JP3580359B2 - 自然石固定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、護岸、河床の修景に用いられる自然石ネットにおいて亀甲金網に自然石を固定する自然石固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンクリート護岸や落差工等の全面に自然石を石積みあるいは石張りして多孔質の空間を形成し、護岸、河床の修景を行うことが行われている。
【0003】
かかる自然石の石積みあるいは石張り法として、従来より予め金網に自然石が固定されて取り付けられた自然石ネットを用いることが行われている。
【0004】
この自然石ネットにおいて、ネットである金網への自然石の取り付け方法としては、大別して、接着剤等によりネットに自然石を張り付ける方法と、アンカー金具等により固定する方法が用いられている。
【0005】
しかしながら、接着剤等によりネットに自然石を張り付ける方法は、接着剤等の化学物質が自然環境の及ぼす悪影響を顧慮する観点から用いられなくなってきている。
【0006】
したがって、アンカー金具等によりネットに自然石を固定する方法が近時注目されており、このアンカー金具等による自然石の取り付け方法としては、特開平11−158839号公報や特開平11−210003号公報に示す方法が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平11−210003号公報に示す方法は、アンカー自体の頭部にネットの線材を挿通固定する貫通孔又は凹部を直接設け、ここに線材を挿通固定することにより、ネットに自然石を固定使用とするものである。
【0008】
しかしながら、線材をアンカーに挿通する作業が面倒で手間がかかる上、強度的にも問題があり、強固に固定できないという課題を有している。
【0009】
また、上記特開平11−158839号公報に示す方法は、ネットへアンカーを固定するためのアンカー部材と固定金具を設けてなるものである。このような固定金具を用いる方法は、ネットとして用いる金網として従来のひし形金網を用いることを想定して構成されている。
【0010】
ところで近時ネットに用いられる金網として、亀甲金網が着目されている。
【0011】
この亀甲金網は、線材のねじり部が2重または3重に巻き付けられており、金網の網目形状が6角形の亀甲模様に形成されてなるものであって、従来の1重に巻き付けられるにすぎないひし形金網に比し、その強度・耐久性に優れた特性を有するものである。
【0012】
これは、近時自然石ネットに取り付けられる自然石の大型化にも対応すべく、ネットとして強度・耐久性に優れたものが要求されることに伴うものである。
【0013】
しかしながら、従来の上記固定金具では、この亀甲金網のもっとも強度的に強いねじり部において取り付けることができないという欠点があった。すなわち、亀甲金網のねじり部は、2本の線材が重なるため、その厚みも線材の倍の幅となるが、従来の上記固定金具では、この倍の幅の線材を挟み込むことができないものであった。
【0014】
そのため、単に1本の線材を挟んで保持することしかできず、せっかくの亀甲金網の強度を十分に生かせないものとなり、自然石の重量によっては線材の変形や切断が生じてしまうという問題があった。
【0015】
そこで、本発明は、亀甲金網を用いて作成される自然石ネットにおいて、自然石を固定支持する固定金具を亀甲金網の最も強度的に強いねじり部において取り付けることができるようになし、確実強固に自然石を金網に固着できるとともに、その取り付け作業が容易な自然石固定装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る自然石固定装置は、上記課題を解決するため、線材を複数回巻き付けてねじり部が形成され各網目が亀甲形状をなす亀甲金網と、一端側に割りスリットを有するとともに他端側の内周面に雌ネジ部を有するスリーブ部材と、上記スリーブ部材の割スリット側開口部に挿入されるにともなってスリーブ部材の一端側を広径するテーパ状部材と、上記雌ネジ部に螺合するボルトとを備えてなるアンカー部材と、1枚の長板を中央部で折り曲げて形成され、中央折り曲げ部に形成された上記亀甲金網のねじり部を把持する大径な金網把持部と、上記金網保持部の直径より小さい間隙を有して対峙した2枚の長片部とからなり、この長片部には上記アンカー部材のボルトの軸部が挿通される長穴がそれぞれ相対向して形成される固定金具とを備え、上記アンカー部材のスリーブ部材を自然石に設けた孔に打ち込み、上記スリーブ部材のテーパ状部材挿入側が広径されて自然石にアンカー部材が固定された後、上記アンカー部材のボルトを上記金網把持部において亀甲金網のねじり部を把持した上記固定金具の長穴に挿通して上記スリーブ部材に螺合して固定することにより、上記自然石を上記亀甲金網に複数固定することを特徴とするものである。
【0017】
また、第2の本発明は、線材を複数回巻き付けてねじり部が形成され各網目が亀甲形状をなす亀甲金網と、一端側に割りスリットを有するとともに他端側の内周面に雌ネジ部を有するスリーブ部材と、上記スリーブ部材の割スリット側開口部に挿入されるにともなってスリーブ部材の一端側を広径するテーパ状部材と、上記雌ネジ部に螺合するボルトとを備えてなるアンカー部材と、1枚の長板を中央部で折り曲げて形成され、一方の折り曲げ片の中央折り曲げ部を湾曲して形成された上記亀甲金網のねじり部を把持する大径な金網把持部と、この湾曲部から延在して上記金網保持部の径より小さい間隙を有して他方の折り曲げ片と対峙した長片部とからなり、他方の折り曲げ片と上記長片部には上記アンカー部材のボルトの軸部が挿通される長穴がそれぞれ相対向して形成される固定金具を備え、上記アンカー部材のスリーブ部材を自然石に設けた孔に打ち込み、上記スリーブ部材のテーパ状部材挿入側が広径されて自然石にアンカー部材が固定された後、上記アンカー部材のボルトを上記金網把持部において亀甲金網のねじり部を把持した上記固定金具の長穴に挿通して上記スリーブ部材に螺合して固定することにより、上記自然石を上記亀甲金網に複数固定することを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の態様】
以下、本発明の好適な実施の態様を図面を参照しながら説明する。
【0019】
まず、本実施例において自然石が固定される金網は、いわゆる亀甲金網と称されるものであって、線材の径4mm、編み目幅(ピッチ)80mmであり、ねじり部において3重にねじられており、1mあたりの引っ張り強さ10.5トンを有するものである。
【0020】
そして、上述の亀甲金網Kに自然石を固定するための本発明にかかる自然石固定装置に用いられる自然石アンカー金具1は、図1乃至図3に示すように、アンカー部材2と固定金具3を備えてなる。
【0021】
アンカー部材2は、図3に示すように、テーパ状部材4と、スリーブ部材5とボルト6とからなる。
【0022】
テーパ状部材4は、スリーブ部材5の一端側5aを広径に展開させるものためのであって、スリーブ係止側から他端側に向かって広径となるテーパ面4aを有してなる。
【0023】
スリーブ部材5は、上記テーパ状部材4を係合する一端側に複数の割りスリット7を有し、他端側5bにはボルト6を螺合可能にネジ切りされた雌ネジ部8を有してなる。
【0024】
したがって、上記複数の割りスリット7により、一端側5aに係合されたテーパ状部材4がこのスリーブ部材5内に押し込まれると、テーパ面4aに沿って割りスリット7の部分が広径されるようになされている。
【0025】
また、スリーブ部材5の他端側5bの雌ネジ部8には、ボルト6がワッシャ9並びにOリング10を介して螺合される。このボルト6は後述する固定金具3をアンカー部材2に固定支持するためのものである。
【0026】
一方、固定金具3は、1枚の長板を中央部で折り曲げて形成されてなるものであって、中央折り曲げ部が大径な金網把持部11に形成されている。すなわち、金網把持部11は、亀甲金網のねじり部において交差する2本の線材の幅を十分に把持することができる大きさとなされている。
【0027】
本実施例においては、固定金具3は、約1mmの板厚を有する1枚の長板を中央部で折り曲げて成形されるものであって、上記金網把持部11は、ねじり部における線材2本の直径幅合計である8mm以上10mm程度の内径を有して設けられてなる。
【0028】
また、この金網把持部11から一対の長片部12、12が延在されている。この実施例においては、長片部12の長さは、略50mmとなされている。
【0029】
従って、この固定金具3の長さ方向全長は略65mmに形成されてなる。一方幅方向の全長は25mmとなされている。
【0030】
そして、上記長片部12,12間の間隙は金網把持部11の直径より小さくなされて対峙するようになされている。この長片部12,12には上記アンカー部材2のボルト6の軸部6aが挿通される長穴13、13がそれぞれ相対向して形成されてなる。
【0031】
次に、上述のように構成される本発明に係る自然石固定装置による自然石と亀甲金網の固着作業を、図4乃至図8を用いて説明する。
【0032】
まず、図4はその施工方法説明図であり、(a)に示すように、自然石にドリルDで所定の深さまで孔Aをあける。この孔あけ操作が完了したら孔A内の砕粉を取り除き、ついで(b)に示すように、テーパ状部材4が取り付けられたスリーブ部材5を孔A内に挿入する。そして、(c)に示すように、ハンマーHでスリーブ部材5の他端側5bを叩いて、スリーブ部材5を孔の奥深くに打ち込む。なお、このとき、スリーブ部材5の保護として打ち込みキャップ(図示せず)を被せてもよい。
【0033】
すると、このスリーブ部材5の割りスリット7の部分がテーパ状部材4のテーパ面4aに沿ってくい込み広径される。このようにスリーブ部材5の割りスリット7が広径されることにより、くさび効果が生じ、自然石にスリーブ部材5が固着される。
【0034】
このように、アンカー部材2が打設された自然石の上に亀甲金網をのせ、(d)に示すように、固定金具3の開口側から亀甲金網の線材を挟んで、この金網の結び目となるねじり部K1を上記固定金具3の金網把持部11に挿通させる。
【0035】
かかる状態でボルト6の軸部6aにOリング10及びワッシャ9の順に取り付け、(e)に示すように、この軸部6aを固定金具3の一対の長穴13に挿通し、スリーブ部材5の雌ネジ部8に螺合する。そして、このボルト6をスリーブ部材5に締め付け固定することにより、固定金具3の一対の長片部12,12間の開口側を閉じて固定金具3の金網保持部11に挿通された亀甲金網Kのねじり部K1を把持し、亀甲金網と自然石をしっかりと強固に固着する。ここで、ワッシャ9は、長片部12における長穴13内のボルト6の軸部6aの位置決めのためのものであり、また、Oリング10はボルト6の緩み止め防止のためのものである。
【0036】
このように、本自然石アンカー金具1により自然石(図示を省略する。)に亀甲金網Kが強固に固着された状態を図5に示す。
【0037】
ここで、この図5が示すように、本願発明に係る自然石固定装置の自然石アンカー金具1によれば、金網把持部11を上記亀甲金網のねじり部を把持するに足るように大径に形成してなるので、亀甲金網Kの2本の線材が交差するねじり部K1において亀甲金網Kを把持することができる。また、この大径な金網把持部11から延在される一対の長片部12,12間の間隙は金網把持部11の直径より小さくしてなるとともに、この一対の長片部12,12をアンカー部材2により閉じてなるので、把持した亀甲金網Kの確実な抜け止めが図られる。
【0038】
そして、亀甲金網において最も強度のあるねじり部K1において固定金具によりねじり部全体を把持してなるので、大きな自然石であっても強固に固着することができるとともに、亀甲金網における自然石の取り付け位置の位置ズレをも防止することができる。
【0039】
なお、図6は、自然石の重量が大きい場合の本自然石固定装置による亀甲金網に自然石を固着する状態を説明するものである。
【0040】
すなわち、自然石の重量が大きい場合には、図6に示すように、2個の固定金具3A、3Bをそれぞれ対峙した亀甲金網のねじり部K2、K3に装着する。そして、それぞれの固定金具3A、3Bの長片部12を重ね合わせて長穴13の位置を一致させ、アンカー部材2のボルト6を挿通し、このボルト6を自然石に打ち込まれたスリーブ部材5と螺合する。このように、2個の固定金具3A、3Bを用い、且つ亀甲金網の最も強度のあるねじり部K2、K3の2カ所において自然石を固着支持するようになせば、より強固に自然石を亀甲金網に固着することができる。
【0041】
次に、本自然石固定装置の第2の実施の態様について説明する。
【0042】
この第2の実施の態様の自然石固定装置に係る自然石アンカー金具は、上記固定金具3の形状を変更したものであり、アンカー部材2は上記第1の実施の態様のものと同一であるので、その説明は省略する。
【0043】
すなわち、第2の実施の態様に係る自然石アンカー金具の固定金具21は、図7に示すように、1枚の長板を中央部で折り曲げて形成され、一方の折り曲げ片22の中央折り曲げ部22aが湾曲されて上記亀甲金網のねじり部を把持するに足る大径な金網把持部23を形成するとともに、この湾曲部23から延在して上記金網保持部の直径より小さい間隙を有して他方の折り曲げ片24と対峙した長片部25とを備え、他方の折り曲げ片24と上記長片部25には上記アンカー部材2のボルト6の軸部6aが挿通される長穴26、26がそれぞれ相対向して形成されてなるものである。
【0044】
そして、こ第2の実施の態様に係る自然石アンカー金具の固定金具21においても、上記第1の自然石固定装置と同様の施工方法により亀甲金網Kと自然石を固着する。
【0045】
このような第2の実施の態様に係る自然石アンカー金具の固定金具21によれば、他方の折り曲げ片24を平面形状となしているので、より自然石との密接度が図れ、自然石をより強固に亀甲金網に対し固着支持することができる。
【0046】
なお、本発明に係る自然石固定装置は、金網に固着するものとして、自然石に限らず人工石をも同様に固着することができることはいうまでもない。
【0047】
【発明の効果】
このように、本発明に係る自然石固定装置によれば、亀甲金網のねじり部を固定金具の金網把持部で把持し、長片部の長穴にアンカー部材のボルトを挿通し、このボルトを自然石に打ち込まれたスリーブ部材と螺合することにより自然石を亀甲金網に固着することができる。
【0048】
したがって、本発明によれば、亀甲金網において最も強度のあるねじり部において固定金具により把持されるので、大きな自然石であっても強固に固着することができ、且つ亀甲金網における自然石の取り付け位置の位置ズレ防止を図るとともに、自然石の重量による亀甲金網の変形や切断を防止することができる。
【0049】
なお、自然石の重量が大きい場合には、2個の固定金具をそれぞれ対峙した亀甲金網のねじり部に装着するとともに、それぞれの長片部を重ね合わせて長穴の位置を一致させてアンカー部材のボルトを挿通し、このボルトを自然石に打ち込まれたスリーブ部材と螺合することができ、このように2個の固定部材により自然石を亀甲金網に固着支持することとすれば、より強固に自然石を亀甲金網に固着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の態様に係る自然石アンカー金具の構成図である。
【図2】上記自然石アンカー金具を構成する固定金具の斜視図である。
【図3】上記自然石アンカー金具を構成するアンカー部材の分解斜視図である。
【図4】上記自然石アンカー金具による自然石と亀甲金網の固着作業工程を説明する図である。
【図5】自然石アンカー金具の固定金具が亀甲金網に取り付けられた状態を示す斜視図である。
【図6】2個の固定金具を用いた場合の斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施の態様に係る自然石アンカー金具の固定金具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 自然石アンカー金具、2 アンカー部材、3 固定金具、4 テーパ状部材、5 スリーブ部材、6 ボルト、7 割りスリット、8 雌ネジ部、9 ワッシャ、10 Oリング、11 金網把持部、12 長片部、13 長穴
Claims (2)
- 線材を複数回巻き付けてねじり部が形成され各網目が亀甲形状をなす亀甲金網と、
一端側に割りスリットを有するとともに他端側の内周面に雌ネジ部を有するスリーブ部材と、上記スリーブ部材の割スリット側開口部に挿入されるにともなってスリーブ部材の一端側を広径するテーパ状部材と、上記雌ネジ部に螺合するボルトとを備えてなるアンカー部材と、
1枚の長板を中央部で折り曲げて形成され、中央折り曲げ部に形成された上記亀甲金網のねじり部を把持する大径な金網把持部と、上記金網保持部の直径より小さい間隙を有して対峙した2枚の長片部とからなり、この長片部には上記アンカー部材のボルトの軸部が挿通される長穴がそれぞれ相対向して形成される固定金具とを備え、
上記アンカー部材のスリーブ部材を自然石に設けた孔に打ち込み、上記スリーブ部材のテーパ状部材挿入側が広径されて自然石にアンカー部材が固定された後、上記アンカー部材のボルトを上記金網把持部において亀甲金網のねじり部を把持した上記固定金具の長穴に挿通して上記スリーブ部材に螺合して固定することにより、上記自然石を上記亀甲金網に複数固定することを特徴とする自然石固定装置。 - 線材を複数回巻き付けてねじり部が形成され各網目が亀甲形状をなす亀甲金網と、
一端側に割りスリットを有するとともに他端側の内周面に雌ネジ部を有するスリーブ部材と、上記スリーブ部材の割スリット側開口部に挿入されるにともなってスリーブ部材の一端側を広径するテーパ状部材と、上記雌ネジ部に螺合するボルトとを備えてなるアンカー部材と、
1枚の長板を中央部で折り曲げて形成され、一方の折り曲げ片の中央折り曲げ部を湾曲して形成された上記亀甲金網のねじり部を把持する大径な金網把持部と、この湾曲部から延在して上記金網保持部の径より小さい間隙を有して他方の折り曲げ片と対峙した長片部とからなり、他方の折り曲げ片と上記長片部には上記アンカー部材のボルトの軸部が挿通される長穴がそれぞれ相対向して形成される固定金具を備え、
上記アンカー部材のスリーブ部材を自然石に設けた孔に打ち込み、上記スリーブ部材のテーパ状部材挿入側が広径されて自然石にアンカー部材が固定された後、上記アンカー部材のボルトを上記金網把持部において亀甲金網のねじり部を把持した上記固定金具の長穴に挿通して上記スリーブ部材に螺合して固定することにより、上記自然石を上記亀甲金網に複数固定することを特徴とする自然石固定装置。
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