JP3805697B2 - 車載通信装置および路車間通信システム - Google Patents

車載通信装置および路車間通信システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマイクロ波を利用した自動料金収受システム(Electronic Toll Collection:ETCシステム)などの路車間通信に用いる車載通信装置およびそれを用いたシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車載通信装置を、図4を用いて説明する。図4は従来の自動料金収受システムの例を示すブロック図である。この自動料金収受システムは、高速道路その他の道路上の料金所において、道路の所定位置に設置された路側通信装置10と車両に搭載された車載通信装置41との間でマイクロ波を利用して狭域の通信を行い、車載通信装置41から路側通信装置10に認証情報を送信するとともに、路側通信装置10から車載通信装置41に課金に関するデータ(課金データ)を送信することによって、自動的に料金収受を行うシステムであり、サービスの拡大が期待されている。
【0003】
図4において、路側通信装置10は、路側アンテナ9を介して車載通信装置41と通信を行うものである。また、車載通信装置41は、車載アンテナ1を介して路側通信装置10と通信を行う通信手段2と、予め定められた音声データ、表示データおよびその他データを記憶する記憶手段43と、車載通信装置41全体を制御する制御手段44と、音声データの変換を行う音声データ変換手段5と、音声を出力する音声出力手段6と、表示データの変換を行う表示データ変換手段7と、表示を行う表示手段8とを備える。
【0004】
この車載通信装置41は、利用者への報知として、予め定められた音声データあるいは表示データにより、音声出力、表示の一方または双方を行っている。また、報知の手順も、記憶手段43に予め記憶されており、この予め記憶された報知のデータと報知の手順とにしたがって、利用者に報知を行うようになっていた。
【0005】
具体的には、路側通信装置10が、課金データを路側アンテナ9を介して、車載通信装置41に送信する。車載通信装置41は、通信手段2が車載アンテナ1を介して課金データを受信し、制御手段44が課金データに対応した音声データを記憶手段43から取得して、その変換を音声データ変換手段5に指示し、音声データ変換手段5が音声データの変換を行い、音声出力手段6が音声を出力するようになっていた。また、車載通信装置41は、制御手段44が課金データに対応した表示データを記憶手段43から取得して、その変換を表示データ変換手段7に指示し、表示データ変換手段7が表示データの変換を行い、表示手段8が表示を行うようになっていた。
【0006】
また、車載通信装置41は、前述した課金の通知以外で、利用者への告知、案内その他の報知すべき内容があったとき、制御手段44が報知すべき内容に対応した音声データを記憶手段43から取り出し、音声データ変換手段5が音声データの変換を行い、音声出力手段6が音声を出力するようになっていた。また、車載通信装置41は、報知すべき内容に対応した表示データを記憶手段43から取り出し、表示データ変換手段7が表示データの変換を行い、表示手段8が表示を行うようになっていた。
【0007】
なお、車載通信装置41の記憶手段43が予め記憶した、報知の内容としての音声データおよび表示データは、例えば、ICカードの挿入エラーや車載通信装置41の障害が発生したときに利用者に報知するデータ、自動料金収受システムの機能を利用したときの状況を報知するデータ(料金所において異常事態が発生したときの停止指示など)、および、その他利用者に報知するデータである。
【0008】
このように、車載通信装置41の音声出力手段6および表示手段8は、路側通信装置10から送られてきた課金データについて出力する以外に、車載通信装置41の記憶手段43に予め記憶された音声データおよび表示データによって必要に応じて利用者に報知を行うようになっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車載通信装置では、報知のための音声データや表示データが予め定められた固有のデータであったり、また手順も固有のものであったため、次のような問題があった。
第1の問題:車載通信装置のメーカや機種が異なると、利用者への報知の内容と報知の手順が異なったものとなってしまう。
第2の問題:車載通信装置の記憶手段に記憶された報知の内容は、料金所一般に対応したものであって、個別の料金所における特殊な報知の内容に対応していないので、利用者に対して適切な報知をすることができないことがある。
【0010】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、車載通信装置のメーカや機種が異なっても同一の内容で利用者に報知をすることができ、また、個別の料金所などにおける特殊な報知の内容であっても利用者に対して適切に報知をすることができる車載通信装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の車載通信装置は、道路に設置された路側通信装置から報知データを受信する受信手段と、第一の記憶領域と第二の記憶領域を有する記憶手段と、前記報知データを利用者に報知する音声出力手段と、前記記憶手段を制御する制御手段を有している。
前記制御手段は記憶手段に記憶された報知データを取り出して出力する報知データ制御手段と、記憶手段に記憶された報知データを保存または消去する記憶制御手段で構成される。
前記報知データは音声データおよびフラグデータで構成され、前記フラグデータは前記音声データが前記路側通信装置個別であるか前記路側通信装置共通であるかの情報を含み、前記制御手段は前記受信手段で受信された前記報知データを前記第一の記憶領域に記憶し、前記第一の記憶領域に記憶された前記音声データを前記音声出力手段に出力し、前記フラグデータの情報が前記路側通信装置共通である場合は前記第一の記憶領域に記憶された前記音声データを前記第二の記憶領域に保存し、前記フラグデータの情報が前記路側通信装置個別である場合は前記第一の記憶領域に記憶された前記音声データを消去する構成を有している。
【0012】
この構成により、車載通信装置のメーカや機種が異なっても同一の内容で利用者に音声で報知をすることができ個別の料金所などにおける特殊な報知の内容であっても利用者に対して適切に音声で報知をすることができることとなる。また、フラグデータによって保存が必要な音声データは確実に保存されるとともに、消去してもよい音声データが確実に消去されることとなる。
【0013】
本発明の車載通信装置は、道路に設置された路側通信装置から報知データを受信する受信手段と、第一の記憶領域と第二の記憶領域を有する記憶手段と、前記報知データを利用者に報知する表示手段と、前記記憶手段を制御する制御手段を有している。
前記報知データは表示データおよびフラグデータで構成され、前記フラグデータは前記表示データが前記路側通信装置個別であるか前記路側通信装置共通であるかの情報を含み、前記制御手段は前記受信手段で受信された前記報知データを前記第一の記憶領域に記憶し、前記第一の記憶領域に記憶された前記表示データを前記表示手段に出力し、前記フラグデータの情報が前記路側通信装置共通である場合は前記第一の記憶領域に記憶された前記表示データを前記第二の記憶領域に保存し、前記フラグデータの情報が前記路側通信装置個別である場合は前記第一の記憶領域に記憶された前記表示データを消去する構成を有している。
【0014】
この構成により、車載通信装置のメーカや機種が異なっても同一の内容で利用者に表示で報知をすることができ、個別の料金所などにおける特殊な報知の内容であっても利用者に対して適切に表示で報知をすることができることとなる。また、フラグデータによって保存が必要な表示データは確実に保存されるとともに、消去してもよい表示データが確実に消去されることとなる。
【0015】
本発明の車載通信装置は、道路に設置された路側通信装置から報知データを受信する受信手段と、第一の記憶領域と第二の記憶領域を有する記憶手段と、前記報知データを利用者に報知する音声出力手段および表示手段と、前記記憶手段を制御する制御手段を有している。
前記報知データは音声データおよび表示データおよびフラグデータで構成され、前記フラグデータは前記音声データおよび前記表示データが前記路側通信装置個別であるか前記路側通信装置共通であるかの情報を含み、前記制御手段は前記受信手段で受信された前記報知データを前記第一の記憶領域に記憶し、前記第一の記憶領域に記憶された前記音声データおよび前記表示データを前記音声出力手段および前記表示手段に出力し、前記フラグデータの情報が前記路側通信装置共通である場合は前記第一の記憶領域に記憶された前記音声データおよび前記表示データを前記第二の記憶領域に保存し、前記フラグデータの情報が前記路側通信装置個別である場合は前記第一の記憶領域に記憶された前記音声データおよび前記表示データを消去する構成を有している。
【0016】
この構成により、車載通信装置のメーカや機種が異なっても同一の内容で利用者に音声及び表示で報知をすることができ、個別の料金所などにおける特殊な報知の内容であっても利用者に対して適切に音声及び表示で報知をすることができることとなる。また、フラグデータによって保存が必要な音声データ及び表示データは確実に保存されるとともに、消去してもよい音声データ及び表示データが確実に消去されることとなる。
【0017】
本発明の車載通信装置は、前記記憶手段が、前記報知データを一時保存する揮発記憶領域と、前記報知データを所定期間保存する不揮発記憶領域とを備え、前記受信手段で受信した報知データを前記揮発記憶領域に記憶したのち、前記記憶制御手段で前記報知データを保存する場合に前記揮発記憶領域に記憶した報知データを、前記不揮発記憶領域に記憶する構成を有している。
【0018】
この構成により、車載通信装置の記憶手段の容量を必要最小限に留めることができ、装置のコストを抑えることができ、また、電力の供給を受けることなく保存が必要な報知データを保存することができることとなる。
【0023】
本発明の路車間通信システムは、道路に設置されて報知データを送信する送信手段を有する路側通信装置と、前記車載通信装置とを備えた構成を有している。
【0024】
この構成により、車載通信装置のメーカや機種が異なっても同一の内容で利用者に報知をすることができ、また、個別の料金所などにおける特殊な報知の内容であっても利用者に対して適切に報知をすることができることとなる。また、車載通信装置の記憶手段の容量を必要最小限に留めることができ、装置のコストを抑えることができることとなる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0026】
(第1実施形態)
図1は本発明に係る車載通信装置の第1実施形態を示すブロック図である。図1において、車載通信装置11は、車載アンテナ1を介して、道路の所定位置に設置された路側通信装置10から音声データおよび課金データを受信する通信手段2(受信手段)と、路側通信装置10から受信した音声データ、課金データおよびその他データを記憶する記憶手段3と、音声データを記憶手段3から必要に応じて取り出す制御手段4(報知データ制御手段、記憶制御手段)と、音声データの出力形式に応じた変換を行う音声データ変換手段5と、音声を出力する音声出力手段6とを備える。なお、路側通信装置10は報知データを送信する路側アンテナ9(送信手段)を含む。
【0027】
なお、音声データとしては、例えばADPCM方式でデジタル化されたADPCM音声データを用いることができ、そして音声データ変換手段5ではADPCMの復号を行うことで希望する音声を音声出力手段6から出力することができる。この場合に「ETCが利用可能です」程度の音声データを報知データとする場合に、データ量が10KB(=80KBit)程度で実現可能なため、自動料金収受システム(ETCシステム)で通信されるデータ部に十分挿入可能であり、通信手段2で取得して記憶手段3に記憶可能である(すなわち、ダウンロード可能である)。
【0028】
なお、記憶手段3は、揮発性のメモリと不揮発性のメモリとを有する。また、制御手段4は、路側通信装置から受信した音声データを一旦揮発性のメモリに書き込み、この音声データは、一時的な内容である場合に、路側から「一時的な内容である」というフラグデータを受信されるデータ領域に持たせて検出することで判定でき、利用者に報知を行った後に、この音声データを揮発性のメモリから消去する。また制御手段4は、路側通信装置から受信した音声データが、同様に受信されるフラグデータによって路側通信装置に共通の内容であると判定された場合に、不揮発性のメモリに改めて書き込んで、この音声データを保存する。
【0029】
なお、揮発性のメモリから消去する(記憶手段3から消去する)、あるいは不揮発性のメモリに改めて書き込む(記憶手段3に保存する)を選択する判断は、予め記憶手段3に記憶された経過時間やデータ蓄積量によって選択する手順にしたがって実行することでもよい。また不揮発性のメモリに新たな音声データを書き込む処理を実行する場合には、過去に書き込まれている音声データを消去するようにしてもよい。
【0030】
なお、利用者に報知する音声データは、以下の種類に分類される。
種類1:車載通信装置固有の障害に関する報知データ、車載通信装置固有の案内に関する報知データ、その他の車載通信装置個々に持つべき報知データ。
種類2:路側通信装置固有の案内や指示、措置に関する報知データ、その他の路側通信装置から毎回受信して利用者に報知する報知データ。
種類3:自動料金収受システムにおける普遍の案内や指示、措置に関する路側通信装置共通の報知データ。
【0031】
例えば、種類1では、「車載器IDは○○番です」、「この車載器○○に異常個所があります」などの音声データが含まれる。
【0032】
また、種類2では、「この料金所の500m先で工事中です」、「この先、10km渋滞中です」、「渋滞を抜けるのにおよそ30分かかります」などの音声データが含まれる。
【0033】
また、種類3では、「ご利用ありがとうございました」、「おはようございます」、「こんにちは」、「こんばんは」などの音声データが含まれる。
【0034】
以上説明したように、本実施形態の車載通信装置は、道路の所定位置に設置された路側通信装置から、利用者に報知する音声データを受信するようになっているので、車載通信装置のメーカや機種が異なっても同一の内容で利用者に報知をすることができ、また、個別の料金所における特殊な報知の内容であっても利用者に対して適切に報知をすることができることとなる。
【0035】
なお、報知する音声データ(報知データ)の種類の種別は、たとえば識別情報(分類情報の一種である)を報知データに含ませて、受信した報知データに含まれる識別情報に応じて識別することができる。
【0036】
また、本実施形態の車載通信装置は、路側通信装置から受信した音声データが、路側通信装置個別の内容であるか否かを分類された種類に応じて判定して、路側通信装置個別の内容であったとき、利用者に報知を行った後に記憶手段から消去し、路側通信装置共通の内容であったとき、不揮発性のメモリに改めて書き込んで音声データを保存するようになっているので、記憶手段の容量を必要最小限に留めることができ、装置のコストを抑えることができる。
【0037】
自動料金収受システムを今後ますます社会に普及させようと考えた場合、路側通信装置から報知に必要なデータを受信することによって、利用者に適切な報知を行うことができるようにすることと、装置のコストを低減することは、大変意義のあることであり、本発明は自動料金収受システムの普及に大いに貢献するものである。
【0038】
(第2実施形態)
図2は本発明に係る車載通信装置の第2実施形態を示すブロック図である。なお、図1に示す第1実施形態の構成要件と同じ構成要件は同じ符号としてあり、説明を省略する。
【0039】
本実施形態の車載通信装置21は、通信手段2が、音声データとあわせて表示データを受信し、データを一時記憶する揮発記憶領域である揮発性のメモリ、および、データを保存する不揮発記憶領域である不揮発性のメモリで構成される記憶手段3が、音声データと表示データとを対応付けて記憶し、制御手段4が音声データと表示データとを必要に応じて取り出し、音声出力手段6が音声を出力するとともに、表示手段8で表示データを出力形式に応じた変換を行う表示データ変換手段7を介して表示を行うようになっている。
【0040】
また、本実施形態の車載通信装置は、制御手段4が、路側通信装置から受信した表示データを一旦揮発性のメモリに書き込み、この表示データが、路側通信装置個別の内容であるか否かを判定し、路側通信装置個別の内容であったとき、利用者に報知を行った後、この表示データを揮発性のメモリから消去する。また、制御手段4は、路側通信装置から受信した表示データが、路側通信装置共通の内容であったとき、不揮発性のメモリに改めて書き込んで、この表示データを保存する。
【0041】
以上説明したように、本実施形態の車載通信装置は、道路の所定位置に設置された路側通信装置から、利用者に報知する表示データを受信するようになっているので、車載通信装置のメーカや機種が異なっても同一の内容で利用者に報知をすることができ、また、個別の料金所における特殊な報知の内容であっても利用者に対して適切に報知をすることができることとなる。
【0042】
また、本実施形態の車載通信装置は、路側通信装置から受信した表示データが、路側通信装置個別の内容であるか否かを判定して、路側通信装置個別の内容であったとき、利用者に報知を行った後に記憶手段から消去し、路側通信装置共通の内容であったとき、不揮発性のメモリに改めて書き込んで表示データを保存するようになっているので、記憶手段の容量を必要最小限に留めることができ、装置のコストを抑えることができる。
【0043】
(第3実施形態)
図3は本発明に係る車載通信装置の第3実施形態を示すブロック図である。なお、図2に示す第2実施形態の構成要件と同じ構成要件は同じ符号としてあり、説明を省略する。
【0044】
本実施形態の車載通信装置31は、図2に示す第2実施形態の車載通信装置21から音声データ変換手段5と音声出力手段6とを省略したものである。
【0045】
本実施の形態の車載通信装置は、路側通信装置から車載アンテナ1を介して通信手段2で受信した受信データから、制御手段4で報知データである表示データを取り出して記憶手段3に記憶し、その表示データを表示データ変換手段7で表示手段8に表示可能な形式に変換して表示する構成である。
【0046】
したがって利用者に対して、表示データを表示手段8に表示することで報知できる。
【0047】
なお、受信する報知データには、文字や図形の表示データを用いる他に、通信手段2で受信した音声データを、表示データ変換手段7で音声認識処理を行って文字などの表示データに変換した後に、表示手段8に表示してもよい。
【0048】
【発明の効果】
本発明は、車載通信装置のメーカや機種が異なっても同一の内容で利用者に報知をすることができ、また、個別の料金所などにおける特殊な報知の内容であっても利用者に対して適切に報知をすることができるという優れた効果を有する車載通信装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載通信装置の第1実施形態を示すブロック図
【図2】本発明に係る車載通信装置の第2実施形態を示すブロック図
【図3】本発明に係る車載通信装置の第3実施形態を示すブロック図
【図4】従来の車載通信装置の例を示すブロック図
【符号の説明】
1 車載アンテナ
2 通信手段(受信手段)
3 記憶手段
4 制御手段(報知データ制御手段、記憶制御手段)
5 音声データ変換手段
6 音声出力手段
7 表示データ変換手段
8 表示手段
9 路側アンテナ(送信手段)
10 路側通信装置
11、21、31 車載通信装置

Claims (5)

  1. 道路に設置された路側通信装置から報知データを受信する受信手段と、第一の記憶領域と第二の記憶領域を有する記憶手段と、前記報知データを利用者に報知する音声出力手段と、前記記憶手段を制御する制御手段を有し、前記報知データは音声データおよびフラグデータで構成され、前記フラグデータは前記音声データが前記路側通信装置個別であるか前記路側通信装置共通であるかの情報を含み、前記制御手段は前記受信手段で受信された前記報知データを前記第一の記憶領域に記憶し、前記第一の記憶領域に記憶された前記音声データを前記音声出力手段に出力し、前記フラグデータの情報が前記路側通信装置共通である場合は前記第一の記憶領域に記憶された前記音声データを前記第二の記憶領域に保存し、前記フラグデータの情報が前記路側通信装置個別である場合は前記第一の記憶領域に記憶された前記音声データを消去することを特徴とする車載通信装置。
  2. 道路に設置された路側通信装置から報知データを受信する受信手段と、第一の記憶領域と第二の記憶領域を有する記憶手段と、前記報知データを利用者に報知する表示手段と、前記記憶手段を制御する制御手段を有し、前記報知データは表示データおよびフラグデータで構成され、前記フラグデータは前記表示データが前記路側通信装置個別であるか前記路側通信装置共通であるかの情報を含み、前記制御手段は前記受信手段で受信された前記報知データを前記第一の記憶領域に記憶し、前記第一の記憶領域に記憶された前記表示データを前記表示手段に出力し、前記フラグデータの情報が前記路側通信装置共通である場合は前記第一の記憶領域に記憶された前記表示データを前記第二の記憶領域に保存し、前記フラグデータの情報が前記路側通信装置個別である場合は前記第一の記憶領域に記憶された前記表示データを消去することを特徴とする車載通信装置。
  3. 道路に設置された路側通信装置から報知データを受信する受信手段と、第一の記憶領域と第二の記憶領域を有する記憶手段と、前記報知データを利用者に報知する音声出力手段および表示手段と、前記記憶手段を制御する制御手段を有し、前記報知データは音声データおよび表示データおよびフラグデータで構成され、前記フラグデータは前記音声データおよび前記表示データが前記路側通信装置個別であるか前記路側通信装置共通であるかの情報を含み、前記制御手段は前記受信手段で受信された前記報知データを前記第一の記憶領域に記憶し、前記第一の記憶領域に記憶された前記音声データおよび前記表示データを前記音声出力手段および前記表示手段に出力し、前記フラグデータの情報が前記路側通信装置共通である場合は前記第一の記憶領域に記憶された前記音声データおよび前記表示データを前記第二の記憶領域に保存し、前記フラグデータの情報が前記路側通信装置個別である場合は前記第一の記憶領域に記憶された前記音声データおよび前記表示データを消去することを特徴とする車載通信装置。
  4. 前記第一の記憶領域は揮発記憶領域と、前記第二の記憶領域は不揮発記憶領域とすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の車載通信装置。
  5. 道路に設置され報知データを送信する手段を有する路側通信装置と、請求項1から請求項4のいずれかに記載の車載通信装置とを備えることを特徴とする路車間通信システム。
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