェックを行う(SD11)。つまり、前回情報数に対応する回数だけステップSD10の判別処理を行ったか否かを更に判別し、それが終わるまでは、前回情報記憶エリアDの2番目以降の記憶エリア(d2,d3・・・)に記憶されている前回の区間旅行時間情報に比較対象を順次移行した後(SD12)、ステップSD9へ戻るとともに、ステップSD10の判別処理を繰り返す。
【0034】
そして、ステップSD9〜SD12の処理中に、その時点で対象となっている最新の区間旅行時間情報の始点名称と前回の区間旅行時間情報の始点名称とが一致したときには(SD10で「一致」)、ステップSD13へ進み、モニター12の画面に、例えば図12に示すようにウィンドウE内に、その時点で比較対象となっている、前回の区間旅行時間情報と最新の区間旅行時間情報との双方を、互いに対をなすとともに対比可能な形態で表示した後(a部参照)、ステップSD20へ進む。なお、図12に示した例では、「前回情報:」及び「今回情報:」といった見出しを付けることにより前回及び最新の区間旅行時間情報を比較可能としたが、例えば各々の表示色を変えて両者の差別化を図るようにしても構わない。
【0035】
また、ステップSD9〜SD12のループを、ステップSD13へ分岐することなく終了した場合、つまり対象となっている最新の区間旅行時間情報と同一の始点名称の情報を有する前回の区間旅行時間情報が、RAM7の前回情報記憶エリアDに全く存在しない場合には、その時点で対象となっている最新の区間旅行時間情報から基本情報である終点名称を読み出す(SD14)。しかる後、その終点名称を比較対象として、前述したステップSD9〜SD12と同様の処理を行う(SD15〜SD19)。かかる処理中に、その時点で対象となっている最新の区間旅行時間情報の終点名称と、前回の区間旅行時間情報の終点名称とが一致したときには(SD16で「一致」)、ステップSD13へ進み、前回と最新の区間旅行時間情報とを対にするとともに、両者を対比可能な形態でモニター12の画面に表示する(図示省略)。
【0036】
また、ステップSD15〜SD18のループを、ステップSD13へ分岐することなく終了した場合、つまり対象となっている最新の区間旅行時間情報と同一の終点名称の情報を有する前回の区間旅行時間情報が、RAM7の前回情報記憶エリアDに全く存在しない場合には、図12のb部に示すように、その時点で対象となっている最新の区間旅行時間情報のみをモニター12の画面に表示した後(SD19)、ステップSD20へ進む。そして、ステップSD20において、現時点で対象となっている最新の区間旅行時間情報を、情報記憶エリアAにおけるステップSD2で記憶した次の区間旅行時間情報に移行し、ステップSD6へ戻る。そして、ステップSD2でRAM7の情報記憶エリアA(図2)に記憶した全ての区間旅行時間情報を対象として、ステップSD7以降の検索処理を終了していれば(SD6でend)、ビーコン情報の受信時における動作を終了する。
【0037】
このように、前記ナビゲーション装置においては、ビーコン情報を受信したとき、最新の受信情報だけでなく、それと関連性がある内容を有する前回の受信情報をも表示させることができる。このため、前述した区間旅行時間情報の場合のように文字を主体とする情報においても、ビーコン情報を受信したとき、最新の受信情報だけでは知ることができない交通状況の変化の度合いを知ることができる。従って、受信したビーコン情報をより有効に利用することが可能である。また、本実施の形態においては、始点名称と終点名称とをキーとして、最新の受信情報と、その内容に関連性がある前回の受信情報を比較し、これにより、始点名称と終点名称とのいずれかが一致する前回の受信情報を同時に検索するものを示したが、始点名称または終点名称の一方だけが一致するものを検索して表示させる他の経過確認表示モードを更に設けてもよい。そうした経過確認表示モードを用いれば、使用者が始点(又は終点)だけが一致する比較情報を得たい場合には、不要な比較情報までもが表示されることがなく都合がよい。
【0038】
なお、以上説明した第1〜第3の実施の形態においては、受信するビーコン情報が、電波ビーコン又は光ビーコンのどちらの情報であるかを区別することなく、同一に扱う場合について説明したが、電波ビーコンの情報と光ビーコンの情報とを区別するとともに、双方について個別に前述した処理を行わせたり、あるいは一方側の情報についてだけ前述した処理を行わせたりしてもよい。その場合であっても、前述したものと同じ効果が得られる。また、受信情報が、VICSの交通情報におけるビーコン情報である場合についてのみ説明したが、受信情報がFM多重放送などの種別を有するもので有れば他の情報であっても、第1〜第3の実施の形態で述べた各々の効果を得ることができる。
【0039】
また、前記ナビゲーション装置を制御するプログラムが、ROM8に事前に記憶されている場合について説明したが、例えば前記プログラムをCD−ROM6等の記録媒体からRAM7に、またROM8がリライト可能であればROM8に読み込ませるようにしてもよい。また、前記プログラムをCD−ROM6等の記録媒体に記録させておけば、前記プログラムをパソコン等の他の装置で用いることにより、前記ナビゲーション装置と同様の動作を他の装置において実現させることができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の受信情報記憶装置にあっては、受信手段と、この受信手段により受信された種別を有する情報を記憶する記憶手段と、使用者による事前の入力操作によって設定された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とが対応付けられた保持時間情報を記憶する保持時間設定記憶手段と、前記記憶手段による前記情報の記憶保持時間を、前記保持時間設定記憶手段に記憶されている前記情報の種別に対応する保持時間に制御する制御手段とを備えたものとした。よって、使用者が前記保持時間を、情報の種別毎に、その種別の情報が有効であると考えられる時間とすることにより、その保持時間内での利用が可能であることは無論、時間の経過により有効でなくなった情報が無用に記憶されたままになることを防止できる。その結果、一旦受信した情報をより有効に利用することができると同時に、メモリが無駄に消費されることを防止することができる。
【0041】
また、請求項2の受信情報記憶装置にあっては、受信手段と、この受信手段により受信された種別を有する情報を記憶する記憶手段と、前記受信手段により受信された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とが対応付けられた保持時間情報を記憶する保持時間設定記憶手段と、前記記憶手段による前記情報の記憶保持時間を、前記保持時間設定記憶手段に記憶されている前記情報の種別に対応する保持時間に制御する制御手段とを備えたものとした。よって、受信され一旦記憶された情報は、その情報の送り手側が設定した保持時間だけ確実に記憶保持される。
【0042】
また、請求項3の受信情報記憶装置にあっては、前記制御手段は、前記保持時間が経過した前記情報の保持の是非をユーザに選択させ、該選択に応じて前記保持時間が経過した前記情報の前記記憶手段からの削除を行うようにした。よって、一旦記憶したある種別の情報は、保持時間が経過しても使用者からの指示がなければ削除されず、保持時間が経過したとしても、その情報が使用者にとって有効な場合には、それを引き続き記憶保持させておくことができ、その情報を何度でも利用することができる。さらに請求項4の受信情報記憶装置にあっては、前記制御手段は、一定時間毎に情報保持確認動作を行うものであるものとした。
【0043】
また、請求項5の受信情報記憶方法にあっては、受信手段により受信された種別を有する情報を記憶手段に記憶させる受信情報記憶方法において、使用者による事前の入力操作によって設定された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とを対応付けて記憶し、前記記憶手段に記憶させた情報の保持時間を、前記情報の種別と対応付けて記憶された前記保持時間とするよう制御するようにした。よって、かかる方法によれば、一旦記憶したある種別の情報を、事前に使用者によって入力・設定された保持時間内においては何度でも利用することができる。しかも、その種別の情報が無用に記憶されたままになることを防止できる。
【0044】
また、請求項6の受信情報記憶方法にあっては、受信手段により受信された種別を有する情報を記憶手段に記憶させる受信情報記憶方法において、前記受信手段により受信された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とを対応付けて記憶し、前記記憶手段に記憶させた情報の保持時間を、前記情報の種別と対応付けて記憶された前記保持時間とするよう制御するようにした。よって、一旦記憶した情報を、その情報の送り手側が設定した保持時間だけ確実に記憶保持され、何度でも利用することができる。しかも、その情報が無用に記憶されたままになることを防止できる。
【0045】
また、請求項7の記録媒体にあっては、コンピュータによって読み取られ実行されるプログラムを記録した記録媒体であって、使用者による事前の入力操作によって設定された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とを対応付けて記憶し、受信手段により受信された種別を有する情報を記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶させた情報の保持時間を、前記情報の種別と対応付けて記憶された前記保持時間とするよう制御させるプログラムを含むものとした。よって、かかる記録媒体に記録されているプログラムを用いれば、コンピュータに、記憶手段に一旦記憶された情報を、事前に使用者によって入力された、その情報の種別毎に設定された保持時間だけ記憶保持させる制御を行わせることができる。
【0046】
また、請求項8の記録媒体にあっては、コンピュータによって読み取られ実行されるプログラムを記録した記録媒体であって、受信手段により受信された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とを対応付けて記憶し、前記受信手段により受信された種別を有する情報を記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶させた情報の保持時間を、前記情報の種別と対応付けて記憶された前記保持時間とするよう制御させるプログラムを含むものとした。よって、かかる記録媒体に記録されているプログラムを用いれば、コンピュータに、記憶手段に一旦記憶された情報を、前記受信手段により受信された保持時間だけ記憶保持させる制御を行わせることができる。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すナビゲーション装置のブロック図である。
【図2】RAM内の情報記憶エリアを示す模式図構成図である。
【図3】RAM内の保持時間設定エリアを示す模式構成図である。
【図4】RAM内の優先順位情報エリアを示す模式構成図である。
【図5】RAM内の前回情報記憶エリアを示す模式構成図である。
【図6】ナビゲーション装置における情報保持確認動作を示すフローチャートである。
【図7】情報保持確認動作時に表示されるメッセージボックスを示す図である。
【図8】ナビゲーション装置の割り込み表示設定モードにおける動作を示すフローチャートである。
【図9】割り込み表示設定モードでの動作時に表示される選択ウィンドウ81を示す図である。
【図10】ナビゲーション装置の割り込み表示モードにおける動作を示すフローチャートである。
【図11】ナビゲーション装置の経過確認表示モードにおける動作を示すフローチャートである。
【図12】経過確認表示モードでの動作時に表示される選択ウィンドウ81を示す図である。
【符号の説明】
4 CPU
5 CDブロック
7 RAM
8 ROM
12 モニター
14 FMアンテナ
15 FM受信機
16 ビーコンアンテナ
17 ビーコン受信機
18 情報処理コントローラー

Claims (8)

  1. 受信手段と、
    この受信手段により受信された種別を有する情報を記憶する記憶手段と、
    使用者による事前の入力操作によって設定された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とが対応付けられた保持時間情報を記憶する保持時間設定記憶手段と、
    前記記憶手段による前記情報の記憶保持時間を、前記保持時間設定記憶手段に記憶されている前記情報の種別に対応する保持時間に制御する制御手段とを備えたことを特徴とする受信情報記憶装置。
  2. 受信手段と、
    この受信手段により受信された種別を有する情報を記憶する記憶手段と、
    前記受信手段により受信された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とが対応付けられた保持時間情報を記憶する保持時間設定記憶手段と、
    前記記憶手段による前記情報の記憶保持時間を、前記保持時間設定記憶手段に記憶されている前記情報の種別に対応する保持時間に制御する制御手段とを備えたことを特徴とする受信情報記憶装置。
  3. 前記制御手段は、前記保持時間が経過した前記情報の保持の是非をユーザに選択させ、該選択に応じて前記保持時間が経過した前記情報の前記記憶手段からの削除を行うことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の受信情報記憶装置。
  4. 前記制御手段は、一定時間毎に情報保持確認動作を行うものであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の受信情報記憶装置。
  5. 受信手段により受信された種別を有する情報を記憶手段に記憶させる受信情報記憶方法において、
    使用者による事前の入力操作によって設定された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とを対応付けて記憶し、
    前記記憶手段に記憶させた情報の保持時間を、前記情報の種別と対応付けて記憶された前記保持時間とするよう制御することを特徴とする受信情報記憶方法。
  6. 受信手段により受信された種別を有する情報を記憶手段に記憶させる受信情報記憶方法において、
    前記受信手段により受信された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とを対応付けて記憶し、
    前記記憶手段に記憶させた情報の保持時間を、前記情報の種別と対応付けて記憶された前記保持時間とするよう制御することを特徴とする受信情報記憶方法。
  7. コンピュータによって読み取られ実行されるプログラムを記録した記録媒体であって、
    使用者による事前の入力操作によって設定された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とを対応付けて記憶し、
    受信手段により受信された種別を有する情報を記憶手段に記憶させ
    前記記憶手段に記憶させた情報の保持時間を、前記情報の種別と対応付けて記憶された前記保持時間とするよう制御させるプログラムを含むことを特徴とする記録媒体。
  8. コンピュータによって読み取られ実行されるプログラムを記録した記録媒体であって、
    受信手段により受信された、情報の種別と当該情報を記憶保持すべき保持時間とを対応付けて記憶し、
    前記受信手段により受信された種別を有する情報を記憶手段に記憶させ
    前記記憶手段に記憶させた情報の保持時間を、前記情報の種別と対応付けて記憶された前記保持時間とするよう制御させるプログラムを含むことを特徴とする記録媒体。
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