JP3536799B2 - フレーム同期回路および同期方法、ならびにそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

フレーム同期回路および同期方法、ならびにそのプログラムを記録した記録媒体

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JP3536799B2
JP3536799B2 JP2000272149A JP2000272149A JP3536799B2 JP 3536799 B2 JP3536799 B2 JP 3536799B2 JP 2000272149 A JP2000272149 A JP 2000272149A JP 2000272149 A JP2000272149 A JP 2000272149A JP 3536799 B2 JP3536799 B2 JP 3536799B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッダに定義され
たHEC(Header Error Contro
l)とフレーム長情報に基づいてフレーム同期を行う可
変長フレームに対して、ミスフレーム間隔が短いことを
改善することができるフレーム同期方法および同期回路
に関し、特に同期状態においてヘッダに複数のビット誤
りが発生したときでもハント状態になることを防ぐこと
ができ、ミスフレーム間隔を改善することが可能なフレ
ーム同期回路および同期方法、ならびにそのプログラム
を記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について、HECが1ビット
誤り訂正可能な符号を用いる場合について説明する。図
14は、従来の可変長フレームを用いたフレーム同期回
路の構成図である。図14において、HEC演算手段1
は受信情報のヘッダ長分の情報に対してCRC(Cyc
lic Redundancy Check)を計算す
ることによりシンドロームを生成し、このシンドローム
を1ビット誤り訂正手段2、フレーム長情報取得手段3
および状態判定手段6に転送する。HEC演算手段1を
通過した受信情報は、1ビット誤り訂正手段2およびフ
レーム長情報取得手段3に与えられる。1ビット誤り訂
正手段2は、HEC演算手段1からのシンドロームによ
り1ビット誤りと判定されたときにヘッダ長分の情報に
ついて1ビットの誤り訂正を行い、フレーム長情報取得
手段3に与える。
【0003】状態判定手段6は、HEC演算手段1から
のシンドロームとフレームパルス生成手段7からのフレ
ームパルス情報に基づいて同期状態を判定するととも
に、ハント状態でHEC演算手段1からのシンドローム
が誤りありを示すとき、フレームパルス生成手段7に1
ビット(バイト)シフト指示を与える。バイトシフト
は、可変長フレームがSDHのように125μsec周
期が分かっている場合、物理レイヤで転送されるときに
用いられる。ビットシフトは、可変長フレームがDS−
3(44.736Mbit/s)のように125μse
c周期が分からない物理レイヤで転送するときに用いら
れる。状態判定手段6は、先ずハント状態とし、HEC
演算手段1からのシンドロームが誤りなしを示すときに
はプレ同期状態とする。次に、状態判定手段6は、プレ
同期状態においてフレームパルス生成手段7から与えら
れるフレーム長(L)分シフトした位置でのHEC演算
手段1からのシンドロームが誤りなしを示すか否かを調
べる。連続N−1回HEC演算手段1からのシンドロー
ムが誤りなしを示すとき同期状態と判定する。ただし、
Nは1以上の整数である。N−1回の途中でHEC演算
手段1からのシンドロームが誤りありを示すとき、ハン
ト状態と判定する。ハント状態でHEC演算手段1から
のシンドロームが誤りありを示すときには、フレームパ
ルス生成手段7に1ビット(バイト)シフト指示を与え
る。また、判定した同期状態情報をフレーム長情報取得
手段に与える。
【0004】フレームパルス生成手段7は、状態判定手
段6から1ビット(バイト)シフト指示が来ていないと
きには、フレーム長情報取得手段からのフレーム長情報
に基づき、状態判定手段6にフレーム長(L)だけ離れ
た(シフトした)位置を与える。フレームパルス生成手
段7は状態判定手段6から1ビット(バイト)シフト指
示が来ているときには、1ビット(バイト)ずらした
(シフトした)位置を状態判定手段6に与える。フレー
ム長情報取得手段3は、HEC演算手段1からの受信情
報のヘッダ長分の情報か、1ビット誤り訂正手段2から
のヘッダ長分の1ビット訂正した情報かを、HEC演算
手段1からのシンドロームと状態判定手段6からの同期
状態情報により選択し、選択したヘッダ長分の情報から
フレーム長を取得し、フレームパルス生成手段7に与え
る。
【0005】フレーム長情報取得手段3は、HEC演算
手段1からのシンドロームと状態判定手段6からの同期
状態情報による選択については、状態判定手段6からの
情報が同期状態であれば、HEC演算手段1からのシン
ドロームが1ビット誤りを示すときには、1ビット誤り
訂正手段2からの1ビット誤り訂正情報を選択する。フ
レーム長情報取得手段3は、HEC演算手段1からのシ
ンドロームが誤りなしを示すときには、HEC演算手段
1からの受信情報のヘッダ長分の情報を選択する。フレ
ーム長情報取得手段3は、状態判定手段6からの情報が
プレ同期状態であれば、HEC演算手段1からのシンド
ロームが誤りなしを示すときのみ、HEC演算手段1か
らの受信情報のヘッダ長分の情報を選択する。フレーム
長情報取得手段3は、状態判定手段6からの情報がハン
ト状態であれば、HEC演算手段1からのシンドローム
が誤りなしを示すときのみ、HEC演算手段1からの受
信情報のヘッダ長分の情報を選択する。
【0006】図15は、従来における可変長フレームの
同期方式の状態遷移図である。図15は、図14のフレ
ーム同期回路の動作で、特に状態に着目してその遷移を
説明する図である。ハント状態20では、1ビット(バ
イト)ずつシフトしてヘッダ長分に対してCRCが誤り
を検出しない位置を探索する。CRCで誤りを検出しな
い位置でプレ同期状態30になる。この後、受信したヘ
ッダのFLに書かれたフレーム長のLバイトまでシフト
して再びCRCで誤りを検出しないかを調べる。このよ
うに、プレ同期状態で連続N−1回FLに書かれたフレ
ーム長だけシフトしてCRCで誤りを検出しなければ、
プレ同期状態30から同期状態40に遷移する(Nを後
方保護段数と呼ぶ)。CRCで誤りを検出すれば、ハン
ト状態20に遷移する。このように、ハント状態20と
プレ同期状態30とでは、CRCは誤り検出動作であ
る。また、同期状態40では、CRCは1ビット誤り訂
正動作であり、2ビット以上の誤りを検出した場合、ハ
ント状態20に遷移する。
【0007】図16は、従来におけるフレーム同期回路
の同期状態の動作フローチャートである。図16では、
同期状態において、可変長フレームを受信する毎に行う
処理を示しており、先ずHEC演算手段1においてヘッ
ダ長分の情報に対してCRCを計算し(ステップ17
1)、シンドロームが誤りなしの場合には(ステップ1
72)、そのままLを取得し(ステップ173)、Lだ
け離れた(シフトした)位置で(ステップ174)、再
度ヘッダ長分の情報に対してCRCを計算する(ステッ
プ171)。得られたシンドロームが1ビット誤りのシ
ンドロームである場合には(ステップ175)、1ビッ
ト誤り訂正を行い(ステップ176)、Lだけ離れた
(シフトした)位置で(ステップ174)、再度ヘッダ
長分の情報に対してCRCを計算する(ステップ17
1)。得られたシンドロームが誤りなしでも、1ビット
誤りでもないことを示すと、ハント状態となる(ステッ
プ177)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、同期
状態において伝送路誤りなどにより誤ってハント状態に
なること(ミスフレーム)が頻繁に生じ、ミスフレーム
の生起間隔が短いことを示していた。ミスフレーム間隔
Tmは、次式(1)で表わされる。 Tm=L/rS ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1) ここで、Sは伝送路速度、Lはフレーム長、rは上述し
たように同期状態では、CRCは1ビット誤り訂正を行
うので、2ビット以上の誤りが生起する確率である。伝
送路誤り率をε、ヘッダ長をHとするとき、rは次式
(2)で表される。
【数1】 ミスフレーム間隔Tmは、伝送路速度S=2.5Gbi
t/s、伝送路誤り率ε=10-4〜10-7、ヘッダ長H
=32ビットに対して、計算すると図17に示すように
なる。図17は、従来技術におけるミスフレーム間隔を
示す図である。伝送路誤り率εが10-7、フレーム長が
128バイトでミスフレーム間隔は1日以下(0.96
日)である。SDHにおけるSTM−1では、伝送路誤
り率10-4で10年以上(11.9年)のミスフレーム
間隔であるから、これに比較して極端に短い。
【0009】(目的)そこで、本発明の目的は、これら
従来の課題を解決し、ヘッダに定義されたHECとフレ
ーム長情報とに基づいてフレーム同期を行う可変長フレ
ームに対し、ミスフレーム間隔を長くなるように改善す
ることが可能なフレーム同期回路および同期方法、なら
びにそのプログラムを記録した記録媒体を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のフレーム同期方法では、CRCが1ビット
誤り訂正可能な場合、同期状態で1ビット誤り訂正を行
う手段に以下の手段を加える。 1ビット誤り訂正可能なCRCを用いて、2ビット誤
りのシンドロームを求める。 2ビット誤りのシンドロームは復号する符号が複数に
なる場合があるため、適切に複数の候補のうちからいず
れかを選択する。 複数の候補の適切な選択の方法は、フレーム長分だけ
シフトして、CRCでチェックすることにより行う。さ
らに、発展させ、CRCが1〜k1ビットまで訂正可能
な場合には、同期状態で1〜k1ビット誤り訂正を行う
手段に、以下の手段を加える。 1〜k1ビット誤り訂正可能なCRCを用いて、k1
+1〜k1+k2ビット訂正可能のシンドロームを求め
る。 k1+1〜k1+k2ビット誤りのシンドロームは、
復号する符号が複数になる場合があるので、適切に複数
の候補のうちから、いずれかを選択する。 複数の候補の適切な選択の方法は、フレーム長分だけ
シフトして、CRCでチェックすることにより行う。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の原理および実施例
を、図面により詳細に説明する。 (原理)従来、可変長フレームの通信を行う方法とし
て、SDL(Simple Data Link)が、
例えば文献E.Hernandez−Valenci
a.“Adapting data client s
ignals to theOCh payload
using SDL.”T1X1.5/2000−11
7,March 2000.において提案されている。
図11は、上記の可変長フレーム構成例を示す図であ
る。図11に示すように、フレームはヘッダ、ペイロー
ドおよびトレイラから構成されている。ヘッダには、フ
レーム長Lを転送するフィールドFL(FrameLe
ngth)およびヘッダのCRC結果を転送するHEC
が定義されている。ヘッダには、必要に応じてその他が
定義される場合もある。ペイロードには、IPパケット
等が収容される。トレイラは、CRC等のフレームの誤
りを検出する符号FCS(Frame Check S
equence)がオプションとして定義される。
【0012】一般に、HECは、1ビット誤り訂正が可
能なCRCが用いられる。なお、ATMや上記文献に記
載したSDLでは、HECとして以下の生成多項式G
(x)で定義されるCRCが用いられる。これらのCR
Cはいずれも1ビット誤り訂正が可能である。 CRC−8 :G(x)=x8+x2+x+1 (ATMのHEC) CRC−16 :G(x)=x16+x12+x5+1 (SDLのHEC) 本発明は、ヘッダにHECとフレーム長情報を有する可
変長フレームの通信に利用する。そして、本発明では、
図13に示すようなフレーム構成を適用する。本発明に
適用される可変長フレームは、任意の物理レイヤ上でI
Pパケットの転送に利用される。この可変長フレームの
同期が確立されれば、IPパケットの識別が直ちに可能
となる。
【0013】(第1の実施例)図1は、本発明の第1の
実施例を示すフレーム同期回路の構成図である。図1で
は、HECに適用するCRCは1〜k1ビットの誤り訂
正が可能とする。第1の実施例では、HEC演算手段
1、1〜k1ビット誤り訂正手段2、フレーム長情報取
得手段3、フレームパルス生成手段7、状態判定手段6
の他に、k1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正手段
4、複数候補選択手段5が設けられる。図1において、
HEC演算手段1は、受信情報のヘッダ長分の情報に対
してCRCを計算することによりシンドロームを生成
し、そのシンドロームを1〜k1ビット誤り訂正手段
2、k1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正手段4、フ
レーム長情報取得手段3、および状態判定手段6に与え
る。HEC演算手段1を通過した受信情報は、1〜k1
ビット誤り訂正手段2、k1+1〜k1+k2ビットの
誤り訂正手段4、およびフレーム長情報取得手段3に与
えられる。なお、図6では、k1=1、k2=1にした
場合であって、ステップ115以降が1ビット誤り訂正
手段2の動作、ステップ116以降が2ビット誤り訂正
手段4の動作を示している。1〜k1ビット誤り訂正手
段2は、HEC演算手段1からのシンドロームにより1
〜k1ビット誤りと判定したときに、ヘッダ長分の情報
について1〜k1ビットの誤り訂正を行い、誤り訂正し
たヘッダ長分の情報をフレーム長情報取得手段3に与え
る。
【0014】k1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正手
段4は、HEC演算手段1からのシンドロームによりk
1+1〜k1+k2ビットの誤りと判定したときに、ヘ
ッダ長分の情報についてk1+1〜k1+k2ビットの
誤り訂正を行い、誤り訂正が一意的に可能な場合には、
誤り訂正したヘッダ長分の情報をフレーム長情報取得手
段3に与える。k1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正
手段4は、誤り訂正が一意的に可能でない訂正すべき候
補が複数ある場合には、誤り訂正したヘッダ長分の情報
を複数候補選択手段5に与える。なお、図6では、複数
候補選択手段5の動作を破線内で示している。複数候補
選択手段5は、訂正すべき候補が複数ある場合に、複数
候補に対応する複数のフレーム長を取得してフレーム長
分だけシフトした位置のヘッダ長分の情報に対してCR
Cを計算し、誤りなしの候補を探索する。複数候補選択
手段5は、誤りなしの候補がない場合には、1ビット誤
り候補を探索し、1ビット誤り訂正を行う。複数候補選
択手段5は、誤りなしの候補か、1ビット誤り訂正の候
補が得られた場合、その候補が得られた位置のヘッダ長
分の情報から得られるフレーム長情報をフレームパルス
生成手段7に与える。
【0015】複数候補選択手段5は、誤りなしの候補も
1ビット誤りの候補もなかった場合には、選択失敗情報
を状態判定手段6に与える。状態判定手段6は、HEC
演算手段1からのシンドロームとフレームパルス生成手
段7からのフレームパルス情報に基づいて同期状態を判
定する。ハント状態でHEC演算手段1からのシンドロ
ームが誤りありを示すときには、フレームパルス生成手
段7に1ビット(バイト)シフト指示を与える。さら
に、状態判定手段6は、複数候補選択手段5から選択失
敗情報を受けると、同期状態をハント状態に遷移する。
状態判定手段6は、先ずハント状態とし、HEC演算手
段1からのシンドロームが誤りなしを示すとき、プレ同
期状態とする。次に、状態判定手段6は、プレ同期状態
でフレームパルス生成手段7から与えられるフレーム長
分シフトした位置での、HEC演算手段1からのシンド
ロームが誤りなしを示すか否かを調べる。連続N−1回
だけ、HEC演算手段1からのシンドロームが誤りなし
を示すときには同期状態と判定する。N−1回の途中
で、HEC演算手段1からのシンドロームが誤りありを
示すときには、ハント状態と判定する。ハント状態でH
EC演算手段1からのシンドロームが誤りありを示すと
き、フレームパルス生成手段7に1ビット(バイト)シ
フト指示を与える。また、判定した同期状態情報をフレ
ーム長情報取得手段3に与える。
【0016】フレームパルス生成手段7は、状態判定手
段6から1ビット(バイト)シフト指示情報が来ていな
いときには、フレーム長情報取得手段3からのフレーム
長情報に基づき状態判定手段6にフレーム長だけ離れた
(シフトした)位置を与える。フレームパルス生成手段
7は、状態判定手段6から1ビット(バイト)シフト指
示情報が来ているときには、1ビット(バイト)ずらし
た(シフトした)位置を状態判定手段6に与える。フレ
ームパルス生成手段7は、複数候補選択手段5からのフ
レーム長情報19を受けて、状態判定手段6から1ビッ
ト(バイト)シフト指示情報がないときに、フレームパ
ルス情報を状態判定手段6に与える。フレーム長情報取
得手段3は、HEC演算手段1からの受信情報のヘッダ
長分の情報か、1〜k1ビット誤り訂正手段2からのヘ
ッダ長分の1〜k1ビット誤り訂正した情報か、k1+
1〜k1+k2ビットの誤り訂正手段4からのヘッダ長
分のk1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正した情報か
を、HEC演算手段1からのシンドロームと状態判定手
段6からの同期状態情報により選択し、選択したヘッダ
長分の情報からフレーム長を取得し、フレームパルス生
成手段7に与える。
【0017】フレーム長情報取得手段3は、HEC演算
手段1からのシンドロームと状態判定手段6からの同期
状態情報による選択については、状態判定手段6からの
情報が同期状態であれば、HEC演算手段1からのシン
ドロームが1〜k1ビット誤りを示すときには、1〜k
1ビット誤り訂正手段2からの1〜k1ビット誤り訂正
情報を選択し、HEC演算手段1からのシンドロームが
k1+1〜k1+k2ビットの誤りを示し、かつ誤り訂
正候補が一意的に定まるときには、k1+1〜k1+k
2ビットの誤り訂正手段4からのk1+1〜k1+k2
ビットの誤り訂正情報を選択する。フレーム長情報取得
手段3は、状態判定手段6からの情報が同期状態であれ
ば、HEC演算手段1からのシンドロームが誤りなしを
示すときは、HEC演算手段1からの受信情報のヘッダ
長分の情報を選択する。フレーム長情報取得手段3は、
状態判定手段6からの情報がプレ同期状態であれば、H
EC演算手段1からのシンドロームが誤りなしを示すと
きのみ、HEC演算手段1からの受信情報のヘッダ長分
の情報を選択する。フレーム長情報取得手段3は、状態
判定手段6からの情報がハント状態であれば、HEC演
算手段1からのシンドロームが誤りなしを示すときの
み、HEC演算手段1からの受信情報のヘッダ長分の情
報を選択する。なお、請求項1について、k1=1、k
2=1にした場合(請求項3,5)のフローが図6に示
されている(詳細は後述)。特に、複数候補選択手段5
については破線内に示している。
【0018】(第2の実施例)図2は、本発明の第2の
実施例を示すフレーム同期回路の構成図である。HEC
に適用するCRCは1〜k1ビットの誤り訂正が可能と
する。第2の実施例では、HEC演算手段1、1〜k1
ビット誤り訂正手段2、フレーム長情報取得手段3、フ
レームパルス生成手段7、状態判定手段6、k1+1〜
k1+k2ビットの誤り訂正手段4、および複数候補選
択手段5から構成される。第1の実施例とは、複数候補
選択手段5とフレーム長情報取得手段3およびフレーム
パルス生成手段7との接続関係が異なっている。図2に
おいて、HEC演算手段1は、受信情報のヘッダ長分の
情報に対してCRCを計算することによりシンドローム
を生成し、そのシンドロームを1〜k1ビット誤り訂正
手段2、k1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正手段
4、フレーム長情報取得手段3、および状態判定手段6
に与える。HEC演算手段1を通過した受信情報は、1
〜k1ビット誤り訂正手段2、k1+1〜k1+k2ビ
ットの誤り訂正手段4、およびフレーム長情報取得手段
3に与えられる。
【0019】1〜k1ビット誤り訂正手段2は、HEC
演算手段1からのシンドロームにより1〜k1ビット誤
りと判定されたときに、ヘッダ長分の情報について1〜
k1ビット誤り訂正を行い、誤り訂正したヘッダ長分の
情報をフレーム長情報取得手段3に与える。k1+1〜
k1+k2ビットの誤り訂正手段4は、HEC演算手段
1からのシンドロームによりk1+1〜k1+k2ビッ
トの誤りと判定されたときに、ヘッダ長分の情報につい
てk1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正を行い、誤り
訂正が一意的に可能な場合、誤り訂正したしたヘッダ長
分の情報をフレーム長情報取得手段3へ与える。k1+
1〜k1+k2ビットの誤り訂正手段4は、誤り訂正が
一意的に可能でない訂正すべき候補が複数ある場合に
は、誤り訂正したヘッダ長分の情報を複数候補選択手段
5に与える。複数候補選択手段5は、訂正すべき候補が
複数ある場合に、複数候補に対応する複数のフレーム長
を取得して、フレーム長分だけシフトした位置のヘッダ
長分の情報に対してCRCを計算し、誤りなしの候補を
探索する。複数候補選択手段5は、誤り無しの候補がな
い場合、1ビット誤りの候補を探索し、1ビット誤り訂
正を行う。複数候補選択手段5は、誤りなしの候補か、
あるいは1ビット誤り訂正の候補が得られた場合、その
候補が得られた位置のヘッダ長分の情報から得られるフ
レーム長情報をフレームパルス生成手段7に与える。
【0020】複数候補選択手段5は、誤りなしの候補も
1ビット誤りの候補もなかった場合、選択失敗情報を状
態判定手段6に与える。状態判定手段6は、HEC演算
手段1からのシンドロームとフレームパルス生成手段7
からのフレームパルス情報に基づいて同期状態を判定す
る。ハント状態でHEC演算手段1からのシンドローム
が誤りありを示すとき、フレームパルス生成手段7に1
ビット(バイト)シフト指示を与える。さらに、状態判
定手段6は、複数候補選択手段5から選択失敗情報を受
けると、同期状態をハント状態に遷移する。状態判定手
段6は、先ずハント状態とし、HEC演算手段1からの
シンドロームが誤りなしを示すとき、プレ同期状態と判
定する。次に、状態判定手段6はプレ同期状態で、フレ
ームパルス生成手段7から与えられるフレーム長分シフ
トした位置での、HEC演算手段1からのシンドローム
が連続N−1回誤りなしを示すとき同期状態と判定す
る。N−1回の途中でHEC演算手段1からのシンドロ
ームが誤りありを示すときハント状態と判定する。ハン
ト状態でHEC演算手段1からのシンドロームが誤りあ
りを示すとき、フレームパルス生成手段7に1ビット
(バイト)シフト指示を与える。また、判定した同期状
態情報をフレーム長情報取得手段3に与える。
【0021】フレームパルス生成手段7は、状態判定手
段6から1ビット(バイト)シフト指示情報が来ていな
いときには、フレーム長情報取得手段3からのフレーム
長情報に基づいて状態判定手段6にフレーム長だけ離れ
た(シフトした)位置を与える。フレームパルス生成手
段7は、状態判定手段6から1ビット(バイト)シフト
指示情報が来ているときには、1ビット(バイト)ずら
した(シフトした)位置を状態判定手段6に与える。フ
レーム長情報取得手段3は、HEC演算手段1からの受
信情報のヘッダ長分の情報と1〜k1ビット誤り訂正手
段2からのヘッダ長分の1〜k1ビット誤り訂正した情
報とk1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正手段4から
のヘッダ長分のk1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正
した情報と複数候補選択手段5からのフレーム長情報
を、HEC演算手段1からのシンドロームと状態判定手
段6からの同期状態情報により選択し、選択したヘッダ
長分の情報からフレーム長を取得し、フレームパルス生
成手段7に与える。
【0022】フレーム長情報取得手段3は、HEC演算
手段1からのシンドロームと状態判定手段6からの同期
状態情報による選択については、状態判定手段6からの
情報が同期状態であれば、HEC演算手段1からのシン
ドロームが1〜k1ビット誤りを示すときには、1〜k
1ビット誤り訂正手段2からの1〜k1ビット誤り訂正
情報を選択する。フレーム長情報取得手段3は、状態判
定手段6からの情報が同期状態であれば、HEC演算手
段1からのシンドロームがk1+1〜k1+k2ビット
の誤りを示し、かつ誤り訂正候補が一意的に定まるとき
には、k1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正手段4か
らのk1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正情報を選択
する。フレーム長情報取得手段3は、状態判定手段6か
らの情報が同期状態であれば、HEC演算手段1からの
シンドロームがk1+1〜k1+k2ビットの誤りを示
し、かつ複数の復号符号の候補があり、一意的に定まら
ないときには、複数選択候補からのフレーム長情報を選
択する。フレーム長情報取得手段3は、状態判定手段6
からの情報が同期状態であれば、HEC演算手段1から
のシンドロームが誤りなしを示すときには、HEC演算
手段1からの受信情報のヘッダ長分の情報を選択する。
【0023】フレーム長情報取得手段3は、状態判定手
段6からの情報がプレ同期状態であれば、HEC演算手
段1からのシンドロームが誤りなしを示すときのみ、H
EC演算手段1からの受信情報のヘッダ長分の情報を選
択する。フレーム長情報取得手段3は、状態判定手段6
からの情報がハント状態であれば、HEC演算手段1か
らのシンドロームが誤りなしを示すときのみ、HEC演
算手段1からの受信情報のヘッダ長分の情報を選択す
る。なお、請求項1について、k1=1、k2=1にし
た場合(請求項3,5)のフローが図6に示される。特
に、複数候補選択手段5については破線内に示してい
る。
【0024】(第3の実施例)図3は、本発明の第3の
実施例を示すフレーム同期回路の構成図である。図3で
は、第2および第1の実施例と異なる点は、複数候補選
択手段5の代りにフレーム長並べ替え手段5が設けられ
ている点である。HECに適用するCRCは1〜k1ビ
ットの誤り訂正が可能であるとする。第3の実施例で
は、1〜k1ビット誤り訂正手段2、フレーム長情報取
得手段3、フレームパルス生成手段7、状態判定手段
6、k1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正手段4、お
よびフレーム長並べ替え手段5Aから構成される。図3
において、HEC演算手段1は、受信情報のヘッダ長分
の情報に対してCRCを計算することによりシンドロー
ムを生成し、そのシンドロームを1〜k1ビット誤り訂
正手段2、k1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正手段
4、フレーム長並べ替え手段5、フレーム長情報取得手
段3、および状態判定手段6に与える。HEC演算手段
1を通過した受信情報は、1〜k1ビット誤り訂正手段
2、k1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正手段4、お
よびフレーム長情報取得手段3に与えられる。1〜k1
ビット誤り訂正手段2は、HEC演算手段1からのシン
ドロームにより1〜k1ビット誤りと判定されたとき
に、ヘッダ長分の情報について1〜k1ビット誤り訂正
を行い、フレーム長情報取得手段3にこれを与える。
【0025】k1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正手
段4は、HEC演算手段1からのシンドロームによりk
1+1〜k1+k2ビットの誤りと判定されたときに、
ヘッダ長分の情報についてk1+1〜k1+k2ビット
の誤り訂正を行い、誤り訂正が一意的に可能な場合、誤
り訂正したヘッダ長分の情報をフレーム長情報取得手段
3へ与える。k1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正手
段4は、HEC演算手段1からのシンドロームによりk
1+1〜k1+k2ビットの誤りと判定されたときに、
訂正すべき候補が複数で誤り訂正が一意的に可能でない
場合には、複数のk1+1〜k1+k2ビットの誤り訂
正した複数のヘッダ長分の情報をフレーム長並べ替え手
段5に与えるとともに、フレーム長候補数情報を状態判
定手段6に与える。フレーム長並べ替え手段5は、HE
C演算手段1からのシンドロームによりk1+1〜k1
+k2ビットの誤りと判定され、1つのシンドロームに
対して訂正すべき候補が複数ある場合に、それらの候補
から得られたフレーム長情報を小さい順に並べ替え、フ
レーム長候補情報を小さい順番にフレーム長情報取得手
段3に与える。状態判定手段6は、同期状態において、
HEC演算手段1からのシンドロームがk1+1〜k1
+k2ビットの誤りを示し、かつ復号符号が複数(n個
とする)と判定されたとき、フレーム長情報取得手段3
から与えられるフレーム長の候補(L1,L2,L3,・
・・Ln;L1<L2<L3<・・・<Lnとする)をフレ
ームパルス生成手段7に入力し、そのときのHEC演算
手段1からのシンドロームを基に候補の選択を行う。
【0026】図4は、フレーム長候補の選択動作フロー
チャート(1)である。k1+1〜k1+k2ビットの
誤り訂正で復号のフレーム長候補が複数(L1,L2,L
3,・・・Ln)ある場合、L1,L2,L3,・・・Ln
選択動作は、図4に示すように行われる。フレーム長候
補L1をシフトして(ステップ102)、HEC演算手
段1からのシンドロームが誤り無しを示すとき(ステッ
プ103)、Liをフレーム長とする(ステップ10
4)。L1シフトして、そのシンドロームが1ビット誤
りを示せば(ステップ105)、1度そのL1を保持し
(ステップ106)、L(i+1)以降のシフトでそのシン
ドロームが誤りなしを示すことがなければ(ステップ1
07,108,102,103)、そのLiをフレーム
長とする(ステップ109,110)。Liシフトして
(ステップ102)、そのシンドロームが誤りを示せば
(ステップ103,105)、L(i+1)について調べる
(ステップ108)。Lnまで調べてもフレーム長が定
まらない場合には(ステップ109)、ハント状態に遷
移する(ステップ112)。図5は、フレーム長候補の
選択動作のフローチャート(2)である。k1+1〜k
1+k2ビットの誤り訂正で復号のフレーム長候補が複
数(L1,L2,L3,・・・Ln)ある場合、L1,L2
3,・・・Lnの選択動作は、図5に示すように行われ
る。フレーム長候補Liをシフトして(ステップ10
2)、HEC演算手段からのシンドロームが誤り無しを
示すとき(ステップ103)、Liをフレーム長とする
(ステップ104)。Liシフトしてそのシンドローム
が1ビット誤りを示せば、1ビット訂正を行い(ステッ
プ105)、Liをフレーム長とする(ステップ10
4)。Liシフトして、そのシンドロームが2ビット以
上の誤りを示した場合、Li+1について調べる(ステッ
プ107)。Lnまで調べてもフレーム長が定まらない
場合には(ステップ108)、ハント状態に遷移する
(ステップ112)。
【0027】状態判定手段6は、HEC演算手段1から
のシンドロームとフレームパルス生成手段7からのフレ
ームパルス情報に基づき同期状態を判定する。ハント状
態でHEC演算手段1からのシンドロームが誤りありを
示すとき、フレームパルス生成手段7に1ビット(バイ
ト)シフト指示を与える。状態判定手段6は、先ずハン
ト状態とし、HEC演算手段1からのシンドロームが誤
りなしを示すとき、プレ同期状態と判定する。次に、状
態判定手段6は、プレ同期状態でフレームパルス生成手
段7から与えられるフレーム長分シフトした位置での、
HEC演算手段1からのシンドロームが誤りなしを示す
か否かを調べる。連続N−1回だけHEC演算手段1か
らのシンドロームが誤りなしを示すとき同期状態と判定
する。N−1回の途中でHEC演算手段1からのシンド
ロームが誤りありを示すとき、ハント状態と判定する。
ハント状態でHEC演算手段1からのシンドロームが誤
りありを示すとき、フレームパルス生成手段7に1ビッ
ト(バイト)シフト指示を与える。また、判定した同期
状態情報をフレーム長情報取得手段3に与える。
【0028】フレームパルス生成手段7は、状態判定手
段6から1ビット(バイト)シフト指示情報が来ていな
いときには、フレーム長情報取得手段3からのフレーム
長情報に基づいて状態判定手段6にフレーム長だけ離れ
た(シフトした)位置を与える。フレームパルス生成手
段7は、状態判定手段6から1ビット(バイト)シフト
指示情報が来ているときには、1ビット(バイト)ずら
した(シフトした)位置を状態判定手段6に与える。フ
レーム長情報取得手段3は、HEC演算手段1からの受
信情報のヘッダ長分の情報と1〜k1ビット誤り訂正手
段2からのヘッダ長分の1〜k1ビット誤り訂正した情
報と、k1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正手段4か
らのヘッダ長分のk1+1〜k1+k2ビットの誤り訂
正した情報と、フレーム長並べ替え手段5からのフレー
ム長候補情報を、HEC演算手段1からのシンドローム
と状態判定手段6からの同期状態情報により選択し、選
択したヘッダ長分の情報からフレーム長を取得し、フレ
ームパルス生成手段7に与える。
【0029】フレーム長情報取得手段3は、HEC演算
手段1からのシンドロームと状態判定手段6からの同期
状態情報による選択については、状態判定手段6からの
情報が同期状態であれば、HEC演算手段1からのシン
ドロームが1〜k1ビット誤りを示すときは、1〜k1
ビット誤り訂正手段2からの1〜k1ビット誤り訂正情
報を選択する。フレーム長情報取得手段3は、状態判定
手段6からの情報が同期状態であれば、HEC演算手段
1からのシンドロームがk1+1〜k1+k2ビットの
誤りを示し、かつ誤り訂正候補が一意的に定まるときは
k1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正手段4からのk
1+1〜k1+k2ビットの誤り訂正情報を選択する。
フレーム長情報取得手段3は、状態判定手段6からの情
報が同期状態であれば、HEC演算手段1からのシンド
ロームがk1+1〜k1+k2ビットの誤りを示し、か
つ複数の復号符号の候補があり、一意的に定まらないと
きは、フレーム長並べ替え手段5からのフレーム長候補
情報を選択する。フレーム長情報取得手段3は、状態判
定手段6からの情報が同期状態であれば、HEC演算手
段1からのシンドロームが誤りなしを示すときは、HE
C演算手段1からの受信情報のヘッダ長分の情報を選択
する。フレーム長情報取得手段3は、状態判定手段6か
らの情報がプレ同期状態であれば、HEC演算手段1か
らのシンドロームが誤りなしを示すときのみ、HEC演
算手段1からの受信情報のヘッダ長分の情報を選択す
る。フレーム長情報取得手段3は、状態判定手段6から
の情報がハント状態であれば、HEC演算手段1からの
シンドロームが誤りなしを示すときは、HEC演算手段
1からの受信情報のヘッダ長分の情報を選択する。
【0030】なお、請求項2について、k1=1、k2
=1にした場合(請求項4,6)のフローが図7および
図8に示されている(詳細は後述)。k1=1、k2=
1について更に説明する。CRC−16およびCRC−
8では、1ビット誤り訂正が可能であるが、2ビット誤
り訂正は不可能である。2ビット誤り訂正は不可能とい
う意味は、2ビット誤りでのシンドロームが、受信信号
に対して誤り訂正する場合に、符号反転する2ビットの
位置が一意的に定まらないことである。つまり、同一の
シンドロームで、符号反転する2ビットの位置の候補が
複数個存在する。CRC−16の時に生成多項式G
(x)=x16+x12+x5+1の場合について述べるこ
とで、本発明の内容を説明する。ヘッダ長が4,5,6
バイトの場合、2ビット誤りのシンドロームと符号反転
する2ビット位置の関係について調べた結果を、それぞ
れ図9、図10および図11に示す。これにより、CR
C−16を用いた2ビット誤りでは、1つのシンドロー
ムに対して符号反転する2ビット位置の候補が最大2つ
存在することがわかる。例えば、ヘッダ長が4バイトの
場合、2ビット誤りの全シンドローム496個のうち、
48組が同一シンドロームになる。残りの400個は、
1つのシンドロームに対する2ビットの反転位置は一意
的に定まる。
【0031】(請求項1,3,6の実施例)図6は、本
発明の請求項1,3,6の実施例を示す動作フローチャ
ートである。本発明では、HEC演算手段1により得ら
れたシンドロームが誤りなしを示す場合には(ステップ
114)、そのままLを取得し(ステップ131)、L
だけ離れた(シフトした)位置で(ステップ133)、
再度CRCを計算する(ステップ113)。得られたシ
ンドロームが1ビット誤りを示す場合には(ステップ1
15)、1ビット誤り訂正を行い(ステップ132)、
Lだけ離れた(シフトした)位置で再度CRCを計算す
る(ステップ133,113)。得られたシンドローム
が2ビット誤りを示し(ステップ116)、反転位置を
一意的に決定できる場合には(ステップ117)、2ビ
ット誤り訂正してLを取得し(ステップ118)、Lだ
け離れた(シフトした)位置で再度CRCを計算する
(ステップ133,113)。反転位置が一意的に決定
できなかった場合には(ステップ117)、2ビット誤
り訂正したL1とL2について並列的にどちらを選択す
べきかを調べる。
【0032】すなわち、L1だけ離れた(シフトした)
位置で再度CRCを計算し(ステップ120,12
1)、そのシンドロームが誤りなしを示す場合はLを取
得する(ステップ122,124)。もし、そのシンド
ロームが1ビット誤りを示す場合には1ビット誤りを訂
正し(ステップ123)、Lを取得する(ステップ12
4)。同様に、L2だけ離れた(シフトした)位置で再
度CRCを計算し(ステップ126,127)、そのシ
ンドロームが誤りなしを示す場合にはLを取得する(ス
テップ128,130)。もし、そのシンドロームが1
ビット誤りを示す場合には1ビット誤りを訂正し(ステ
ップ129)、Lを取得する(ステップ130)。L
1,L2の位置でCRCが誤りなし、または1ビット誤
り以外であるときにはハント状態となる(ステップ12
3,129,134)。L1またはL2の位置でCRC
が誤りなし、または1ビット誤りを検出した方が正しい
フレーム長として認識し、取得したLが次のフレーム長
となる。
【0033】(請求項2,4,7の実施例) 図7は、本発明の請求項2,4,7の同期状態での動作
フローチャートである。本発明では、HEC演算手段1
がCRCを計算し(ステップ141)、シンドロームが
誤りなしを示す場合(ステップ142)、そのままLを
取得し(ステップ143)、Lだけ離れた(シフトし
た)位置で(ステップ165)再度CRCを計算する
(ステップ141)。得られたシンドロームが1ビット
誤りを示す場合には(ステップ144)、1ビット誤り
訂正を行い(ステップ145)、Lだけ離れた(シフト
した)位置で(ステップ165)再度CRCを計算する
(ステップ141)。得られたシンドロームが2ビット
誤りを示し(ステップ146)、反転位置を一意的に決
定できる場合には(ステップ147)、2ビット誤り訂
正してLを取得し(ステップ148)、Lだけ離れた
(シフトした)位置で(ステップ165)再度CRCを
計算する(ステップ141)。ここで、反転位置が一意
的に決定できなかった場合には(ステップ147)、2
ビット訂正を行い(ステップ149)、並べ替えてL
1,L2(L1<L2)を取得する(ステップ15
0)。L1シフトしたシンドロームが誤りなしを示す場
合には(ステップ151,152,153)Lを取得す
る(ステップ154)。
【0034】L1シフトしたシンドロームが1ビット誤
りを示す場合、ヘッダの1ビット誤り訂正を行い(ステ
ップ155)、L1シフトした位置でのLを保持する
(ステップ156)。L2−L1シフトしたシンドロー
ムが誤りなしを示す場合(ステップ157,158,1
59)、L2−L1シフトした位置でのLを取得する
(ステップ160)。また、L2−L1シフトしたシン
ドロームがビット誤りを示す場合(ステップ157,1
58,159)、保持していたLを取得する(ステップ
154)。一方、L1シフトしたシンドロームが2ビッ
ト以上の誤りを示す場合には(ステップ155)、L2
−L1シフトしたシンドロームが誤りなしを示すとき
(ステップ161,162,163)、ヘッダからLを
取得する(ステップ160)。L2−L1シフトしたシ
ンドロームが、1ビット誤りのシンドロームを示す場合
(ステップ163)、ヘッダの1ビット誤り訂正を行い
(ステップ164)、Lを取得する(ステップ16
0)。取得したLが次のフレーム長となる。また、L1
シフトしたシンドロームおよびL2−L1シフトしたシ
ンドロームがいずれも誤りなしでない場合、あるいは1
ビット誤りではない場合には(ステップ163,16
4)、ハント状態となる(ステップ166)。
【0035】(請求項2,5,7の実施例) 図8は、請求項2,5,7の実施例を示す同期状態での
フローチャートである。本発明では、HEC演算手段1
がCRCを計算し(ステップ141)、シンドロームが
誤り無しを示す場合(ステップ142)、そのままLだ
け離れた(シフトした)位置で再度CRCを計算する
(ステップ143,165)。得られたシンドロームが
1ビット誤りを示す場合は1ビット誤り訂正を行い(ス
テップ144,145)、Lだけ離れた(シフトした)
位置で再度CRCを計算する(ステップ165,14
1)。得られたシンドロームが2ビット誤りを示し、反
転位置を一意的に決定できる場合は(ステップ146,
147)、2ビット誤り訂正してLを取得し(ステップ
148)、Lだけ離れた(シフトした)位置で再度CR
Cを計算する(ステップ165,141)。ここで、反
転位置が一意的に決定できなかった場合は、2ビット訂
正を行い、並べ替えてL1,L2(L1<L2)を取得
する(ステップ149,150)。L1シフトしたシン
ドロームが、誤り無しを示す場合はLを取得する(ステ
ップ153,154)。L1シフトしたシンドロームが
1ビット誤りを示す場合、ヘッダの1ビット誤り訂正を
行い、L1シフトした位置でのLを取得する(ステップ
155,167)。L1シフトしたシンドロームが2ビ
ット以上の誤りを示す場合、L2−L1シフトしたシン
ドロームが誤り無しを示す場合は(ステップ161,1
62,163)、ヘッダからLを取得する(ステップ1
60)。L2−L1シフトしたシンドロームが、1ビッ
ト誤りのシンドロームを示す場合、ヘッダの1ビット誤
り訂正を行い、Lを取得する(ステップ164,16
8)。取得したLが次のフレーム長となる。また、L1
シフトしたシンドロームおよびL2−L1シフトしたシ
ンドロームがいずれも誤り無しか、1ビット誤りではな
い場合には、ハント状態となる(ステップ166)。
【0036】図12は、本発明の効果を示す図である。
本発明によるフレーム同期方法のミスフレーム間隔で
は、2ビットまでの誤り訂正を行うので、前式(1)中
のrは3ビット以上の誤りが生起する確率となるから、
次式(3)のようになる。
【数2】 前式(1),(3)よりミスフレーム間隔を計算する
と、図12に示すようになり、大きな改善となる。例え
ば、従来技術では、伝送路誤り率がε=10-7、フレー
ム長L=128バイト、ヘッダサイズH=32ビットで
ミスフレーム間隔は1日以下であったが、本発明では、
2618年となる。
【0037】なお、図4、図5、図6、図7および図8
の各フローチャートの処理ステップをプログラムに変換
し、そのプログラムをCD−ROMなどの記録媒体に格
納しておけば、可変フレームを受信する系の同期回路を
形成するコンピュータにその記録媒体を実装し、記録媒
体のプログラムを内部メモリにインストールするか、あ
るいはネットワークを介して他の受信系のコンピュータ
にダウンロードすることにより、本発明を容易に実現す
ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同期状態においてヘッダに複数のビット誤りが発生した
場合においても、ハント状態になることを防ぐことが可
能であるため、ミスフレーム間隔を改善することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例(請求項1)を示すフレ
ーム同期回路の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例(請求項1)を示すフレ
ーム同期回路の構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例(請求項2)を示すフレ
ーム同期回路の構成図である。
【図4】本発明によるk1+1〜k1+k2ビットの誤
り訂正で復号のフレーム長候補が複数ある場合の選択フ
ローチャート(1)である。
【図5】本発明によるk1+1〜k1+k2ビットの誤
り訂正で復号のフレーム長候補が複数ある場合の選択フ
ローチャート(2)である。
【図6】本発明による請求項1,3,5の動作フローチ
ャートである。
【図7】本発明による請求項2,4,6の動作フローチ
ャート(1)である。
【図8】本発明による請求項2,4,6の動作フローチ
ャート(2)である。
【図9】本発明によるヘッダ長が4バイトの場合、2ビ
ット誤りのシンドロームと復号するための符号反転する
2ビット位置の関係を示す図である。
【図10】本発明によるヘッダ長が5バイトの場合、2
ビット誤りのシンドロームと復号するための符号反転す
る2ビット位置の関係を示す図である。
【図11】本発明によるヘッダ長が6バイトの場合、2
ビット誤りのシンドロームと復号するための符号反転す
る2ビット位置の関係を示す図である。
【図12】本発明によるミスフレーム間隔を計算した図
である。
【図13】本発明による可変長フレームの構成例を示す
図である。
【図14】従来技術のフレーム同期回路を示す構成図で
ある。
【図15】従来技術の同期状態遷移図である。
【図16】従来技術の動作フローチャートである。
【図17】従来技術のミスフレーム間隔を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…HEC演算手段、2…1〜k1ビット誤り訂正手段
/1ビット誤り訂正手段、3…フレーム長情報取得手
段、5…複数候補選択手段、4…k1+1〜k1+k2
ビットの誤り訂正手段、6…状態判定手段、7…フレー
ムパルス生成手段、11…受信ヘッダ情報、12…ヘッ
ダ誤りなし情報、13…1〜k1ビット誤り訂正手段、
14…シンドローム、15…k1+1〜k1+k2ビッ
トの誤り訂正情報、16…フレームパルス情報、17…
1ビット(バイト)シフト指示、18…同期状態情報、
19…フレーム長情報、20…選択失敗情報、5A…フ
レーム長並べ替え手段、20A…フレーム長候補数情
報、21…フレーム長候補情報。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/08 H03M 13/00 H04L 1/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッダ内にk1(k1は1以上の整数)
    ビット誤り訂正可能なHECとフレーム長情報を有する
    可変長フレームを受信する系のフレーム同期回路におい
    て、 ビット誤りのシンドロームを出力するHEC演算手段
    と、該シンドロームに応じて1〜k1ビットの誤りを訂
    正する手段と、該シンドロームに応じてk1+1〜k1
    +k2(k2は1以上の整数)ビットの誤りを訂正する
    手段と、該シンドロームに対して複数の復号符号の候補
    がある場合に該候補を選択する手段と、該シンドローム
    に基づき誤りなしの情報か、上記1〜k1ビット誤り訂
    正手段からの情報か、上記k1+1〜k1+k2ビット
    誤り訂正手段からの情報か、あるいは上記複数候補選択
    手段からの情報かを選択し、選択した情報からフレーム
    長を取得するフレーム長情報取得手段と、該フレーム長
    情報取得手段で取得したフレーム長情報と下記状態判定
    手段からのビット(バイト)シフト指示情報に基づき
    レームパルスを生成するフレームパルス生成手段と、
    フレームパルス生成手段が生成するフレームパルスと上
    記HEC演算手段が出力するシンドロームとに基づいて
    フレーム同期状態を判定する状態判定手段とを備えたこ
    とを特徴とするフレーム同期回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフレーム同期回路にお
    いて、 前記複数候補選択手段の代りに、複数候補から得られる
    フレーム長を小さい順に並べ替えるフレーム長並べ替え
    手段を備え、前記フレーム長情報取得手段は、シンドロ
    ームに基づき誤りなしの情報か、1〜k1ビット誤り訂
    正手段からの情報か、k1+1〜k1+k2ビットの誤
    り訂正手段からの情報か、あるいは上記フレーム長並べ
    替え手段からの情報かを選択することを特徴とするフレ
    ーム同期回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のフレーム同期回路を用
    いたフレーム同期方法において、 HEC演算手段により得られたシンドロームが誤りなし
    を示す場合には、そのままフレーム長を取得し、 得られたシンドロームが1ビット誤りを示す場合には、
    1ビット誤り訂正を行ったフレーム長を取得し、 得られたシンドロームが2ビット誤りを示し、反転位置
    を一意的に決定できる場合には、2ビット誤り訂正した
    フレーム長を取得し、 反転位置を一意的に決定できない場合には、2ビット誤
    り訂正したフレーム長1,フレーム長2,・・・,フレ
    ーム長nについて、並列的に該フレーム長1だけシフト
    した位置で再度CRCを計算して、該シンドロームが誤
    りなしを示す場合のフレーム長を取得し、 もし、該シンドロームが1ビット誤りを示す場合には、
    1ビット誤りを訂正して該フレーム長を取得し、 同様に、フレーム長2だけシフトした位置で再度CRC
    を計算し、該シンドロームが誤りなしを示す場合には、
    該フレーム長2を取得し、 同様に、フレーム長nだけシフトした位置で再度CRC
    を計算し、該シンドロームが誤りなしを示す場合には、
    該フレーム長nを取得し、 もし、該シンドロームが1ビット誤りを示す場合には、
    1ビット誤りを訂正して該フレーム長を取得し、 上記フレーム長1,フレーム長2,・・・,フレーム長
    nの位置でCRCが誤りなし、または1ビット誤りを検
    出した方を正しいフレーム長として、次のフレーム長と
    することを特徴とするフレーム同期方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のフレーム同期回路を用
    いたフレーム同期方法において、 HEC演算手段により得られたシンドロームが誤りなし
    を示す場合には、そのままフレーム長を取得し、 得られたシンドロームが1ビット誤りを示す場合には、
    1ビット誤り訂正を行ったフレーム長を取得し、 得られたシンドロームが2ビット誤りを示し、反転位置
    を一意的に決定できる場合には、2ビット誤り訂正して
    フレーム長を取得し、 得られたシンドロームが2ビット誤りを示し、反転位置
    を一意に決定できなかった場合には、2ビット訂正を行
    い、小さい順に並べ替えてフレーム長1,2,・・・,
    Nを取得し、 フレーム長i(i=1,・・・,n−1)だけシフトし
    たシンドロームが誤りなしを示す場合にはフレーム長i
    だけシフトした位置のフレーム長を取得し、 上記フレーム長iだけシフトしたシンドロームが1ビッ
    ト誤りを示す場合には、ヘッダの1ビット誤り訂正を行
    い、該フレーム長iだけシフトした位置でのフレーム長
    を保持し、 ((フレーム長i+1)−(フレーム長i))だけシフ
    トしたシンドロームが誤りなしを示す場合には、((フ
    レーム長i+1)−(フレーム長i))だけシフトした
    位置でのフレーム長を取得し、 (フレーム長i+1)−(フレーム長i))だけシフト
    したシンドロームが1ビット誤りを示す場合には、保持
    していた元のフレーム長を取得し、 上記フレーム長iだけシフトしたシンドロームが2ビッ
    ト以上の誤りを示す場合には、((フレーム長i+1)
    −(フレーム長i))だけシフトしたシンドロームが誤
    りなしを示す場合には、((フレーム長i+1)−(フ
    レーム長i))だけシフトした位置でのフレーム長を取
    得し、 (フレーム長i+1)−(フレーム長i))だけシフト
    したシンドロームが1ビット誤りを示す場合には、上記
    ((フレーム長i+1)−(フレーム長i))だけシフ
    トした位置のフレーム長を取得し、 取得したフレーム長を次のフレーム長とすることを特徴
    とするフレーム同期方法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のフレーム同期回路を
    いたフレーム同期方法において、 HEC演算手段により得られたシンドロームが誤り無し
    を示す場合には、そのままフレーム長を取得し、 得られたシンドロームが1ビット誤りを示す場合には、
    1ビット誤り訂正を行ったフレーム長を取得し、 得られたシンドロームが2ビット誤りを示し、反転位置
    を一意的に決定できる場合には、2ビット誤り訂正した
    フレーム長を取得し、 得られたシンドロームが2ビット誤りを示し、反転位置
    を一意的に決定できなかった場合には、2ビット訂正を
    行い、小さい順に並べ替えてフレーム1,2,・・・,
    nを取得し、 フレーム長i(i=1,2,・・・,n−1)だけシフ
    トしたシンドロームが誤り無しを示す場合にはフレーム
    長iだけシフトした位置のフレーム長を取得し、 上記フレーム長iだけシフトしたシンドロームが1ビッ
    ト誤りを示す場合には、ヘッダの1ビット誤り訂正を行
    い、フレーム長iだけシフトした位置でのフレーム長を
    取得し、 上記フレーム長iだけシフトしたシンドロームが2ビッ
    ト以上の誤りを示し、((フレーム長i+1)−(フレ
    ーム長i))だけシフトしたシンドロームが誤り無しを
    示す場合には、((フレーム長i+1)−(フレーム長
    i))だけシフトした位置でのフレーム長を取得し、 ((フレーム長i+1)−(フレーム長i))だけシフ
    トしたシンドロームが1ビット誤りを示す場合には、ヘ
    ッダの1ビット誤り訂正を行い、(フレーム長i+1)
    −(フレーム長i))だけシフトした位置でのフレーム
    長を取得し、 取得したフレーム長を次のフレーム長とすることを特徴
    とするフレーム同期方法。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のフレーム同期方法にお
    いて、 前記HECとしてCRC−16またはCRC−8を用
    い、k1=1、k2=1としてフレーム同期を行うこと
    を特徴とするフレーム同期方法。
  7. 【請求項7】 請求項4または5に記載のフレーム同期
    方法において、 前記HECとしてCRC−16またはCRC−8を用
    い、k1=1、k2=1としてフレーム同期を行うこと
    を特徴とするフレーム同期方法。
  8. 【請求項8】 請求項3〜7のいずれかに記載のフレー
    ム同期方法の各処理ステップをプログラムに変換し、該
    プログラムを記録媒体に格納することを特徴とするプロ
    グラム記録媒体。
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