JP3578611B2 - 固体撮像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電荷転送装置に関し、特に信号電荷を浮遊拡散増幅器で検出する電荷転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
信号電荷検出に浮遊拡散層(フローティングディフュージョン層)を有するリセット用MOSFETと、この浮遊拡散層に接続されたゲート電極を有し、検出回路を構成する検出用MOSFETで構成された浮遊拡散増幅器を有する電荷転送装置が従来よりよく知られている。例えば文献(“Two Phase Charge Coupled Devieces with Overlapping Polysillicon and Aluminum Gates”,Kosonocky,W.F. and Carnes,J.E., RCA Review Vol.34, pp.164−202,1973年)等が参照される。
【0003】
この浮遊拡散増幅器を有する電荷転送装置に図5及び図6を参照して説明する。図5(A)は、電荷転送装置の転送部とリセット用MOSFETを含む浮遊拡散層の平面図であり、図5(B)は、図5(A)のII−II′線に沿った断面を模式的に示す図であり、図6は、図5(A)のI−I′線に沿った断面を模式的に示す図である。
【0004】
図5及び図6において、1はP型半導体基板、2はP型半導体基板と同一導電型の素子分離のための高濃度のP+型半導体領域、3は浮遊拡散層、4はリセット電源Vrdに接続されるN+型半導体領域、5は浮遊拡散層に接続された検出回路の検出用MOSFETのゲート電極、5は検出回路のデプレッション型負荷用MOSFETのゲート電極、7、8は公知の2相駆動電荷転送装置のN型半導体領域と、同一導電型で信号電荷の逆戻り防止用のN−型半導体領域、9はリセットパルス電圧φRが印加されるリセットゲート電極、10は電荷転送装置の出力端の低電圧が印加されたゲート電極、11、12はそれぞれ電荷転送パルス電圧φ1及びφ2が印加される2層の多結晶シリコンで形成された電荷転送電極、13は検出回路のドレイン電源Vd、14は信号出力端子Voutを示している。
【0005】
この検出回路は、周知の如く、電荷転送装置から浮遊拡散層に信号電荷が転送される直前毎にリセットゲート電極9にリセットパルス電圧φRのハイレベルが印加され、浮遊拡散層3がリセットドレイン電圧Vrdにリセットされ、リセットパルス電圧φRをローレベルに戻した後、電荷転送電極12がローレベルになり浮遊拡散層に信号電荷が転送される。
【0006】
ここで、浮遊拡散層に接続された検出用MOSFETのゲート電極等を含む全体の容量がCfd、転送されてきた信号電荷量がQsigである場合、浮遊拡散層3に電位変動ΔVfd=Qsig/Cfdが生じ、この電位変動が、検出回路の検出用MOSFETのゲート電圧を変化させ、信号電荷Qsigに比例した電圧変化を、検出回路のVout端子で検出する。
【0007】
検出感度を増大させるためには浮遊拡散容量を小さくする必要があり、浮遊拡散層3の濃度は低ければ低い程、P型半導体基板1、浮遊拡散層3を取り囲む素子分離領域2、リセットゲート電極9および出力ゲート電極10との接合容量は小さくなるが、浮遊拡散層3の濃度が低すぎると、リセット電源Vrdにリセットされる以前の電圧で空乏化されてしまいリセット不良が発生してしまうことから、浮遊拡散層3は適当な濃度に設定する必要がある。
【0008】
このため、従来の浮遊拡散層は、リセットゲート電極に電圧が供給されたときの空乏化しない程度の不純物濃度の第1のN型半導体領域(例えば不純物濃度1×1017atoms/cm3程度)3a、検出回路のゲート電極に金属配線を用いて接続するための第1のN型半導体領域3aよりも高濃度の第2のN型半導体領域(例えば不純物濃度1×1019atoms/cm3程度)3bから構成されていた(例えば特公平8−21709号公報、あるいは特開平4−23334号公報等参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の浮遊拡散増幅器を有する電荷転送装置は下記記載の問題点を有している。
【0010】
上記したように、従来の浮遊拡散増幅器を有する電荷転送装置においては、浮遊拡散層3の濃度、特に、浮遊拡散層3を構成する第1のN型半導体領域3aの不純物濃度が低すぎると、リセット電源Vrdにリセットされる以前の電圧で空乏化されてしまいリセット不良が発生してしまうことから、適当な濃度設定をする必要がある。
【0011】
例えば、P型半導体基板1の不純物濃度を1×1016atoms/cm3程度、リセット電源Vrdを15Vとした場合、浮遊拡散層3を構成する第1のN型半導体領域3aの不純物濃度を1×1016atoms/cm3程度以上にする必要があった。
【0012】
このため、検出感度を増大させるための浮遊拡散層の低濃度化には限界があった。
【0013】
したがって本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、浮遊拡散容量を低減することができる電荷転送装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明の電荷転送装置は、第1導電型半導体基板上に形成された電荷転送装置から信号電荷を受ける第2導電型浮遊拡散層と、電荷検出後に前記信号電荷を除去するためのリセットドレイン電源に接続された第2導電型拡散層と、リセットパルス信号が供給されるリセットゲート電極から構成されるリセット用MOSFETと、前記浮遊拡散層に接続された浮遊拡散層の電位変動を検出する検出回路を構成する検出用MOSFETと、を有する電荷転送装置において、前記浮遊拡散層が、前記第1導電型半導体基板より高濃度の第1導電型の素子分離領域と接することなく前記電荷転送装置の最終電極からリセット用MOSFETのゲート電極まで延在して形成されている第1の第2導電型半導体領域と、前記第1の第2導電型半導体領域内に、前記電荷転送装置の最終電極、前記リセット用MOSFETのゲート電極に平面からみて接することなく離れて形成され、前記検出回路を構成する検出用MOSFETと接続するための、前記第1の第2導電型半導体領域より高濃度の第2の第2導電型半導体領域と、前記第1の第2導電型半導体領域の両側に、前記素子分離領域と接して形成され、前記第1の第2導電型半導体領域よりも低濃度とされ、前記リセットドレイン電源電圧にリセットされる以前の電圧で空乏化される、第3の第2導電型半導体領域と、から構成されていることを特徴としている。
【0015】
また本発明の電荷転送装置は、第1導電型半導体基板上に形成された電荷転送装置から信号電荷を受ける第2導電型浮遊拡散層と、電荷検出後に前記信号電荷を除去するためのリセットドレイン電源に接続された第2導電型拡散層と、リセットパルス信号が供給されるリセットゲート電極から構成されるリセット用MOSFETと、前記浮遊拡散層に接続された浮遊拡散層の電位変動を検出する検出回路を構成する検出用MOSFETと、を有する電荷転送装置において、前記浮遊拡散層が、前記第1導電型半導体基板より高濃度の第1導電型の素子分離領域と接することなく前記電荷転送装置の最終電極からリセット用MOSFETのゲート電極まで延在して形成されている第1の第2導電型半導体領域と、前記第1の第2導電型半導体領域の両側に、前記素子分離領域と接して形成され、前記第1の第2導電型半導体領域よりも低濃度とされ、前記リセットドレイン電源電圧にリセットされる以前の電圧で空乏化される、第3の第2導電型半導体領域と、前記第1の第2導電型半導体領域内に、前記電荷転送装置の最終電極、前記リセット用MOSFETのゲート電極に平面からみて接することなく離れて、かつ前記第3の第2導電型半導体領域と一側で接して形成され、前記検出回路を構成する検出用MOSFETと接続するための、前記第1の第2導電型半導体領域より高濃度の第2の第2導電型半導体領域と、から構成されていることを特徴としている。また本発明の電荷転送装置は、第1導電型半導体基板上に形成された電荷転送装置から信号電荷を受ける第2導電型浮遊拡散層と、電荷検出後に前記信号電荷を除去するためのリセットドレイン電源に接続された第2導電型拡散層と、リセットパルス信号が供給されるリセットゲート電極から構成されるリセット用MOSFETと、前記浮遊拡散層に接続された浮遊拡散層の電位変動を検出する検出回路を構成する検出用MOSFETと、を有する電荷転送装置において、前記浮遊拡散層が、前記第1導電型半導体基板より高濃度の第1導電型の素子分離領域と接することなく前記電荷転送装置の最終電極からリセット用MOSFETのゲート電極まで延在して形成されている第1の第2導電型半導体領域と、前記第1の第2導電型半導体領域の両側に、前記素子分離領域と接して形成され、前記第1の第2導電型半導体領域よりも低濃度とされ、前記リセットドレイン電源電圧にリセットされる以前の電圧で空乏化される、第3の第2導電型半導体領域と、前記第1の第2導電型半導体領域内に、前記電荷転送装置の最終電極、前記リセット用MOSFETのゲート電極に平面からみて接することなく離れて、かつ前記第3の第2導電型半導体領域と両側で接して形成され、前記検出回路を構成する検出用MOSFETと接続するための、前記第1の第2導電型半導体領域より高濃度の第2の第2導電型半導体領域と、から構成されていることを特徴としている。
【0016】
また本発明の電荷転送装置は、第1導電型半導体基板上に形成された電荷転送装置から信号電荷を受ける第2導電型の浮遊拡散層と、電荷検出後に前記信号電荷を除去するためのリセットドレイン電源に接続された第2導電型拡散層と、リセットパルス信号が供給されるリセットゲート電極から構成されるリセット用MOSFETと、前記浮遊拡散層に接続された浮遊拡散層の電位変動を検出する検出回路を構成する検出用MOSFETと、を有する電荷転送装置において、前記浮遊拡散層が、前記第1導電型半導体基板より高濃度の第1導電型の素子分離領域と接することなく前記電荷転送装置の最終電極からリセット用MOSFETのゲート電極まで延在して形成されている第1の第2導電型半導体領域と、前記第1の第2導電型半導体領域内に、前記電荷転送装置の最終電極、前記リセット用MOSFETのゲート電極に平面からみて接することなく離れて形成され、検出回路を構成する前記検出用MOSFETと接続するための、前記第1の第2導電型半導体領域よりも高濃度の第2の第2導電型半導体領域と、前記第1の第2導電型半導体領域の両側に、前記素子分離領域と接して形成され、前記第1導電型半導体基板よりも低濃度とされ、前記リセットドレイン電源電圧にリセットされる以前の電圧で空乏化される、第1導電型半導体領域と、から構成されていることを特徴としている。
【0017】
また本発明の電荷転送装置は、第1導電型半導体基板上に形成された電荷転送装置から信号電荷を受ける第2導電型浮遊拡散層と、電荷検出後に前記信号電荷を除去するためのリセットドレイン電源に接続された第2導電型拡散層と、リセットパルス信号が供給されるリセットゲート電極から構成されるリセット用MOSFETと、前記浮遊拡散層に接続された浮遊拡散層の電位変動を検出する検出回路を構成する検出用MOSFETと、を有する電荷転送装置において、前記浮遊拡散層が、前記第1導電型半導体基板より高濃度の第1導電型の素子分離領域と接することなく前記電荷転送装置の最終電極からリセット用MOSFETのゲート電極まで延在して形成されている第1の第2導電型半導体領域と、前記第1の第2導電型半導体領域の両側に、前記素子分離領域と接して形成され、前記第1導電型半導体基板よりも低濃度とされ、前記リセットドレイン電源電圧にリセットされる以前の電圧で空乏化される、第1導電型半導体領域と、前記第1の第2導電型半導体領域内に、前記電荷転送装置の最終電極、前記リセット用MOSFETのゲート電極に平面からみて接することなく離れて、かつ前記第1導電型半導体領域と一側で接して形成され、前記検出回路を構成する検出用MOSFETと接続するための、前記第1の第2導電型半導体領域より高濃度の第2の第2導電型半導体領域と、から構成されていることを特徴としている。また本発明の電荷転送装置は、第1導電型半導体基板上に形成された電荷転送装置から信号電荷を受ける第2導電型浮遊拡散層と、電荷検出後に前記信号電荷を除去するためのリセットドレイン電源に接続された第2導電型拡散層と、リセットパルス信号が供給されるリセットゲート電極から構成されるリセット用MOSFETと、前記浮遊拡散層に接続された浮遊拡散層の電位変動を検出する検出回路を構成する検出用MOSFETと、を有する電荷転送装置において、前記浮遊拡散層が、前記第1導電型半導体基板より高濃度の第1導電型の素子分離領域と接することなく前記電荷転送装置の最終電極からリセット用MOSFETのゲート電極まで延在して形成されている第1の第2導電型半導体領域と、前記第1の第2導電型半導体領域の両側に、前記素子分離領域と接して形成され、前記第1導電型半導体基板よりも低濃度とされ、前記リセットドレイン電源電圧にリセットされる以前の電圧で空乏化される、第1導電型半導体領域と、前記第1の第2導電型半導体領域内に、前記電荷転送装置の最終電極、前記リセット用MOSFETのゲート電極に平面からみて接することなく離れて、かつ前記第1導電型半導体領域と両側で接して形成され、前記検出回路を構成する検出用MOSFETと接続するための、前記第1の第2導電型半導体領域より高濃度の第2の第2導電型半導体領域と、から構成されていることを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について以下に説明する。本発明の電荷転送装置は、その好ましい実施の形態において、浮遊拡散層が、素子分離領域P+型半導体領域(図1の2)と接することなく電荷転送装置の出力端のゲート電極(図1の10)からリセット用MOSFETのゲート電極(図1の9)まで延在して形成されている第1のN型半導体領域(図1の3a)と、第1のN型半導体領域に少なくとも一部の領域が重なるように、浮遊拡散層の中央付近に独立して形成され、検出回路を構成する検出用MOSFETと接続するための第2のN型半導体領域(図1の3b)と、第1のN型半導体領域(図1の3a)の両側に配され素子分離領域のP+型半導体領域(図1の2)と接して形成された第3のN型半導体領域(図1の3c)から構成されている。なお、第2のN型半導体領域(図1の3b)が、素子分離領域のP+型半導体領域(図1の2)と接して形成された第3のN型半導体領域(図1の3c)と接するような構成としてもよい。
【0019】
また、本発明の電荷転送装置は、その好ましい第2の実施の形態において、浮遊拡散層(図3の3)が、素子分離領域P+型半導体領域(図3の2)と接することなく電荷転送装置の出力端のゲート電極(図3の10)からリセット用MOSFETのゲート電極(図3の9)まで延在して形成されている第1のN型半導体領域(図3の3a)と、第1のN型半導体領域(図3の3a)に少なくとも一部の領域が重なるように、浮遊拡散層の中央付近に独立して形成され、検出回路を構成する検出用MOSFETと接続するための第2のN型半導体領域(図3の3b)と、第1のN型半導体領域の両側に配され素子分離領域のP+型半導体領域(図3の2)と接して形成されたP型半導体領域(図3の3d)から構成されている。なお、第2のN型半導体領域(図3の3b)が、素子分離領域のP+型半導体領域(図3の2)と接して形成されたP型半導体領域(図3の3d)と接するような構成としてもよい
【0020】
本発明の実施の形態においては、空乏層を浮遊拡散層側に延ばすことができるため、P型半導体基板(図1及び図2の1)及び浮遊拡散層(図1及び図2の3)を取り囲む素子分離領域のP+型半導体領域(図1及び図2の2)、リセットゲート電極(図1及び図2の9)、出力ゲート電極(図1及び図2の10)との容量をさらに小さくすることができ、これに伴い浮遊拡散容量Cfdを更に小さくすることにより検出感度を増大させる。
【0021】
【実施例】
次に、上記した本発明の実施の形態について更に詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0022】
図1及び図2は、本発明の第1の実施例の構成を示す図であり、図1(A)は、電荷転送装置の転送部とリセット用MOSFETを含む浮遊拡散層の平面図であり、図1(B)は、図1(A)のII−II′線に沿った断面を模式的に示す図であり、図2は、図1(A)のI−I′線に沿った断面を模式的に示す図である。なお、図1及び図2は、従来の電荷転送装置の説明で参照した図5及び図6に対応し、図1及び図2で用いる各参照符号は、図5及び図6のものと対応している。すなわち、図1及び図2において、1はP型半導体基板、2はP型半導体基板と同一導電型の素子分離のための高濃度のP+型半導体領域、3は浮遊拡散層、4はリセット電源Vrdに接続されるN+型半導体領域、5は浮遊拡散層に接続された検出回路の検出用MOSFETのゲート電極、5は検出回路のデプレッション型負荷用MOSFETのゲート電極、7、8は2相駆動電荷転送装置のN型半導体領域と、同一導電型で信号電荷の逆戻り防止用のN−型半導体領域、9はリセットパルス電圧φRが印加されるリセットゲート電極、10は電荷転送装置の出力端の低電圧が印加されたゲート電極、11、12はそれぞれ電荷転送パルス電圧φ1及びφ2が印加される2層の多結晶シリコンで形成された電荷転送電極、13は検出回路のドレイン電源Vd、14は信号出力端子Voutを示している。
【0023】
図1及び図2を参照すると、本発明の第1の実施例において、浮遊拡散層3は、素子分離領域のP+型半導体領域2と接することなく、電荷転送装置の出力端のゲート電極10からリセット用MOSFETのゲート電極(リセットゲート電極)9まで延在して形成されている、不純物濃度が1×1017atoms/cm3程度の第1のN型半導体領域3aと、第1のN型半導体領域3aに少なくとも一部の領域が重なるように、浮遊拡散層3の中央付近に独立して形成され、検出回路を構成する検出用MOSFETと接続するための不純物濃度が1×1019atoms/cm3程度の第2のN型の半導体領域3bと、第1、第2のN型半導体領域3a、3bの両側に素子分離領域のP+型半導体領域2と接して形成された不純物濃度が5×1015atoms/cm3程度の第3のN型半導体領域3cから構成されている。
【0024】
このような構成とされた浮遊拡散層3は、リセット電源Vrdにて空乏化されない第1のN型半導体領域3aが、素子分離領域のP+型半導体領域2と接することなく、電荷転送装置の出力端のゲート電極10からリセット用MOSFETのゲート電極9まで延在して形成されているため、リセット電源Vrdにリセットされる以前の電圧で、空乏化されてしまうということはなく、また、第1、第2の第2導電型半導体領域3a、3bの両側に、素子分離領域のP+型半導体領域2と接して形成され、リセット電源Vrdにリセットされる以前の電圧で空乏化される第3の第2導電型半導体領域3cが形成されているため、空乏層を浮遊拡散層3側に延ばすことができるため、P型半導体基板1及び浮遊拡散層3を取り囲む素子分離領域のP+型半導体領域2、リセットゲート電極9、出力ゲート電極10との容量をさらに小さくすることができる。これに伴い、浮遊拡散容量Cfdを更に小さくすることにより、検出感度を増大させることができる。
【0025】
本発明の第1の実施例の浮遊拡散層3の製造方法について説明する。写真食刻法により、素子分離領域のP+型半導体領域2、リセットゲート電極9、出力ゲート電極10にオーバーラップした開口を有するフォトレジスト材と、素子分離領域のP+型半導体領域2、リセットゲート電極9、出力ゲート電極10のゲート電極をマスク材として、リンのイオン注入法を用いて、第3のN型半導体領域3cを形成し、写真食刻法により、素子分離領域のP+型半導体領域2と任意の距離離間し、且つリセットゲート電極9、出力ゲート電極10にオーバーラップした開口を有するフォトレジスト材と、リセットゲート電源9、出力ゲート電極10のゲート電極をマスク材として、リンのイオン注入法を用いて第1のN型半導体領域3aを形成し、写真食刻法により、浮遊拡散層3の中央付近に独立して微小開口を有するフォトレジスト材を形成しこれをマスク材として、リンのイオン注入法を用いて第2のN型半導体領域3bを形成する、ことによって図1及び図2に示した構成の浮遊拡散層3が得られる。
【0026】
また、第2のN型半導体領域3bは、2相駆動電荷転送装置のN型半導体領域7を、あるいは2相駆動電荷転送装置のN−型半導体領域8に、写真食刻法により素子分離領域のP+型半導体領域2と、リセットゲート電極9、出力ゲート電極10のゲート電極をマスク材として、ボロンのイオン注入法を用いて形成し、残った領域をそのまま第1のN型半導体領域3aとして用いても良い。
【0027】
さらに、第2のN型半導体領域3bはMOSFETのソース、ドレイン領域となるN+型半導体領域4を形成する工程で同時に形成しても良い。
【0028】
図3及び図4は、本発明の第2の実施例の構成を示す図であり、図3(A)は、電荷転送装置の転送部とリセット用MOSFETを含む浮遊拡散層の平面図であり、図3(B)は、図3(A)のII−II′線に沿った断面を模式的に示す図であり、図4は、図3(A)のI−I′線に沿った断面を模式的に示す図である。図3及び図4において、図1及び図2の要素と同一又は同等の要素には同一の参照符号が付されている。
【0029】
図3及び図4を参照すると、本発明の第2の実施例において、浮遊拡散層3は、素子分離領域のP+型半導体領域2と接することなく、電荷転送装置の出力端のゲート電極10からリセット用MOSFETのゲート電極9まで延在して形成されている、不純物濃度が1×1017atoms/cm3程度の第1のN型半導体領域3aと、前記第1のN型半導体領域3aに少なくとも一部の領域が重なるように、浮遊拡散層3の中央付近に独立して形成され、検出回路を構成する検出用MOSFETと接続するための不純物濃度が1×1019atoms/cm3程度の第2のN型半導体領域3bと、第1、第2のN型半導体領域3a、3bの両側に素子分離領域のP+型半導体領域2と接して形成された不純物濃度が5×1015atoms/cm3程度のP型半導体領域3dから構成されている。
【0030】
このような構成を有する浮遊拡散容量3も、リセット電源Vrdにて空乏化されない第1のN型半導体領域3aが、素子分離領域のP+型半導体領域2と接することなく電荷転送装置の出力端のゲート電極10からリセット用MOSFETのゲート電極9まで延在して形成されているため、リセット電源Vrdにリセットされる以前の電圧で空乏化されてしまうことなく、また、第1、第2のN型半導体領域3a、3bの両側に素子分離領域のP+型半導体領域2と接して形成され、リセット電源Vrdにリセットされる以前の電圧で空乏化されているP型半導体領域3dが形成されているため、空乏層を、浮遊拡散層3側に延ばすことができるため、P型半導体基板1、及び浮遊拡散層3を取り囲む素子分離領域のP+型半導体領域2、リセットゲート電極9、出力ゲート電極10との容量をさらに小さくすることができ、これに伴い、浮遊拡散容量Cfdを更に小さして、検出感度を増大させることができる。
【0031】
本発明の第2の実施例の浮遊拡散層3の製造方法について説明すると、出力ゲート電極10にオーバーラップした開口を持つフォトレジスト材と、素子分離領域のP+型半導体領域2、リセットゲート電極9、出力ゲート電極10のゲート電極をマスク材として、ボロンのイオン注入法を用いてP型半導体領域3dを形成し、写真食刻法により、素子分離領域のP+型半導体領域2と任意の距離離間して、リセットゲート電極9、出力ゲート電極10にオーバーラップした開口を有するフォトレジスト材と、リセットゲート電極9、出力ゲート電極10のゲート電極をマスク材として、リンのイオン注入法を用いて第1のN型半導体領域3aを形成し、写真食刻法により、浮遊拡散層3の中央付近に独立して微小開口を有するフォトレジスト材をマスク材として、リンのイオン注入法を用いて第2のN型半導体領域3bを形成することにより、図3及び図4に示した構成の浮遊拡散層3が得られる。
【0032】
また、P型半導体領域3dは、2相駆動電荷転送装置のN型半導体領域7を、あるいは2相駆動電荷転送装置のN−型半導体領域8に写真食刻法により素子分離領域のP+型半導体領域2と、リセットゲート電極9、出力ゲート電極10のゲート電極をマスク材として、ボロンのイオン注入法を用いて形成し、残った領域をそのまま第1のN型半導体領域3aとして用いても良い。
【0033】
さらに、第2のN型半導体領域3bはMOSFETのソース、ドレイン領域となるN+型半導体領域4を形成する工程で同時に形成しても良い。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、空乏層を浮遊拡散層側に延ばすことができるため、P型半導体基板及び浮遊拡散層を取り囲む素子分離領域のP+型半導体領域、リセットゲート電極、出力ゲート電極との容量をさらに小さくすることができ、このため、浮遊拡散容量Cfdを更に小さくすることにより、検出感度を増大させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)のII−II′線の断面図である。
【図2】図1(A)のI−I′線の断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の構成を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)のII−II′線の断面図である。
【図4】図3(A)のI−I′線の断面図である。
【図5】浮遊拡散増幅器を検出部に用いた従来の電荷転送装置の構成を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)のII−II′線の断面図である。
【図6】図5(A)のI−I′線の断面図である。
【符号の説明】
1 P型半導体基板
2 P+型半導体領域
3 浮遊拡散層
3a 浮遊拡散層の第1のN型半導体領域
3b 浮遊拡散層の第2のN型半導体領域
3c 浮遊拡散層の第3のN型半導体領域
3d 浮遊拡散層のP型半導体領域
4 N+型半導体領域
5 検出用MOSFETのゲート電極
6 負荷用MOSFETのゲート電極
7 2相駆動電荷転送装置のN型半導体領域
8 2相駆動電荷転送装置のN−型半導体領域
9 リセットゲート電極
10 電荷転送装置の出力端のゲート電極
11 電荷転送パルス電圧φ1が印加される電荷転送電極
12 電荷転送パルス電圧φ2が印加される電荷転送電極
13 検出回路のドレイン電源
14 信号出力端子
Claims (6)
- 第1導電型半導体基板上に形成された電荷転送装置から信号電荷を受ける第2導電型浮遊拡散層と、
電荷検出後に前記信号電荷を除去するためのリセットドレイン電源に接続された第2導電型拡散層と、
リセットパルス信号が供給されるリセットゲート電極から構成されるリセット用MOSFETと、
前記浮遊拡散層に接続された浮遊拡散層の電位変動を検出する検出回路を構成する検出用MOSFETと、
を有する電荷転送装置において、
前記浮遊拡散層が、前記第1導電型半導体基板より高濃度の第1導電型の素子分離領域と接することなく前記電荷転送装置の最終電極からリセット用MOSFETのゲート電極まで延在して形成されている第1の第2導電型半導体領域と、
前記第1の第2導電型半導体領域内に、前記電荷転送装置の最終電極、前記リセット用MOSFETのゲート電極に平面からみて接することなく離れて形成され、前記検出回路を構成する検出用MOSFETと接続するための、前記第1の第2導電型半導体領域より高濃度の第2の第2導電型半導体領域と、
前記第1の第2導電型半導体領域の両側に、前記素子分離領域と接して形成され、前記第1の第2導電型半導体領域よりも低濃度とされ、前記リセットドレイン電源電圧にリセットされる以前の電圧で空乏化される、第3の第2導電型半導体領域と、から構成されていることを特徴とする電荷転送装置。 - 第1導電型半導体基板上に形成された電荷転送装置から信号電荷を受ける第2導電型浮遊拡散層と、
電荷検出後に前記信号電荷を除去するためのリセットドレイン電源に接続された第2導電型拡散層と、
リセットパルス信号が供給されるリセットゲート電極から構成されるリセット用MOSFETと、
前記浮遊拡散層に接続された浮遊拡散層の電位変動を検出する検出回路を構成する検出用MOSFETと、
を有する電荷転送装置において、
前記浮遊拡散層が、前記第1導電型半導体基板より高濃度の第1導電型の素子分離領域と接することなく前記電荷転送装置の最終電極からリセット用MOSFETのゲート電極まで延在して形成されている第1の第2導電型半導体領域と、
前記第1の第2導電型半導体領域の両側に、前記素子分離領域と接して形成され、前記第1の第2導電型半導体領域よりも低濃度とされ、前記リセットドレイン電源電圧にリセットされる以前の電圧で空乏化される、第3の第2導電型半導体領域と、
前記第1の第2導電型半導体領域内に、前記電荷転送装置の最終電極、前記リセット用MOSFETのゲート電極に平面からみて接することなく離れて、かつ前記第3の第2導電型半導体領域と一側で接して形成され、前記検出回路を構成する検出用MOSFETと接続するための、前記第1の第2導電型半導体領域より高濃度の第2の第2導電型半導体領域と、から構成されていることを特徴とする電荷転送装置。 - 第1導電型半導体基板上に形成された電荷転送装置から信号電荷を受ける第2導電型浮遊拡散層と、
電荷検出後に前記信号電荷を除去するためのリセットドレイン電源に接続された第2導電型拡散層と、
リセットパルス信号が供給されるリセットゲート電極から構成されるリセット用MOSFETと、
前記浮遊拡散層に接続された浮遊拡散層の電位変動を検出する検出回路を構成する検出用MOSFETと、
を有する電荷転送装置において、
前記浮遊拡散層が、前記第1導電型半導体基板より高濃度の第1導電型の素子分離領域と接することなく前記電荷転送装置の最終電極からリセット用MOSFETのゲート電極まで延在して形成されている第1の第2導電型半導体領域と、
前記第1の第2導電型半導体領域の両側に、前記素子分離領域と接して形成され、前記第1の第2導電型半導体領域よりも低濃度とされ、前記リセットドレイン電源電圧にリセットされる以前の電圧で空乏化される、第3の第2導電型半導体領域と、
前記第1の第2導電型半導体領域内に、前記電荷転送装置の最終電極、前記リセット用MOSFETのゲート電極に平面からみて接することなく離れて、かつ前記第3の第2導電型半導体領域と両側で接して形成され、前記検出回路を構成する検出用MOSFETと接続するための、前記第1の第2導電型半導体領域より高濃度の第2の第2導電型半導体領域と、から構成されていることを特徴とする電荷転送装置。 - 第1導電型半導体基板上に形成された電荷転送装置から信号電荷を受ける第2導電型の浮遊拡散層と、
電荷検出後に前記信号電荷を除去するためのリセットドレイン電源に接続された第2導電型拡散層と、
リセットパルス信号が供給されるリセットゲート電極から構成されるリセット用MOSFETと、
前記浮遊拡散層に接続された浮遊拡散層の電位変動を検出する検出回路を構成する検出用MOSFETと、
を有する電荷転送装置において、
前記浮遊拡散層が、前記第1導電型半導体基板より高濃度の第1導電型の素子分離領域と接することなく前記電荷転送装置の最終電極からリセット用MOSFETのゲート電極まで延在して形成されている第1の第2導電型半導体領域と、
前記第1の第2導電型半導体領域内に、前記電荷転送装置の最終電極、前記リセット用MOSFETのゲート電極に平面からみて接することなく離れて形成され、検出回路を構成する前記検出用MOSFETと接続するための、前記第1の第2導電型半導体領域よりも高濃度の第2の第2導電型半導体領域と、
前記第1の第2導電型半導体領域の両側に、前記素子分離領域と接して形成され、前記第1導電型半導体基板よりも低濃度とされ、前記リセットドレイン電源電圧にリセットされる以前の電圧で空乏化される、第1導電型半導体領域と、から構成されていることを特徴とする電荷転送装置。 - 第1導電型半導体基板上に形成された電荷転送装置から信号電荷を受ける第2導電型浮遊拡散層と、
電荷検出後に前記信号電荷を除去するためのリセットドレイン電源に接続された第2導電型拡散層と、
リセットパルス信号が供給されるリセットゲート電極から構成されるリセット用MOSFETと、
前記浮遊拡散層に接続された浮遊拡散層の電位変動を検出する検出回路を構成する検出用MOSFETと、
を有する電荷転送装置において、
前記浮遊拡散層が、前記第1導電型半導体基板より高濃度の第1導電型の素子分離領域と接することなく前記電荷転送装置の最終電極からリセット用MOSFETのゲート電極まで延在して形成されている第1の第2導電型半導体領域と、
前記第1の第2導電型半導体領域の両側に、前記素子分離領域と接して形成され、前記第1導電型半導体基板よりも低濃度とされ、前記リセットドレイン電源電圧にリセットさ れる以前の電圧で空乏化される、第1導電型半導体領域と、
前記第1の第2導電型半導体領域内に、前記電荷転送装置の最終電極、前記リセット用MOSFETのゲート電極に平面からみて接することなく離れて、かつ前記第1導電型半導体領域と一側で接して形成され、前記検出回路を構成する検出用MOSFETと接続するための、前記第1の第2導電型半導体領域より高濃度の第2の第2導電型半導体領域と、から構成されていることを特徴とする電荷転送装置。 - 第1導電型半導体基板上に形成された電荷転送装置から信号電荷を受ける第2導電型浮遊拡散層と、
電荷検出後に前記信号電荷を除去するためのリセットドレイン電源に接続された第2導電型拡散層と、
リセットパルス信号が供給されるリセットゲート電極から構成されるリセット用MOSFETと、
前記浮遊拡散層に接続された浮遊拡散層の電位変動を検出する検出回路を構成する検出用MOSFETと、
を有する電荷転送装置において、
前記浮遊拡散層が、前記第1導電型半導体基板より高濃度の第1導電型の素子分離領域と接することなく前記電荷転送装置の最終電極からリセット用MOSFETのゲート電極まで延在して形成されている第1の第2導電型半導体領域と、
前記第1の第2導電型半導体領域の両側に、前記素子分離領域と接して形成され、前記第1導電型半導体基板よりも低濃度とされ、前記リセットドレイン電源電圧にリセットされる以前の電圧で空乏化される、第1導電型半導体領域と、
前記第1の第2導電型半導体領域内に、前記電荷転送装置の最終電極、前記リセット用MOSFETのゲート電極に平面からみて接することなく離れて、かつ前記第1導電型半導体領域と両側で接して形成され、前記検出回路を構成する検出用MOSFETと接続するための、前記第1の第2導電型半導体領域より高濃度の第2の第2導電型半導体領域と、から構成されていることを特徴とする電荷転送装置。
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