JP4904884B2 - 車載用情報報知装置、プログラム、情報報知方法及び情報報知システム - Google Patents

車載用情報報知装置、プログラム、情報報知方法及び情報報知システム Download PDF

Info

Publication number
JP4904884B2
JP4904884B2 JP2006093211A JP2006093211A JP4904884B2 JP 4904884 B2 JP4904884 B2 JP 4904884B2 JP 2006093211 A JP2006093211 A JP 2006093211A JP 2006093211 A JP2006093211 A JP 2006093211A JP 4904884 B2 JP4904884 B2 JP 4904884B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
notification
point
vehicle
roadside
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006093211A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007265351A (ja
Inventor
善春 桑垣
潤 田中
武 土方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2006093211A priority Critical patent/JP4904884B2/ja
Publication of JP2007265351A publication Critical patent/JP2007265351A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4904884B2 publication Critical patent/JP4904884B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、路側機から、報知ポイントの指定を含む報知用情報の配信を受け、その報知ポイントにおいて、報知用情報についての報知を行う車載用情報報知装置、プログラム、情報報知方法及び情報報知システムに関する。
従来、道路脇に配置された路側機から、通行上注意すべき事項について報知するための注意喚起情報等の配信を受け、その後に車両が、注意喚起情報等において指定されている報知ポイントに至ったとき、該注意喚起情報等の報知を行うようにしたカーナビゲーション装置が知られている。このような装置においては、配信を受けて内部に蓄積されている注意喚起情報等は、それが報知されると削除されるようになっている。
図8はこのような従来のナビゲーション装置を搭載した車両の進行状況の一例を示す。図中の81はナビゲーション装置を搭載した車両、82はナビゲーション装置との間でDSRC(専用狭域通信)を行う路側機、83は路側機82に接続されたサーバ、84はナビゲーション装置が路側機82から注意喚起情報を受信する地点、85はナビゲーション装置がユーザに対して注意喚起情報を報知する地点、86は注意喚起情報に係る倒木の発生した地点である。ナビゲーション装置が受信した注意喚起情報は、車両が地点85を通過したとき、すなわち注意喚起情報が報知された直後に消去される。
また、これに類似する技術として、特許文献1には、道路に設置された路側通信装置から報知データを受信して記憶し、その後、記憶した報知データを取り出し、報知を行うようにした車載通信装置が記載されている。この装置においては、各路側通信装置に共通の内容の報知データについては保存しとくが、一時的な内容の報知データについては、報知を行った後、消去するようにしている。
特開2003−256984号公報
しかしながら、上記いずれの従来技術の場合においても、交通上の注意喚起情報等や一時的な内容の報知データについて、その報知後に、直ちに削除するようにしているので、ユーザの使用法によっては、これらの情報について、再度の報知を行うことができないという状況が発生している。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点に鑑み、注意喚起情報等の配信情報について、再度の報知を行うことができる車載用情報報知装置、プログラム、情報報知方法及び情報報知システムを提供することにある。
本発明の車載用情報報知装置は、路側機から配信される、所定の事象が発生している事象発生地点及びその事象内容を含む報知情報と、前記報知情報を報知する報知地点を含む報知ポイント情報と、を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記報知情報及び前記報知ポイント情報を記憶する記憶手段と、自車の現在位置と、前記報知地点及び前記事象発生地点と、を比較する制御手段と、前記制御手段により前記自車が前記報知地点に到達したと判断された場合に、前記記憶手段に記憶している前記報知情報を報知する報知手段と、前記制御手段により前記自車が前記事象発生地点を通過したと判断された場合に、前記記憶手段に記憶している前記報知情報及び前記報知ポイント情報を消去する消去手段と、を具備する。
ここで、路側機としては、たとえば、DSRCにより、注意喚起情報等の情報配信を行うものが該当する。車載用情報報知装置としては、たとえば、カーナビゲーション装置に組み込まれたものが該当する。報知用情報としては、たとえば、音声データや画像データを用いて構成されるものが該当する。ポイントとしては、たとえば、緯度や経度で示されるものや、所定地点からの距離で示されるもの、所定地点を通過してからの経過時間により示されるものが該当する。
この構成において、車載用情報報知装置が搭載された車両が路側機の所定の近傍を通過するとき、車載用情報報知装置は、路側機が配信中の報知用情報を受信し、記憶することができる。報知用情報を受信した後、車載用情報報知装置は、報知用情報に含まれる報知ポイント情報に基づき、報知ポイントを通過する際に、配信情報の報知を行うことができる。この時点では、記憶している報知用情報の消去は行わない。その後、報知用情報消去手段は、報知用情報に含まれる消去ポイント情報に基づき、消去ポイントを車両が通過する際に、報知用情報の消去を行うことができる。
本発明の車載用情報報知装置の好ましい態様では、前記報知情報は、次の路側機が位置する地点をさらに含み、前記消去手段は、前記自車が前記事象発生地点を通過した場合及び前記次の路側機が位置する地点を通過した場合に、前記報知情報及び前記報知ポイント情報を消去する。
本発明の車載用情報報知装置の好ましい態様では、前記報知情報は、前記路側機の配信有効範囲をさらに含み、前記消去手段は、前記自車が前記事象発生地点を通過した場合及び前記配信有効範囲を離脱した場合に、前記報知情報及び前記報知ポイント情報を消去する。
本発明のプログラムは、本発明及びその好ましい態様である車載用情報報知装置における各手段としてコンピュータを機能させる。
本発明の情報報知方法は、路側機から配信される、所定の事象が発生している事象発生地点及びその事象内容を含む報知情報と、前記報知情報を報知する報知地点を含む報知ポイント情報と、を受信する受信工程と、前記受信工程により受信した前記報知情報及び前記報知ポイント情報を記憶する記憶工程と、自車の現在位置と、前記報知地点及び前記事象発生地点と、を比較する制御手工程と、前記制御工程により自車が前記報知地点に到達したと判断された場合に、前記記憶工程において記憶した前記報知情報を報知する報知工程と、前記制御工程により前記自車が前記事象発生地点を通過したと判断された場合に、前記記憶工程において記憶した前記報知情報及び前記報知ポイント情報を消去する消去工程と、を含む。
本発明の情報報知システムは、路側に設置された路側機と、路側機から情報を受信する車載用情報報知装置とを備える情報報知システムであって、前記路側機は、通行する車両に対し、所定の事象が発生する事象発生地点及びその事象内容を含む報知情報と、前記報知情報を報知する報知地点を含む報知ポイント情報と、を配信する配信手段を具備し、前記車載用情報報知装置は、前記路側機から配信される前記報知情報及び前記報知ポイント情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記報知情報及び前記報知ポイント情報を記憶する記憶手段と、自車の現在位置と、前記報知地点及び前記事象発生地点と、を比較する制御手段と、前記制御手段により自車が前記報知地点に到達したと判断された場合に、前記記憶手段に記憶している前記報知情報を報知する報知手段と、前記制御手段により前記自車が前記事象発生地点を通過したと判断された場合に、前記記憶手段に記憶している前記報知情報及び前記報知ポイント情報を消去する消去手段と、を具備する。
本発明の情報報知システムの好ましい態様では、前記報知情報は、次の路側機が位置する地点をさらに含み、前記消去手段は、前記自車が前記事象発生地点を通過した場合及び前記次の路側機が位置する地点を通過した場合に、前記報知情報及び前記報知ポイント情報を消去する。
本発明の情報報知システムの好ましい態様では、前記報知情報は、前記路側機の配信有効範囲をさらに含み、前記消去手段は、前記自車が前記事象発生地点を通過した場合及び前記配信有効範囲を離脱した場合に、前記報知情報及び前記報知ポイント情報を消去する。
本発明によれば、配信を受けた報知用情報に含まれる消去ポイント情報に基づき、記憶している報知用情報の消去を行うようにしたため、消去ポイントを通過しない限り、報知用情報を消去せずに残しておくことができる。したがって、再度、報知ポイントを通過する際には、報知用情報についての報知を行うことができる。
また、報知用情報の配信を受けた後、新たに報知用情報の配信を受けたとき、記憶してある前回配信を受けた報知用情報を消去するようにしたため、路側機から報知用情報の配信を受けた後、新たに報知用情報の配信を受けるまでは、記憶してある報知用情報について、再度、報知ポイントを通過する際に、報知を行うことができる。
図1は本発明の第1の実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、このナビゲーション装置は、装置各部を制御し、ナビゲーションのための処理等を行う制御部11、ナビゲーション用の地図等を表示するために使用する地図データ12、制御部11による処理に必要なプログラムやデータを記憶するメモリ13、路側機との間で通信を行うための通信部14、ナビゲーション装置が搭載された車両の現在位置を検出する位置検出部15、制御部11に対するユーザからの入力を受け入れる入力部16、ユーザに対し、ナビゲーションのための地図表示や案内音声等の出力を行う出力部17を備える。
図2は図1のナビゲーション装置を搭載した車両の進行状況の一例を示す。図中の21は図1のナビゲーション装置を搭載した車両、22はナビゲーション装置との間でDSRCによる通信を行う路側機、23は路側機22に接続されたサーバ、24はナビゲーション装置が路側機22から注意喚起情報を受信する地点、25はナビゲーション装置がユーザに対して注意喚起情報を報知する地点、26は注意喚起情報に係る倒木の発生した地点である。本実施形態では、ナビゲーション装置が受信した注意喚起情報は、車両が地点26を通過したときに消去される。
路側機22は道路に沿って、道路脇に設置され、車両21に搭載されたナビゲーション装置に対し、必要な注意喚起情報等をプッシュ配信により配信するものである。配信される情報は、音声データや画像データで構成される。サーバ23は、路側機22が配信するための情報を、路側機22に供給する。
この配信情報には、詳細情報として、報知ポイント情報や、発生ポイント情報が含まれる。報知ポイント情報とは、当該配信情報の内容が音声や画像により報知されるべき地点を、その地点を示す位置の情報や、その地点を通過すると予測される時間の情報により示すものである。発生ポイント情報とは、当該配信情報の配信が行われる原因となった事象の発生した地点の位置を示す情報である。
図3は制御部11における処理の一部を示すフローチャートである。この処理を開始すると、制御部11はまず、ステップ31において、路側機22からのプッシュ配信による配信情報の受信を待機する。図2の例では、車両21が路側機22の所定の近傍を通過するとき、地点24において、ナビゲーション装置の制御部11は、路側機22から、プッシュ配信による配信情報を受信することになる。このとき、車両21が進行中の道路上に倒木がある旨の注意喚起情報がサーバ23から路側機22に供給され、路側機22がその注意喚起情報をプッシュ配信している状態にあるとすれば、制御部11はその注意喚起情報を受信することになる。
プッシュ配信の受信を検出すると、ステップ32へ進み、受信した配信情報を、メモリ13に記憶する。次に、ステップ33及び35において、受信した配信情報に含まれる報知ポイント情報において示されている報知地点への到達、又は受信した配信情報に含まれる発生ポイント情報が示す発生地点の通過を待機する。
報知地点への到達は、位置検出部15により検出する現在位置と、報知ポイント情報において示されている位置情報とを比較したり、現在の時刻と、報知ポイント情報において示されている時間とを比較したりすることによって検出することができる。発生地点の通過は、発生地点の位置と、位置検出部15により検出する現在位置とを比較することによって行うことができる。上述の図2の例の場合、発生地点の位置は、倒木の発生した地点の位置である。
ステップ33において報知地点への到達を検出すると、ステップ34へ進んで配信内容の報知を行い、ステップ35へ進む。配信内容の報知に際しては、配信情報に含まれる音声データや画像データに基づき、出力部17において、音声出力や画像表示を行う。上述の図2の例によれば、進行方向の路上に倒木があるので注意すべき旨の音声出力や倒木の画像表示により報知が行われる。
ステップ35において発生地点の通過を検出すると、ステップ36へ進み、ステップ32においてメモリ13に記憶した配信情報を削除する。この後、図3の処理を終了する。
本実施形態によれば、記憶してある配信情報を報知した後も、発生地点を通過するまでは配信情報を削除せずに残しておくようにしたので、配信情報の報知後に発生地点を通過することなく他の場所へ行き、その後に、再度報知地点を経由して発生地点に向う場合でも、配信情報の報知を報知地点において再度行うことができる。
図4は本発明の第2の実施形態に係るナビゲーション装置を搭載した車両の進行状況の一例を示す。このナビゲーション装置の構成図としては図1をそのまま適用することができる。図4において、図2中の符号と同一の符号は、図2の場合と同じ要素を示す。図4中の22aは路側機22の次の路側機であり、27は車両21が次の路側機22aの位置を通過する地点である。この例では、ナビゲーション装置が路側機22から受信した配信情報は、地点27において消去される。
本実施形態においては、路側機22が配信する配信情報には、詳細情報として、報知ポイント情報の他、次の路側機22aが位置する地点の緯度及び経度や、路側機22から路側機22aまでの距離を示す次路側機ポイント情報が含まれる。この次路側機ポイント情報は、車両21が次の路側機22aの位置を通過する地点27を検出するために使用することができる。ただし、車両21の進行方向の車線用の路側機22及び対向車線用の別の路側機とが同一ポイントに設置されている場合には、双方の車線用の配信情報を受信することもあり得るので、方位センサやジャイロセンサ等により得られる車両21の進行方向に合致する次路側機ポイント情報を採用する必要がある。
図5は本実施形態に係る制御部11における処理の一部を示すフローチャートである。図5中のステップ51〜54の処理は、受信する配信情報に次路側機ポイント情報が含まれることを除けば、図3中のステップ31〜34の処理と同じである。
すなわち本実施形態では、ステップ53及び55において、報知地点への到達又は次の路側機22a位置の通過を監視し、報知地点への到達を検出した場合には配信内容の報知を行ってステップ55へ進み、路側機22a位置の通過を検出した場合にはステップ56へ進む。路側機22a位置の通過の検出は、配信情報に含まれる次路側機ポイント情報が示す路側機22aの位置と、位置検出部15により検出する現在位置とを比較することによって行うことができる。ステップ56へ進むと、ステップ52においてメモリ13に記憶した配信情報を削除して、図5の処理を終了する。
本実施形態によれば、記憶してある配信情報を報知した後も、次の路側機22aを通過するまでは配信情報を削除せずに残しておくようにしたので、配信情報の報知後に発生地点を通過することなく他の場所へ行き、その後に、再度報知地点を経由して発生地点に向う場合でも、配信情報の報知を報知地点において再度行うことができる。
図6は本発明の第3の実施形態に係るナビゲーション装置を搭載した車両の進行の様子を例示する。このナビゲーション装置の構成図としては図1をそのまま適用することができる。図6において、図2中の符号と同一の符号は、図2の場合と同じ要素を示す。図6中の61は、路側機22の有効範囲であり、62は車両21が有効範囲61から離脱する地点である。この実施形態では、ナビゲーション装置が路側機22から受信した配信情報は、車両が有効範囲61の外へ出たとき、地点62において消去される。
本実施形態においては、路側機22が配信する配信情報には、詳細情報として、報知ポイント情報の他、その配信情報の配信を行った路側機22の情報、及びその路側機22の有効範囲を示す有効範囲情報が含まれる。有効範囲はたとえば矩形の有効範囲における四隅の緯度及び経度の値として示される。
図7は本実施形態に係る制御部11における処理の一部を示すフローチャートである。図7中のステップ71〜74の処理は、受信する配信情報に有効範囲情報が含まれることを除けば、図3中のステップ31〜34の処理と同じである。
すなわち本実施形態では、ステップ73及び75において、報知地点への到達又は路側機22の有効範囲外への離脱を監視し、報知地点への到達を検出した場合には配信内容の報知を行ってステップ75へ進み、路側機22の有効範囲外への離脱を検出した場合にはステップ76へ進む。路側機22の有効範囲外への離脱は、配信情報に含まれる有効範囲情報が示す緯度及び経度の範囲と、位置検出部15により検出する現在位置とを比較することによって行うことができる。ステップ76へ進むと、ステップ72においてメモリ13に記憶した配信情報を削除して、図7の処理を終了する。
本実施形態によれば、記憶してある配信情報を報知した後も、路側機22の有効範囲外へ出るまでは配信情報を削除せずに残しておくようにしたので、路側機22の有効範囲内の他の場所へ行き、その後に、再度報知地点を通過する場合でも、再度配信情報の報知を行うことができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されることなく適宜変形して実施することができる。たとえば、上述においては、本発明がナビゲーション装置において体現されている場合について説明したが、これに限らず、本発明は、ナビゲーション機能を有してはいない車載器として実現することもできる。その場合、たとえば、図1における地図情報12を省き、ナビゲーション装置の場合よりも簡便な構成とすることができる。また、注意喚起情報を報知する地点25への到達や倒木の発生した地点26の通過の検出を、プッシュ配信の受信からの経過時間あるいはこれに加え、走行速度を加味して行うような場合には、位置検出部15も不要とすることができる。つまり、路側機から、報知ポイントの指定を含む報知用情報の配信を受ける手段(通信部14)、配信を受けた報知用情報を記憶する手段(メモリ13)、記憶している報知用情報について、その報知ポイントにおいて報知を行う手段(出力部17)、及び、配信を受けた報知用情報に含まれる、該報知用情報を消去するのに適した消去ポイントを決定するために使用することができる消去ポイント情報(プッシュ配信の受信からの経過時間、倒木の発生地点の位置等)に基づき、該消去ポイントを通過する際に、記憶手段により記憶している報知用情報の消去を行う報知用情報消去手段(制御部11、あるいはさらに位置検出部15)を備えてさえいれば、本発明の所期の目的を達成することができる。他の構成として、適宜、任意のオプションを追加することは可能である。
また、上述においては特に言及しなかったが、ある路側機から配信を受けた報知用情報について、それが消去される前に、その路側機や他の路側機からその報知用情報における最新の情報の配信を受けた場合には、その最新の報知用情報を、記憶されている報知用情報に対して上書きするようにしてもよい。ただしその場合、各報知用情報に対しては、その報知用情報の起因となった事象、たとえばある道路上の倒木に関するものである旨を示す識別情報を付することが必要となる。そして、識別情報が異なる報知用情報間では上書きをせず、識別情報が同一の報知用情報間でのみ上書きを行うことになる。
また、上述の図4及び図5の実施形態においては、次路側機ポイント情報に基づき、次の路側機22a位置の通過を検出したときに、路側機22から受けた配信情報を削除するようにしているが、この代わりに、路側機22から配信を受けた後、新たに配信を受けたときに、路側機22から受けた配信情報を削除するようにしてもよい。新たな配信かどうかは、前回の配信を行った路側機とは別の路側機からの配信であるかどうか、前回配信を受けてから所定時間を経過した後の配信であるかどうかといったことにより区別することができる。新たに受けた配信が、反対車線の路側機からのものである場合であっても、前回の配信情報の削除を行うようにしてもよい。これによれば、配信情報中に次路側機ポイント情報が含まれていない場合でも、適切なタイミングで配信情報の削除を行うことができる。つまりこれによっても、図5のような路側機の配置の場合、路側機22aを通過するときに、路側機22から受けた配信情報を削除することができる。
本発明の第1の実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 図1のナビゲーション装置を搭載した車両の進行状況の一例を示す図である。 図1のナビゲーション装置の制御部における処理の一部を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るナビゲーション装置を搭載した車両の進行状況の一例を示す図である。 図4中の車両に搭載されたナビゲーション装置の制御部における処理の一部を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るナビゲーション装置を搭載した車両の進行の様子を例示する図である。 図6中の車両に搭載されたナビゲーション装置の制御部における処理の一部を示すフローチャートである。 従来のナビゲーション装置を搭載した車両の進行状況の一例を示す図である。
符号の説明
11:制御部、12:地図データ、13:メモリ、14:通信部、15:位置検出部、16:入力部、17:出力部、21,81:車両、22,82:路側機、22a:次の路側機、23,83:サーバ、24,84:注意喚起情報を受信する地点、25,85:注意喚起情報を報知する地点、26,86:倒木の発生した地点、27:次の路側機を通過する地点、61:路側機の有効範囲、62:車両が有効範囲から離脱する地点。

Claims (8)

  1. 路側機から配信される所定の事象が発生している事象発生地点及びその事象内容を含む報知情と、前記報知情報を報知する報知地点を含む報知ポイント情報と、を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記報知情及び前記報知ポイント情報を記憶する記憶手段と、
    自車の現在位置と、前記報知地点及び前記事象発生地点と、を比較する制御手段と、
    前記制御手段により前記自車が前記報知地点到達したと判断された場合に、前記記憶手段に記憶している前記報知情報を報知する報知手段と、
    前記制御手段により前記自車が前記事象発生地点を通過したと判断された場合に、前記記憶手段に記憶している前記知情及び前記報知ポイント情報を消去する消去手段と、
    を具備することを特徴とする車載用情報報知装置。
  2. 前記報知情報は、次の路側機が位置する地点をさらに含み、
    前記消去手段は、前記自車が前記事象発生地点を通過した場合及び前記次の路側機が位置する地点を通過した場合に、前記報知情報及び前記報知ポイント情報を消去することを特徴とする請求項1に記載の車載用情報報知装置。
  3. 前記報知情報は、前記路側機の配信有効範囲をさらに含み、
    前記消去手段は、前記自車が前記事象発生地点を通過した場合及び前記配信有効範囲を離脱した場合に、前記報知情報及び前記報知ポイント情報を消去することを特徴とする請求項1に記載の車載用情報報知装置。
  4. 請求項1〜のいずれかの車載用情報報知装置における各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  5. 路側機から配信される所定の事象が発生している事象発生地点及びその事象内容を含む報知情と、前記報知情報を報知する報知地点を含む報知ポイント情報と、を受信する受信工程と、
    前記受信工程により受信した前記報知情及び前記報知ポイント情報を記憶する記憶工程と、
    自車の現在位置と、前記報知地点及び前記事象発生地点と、を比較する制御手工程と、
    前記制御工程により自車が前記報知地点到達したと判断された場合に、前記記憶工程において記憶した前記報知情報を報知する報知工程と、
    前記制御工程により前記自車が前記事象発生地点を通過したと判断された場合に、前記記憶工程において記憶した前記知情及び前記報知ポイント情報を消去する消去工程と、
    を含むことを特徴とする情報報知方法。
  6. 路側に設置された路側機と、路側機から情報を受信する車載用情報報知装置とを備える情報報知システムであって、
    前記路側機は、
    通行する車両に対し、所定の事象が発生する事象発生地点及びその事象内容を含む報知情報と、前記報知情報を報知する報知地点を含む報知ポイント情報と、を配信する配信手段を具備し、
    前記車載用情報報知装置は、
    前記路側機から配信される前記報知情報及び前記報知ポイント情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記報知情報及び前記報知ポイント情報を記憶する記憶手段と、
    自車の現在位置と、前記報知地点及び前記事象発生地点と、を比較する制御手段と、
    前記制御手段により自車が前記報知地点に到達したと判断された場合に、前記記憶手段に記憶している前記報知情報を報知する報知手段と、
    前記制御手段により前記自車が前記事象発生地点を通過したと判断された場合に、前記記憶手段に記憶している前記報知情報及び前記報知ポイント情報を消去する消去手段と、
    を具備することを特徴とする情報報知システム。
  7. 前記報知情報は、次の路側機が位置する地点をさらに含み、
    前記消去手段は、前記自車が前記事象発生地点を通過した場合及び前記次の路側機が位置する地点を通過した場合に、前記報知情報及び前記報知ポイント情報を消去することを特徴とする請求項6に記載の情報報知システム。
  8. 前記報知情報は、前記路側機の配信有効範囲をさらに含み、
    前記消去手段は、前記自車が前記事象発生地点を通過した場合及び前記配信有効範囲を離脱した場合に、前記報知情報及び前記報知ポイント情報を消去することを特徴とする請求項6に記載の情報報知システム。
JP2006093211A 2006-03-30 2006-03-30 車載用情報報知装置、プログラム、情報報知方法及び情報報知システム Active JP4904884B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006093211A JP4904884B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 車載用情報報知装置、プログラム、情報報知方法及び情報報知システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006093211A JP4904884B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 車載用情報報知装置、プログラム、情報報知方法及び情報報知システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007265351A JP2007265351A (ja) 2007-10-11
JP4904884B2 true JP4904884B2 (ja) 2012-03-28

Family

ID=38638232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006093211A Active JP4904884B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 車載用情報報知装置、プログラム、情報報知方法及び情報報知システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4904884B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4924405B2 (ja) * 2007-12-21 2012-04-25 株式会社Jvcケンウッド 車載器及び情報配信システム
JP5363127B2 (ja) * 2009-01-23 2013-12-11 アルパイン株式会社 車載システム
JP5270438B2 (ja) * 2009-04-22 2013-08-21 株式会社デンソー 車両走行支援システム及び車載走行支援装置
JP2011021934A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Mitsubishi Electric Corp ナビゲーション装置
JP2013076710A (ja) * 2012-12-28 2013-04-25 Mitsubishi Electric Corp ナビゲーション装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2653265B2 (ja) * 1991-03-28 1997-09-17 日産自動車株式会社 車載地図表示装置
JP3214921B2 (ja) * 1992-09-29 2001-10-02 マツダ株式会社 交通情報記憶装置
JP3582301B2 (ja) * 1997-05-19 2004-10-27 カシオ計算機株式会社 受信情報記憶装置、受信情報記憶方法、並びに記録媒体
JP3805697B2 (ja) * 2002-02-26 2006-08-02 松下電器産業株式会社 車載通信装置および路車間通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007265351A (ja) 2007-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8874373B2 (en) Map information delivery system, method, and program
US6076041A (en) Land vehicle navigation apparatus with guidance display image limiter for recognizability enhancement
US8335641B2 (en) Route guidance systems, methods, and programs
JP4904884B2 (ja) 車載用情報報知装置、プログラム、情報報知方法及び情報報知システム
JP4894584B2 (ja) 経路案内装置
WO2008010391A1 (fr) dispositif de distribution d'informations, dispositif de traitement d'informations, procédé de distribution d'informations, procédé de traitement d'informations, programme de distribution d'informations, programme de traitement d'informations, et support d'enregistrement lisible par un ordinateur
JP2010025774A (ja) 走行速度通知装置および走行速度通知装置用のプログラム
JP2007024834A (ja) 一時停止通知装置
JP2007010674A (ja) 制御装置及び制御方法
JP4878225B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2007010494A5 (ja)
JP2008002950A5 (ja)
JP6265056B2 (ja) 車載器
US10890462B2 (en) Traffic notification system and method
JP2015153208A (ja) 注意喚起システム
JP4825555B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP2010145330A (ja) ナビゲーション装置
JP2007126090A (ja) 情報記録装置、情報記録方法、情報記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP2007122515A (ja) 情報記録装置、情報記録方法、情報記録プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP4930385B2 (ja) ナビゲーション装置およびナビゲーション装置用のプログラム
JP2005308460A (ja) 車両回収装置
JP2010210489A (ja) ナビゲーション装置
JP2007272489A (ja) 運転支援装置
JP7192678B2 (ja) 車両用記録制御装置、記録制御方法およびプログラム
JP5200674B2 (ja) 情報提供システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110825

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20111012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111226

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4904884

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150