JPH057145Y2 - - Google Patents

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JPH057145Y2
JPH057145Y2 JP1987009358U JP935887U JPH057145Y2 JP H057145 Y2 JPH057145 Y2 JP H057145Y2 JP 1987009358 U JP1987009358 U JP 1987009358U JP 935887 U JP935887 U JP 935887U JP H057145 Y2 JPH057145 Y2 JP H057145Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は液体用の紙容器、一層詳しくは、耐
水処理を施された厚紙から形成され、容器本体部
分が縦方向に長く直立した形状の長方体をなして
いる液体充填用の紙容器(以下これを長方体紙容
器と呼ぶことがある)の改良に係わるものであ
る。
(従来の技術及びその問題点) 長方体紙容器を形成する厚紙として、厚紙の表
裏両面それぞれをポリエチレン薄層で耐水加工し
たものが知られている。
長方体紙容器の形状としては、容器本体部分を
なす長方体の上部に斜面部分のあるもの[この型
に当るものとしては上部の斜面が屋根型になつて
いる牛乳とかジユースとかの容器に多く用いられ
ているもの(第1図参照)又は長方体の上部の一
辺部分を斜面が形成されるよう削りとつた形をな
し、清酒用などに多く用いられているものがあ
る]、又は長方体の上部が平坦な面をなしている
もの(第2図参照)が知られている。
上記の上部屋根型の長方体紙容器において、内
容物を注ぎ出すには、上部の屋根型部分を押し広
げ、挟みこまれた部分を、指先の押圧力で押し出
して注ぎ口を形成させる手段が採られている。し
かしながら、この型の容器では、次のような問題
点がある。
(イ) 開封して注ぎ口を形成する手段が複雑であ
り、特に最後の注ぎ口を形成する工程におけ
る、指で挟んで押圧力を加える操作は、或る程
度の熟練を要し、幼児などにはむつかしい。
(ロ) 注ぎ口を形成するとき、その注ぎ口の内面
は、開封前までは接着剤で接着されていた箇所
であるため、毛羽立ちし、また内容物の液に接
して膨潤し、衛生上、好ましくない。
また上記の長方体の上部の一辺の部分を、斜面
が形成されるように削りとつた形のものとした上
部斜面型の長方体紙容器においては、斜面に孔を
あけ、この孔に蓋付きの円筒形注ぎ口を装着、固
定し、この注ぎ口から内容物を注ぎ出すようにし
ている。しかしながら、この容器では、容器の生
産工程中に、注ぎ口の装着工程を組みこむ必要が
あつて、その分、生産性が低下し、また別に注ぎ
口を製造しなければならず、生産費が大きくなる
問題がある。
上部が平坦面をなす、第2図に示されるような
長方体紙容器においては、上部を平坦にするため
に折り曲げている部分を開封に当つて引き戻し、
引き戻しによつて生じた突出部の隅部分に当る箇
所を鋏で切り取り、内容物の注ぎ口を作つてい
る。
この容器においても注ぎ口を作るのに手数がか
かり、幼児などでは操作が困難である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、容易に内容物を注ぎ出すことのでき
る液体導出口を簡単に形成し得る長方体紙容器を
提供し、上記従来の問題点を解消することに成功
したものである。
以下、本考案紙容器を添付図面によつて説明す
るが、本考案はその要旨を逸脱しない限り、以下
に説明する例に制限されるものではない。
第1図は本考案容器の一例の要部の斜視略図、
第2図は本考案容器の別の例の要部の斜視略図、
第3図は第1図中、−線に沿う断面を示す説
明図、第4図は、第3図に示す箇所に相当する別
の例の断面を示す説明図、第5図は第1図中、
−線に沿う断面略図、第6図は本考案容器にお
ける液体導出口の各種形状例を示す説明図であ
る。
なお、第1図、第2図では容器の上方部分のみ
を示しているが、それらの下部は従来普通の長方
体紙容器と同様の形状、構造をなしているもので
よい。
図中、1は本考案容器の長方体をなす容器本体
部分、2は容器本体部分の上面、3は本考案容器
を構成する耐水加工された厚紙であつて、4はそ
の厚紙芯体、5及び6は厚紙芯体4の両面のポリ
エチレン薄層である。7は液体導出口、8は液体
導出口7を含め、その周辺まで被覆する被覆シー
トであつて、ポリエチレンフイルム9、アルミニ
ウム箔10、ポリエチレンフイルム11並びにア
ルミニウム箔及び/又は紙12がその順序で積層
されてなる。13は、つまみ片、14は被覆シー
ト8を、容器の上面2において、容易に剥離でき
ないように強固に接着した強接着部分、15は容
器本体部分1と上面2との境界の折曲部、16は
被覆シート8において、これを構成するポリエチ
レンフイルム9及びアルミニウム箔10が欠如し
ている部分、17は液体導出口7を容器の内面側
から封鎖し、被覆シート8を構成するポリエチレ
ンフイルム11と熱融着するためのポリエチレン
薄層、18はポリエチレン薄層17となるための
ポリエチレンフイルム片、19は被覆シート8を
剥離するとき、被覆シート8の内側面に付着して
くるポリエチレン薄層17の破片である。
本考案の容器は、厚紙芯体4の表裏がポリエチ
レン薄層5及び6で耐水加工された厚紙3から構
成されており、容器の上面2には内容物を注ぎ出
すための液体導出口7が形成される。この液体導
出口7は次のような構造からなる。即ち第3図に
示される例についていえば、容器になるとき外側
からみてポリエチレン薄層6、厚紙芯体4及びポ
リエチレン薄層5の順序からなる耐水加工された
厚紙3の層の内、ポリエチレン薄層6及び厚紙芯
体4の2層の液体導出口7となる開口部が形成さ
れ、最下層のポリエチレン薄層5には、液体導出
口7の開口部が形成されていない。また第4図に
示される例でいえば、厚紙3を構成するポリエチ
レン薄層6、厚紙芯体4及びポリエチレン薄層5
の三層にわたつて液体導出口7を開口させてお
り、その開口部を覆つて、ポリエチレンフイルム
片18を接着(熱融着が好ましい)し、開口部を
封鎖してある。このように本考案の容器において
は、液体導出口7の容器内面側はポリエチレンフ
イルムでその開口部を被覆、封鎖して容器内の充
填液が浸出するのを防いでおり、この液体導出口
を内面側から封鎖しているポリエチレン薄層(第
3図に示すものではポリエチレン薄層5、第4図
に示すものではポリエチレンフイルム片18)
を、総称して本考案容器ではポリエチレン薄層1
7と表示する。
本考案の容器では、上記液体導出口7を容器外
側から封鎖するため、液体導出口7を含め、その
周辺を覆う大きさの被覆シート8が接着される。
この被覆シート8は、ポリエチレンフイルム9、
アルミニウム箔10、ポリエチレンフイルム11
並びにアルミニウム箔及び/又は紙12がその順
序で積層されてなり、そのポリエチレンフイルム
9の側を耐水加工された厚紙3の外面、即ちポリ
エチレン薄層6の面に当てて接着する。この接着
面は共にポリエチレンからなるので、強固な接着
が達成される。この接着は熱融着によるのがよ
い。
液体導出口7は、第1図、第2図に示されるよ
うにその一端が、折曲部15に近接する位置に形
成させるのが、内容物を注ぎ出すときに好都合で
あり、この液体導出口7を覆う被覆シート8は第
1図、第2図に示すように折曲部15の線を越え
て、長方体の部分まで延びているのが好ましい。
被覆シート8の下端には被覆シート8を剥離する
際に指先でつまむつまみ片13を、そしてつまみ
13とは反対側の被覆シート8の端部には強接着
部分14を形成させる。
被覆シート8の剥離は、第5図に示されるよう
に、正確には被覆シート8の上側の2層、即ちポ
リエチレンフイルム11並びにアルミニウム箔及
び/又は紙12の2層のみに対して行なうのであ
り、従つて上記つまみ片13も、被覆シート8の
内、この2層のみをつまみ片となる長さだけ突出
させて形成させるのがよい。
強接着部分14は、上記のように被覆シート8
の積層体の内、上層のポリエチレンフイルム11
並びにアルミニウム箔及び/又は紙12の2層の
みを剥離するとき、これが容器の上面2から分離
しないようポリエチレンフイルム11並びにアル
ミニウム箔及び/又は紙12を上面2に接着して
おく箇所であり、この箇所では容易に剥離されな
いよう強接着する。そして、この強接着部分14
では、被覆シート8の積層体の内、ポリエチレン
フイルム9及びアルミニウム箔10の層は欠如し
ているが、これは、ポリエチレンフイルム11の
層と容器の耐水加工された厚紙3のポリエチレン
薄層6とを接触させて強接着をはかるためであ
る。即ち、同質のポリエチレン同士の接着である
ので強固な接着が容易に達成できる。この接着は
熱融着によるのがよい。
被覆シート8中、ポリエチレンフイルム9及び
アルミニウム箔10の2層において、液体導出口
7に当る箇所では、この液体導出口7と実質的に
同じ形、同じ大きさで、欠如部分(第3図、第4
図中、符号16で示す部分)を形成させておく。
このようにするときは液体導出口7の箇所を塞い
でいる層は、ポリエチレン薄層17(第3図に示
すものではポリエチレン薄層5、第4図に示すも
のではポリエチレンフイルム片18)と、被覆シ
ート8中のポリエチレンフイルム11並びにアル
ミニウム箔及び/又は紙12との3層であり、こ
の3層において、第3図又は第4図に示されるよ
うに、ポリエチレン薄層17とポリエチレンフイ
ルム11とが接着される。そしてこの接着される
ポリエチレン薄層17とポリエチレンフイルム1
1とは同質のプラスチツクであるので強固な接着
が容易に達成される。この接着は熱融着によるの
が好ましい。
更に本考案容器における被覆シート8におい
て、積層体の各層相互の接着強度は次のようにす
ることが必要である。即ち、アルミニウム箔及
び/又は紙12とポリエチレンフイルム11との
間(第3図、第4図中Aで示す箇所)の接着強度
をAとし、ポリエチレンフイルム11とアルミニ
ウム箔10との間(第3図、第4図中Bで示す箇
所)の接着強度をBとし、アルミニウム箔10と
ポリエチレンフイルム9との間(第3図、第4図
中Cで示す箇所)の接着強度をCとするとき、相
互の接着強度の強弱を次のような関係にする。
A≧C>B このような接着強度の関係を有する積層体を得
る方法を例示すると次の通りである。通常ポリエ
チレンフイルム同士の接着は、両者同質のため、
容易に強固な接着が達成されるが、ポリエチレン
フイルムとアルミニウム箔との間では、ポリエチ
レンフイルム同士のような強い接着はむつかし
い。そしてアルミニウム箔に対して特殊な熱処理
を施したり又はアルミニウム箔の面をコロナ放電
処理したりすることにより、ポリエチレンフイル
ムとの接着強度を或る程度、向上させることがで
きる。
本考案容器における被覆シート8の構成層中、
アルミニウム箔及び/又は紙12の層としてアル
ミニウム箔を用いる場合、そのアルミニウム箔と
してはO材(即ちアルミニウム箔を熱処理して、
最も柔軟な状態にしたものであり、接着強度は優
れたものとなる)の箔で、かつこれの表面をコロ
ナ放電処理した箔を用いる。このような処理によ
り、この箔は、アルミニウム箔としてポリエチレ
ンフイルムに対し、比較的強い接着強度をもつよ
うになる。また、アルミニウム箔10としては、
H材(アルミニウム箔を加工硬化したもので、上
記O材の箔よりも、ポリエチレンフイルムに対す
る接着強度は低い)を用い、かつポリエチレンフ
イルム9に接する側に対してのみコロナ放電処理
を施す。このようにするとき、被覆シート8を構
成する各層間の接着強度を上記A≧C>Bの関係
にすることができる。
液体導出口7の形状は、例えば第6図に示され
るようにU字形(第6図a)、V字形(第6図
b)、途中に段階を有するU字形(第6図c)の
ように下位に向うに従つて狭くなつている形が、
剥離が容易になり、好ましい。
次に本考案の容器を開口し、内容物を飲用する
場合について説明する。つまみ片13を指先で挟
み、被覆シート8で剥離する方向に引張ると、つ
まみ片13は被覆シート8の構成層中、アルミニ
ウム箔及び/又は紙12とポリエチレンフイルム
11の2層からなるので、この2層が剥離するよ
う力を加えられ、かつ被覆シート8の各構成層間
の接着強度が上記のように、A≧C>Bの関係に
あり、Bの箇所は容易に剥離される。かくしてア
ルミニウム箔及び/又は紙12とポリエチレンフ
イルム11との積層体が逐次剥離され、液体導出
口7のある箇所に差しかかる。液体導出口7のあ
る箇所ではポリエチレンフイルム11とポリエチ
レン薄層17とが接着しており、この接着強度は
両者同質であるため著しく大きいので、この両者
間では剥離が起らず、ポリエチレン薄層17は破
れ、その破れた破片はポリエチレンフイルム11
に付着したまゝ取去られ、ここで第5図に示され
るように液体導出口7が完全に開口する。第5図
中、19がこのとき取去られたポリエチレン薄層
17の破片である。このようにして、アルミニウ
ム箔及び/又は紙12とポリエチレンフイルム1
1との層が剥離されるが、強接着部分14の箇所
までくると、ここはポリエチレン同士が接着して
いるので接着強度が大きく、剥離は進まなくな
る。そしてこの強接着部分14は、その後におけ
る被覆シート8の開閉時の蝶番の役目を果たすも
のとなる。
(作用) 本考案の容器は、ポリエチレン同士間の接着強
度にくらべポリエチレンとアルミニウム箔との間
の接着強度が小さいことを巧みに利用したもので
ある。即ち、厚紙からなる液体容器において、厚
紙の表裏がポリエチレンで耐水加工されたものは
広く利用されているが、本考案はかゝる容器を適
用対象としている。そして、かゝる容器に設けた
液体導出口7を、被覆シート8でもつて外面側か
ら封鎖するが、この被覆シート8の最下層はポリ
エチレンフイルム9とし、その上にアルミニウム
箔10を積層し、このアルミニウム箔10より上
にくるポリエチレンフイルム11以上の層を容易
に剥離し易いようにしてある。一方、容器本体部
分1の上面2に設けられた液体導出口7において
は、その内面側からポリエチレン薄層17で封鎖
し、内容物が浸出するのを防止すると共に容器内
容物と外気とを完全に遮断した状態を保持させる
が、この液体導出口7の箇所におけるポリエチレ
ン薄層17には、被覆シート8中、剥離される層
のポリエチレンフイルム11を接着させて強固な
接着をはかり、上記剥離に当り、ポリエチレン薄
層17の引き裂きを行なわせて液体導出口7の開
口をはかるものである。更に被覆シート8の剥離
末端における強接着部分14においてもポリエチ
レン薄層6とポリエチレンフイルム11との接着
により、容易に剥離できないようにして、被覆シ
ートが容器から離脱しないようにし、容器内容物
を一部注ぎ出し、残りを保存するとき再び液体導
出口7を被覆できるようにしてある。
以上、添付図面第1図に示すような屋根型長方
体紙容器に関して本考案を説明したが、本考案
は、上記従来技術において記載した、長方体の上
部の一辺部分を、斜面が形成されるように削りと
つた形をなす、上部斜面型長方体紙容器、又は第
2図に示すような上面が平坦な面をなす紙容器に
対しても同様に適用できるものである。
(考案の効果) (イ) 本考案の容器は液体導出口を封鎖している被
覆シートのつまみ片を指先ではさんで引張るだ
けで内容物の注ぎ口ができ、従来の屋根型長方
体紙容器又は上面が平坦な面をなす紙容器にお
けるような注ぎ口形成手段に比べ簡単で熟練を
必要とせず、幼児や、老人でも容易に開口でき
る。
(ロ) 従来の屋根型長方体紙容器よりも衛生面で優
れている。
(ハ) 斜面に特別の蓋付き導出具を付設する従来の
上部斜面型長方体紙容器よりも、製作費が低廉
ですむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案容器の一例の要部の斜視略図、
第2図は本考案容器の別の例の要部の斜視略図、
第3図は第1図中、−線に沿う断面を示す説
明図、第4図は第3図に示す箇所に相当する別の
例の断面を示す説明図、第5図は第1図中、−
線に沿う断面略図、第6図は本考案容器におけ
る液体導出口の各種形状例を示す説明図である。 図中、1は容器本体部分、2は容器の上面、3
は耐水加工された厚紙、4は厚紙3を構成する厚
紙芯体、5及び6はポリエチレン薄層、7は液体
導出口、8は被覆シート、9及び11はポリエチ
レンフイルム、10はアルミニウム箔、12はア
ルミニウム箔及び/又は紙、13はつまみ片、1
4は強接着部分、17は液体導出口7を容器の内
面側から封鎖するポリエチレン薄層である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) (イ) 容器になるとき内側になる厚紙芯体4の
    面をポリエチレン薄層5で、また、容器にな
    るとき外側になる厚紙芯体4の面をポリエチ
    レン薄層6で耐水加工してなる厚紙3から形
    成され、容器本体部分が縦長の長方体をなす
    容器において、 (ロ) 上記容器本体部分の上面2に液体導出口7
    を設け、かつこの液体導出口7の内面側にお
    いては、液体導出口7をポリエチレン薄層1
    7で封鎖しており、 (ハ) 上記液体導出口7はその容器外面側を被覆
    シート8で被覆、封鎖しており、 (ニ) 上記被覆シート8はポリエチレンフイルム
    9、アルミニウム箔10、ポリエチレンフイ
    ルム11並びにアルミニウム箔及び/又は紙
    12の順序で積層された積層体からなり、 (ホ) 上記の被覆シート8においてアルミニウム
    箔及び/又は紙12とポリエチレンフイルム
    11との間の接着強度をA、ポリエチレンフ
    イルム11とアルミニウム箔10との間の接
    着強度をB、アルミニウム箔10とポリエチ
    レンフイルム9との間の接着強度をCとする
    とき、相互の接着強度の強弱関係は A≧C>B にあるものとし、 (ヘ) かゝる被覆シート8が、それのポリエチレ
    ンフイルム9の側を容器の上面2に接して接
    着されており、 (ト) 上記被覆シート8におけるポリエチレンフ
    イルム9及びアルミニウム箔10の両層で
    は、上記液体導出口7の設置箇所に相当する
    箇所において、液体導出口7と実質的に同じ
    形状及び大きさの欠如部分16を設けてお
    き、 (チ) 上記欠如部分16を通して、被覆シート8
    のポリエチレンフイルム11を、ポリエチレ
    ン薄層17と熱融着させ、 (リ) 上記被覆シート8において、その端部にポ
    リエチレンフイルム11とアルミニウム箔及
    び/又は紙12との積層部を剥離するための
    つまみ片13を設け、 (ヌ) 上記被覆シート8において、上記つまみ片
    13の設置端部とは反対側の端部に、ポリエ
    チレンフイルム9、及びアルミニウム箔10
    を欠如し、ポリエチレンフイルム11及びア
    ルミニウム箔及び/又は紙12よりなる積層
    部を残し、この積層部を容器の上面2に強固
    に接着してなる液体用の紙容器。 (2) 液体導出口7を容器内面側から封鎖するポリ
    エチレン薄層17は、耐水加工された厚紙3を
    構成するポリエチレン薄層5である実用新案登
    録請求の範囲第(1)項記載の液体用の紙容器。 (3) 液体導出口7を容器内面側から封鎖するポリ
    エチレン薄層17は、液体導出口7の開口部を
    被覆して熱融着されたポリエチレンフイルム片
    18である実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
    の液体用の紙容器。
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JPS60115823U (ja) * 1984-01-13 1985-08-05 凸版印刷株式会社 開封片付液体容器

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