JP4368224B2 - 鉄筋取付型スペーサー - Google Patents

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本発明は、鉄筋コンクリート製品において、内部の配筋と製品表面までのコンクリートのかぶり寸法を確実に保つため、コンクリートの打設前に予め鉄筋に配設されて鉄筋と型枠面間の間隔を規定する鉄筋取付型スペーサーに係る。
配筋の際、型枠面と鉄筋の間に必要なコンクリートのかぶりを確保するため、型枠面にスペーサーをあてがい、このスペーサーに鉄筋を載せている。型枠面が水平面の場合はスペーサーを型枠面上に置くだけでもよいが、鉛直面の場合はスペーサーを何かに固定しないと落下してしまう。また、現場打ちの場合は配筋作業の足場が悪いのが一般的で、その上労働者による作業も荒いため、型枠面が水平面の場合でも、振動などでスペーサーがずれたり、倒れたりすることがある。
これらの場合のように、スペーサーが所定の位置から移動してしまうと、鉄筋と型枠面の間に必要なかぶり寸法が確保できなくなる。その結果、雨水の浸透により、あるいは外部からの衝撃でコンクリートが剥離することにより、いずれの場合も鉄筋が腐食してコンクリート製品の崩壊が起こってしまう。
スペーサーの落下、ずれ若しくは倒伏を防ぐために、スペーサーの軸線上に透孔を設け、この透孔にワイヤーを通し、このワイヤーの透孔外に突き出た部分を鉄筋に係止してスペーサーを鉄筋に取付けるようにしたスペーサーが本願出願人によって開発され、公開実用昭和60−57619号に開示されている。
公開実用昭和60−57619号
前記のように、スペーサーを鉄筋に取付けるワイヤーの挿通孔がスペーサーの軸線上に設けられていると、このワイヤーはスペーサーが支持している鉄筋と型枠面間の垂直寸法内を通ることになる。ワイヤーが鋼製の場合、この挿通孔を通るワイヤーと型枠面との間の垂直寸法が実質的なかぶり寸法となり、所定のかぶり寸法が確保できなくなってしまう。
本発明は、ワイヤーの挿通孔の位置を特定することにより、所定のかぶり寸法を確保できるスペーサーを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、鉄筋に対する取付を簡単にできるスペーサーを提供することにある。
本発明にかかる第1の鉄筋取付型スペーサーは、鉄筋に対する取付材の挿通孔が軸線と平行に、かつ鉄筋の支持面を挟んで両側に設けられる。そして、該挿通孔の開口は、該開口を通る取付材が該支持面と型枠面間の最短直線距離以上の寸法となる場所に保たれる、位置を占めている。
該取付材は該挿通孔に挿通され、該挿通孔の少なくとも一端から突き出た突出部同士を該鉄筋をめぐって一体化することにより、該鉄筋への取付けがなされるようにしている。
支持面を鉄筋にあてがい、取付材を各別の挿通孔に挿通して鉄筋上で結束すれば、スペーサーが鉄筋に取付けられる。
以下同様にして、鉄筋の長さ方向に沿い適当な間隔を保ってスペーサーをこの鉄筋に取付け、これらのスペーサーを水平又は鉛直の型枠面上に置く。鉄筋は籠状に組まれて型枠内に配置されるので、鉛直面の場合でも、スペーサーそのものを型枠面に固定することは必要でない。鉄筋は、これらのスペーサーにより、型枠面との間に所定のかぶり寸法を保って、型枠内に配筋される。
挿通孔の開口は鉄筋の支持面と型枠面間の最短直線距離以上の寸法となる場所に位置しているので、取付材が鉄筋より型枠面に近く位置することはなく、かぶり寸法は鉄筋と型枠面間の最短直線距離となり、所定のかぶりが確保される。
また、取付材を各別の挿通孔に挿通し、各挿通孔から外部へ突き出た取付材の突出部を鉄筋上に折り曲げ、両突出部同士を互いに絡ませてねじ上げるだけでスペーサーを鉄筋に取付けられるので、スペーサーの鉄筋に対する取付けが容易となる。
(請求項2)又、本発明に係る第2の鉄筋取付型スペーサーの場合、第1の鉄筋取付型スペーサーの第一欄の構成に加え、該取付材は線材の成形品で、各挿通孔に挿通する互いに平行の挿通部と、該挿通部の互いに反対側の端部で連続している鉄筋押え部を有していてもよい。
こうすると、両側の挿通部を各挿通孔に挿通すれば、中間の鉄筋押え部が鉄筋支持面上方を渡架することになり、鉄筋をこの鉄筋押え部に挿通することにより、スペーサーが簡単に鉄筋に取付けられる。
(請求項3)該挿通部の少なくとも一方の端部に抜け止めが形成されていてもよい。
こうすると、スペーサーから取付材が脱落することがなくなる。
(請求項4)又、本発明に係る第3の鉄筋取付型スペーサーの場合、第1の鉄筋取付型スペーサーの第一欄の構成に加え、該挿通孔の一方の周壁は溝により外部へ開放しており、該取付材は平行四辺形状の線材で、一方の対向辺が該鉄筋押え部となり、他方の対向辺の一方の挿通部は耳部となって該挿通孔に係合自在で、他方の挿通部が該溝に係合自在となっていてもよい。
こうすると、耳部で挿通孔に係合させることにより、取付材が揺動自在となり、他方の挿通部を溝に係合することにより、鉄筋押え部で鉄筋を押えることができる。
(請求項5)一方の挿通部と該他方の挿通部の非係合時間隔は相対する開口間の距離より大となっており、該溝を有する該挿通孔の一部に係止部が形成されており、該他方の挿通部が弾発係止されるようになっていてもよい。なお、本発明において非係合時間隔とは、挿通部が挿通孔に係合しておらず取付材が自然長となっている状態での、該一方及び他方の挿通部の間隔である。
こうすると、鉄筋押え部を押し曲げて該他方の挿通部を溝に係合してやると、取付材の復元力で該他方の挿通部が係止部に係止され、鉄筋にしっかりと取り付く。
(請求項6)一方の挿通部と該他方の挿通部の非係合時間隔は相対する開口間の距離より小となっていてもよい。
こうすると、取付材の相対する該一方及び他方の挿通部間隔を強制的に拡げて他方の挿通部を溝に係合させると、取付材は復元力により狭まるので該他方の挿通部が挿通孔に収まり、係止部が無くても溝から抜け出ることがなく、確実に鉄筋に係止される。
(請求項7)該挿通孔及び該支持面は該軸線を通る平面に対し面対称にも設けられていてもよい。
こうすると、該平面に対する反転供用が可能となり、使用の際の方向性を気にしなくてよい。
(請求項8)該平面を該軸線の周りに90度回転させた平面上の少なくとも一端側に鉄筋の支持面が現出し、該支持面を挟んで両側に設けられた挿通孔の開口は、該開口を通る取付材が該支持面と型枠面間の最短直線距離以上の寸法となる場所に保たれる、位置を占めていてもよい。
こうすると、一つの平面上での反転使用が可能となるだけでなく、この平面と直交する平面での反転使用も可能となり、各面上での鉄筋支持面間の寸法を違えることにより、異なったかぶり寸法に適合するスペーサーを用意することができる。
本発明に係る第1の鉄筋取付型スペーサーによれば、鉄筋に対する取付材の挿通孔が軸線と平行に、かつ鉄筋の支持面を挟んで両側に設けられ、該挿通孔の開口は、該開口を通る取付材が該支持面と型枠面間の最短直線距離以上の寸法となる場所に保たれる、位置を占めているので、取付材が鉄筋より型枠面に近く位置することはなく、かぶり寸法は鉄筋と型枠面間の垂直寸法となり、所定のかぶりが確保される。
また、該取付材を各別の挿通孔に挿通し、各挿通孔から外部へ突き出た取付材の突出部を鉄筋上に折り曲げ、両突出部同士を互いに絡ませてねじ上げるだけでスペーサーを鉄筋に取付けられるので、スペーサーの鉄筋に対する取付けが容易となる。
また、本発明による第2の鉄筋取付型スペーサーによれば、第1の鉄筋取付型スペーサーの「0019」の効果に加え、該取付材は線材の成形品で、各挿通孔に挿通する互いに平行の挿通部と、該挿通部の互いに反対側の端部で連続している鉄筋押え部を有しているので、両側の挿通部を各挿通孔に挿通すれば、中間の鉄筋押え部が鉄筋支持面上方を渡架することになり、鉄筋をこの鉄筋押え部に挿通することにより、スペーサーが簡単に鉄筋に取付けられる。
請求項3によれば、該挿通部の少なくとも一方の端部に抜け止めが形成されているので、スペーサーから取付材が脱落することがなくなる。
また、本発明による第3の鉄筋取付型スペーサーによれば、第1の鉄筋取付型スペーサーの「0019」の効果に加え、該挿通孔の一方の周壁は溝により外部へ開放しており、該取付材は平行四辺形状の線材で、一方の対向辺が該鉄筋押え部となり、他方の対向辺の一方の挿通部は耳部となって該挿通孔に係合自在で、他方の挿通部が該溝に係合自在となっているので、耳部で挿通孔に係合させることにより、取付材が揺動自在となり、他方の挿通部を溝に係合することにより、鉄筋押え部で鉄筋を押えることができる。
請求項5によれば、該一方の挿通部と該他方の挿通部の非係合時間隔は相対する開口間の距離より大となっており、該溝を有する該挿通孔の一部に係止部が形成されており、該他方の挿通部が弾発係止されるようになっているので、鉄筋押え部を押し曲げて該他方の挿通部を溝に係合してやると、取付材の復元力で該他方の挿通部が係止部に係止され、鉄筋にしっかりと取り付く。
請求項6によれば、該一方の挿通部と該他方の挿通部の非係合時間隔は相対する開口間の距離より小となっているので、取付材の相対する該一方と他方の挿通部間隔を強制的に拡げて他方の挿通部を溝に係合させると、取付材は復元力により狭まるので該他方の挿通部が挿通孔に収まり、係止部が無くても溝から抜け出ることがなく、確実に鉄筋に係止される。
請求項7によれば、平面に対する反転供用が可能となり、使用の際の方向性を気にしなくてよい。
請求項8によれば、一つの平面上での反転使用が可能となるだけでなく、この平面と直交する平面での反転使用も可能となり、各面上での鉄筋の支持面間の寸法を違えることにより、異なったかぶり寸法のスペーサーを用意することができる。
図1及び2を参照しながら、本発明にかかるスペーサーの具体例を説明する。図1の符号Bは従来の挿通孔の位置を、hは従来の実質的なかぶり寸法を示す。
Tは鉄筋、1はこの鉄筋Tに対する取付材、2はこの取付材1の挿通孔で軸線Xと平行に、かつ鉄筋Tの支持面3を挟んで両側に設けられる。そして、この挿通孔2の開口4は、この開口4を通る取付材1がこの支持面3と型枠面5間の最短直線距離H以上の寸法となる場所に保たれる、位置を占めている。
支持面3を鉄筋Tにあてがい、取付材1を各別の挿通孔2に挿通して鉄筋T上で結束すれば、スペーサーが鉄筋Tに取付けられる。
以下同様にして、鉄筋Tの長さ方向に沿い適当な間隔を保ってスペーサーをこの鉄筋Tに取付け、これらのスペーサーを水平又は鉛直の型枠面5上に置く。鉄筋Tは籠状に組まれて型枠内に配置されるので、鉛直面の場合でも、スペーサーそのものを型枠面5に固定することは必要でない。鉄筋Tは、これらのスペーサーにより、型枠面5との間に所定のかぶり寸法Hを保って、型枠内に配筋される。
コンクリートを型枠内に打設すれば、スペーサーにより鉄筋と型枠面の間に所定のかぶりのある製品を得られる。
挿通孔2の開口4は、この開口4を通る取付材1がこの支持面3と型枠面5間の最短直線距離H以上の寸法となる場所に保たれる、位置を占めているので、取付材1が鉄筋Tより型枠面5に近く位置することはなく、かぶり寸法は鉄筋と型枠面間の最短直線距離となり、所定のかぶりが確保される。
開口4の全面積が支持面3の水準より高い位置にあれば、そこを通る取付材1の位置も当然に支持面3より高い水準にあるので何ら問題はない。開口4の面積が大きく、その大部分が支持面3の水準より下の型枠面5側にある場合でも、取付材1の断面の全部がその水準より上側にあれば、所定のかぶり寸法の確保ができることになる。
取付材1は挿通孔2に挿通され、各挿通孔2の少なくとも一端から突き出た突出部6同士を鉄筋Tをめぐって一体化することにより、この鉄筋Tへの取付けがなされるようになっている。
この場合、各挿通孔2から外部へ突き出た取付材1の突出部6を鉄筋T上に折り曲げ、両突出部6同士を互いに絡ませてねじ上げるだけでスペーサーを鉄筋Tに取付けられるので、スペーサーの鉄筋Tに対する取付けが容易となる。
(請求項2)図3及び4で、取付材1は線材の成形品となっている。この成形品は、各挿通孔2に挿通する互いに平行の挿通部8と、これらの挿通部8の互いに反対側の端部で連続している鉄筋押え部7を有している。
この場合、両側の挿通部8を各挿通孔2に挿通すれば、中間の鉄筋押え部7が鉄筋支持面3上方を渡架することになる。鉄筋Tをこの鉄筋押え部7に挿通すれば、スペーサーが簡単に鉄筋Tに取付けられる。
(請求項3)挿通部8の少なくとも一方の端部に抜け止め9が形成されている。
この場合、スペーサーから取付材1が脱落することがなくなる。
(請求項4)図5、6及び7で、挿通孔2の一方の周壁は溝10により外部へ開放しており、取付材1は平行四辺形状の線材で、一方の対向辺が鉄筋押え部7となり、他方の対向辺の一方の挿通部8は耳部11となって挿通孔2に係合自在で、他方の挿通部8’が溝10に係合自在となっている。
この場合、耳部11で挿通孔2に係合させることにより、取付材1が揺動自在となり、他方の挿通部8’を溝10に係合することにより、鉄筋押え部7で鉄筋Tを押えることができる。
(請求項5)一方の挿通部8と他方の挿通部8’の非係合時間隔Dは相対する開口4間の距離Dより大となっており、溝10を有する挿通孔2の一部に係止部12が形成されており、他方の挿通部8が弾発係止されるようになっている。
この場合、鉄筋押え部7を押し曲げて他方の挿通部8を溝10に係合してやると、取付材1の復元力で挿通部8が係止部12に係止され、鉄筋Tにしっかりと取り付く。
(請求項6)図8で、一方の挿通部8と他方の挿通部8’の非係合時間隔Dは相対する開口4間の距離Dより小となっている。
この場合、取付材1の相対する一方の挿通部8と他方の挿通部8’の間隔を非係合時間隔Dから強制的に拡げて他方の挿通部8’を溝10に係合させると、取付材1の復元力により拡げられた挿通部間隔が狭まって挿通部8’が挿通孔2に収まり、係止部12が無くても溝10から抜け出ることがなく、鉄筋Tに確実に係止される。
(請求項7)図1で、挿通孔2及び支持面3は軸線Xを通る平面Pに対し面対称にも設けられている。
この場合、この平面Pに対する反転供用が可能となり、使用の際の方向性を気にしなくてよい。
(請求項8)図9で、軸線を通る平面をその軸線の周りに90度回転させた平面P’上の少なくとも一端側に鉄筋Tの支持面3’が現出し、この支持面3’を挟んで両側に設けられた挿通孔2aの開口4aは、この開口4aを通る取付材1がこの支持面3’と型枠面5a間の最短直線距離H以上の寸法となる場所に保たれる、位置を占めている。なお、図9の符号Bは従来の挿通孔の位置を、hは従来の実質的なかぶり寸法を示す。
この場合、一つの平面P上での反転使用が可能となるだけでなく、この平面と直交する平面P’上での反転使用も可能となり、各平面P、P’上での鉄筋の支持面3と3、3'と3'間の寸法を違えることにより、異なったかぶり寸法に適合するスペーサーを用意することができる。
本発明にかかる第1の鉄筋取付型スペーサーの具体例を使用状態で示す正面図である。 同側面図である。 本発明にかかる第2の鉄筋取付型スペーサーの他の具体例を使用状態で示す正面図である。 同平面図である。 本発明にかかる第3の鉄筋取付型スペーサーの他の具体例を使用状態で示す正面図である。 同斜面図である。 同溝部分の詳細図である。 本発明にかかる鉄筋取付型スペーサーの他の具体例を使用状態で示す正面図である。 本発明にかかる鉄筋取付型スペーサーの更に他の具体例を使用状態で示す正面図である。
1 取付材
2、2a 挿通孔
X 軸線
T 鉄筋
3、3’ 支持面
4、4a 開口
5、5a 型枠面
、H 最短直線距離
6 突出部
7 鉄筋押え部
8、8’ 挿通部
9 抜け止め
10 溝
、D 非係合時間隔
D 距離
11 耳部
12 係止部
P、P’ 平面

Claims (8)

  1. 鉄筋に対する取付材(1)の挿通孔(2)が軸線(X)と平行に、かつ鉄筋(T)の支持面(3)を挟んで両側に設けられ、該挿通孔(2)の開口(4)は、該開口(4)を通る取付材(1)が該支持面(3)と型枠面(5)間の最短直線距離(H1)より大きい寸法となる場所に保たれる、位置を占めており、
    該取付材(1)は該挿通孔(2)に挿通され、該挿通孔(2)の少なくとも同じ側の開口(4)から突き出た突出部(6)同士を該鉄筋(T)をめぐって一体化することにより、該鉄筋(T)への取付けがなされる
    ことを特徴とする鉄筋取付型スペーサー。
  2. 鉄筋に対する取付材(1)の挿通孔(2)が軸線(X)と平行に、かつ鉄筋(T)の支持面(3)を挟んで両側に設けられ、該挿通孔(2)の開口(4)は、該開口(4)を通る取付材(1)が該支持面(3)と型枠面(5)間の最短直線距離(H 1 )より大きい寸法となる場所に保たれる、位置を占めており、
    該取付材(1)は線材の成形品で、各挿通孔(2)に挿通する互いに平行の挿通部(8)と、該挿通部(8)の互いに反対側の端部に連続している鉄筋押え部(7)を有している
    ことを特徴とする鉄筋取付型スペーサー。
  3. 該挿通部(8)の少なくとも一方の端部に抜け止め(9)が形成されている請求項2に記載の鉄筋取付型スペーサー。
  4. 鉄筋に対する取付材(1)の挿通孔(2)が軸線(X)と平行に、かつ鉄筋(T)の支持面(3)を挟んで両側に設けられ、該挿通孔(2)の開口(4)は、該開口(4)を通る取付材(1)が該支持面(3)と型枠面(5)間の最短直線距離(H 1 )より大きい寸法となる場所に保たれる、位置を占めており、
    該挿通孔(2)の一方の周壁は溝(10)により外部へ開放しており、該取付材(1)は平行四辺形状の線材で、一方の対向辺が鉄筋押え部(7)となり、他方の対向辺の一方の挿通部(8)は耳部(11)となって該挿通孔(2)に係合自在で、他方の挿通部(8’)が該溝(10)に係合自在となっている
    ことを特徴とする鉄筋取付型スペーサー。
  5. 一方の挿通部(8)と該他方の挿通部(8’)の非係合時間隔(D1)は相対する開口(4)間の距離(D)より大となっており、該溝(10)を有する該挿通孔(2)の一部に係止部(12)が形成されており、該他方の挿通部(8)が弾発係止されるようになっている請求項4に記載の鉄筋取付型スペーサー。
  6. 一方の挿通部(8)と該他方の挿通部(8’)の非係合時間隔(D2)は相対する開口(4)間の距離(D)より小となっている請求項4に記載の鉄筋取付型スペーサー。
  7. 該挿通孔(2)及び該支持面(3)は該軸線(X)を通る平面(P)に対し面対称にも設けられている請求項1から6の一つの項に記載の鉄筋取付型スペーサー。
  8. 該平面(P)を該軸線(X)の周りに90度回転させた平面(P’)上の少なくとも一端側に鉄筋(T)の支持面(3’)が現出し、該支持面(3’)を挟んで両側に設けられた挿通孔(2a)の開口(4a)は、該開口(4a)を通る取付材(1)が該支持面(3’)と型枠面(5)間の最短直線距離(H2)以上の寸法となる場所に保たれる、位置を占めている請求項7に記載の鉄筋取付型スペーサー。
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