JP3574180B2 - デファレンシャル装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、車両のデファレンシャル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平4−25659号公報に図4のようなデファレンシャル装置201が記載されている。このデファレンシャル装置201は、デフケース203に入力するエンジンの回転駆動力をピニオンシャフト205からピニオンギヤ207,207を介して車輪側のサイドギヤ209,211に分配する。
【0003】
デフケース203と各ピニオンギヤ207との間にはスラストワッシャ213が配置され、ピニオンギヤ207の噛み合い反力と遠心力とを受けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、スラストワッシャ213を用いる構成では、それだけ部品点数が増え、コストが上昇する。また、スラストワッシャ213と摺動するデフケース203及び各ピニオンギヤ207の摺動面を滑らかに加工する必要があり、更にコストを上昇させる。これに加えて、スラストワッシャ213の厚さだけピニオンシャフト205に対するデフケース203及び各ピニオンギヤ207の接触面積が狭くなり、強度と耐久性の点で不利である。
【0005】
そこで、この発明は、耐久性に優れ、低コストで、部品点数の少ないデファレンシャル装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1発明のデファレンシャル装置は、エンジンの駆動力により回転駆動されるデフケースと、デフケースの内部に支持されたピニオンシャフトと、ピニオンシャフト上に回転自在に支承されたピニオンギヤと、ピニオンギヤと噛み合った一対の車輪側サイドギヤと、サイドギヤに形成されピニオンギヤの噛み合い反力と遠心力とを受ける支承部とを備えたことを特徴とする。
【0007】
第2発明のデファレンシャル装置は、サイドギヤからのスラスト力を受けて締結される差動制限用の摩擦クラッチを備えた請求項1のデファレンシャル装置である。
【0008】
【作用】
各発明のデファレンシャル装置では、サイドギヤに形成された支承部がピニオンギヤの噛み合い反力と遠心力とを受けるから、従来例と異なって、スラストワッシャが不要である。従って、それだけ部品点数が減りコストが下がると共に、スラストワッシャの厚さだけピニオンシャフトに対するデフケース及びピニオンギヤの接触面積が広くなり、強度と耐久性とが向上する。
【0009】
また、第2発明のデファレンシャル装置では、サイドギヤからのスラスト力により締結される摩擦クラッチを設けて差動制限を行うように構成した。サイドギヤのスラスト力には自らの噛み合い反力だけでなく、支承部が受けるピニオンギヤの噛み合い反力と遠心力とが加算されるから、大きな差動制限力が得られる。
【0010】
【実施例】
図1、2により第2発明の一実施例を説明する。図1はこの実施例を示し、図2はこの実施例を用いた車両の動力系を示す。左右の方向はこの車両及び図1での左右の方向である。なお、符号を与えていない部材は図示されていない。
【0011】
図2のように、この動力系はエンジン1、トランスミッション3、プロペラシャフト5、リヤデフ7(後輪側に配置された図1のデファレンシャル装置)、後車軸9,11、左右の後輪13,15、左右の前輪17,19などから構成されている。
【0012】
リヤデフ7のデフケース21はデフキャリヤ23内に回転自在に配置されており、デフケース21にはリングギヤ25が固定されている。このリングギヤ25はドライブピニオンギヤ27と噛み合っており、ドライブピニオンギヤ27はプロペラシャフト5側に連結されたドライブピニオンシャフト29と一体に形成されている。
【0013】
こうして、エンジン1の駆動力はトランスミッション3とプロペラシャフト5とを介してデフケース21を回転駆動する。デフキャリヤ23内にはオイル溜りが形成されている。
【0014】
図1のように、デフケース21の内部には左右のサイドギヤ31,33が配置されている。これらのサイドギヤ31,33はデフケース21に形成された支承部35,35に回転自在に支承されていると共に、それぞれ左右の後車軸9,11にスプライン連結されている。サイドギヤ31,33と後車軸9,11との間には止め輪が配置されているが、サイドギヤ31,33は軸方向に適度に移動可能である。
【0015】
また、デフケース21の内部にはピニオンシャフト37が端部を支持され固定されており、ピニオンシャフト37上にはサイドギヤ31,33と噛み合ったピニオンギヤ39が回転自在に支承されている。
【0016】
各サイドギヤは鍛造又は焼結によって形成され各サイドギヤ31,33には、ピニオンギヤ39の背面(デフケース21の径方向外側の面)まで延長され背面と摺動する支承部41が形成されている。支承部41の摺動面は各サイドギヤを鍛造又は焼結形成後球面形状に研摩され、ピニオンギヤ39の噛み合い反力とピニオンギヤ39の遠心力とを負担する。支承部41が受けるこれらの力の軸方向成分力に、サイドギヤ31,33自身の噛み合い反力が加算されて、各サイドギヤ31,33にはそれぞれ図1の矢印のように軸方向外側向きのスラスト力43,43が生じる。
【0017】
デフケース21と各サイドギヤ31,33との間には、これらのスラスト力43,43を受けて締結されるコーンクラッチ45,45(摩擦クラッチ)が形成されている。
【0018】
デフケース21を回転させるエンジン1の駆動力は、ピニオンシャフト37からピニオンギヤ39を介してサイドギヤ31,33に分配され、後車軸9,11を介して後輪13,15に伝達される。また、後輪13,15間に駆動抵抗差が生じると、ピニオンギヤ39の自転によりエンジン1の駆動力は左右各側に差動分配される。
【0019】
また、駆動抵抗差によってこのようにピニオンギヤ39が自転し、サイドギヤ31,33間に差動回転が生じると、サイドギヤ31,33自身の噛み合い反力とピニオンギヤ39の噛み合い反力と遠心力との和である上記のスラスト力43,43がコーンクラッチ45,45を締結させて、差動を制限する。
【0020】
こうして、リヤデフ7が構成されている。
【0021】
図2の車両は、後輪13,15の一方が悪路などで空転すると、コーンクラッチ45,45によって大きな差動制限力が生じ、リヤデフ7を介して他方の後輪にエンジン1の駆動力が送られ、悪路走破性が向上する。また、差動回転数が比較的小さい通常の旋回時には差動制限力が適度に緩和され、円滑で安定した旋回走行ができる。又、高速走行時にはピニオンギヤ39の遠心力が支承部41の摺動部に伝達され、この摺動部にカム作用が発生しコーンクラッチ45,45を締結するので車両の直進安定性が向上する。
【0022】
上記のように、サイドギヤ31,33に支承部41を形成しピニオンギヤ39の噛み合い反力と遠心力とを受けるように構成したから、従来例と異なって、スラストワッシャが不要である。従って、それだけ部品点数が減りコストが下がると共に、スラストワッシャの厚さだけピニオンシャフト37に対するデフケース21及びピニオンギヤ39の接触面積を広くすることが可能になり、強度と耐久性とを改善できる。
【0023】
コーンクラッチ45は、サイドギヤ31,33自身の噛み合い反力だけでなく、支承部41を設けることによって支承部41に入力するピニオンギヤ39の噛み合い反力と遠心力とを締結力に利用できるようになり、それだけ差動制限力が強化されている。
【0024】
また、上記実施例において、支承部41はピニオンギヤ39のギヤ部47を含めた背面全体と摺動しているが、図3に示したように、ピニオンギヤ49のギヤ部51に逃げ53を設けてギヤ部51と支承部41との接触を避けてもよい。こうすることにより、騒音が低減する。
【0025】
なお、摩擦クラッチは、コーンクラッチに限らず、例えば多板クラッチでもよい。
【0026】
【発明の効果】
各発明のデファレンシャル装置は、サイドギヤに形成した支承部でピニオンギヤの噛み合い反力と遠心力とを受けるように構成したから、従来例と異なって、スラストワッシャが不要であり、それだけ部品点数が減少し、コストが低減されると共に、スラストワッシャの厚さだけピニオンシャフトに対するデフケース及びピニオンギヤの接触面積を広くすることが可能になり、強度と耐久性とを改善できる。
【0027】
また、摩擦クラッチは、サイドギヤ自身の噛み合い反力だけでなく、支承部を設けることによって支承部に入力するピニオンギヤの噛み合い反力と遠心力とを利用できるようになり、それだけ差動制限力が強化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2発明の一実施例の断面図である。
【図2】実施例を用いた車両の動力系を示すスケルトン機構図である。
【図3】図1の実施例での支承部と異なった支承部の例を示す断面図である。
【図4】従来例の断面図である。
【符号の説明】
7 リヤデフ(デファレンシャル装置)
21 デフケース
31,33 サイドギヤ
37 ピニオンシャフト
39,49 ピニオンギヤ
41 支承部
45 コーンクラッチ(摩擦クラッチ)
【産業上の利用分野】
この発明は、車両のデファレンシャル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平4−25659号公報に図4のようなデファレンシャル装置201が記載されている。このデファレンシャル装置201は、デフケース203に入力するエンジンの回転駆動力をピニオンシャフト205からピニオンギヤ207,207を介して車輪側のサイドギヤ209,211に分配する。
【0003】
デフケース203と各ピニオンギヤ207との間にはスラストワッシャ213が配置され、ピニオンギヤ207の噛み合い反力と遠心力とを受けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、スラストワッシャ213を用いる構成では、それだけ部品点数が増え、コストが上昇する。また、スラストワッシャ213と摺動するデフケース203及び各ピニオンギヤ207の摺動面を滑らかに加工する必要があり、更にコストを上昇させる。これに加えて、スラストワッシャ213の厚さだけピニオンシャフト205に対するデフケース203及び各ピニオンギヤ207の接触面積が狭くなり、強度と耐久性の点で不利である。
【0005】
そこで、この発明は、耐久性に優れ、低コストで、部品点数の少ないデファレンシャル装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1発明のデファレンシャル装置は、エンジンの駆動力により回転駆動されるデフケースと、デフケースの内部に支持されたピニオンシャフトと、ピニオンシャフト上に回転自在に支承されたピニオンギヤと、ピニオンギヤと噛み合った一対の車輪側サイドギヤと、サイドギヤに形成されピニオンギヤの噛み合い反力と遠心力とを受ける支承部とを備えたことを特徴とする。
【0007】
第2発明のデファレンシャル装置は、サイドギヤからのスラスト力を受けて締結される差動制限用の摩擦クラッチを備えた請求項1のデファレンシャル装置である。
【0008】
【作用】
各発明のデファレンシャル装置では、サイドギヤに形成された支承部がピニオンギヤの噛み合い反力と遠心力とを受けるから、従来例と異なって、スラストワッシャが不要である。従って、それだけ部品点数が減りコストが下がると共に、スラストワッシャの厚さだけピニオンシャフトに対するデフケース及びピニオンギヤの接触面積が広くなり、強度と耐久性とが向上する。
【0009】
また、第2発明のデファレンシャル装置では、サイドギヤからのスラスト力により締結される摩擦クラッチを設けて差動制限を行うように構成した。サイドギヤのスラスト力には自らの噛み合い反力だけでなく、支承部が受けるピニオンギヤの噛み合い反力と遠心力とが加算されるから、大きな差動制限力が得られる。
【0010】
【実施例】
図1、2により第2発明の一実施例を説明する。図1はこの実施例を示し、図2はこの実施例を用いた車両の動力系を示す。左右の方向はこの車両及び図1での左右の方向である。なお、符号を与えていない部材は図示されていない。
【0011】
図2のように、この動力系はエンジン1、トランスミッション3、プロペラシャフト5、リヤデフ7(後輪側に配置された図1のデファレンシャル装置)、後車軸9,11、左右の後輪13,15、左右の前輪17,19などから構成されている。
【0012】
リヤデフ7のデフケース21はデフキャリヤ23内に回転自在に配置されており、デフケース21にはリングギヤ25が固定されている。このリングギヤ25はドライブピニオンギヤ27と噛み合っており、ドライブピニオンギヤ27はプロペラシャフト5側に連結されたドライブピニオンシャフト29と一体に形成されている。
【0013】
こうして、エンジン1の駆動力はトランスミッション3とプロペラシャフト5とを介してデフケース21を回転駆動する。デフキャリヤ23内にはオイル溜りが形成されている。
【0014】
図1のように、デフケース21の内部には左右のサイドギヤ31,33が配置されている。これらのサイドギヤ31,33はデフケース21に形成された支承部35,35に回転自在に支承されていると共に、それぞれ左右の後車軸9,11にスプライン連結されている。サイドギヤ31,33と後車軸9,11との間には止め輪が配置されているが、サイドギヤ31,33は軸方向に適度に移動可能である。
【0015】
また、デフケース21の内部にはピニオンシャフト37が端部を支持され固定されており、ピニオンシャフト37上にはサイドギヤ31,33と噛み合ったピニオンギヤ39が回転自在に支承されている。
【0016】
各サイドギヤは鍛造又は焼結によって形成され各サイドギヤ31,33には、ピニオンギヤ39の背面(デフケース21の径方向外側の面)まで延長され背面と摺動する支承部41が形成されている。支承部41の摺動面は各サイドギヤを鍛造又は焼結形成後球面形状に研摩され、ピニオンギヤ39の噛み合い反力とピニオンギヤ39の遠心力とを負担する。支承部41が受けるこれらの力の軸方向成分力に、サイドギヤ31,33自身の噛み合い反力が加算されて、各サイドギヤ31,33にはそれぞれ図1の矢印のように軸方向外側向きのスラスト力43,43が生じる。
【0017】
デフケース21と各サイドギヤ31,33との間には、これらのスラスト力43,43を受けて締結されるコーンクラッチ45,45(摩擦クラッチ)が形成されている。
【0018】
デフケース21を回転させるエンジン1の駆動力は、ピニオンシャフト37からピニオンギヤ39を介してサイドギヤ31,33に分配され、後車軸9,11を介して後輪13,15に伝達される。また、後輪13,15間に駆動抵抗差が生じると、ピニオンギヤ39の自転によりエンジン1の駆動力は左右各側に差動分配される。
【0019】
また、駆動抵抗差によってこのようにピニオンギヤ39が自転し、サイドギヤ31,33間に差動回転が生じると、サイドギヤ31,33自身の噛み合い反力とピニオンギヤ39の噛み合い反力と遠心力との和である上記のスラスト力43,43がコーンクラッチ45,45を締結させて、差動を制限する。
【0020】
こうして、リヤデフ7が構成されている。
【0021】
図2の車両は、後輪13,15の一方が悪路などで空転すると、コーンクラッチ45,45によって大きな差動制限力が生じ、リヤデフ7を介して他方の後輪にエンジン1の駆動力が送られ、悪路走破性が向上する。また、差動回転数が比較的小さい通常の旋回時には差動制限力が適度に緩和され、円滑で安定した旋回走行ができる。又、高速走行時にはピニオンギヤ39の遠心力が支承部41の摺動部に伝達され、この摺動部にカム作用が発生しコーンクラッチ45,45を締結するので車両の直進安定性が向上する。
【0022】
上記のように、サイドギヤ31,33に支承部41を形成しピニオンギヤ39の噛み合い反力と遠心力とを受けるように構成したから、従来例と異なって、スラストワッシャが不要である。従って、それだけ部品点数が減りコストが下がると共に、スラストワッシャの厚さだけピニオンシャフト37に対するデフケース21及びピニオンギヤ39の接触面積を広くすることが可能になり、強度と耐久性とを改善できる。
【0023】
コーンクラッチ45は、サイドギヤ31,33自身の噛み合い反力だけでなく、支承部41を設けることによって支承部41に入力するピニオンギヤ39の噛み合い反力と遠心力とを締結力に利用できるようになり、それだけ差動制限力が強化されている。
【0024】
また、上記実施例において、支承部41はピニオンギヤ39のギヤ部47を含めた背面全体と摺動しているが、図3に示したように、ピニオンギヤ49のギヤ部51に逃げ53を設けてギヤ部51と支承部41との接触を避けてもよい。こうすることにより、騒音が低減する。
【0025】
なお、摩擦クラッチは、コーンクラッチに限らず、例えば多板クラッチでもよい。
【0026】
【発明の効果】
各発明のデファレンシャル装置は、サイドギヤに形成した支承部でピニオンギヤの噛み合い反力と遠心力とを受けるように構成したから、従来例と異なって、スラストワッシャが不要であり、それだけ部品点数が減少し、コストが低減されると共に、スラストワッシャの厚さだけピニオンシャフトに対するデフケース及びピニオンギヤの接触面積を広くすることが可能になり、強度と耐久性とを改善できる。
【0027】
また、摩擦クラッチは、サイドギヤ自身の噛み合い反力だけでなく、支承部を設けることによって支承部に入力するピニオンギヤの噛み合い反力と遠心力とを利用できるようになり、それだけ差動制限力が強化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2発明の一実施例の断面図である。
【図2】実施例を用いた車両の動力系を示すスケルトン機構図である。
【図3】図1の実施例での支承部と異なった支承部の例を示す断面図である。
【図4】従来例の断面図である。
【符号の説明】
7 リヤデフ(デファレンシャル装置)
21 デフケース
31,33 サイドギヤ
37 ピニオンシャフト
39,49 ピニオンギヤ
41 支承部
45 コーンクラッチ(摩擦クラッチ)
Claims (2)
- エンジンの駆動力により回転駆動されるデフケースと、デフケースの内部に支持されたピニオンシャフトと、ピニオンシャフト上に回転自在に支承されたピニオンギヤと、ピニオンギヤと噛み合った一対の車輪側サイドギヤと、サイドギヤに形成されピニオンギヤの噛み合い反力と遠心力とを受ける支承部とを備えたことを特徴とするデファレンシャル装置。
- サイドギヤからのスラスト力を受けて締結される差動制限用の摩擦クラッチを備えた請求項1のデファレンシャル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14642694A JP3574180B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | デファレンシャル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14642694A JP3574180B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | デファレンシャル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0814360A JPH0814360A (ja) | 1996-01-16 |
JP3574180B2 true JP3574180B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=15407418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14642694A Expired - Fee Related JP3574180B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | デファレンシャル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3574180B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP2284072B1 (en) | 2008-05-02 | 2018-07-25 | Samsung Heavy Ind. Co., Ltd. | Fixing device for cargo hold insulation panel and insulation panel using the fixing device |
JP7139021B2 (ja) * | 2019-01-21 | 2022-09-20 | 日立Astemo株式会社 | 差動装置用のサイドギヤ及び差動装置 |
JP6498855B1 (ja) | 2019-01-21 | 2019-04-10 | 株式会社ショーワ | 差動装置用ギヤ及び差動装置 |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP14642694A patent/JP3574180B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0814360A (ja) | 1996-01-16 |
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Legal Events
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