JP3061076B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3061076B2
JP3061076B2 JP3244815A JP24481591A JP3061076B2 JP 3061076 B2 JP3061076 B2 JP 3061076B2 JP 3244815 A JP3244815 A JP 3244815A JP 24481591 A JP24481591 A JP 24481591A JP 3061076 B2 JP3061076 B2 JP 3061076B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Metal Insu
latorSemiconductor(MIS)型の
半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のMIS型構造の半導体装置は、ソ
ース、ドレイン、チャンネルのいずれもが半導体基板上
内に形成されるか(例えば特開昭61−63049
号)、あるいは、絶縁物上に成長させた半導体材料にト
ランジスタ構造を形成する場合は、ソース、ドレイン、
チャンネルのいずれもがこの成長させた半導体材料内に
形成するのが一般的である(例えば特開昭62−104
173号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来のMIS型
構造の半導体装置のうち、半導体基板にソース、ドレイ
ン、チャンネルの全てを形成した場合には、ソース、ド
レインとして拡散層を半導体基板内に形成する必要があ
るが、この拡散層の横方向の拡散を考慮しなければなら
ないので、チャンネル長を短くすることが困難であると
いう問題がある。このため、これが高密度集積化の妨げ
になっている。また、このように、ソース、ドレイン、
及びチャンネルの全てを半導体基板に形成した素子によ
り相補型回路を形成した場合、寄生素子が形成され素子
破壊が生じるおそれがあるという問題がある。
【0004】一方、絶縁膜上にソース、ドレイン、チャ
ンネルの全てを形成した場合には、スイッチング動作は
するものの、材質の問題があり、オフ時に漏れ電流が存
在するという問題がある。
【0005】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、高密度集積化を図ることができる半導体装置を
提供することを目的とする。
【0006】更に本発明はオフ時の漏れ電流を防止した
半導体装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、半導体基板と、上記半導体基板上に上記
半導体基板と一部を接触するように設けた第1の絶縁層
と、上記半導体基板上に上記第1の絶縁層と間隙を置い
て設けた第2の絶縁層と、上記半導体基板上で、かつ上
記第2の絶縁層とは上記第1の絶縁層を介して間隙を置
いて対向する位置に設けた第3の絶縁層と、上記第2の
絶縁層上に設け、かつ上記第1の絶縁層と上記第2の絶
縁層との間に形成された間隙部において上記半導体基板
と接合する第1の半導体層と、上記第3の絶縁層上に設
け、かつ上記第1の絶縁層と上記第3の絶縁層との間に
形成された間隙部で上記半導体基板と接合する第2の半
導体層とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】さらに、半導体基板に第1のトランジスタ
と、該第1のトランジスタと相補型である第2のトラン
ジスタとを有する半導体装置において、第1のトランジ
スタは、第1の導電性を有する半導体基板と、上記半導
体基板上に上記半導体基板と一部を接触するように設け
た第1の絶縁層と、上記半導体基板上に上記第1の絶縁
層と間隙を置いて設けた第2の絶縁層と、上記半導体基
板上で、かつ上記第2の絶縁層とは上記第1の絶縁層を
介して、間隙を置いて対向する位置に設けた第3の絶縁
層と、上記第2の絶縁層上に設け、かつ上記第1の絶縁
層と上記第2の絶縁層との間に形成された間隙部で上記
半導体基板と接合する第1の半導体層と、上記第3の絶
縁層上に設け、かつ上記第1の絶縁層と上記第3の絶縁
層との間に形成された間隙部で上記半導体基板と接合す
る第2の半導体層とを備え、第2のトランジスタは、上
記第1の導電性を持つ半導体基板に形成し、上記半導体
基板の導電性とは異なる第2の導電性を有する第3の半
導体層と、上記第3の半導体層上に上記第3の半導体層
と一部を接触するように設けた第4の絶縁層と、上記第
3の半導体層上に上記第4の絶縁層と間隙を置いて設け
た第5の絶縁層と、上記第3の半導体層上で、かつ上記
第5の絶縁層とは上記第4の絶縁層を介して、間隙を置
いて対向する位置に設けた第6の絶縁層と、上記第5の
絶縁層上に設け、かつ上記第4の絶縁層と上記第5の絶
縁層との間に形成された間隙部で上記第3の半導体層と
接合する間に形成されている間隙部で上記第3の半導体
層と接合する第5の半導体層とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0009】
【作用】本発明は上記の構成によって、反転層の周辺部
を絶縁物上に形成された半導体材料もしくはアモルファ
ス材料上に延設したことにより、半導体基板上に形成し
たチャンネルと接する、絶縁上に成長させた例えば半導
体材料は半導体基板と同じタイプ(P型もしくはN型)
となり、したがってこの半導体材料と半導体基板との接
合面における不純物の拡散が防止される。これによりチ
ャンネルの長さを短くすることができ、高密度集積化を
図ることができる。
【0010】また、本発明に係る相補型回路は上記の構
成によって、ソース及びドレインが半導体基板上に形成
されないので、寄生素子をなくすことができると共に、
ラッチアップ現象が生ずるのを防ぐことができ、しかも
高密度集積化を図ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の第1の実施例であるMIS型トランジス
タの構成を示した断面図である。この図1のMIS型ト
ランジスタは、N型シリコン結晶からなる半導体基板1
1にSiO2 からなる絶縁膜12が形成されている。そ
して、この絶縁膜12上からこの図の略中央の絶縁膜1
2が取り除かれた部分(開口部)の両端部から絶縁膜1
2上に延在するように半導体基板11と同一タイプ(N
型)のポリシリコン膜13,14が形成され、このポリ
シリコン膜13,14から延設されるように絶縁膜12
上にP+ 型のポリシリコン膜15,16が形成されてい
る。このP+ 型のポリシリコン膜15,16はそれぞれ
ソース,ドレインとして用いられる。また、N型ポリシ
リコン膜13,14の表面及び半導体基板11上の絶縁
膜12が取り除かれた部分(開口部)の表面にSiO2
からなるゲート酸化膜17a,17b,17cが形成さ
れ、さらにその表面上にN+ 型ポリシリコン膜18が形
成されている。このN+ 型ポリシリコン膜18はゲート
として用いられる。これにより、このトランジスタは、
ゲート酸化膜17a,17cの部分は絶縁膜12上に、
ゲート酸化膜17bの部分は半導体基板11によって形
成される。尚、N型ポリシリコン膜13,14はチャン
ネルの一部として用いられる。
【0012】以上のように構成したことにより半導体基
板11がN型であるのに対しこの半導体基板11と接す
るポリシリコン膜13,14もN型になる。このように
同タイプ同士が接するようになるので両者の接合面19
における不純物の拡散が生じなくなる。したがって、本
実施例によれば半導体基板11に接して形成するゲート
酸化膜17bの部分のチャンネル長Lを短くすることが
でき、一方ソース、ドレイン15,16の大きさはポリ
シリコン膜13,14の存在によって特に変化しないの
で、全体としてMIS型トランジスタの寸法を小さくで
き、高密度高集積化を可能にする。
【0013】図2は図1に示した半導体装置の主体製造
工程を示す模式断面図である。まず図2(a)に示す工
程において、N型の半導体基板11上にSiO2 からな
る絶縁膜12を形成した後、所定の場所の絶縁膜を除去
する。次に図2(b)に示す工程に移り、絶縁膜12及
び露出した半導体基板11上にN+ 型の半導体材料1
3,14を全面に形成する。この半導体材料13,14
の所定場所であって半導体基板11上に直接形成したと
ころを除去し、半導体基板11を露出させる。さらに、
+ の半導体材料13,14及び半導体基板11上表面
全面にゲート酸化膜17を形成する。図2(c)の工程
に移り、ゲート酸化膜17上全面にN+ 型の半導体材料
18を形成する。次にゲートとなるべき所定の場所のみ
を残して、他の場所の半導体材料18及びゲート酸化膜
17を除去する。その後、上面からP型の不純物を注入
し、N+ 型半導体材料13,14のゲート酸化膜17が
除去された場所にP+ 型の半導体領域15,16を形成
する。これらP+ 型の半導体領域15,16はそれぞれ
いずれか一方がソース、ドレインとして用いられる。
【0014】図3は、本発明の第2実施例であるP型半
導体基板を用いたMIS型トランジスタの一構成例を表
した概略断面図である。図1に示したものと同一の機能
を有するものには同一の符号を付することによりその詳
細な説明を省略する。本実施例が、図1に示した第1実
施例と異なるものは、まず半導体基板21にP型シリコ
ン結晶基板を用いていた点である。次に、ポリシリコン
23,24がP型、ポリシリコン膜25、26がN
+ 型、ポリシリコン膜28がP+ 型であり、これらのタ
イプ(P型もしくはN型)が第1実施例と逆になってい
る点である。更に、中央のチャンネルが半導体基板21
を掘って設けられ、しかもその幅が狭い点にでも第1実
施例と異なる。このように半導体基板を掘っているの
は、ポリシリコントランジスタ部分23,24の長さを
長くしてLの長さを小さくするためである。尚、ゲート
酸化膜27a,27b,27cは第1実施例のゲート酸
化膜17a,17b,17cと同様に構成されている。
この実施例のその他の作用・効果は第1実施例と同様で
ある。
【0015】さらに、オフ時の漏れ電流を防止できる点
に注目して構成した第3の実施例を図4に示す。図4の
基本構成は図3に示す第2の実施例と同様に半導体基板
を掘って中央のチャンネルを設けているが、この構成は
必須ではない。図4に示すトランジスタは例えばN型の
半導体基板51上にSiO2等からなる絶縁膜52が形
成され、この絶縁膜52上からこの図の中央部分の半導
体基板51を掘った部分の周縁に延びるようにP型のポ
リシリコン等からなるドレイン53及びソース54が形
成され、また上記半導体基板51を掘った下面及びドレ
イン53、ソース54の表面に延びるように酸化膜55
が形成され、さらに、この酸化膜55に接してゲート5
6が形成されている。
【0016】図1、図3及び図4に示すようにチャンネ
ルを半導体基板上に形成し、ソース、ドレインを絶縁膜
上に形成したトランジスタにおいては、ソース、ドレイ
ンが半導体基板ではなく絶縁膜上に形成されているので
接合容量がなくなり、したがってこの構造を用いて相補
型回路を構成した場合、ラッチアップ現像がなくなると
いう利点がある。しかし、図4のように半導体基板51
に直接その基板とは導電型の異なるソース53、ドレイ
ン54が一部で接合している場合には、例えば半導体基
板51がP型の場合ソース53、ドレイン54はN型と
なり、ソース53、ドレイン54と半導体基板51の接
合面59において不純物の拡散が生じるため、図1や図
3の実施例の構成に比べてチャンネル長Lを短くするこ
とができないという難点があり、これが高密度集積化の
妨げになる可能性がある。尚、上記の各実施例は材料を
特定した例であるが、本発明のMIS型トランジスタは
上記の実施例に示した材料に限定されるものでなく、既
知の結晶及びアモルファスの半導体材料を用いて種々に
構成することができるものであることはもちろんであ
る。
【0017】また、図1、図3の各実施例に示した2種
類のトランジスタを同一基板上に形成することにより、
相補型の半導体装置を構成することが可能である。図5
はその実施例の断面構成図を示している。図5の実施例
において、図1、図3の実施例と同一構成となりうる部
分には同一の番号を付して示した。本実施例ではN型の
半導体基板を使用し、その中にP型の半導体領域を形成
した後、N型半導体領域側には図1の型のトランジスタ
をP型半導体領域側には図3の型のトランジスタを形成
している。尚、図3のPチャンネルトランジスタも図5
においては構成の簡素化のためにP型チャンネル領域の
掘り下げは行わなかった。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、半
導体基板床の半導体基板に接する例えば半導体材料とを
同一タイプにしたことにより、両者の接合面における不
純物の拡散は問題とならず、したがってチャンネルの長
さを短く形成することができ、これにより高密度集積化
を図ることができるMIS型の半導体装置を提供するこ
とができる。また、本発明によれば、ソース、ドレイン
を絶縁物上に形成したことにより、ラッチアップ現象が
生ずるのを防ぐとともに、高密度集積化を図ることがで
きる相補型回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す半導体装置の模式
断面図である。
【図2】図1に示した半導体装置の主な製造工程を示す
模式断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す半導体装置の模式
断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す半導体装置の模式
断面図である。
【図5】本発明の第4の実施例を示す半導体装置の模式
断面図である。
【符号の説明】
11,21,51 半導体基板 12,52 絶縁膜 13,14 N型ポリシリコン膜 15,16 P+ 型ポリシリコン膜 17,27,55 ゲート酸化膜 18,28,56 ゲート 19,59 接合面 23,24 P型ポリシリコン膜 25,26 N+ 型ポリシリコン膜 53,54 ソース、ドレイン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/78

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)第1導電型の半導体基板と、 b)上記半導体基板上に形成され、対向する第1および
    第2の端部を有する開口部を備えた第1の絶縁膜と、 c)上記半導体基板上の上記開口部の上記第1の端部か
    ら上記第1の絶縁膜上へ延在する第1導電型の第1の半
    導体層と、 d)上記半導体基板上の上記開口部の上記第2の端部か
    ら上記第1の絶縁膜上へ延在する第1導電型の第2の半
    導体層と、 e)上記半導体基板上の上記開口部の上記第1及び第2
    の半導体層の残余の表面領域と、上記第1及び第2の半
    導体層の表面とを覆うゲート酸化膜と、 f)上記第1および第2の半導体層と、上記半導体基板
    の上記ゲート酸化膜下の領域に形成されたチャンネル領
    域と、 g)上記ゲート酸化膜上に形成されたゲート電極と、 h)上記第1の絶縁膜上に上記第1の半導体層と接して
    形成された上記第1導電型と反対導電型の第2導電型の
    ソース半導体層と、 i)上記第1の絶縁膜上に上記第2の半導体層と接して
    形成された第2導電型のドレイン半導体層と、 を備えた半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記ゲート酸化膜上記第1及び第2の
    半導体層並びに上記半導体基板と接続するための凹部
    を更に備えている請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記半導体装置において上記第1及び第
    2の半導体層が、ポリシリコンで形成されている請求項
    1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 上記半導体装置において上記第1導電型
    がN型である請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 上記半導体装置において上記第1導電型
    がP型である請求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 a)第1導電型の半導体基板と、 b)上記半導体基板上に形成され、対向する第1および
    第2の端部を有する開口部を備えた第1の絶縁膜と、 c)上記開口部の上記第1の端部側で上記半導体基板と
    接合し、上記第1の端部を有する上記第1の絶縁膜上へ
    延在する第1導電型の第1の半導体層と、 d)上記開口部の上記第2の端部側で上記半導体基板と
    接合し、上記第2の端部を有する上記第1の絶縁膜上へ
    延在する第1導電型の第2の半導体層と、 e)上記開口部で上記半導体基板が上記第1及び第2の
    半導体層との接続に使われた残りの表面領域を覆う第2
    の絶縁膜と、 f)上記第1の半導体層に接して上記第1の絶縁膜上に
    形成され、上記第1導電型と反対の導電型である第2導
    電型を備えた第3の半導体層と、 g)上記第3の半導体層と同じ導電型を有し、上記第2
    の半導体層と接して上記第1の絶縁膜上に形成された第
    4の半導体層と、 を備えた半導体装置。
  7. 【請求項7】 上記半導体装置において上記第2の絶縁
    膜上に形成された電極層を更に備えている請求項6記載
    の半導体装置。
  8. 【請求項8】 上記半導体装置の上記電極層において第
    1の導電型の半導体層を含む請求項7記載の半導体装
    置。
  9. 【請求項9】 上記半導体装置の上記第2の絶縁膜にお
    いて上記第1および第2の半導体層上を更に覆う請求項
    6記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 上記第2の絶縁膜上記第1及び第2
    の半導体層並びに上記半導体基板と接続するための凹部
    形状を更に備えている請求項6記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 半導体基板に第1のトランジスタと、
    該第1のトランジスタと相補型である第2のトランジス
    タとを有する半導体装置において、 A)第1のトランジスタは、 a)第1の導電性を有する半導体基板と、 b)上記半導体基板上に上記半導体基板と一部を接触す
    るように設けた第1の絶縁層と、 c)上記半導体基板上に上記第1の絶縁層と間隙を置い
    て設けた第2の絶縁層と、 d)上記半導体基板上で、かつ上記第2の絶縁層とは上
    記第1の絶縁層を介して、間隙を置いて対向する位置に
    設けた第3の絶縁層と、 e)上記第2の絶縁層上に設け、かつ上記第1の絶縁層
    と上記第2の絶縁層との間に形成された間隙部で上記半
    導体基板と接合する第1の半導体層と、 f)上記第3の絶縁層上に設け、かつ上記第1の絶縁層
    と上記第3の絶縁層との間に形成された間隙部で上記半
    導体基板と接合する第2の半導体層とを備え、 B)第2のトランジスタは、 a)上記第1の導電性を持つ半導体基板に形成し、上記
    半導体基板の導電性とは異なる第2の導電性を有する第
    3の半導体層と、 b)上記第3の半導体層上に上記第3の半導体層と一部
    を接触するように設けた第4の絶縁層と、 c)上記第3の半導体層上に上記第4の絶縁層と間隙を
    置いて設けた第5の絶縁層と、 d)上記第3の半導体層上で、かつ上記第5の絶縁層と
    は上記第4の絶縁層を介して、間隙を置いて対向する位
    置に設けた第6の絶縁層と、 e)上記第5の絶縁層上に設け、かつ上記第4の絶縁層
    と上記第5の絶縁層との間に形成された間隙部で上記第
    3の半導体層と接合する間に形成されている間隙部で上
    記第3の半導体層と接合する第5の半導体層と、 を備えた半導体装置。
  12. 【請求項12】 上記半導体装置において上記第1の絶
    縁層の上、及び第4の絶縁層の上に形成された電極層を
    更に備えた請求項11記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 半導体基板にNチャンネルトランジス
    タとPチャンネルトランジスタとを有する、相補型の半
    導体装置において、 A)上記Nチャンネルトランジスタは、 a)N型の導電型を有する半導体基板と、 b)上記半導体基板上に形成され、対向する第1及び第
    2の端部を有する第1の開口部を備えた第1の絶縁膜
    と、 c)上記半導体基板上の上記第1の開口部の上記第1の
    端部から上記第1の絶縁膜上へ延在する第1のN型半導
    体層と、 d)上記半導体基板上の上記第1の開口部の上記第2の
    端部から上記第1の絶縁膜上へ延在する第2のN型半導
    体層と、 e)上記半導体基板上の上記開口部内の上記第1及び第
    2のN型半導体層の残余の表面領域と、上記第1及び第
    2のN型半導体層の表面とを覆う第1のゲート酸化膜
    と、 f)上記第1及び第2のN型半導体層と、上記半導体基
    板の上記ゲート酸化膜下に形成されたチャンネル領域
    と、 g)上記第1のゲート酸化膜上のゲート電極と、 h)上記第1の絶縁膜上に上記第1のN型半導体層と接
    して形成されたP型半導体層と、 i)上記第1の絶縁膜上に上記第2のN型半導体層と接
    して形成されたP型半導体層とを備え、 B)上記Pチャンネルトランジスタは、 a)上記半導体基板に形成されたP型領域と、 b)上記P型領域上に形成され、対向する第3及び第4
    の端部を有する開口部を備えた第2の絶縁膜と、 c)上記P型領域上の上記第2の開口部の上記第3の端
    部から上記第2の絶縁膜上へ延在する第1のP型半導体
    層と、 d)上記P型領域上の上記第2の開口部の上記第4の端
    部から上記第2の絶縁膜上へ延在する第2のP型半導体
    層と、 e)上記P型領域上の上記第2の開口部の上記第1及び
    第2のP型半導体層の残余の表面領域と、上記第1及び
    第2のP型半導体層の表面とを覆う第2のゲート酸化膜
    と、 f)上記第1及び第2のP型半導体層と、上記P型領域
    の上記第2のゲート酸化膜下に形成されたチャンネル領
    域と、 g)上記第2のゲート酸化膜上の第2のゲート電極と、 h)上記第2の絶縁膜上に上記第1のP型半導体層と接
    して形成されたN型半導体層と、 i)上記第2の絶縁膜上に上記第2のP型半導体層と接
    して形成されたN型半導体層と、 を備えた半導体装置。
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