JP3573988B2 - 誤り訂正方法及び伝送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、誤り訂正方及び伝送装置に係り、特に、制御用データが含まれるヘッダと伝送される実データが含まれるペイロードとにより構成されるフレームを用いた通信における誤り訂正方及び伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ANSI(米国規格協会)により、標準化されたSONET(Synchronous Optical Network)が、北米において、光同期伝送網として使用されている。SONETは、基本伝送モジュールとして、51.48ビット/秒のビットレートを持つOC−1(Optical Carrier−level 1)を採用している。51.48ビット/秒のn倍の伝送速度をOC−nと標記し、現在OC−12(9953.28ビット/秒)まで、標準化されている。なお、OC−3は、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)のSTM−1(Synchronous Transport Module−1)と同じフレーム構成となる。
【0003】
ところで、一般に、伝送においては、伝送誤りが発生する。これに対し、例えば、STM−1は、図1に示すように、9バイト×9行のセクションオーバヘッド(SOH)を有し、そのSOH中に、B1バイトとB2バイトとにより、誤りの監視を行っている。
例えば、B1バイトは、BIP(ビット・インタリーブ・パリティ)−8を示し、伝送誤りを検出するためのバイトである。伝送データを8ビットずつのグループに分割し、その分割されたグループの1ビット目のパリティを求め、そのパリティをB1バイトの1ビット目に挿入し、同じく、分割されたグループの2ビット目のパリティは、B1バイトの2ビット目に挿入し、分割されたグループの3ビット目のパリティは、B1バイトの3ビット目に挿入するようにして、分割されたグループの全8ビットについて行う。なお、このフレームのB1バイトの値は、直前のフレームから求めた値である。また、BIP−8のパリティは、EVENパリティである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のSONET又はSDHにおける誤りの検出機能では、単に誤りを検出するのみであるから、伝送品質が劣化しても、訂正することができない。従って、伝送品質が劣化した場合は、他の回線に切り替えて対応していた。
一方、光伝送装置の北米市場は、これまでのBOC(Bell operating Company)主体からlXC(Inter eXchange Carrier:AT&T、MCIなどの長距離電話会杜の総称)へ移行しており、長距離伝送のIXC市場の重要性が増してきている。
【0005】
しかし、従来のSONET又はSDHにおける誤りの検出機能では、例えば、光伝送であっても、回線が長距離になると、伝送路に挿入されたアンプの劣化が無視できなくなり、障害によるラインの切換が頻繁に生じると言う問題がある。また、受信側において、誤り訂正機能の確認を行う場合、伝送中に誤りを発生させる必要がある。そのため、送信側と受信側で対向試験を行う際、伝送路中において擬似的にデータ誤りを発生させ、受信側ではその訂正機能を確認する必要がある。
【0006】
例えば、図2に減衰器を使用したFEC機能確認の例を示す。PN(Pseudo Noise)生成回路であるパルス発生器PPG(Pulse Pattern Generator)1からの信号を主信号として、送信側FEC2で誤り訂正符号を生成して送信し、伝送路中に設けた減衰器3でこの伝送信号を減衰させる。受信側4において、この減衰した信号を受信して誤り訂正を行う。FEC誤り訂正符号を用いたことによる、パフォーマンスの向上を確認することができる。
【0007】
図2の具体化した例を図17により説明する。パルス発生器PPG1からの信号を、送信側58において、FECチェックビットを付加し(51)、疑似誤りを付加し(52)、更にB2演算を行い、オーバヘッドにそのB2値を書き込んで送信する。一方、伝送路中に設けた減衰器3で伝送信号を減衰させ、受信側59に伝送する。受信側59では、この減衰した信号を受信して、FEC54で誤り訂正を行い、その誤り数を誤り訂正数カウント56でカウントする。さらに、受信側では、B2バイトをチェックし(55)、回線エラーレートを判断し(57)、パフォーマンスの向上を確認する。
【0008】
受信側59は、B2パリティをチェックすることでFECによるエラーレート改善を確認する。しかし、減衰器3を使用したこの試験ではエラーの挿入状態を平均レートでしか制御できないため、FEC回路によっては、例えば、FEC演算範囲内の3ビット以上の奇数個誤り時はFECによる誤訂正が発生する可能性があり、エラーディテクター5において、主信号エラーが発生してしまう。
【0009】
つまり、図17の構成では、FEC実行時に受信側の平均エラーレートが向上することでFECの効果を確認することになるが、設計通りに誤り訂正動作が行われているかどうかを確認することは困難である。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、ヘッダとペイロードとにより構成されるフレームを用いた通信における誤り訂正方式において、主信号に影響を与えずに、送信側及び受信側の誤り訂正の機能確認をビット毎に且つ容易に行い、送信側及び受信側の誤り訂正の不整合を容易に解消することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された発明は、制御用データが含まれるヘッダと伝送される実データが含まれるペイロードとにより構成されるフレームを用いた通信における誤り訂正方法において、送信側は、前記フレーム中の誤り訂正用チェックビットの任意の位置に、疑似エラーを挿入可能とし、受信側は、前記誤り訂正用チェックビットに基づいて誤り訂正を行い、誤り訂正数をカウントし、挿入した疑似エラー数を比較することを特徴とする。
【0011】
請求項1記載の発明によれば、ヘッダとペイロードとにより構成されるフレームを用いた通信における誤り訂正方式において、送信側は、前記フレーム中の誤り訂正用チェックビットの任意の位置に、疑似エラーを挿入可能とし、受信側は、前記誤り訂正用チェックビットに基づいて誤り訂正を行い、誤り訂正数をカウントし、挿入した疑似エラー数を比較することにより、送信側及び受信側の誤り訂正の機能確認を容易に行うことができる。
【0013】
請求項に記載された発明は、請求項1の誤り訂正方において、前記疑似エラーを単一のフレームのみに挿入するか、又はフレーム毎に挿入するかを選択することを特徴とする。請求項記載の発明によれば、単一のフレームのみに挿入することにより、受信側において、誤りのカウント等を容易に行うことができる。また、フレーム毎に挿入することにより、実際の状況に近い状態で、誤り訂正の機能確認を行うことができる。
【0016】
請求項に記載された発明は、制御用データが含まれるヘッダと伝送される実データが含まれるペイロードとにより構成されるフレームを用いた通信における誤り訂正方において、送信側は、前記ヘッダの未使用領域に、誤り訂正を行っているか否かを示す誤り訂正機能の有効/無効情報を挿入して伝送することを特徴とする。
【0017】
請求項記載の発明によれば、送信側は、前記ヘッダの未使用領域に、誤り訂正機能の有効/無効情報を挿入して伝送することにより、主信号に影響を与えずに、送信側及び受信側の誤り訂正の不整合を容易に解消することができる。請求項に記載された発明は、請求項記載の誤り訂正方において、受信側において、送信側の誤り訂正機能の有効/無効情報の受信値と受信側の誤り訂正機能の有効/無効状態とを比較・判定し、誤り訂正機能の有効/無効状態に関して送信側と受信側とがミスマッチの場合、受信側の誤り訂正機能の有効/無効を自動切換することを特徴とする。
【0018】
請求項記載の発明によれば、受信側において、誤り訂正機能の有効/無効状態に関して送信側と受信側とがミスマッチの場合、受信側の誤り訂正機能の有効/無効を自動切換することにより、送信側及び受信側の誤り訂正の不整合を自動的に解消することができる。
【0021】
請求項に記載された発明は、請求項記載の誤り訂正方において、受信側は、前記誤り訂正機能の有効/無効の切替えに連動して、データ書込みタイミングに対する読み出しタイミング位置を切替え、誤り訂正無効時のデータ遅延時間を短縮することを特徴とする。
【0022】
請求項5記載の発明によれば、受信側は、誤り訂正機能の有効/無効の切替えに連動して、データ書込みタイミングに対する読み出しタイミング位置を切替えることにより、誤り訂正無効時のデータ遅延時間を短縮することができる。請求項6に記載された発明は、制御用データが含まれるヘッダと伝送される実データが含まれるペイロードとにより構成されるフレームを用いて通信を行う伝送装置において、前記フレーム中のチェックビットの任意の位置に、疑似エラーを挿入可能な疑似エラー生成手段を有し、前記ヘッダの未使用領域に、誤り訂正を行っているか否かを示す誤り訂正機能の有効/無効情報を挿入して伝送することを特徴とする。
【0023】
請求項に記載された発明は、請求項記載の伝送装置において、前記疑似エラー生成手段は、前記疑似エラーを単一のフレームのみに挿入するか、又はフレーム毎に挿入するかを選択して挿入する手段を有することを特徴とする。
【0025】
請求項に記載された発明は、請求項記載の伝送装置において、誤り訂正機能の有効/無効状態に関して、前記ヘッダの未使用領域に挿入して送信された送信側の誤り訂正機能の有効/無効状態と比較し、誤り訂正機能の有効/無効状態が送信側とミスマッチの場合、誤り訂正機能の有効/無効を自動切換することを特徴とする。
【0027】
請求項に記載された発明は、請求項記載の伝送装置において、前記誤り訂正機能の有効/無効の切替えに連動して、データ書込みタイミングに対する読み出しタイミング位置を切替え、誤り訂正無効時のデータ遅延時間を短縮することを特徴とする。請求項6〜に記載された発明は、請求項1〜5に記載された誤り訂正方法に用いられる伝送装置を規定したものである。
【0028】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
なお、本発明の実施の形態を機能又は制御に分けて説明し、その後に、実施例の説明を行う。また、実施の形態及び実施例は、SONETで規定されているSTS−192(Synchronous Transport Signal level 192)を用いて説明する。
【0029】
STS−192のフレーム構成を図3(A)に示すように、576バイト×3RowのSOH(セクションオーバヘッド:Section Over Head)、576バイト×6RowのLOH(ラインオーバヘッド:Line Over Head)及び16740×9RowのSTS−192のペイロード(Payload)から構成されている。STS−192ペイロードには、POH(パス オーバヘッド:Path Over Head)が含まれている。SOHとLOHは、(B)に示すように、各種制御バイトにより構成されている。SOHは、各中継点(セクション)で書き換えが行われ、LOHは末端の伝送装置で終端される。
【0030】
これらの制御バイトに関して、本発明に関係するバイトについて、簡単に説明する。B1バイト及びB2バイトは、上述したように、誤り監視のためのバイトである。K1バイトは、端局区間の自動防護切替信号であり、D1〜D3バイトは、中継区間用データ通信チャネルであり、D4〜D12バイトは、端局区間用データ通信チャネルである。また、Z2バイトは予備のバイトである。本発明では、そのうちの、幾つかの未使用バイトを用いて、チェックビット等を挿入している。
【0031】
次に、本発明の説明のために、予め、誤り訂正方式について説明する。本発明の説明における誤り訂正方式は、FEC(Forward Error Correction)である。例えば、誤り訂正符号は、図4に示すように、STS−192のペイロードに対して、誤り訂正を行い、そのチェックビットを未使用のK1バイト、D5バイト及びZ2バイトに挿入して行う。
【0032】
より詳細には、図5に示すように、1フレームを3Row単位で3グループ(GRP1〜GRP3)に分割してFECを行う。GRP1は、フレーム内のRow9、Row1及びRow2で構成し、そのチェックビットは、K1バイトに挿入される。GRP2は、フレーム内のRow3〜Row5で構成し、そのチェックビットは、D5バイトに挿入される。GRP3は、フレーム内のRow6〜Row8で構成し、そのチェックビットは、Z2バイトに挿入される。
【0033】
また、各GRPを、それぞれ16のブロックに分割し、各ブロックの信号に対して、誤り訂正を行う。各GRPには、16704×3バイトの信号があり、それを16分割して、3132バイトとし、この3132バイト毎に、誤り訂正符号化を行い、チェックビットとして、2バイトの信号を得る。従って、各GRP毎に、チェックビット信号は、2バイト×16ブロック=32バイト分発生することとなる。
【0034】
GRP1の32バイトのチェックビットは、#161〜#192(32個)のK1バイトに挿入される。同じく、GRP2、3のチェックビットは、#161〜#192のD5、Z2バイトに挿入される。
なお、誤り訂正符号としては、例えば、ハミング符号を用いる。その生成多項式G(X)は、例えば、
G(X)=X16+X12+X+1
である。
【0035】
これにより、1ビットの誤り検出と訂正及び2ビット以上の偶数誤り検出を行う。
また、各ブロックのバイト単位のデータ列を、ビット毎のデータ列に変換し、さらに、各16のブロック間でビットの入れ替えを行い、変換前の同じブロックのビットは、変換後の同じブロックに存在しないようにする。誤り訂正は、変換後のブロックについて行い、誤り訂正後もとのビット配列に戻す。
【0036】
その結果、変換前の16ビットまでの連続誤り訂正を行うことができる。
(1)疑似エラー挿入機能について
図6は、疑似エラー挿入機能の原理説明図である。送信側FEC演算部10は、STS−Nデータ(主信号データ)に対して、誤り訂正用チェックビット生成を行う。また、疑似エラー生成部11は、チェックビットに対するエラーを発生させ、MUX部12は、STS−Nデータとチェックビットとを多重し、誤り訂正符号が送信される。
【0037】
図6の如く、送信側でSTS−Nの主信号に対してFEC演算を行った後、その演算結果の誤り訂正用チェックビットに対して、疑似エラー付加設定信号によりnビットのエラーを加えて、MUX部(多重化装置)12でSTS−Nの主信号データに多重する。また、この疑似エラー付加設定信号により、nビットのエラー数を設定できるため、1ビットの疑似FECエラー、又は多数ビットの疑似FECエラーを発生させることができる。
【0038】
次に、エラー付加位置が設定可能な、疑似エラー挿入機能について説明する。図7は、エラー付加位置が設定可能な、疑似エラー挿入機能の原理説明図である。疑似エラー生成部11以外は、図6と同じである。図7の疑似エラー生成部11は、ラッチ(LATCH)部16、PG部15、デコード(DECODE)部17及び排他的論理和回路(EXOR)18により構成される。
【0039】
ラッチ部16は、フレームパルス(Frame Pulse:フレームの先頭位置を示すパルス)を受けて、STS−192のデータの誤り訂正ビットに対する疑似エラーの付加位置を示す疑似エラー付加位置設定信号をラッチする。疑似エラー付加位置設定信号は、フレーム毎に、ラッチ部16にラッチされる。PG部15は疑似FECエラー付加制御のタイミングを発生するタイミング発生部である。デコード部17は疑似FECエラー付加制御信号のデコード部である。
【0040】
図7の動作を説明する。疑似エラー生成部11のラッチ部16により、疑似エラー付加位置設定信号は、フレームパルスにより、毎フレームの先頭位置でラッチされる。疑似エラー付加位置設定信号は、PG部15からのはタイミングで、デコード部17でデコードされ、そのデコードされた出力信号を、排他的論理和回路18に印加する。PG部15はエラー挿入タイミングを発生させている。
【0041】
図の回路により、疑似エラー付加位置設定信号は、PG部15からのタイミングでデコードされ、この信号でFEC演算結果(チェックビット)の特定位置のデータを反転(エラー付加)させ、STS−Nの主信号データに多重される。
このようにして、疑似エラー付加位置設定信号により任意のチェックビットに対して疑似FECエラーを挿入することができる。
【0042】
次に、疑似エラーの挿入を、単一フレームフレームについて行うか、連続フレームについて行うかの切換機能に関して説明する。
図8は、単一フレーム/連続フレーム切換疑似エラー挿入機能についての原理説明図である。挿入フレーム切替制御部(ONE SHOT)20以外は、図7と同じである。挿入フレーム切替制御部20は、疑似FECエラー付加制御を単一フレームのみ行うか毎フレーム連続して行うかの切替制御部である。
【0043】
デコード部17は、疑似エラー付加位置設定信号をPG部15からのタイミングでデコードする。挿入フレーム切替制御部20は、このデコードされた疑似エラー付加位置設定信号を、単一フレームのみにエラーを挿入するか、連続フレームにエラーを挿入するかの制御を行う。
図9はその動作を示すタイムチャートである。図9(A)は、単一フレームに疑似エラーを挿入する場合のタイムチャートで、図9(B)は連続フレームに疑似エラーを挿入する場合のタイムチャートである。
【0044】
図9(A)の(1)STS−n DATAには、STS−nのデータが示されている。フレームパルスは、(2)Frame Pulseに示すように、各フレームの先頭位置で、パルスを出力する。(3)ERR EN/DISは、誤り訂正機能を付加しているか否かの信号で、ここでは、誤り訂正機能が付加されていることが前提なので、(3)ERR EN/DISは、#1のフレームの時刻t1で、“1”(EN)とする。また、時刻t1以降の時刻t2で、挿入フレーム切替信号の(4)1Shot EN/DISが、図9(A)に示すように、“1”(EN)となった場合を想定する。
【0045】
(4)1Shot EN/DISが、“1”(EN)となった、次のフレーム(ここでは、#2のフレーム)に、疑似エラーが挿入される。この場合、(5)に示すように、エラー設定データが設定されていても、#3以降のフレームには、疑似エラーは挿入されない。
一方、図9(B)に示すように、(4)1Shot EN/DISが、“0”(DIS)のままの場合は、(3)ERR EN/DISが、時刻t1で、“1”(EN)となれば、その後の、各フレーム(#2以降のフレーム)に、疑似エラーが挿入される。
【0046】
これにより、挿入フレーム切替制御信号(one−Shot EN/DIS信号)がDisable“0”の時は毎フレーム伝送路上における疑似FECエラーを発生することができ、挿入フレーム切替制御信号をEnableにすることにより、単一フレームのみに疑似FECエラーを発生させることができる。
(2)FEC機能の有効/無効の自動切換機能について
FEC機能を有する伝送装置では、同時に、このFEC処理を有効/無効にする切り換え機能を設けている。このような伝送装置問でデータの送受を行う場合には、送信側と受信側で、有効/無効の設定が同じであることが正常動作の条件となる。
【0047】
もし、送受で設定が異なる場合には、主信号の一部が誤ったデータに書き換えられる可能性がある。つまり、送信側でFEC無効処理の場合に受信側でFEC処理を行うと、誤った訂正を主信号にしてしまう可能性がある。例えば、図10に示すように、A局はFEC機能を有していないか、又はFEC機能を有しているが、FEC機能を利用していない場合は、A局は受信したデータabcdをそのまま、出力して、B局に伝送する。B局では、受信したデータabcdをそのまま受信すれば、問題ないところ、誤って、FEC機能を利用して信号を受信すると、例えば、abcDのようにデータの訂正が行われ、誤ったデータを受信することがある。
【0048】
各伝送装置では、このような設定のミスマッチが発生しないよう未然に防止すると同時に、もし何らか理由により、装置運用中に設定ミスマッチが発生した場合には、それを早期に発見し、直ちに正常な状態にする必要がある。
装置機能において、これら設定ミスマッチに対する保護機能を有することは、装置の管理及び信頼性の点からも重要である。
【0049】
ところで、FEC機能の有効/無効の自動切換機能は、大きく分けて2つの機能により構成される。つまり、▲1▼ミスマッチの検出と▲2▼ミスマッチ時の設定自動切り換えである。
▲1▼ミスマッチの検出は、▲2▼ミスマッチ時の設定自動切り換え制御を行うための必要となる重要な機能である。その実現に当たっては、まず、送信又は受信側において、相手側の設定状態を判っている必要がある。相手側の設定状態と自分に与えられている設定とを比較することで、その相違を判別することが可能となる。言い換えれば、送信又は受信側において、なんらかの方法による設定情報の受け渡しが必要となる。
【0050】
ミスマッチの検出のためには、送信側は、受信側に、送信側のFEC機能の設定状況を受信側に通知する必要がある。例えば、機能実現の容易性及び制御動作の簡単化を考え、送信側の設定情報を主信号のSTS−Nフォーマットの未使用オーバヘッド(Over Head)バイトに格納して送信し、受信側において、オーバヘッドから、送信側の設定情報の抽出を行う。
【0051】
なお、これとは逆に、受信側から送信側へ、受信側のFEC機能の設定状況を通知する方法又はこの通知を相互に行う方法も考えられる。しかし、装置上の配線の増加や、制御動作の複雑化を招くことになる。
ミスマッチの検出は、送信側において設定されているFEC機能の有効/無効のステータス情報を、主信号のSTS−Nの未使用オーバヘッドバイトに挿入し、受信側へと送出する。一方受信側では、主信号より抽出した送信側のステータス情報と受信側の設定とを比較し、異なる場合には、ミスマッチと判定する。このとき、受信側で判定に用いる送信側のステータス情報には、伝送路上で発生するエラーによる誤動作やばたつきを防止するため、M連続の保護をとったものを使用する また判定結果がミスマッチとなった場合には、受信側において、アラームを通知して注意を促すことが可能となる。
【0052】
次にミスマッチ時の設定自動切り替えについて説明する。FEC機能の設定のミスマッチは、送信側が有効のときに受信側が無効、又は送信側が無効のときに、受信側が有効の二通りである。特に、図10で示したように、後者ではそれによって、正しい主信号データを誤ったデータに書き換えてしまうおそれがある。このため、その影響を最小限におさえるという意味からも自動切り換えが必要となる。
【0053】
FEC機能の設定のミスマッチのとき、自動的に切り換えを行うことにより、ミスマッチの検出後、即時に切り替えを行い、誤った主信号データの書き換えが発生しないようにし、その後アラーム通知と切り換えた結果のステータスを通知することで、管理者に設定異常があることを伝え、正しい設定にするよう促すことが可能となる。
【0054】
図11に本発明のFEC機能の有効/無効の自動切換機能についての原理図を示す。A局30は、FEC機能を無効とし、CPU32(FEC機能の有効/無効を設定する装置)が、B局のFEC機能を有効と設定している場合について説明する。
A局30は、データの送信に際して、送信データのオーバヘッド部の、例えば、Z2#6に送信側のFEC機能設定状態を書き込む。この場合は、DISを書き込んで、B局31に送信する。B局31は、オーバヘッド部のZ2#6に書き込まれた送信側のFEC機能設定状態を検出し、B局31の受信側のFEC機能設定状態と比較する。この場合、不一致であるので、CPU32ミスマッチを通知、その設定を自動切り替えする。
【0055】
図12に、受信側におけるミスマッチの検出結果とFEC機能の切替制御の対応を示す。図に示すように、送信側がFEC機能が有効で、かつ受信側のFEC機能の設定が有効の場合にのみ、受信側のFEC機能を有効とし、CPU32へ通知を行う。また、送信側と受信側でFEC機能の有効/無効のミスマッチがあれば、ミスマッチアラームが通知される。
【0056】
なお、送信側がFEC機能が有効で受信側のFEC機能の設定が無効の場合に、受信側のFEC機能を有効としないのは、受信側にFEC機能を装備していない場合が有るからである。
(3)FIFOバッファの書込み/読出し制御について
受信側では、FEC機能を有効とした場合、誤り訂正符号の復号に要する時間を考慮に入れる必要がある。例えば、受信側で、誤り訂正回路として、図13のような回路を用いた場合を考える。前部データ変換回路(FWD DATA CONV)46は、16ブロック(GRP1〜3をそれぞれ16分割したもの)のビット毎のデータ列を、各16のブロック間でビットの入れ替えを行い、変換前の同じブロックのビットは、変換後の同じブロックに存在しないように変換する回路である。また、後部データ変換回路(BWD DATA CONV)47は、その逆の変換を行い、もとのビット列に戻す回路である。
【0057】
誤り訂正回路49−1〜49−16は、誤り訂正演算回路48とFIFOバッファ45とを有し、受信したデータ列を誤り訂正演算回路48で演算した誤り訂正ビットを、排他的論理和回路55で主信号と排他的論理和をとり、誤り訂正を行っている。
ところで、図5に示すような、FECであれば、GRP1の誤り訂正符号は、GRP1部分とオーバヘッドのK1バイトにより構成されているから、5Row分の長さにわたって信号が存在する。従って、受信側では、FIFOバッファ45からの出力と誤り訂正演算回路48からの出力の同期をとるために、FIFOバッファの書込み/読出しを制御する必要がある。
【0058】
また、一般的に、図5に示すようなFECでなくても、誤り訂正演算回路48において、処理時間を要するので、FIFOバッファの書込み/読出しを制御する必要がある。
一方、FECにおける主信号の遅延の規格(FECのFEC機能の無効時:20μS、FEC機能の有効時:150μS)を満たすた必要がある。
【0059】
そこで、本発明では、FEC機能の有効/無効の設定に応じて、受信側に設けたFIFOからの読み出しタイミングを切替えて、主信号の遅延量を制御する。図14はFIFO書込み/読出し制御部のブロック構成図であり、FECの有効時のデータ遅延をΔtとした場合について記載している。図中、FIFO制御部40はFIFO45の書込み/読出し切替えやFIFO45への書込み/読出し禁止の制御部である、書込み用アドレスカウンタ部41はFIFO45への書込みアドレス生成部である。読出し用アドレスカウンタ部43はFIFO45からの読出しアドレス生成部で、FEC機能の有効/無効(FEC EN/DIS)設定により、カウンタヘのロード条件を切替える。読出しアドレスカウンタ追従タイミング生成部42はFEC機能の有効時に読出しアドレスカウンタ値を”0”にロードするタイミング生成部である。FIFO書込み/読出しアドレス切替部44は、書込みアドレスと読出しアドレスの切替部である。
【0060】
図15はFEC機能の有効時のFIFO書込み/読出し制御の原理を示すタイムチャートである。FEC機能の有効時はFEC機能の有効/無効(FEC EN/DIS)切替信号により、書込みアドレスカウンタがΔt時に読出し用アドレスカウンタ部43に000hをロードするよう制御し、書込み/読出し間のオフセット値がΔtアドレスとなるようにする。
【0061】
従って書込みされた主信号データはΔtアドレス後に読出されて出力される。図16は、FEC機能の無効時のFIFO書込み/読出し制御の原理を示すタイムチャートである。FEC機能の無効時は常に書込みアドレスカウンタ値を読出しアドレスカウンタにロードすることで書込み/読出し間のオフセット値を0アドレスとする。
【0062】
従って書込みされた主信号データはすぐに読出されて出力され、データ遅延を最小限にとどめることができる。
【0063】
【実施例】
(1)疑似エラー挿入機能によるパフォーマンス向上確認について
先に図17により説明した、減衰器を使用した場合のFECによるパフォーマンス向上確認の例では、エラーの挿入状態を平均レートでしか制御できないため、FEC回路によっては、例えば、FEC演算範囲内の3ビット以上の奇数個誤り時はFECによる誤訂正が発生する可能性があり、エラーディテクターで、主信号エラーが発生してしまうという問題があった。
【0064】
そこで、FEC機能が主信号に悪影響を及ぼしていないかの確認及びFEC機能が設計通り動作しているかの確認ができる本発明の実施例を次に説明する。
図18は、誤り挿入機能を使用したFEC機能確認の実施例である。
送信側68は、FECチェックビット付加回路61、疑似誤り付加回路62及びB2演算回路63を有し、パルス発生器PPG1からの信号に、FECチェックビットを付加し、疑似誤りを付加し、更にB2演算を行って、オーバヘッドにそのB2値を書き込んで送信する。受信側69は、FECで誤り訂正回路64、B2バイトチェック回路65、誤り訂正数カウント66及び回線エラーレート判断回路67を有し、FEC64で誤り訂正を行い、その誤り数を誤り訂正数カウント66でカウントしてFEC機能確認を行い、B2バイトチェック回路65でB2バイトをチェックし、回線エラーレート判断回路67で回線エラーレートを判断している。
【0065】
本実施例では、主信号を通し、エラーディテクター5にてエラーフリー状態を確認した上で送信側68からエラー挿入設定を行ない、FECのチェックビットに疑似エラーを挿入する。受信側69では誤り検出/訂正を行い、その数をカウントし、挿入したエラー数と比較することで送信側68で挿入したエラーが確実に訂正されたことを確認する。また、その時にエラーデイテクター5にて主信号エラーが発生しないことを確認し、主信号への影響の有無が確認できる。本確認を行った上で図17のパフォーマンス向上を確認すればFEC機能をすべて確認できる。
(2)、送受間のFECステータス比較判定について
図19は、送受間のFECステータス比較判定の実施例である。
【0066】
送信側71は、主信号をFEC訂正符号化を行い、さらに、FECステータス情報を多重するFECステータス情報多重部73とFECステータス情報を挿入する位置であるZ2#6のタイミングを通知するPG部74から構成されている。また、受信側72は、受信した信号をFEC訂正を行い主信号を出力するFEC回路76、FECステータス情報を検出するFECステータス情報受信部77、FECステータス情報を挿入する位置であるZ2#6のタイミングを通知するPG部79及びZ2#6の受信情報と受信側の設定情報とを比較し判定するFECステータス情報比較&判定部80から構成されている。
【0067】
送信側71では、未使用オーバヘッドの1つであるZ2#6バイトに送信側のFEC機能の有効/無効情報を書き込む。Z2#6バイトには、FEC機能の有効時は、AA(h)、無効時はFF(h)又は00(h)を挿入して主信号に多重して伝送路に送出する。FF(h)又は00(h)のいずれかを、選択的に、送信できるように設定してもよい。
【0068】
受信側72では、受信データからZ2#6バイトを抽出し、ALL1 OR ALL0 3連続検出部78により、FF(h)又は00(h)の3連続を検出し、その結果をFECステータス情報比較&判定部80に送出する。
また、受信側72のFEC設定状態もFECステータス情報比較&判定部80に渡して受信データとの比較を行ない、その結果によって受信側のFEC設定を切替えるとともにその結果を現在の受信側のFEC状態として監視制御系に通知(例えば、FECステータス通知等)する。
【0069】
また、受信データ(Z2#6)と受信側のFEC設定が不一致の場合はFECミスマッチと判断して同様に監視制御系に通知(例えば、FECミスマッチアラーム通知等)する。
(3)FEC機能の有効/無効の自動切換機能について
図20に受信側のFECステータス情報比較&判定の例を示す。受信側の「FEC動作」の欄が「○」の場合に、受信側のFEC機能を有効にし、「×」の場合は、受信側のFEC機能を無効にすることを示している。
【0070】
送信側71の設定は、FEC機能の有効/無効をEN/DISで表している。設定情報は、オーバヘッドのZ2#6バイトに挿入する。FEC機能の有効時は、Z2#6バイトにALL“0”又はALL“1”を挿入する。送信側で、ALL“0”又はALL“1”を選択することができる。FEC機能の無効時は、Z2#6バイトに“10101010”を挿入する。
【0071】
受信側72では、受信側のFEC機能の有効/無効(EN/DIS)の設定と受信データのZ2#6バイトの内容とをFECステータス情報比較&判定部80で比較・判定する。
ところで、受信側72では、伝送誤りの結果、Z2#6バイトとして、ALL“0”、ALL“1”又は“10101010”信号以外の信号が受信される。そこで、送信側のZ2#6の入力状態として、安全のため、ALL“0”、ALL“1”及び“10101010”以外の信号に区分して判定している。また、ALL“0”又はALL“1”の3連続を検出したとき、ALL“0”又はALL“1”を受信したものとして、誤動作を避けている。
【0072】
このようにして自動で受信側のFEC設定を切替えられ、送受問の設定ミスも自動識別することができる。
(4)書込み/読出し制御について
図21はFIFO書込み/読出し制御の実施例である。図14に対して、より具体的(例えば、Δtが“547h”である点、FIFOバッファが、32ビット×1360ワードである点等)に表現したものである。
【0073】
図22はFEC機能の有効(FECのEnable)時における図21の動作を示すタイムチャートである。
FECの有効時はFECのEN/DIS切替信号により、書き込みアドレスカウンタが546h時に毎回読みだしアドレスカウンタに000hをロードするよう制御し、書込み/読出し間のオフセット(OFFSET)値を1350アドレスとする。
【0074】
従って書き込まれた主信号データは1350アドレス後(69.48μs後)に読みだされて出力される。19.44MHZ で1350アドレス分の時間を考慮するとデータがFIFOに書き込まれてから、読みだされるまでの時間は、69.48μS(5ROW分に相当)となり、150μS以下という規格を満足する。
【0075】
第23図はFEC機能の無効(FECのDisable)時における第21図の動作を示すタイムチャートである。
FEC機能の無効時は常に書き込みアドレスカウンタ値を読みだしアドレスカウンタにロードすることで書込み/読出し間のオフセット値を0アドレスとする。
【0076】
従って、書き込まれた主信号データはすぐに読みだされて出力される。データがFIFOに書き込まれてから、読みだされるまでの時間は、38.58nS(3クロック/77.76MHZ )<20μSであり、規格を満足する。
(5)パフォーマンス向上確認に用いられる送信側回路について
図24に疑似エラー挿入機能によるパフォーマンス向上確認に用いられる送信側回路を示す。
【0077】
送信側回路は、前部変換回路(FWD DATA CONV)90、後部変換回路(BWD DATA CONV)91及び誤り訂正回路92−1〜16から構成されている。
前部変換回路90及び後部変換回路91は、図13の前部変換回路46及び後部変換回路47と同じ機能を有し、前部データ変換回路90は、16ブロック(GRP1〜3をそれぞれ16分割したもの)のビット毎のデータ列を、各16のブロック間でビットの入れ替えを行い、変換前の同じブロックのビットは、変換後の同じブロックに存在しないように変換する回路である。また、後部データ変換回路91は、その逆の変換を行い、もとのビット列に戻す回路である。
【0078】
誤り訂正回路92−1〜16は、各ブロック(16ブロック)毎に、同じ回路を有し、誤り訂正演算回路(8parallel syndrome register for (25072、25056)shorted Hamming code)94、レジスタ(REG)95、疑似FECエラー挿入部(TEST function)96及びMUX部(8parallel CRC code MUX)97から構成されている。
【0079】
なお、誤り訂正演算回路94には、演算のリセットのタイミングを知らせる▲1▼Calc rest timing信号及び演算回路を有効化するタイミングを示す▲2▼Calc EN timing信号が印加されている。また、レジスタ95には、レジスタ95にラッチするタイミングを与える▲3▼Calc Latchtiming信号が印加され、疑似FECエラー挿入部96には、ブロックの16ビットデータのどの位置を反転するかを指定する信号▲4▼BITINV信号、ペイロードを3分割したPRGの内どのRPGを選択するかを示す▲5▼ROWSEL信号、K1バイトのタイミングを示す▲6▼K1 timing信号、D5バイトのタイミングを示す▲7▼D5 timing信号、Z2バイトのタイミングを示す▲8▼Z2 timing信号、チェックビットを反転するブロック(1〜16)を選択する▲9▼BLKSELEN信号が印加されている。さらに、MUX部97には、多重するタイミングを示すCRC MUX timing信号及びFEC機能の有効/無効を示すFEC DIS/EN信号が印加されている。
【0080】
8ビットパラレルの主信号は、前部変換回路90を経て、誤り訂正演算回路94及びMUX部97に印加される。誤り訂正演算回路94で主信号は、誤り訂正演算が行われ、その演算結果がレジスタ95に蓄積される。疑似FECエラー挿入部96において、演算結果のチェックビットに疑似エラーが挿入され、MUX部97において、主信号と誤り訂正のチェックビットが多重化されて、後部変換回路91に出力される。
【0081】
図25に、タイミングチャートを示す。図25には、上から順に、チェックビットを反転するブロックを選択するBLKSELEN信号、オーバヘッド信号、クロック(MCK78)、K1タイミング(K1TIM)信号、D5タイミング(D5TIM)信号、Z2タイミング(Z2TIM)信号、16ビットのどの位置を反転するかを指定する信号(BITINV)信号、どのGRPを選択するかの信号ROWSEL(00、01、10で選択する)信号が記載されている。なお、ROWSEL信号により、図に示すように、GRPの一つ、二つ又は三つのいずれかのGRPの信号に疑似エラー信号が挿入される。
【0082】
誤り訂正符号のチェックビットの内、ROWSEL信号で指定されたGRPの、BLKSELEN信号で選択されたブロックの、BITNV信号で指定されたビット位置のビットが反転される。
なお、上記実施の形態及び実施例の説明では、SONETで規定されているSTS−192を例にして説明したが、本発明は、STS−192に限ることなく、制御用データが含まれるヘッダと伝送される実データが含まれるペイロードとにより構成されるフレームを用いた通信に適用することができる。
【0083】
また、上記実施の形態では、誤り訂正符号として、ハミング符号の例について説明したが、本発明は、ハミング符号に限らず、任意の誤り訂正符号が適用できる。
本発明により、送信側に誤り発生機能を有することにより、受信側の単一誤り訂正数と個数個誤り検出数の通知機能と合わせて、送信側と受信側の対向試験によりFEC機能確認が容易に行なえる。また、顧客が気づく前に伝送路の障害を修復することが可能となる。
【0084】
さらに、本発明のFECを装備することにより長距離伝送における各アンプでのノイズによるBER(Bit Error Rate)の劣化を抑圧することができる。また、SD(Signal Degrate:B2 MIN ErrorのBERが1×10−5〜10−9)による切替の発生回数を減らすことができる。
【0085】
また、本発明のFEC機能確認によれば、受信側の訂正機能を確認する際、送信側で疑似エラーを発生させるため、送信側対受信側の対向試験によりFEC機能確認を容易に行える。これは、訂正機能試験時に、伝送路中にエラーを発生させる装置を用いる必要がなく、正確な訂正機能試験が行えるため、効率的で高品質な試験を可能とする。
【0086】
また、未使用オーバヘッド領域に多重している誤り訂正用チェックビットに対して疑似エラーを発生させるため、誤って疑似エラーを発生させた場合においても主信号データ領域の品質を損ねることはない。
また、チェックビットの任意の位置に、前記疑似エラーを挿入することができるので(各16ブロックの各16のチェックビットの任意の位置に挿入可能なので)、細かな誤り試験を行うことができる。
【0087】
また、本発明のFEC機能の有効/無効の自動切換機能によれば、受信側において、STS−Nの未使用オーバヘッドバイトに挿入された送信側のFEC機能のステータス情報の受信値とCPUからの設定状態とで受信側のステータスを判定し、FEC機能の有効/無効を自動切り換えするため、設定ミスによる装置不具合を容易に防止でき、装置信頼性を向上させることができる、
本発明のFIFOバッファの書込み/読出し制御によれば、FEC実行時に発生する信号Del ay(約70μS)をFEC未実行時に約39nsにまで短縮することができ、規格(20μS)を十分に満足することができる。更に本方式はFIFOからの読み出しタイミングを切替えているだけであるため、FEC実行時と未実行時とでデータ信号を物理的に切替える必要がなく、設計時タイミング設計が容易である。
【0088】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、次に述べる種々の効果を実現することができる。請求項1記載の発明によれば、ヘッダとペイロードとにより構成されるフレームを用いた通信における誤り訂正方法において、送信側は、前記フレーム中のチェックビットの任意の位置に、疑似エラーを挿入可能とし、受信側は、前記誤り訂正用チェックビットに基づいて誤り訂正を行い、誤り訂正数をカウントし、挿入した疑似エラー数を比較することにより、送信側及び受信側の誤り訂正の機能確認を容易に行うことができる。
【0089】
請求項2記載の発明によれば、単一のフレームのみに挿入することにより、受信側において、誤りのカウント等を容易に行うことができる。また、フレーム毎に挿入することにより、実際の状況に近い状態で、誤り訂正の機能確認を行うことができる。
【0091】
請求項記載の発明によれば、送信側は、前記ヘッダの未使用領域に、誤り訂正機能の有効/無効情報を挿入して伝送することにより、主信号に影響を与えずに、送信側及び受信側の誤り訂正の不整合を容易に解消することができる。請求項記載の発明によれば、受信側において、誤り訂正機能の有効/無効状態に関して送信側と受信側とがミスマッチの場合、受信側の誤り訂正機能の有効/無効を自動切換することにより、送信側及び受信側の誤り訂正の不整合を自動的に解消することができる。
【0093】
請求項5記載の発明によれば、受信側は、誤り訂正機能の有効/無効の切替えに連動して、データ書込みタイミングに対する読み出しタイミング位置を切替えることにより、誤り訂正無効時のデータ遅延時間を短縮することができる。
【0094】
請求項6〜記載の発明によれば、請求項1〜5に記載された誤り訂正方法に適した伝送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】STM−1セクションオーバヘッドを説明するための図である。
【図2】減衰器を使用したFEC機能確認を説明するための図である。
【図3】STS−192のフレームフォーマットである。
【図4】STS−192のフレームにおけるFECを行う範囲を説明するための図である。
【図5】STS−192のフレームの分割とチェックビットの関係を説明するための図である。
【図6】疑似エラー挿入機能の原理説明図である。
【図7】エラー付加位置が設定可能な疑似エラー挿入機能の原理説明図である。
【図8】単一フレーム/連続フレーム切替え疑似エラー挿入機能原理説明図である。
【図9】挿入フレーム切替制御動作を示すタイムチャートである。
【図10】送受間でFEC設定がミスマッチ時のエラー発生を示す図である。
【図11】FEC機能の有効/無効の自動切り換えの原理説明図である。
【図12】受信側におけるFECステータスミスマッチの検出結果とFEC制御自動切替え対応を示す図である。
【図13】受信側のFIFOバッファの位置を説明するための図である。
【図14】FIFO書込み/読出し制御部のブロック構成図である。
【図15】FECのEnable時のFIFO書込み/読出しの原理を示すタイムチャートである。
【図16】FECのDisable時のFIFO書込み/読出しの原理を示すタイムチャートである。
【図17】減衰器を使用してのFECによるパフォーマンス向上確認の従来例である。
【図18】本発明の誤り挿入機能を使用したFEC機能確認の実施例である。
【図19】送受問のFECステータス比較判定方式の実施例である。
【図20】受信側におけるFECステータス比較判定の実施例である。
【図21】FIFO書込み/読出し制御の実施例である。
【図22】FECのEnab1e時におけるFIFO読出し制御の実施例の動作を示すタイムチャートである。
【図23】FEC Disable時におけるFIFO読出し制御の実施例の動作を示すタイムチャートである。
【図24】疑似エラー挿入機能によるパフォーマンス向上確認に用いられる送信側回路を説明するための図である。
【図25】図22を説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
1 PPG
2 送信側FEC
3 減衰器
4 受信側FEC
5 エラーデテクター
10 送信側FEC演算部
11 疑似エラー生成部
12 MUX部
15 PG部
16 ラッチ部(LATCH)
17 デコード部(DECODE)
18 排他的論理和回路(EXOR)
20 挿入フレーム切替制御部(ONE SHOT)
30 A局
31 B局
32 CPU
40 FIFO制御部
41 書込み用アドレスカウンタ
42 読出しアドレスカウンタ追従タイミング生成部
43 読みだしアドレスカウンタ
44 FIFO 書込み/読出しアドレス切替部
45 FIFOバッファ
46、90 前部変換回路
47、91 後部変換回路
48 誤り訂正演算回路(受信側)
49−1〜16 誤り訂正回路(受信側)
51、61 FECチェックビット付加回路
52、62 疑似誤り付加回路
53、63 B2演算回路
54、64 FEC
55、65 B2バイトチェック回路
56、66 誤り訂正数カウント
57、67 回線エラーレート判断回路
71 送信側
72 受信側
73 FECステータス情報多重部
74 PG部
76、79 FEC回路
80 FECステータス情報比較&判定部
92−1〜16 誤り訂正回路(送信側)
94 誤り訂正演算回路(送信側)
95 レジスタ
96 疑似FECエラー挿入部
97 MUX部

Claims (9)

  1. 制御用データが含まれるヘッダと伝送される実データが含まれるペイロードとにより構成されるフレームを用いた通信における誤り訂正方法において、
    送信側は、前記フレーム中の誤り訂正用チェックビットの任意の位置に、疑似エラーを挿入可能とし、
    受信側は、前記誤り訂正用チェックビットに基づいて誤り訂正を行い、誤り訂正数をカウントし、挿入した疑似エラー数を比較することを特徴とする誤り訂正方法。
  2. 前記疑似エラーを単一のフレームのみに挿入するか、又はフレーム毎に挿入するかを選択することを特徴とする請求項1記載の誤り訂正方法。
  3. 制御用データが含まれるヘッダと伝送される実データが含まれるペイロードとにより構成されるフレームを用いた通信における誤り訂正方法において、
    送信側は、前記ヘッダの未使用領域に、誤り訂正を行っているか否かを示す誤り訂正機能の有効/無効情報を挿入して伝送することを特徴とする誤り訂正方法。
  4. 受信側において、送信側の誤り訂正機能の有効/無効情報の受信値と受信側の誤り訂正機能の有効/無効状態とを比較・判定し、
    誤り訂正機能の有効/無効状態に関して送信側と受信側とがミスマッチの場合、受信側の誤り訂正機能の有効/無効を自動切換することを特徴とする請求項3記載の誤り訂正方法。
  5. 受信側は、前記誤り訂正機能の有効/無効の切替えに連動して、データ書込みタイミングに対する読み出しタイミング位置を切替え、誤り訂正無効時のデータ遅延時間を短縮することを特徴とする請求項4記載の誤り訂正方法。
  6. 制御用データが含まれるヘッダと伝送される実データが含まれるペイロードとにより構成されるフレームを用いて通信を行う伝送装置において、
    前記フレーム中のチェックビットの任意の位置に、疑似エラーを挿入可能な疑似エラー生成手段を有し、
    前記ヘッダの未使用領域に、誤り訂正を行っているか否かを示す誤り訂正機能の有効/無効情報を挿入して伝送することを特徴とする伝送装置。
  7. 前記疑似エラー生成手段は、前記疑似エラーを単一のフレームのみに挿入するか、又はフレーム毎に挿入するかを選択して挿入することを特徴とする請求項6記載の伝送装置。
  8. 誤り訂正機能の有効/無効状態に関して、前記ヘッダの未使用領域に挿入して送信された送信側の誤り訂正機能の有効/無効状態と比較し、誤り訂正機能の有効/無効状態が送信側とミスマッチの場合、誤り訂正機能の有効/無効を自動切換することを特徴とする請求項6記載の伝送装置。
  9. 前記誤り訂正機能の有効/無効の切替えに連動して、データ書込みタイミングに対する読み出しタイミング位置を切替え、誤り訂正無効時のデータ遅延時間を短縮することを特徴とする請求項8記載の伝送装置。
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