JP3577789B2 - 液体用紙容器の飲口部構造とその形成方法 - Google Patents

液体用紙容器の飲口部構造とその形成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、タブテープで密封した飲口部を有する液体用紙容器に関するもので、詳しくは基材の透孔内周端面を保護している飲口部を有する紙容器とその飲口部の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、果汁飲料、珈琲、液体スープ、乳酸飲料などの液体食品の分野では、使用時の使い易さと使用後の廃棄処理のし易さから、例えば、図3(イ)(ロ)に示すような胴部材aと、タブシールbで密封された飲口部cを有する天部材dと、底部材eとを積層材料からなる基材で設け、これらを熱融着した液体用紙容器fが広い範囲で使用されるようになってきた。
【0003】
この液体用紙容器の基材として使用される積層材料は、合成樹脂層、紙層、金属箔層、金属蒸着薄膜層などを積層してなるものであり、その基材の容器内方片面及び容器外方片面に、熱溶融性と防水性をもつ合成樹脂層が設けられていた。そして、この紙容器の飲口部ではその飲口となる透孔の内周端面に内容物が染み込まないようにする点に工夫を要し、例えば特公平6−49496号公報に開示されているような数々の提案がなされている。その一つを図4に示した。この技術において、飲口部1は、基材(積層材料)2に所定形状の孔を貫通させて透孔3を得て、さらに、基材2の容器外方片面4に熱可塑性樹脂材などをラミネートして外防水層5を積層するとともに、容器内方片面6側に、ガスバリヤー性のあるバリヤー層7と合成樹脂層8とが積層されている内防水フィルム9をラミネートして内防水層10を積層しており、外内の防水層5,10の前記透孔3における貼り合わせ部分に飲口11を空けるようにしている。そして外防水層5にタブテープ12が剥離可能にして貼り合わせられるようにしていた。タブテープ12は、アルミ箔などからなりガスバリヤー機能を有するバリヤー層13と前記外防水層5との貼り合わせを良好にするための接着樹脂層14とが積層されたものである。
【0004】
また、図5に示すように、窓貼りフィルムを利用する飲口部の構造も提案されている。この技術の飲口部1にあっては、基材2の容器外方片面4に外防水層5を積層形成し、打ち抜きにより外防水層5、基材2を貫通する透孔3を得た後に基材2の容器内方片面6に上記内防水フィルム9をラミネートして内防水層10を積層形成し、透孔3で表出する前記内防水フィルム9から外防水層5にかけて透孔3を覆うようにして窓貼りフィルム15を貼り合わせ、前記透孔3内での貼り合わせ部分に飲口11を空け、これを上記と同様にタブテープ12により覆う構成となっていた。
なお、上記内耐水層を得るための内防水フィルムは、金属箔などを選択して積層される層構成を有しており、それら素材の選択によりガスバリヤー性の他、遮光性などの内容物保護機能が付与されているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示した外防水層と内防水層とを構成する合成樹脂材と樹脂フィルムを透孔内で貼り合わせるようにしたもの、そして図5に示した窓貼りフィルムを用いたものにあっては、つぎの問題が生じていた。即ち、上記の二例の構造において、合成樹脂材をラミネートしてなる外防水層はその防水機能を充分に果たし、窓貼りフィルムはタブシート貼り合わせを向上させ、透孔内周端縁を保護するものの、これら外防水層、窓貼りフィルムは酸素の透過を防ぐことができないものであって、図示するように外部から酸素16が外防水層5、基材2を透過し、透孔内において透孔内周端縁から外防水層5(図4)、また窓貼りフィルム15(図5)を透過して容器内に入ることになり、その侵入した酸素によって内容物が酸化劣化する可能性があった。
【0006】
このため、基材の外防水層を構成する合成樹脂材を、内防水フィルムと同様にガスバリヤー性を有するものとすることが考えられるが、紙容器の部材コストを上昇させるという問題がある。加えて、基材の表面にラミネートするガスバリヤー性を有したフィルムとしては、そのガスバリヤー性、折り曲げなどに対する強度などの関係からアルミ箔、延伸ポリエステルフィルムが積層された積層フィルムが選択されるが、一般的にこれらのフィルム同士では熱シール性が低く、このため、図5に示すような外防水層と内防水層とを構成する樹脂フィルム同士を貼り合わせる構造の飲口部では前記積層フィルムが外防水層として採用できないものとなる。
【0007】
そこで、本発明は透孔内周端縁から出る酸素が容器内方に侵入するのを、容器内方片面側に設けた内防水フィルムと容器外方側から貼り付けられる窓貼りフィルムとで抑えるようにすることを課題とし、容器に収めた内容物の酸化劣化を防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、紙容器の基材と該基材の容器外方片面に積層した合成樹脂製の外防水層とを貫通してなる透孔に、基材の容器内方片面側から透孔内方に張出されたガスバリヤー性を有する内防水フィルムを前記透孔より小形に開口してなる内防水フィルム透孔と、前記外防水層の透孔周りに貼り合わせて透孔内方に張出されたガスバリヤー性を有する窓貼りフィルムを前記透孔より小形に開口して前記内防水フィルム透孔と対応する窓貼りフィルム透孔とを設けて、前記内防水フィルム透孔と前記窓貼りフィルム透孔との内縁相互を貼り合わせてなる飲口が透孔の内方に位置し、かつ前記内縁相互の貼り合わせた内防水フィルムと窓貼りフィルムとが基材の透孔内周端面を覆い、前記窓貼りフィルムにタブテープを剥離可能に貼り合わせて、該タブテープにより前記飲口が覆われていることを特徴とする液体用紙容器の飲口部構造を提供して、上記課題を解消するものである。
【0009】
もう一つの発明は、容器外方片面に合成樹脂製の外防水層を設けた紙容器の基材に、該基材と前記外防水層とを貫通する透孔を空け、前記透孔が空けられた基材の容器内方片面側に、ガスバリヤー性を有して前記透孔内方に張出する内防水フィルムを貼り合わせ、透孔に表出する前記内防水フィルムから透孔周縁の前記外防水層にかけて透孔より大形でガスバリヤー性を有する窓貼りフィルムを貼り合わせて、前記内防水フィルムと窓貼りフィルムで基材の透孔内周端面を覆い、前記窓貼りフィルムと前記内防水フィルムとの貼着部領域内に、窓貼りフィルムと内防水フィルムとを貫通する飲口を空け、前記窓貼りフィルムにタブテープを剥離可能に貼り合わせて、該タブテープにより前記飲口を覆うことを特徴とする液体用紙容器の飲口部の形成方法であり、この飲口部の形成方法を提供して上記課題を解消するものである。
【0010】
【作用】
本発明においては、基材の透孔内周端縁をガスバリヤー性を有する窓貼りフィルムと、同じくガスバリヤー性を有する内防水フィルムとが覆い、外防水層と基材とを透過してきた酸素が容器内に侵入するのを抑えるようになる。
【0011】
【実施例】
つぎに本発明を図1から図2に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
まず、液体用紙容器の基材は板紙を主材として合成樹脂材や合成樹脂フィルムが積層され、用途に応じて金属薄膜層、金属蒸着層を有する構成の積層材料であって、例えば、容器外方から容器内方にかけて、板紙層(220g/m )/ポリエチレン層(20μm厚)/ポリエチレン層(15μm厚)/二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム層(12μm厚)/酸化ケイ素蒸着薄膜層(400Å厚)とされている。
そして、図3に示した形態の容器の場合にあっては、胴部材、天部材、底部材それぞれが、前記基材の容器外方片面に合成樹脂材をラミネートして外防水層を積層し、容器内方片面にガスバリヤー性を有する内防水フィルムがラミネートされた構成を有したものとなる。
【0012】
図1の(G)は本発明を上記液体用紙容器の天部材における飲口部1に実施した例を示していて、該飲口部1の構造にあっては、基材2と該基材2の容器外方片面4にラミネート形成された外防水層5とを貫通して透孔3が開口されている。その透孔3の内方には、ラミネート形成により内防水層10とした内防水フィルム17が透孔3の内方に張出してその透孔3より小形に開口してなる内防水フィルム透孔18が配置されているとともに、前記外防水層5の透孔周りに窓貼りフィルム19を貼着して、その窓貼りフィルム19が透孔内方に張出して透孔3より小形に開口して内防水フィルム透孔18と対応する窓貼りフィルム透孔20を重なり合うように配置させている。さらに、前記内防水フィルム透孔18と前記窓貼りフィルム透孔20との内縁18a、20a相互を貼り合わせてなる飲口11が透孔3の内方に開口されており、前記内縁18a、20a相互の貼り合わせにより透孔内周端面21が覆われている。
【0013】
飲口部1において基材2の容器内方片面6にラミネートして内防水層10を形成することになる上記内防水フィルム17は、図示されているように基材2側から接着樹脂層22、ガスバリヤー性を備えるバリヤー層23、合成樹脂フィルム層24が積層した積層フィルムであり、バリヤー層23としては酸化ケイ素蒸着薄膜、アルミ薄膜などから構成されている。また、窓貼りフィルム19も積層フィルムであって、基材2側から接着樹脂層25、ガスバリヤー性を備えるバリヤー層26、合成樹脂フィルム層27の層構成とされ、バリヤー層26は前記バリヤー層23と同様に酸化ケイ素蒸着薄膜、アルミ薄膜などから構成されている。そして、前記内防水フィルム17の接着樹脂層22と前記窓貼りフィルム19の接着樹脂層25とが透孔3の内方で溶着され、これによって内防水フィルム17と窓貼りフィルム19とが透孔内周端面21を覆っている。
【0014】
このように透孔内周端面21が内防水フィルム17の張出部分と窓貼りフィルム19の張出部分に覆われ、これらの張出縁、即ち前記内縁18a、20aが貼り合わされているため、容器の内容物が基材2の端縁に染み込まないようになる。なお、前記窓貼りフィルム19に対しては上述の従来例と同様にして、バリヤー層13と接着樹脂層14とが積層してなるタブテープ12をその窓貼りフィルム19の外周部分(外防水層5に貼着されている部分)に剥離可能に貼着しており、該タブテープ12により飲口11が覆われているものである(図1(G)参照)。
上記基材内周端面21を覆う内防水フィルム17と窓貼りフィルム19の両フィルムが共にガスバリヤー性を有しているため、外防水層5と基材2を透過して前記基材内周端面21に到達した酸素は前記内防水フィルム17や窓貼りフィルム19を透過することがなく、よって、容器内方への酸素の入り込みが抑えられるようになる。勿論、タブテープ12自体もガスバリヤー性を有しているため、このタブテープ12を酸素が透過することがないように設けられている。
【0015】
上記構造の飲口部1を得るにあたっては、図1に示すように先ず、シート状となって基材2が供給され(A)、その基材2の容器外方片面4に所要の合成樹脂材、或いは合成樹脂フィルムをラミネートして外防水層5を形成する(B)。前記外防水層5が形成された後、基材2と外防水層5とを貫通する透孔3を所要の箇所に空ける(C)。
つぎに、前記透孔3が空けられた基材2の容器内方片面6に所要の上記内防水フィルム17をラミネートして内防水層10を形成して、前記内防水フィルム17を透孔3に表出するようにする(D)。そして、前記透孔3に表出する内防水フィルム17から透孔周縁における前記外防水層5にかけて、透孔3より大形にしてその透孔3を覆うことのできる窓貼りフィルム19を熱シールにて貼着する(E)。この窓貼りフィルム19と内防水フィルム17とは互いが接する面側がポリエチレン樹脂に代表される熱可塑性樹脂層であり、内防水フィルム17との熱シールが良好になるようにしている。
【0016】
上記窓貼りフィルム19と内防水フィルム17との貼り合わせにより透孔3の内方に貼着部18を得た後、この貼着部18の内側に窓貼りフィルム19と内防水フィルム17とを貫通する飲口11を空ける(F)。前記飲口11の周縁は窓貼りフィルム19の内縁20aと内防水フィルム17の内縁18aとが熱融着したものであるために隙間が生じてはおらず、よって、透孔内周端面21に内容物が染み込むことがない。
以上のようにして飲口11を得た天部材と他の胴部材、底部材から紙容器を作製する。そしてこれらに充填機によって内容物を充填し、その充填が終了した後に(G)に示すようにタブテープ12を、上記窓貼りフィルム19における外防水層5上に位置している部分(窓貼りフィルム11の外周部分)に熱シールして飲口11を覆い、これによって開封可能な構成とした飲口部1が得られて紙容器が完成する。
【0017】
図1に示された実施例にあっては、内防水フィルムが基材の容器内方片面側にラミネートされて内防水層を構成し、かつ透孔に表出するようになっているものである。しかし、内防水フィルムを、上述の容器外方側から透孔に対して貼り付けられる窓貼りフィルムと同様の形式で容器内方片面側に設けるようにしてもよい。その例を図2に示した。
この図2に示された実施例にあっては、飲口部1を形成するための基材2には容器外方片面4に外防水層5がラミネート形成されているとともに、容器内方片面6にガスバリヤー性を備える内貼りフィルム29がラミネートされて内防水層10が形成されている。そして、透孔3は外防水層5、基材2、内防水層10を貫通して開口され、容器内方片面側から内防水フィルム30が透孔3を覆うようにして設けられている。
【0018】
この内防水フィルム30は基材2側から接着樹脂層31、ガスバリヤー性を備えるバリヤー層32、合成樹脂フィルム層33が積層されたものであり、ガスバリヤー性を有する積層フィルムである。そして、内防水フィルム30は窓貼り用のフィルムとし、開口済みの透孔側に供給されて透孔周りの上記内貼りフィルム29に貼り付けられ、透孔3に張出するように設けられる。透孔3の内方において、前記内防水フィルム30は上記の実施例と同じに容器外方側から貼り付けられた窓貼りフィルム19と貼り合わされ、その貼着部内に飲口11を設けている。
上記実施例と同様に、ガスバリヤー性を有する窓貼りフィルム19と上記内防水フィルム30とで透孔内周端面が覆われていることから、内容物の基材への染み込みを防ぐことができるともに、外防水層5と基材2とを透過して透孔内周端面21に達する酸素が容器内方に侵入するのを抑えるようになる。なお、タブテープ12については上記実施例と同様に窓貼りフィルム19に対して貼り付けられる。
【0019】
【発明の効果】
本発明は以上説明した構成のものである。このように、共にガスバリヤー性を有する窓貼りフィルムと内防水フィルムとが透孔内方で貼り合わされて透孔内周端面を覆っているので、内容物が飲口部の透孔内周端面を侵すことがなく、また、外防水層と基材とを透過して前記透孔内周端面に達した酸素が容器内方に侵入するのを抑えるようになり、内容物の酸化劣化を防止することができる。そして、基材の外防水層をガスバリヤー性を有するフィルムから形成する必要がないため、紙容器の素材コストを引き上げることがないなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体用紙容器の飲口部構造の製造順序を示すもので、(A)は基材を示す説明図、(B)は外耐水層を形成した状態を示す説明図、(C)は透孔を形成した状態を示す説明図、(D)は内耐水層を形成した状態を示す説明図、(E)は窓貼りフィルムを貼り合わせた状態を示す説明図、(F)は飲口を形成した状態を示す説明図、(G)はタブテープを貼り合わせた状態を示す説明図である。
【図2】他の実施例を断面で示す説明図である。
【図3】紙容器を示すもので、(イ)は容器外観を示す説明図、(ロ)は断面を示す説明図である。
【図4】従来例を断面で示す説明図である。
【図5】他の従来例を断面で示す説明図である。
【符号の説明】
1…飲口部
2…基材
3…透孔
5…外防水層
10…内防水層
11…飲口
12…タブテープ
19…窓貼りフィルム
17,30…内防水フィルム
19…窓貼りフィルム
21…透孔内周端面

Claims (6)

  1. 紙容器の基材と該基材の容器外方片面に積層した合成樹脂製の外防水層とを貫通してなる透孔に、
    基材の容器内方片面側から透孔内方に張出されたガスバリヤー性を有する内防水フィルムを前記透孔より小形に開口してなる内防水フィルム透孔と、
    前記外防水層の透孔周りに貼り合わせて透孔内方に張出されたガスバリヤー性を有する窓貼りフィルムを前記透孔より小形に開口して前記内防水フィルム透孔と対応する窓貼りフィルム透孔とを設けて、
    前記内防水フィルム透孔と前記窓貼りフィルム透孔との内縁相互を貼り合わせてなる飲口が透孔の内方に位置し、かつ前記内縁相互の貼り合わせた内防水フィルムと窓貼りフィルムとが基材の透孔内周端面を覆い、
    前記窓貼りフィルムにタブテープを剥離可能に貼り合わせて、該タブテープにより前記飲口が覆われていることを特徴とする液体用紙容器の飲口部構造。
  2. 上記内防水フィルムは、基材の容器内方片面にラミネートされた内貼りフィルムである請求項1に記載の液体用紙容器の飲口部構造。
  3. 上記内防水フィルムは、容器内方片面に予め内貼りフィルムがラミネートされた基材の透孔に貼り合わされた窓貼り用のフィルムである請求項1に記載の液体用紙容器の飲口部構造。
  4. 容器外方片面に合成樹脂製の外防水層を設けた紙容器の基材に、該基材と前記外防水層とを貫通する透孔を空け、
    前記透孔が空けられた基材の容器内方片面側に、ガスバリヤー性を有して前記透孔内方に張出する内防水フィルムを貼り合わせ、
    透孔に表出する前記内防水フィルムから透孔周縁の前記外防水層にかけて透孔より大形でガスバリヤー性を有する窓貼りフィルムを貼り合わせて、前記内防水フィルムと窓貼りフィルムで基材の透孔内周端面を覆い、
    前記窓貼りフィルムと前記内防水フィルムとの貼着部領域内に、窓貼りフィルムと内防水フィルムとを貫通する飲口を空け、
    前記窓貼りフィルムにタブテープを剥離可能に貼り合わせて、該タブテープにより前記飲口を覆うことを特徴とする液体用紙容器の飲口部の形成方法。
  5. 上記内防水フィルムは、基材の容器内方片面にラミネートされた内貼りフィルムである請求項4に記載の液体用紙容器の飲口部の形成方法。
  6. 上記内防水フィルムは、容器内方片面に予め内貼りフィルムがラミネートされた基材の透孔に貼り合わされた窓貼り用のフィルムである請求項4に記載の液体用紙容器の飲口部の形成方法。
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