JP3058796B2 - 伝送フレームの誤り制御送信装置及び誤り制御受信装置及び誤り訂正符号付伝送フレーム送信方法と受信方法 - Google Patents
伝送フレームの誤り制御送信装置及び誤り制御受信装置及び誤り訂正符号付伝送フレーム送信方法と受信方法Info
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Description
ケット)単位に伝送する、特にランダムな誤りに加え
て、セルの損失によるバースト誤りが発生するATM
(非同期伝送モード)の伝送フレームの誤り制御送信及
び受信装置と誤り訂正符号付伝送フレーム送信・受信方
法に関するものである。
在する伝送に対する誤り制御は、シンボルを2次元に配
置し、伝送方向と直交方向にシンボル単位で誤り訂正符
号化する交錯法(インターリーブ)が用いられている。
電子情報通信学会(平成2年)の220頁に掲載されて
いる交錯法をセル構成の伝送フレームの誤り制御方式に
適応した図である。
から構成されるデータセルであり、Lセル分用意されて
いる。2はNシンボルのチェックシンボルから構成され
るチェックセルであり、kセル分用意されている。すな
わち、(L+k)セルを伝送フレームの単位として、こ
れに交錯法をかけている。入力データは、伝送フレーム
の左上のA点から入ってBの方向にうめられ、次にC点
から3の方向にうめられていき、右下のD点で終る。
て、Lセル分のデータセル1のx方向(水平方向)の各
1シンボルから誤り訂正符号化を実行し、kシンボルの
チェックシンボルを生成し、x方向のkセル分のチェッ
クセル2の各セル内に収納する。伝送方向はセル単位
で、図44においてはy方向(垂直方向)に伝送する。
例えば、誤り訂正符号を誤り訂正フレーム長(L+k)
シンボル、チェックシンボルをkシンボルとするリード
ソロモン符号とすれば、x方向に対してk/2シンボル
(端数切り捨て)の誤りが訂正できる。あるいは(L+
k)セルにおいてデータの消失あるいは網の輻輳などに
よる損失セルを検出した場合は、最大kセルの損失に対
して復号可能である。伝送セルは実際には図43で示す
ヘッダ情報41、トレイラ情報43に挟まれた情報フィ
ールド42にデータが入れられる。
フレームの誤り制御装置は、上記の様にシンボル単位で
の交錯を施した誤り対策をしているので、効率のよい誤
り対策を講じるために伝送フレームを構成するセル数
(L+k)を長くとり、Lセル分をバッファした後に、
伝送しなければならず、低速伝送の場合、(L+k)セ
ルすべてを受信後復号するため、伝送遅延が大きくなる
という課題があった。また、セル脱落の場合、その脱落
位置が判らないという課題もあった。更に、符号化の単
位がシンボル毎であり、符号化効率が悪いという課題も
あった。更に、伝送データに対して水平/垂直方向の両
方向に誤り訂正符号を適用する方法も従来から広く知ら
れたものであるが、一般に誤り訂正符号に要するビット
(バイト)量が多くなるため伝送効率が低下するという
課題があった。
ためになされたもので、伝送フレームを構成するセル数
(L+k)すべてをバッファ後に伝送するのでなく、早
い時期に伝送を開始し、効率がよくかつランダム誤り及
びセル損失によるバースト誤りに対して復号可能な伝送
フレームの誤り制御送信及び受信装置を得ることを目的
とする。また、セル脱落位置をみつけ易い装置を得るこ
とを目的とする。更に、符号化効率のよい装置及び方法
を得ることを目的とする。
請求項1に記載の伝送フレームの誤り制御送信装置は、
(N/p)×p×L(N、p、Lは2以上の整数であ
り、N>pである)の情報量で、N/pをデータブロッ
クとして、N×LとN×kの誤り訂正符号を伝送フレー
ムの単位とするとき、上記p個のデータブロックを記憶
する第1のバッファメモリと、上記p個のデータブロッ
クをLセル分伝送方向とは異なる符号化方向に記憶し、
後述の符号化回路出力kセル分をも記憶する第2のバッ
ファメモリと、伝送方向とは異なる方向に各データブロ
ックに含まれるLシンボルで誤り訂正符号化する符号化
回路と、上記pブロックがそろうと伝送セルを構成して
送信開始し、伝送セルが伝送フレームの全情報を送信
後、kセル分の誤り訂正符号をセルを構成して伝送する
セル化回路とを備えたことを特徴とする。
記載の伝送フレームの誤り制御送信装置において、N×
L(N、Lは2以上の整数)の情報量を伝送フレームの
単位とするとき、伝送方向のセルの先頭にセル識別子を
付与するカウンタを備え、データセルにはセル識別子を
付けて送信することを特徴とする。
の誤り制御送信装置では、(N/p)×p×L(N、
p、Lは2以上の整数であり、N>pである)の情報量
で、N/pをデータブロックとして、N×LとN×kの
誤り訂正符号を伝送フレームの単位とするとき、上記p
個のデータブロックを記憶する第1のバッファメモリ
と、 上記Nシンボル相当分のデータをp分割して1ブ
ロックとしてpブロックのデータをLセル分をも記憶す
る第2のバッファメモリと、伝送方向とは異なる方向
に、上記pブロック単位で誤り訂正フレームを構成して
符号化する符号化回路と、少なくとも上記誤り訂正符号
化に必要なL方向データを受け終るより前にNシンボル
相当分のpブロックのセルを伝送セルとして生成し、送
信するセル化回路とを備えたことを特徴とする。
記載の伝送フレームの誤り制御送信装置において、(N
/p)×p×L(N、p、Lは2以上の整数であり、N
>pである)の情報量を伝送フレームの単位とすると
き、伝送方向のセルの先頭にセル識別子を付与するカウ
ンタを備え、データセルにはセル識別子を付けて送信す
ることを特徴とする。
の誤り制御送信装置では、(N/p)×p×L(N、
p、Lは2以上の整数であり、N>pである)の情報量
で、N/pをデータブロックとして、N×Lと、N×k
の誤り訂正符号を伝送フレームの単位とするとき、上記
データブロックp個をLセル分と、後述の符号化回路k
セル分を記憶するバッファメモリと、伝送方向のセルの
先頭にセル識別子を付与するカウンタと、伝送方向とは
異なる方向に上記ブロック単位で誤り訂正フレームを構
成してLデータブロックからpブロック×kセルの誤り
訂正符号化出力を得る符号化回路と、上記得られたpブ
ロック×kセルの符号化出力の一部を、セル識別子を含
むデータブロックと入れ換え、全伝送セルがせル識別子
を含むセルとし、少なくとも上記誤り訂正符号化に必要
なL方向データを受け終るより前にNシンボル相当のp
ブロックのセルを伝送セルとして生成し、送信するセル
化回路とを備えたことを特徴とする。
記載の伝送フレームの誤り制御通信装置において、セル
識別子を含むデータブロックと符号化ブロックとを入れ
換える際、同一誤り訂正フレーム内で入れ換えることを
特徴とする。
記載の伝送フレームの誤り制御通信装置において、N/
p(N、pは2以上の整数であり、N>pである)でデ
ータブロック化する際、均等にブロック化し、各データ
ブロックは等しいシンボル長であるようにしたことを特
徴とする。
記載の伝送フレームの誤り制御送信装置において、N×
Lの情報量を伝送フレームの単位とし、現伝送フレーム
をRとしたとき、少なくともR+1の必要部分を記憶す
る第3のバッファメモリを付加し、送信セルを第2バッ
ファメモリ中のフレームRと、第3のバッファメモリ中
のフレームR+1の対応する送信セルを切り換えて送信
するようにしたことを特徴とする。
の誤り制御受信装置では、(N/p)×p×L(N、
p、Lは2以上の整数であり、N>pである)の情報量
またN×kの誤り訂正符号で、N/pをデータブロック
としてN×Lと、を伝送フレームの単位とするとき、上
記Nシンボル相当分のデータをp分割して1データブロ
ックとしてpデータブロックをLセル分記憶する第1の
バッファメモリと、受信セルの識別子を検出し、伝送フ
レーム中のセル位置を定めるセル損出検出回路と、上記
バッファメモリ中から誤り訂正フレームを構成するLデ
ータブロックとkブロックを集め、復号回路に送る誤り
訂正フレーム収集回路と、上記セル損出検出回路出力か
らセル損失があれば損失を解消し、損失がなければ上記
誤り訂正フレーム収集回路出力の誤り訂正フレームから
誤り訂正する復号回路とを備えたことを特徴とする。
9記載の伝送フレームの誤り制御受信装置において、伝
送セルの識別子を検出するか、または各誤り訂正フレー
ムのエラーシンドロームを計算する複数の誤り検出回路
出力をモニタして伝送フレームの同期検出をする同期検
出回路を備えたことを特徴とする。
ムの誤り制御送信装置では、N×L(N、Lは2以上の
整数)シンボルの情報量とN×kの誤り訂正符号と、N
又はL方向の誤り検査符号を伝送フレームの単位とし、
上記Nシンボルを伝送単位の伝送セルとするとき、上記
NシンボルからなるデータをLセル分と後述の誤り訂正
符号発生手段出力kセル分と、誤り検査符号発生手段出
力を必要セル分を記憶するバッファメモリと、必要に応
じて上記Nシンボル中にsシンボルの識別子を挿入する
識別子発生手段と、上記Nシンボル中に伝送方向の(N
−s−m)または(N−m)シンボル長のデータをq
(qは2以上の整数)個集めてq・(N−s−m)また
はq・(N−m)シンボルからq・mシンボル長の誤り
検査符号を生成する誤り検査符号発生手段と、伝送方向
とは異なる方向にLセルからkシンボルの誤り訂正符号
を得る誤り訂正符号発生手段とを備え、誤り検査符号バ
ッファを設けて上記誤り検査符号は伝送時には元の伝送
単位に戻して伝送することを特徴とする伝送フレームの
誤り制御送信装置。
ムの誤り制御受信装置では、N×L(N、Lは2以上の
整数)の情報量とN×kの誤り訂正符号と、またL方向
の誤り検査符号を伝送フレームの単位とするとき、上記
NシンボルからなるデータをLセル分と必要誤り訂正符
号と誤り検査符号分を記憶するバッファメモリと、受信
セルの識別子を検出し、伝送フレーム中のセル位置を定
める識別子検出回路と、上記識別子検出回路出力からセ
ル損失があれば損失を解消し、損失がなければ受信結果
の復号化方向に誤り訂正復号する誤り訂正復号回路と、
sを識別子シンボル長とし、伝送単位である(N−s)
またはNシンボル長のセルをq(qは2以上の整数)セ
ル分まとめて検査対象として検査方向に誤り検査する誤
り検出手段とを備えたことを特徴とする。
り制御受信装置では、N×L(N、Lは2以上の整数)
の情報量とN×kの誤り訂正符号と、またL方向の誤り
検査符号を伝送フレームの単位とするとき、上記Nシン
ボルからなるデータをLセル分と必要誤り訂正符号と誤
り検査符号分を記憶するバッファメモリと、受信セルの
識別子を検出し、伝送フレーム中のセル位置を定める識
別子検出回路と、sを識別子シンボル長とし、伝送単位
である(N−s)またはNシンボル長のセルをq(qは
2以上の整数)セル分まとめて検査対象として検査方向
に誤り検査する誤り検出手段とを備えたことを特徴とす
る。
ムの誤り制御受信装置では、N×L(N、Lは2以上の
整数)の情報量とN×kの誤り訂正符号と、またL方向
の誤り検査符号を伝送フレームの単位とするとき、上記
NシンボルからなるデータをLセル分と必要誤り訂正符
号と誤り検査符号分を記憶するバッファメモリと、受信
セルの識別子を検出し、伝送フレーム中のセル位置を定
める識別子検出回路と、上記識別子検出回路出力からセ
ル損失があれば損失を解消し、損失がなければ受信結果
の復号化方向に誤り訂正復号する誤り訂正復号回路と、
上記受信したNシンボルを検査方向に誤り検査する誤り
検出手段とを備え、伝送単位のセル中に伝送誤りフラグ
領域を設け、誤り検出手段で誤りが検出された場合、上
記誤りフラグ領域に誤り検出フラグをセットして他に転
送することを特徴とする。
ムの誤り制御受信装置では、N×L(N、Lは2以上の
整数)の情報量とN×kの誤り訂正符号と、またL方向
の誤り検査符号を伝送フレームの単位とするとき、上記
NシンボルからなるデータをLセル分と必要誤り訂正符
号と誤り検査符号分を記憶するバッファメモリと、受信
セルの識別子を検出し、伝送フレーム中のセル位置を定
める識別子検出回路と、上記受信したNシンボルを検査
方向に誤り検査する誤り検出手段とを備え、伝送単位の
セル中に伝送誤りフラグ領域を設け、誤り検出手段で誤
りが検出された場合、上記誤りフラグ領域に誤り検出フ
ラグをセットして他に転送することを特徴とする。
号付伝送フレーム送信方法では、N×L(N、Lは2以
上の整数)のシンボルの情報量でk誤り訂正符号付を伝
送フレームの単位とするとき、Nシンボルをp分割して
N/p(pは2以上の整数)を1ブロックとして、pブ
ロックをデータセルとして記憶するステップと、上記デ
ータセルを送信するステップと、上記データセルをLセ
ル分記憶し、伝送方向とは異なる方向に誤り訂正フレー
ムを構成するステップと、上記誤り訂正フレームから、
ブロックを単位としてチェックシンボル長がkの誤り訂
正符号を生成するステップと、上記生成されたpブロッ
クからなる誤り訂正符号をkセル分、データセル送信後
に送信するステップとを備えたことを特徴とする。
16記載の誤り訂正符号付伝送フレーム送信方法におい
て、更に、データセル中のシンボルに識別子を付加する
ステップと、上記付加された識別子付シンボルを誤り訂
正符号セルのシンボルと入れ換えるステップとを付加し
たことを特徴とする。
16記載の誤り訂正符号付伝送フレーム送信方法におい
て、更に、誤り検査符号も生成して付与するステップを
付加したことを特徴とする。
ムの誤り制御送信装置では、入力データの情報量がL×
p(L、pは2以上の整数)であり、上記入力データを
誤り訂正符号化した際の誤り訂正符号量がk×p(kは
2以上の整数)である伝送フレームを送信する伝送フレ
ームの誤り制御送信装置において、上記入力データをシ
ンボル長L毎に誤り訂正符号化してチェックシンボル長
kの誤り訂正符号を生成する符号化手段と、上記シンボ
ル長Lの入力データと上記チェックシンボル長kの誤り
訂正符号とからなるシンボル長N(=L+k)の誤り訂
正フレームを記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶
されるpフレーム分の上記シンボル長Nの誤り訂正フレ
ームを分割して得られる2シンボル以上で上記チェック
シンボル長k以下のシンボル長のデータブロックを、上
記pフレームの各誤り訂正フレームそれぞれから1つず
つ誤り訂正符号化方向に対し斜め方向に集めて、伝送セ
ルを随時生成し送信するセル化手段とを設けたことを特
徴とする。
ムの誤り制御送信方法では、入力データの情報量がL×
p(L、pは2以上の整数)であり、上記入力データを
誤り訂正符号化した際の誤り訂正符号量がk×p(kは
2以上の整数)である伝送フレームを送信する伝送フレ
ームの誤り制御送信方法において、上記シンボル長Lの
入力データと上記チェックシンボル長kの誤り訂正符号
とからなるシンボル長N(=L+k)の誤り訂正フレー
ムを記憶すると共に、上記入力データをシンボル長L毎
に誤り訂正符号化してチェックシンボル長kの誤り訂正
符号を生成して記憶し、pフレーム分の上記シンボル長
Nの誤り訂正フレームを分割して得られる2シンボル以
上で上記チェックシンボル長k以下のシンボル長のデー
タブロックを、上記pフレームの各誤り訂正フレームそ
れぞれから1つずつ誤り訂正符号化方向に対し斜め方向
に集めて伝送セルを随時生成し送信する、ことを特徴と
する。
は、符号化のために一時記憶されると同時にNシンボル
の送信セルが生成され、先にLセルが送信される。
送信装置は、符号化のために一時記憶されるが、符号化
よりも前の時点で送信に必要なシンボル数が得られた時
点でNシンボル相当のデータが送信される。
送信装置は、伝送セルの先頭に識別子が付加されて、符
号化よりも前の時点で送信に必要なシンボル数が得られ
た時点でNシンボル相当のデータが送信される。
送信装置は、Nシンボル相当分のデータをp分割し、こ
れらのデータが符号化のために一時記憶されるが、符号
化よりも前の時点で送信に必要なシンボル数が得られた
時点でNシンボル相当のデータが送信される。
送信装置は、伝送セルの先頭に識別子が付加されて、ま
たNシンボル相当分のデータをp分割し、これらのデー
タが符号化のために一時記憶されるが、符号化よりも前
の時点で送信に必要なシンボル数が得られた時点でNシ
ンボル相当のデータが送信される。
送信装置は、伝送セルの先頭に識別子が付加されて、こ
れらのデータが符号化のために一時記憶され、その際符
号化出力のシンボルがデータ部のシンボルと一部入れ換
わり、送信に必要なシンボル数が得られた時点でNシン
ボル相当のデータが送信される。
送信装置は、請求項6において、入れ換わりが同一誤り
訂正フレーム内で起きる。
送信装置は、データブロック長が等しい状態で符号化が
行なわれる。
送信装置は、請求項6において、送信セルが組になる次
の伝送フレームの対応セルと交互に送信される。
御受信装置は、セルを受信し、送信側に合わせてデータ
シンボルと符号化シンボルが入れ換えられ、損失セルが
あればこれを復元し、誤り訂正されて元のN×Lデータ
が得られる。
御受信装置は、Nシンボル相当分をp分割したpブロッ
クのセルを受信し、送信側に合わせてデータブロックと
符号化ブロックが入れ換えられ、損失セルがあればこれ
を復元し、誤り訂正されて元のN×Lデータが得られ
る。
御受信装置は、セルの識別検出の替わりに符号化検出に
よりフレーム同期位置が得られる。
御送信装置は、伝送セル内に識別子が付加され、更にこ
の伝送方向に誤りは訂正できないが検出はできるmシン
ボルの誤り検査符号が生成されて付加される。更に伝送
方向とは異なる方向にkシンボルの誤りを復元できる誤
り訂正符号が生成されて、データセルと同様に伝送され
る。
御送信装置は、伝送セルの伝送途中などでの脱落を検出
する識別子が付加され、また通常は誤り訂正符号よりも
検出精度が高い誤り検査符号の生成方向が伝送方向とは
異なる方向に行われる。なお誤り訂正符号の生成が先に
なってもよいし、誤り検査符号の生成が先になってもよ
い。
御送信装置は、いったん誤り検査符号の生成のためにp
セル分のデータが集められ、この大きなデータからp・
mシンボルの大きな誤り検査符号が生成される。この大
きなp・mシンボルの検査符号はpセルに対しても個々
に検査するより精度の高い誤り検出ができるが、伝送の
ためにはその伝送単位に戻して伝送される。
御受信装置は、受信セルの識別子から脱落セルが判れ
ば、誤り訂正符号からデータが復元され、更に誤り検査
符号から誤りが検出される。誤り訂正の方向と、誤り検
出の方向は、送信装置の方式と一致している。
御受信装置は、送信装置が誤り訂正符号を付加する方式
であっても、識別子の検出と合わせて簡易に誤り検出の
みを行う。
御受信装置は、いったん受信セルpセル分をまとめ、こ
の大きなデータに対してp・mシンボルでの精度の高い
誤り検出が行われる。
御受信装置は、受信側で誤り検出がされて誤りがあった
場合に、他に転送するセルにその誤り検出結果のフラグ
が付加されて転送される。
は、通信セルが先に構成されて通信され、これら通信セ
ルが集められてL個の誤り訂正フレームが構成されて誤
り訂正符号が生成され、これが通信される。
は、送信シンボルが集められてN/pのデータブロック
となり、送信セルが構成されて送信される。これらの送
信セルが集められてL個の誤り訂正フレームが構成さ
れ、誤り訂正符号はこのデータブロック単位で生成さ
れ、これが送信される。
送信セルの送信は待たされるが、各送信セルに識別子が
付加され、更に誤り訂正符号セルにもデータシンボルま
たはデータブロックの識別子と入れ換えられて識別子が
付加され後、送信される。
の他に誤り検査符号も付加されて送信される。
は、誤り訂正符号と誤り検査符号付のセルを受信し、通
信側に合わせてセル損失の検出と、シンボル誤りの検出
と、誤り訂正フレームからセル損失の復元とシンボル誤
りの復元が行なわれる。
いて説明する。図1は本発明の送信側の伝送フレームの
誤り制御送信回路の実施例である。図1において、4は
誤り訂正フレーム長(L+k)シンボル、チェック長k
シンボルの誤り訂正符号の符号化回路である。51はN
シンボルのデータを一時記憶するレジスタ、6は入力さ
れたデータを記憶するバッファメモリ、7はレジスタに
入力されたデータをバッファメモリ6に記憶するアドレ
スを指示する分配回路、8は送信セルを構成するセル化
回路、9は入力端子、10は出力端子である。以降、本
発明の説明においては、N×(L+k)シンボルを1伝
送フレーム、N×Lシンボル分を1伝送フレームの情
報、またL+kを1誤り訂正フレーム、Nシンボル分の
送信データを1伝送セルと呼ぶことにする。
は、誤り訂正符号としてリードソロモン符号を想定す
る。判り易くするため従来のインターリーブとの対比で
説明すると、バッファメモリへのデータ入力はフレーム
の左上のA点からE点の方向にうめられ、以後F点から
3の方向にうめられるのは従来と同じである。しかし、
その横方向の幅をNとし、この方向のデータを伝送単位
とする。符号化方向は縦方向としてチェックシンボルを
生成する。
ら入力された情報は、レジスタ51でNシンボル単位に
セル化回路8に入力して送信セルを構成する。一方、N
シンボルのデータをバッファメモリ6の縦方向の第1段
に転送する。以後、次のNシンボルのデータを送信する
と共に、バッファメモリ6の第2段に転送する。こうし
てLセル分のブロックデータがバッファメモリ6に格納
されると、符号化回路4ではバッファメモリ6より所定
のブロックデータを読み出して誤り訂正(Forward Erro
r Correetion)フレームを構成し、kシンボルからなる
チェックシンボル2を生成する。kフレーム分の誤り訂
正フレームのチェックシンボル2は、それぞれバッファ
メモリ6の所定のアドレスに格納された後、伝送方向
(図では横方向)に読み出されてセル化回路8でセルに
構成され、送信される。こうしてインターリーブの利点
があり、かつ伝送の遅れがなくなる。
内のブロックデータの配置と、同時に伝送フレームの構
成を示す。図において、1はデータセルであり、2はチ
ェックセルである。本実施例では、Lセル分のデータセ
ルと、kセル分のチェックセルを1つの単位として誤り
訂正処理を行っている。
送フレームの誤り制御送信回路の実施例である。図3に
おいて、4〜10と51は図1と同じである。30は各
セルの先頭を識別するための識別情報を生成するカウン
タである。これはnビット分の識別情報を、伝送時にそ
の先頭位置に付加するものである。
としてリードソロモン符号を想定し、入力データのバッ
ファメモリへの入力方向と、伝送方向、符号化方向は、
実施例1と同じとする。また、L×nビットの識別情報
分だけ入力データが次フレームにずれ、伝送効率は低下
するが、セル脱落検出が容易になる利点の方が大きい。
フトレジスタ51では、入力端子9から入力された(N
−n)シンボル分の情報毎に、カウンタ(識別情報付加
手段)30で生成したセルの先頭を識別するためのnビ
ットの識別情報を付与する。そして、Nシンボルの情報
を構成し、セル化回路8に入力して送信すると共に、N
シンボルの情報をバッファメモリ6に順に入力する。そ
の他の処理は、上記実施例1に述べたものと同様であ
る。
モリ内のブロックデータの配置と、同時に伝送フレーム
の構成を示す。図中、11はセルを識別するためのnシ
ンボルの識別情報である。例えばNシンボルはNバイト
とし、nシンボルは2ビットとすると、伝送効率の低下
は2/8N、つまり1/4N低下するだけである。ま
た、カウンタ30は、データセルLセル分をカバーする
ので0ないし(L−1)の範囲を出力する。識別情報の
他の例を図4(b)に示す。セル番号、またはブロック
先頭表示13とシーケンス番号14と検査データ15か
ら構成する。勿論セルヘッダに識別情報を入れてもよい
が、データ領域に識別情報を入れることで、後の識別処
理が簡単になる。
送フレームの誤り制御送信回路の実施例を示す図であ
る。図において、1ないし10の各要素は図1と同様で
ある。またバッファメモリ6における入力データの入れ
方も図1の実施例1と同様で、フレームの左上から右
上、次の段の左から右方へとうめられていく。81は選
択セル化回路で、バッファメモリ6に入ったデータを、
縦方向にN/pシンボルだけ走査し、次の行の先頭から
N/pシンボルだけ走査することを繰り返し点線表示の
ようにNシンボルのセルを生成する。
は、符号化方向が横方向である。すなわち、入力端子9
からのデータがバッファメモリ6の所定の位置に一時記
憶されるが、縦方向をpブロックに区切って伝送方向に
N/pセル分のデータが用意された時点で、伝送方向に
N/pの分割シンボルをp個つないで1セルとして伝送
する。符号化回路4の動作は従来と同様であり、伝送方
向とは異なる方向に符号化するのでインターリーブの特
徴は保存されている。図6に本実施例の伝送フレームの
構成を示す。分かり易くするためN/pが割り切れる数
であるとすると、1セル中には図5のバッファメモリ6
における縦方向の連続データN/pシンボルが符号化方
向にp個分が集まって構成されている。このやり方で伝
送開始までの時間が従来例よりも1/pに短縮される。
データを記憶し、送信時に選択して送信セルを生成する
ようにしたが、先に送信セル相当を分配して記憶させ、
分配後の配置に対して伝送方向とは異なる向きに符号化
してもよい。つまり、図5において、先に点線表示のよ
うに記憶し、伝送時には実線方向に読み出して送信する
ようにしてもよい。
フレームの誤り制御送信回路の実施例を説明する。本実
施例は、実施例3に、実施例2の伝送セルの先頭識別ビ
ットを付加したものである。構成図は図5と似ており、
図5と異なるのはカウンタ30が設けられていて、図3
と同様、伝送セルの先頭に識別ビットをつける。1ない
し10の各要素は図1と同様で、バッファメモリ6にお
ける入力データの入れ方も図1の実施例1と同じであ
る。
記憶の方法と、伝送セルの送信の方法は実施例3と同様
である。すなわち、選択セル化回路81は、バッファメ
モリ6に入ったデータを、縦方向にN/pシンボルだけ
走査し、次の行の先頭からN/pシンボルだけ走査する
ことを繰り返しNシンボルのセルを生成する。図7に本
実施例の伝送フレームの構成を示す。図6の例とは伝送
セルの先頭部分が異なっているだけである。
に記載の発明の送信側の伝送フレームの誤り制御回路の
実施例である。図8において、52は符号長Nのデータ
をpに均等に分割する分割回路である。それ以外は図3
と同じである。また、請求項4対応ではカウンタ30は
必要ない。
正符号としてリードソロモン符号を想定し、シンボル長
Nはブロック数pで割り切れるものとする。請求項4ま
たは請求項5の実施例においては、(L+k)セルを単
位として図9に示すような伝送フレームを構成する。図
において、11はセルを識別するための識別情報であ
る。本実施例の特徴は、Nシンボルをpブロックに分割
し、符号化を分割したブロックを単位として実施するこ
とにある。つまり、符号化はシンボルをp分割した単位
で行なえるので符号化回路の規模がN/p倍に小さくな
る。なお、請求項4対応では図9の先頭の識別子11が
ない。
の符号化回路は、分割したブロック単位で符号化するの
で、従来のNシンボル毎に符号化していた場合とくら
べ、pの符号化でよいので規模が小さくなる。なお、分
割を均等にすることで、必要な符号化のチェックシンボ
ル長を最小にする効果がある。
8に記載の発明の送信側の伝送フレームの誤り制御回路
の実施例である。図10において、82はデータシンボ
ルまたはデータブロックと、符号化シンボルまたは符号
化ブロックを一部分入れ換えて送信セルを生成する選択
セル化回路である。また、カウンタ30の出力は複数ブ
ロックに出力する場合もある。それ以外は図8と同じで
ある。
Nシンボルをp分割してブロックとしてデータを送信す
る例を説明する。シンボル長Nはブロック数pで割り切
れるものとする。請求項7または請求項8の実施例にお
いては、(L+k)セルを単位としてまず実施例5と同
じ図9に示すような記憶フレームを構成する。ここで第
(L−k+1)セルから第Lセルまでのセルは2つのブ
ロックが識別子を持っている。その後、符号化セルの一
部とデータセルの一部を入れ換えて図11に示すような
伝送フレームとなるよう、選択セル化回路82が出力す
る。本実施例の特徴は、全てのセル内の所定の位置に識
別情報11を格納することにある。
セル〜第(L−k)セルのデータは、図8に示す分割回
路52において、入力端子9から入力した(N−n)シ
ンボルの情報にカウンタ30で生成したセルを識別する
ためのnシンボルの識別情報を付与することによって生
成する。これら第1セル〜第(L−k)セルの各Nシン
ボルのデータは、p個のブロックデータに均等に分割さ
れて各ブロックデータがバッファメモリ6の所定のアド
レスに格納される。他方、図11に示す伝送フレームに
おける第(L−k+1)セル以降のセルデータを生成す
るために、図10に示す分割回路52では、入力端子9
から入力した(Nー2n)シンボルの情報にカウンタ3
0で生成したnシンボルの識別情報11を2つ付与する
ことによってNシンボルのデータを生成し、p個のブロ
ックデータに均等に分割して、バッファメモリ6の所定
のアドレスに格納する。
ルまでのセルの識別情報11を付与したデータブロック
のうちの1つを、第(L+1)セル以降第(L+k)セ
ルまでのセルの先頭ブロックと1つだけ入れ換える。こ
うして入れ換えた後の伝送セルを示したのが図11であ
る。こうして第(L+1)から第(L+k)の符号化セ
ルにも識別情報が組み込まれることとなる。
が図12と図13である。図12は本実施例でN=4
8、p=12、L=11、k=1とした場合のバッファ
メモリ6内のブロックデータの配置例を示すものであ
る。つまりp=L+kとした例である。図中、11はセ
ルの初めを識別するための識別情報、12はチェックシ
ンボルである。図12に示すブロックデータ配置におい
て、横方向にブロックデータをまとめて1つの誤り訂正
フレームを構成する。例えば、(1−$1,2−$1
2,3−$11,4−$10,5−$9,6−$8,7
−$7,8−$6,9−$5,10−$4,11−$
3,F−$1)は1つの誤り訂正フレームを構成する。
構成を示したものである。本実施例では、12セル(L
=11,k=1)を単位として伝送フレームを構成す
る。実施例1ないし実施例4では、伝送フレームをLセ
ル分のデータセル1とkセル分のチェックセル2で構成
していたが、本実施例では全てのセルの所定の位置にセ
ルの識別情報11を格納するために、データセル1とチ
ェックセル2の間でブロックデータの交換を行って、セ
ルを再構成する。図13では、まず第11セルには”1
1−$1”と”11−$3”の2つのブロックのデータ
に識別情報11を付与する。そして第11セルとチェッ
クセルの第12セルの間で、”11−$3”と”F−$
1”のブロックデータを交換する。
分割し、各ブロックを複数の誤り訂正フレームに分散配
置し、誤り訂正処理を行う実施例において、セル損失を
検出した場合、損失セルに属するブロックデータに係わ
る各誤り訂正フレームでは、損失ブロックの消失訂正を
行うことによりその損失セルを複号する。それゆえ、セ
ル損失訂正のためには、どのセルが損失しても、係わる
セルに属するブロックデータを消失訂正できるだけの能
力を各誤り訂正フレームでもっておく必要がある。例え
ば、消失位置の判るN/pシンボルの1ブロックデータ
をリードソロモン符号を用いて消失訂正するには、チェ
ックシンボル長としてN/pシンボル以上を要する。ま
た、消失位置の判る2ブロックデータ分をリードソロモ
ン符号を用いて消失訂正するには、各ブロック長が共に
N/pシンボルのとき、チェックシンボル長として2N
/pシンボル以上を要する。さらに、誤りの位置が検出
されないランダム誤りをリードソロモン符号を用いて訂
正する場合、N/pシンボルの1ブロックデータの誤り
を訂正するには、チェックシンボル長として2N/pシ
ンボル以上を要する。もし、データブロック長が全て2
N/pシンボルで、かつチェックシンボル長k=2N/
pシンボルのリードソロモン符号を用いる場合、損失位
置が既知である1セル損失訂正のためには、どの誤り訂
正フレーム内にも係わるセルに属するブロックデータが
複数個存在しないようにすることが条件である。図12
に示すブロックデータ配置では、既に説明したように、
横方向にブロックデータをまとめて1つの誤り訂正フレ
ームを構成し、縦方向にブロックデータをまとめて1つ
のセルに対応するデータを構成する。しかしながら、図
中の右端に位置するチェックセルに対しては、セルの識
別情報11が付与されていないため、識別情報11を用
いての損失検出ができない。そこで、実施例6に従っ
て、図12及び図13に示すように、ブロックデータ”
11−$3”と”11−$1”に識別情報11を付与
し、ブロックデータ”11−$3”と”F−$1”の入
れ替えを行う。これによって、全てのセルに識別情報1
1が付与されるため、どのセルについても識別情報11
を用いたセル損失検出が可能になる。そのうえ、ブロッ
クデータ”11−$3”と”F−$1”の入れ替えは同
一の誤り訂正フレーム内での処理であるため、入れ替え
処理によって誤り訂正能力が変わることもない。
ーム内には同一セルに含まれるブロックデータが複数存
在しないようにする。すなわち、同一セル内には同一誤
り訂正フレーム内に含まれるブロックデータが複数存在
しないようにする。一般に、1セル損失が予め検出でき
る場合、消失訂正により復号可能とするには、誤り訂正
符号の消失訂正能力が少なくとも1ブロックデータ分が
必要である。リードソロモン符号で1ブロックデータ分
を消失訂正するにはN/pシンボル以上のチェックシン
ボル長kを要するが、同一の誤り訂正フレーム内には同
一セル内にあるブロックデータが一つだけであるので、
セル単位でのデータ損失に対してもデータの修復が可能
である。図12からわかるように、ブロックデータ”1
1−$3”及び”F−$1”は同一の誤り訂正フレーム
内にあり、同一誤り訂正フレーム内に各ブロックデータ
は唯一つという条件を満足する。従って、チェックセル
の各ブロックデータは、各同一誤り訂正フレーム中のデ
ータセルの識別子を含むデータブロックデータの1つと
入れ換えられる。こうしたデータブロックがある伝送セ
ルに対してだけ、識別子が複数あることになる。こうす
ることでセル損失とランダム誤りに対する誤り訂正を一
つの符号で兼用でき、伝送効率を上げることができる。
ロックに分割しないでNシンボルのままとし、各シンボ
ル毎にチェックシンボルの一部と入れ換えるというもの
である。1〜pのかわりに(1〜N)となるもので、構
成、動作については実施例1と図11〜13から容易に
類推できるものなので詳細記述は省略する。
の伝送フレームの誤り制御回路の実施例を説明する。本
実施例のバッファメモリ構成は、図3に示される構成を
とる。但し、説明の都合上、バッファメモリの大きさは
R伝送フレームと(R+1)伝送フレーム分を併せた大
きさとする。セルの送出順序の入れ替えは、バッファメ
モリ6からの読み出し順序を変えることにより実現す
る。図14に本実施例におけるセルの送出順序の入れ替
え方法について示す。図14に示した例では、第R伝送
フレームを第2バッファメモリに記憶し、第(R+1)
伝送フレームを第3バッファメモリに記憶して、これら
のフレームを構成するセルを交互にもってきて新たな伝
送フレームを構成し、セルを送出する。セルの識別は識
別情報11を使って行う。本実施例では、2フレーム分
の伝送フレームのセルに対して入れ替え処理を行うた
め、バッファメモリ6は2フレーム分の伝送フレームを
記憶するだけの容量を有する。また、セルの識別情報1
1は、伝送フレーム2フレーム分を構成するセルを識別
できるものとする。
するNシンボル分の情報を分割し、所定の数の誤り訂正
フレームに分配して、誤り訂正符号化を行っていたが、
必ずしもセルを構成するNシンボルの長さに誤り訂正フ
レーム長を合わせる必要はなく、複数セルにわたるN’
シンボルの情報に対して、上記実施例と同様に分割処理
を行った後、誤り訂正符号化してもよい。例えば、上記
実施例6では、1セルを構成する情報を48シンボル
(バイト)として、これを分割して、誤りフレーム長が
48シンボル、チェックシンボル長が4シンボルのリー
ドソロモン符号:RS(48,44)を用いた誤り訂正
方式が例として考えられるが、伝送は48シンボル単位
を1セルのままとし、2セルを構成する96シンボルの
情報を分割して伝送し、しかし誤り訂正自体は、誤り訂
正フレーム長が96シンボル、チェックシンボル長が8
シンボルのリードソロモン符号:RS(96,88)を
用いて誤り訂正符号化を行ってもよい。勿論更に、複数
セルを構成する情報に対して誤り訂正フレームを構成
し、誤り訂正符号化を行なってもよい。あるいは、1セ
ルを構成する48シンボルの半分の長さの誤り訂正フレ
ームを設定することも可能で、この場合の、誤り訂正符
号としてRS(24,22)が使用できる。更に短い訂
正フレームを設定することもできる。
するNシンボル分の情報をp個のブロックデータに分割
し、p個の誤り訂正フレームに分配して、誤り訂正符号
化を行っていたが、必ずしも分割数と誤り訂正フレーム
の数を等しく設定する必要はない。
ム単位にセルの入れ替えを行っていたが、さらに多数の
伝送フレームを単位としてセルの入れ替えを行ってもよ
い。
する。図15は、Nシンボル受信の場合の伝送フレーム
の誤り制御受信装置の構成ブロック図である。図15に
おいて17はセルデータの入力端子、18はN×Lシン
ボルの記憶可能なバッファメモリ、19はセルの損失が
あったかどうかを検出するセル損失検出回路、20はN
×Lシンボルのブロックに含まれる1誤り訂正フレーム
分に含まれる各シンボルを、バッファメモリ18から各
誤り訂正フレーム単位毎に収集する誤り訂正フレーム収
集回路である。即ち、データLシンボルとチェックセル
のkシンボルとを集めて復号回路に送る。21はセル損
失検出回路の示すセル損失情報および収集回路20によ
りバッファメモリから収集された1符号語のデータよ
り、セル損失による消失あるいは誤りに対して訂正を実
行する復号回路、22は訂正後のデータを出力するデー
タ出力端子である。33は識別子交換回路である。
は、誤り訂正符号としてリードソロモン符号を想定し、
N×Lシンボル単位の伝送フレーム構成は、実施例2に
示した図4のようになっているものとする。図15の入
力端子17よりN×Lシンボルを1伝送フレームとする
とき、シンボル数NのセルがLセル分入力し、バッファ
メモリ18に記憶される。この他にN×kシンボルも受
信し、記憶される。このとき同時に図4に示す様な各セ
ルの識別情報11をセル損失検出回路19によってモニ
タし、所定の識別情報11が受信されなかった場合、そ
のセルは損失したものと判断し記憶する。また、識別子
交換回路は送信例に対応してチェックセルとデータセル
の識別子を交換して元に戻す。N×Lシンボルを1伝送
フレーム分受信したところで誤り訂正フレーム収集回路
20は、誤り訂正フレーム単位で、L+kシンボルをバ
ッファメモリより収集し、復号回路21に入力する。こ
こで復号回路21について説明する。入力された符号語
に対し、セル損失検出回路19がセル損失を検出してい
ない場合は、通常の誤り訂正を行う。一方、セル損失検
出回路19がセル損失を検出した場合、そのセルによっ
て本来伝送されるべき部分の符号語のLセルに分割され
たシンボル部分を消失位置とし、消失訂正を行う。この
時図4の各リードソロモン符号のチェックシンボルは、
各符号語がLセルに分割されているところの1ブロック
以上のチェックシンボルを有している場合、上記消失訂
正が可能である。復号したデータは、出力端子22から
出力する。
明の受信側の伝送フレームの誤り制御回路の実施例に、
伝送フレームの同期をとる同期検出回路を付加した例で
ある。また図17は、その同期検出回路の実施例であ
る。図16において17〜22は図15と同じであり、
23は同期検出回路である。図17において、24はセ
ル損失回路19からのセル損失情報の入力端子、25は
図4のセル識別情報11を検出するセルNo検出回路、
26は同期を制御する同期カウンタ、27は同期情報の
出力端子である。
Nシンボル相当をpブロック分割して受信する例を説明
する。この場合、図6、図7、図9等の送信方法に対応
している。従って受信側でも伝送方向には、pブロック
毎に受信し、符号化方向にはL+kブロック単位で誤り
訂正フレームを形成する。更に、復号化はN/pシンボ
ルのブロック単位で行なう。識別子の交換についても実
施例8と同様である。ところで、N×Lのシンボルを1
伝送フレームとして符号化伝送する場合、受信側ではN
×Lシンボルの伝送フレームを確実にとらえなければな
らない。そのため伝送フレーム単位での同期が必要とな
る。図16の同期検出回路23はそのために図15の実
施例に追加したもので、セルデータ入力端子17のデー
タをモニタし、同期のとれたところで同期情報を、収集
回路20および復号回路21に入力して動作の制御を行
う。
明する。図4に示すようにセル1の先頭にセル識別情報
11がある場合、セル損失情報入力端子24をモニタ
し、N×Lのシンボルの伝送フレームの先頭セルが入力
されたと認識したところで、同期カウンタ26を先頭セ
ルにあわせてリフレッシュする。同期カウンタ26によ
って、このときの出力データは同期情報と認識され、出
力端子27より出力される。もしセル損失情報があれば
そのセルをとばし、バッファメモリも対応部分をとばし
て入力する。後に、セル損失部分を復元してバッファに
入れる。本実施例では、1伝送セルはpブロックで構成
されており、ランダム損失等の復元もブロック単位で行
なわれる。
期検出回路23の動作について説明する。図2に示すよ
うに、セル10の先頭にセル識別情報11がない場合に
特に有効である。セルデータ入力端子17より入力され
るデータについてp個の符号語の誤り検出(シンドロー
ム)回路28をそれぞれ用意して1伝送フレームのセル
数Lについてその伝送方向とは直交方向に誤り検出をす
る。例えばリードソロモン符号の場合シンドロームを計
算する方法が有効である。誤り検出回路は、その誤り検
出の対象はセル数Lにわたって符号データの検出をして
いる。こうして丁度その伝送フレームに合致するLブロ
ックを誤り検出する時点では、過去の伝送フレームのデ
ータについては影響を受けない。このときセルが損失し
たと言う情報がない限り、つまりセル損失がなければ、
誤り状態モニタ回路29でモニタを行うと、どの誤り検
出回路も誤り検出をしない、つまり正常受信をしている
に近い状態になるタイミングがある。なぜなら上記のよ
うにLブロックは自伝送フレーム内で閉じており、隣接
の伝送フレーム中のデータブロックからの影響を受けな
いからである。よって、p個の符号語の誤り検出におい
て誤りをなしと検出する状態が最も多いタイミングを検
出したところで、N×Lのセルの先頭セルが入力された
と認識し、同期カウンタ26を先頭セルにあわせてリフ
レッシュする。こうして同期カウンタ26によって出力
データは同期情報となり、出力端子27より出力する。
てリードソロモン符号を例にとって説明してきたが、こ
れは他の誤り訂正符号でもよい。例えばBCH符号にお
いて1セルに含まれるp個の符号のブロック長以上のチ
ェック長kを有しており、かつセル損失においてバース
ト消失となる場合も、セル損失に対して消失訂正可能で
あり、また損失がない場合は、ランダム誤り訂正が可能
である。
の1伝送フレーム情報に対して、1シンボル長、または
N/pシンボル長のブロック長を定めた。またNはpで
割り切れる例を説明した。しかし、これらの条件は必ず
しも必須ではなく、少なくともセルL方向に誤り訂正フ
レームを構成して、各ブロックの符号データが消失訂正
によって復元できるチェックシンボル長があればよい。
またNシンボルの分割も均等ではなくてもよい。また上
記実施例では、セル中に含まれるセル識別情報もp個の
符号語の誤り訂正符号の符号化対象にしていたが、これ
も必ずしも符号化対象にする必要はなく、単独で誤り訂
正符号化してもよい。
を図を用いて説明する。図19は本発明の送信側のフレ
ーム伝送装置の実施例、図20はその伝送フレームの構
成例である。図19において、110は伝送データ11
4に対して誤り検査符号115を生成する誤り検査符号
発生部、111は同じく伝送データ114に対してイン
ターリーブを施し、誤り訂正符号116を生成する誤り
訂正符号発生部である。112は伝送セル118の伝送
順序(伝送位置)が受信側で認識できる識別子117を
生成する識別子発生部、113は伝送セル118に組み
立てる伝送セル構成部である。
直交する方向に誤り検査符号を生成して付加している。
このことにより、データ伝送の信頼性が一層高まる。な
お、二次元に誤り訂正符号を生成することも知られてい
るが、本方式は誤り訂正はできないが検出は可能な誤り
検査符号方式とすることで、小規模な装置にできる。ま
た、伝送開始時期を早くできる利点も生かすことができ
る。図20において、123はNシンボルからなるデー
タセル(パケット)であり、これには(N−s−m)シ
ンボルからなる伝送データ114のほかに識別子117
を配置するためのsシンボルからなる識別子フィールド
121と、誤り検査符号115を配置するためのmシン
ボルからなる誤り検査符号フィールド122が含まれ
る。124は誤り訂正符号116を伝送するための誤り
訂正符号セルであり、データセル123と同様に識別子
フィールド121が含まれる。本例の場合、Lセル分の
データセル123とkセル分の誤り訂正符号セル124
の(L+k)セルを伝送フレームの単位としている。
て、ビデオや音声の符号化された伝送データ114は誤
り検査符号発生部110に入力され、伝送データ114
は(N−s−m)シンボル毎に区切られて、mシンボル
からなる誤り検査符号115(図20の122)が生成
される。検査符号としては巡回符号による巡回冗長検査
(CRC)コードやパリティチェックコードの使用が考
えられ、これらの生成方法については広く知られている
ものである。伝送セル構成部113に入力された誤り検
査符号115は伝送データ114と、識別子発生部11
2から入力されるsシンボルからなる識別子117(図
20の121)と共にNシンボル長のデータセル123
が構成され、伝送セル118として伝送される。識別子
117は(L+k)セルの伝送フレーム中の伝送順序
(位置)を示すもので、値が1づつ計数(カウント)さ
れるシーケンス番号の使用が考えられ、例えば伝送セル
118の送出毎に値が更新される巡回カウンタで容易に
実現できる。
(N−s−m)シンボル長の伝送データ114をL個集
め、交錯法によりkシンボル長の誤り訂正符号116を
生成する。すなわち、図20の2次元配置されたL×
(N−s−m)のシンボルに対して、切り出されたLシ
ンボルからkシンボル長の誤り訂正符号化がなされる。
この誤り訂正符号としてリードソロモン符号を用いた場
合には、Lシンボルに対してk/2シンボル(端数切り
捨て)のランダム誤り訂正が可能である。また、識別子
117を用いて誤り位置の検出が可能な場合には、kシ
ンボルの誤り訂正が可能である。さらに誤り検査符号発
生部110からの誤り検査符号115(図20の12
2)もL個集められて誤り訂正符号化がなされ、同じく
kシンボル長の誤り訂正符号116が生成される。一
方、誤り訂正符号発生部111は交錯法を施すLセルの
区切りを知るための同期信号119を識別子発生部11
2に発し、これに呼応して識別子117の値がゼロにリ
セットされる。また、別方法として同期信号119を識
別子発生部112から(L+k)セル単位に誤り訂正符
号発生部111に発し、それを受けてインタリーブを開
始することも考えられる。誤り訂正符号116は識別子
117と共に伝送パケット構成部113において図20
のkセルの誤り訂正符号セル124が生成される。図2
0では符号化の方向、つまり誤り訂正フレーム方向はシ
ンボル単位としたが、これはN/pシンボルのブロック
単位としてもよい。
生成方向と誤り検査符号生成方向をクロスするように構
成したが、これを同じ方向としてもよい。図21は本発
明における他のフレーム伝送装置の実施例を示したもの
で、図22はそのときの伝送フレームの構成例である。
図21において、130は誤り検査符号発生部、131
は誤り訂正符号発生部、132はインタリーブバッファ
A、133はインタリーブバッファB、134はインタ
リーブバッファC、135は識別子発生部、136は伝
送セル構成部である。
て、ビデオや音声などの符号化された伝送データ114
は誤り検査符号発生部130に入力され、伝送データ1
14はLシンボル毎に区切られて、mシンボルからなる
誤り検査符号137が生成される。また、誤り訂正符号
発生部131ではLシンボルに区切られた伝送データ1
14とそれに対応する誤り検査符号137を合わせた
(L+m)シンボルを符号化対象にして誤り訂正符号化
を行い、kシンボルからなる誤り訂正符号138を生成
する。
L×(N−s)シンボルの容量を持ち、入力されるLシ
ンボル長を単位とした伝送データ114を順次蓄積して
いって、(N−s)個(図22の146のセル全部)が
蓄積されたとき、入力方向とは直交する方向にシンボル
を単位にL個の伝送データセル139が順次伝送セル構
成部136へ読みだされる。そして、識別子sシンボル
が付加されて伝送セルとなり、送信される。インタリー
ブバッファB 133は(N−s)×mシンボルの容量
を持ち、入力される生成されたmシンボル長の誤り検査
符号137を順次蓄積していって、(N−s)個が蓄積
されたとき、入力方向とは直交する方向に(N−s)シ
ンボルを単位にして、mセル分の誤り検査符号140
(図22の147)が伝送セル構成部136へ読みださ
れる。同様に、インタリーブバッファC 134は(N
−s)×kシンボルの容量を持ち、入力される生成され
たkシンボル長の誤り訂正符号138を順次蓄積してい
く。そして(N−s)個が蓄積されたとき、入力方向と
は直交する方向に(N−s)シンボルを単位として、k
セル分の誤り訂正符号141が伝送セル構成部136へ
読みだされる。そして識別子を付加して伝送される。こ
れらインタリーブバッファへの書き込み、読み出しの制
御は識別子発生回路135からの制御信号142によっ
て行われる。
35からのsシンボルからなる識別子143とともに、
図22で示されるような伝送フレーム構成をもとに伝送
パケット118を生成する。すなわち、識別子143は
図22の識別子フィールド145に伝送セルの順に入力
される。そして、L個のデータセル146には伝送デー
タ139が配置され、m個の誤り検査符号セル147に
は誤り検査符号140が、k個の誤り訂正符号セル14
8には誤り訂正符号141が配置される。データセル1
46、誤り検査符号セル147、誤り訂正符号セル14
8の伝送順序は各伝送セルに含まれている識別子143
によって認識できるため、特に識別子143の値の順に
伝送する必要はない。更に、識別子の伝送位置は必ずし
も先頭でなくてもよい。図22では符号化の方向、つま
り誤り訂正フレーム方向はシンボル単位としたが、これ
はN/pシンボルのブロック単位としてもよい。こうす
れば誤り訂正符号発生回路の規模が小さくできる。
訂正符号の生成はどちらを先にしてもよい。誤り訂正符
号生成を先にすると、誤り検出がより精度よくできる
し、一方誤り検査符号生成を先にすると、受信側で誤り
訂正回路がない装置が混在する場合にも本方式を適用可
能である。図23は本発明における他のフレーム伝送装
置の実施例を示したもので、図24はそのときの伝送フ
レームの構成例である。図23における構成要素は図2
1とほぼ同様であるので説明は省略する。
て、伝送データ114はLシンボル毎に区切られて、ま
ずkシンボルからなる誤り訂正符号138を生成する。
誤り検査符号発生部130では、Lシンボルに区切られ
た伝送データ114とそれに対応する誤り訂正符号13
8を合わせた(L+k)シンボルを符号化対象にして誤
り検査符号化を行い、mシンボルからなる誤り検査符号
137が生成される。その他の各インタリーブバッフ
ァ、伝送パケット構成部136の動作は、図21のそれ
と同様である。なお、上記実施例11ないし13では、
伝送セル中のデータ、符号化、誤り検査はシンボル端子
で行なう例を示したが、実施例5で説明したようにNシ
ンボルをp分割したN/pのデータブロック単位でまと
めて符号化誤り検査を行なうようにしてもよい。
を例えばq倍長くすると、検査対象を同じくq倍に長く
したデータに対し、もっと検出精度を高めることができ
ることを利用した。即ち、同一検出精度水準でデータ長
と誤り検出符号長は比例せず、長いデータ長に対し、相
対的に少ない符号長でよい。逆に検査符号を長くとる
と、より高い検出精度が得られる。図25は本発明の誤
り検査符号発生部110の他の実施例を示したもので、
図26はそのときに用いる他の誤り検査符号の構成例を
示したものである。図25において、127は伝送デー
タ用バッファ、128は誤り検査符号発生部、129は
誤り検査符号用バッファである。また、図26におい
て、125はq×(N−s−m)シンボル長からなるデ
ータ、126はq×mシンボル長からなる誤り検出符号
を示したものである。即ち、誤り検査符号生成のため
に、いったんqセル分のデータが集められて検査符号が
作られる。
て、誤り検査符号発生部110では連続して入力される
(N−s−m)シンボル長の伝送データ114を伝送デ
ータ用バッファ127でq個集め、このデータ125を
単位として図26に示されるp×mシンボル長からなる
誤り検出符号126を誤り検査符号発生部128で生成
する。一方、伝送は定められた規約に基づき、例えばN
シンボル単位のセルにする必要があるので、誤り検査符
号用バッファ129ではq×mシンボル長の誤り検査符
号126をmシンボル毎にp分割して長さは元に戻し、
誤り検査符号115として伝送パケット構成部113へ
出力する。これにより、伝送単位は元に戻してNシンボ
ル毎のセルであるので、伝送効率を犠牲にすることな
く、しかし誤り検査符号126のシンボル長をq倍と大
きく取り、検出精度を高くすることができる。本実施例
は実施例11対応の伝送方向に検査シンボルをq倍した
場合を説明したが、符号化方向に検査シンボルをq倍し
ても同等の効果が得られる。
する。図27は本発明における図20の伝送フレーム構
成をとったときの伝送セルを受信する伝送フレーム受信
装置の実施例を示したものである。図27において、1
50は識別子検出部、151は誤り訂正復号部、152
は誤り検出部である。
て、通信路等によって伝送されてきたNシンボル長の受
信パケット153は、識別子検出部150によって受信
セル153中に含まれるsシンボル長の識別子が検出さ
れ、受信セル153が伝送順に伝送損失なく受信されて
いるかが調べられる。図20の伝送フレーム構成におい
ては、L個のデータセル123とk個の誤り訂正符号セ
ル124が受信されるはずであるが、もし伝送中に欠落
したセルがあった場合には、識別子によって損失セルが
判り、受信セル情報154として誤り訂正復号部151
へ送られる。受信セル情報154には、このほかに受信
セル153がデータセル123か、誤り訂正符号セル1
24かの識別情報が含まれている。
3のうちデータセル123に伝送過程で発生したランダ
ム誤りやセル損失が誤り訂正符号セル124に含まれる
誤り訂正符号によって訂正される。本例における誤り訂
正復号部151には(L+k)×(N−s)シンボル分
のバッファが内蔵されており、インタリーブされて送ら
れてきた伝送データを伝送方向とは直交する方向に(L
+k)シンボル単位に読出し、Lシンボルのデータ領域
をkシンボルの誤り訂正符号で訂正する。リードソロモ
ン符号を用いた場合にはLシンボルに対してk/2シン
ボル(端数切り捨て)のランダム誤り訂正が可能であ
る。また、受信セル情報154により誤り(セル欠落)
位置がわかる場合にはkシンボルの誤り訂正が可能であ
る。誤り訂正がなされたデータセル123中の(N−s
−m)シンボル長の受信データ155と、mシンボル長
の誤り検査符号156は誤り検出部152に送られ、誤
り検査符号156により受信データ155中に誤りがあ
るかどうかを検査し、誤りが残留する場合には誤りフラ
グ157をセットする。
ものにして、規模を縮少した例を説明する。図28は本
発明における図20の伝送フレーム構成をとったときの
伝送フレームを受信するフレーム伝送装置の他の実施例
を示したものである。図28において、165は誤り検
出部であり、他の構成部は図27と同様である。つまり
誤り訂正復号部が省かれている。
27における誤り訂正復号部151が存在しないため、
伝送されてきたNシンボル長の受信セル153は、識別
子検出部150によって受信セル153中に含まれるs
シンボル長の識別子が検出され、受信セル情報154と
して誤り検査部165へ送られる。誤り検出部165で
は受信セル情報154により、データセル123と識別
された受信セル153に対し、mシンボル長の誤り検査
符号を用いて(N−s−m)シンボル長の受信データ1
55中に伝送誤りがあるかどうかを検査し、誤りがある
場合には誤りフラグ157をセットする。なお、上記実
施例15、16では符号化等の処理は送信側に対応して
シンボル単位で行う例を示したが、実施例9で説明した
ようにNシンボルをp分割したN/pとしたデータブロ
ック単位で処理をしてもよい。
り検査符号化がなされた伝送フレームを受信する際の誤
り検出部152の内部構成例を示したものである。図に
おいて、158は誤り検出部、159は受信データ用バ
ッファ、160は誤り検査符号用バッファである。
52に送られたデータセル123中の(N−s−m)シ
ンボル長の受信データ155とmシンボル長の誤り検査
符号156は、それぞれ受信データ用バッファ159と
誤り検査符号用バッファ160にpセル分蓄積される。
p×(N−s−m)シンボル長の受信データ161は、
p×mシンボル長の誤り検査符号162により誤り検出
部158で検査され、誤りが残留する場合には誤りフラ
グ157をセットする。先にも述べたように、この考え
は誤り検査方向が誤り訂正と同方向の方式に対しても適
用可能である。
伝送された伝送フレームを受信する他のフレーム受信装
置の実施例を示したものである。図において170はデ
インタリーブバッファ、171は誤り訂正復号部であ
る。他は図27のものと同一である。
たNシンボル長の受信セル153は、識別子検出部15
0によって受信セル153中に含まれるsシンボル長の
識別子が検出され、(L+m+k)個の受信セル153
が伝送順に伝送損失なく受信されているかが調べられ
る。図22の伝送フレーム構成においては、L個のデー
タセル146とm個の誤り検査セル147、k個の誤り
訂正符号セル148が受信されるはずだか、伝送損失に
より欠落したセルがあると識別子145によって損失セ
ルが判って、受信セル情報154としてデインタリーブ
バッファ170へ送られる。(L+m+k)×(N−
s)シンボルの容量をもつデインタリーブバッファ17
0では受信セル153を順次蓄積していくが、受信セル
情報154により欠落セルと通知されたものに対しては
対応するセル位置に(N−s)シンボル長のダミーデー
タを補充していく。バッファが一杯になった時点で、伝
送方向とは直交する方向に(L+m)シンボル長のデー
タ172とkシンボル長の誤り訂正符号173が誤り訂
正復号部171へ読みだされる。この読みだしは(N−
s)回行われる。誤り訂正復号部171ではmシンボル
長の誤り検査符号を含んだデータ172が誤り訂正符号
173により伝送誤り訂正され、受信データ155と誤
り検査符号156が出力される。誤り検出部152で
は、誤り検査符号156により受信データ155中に誤
りがあるかどうかを検査し、誤りが残留する場合には誤
りフラグ157をセットする。
伝送された伝送フレームを受信する他のフレーム受信装
置の実施例を示したもので、図において175はデイン
タリーブバッファ、他は図27のものと同一である。
同様に、識別子検出部150では(L+m+k)個の受
信セル153が伝送順に伝送損失なく受信されているか
が調べられる。(L+m+k)×(N−s)シンボルの
容量をもつデインタリーブバッファ175では受信セル
153を順次蓄積していくが、受信セル情報154によ
り欠落セルと通知されたものに対しては対応するセル位
置に(N−s)シンボル長のダミーデータを補充してい
く。バッファが一杯になった時点で、伝送方向とは直交
する方向にLシンボル長のデータ172とkシンボル長
の誤り訂正符号173が誤り訂正復号部171へ、mシ
ンボル長の誤り検査符号156が誤り検出部152へ読
みだされる。この読みだしは(N−s)回行われる。誤
り訂正復号部171ではLシンボル長のデータ172が
誤り訂正符号173により誤り訂正され、受信データ1
55が出力される。誤り検出部152では、誤り検査符
号156により受信データ155中に誤りがあるかどう
かを検査し、誤りが残留する場合には誤りフラグ157
をセットする。
フレーム受信装置の他の実施例を示したもので、図にお
いて180は誤りフラグ付加部である。
施例15〜19のフレーム伝送装置において受信された
受信データ155及び誤りフラグ157は誤りフラグ付
加部180に入力され、誤りの有無を示す誤りフラグ1
57の情報が受信データ155に付加されて出力データ
181として出力される。図33は出力データ181の
データフォーマットを示したもので、図において182
は誤りフラグ157を配置するための誤り通知フラグフ
ィールド、183は受信データ155を配置するための
データ領域である。受信データ155に誤りがあり、誤
りフラグ157がセットされた場合には誤りがあること
を示す符号が誤り通知フラグフィールド182に記され
る一方、受信データ155に誤りがなく、誤りフラグ1
57がセットされていない場合には誤りがないことを示
す符号が誤り通知フラグフィールド182に記される。
また、受信データは誤りの有無に係わらずデータ領域1
83に記される。パケット伝送装置においては受信され
た伝送パケットを他地点へ転送する場合などには誤りフ
ラグ157の内容が含まれた出力データ181として伝
送されるため、誤り訂正や誤り検査の機能がないパケッ
ト伝送装置においても誤り通知フラグフィールド182
の内容を調べるだけでデータ領域183の誤りの有無が
容易にわかる。
ムと伝送フレームがすべて一致している例を示した。本
実施例では、誤り訂正フレームが連続する2つの伝送フ
レームにまたがり、しかも1シンボル毎にセルをずれて
構成される例を示す。図34実施例11の他の伝送セル
構成方法を示したもので、図において121はsシンボ
ルからなる識別子フィールド、122はmシンボルから
なる誤り検査符号フィールド、190は情報セルであ
る。図で最左側、つまり最初の伝送セルと、それに続く
伝送セルは、最下段に誤り訂正符号(チェックシンボ
ル)が付加されており、前の伝送フレームのLシンボル
に対して誤り訂正フレームを構成している。次の2伝送
セルは、同様に前伝送フレームのL−2と今の伝送フレ
ームの2シンボルを併せて誤り訂正フレームを構成して
いる。次に動作について説明する。図34は図20にお
ける誤り訂正のためのインタリーブの位相を伝送データ
のシンボル毎に斜め方向にずらして、誤り訂正符号化を
順次行うものである。図において伝送データは矢印の方
向に順次書き込まれると同時に読みだされ、伝送され
る。誤り訂正符号化は図において左から右への水平方向
にLシンボル分の伝送データが集まると行われ、kシン
ボル分の誤り訂正符号が生成されて伝送される。これに
より、受信側では誤り訂正フレーム(言い換えればLシ
ンボル長の伝送データとそれに対するkシンボル長の誤
り訂正符号)が順次伝送パケットを受け取るごとに再構
成され、誤り訂正復号が可能となるため受信側の誤り訂
正復号回路の回路規模が小さく済む。また、誤り検査符
号フィールド122の誤り検査符号に対する符号化対象
は、伝送パケット中の伝送データのみであっても良い
し、誤り訂正符号を含んでも良い。
持ち、伝送中にランダムまたはバースト誤りが発生して
も誤り訂正符号の長さまでの誤りであれば誤りを訂正で
きる伝送フレームを生成し、伝送する送信方法について
説明する。その際、通常は伝送フレームの全シンボルに
ついて誤り訂正フレームを構成して各誤り訂正フレーム
毎に誤り訂正符号を生成した後に、伝送を開始するので
あるが、本実施例では伝送セルが構成されると先に伝送
を開始し、同一データをバッファメモリ内に蓄積して誤
り訂正フレームを構成し、構成ができた誤り訂正フレー
ム毎に誤り訂正符号を生成して伝送セル(データセル)
の後に続いて送信する。図35は本実施例による誤り訂
正符号付伝送フレームの送信方法の動作フローチャート
を示す図である。送信動作を開始すると、ステップS1
01とS102で伝送セル分の所定シンボル数、例えば
Nシンボルの入力データが記憶される。続いてステップ
S103でこのNシンボル分のデータを一伝送セル化
し、先ず伝送する。同時にバッファメモリにこのNシン
ボルを書き込む。
き込まれたNシンボル毎のデータは伝送方向とは異なる
方向、一般的には直交する方向に誤り訂正フレームを構
成するように書き込まれる。誤り訂正フレームの方向に
例えばLシンボルのデータが構成されると、このLシン
ボルから誤り訂正符号(チェックシンボル)が生成さ
れ、バッファメモリに記憶される。ステップS105
で、Lセル分の伝送セルが送信され、同時にバッファメ
モリ中で全誤り訂正フレーム分のデータが書き込まれ
て、その後全誤り訂正フレームの誤り訂正符号が生成さ
れてバッファメモリに書き込まれると、ステップS10
6でこれら誤り訂正符号が読み出され、チェックセルと
して伝送される。
に識別子を付加して、伝送中のセル脱落の検出と場合に
よりその復元を容易にしようとするものである。図36
は本実施例による誤り訂正符号付伝送フレームの送信方
法の動作フローチャートを示す図である。前の実施例と
異なるステップは、ステップS111である。即ち入力
データを識別子のビット数だけ減らして一時記憶し、そ
の入力データに対してそのNシンボル中の例えば先頭シ
ンボルに識別子のビットを付加する。こうしてステップ
S112で識別子が付加された全体としてNシンボルの
データが読み出されて、ステップS113で伝送セルと
して伝送され、同時にバッファメモリに記憶される。以
降のステップは、誤り訂正フレーム毎のチェックシンボ
ルの生成等、前の実施例と同様であるので、説明を省略
する。
検出と復元のためのものであるので、識別子を誤り訂正
フレームに含めない方法も考えられる。図37は本実施
例による誤り訂正符号付伝送フレームの送信方法の動作
フローチャートを示す図である。ステップS121で入
力データを読み込むが、読み込みデータ数を識別子のビ
ット数だけ少なくすることは実施例23と同様である。
ただ実施例23と異なりこのステップでは識別子を付加
しない。ステップS123で、伝送セル化データに対し
ては識別子ビットを付与し、Nシンボルとして伝送す
る。一方、バッファメモリへは識別子をつけずに読み込
んだビット数の少ない一時記憶データが書き込まれる。
ステップS124で、伝送方向とは直交方向にLシンボ
ルが集まるとその誤り訂正フレームからチェックシンボ
ルが生成される。この時伝送セルの先頭シンボルは全て
識別子ビット分が少ないので、その誤り訂正フレームで
も生成されるチェックシンボルはそのビット数だけ少な
い。以後、前の実施例と同様の処理が行われ、伝送フレ
ームの送信の最後の部分のステップS127で、少ない
ビット数のシンボルに対しては識別子が付与されてNシ
ンボルのチェックセルとなる。一般的にはこれが伝送さ
れて一伝送フレームの送信が終了する。
シンボル毎に行われる。しかし複数のシンボルをまとめ
てデータブロックとし、このデータブロックを単位とし
て誤り訂正フレームを構成して誤り訂正符号(チェック
ブロックだがチェックシンボルと呼んでも誤解はないで
あろう)を生成してもよい。こうすることで同一シンボ
ル数に対して符号化回路(誤り訂正符号発生部)の規模
を小さくできる。例えばシンボル毎の誤り訂正符号化で
はN回路が必要であったのに対し、データブロック毎で
はp回路ですむ。もちろんチェックするビット数ではデ
ータブロック単位の方がビット数が多くなるが、そのた
めに増大する規模よりNからpに回路数が減る効果の方
が大きい。図38は本実施例による誤り訂正符号付伝送
フレームの送信方法の動作フローチャートを示す図であ
る。
S132である。即ち入力データのNシンボル分をpブ
ロックに分割し、データブロックをp個作る。以後、こ
の単位で誤り訂正、伝送セル化の処理をする。即ちステ
ップS133で、pデータブロックを集めて一伝送セル
として伝送する。同時にpデータブロックをバッファメ
モリに書き込む。ステップS134ではデータブロック
単位に誤り訂正フレームを構成し、誤り訂正符号を生成
する。誤り訂正符号は合計p個生成される。伝送セルが
L個伝送され、ステップS135それらの全データがバ
ッファメモリに書き込まれて全誤り訂正符号が生成され
ると、ステップS137でチェックシンボルが伝送セル
化されて伝送され、処理を終了する。
る送信方法に対応する受信方法を説明する。図39、図
40は本実施例による誤り訂正符号付伝送フレームの受
信方法の動作フローチャートを示す図である。図39の
方法は受信側に誤り訂正復号回路がなくて誤り検査符号
に対する誤り検出部があるだけの場合を示す。また図4
0は受信側にも誤り訂正復号部と誤り検出部の両方があ
る場合の受信方法を示している。図39において、受信
動作を開始すると、先ずステップS141で受信した伝
送セルをバッファメモリに書き込んでいく。ステップS
142で、原則として一伝送フレーム分全部のデータを
バッファメモリに書き込むと、ステップS143で例え
ば伝送セル単位の脱落や、誤り検査符号を利用して誤り
検出方向のシンボル単位での誤り検出を行う。なお、伝
送セルの損失検出はバッファメモリに格納前のステップ
で行ってもよい。受信データに誤りがなければ、ステッ
プS144で例えば一伝送フレーム分のデータを後段の
回路に出力する。図40に示す動作フローチャートの例
は、図39と比べると、ステップS153の誤り訂正フ
レームを構成し、例えばデータのLシンボルとkチェッ
クシンボルから誤り訂正をするステップが増加してい
る。それ以外は同様の動作をしている。
持ち、更に識別子を持つ場合で、誤り訂正フレーム中に
誤り訂正符号と同一長さの脱落しか生じないように伝送
方法を工夫した例を説明する。周知のように、誤り位置
が既知であれば、誤り訂正符号の長さが例えばkシンボ
ルであれば誤り訂正フレーム中の誤りシンボル数がkシ
ンボルまでは誤り訂正ができる。もしkが2とすると2
シンボルの誤りまでは訂正ができる。いま同一誤り訂正
フレーム中に同一伝送セルからのデータシンボルが2個
含まれている場合があるとすると、伝送セル1セルの脱
落の場合は復元ができるが、同一伝送セルから3シンボ
ルが同一誤り訂正フレームに含まれるように配列する
と、この伝送セルの脱落に対しては復元ができない。本
実施例で説明する方法は、チェックセルに対しても識別
子を持ち、しかも誤り訂正フレームに対しても上記条件
を満足して誤り訂正に悪影響を与えなり送信方法を実現
しようとするものである。本実施例の第1の例を図12
を参照して説明する。図41本実施例による誤り訂正符
号付伝送フレームの送信方法の動作フローチャートを示
す図である。
ムの方向とは直交しており、データブロック11−$3
とチェックセルのブロックF−$1とを入れ替えても誤
り訂正フレームは変わりがない。しかも各伝送セル内に
はこの場合はどの誤り訂正フレームに対しても1データ
ブロックしかブロックを含んでいない。したがって、万
一伝送セルが1セル脱落消失しても他のデータからそれ
らのデータブロックは復元可能である。図41のステッ
プS161で、識別子は原則1個、チェックセルと入れ
替える必要のある場合だけ2個生成される。ステップS
162で入力のNシンボルはpデータブロックに分割さ
れ、データブロック単位でバッファメモリに書き込まれ
る。ステップS163で所要のデータ数が集まると、ス
テップS164で誤り訂正フレーム毎にチェックシンボ
ルが生成され、バッファメモリに書き込まれる。ステッ
プS165では、先に述べたように同一誤り訂正フレー
ム内でチェックセルのブロックと識別子のついたデータ
ブロックとが入れ替えられ、ステップS166で全伝送
セルに識別子がついた状態で伝送される。受信側の動作
は詳述しないが、一伝送フレームの全データを受信後、
バッフザメモリ上で入れ替えのルールに基づきブロック
を入れ替えて後、誤り訂正復号化する。
よれば、一伝送フレーム内で閉じた誤り訂正を行っては
いない。しかしこの構成によれば伝送セルの方向と誤り
訂正フレームの方向は直交しており、しかも全伝送セル
には識別子を付加でき、更に誤り訂正符号生成回路の規
模が小さくてすむ利点がある。
明する図である。図42(a)は一伝送フレーム中のデ
ータブロックとチェックシンボルの関係を示す図であ
る。この例ではチェックシンボルは1データブロックで
はなく、データブロックをまたがるkシンボルとなって
いる。また識別子は特につけていないが、例えば各誤り
訂正フレームの左端の$1データブロックにつけるよう
にしてもよい。ともかくも、伝送セル化する場合に、図
42(a)上で斜めにデータブロックを走査していき、
図42(b)に示す伝送セルを作る。こうすれば識別子
を入れ替えなくとも本実施例で述べた全ての特徴を持た
せることができる。
ーリーブを用い、かつ伝送開始を早くする構成としたの
で、伝送遅延が少なくてすむ効果がある。
ル単位でデータブロック化したので、伝送開始が早くか
つ誤り訂正符号生成回路の規模が小さくなる効果があ
る。
ルに識別子を付加したので、セルの脱落に対する検出、
復元が容易になる効果がある。
ロックに分割し、ブロック単位で符号化するようにした
ので、符号化回路の規模が小さくなる効果がある。
れるので、セルの脱落、位置検出が容易になる効果が加
わる。
すべての伝送セルに識別子を付加するようにしたので、
セルの脱落、位置検出がより容易になる効果がある。
号化セルの一部を入れ換える際、同一誤り訂正内に同一
検査ブロックデータが唯一つであるようにしたので、セ
ル脱落があった場合でもデータブロックの訂正復元が可
能となる効果がある。
を同一シンボル長としたので、誤り訂正符号長を最短に
でき、誤り訂正符号生成回路の規模を小さくできる効果
がある。
接フレーム間で交互にセルを選択して送るようにしたの
で、長い外乱に対してもセル復元の信頼性が向上する効
果がある。
規則を採用し、識別子を検出し、必要に応じてブロック
化するようにしたので、セル脱落の復元が容易で、復号
化の規模または処理が小さくてすむという効果がある。
則を採用し、必要に応じてデータブロック化するように
したので、セル脱落の復元が容易で、復号化の規模また
は処理が小さくてすむという効果がある。
がない場合でも同期検出が容易になるという効果があ
る。
の他に誤り検出回路を併用し、交錯法(インタリーブ)
を用い、かつ識別子と伝送方向に対する誤り検出符号を
付加してセルを構成して伝送することとしたので、伝送
効率が高く、誤り検出訂正能力を向上させる効果があ
る。また、これにより信頼度の高いデータ伝送装置が得
られるという効果がある。
の他に誤り検出回路を併用し、交錯法(インタリーブ)
を用い、かつ識別子と伝送方向に対する誤り検出符号を
付加してセルを構成して伝送することとしたので、伝送
効率が高く、誤り検出訂正能力を向上させる効果があ
る。また、これにより信頼度の高いデータ伝送装置が得
られるという効果がある。
の他に誤り検出回路を併用し、交錯法(インタリーブ)
を用い、かつ識別子と伝送方向に対する誤り検出符号を
付加してセルを構成して伝送することとしたので、伝送
効率が高く、誤り検出訂正能力を向上させる効果があ
る。また、これにより信頼度の高いデータ伝送装置が得
られるという効果がある。誤り検査をq個集めて検査を
するようにしたので同一検査符号長で深い検索ができ
る。
て受信装置側にも誤り検出回路を設けたので、高い誤り
検出ができる効果がある。
模を小さくできる効果がある。
査するようにしたので、同一検査符号長で深い検査がで
きる効果がある。
グ領域を設けたので、誤り訂正符号の復号化回路がない
伝送フレーム受信装置であっても、誤り検査をして誤り
があれば後段の回路にその内容を伝えることができる効
果がある。
延が少ない通信ができる効果がある。
延が少なく、また誤り訂正符号化の規模が小さくてすむ
効果もある。
セル脱落に対する検出復元が容易になる効果が加わる。
も付加されるので、シンボル誤りの検出が更に厳密にで
きる効果もある。
したステップを設けたので、セル脱落の検出、復元が容
易で、誤り訂正以外に誤り検査が可能な伝送フレームの
受信ができる効果がある。
ームの誤り制御装置のブロック図である。
成を示す図である。
ームの誤り制御装置のブロック図である。
成と識別子の例を示す図である。
ームの誤り制御装置のブロック図である。
ブロックデータに分割した場合の伝送フレームの説明図
である。
説明図である。
ームの誤り制御装置のブロック図である。
説明図である。
レームの誤り制御装置のブロック図である。
の説明図である。
ァメモリ内に格納したブロックデータの配置例を示す図
である。
ムの構成を示す図である。
の入れ替え処理を説明する図である。
レーム誤り制御受信装置のブロック図である。
レーム誤り制御受信装置のブロック図である。
る。
る。
装置のブロック図である。
の構成を示す図である。
装置のブロック図である。
の構成を示す図である。
装置のブロック図である。
の構成を示す図である。
発生部の構成を示すブロック図である。
の符号化領域を示す図である。
受信装置のブロック図である。
受信装置のブロック図である。
検出部のブロック図である。
受信装置のブロック図である。
受信装置のブロック図である。
フラグ付加部のブロック図である。
データフォーマットを示した図である。
ームの構成を示す図である。
フレームの送信方法の動作を説明するフローチャート図
である。
伝送フレームの送信方法の動作を説明するフローチャー
ト図である。
レームの送信方法の動作を説明するフローチャート図で
ある。
レームの送信方法の動作を説明するフローチャート図で
ある。
フレームの受信方法の動作を説明するフローチャート図
である。
フレームの受信方法の動作を説明するフローチャート図
である。
レームの受信方法の動作を説明するフローチャート図で
ある。
である。
係を示す図である。
6 バッファメモリ、7 分配回路、8 セル化回路、
11 セル識別情報、12 チェックシンボル、18
受信バッファメモリ、19 セル損失検出回路、20
誤り訂正フレーム収集回路、21 復号回路、23 同
期検出回路、28 誤り検出回路、29誤り状態モニタ
回路、30 カウンタ、33 識別子交換回路、51
バッファメモリ、52 分割回路、81,82 選択セ
ル化回路、110,128,130 誤り検査符号発生
部、111,131 誤り訂正符号発生部、112,1
35 識別子発生部、113,136 伝送パケット構
成部、127 伝送データ用バッファ、129 誤り検
査符号用バッファ、132 インタリーブバッファA、
133 インタリーブバッファB、134 インタリー
ブバッファC、150 識別子検出部、151,171
誤り訂正復号部、152,158,165 誤り検出
部、159 受信データ用バッファ、160 誤り検査
符号用バッファ、170,175 デインタリーブバッ
ファ、180 誤りフラグ付加部。
Claims (20)
- 【請求項1】 (N/p)×p×L(N、p、Lは2以
上の整数であり、N>pである)の情報量で、N/pを
データブロックとして、N×LとN×kの誤り訂正符号
を伝送フレームの単位とするとき、上記p個のデータブ
ロックを記憶する第1のバッファメモリと、 上記p個のデータブロックをLセル分伝送方向とは異な
る符号化方向に記憶し、後述の符号化回路出力kセル分
をも記憶する第2のバッファメモリと、 伝送方向とは異なる方向に各データブロックに含まれる
Lシンボルで誤り訂正符号化する符号化回路と、 上記pブロックがそろうと伝送セルを構成して送信開始
し、伝送セルが伝送フレームの全情報を送信後、kセル
分の誤り訂正符号をセルを構成して伝送するセル化回路
とを備えた伝送フレームの誤り制御送信装置。 - 【請求項2】 N×L(N、Lは2以上の整数)の情報
量を伝送フレームの単位とするとき、伝送方向のセルの
先頭にセル識別子を付与するカウンタを備え、データセ
ルにはセル識別子を付けて送信することを特徴とする請
求項1記載の伝送フレームの誤り制御送信装置。 - 【請求項3】 (N/p)×p×L(N、p、Lは2以
上の整数であり、N>pである)の情報量で、N/pを
データブロックとして、N×LとN×kの誤り訂正符号
を伝送フレームの単位とするとき、上記p個のデータブ
ロックを記憶する第1のバッファメモリと、 上記Nシンボル相当分のデータをp分割して1ブロック
としてpブロックのデータをLセル分をも記憶する第2
のバッファメモリと、 伝送方向とは異なる方向に、上記pブロック単位で誤り
訂正フレームを構成して符号化する符号化回路と、 少なくとも上記誤り訂正符号化に必要なL方向データを
受け終るより前にNシンボル相当分のpブロックのセル
を伝送セルとして生成し、送信するセル化回路とを備え
た伝送フレームの誤り制御送信装置。 - 【請求項4】 (N/p)×p×L(N、p、Lは2以
上の整数であり、N>pである)の情報量を伝送フレー
ムの単位とするとき、伝送方向のセルの先頭にセル識別
子を付与するカウンタを備え、データセルにはセル識別
子を付けて送信することを特徴とする請求項3記載の伝
送フレームの誤り制御送信装置。 - 【請求項5】 (N/p)×p×L(N、p、Lは2以
上の整数であり、N>pである)の情報量で、N/pを
データブロックとして、N×Lと、N×kの誤り訂正符
号を伝送フレームの単位とするとき、上記データブロッ
クp個をLセル分と、後述の符号化回路kセル分を記憶
するバッファメモリと、 伝送方向のセルの先頭にセル識別子を付与するカウンタ
と、 伝送方向とは異なる方向に上記ブロック単位で誤り訂正
フレームを構成してLデータブロックからpブロック×
kセルの誤り訂正符号化出力を得る符号化回路と、 上記得られたpブロック×kセルの符号化出力の一部
を、セル識別子を含むデータブロックと入れ換え、全伝
送セルがせル識別子を含むセルとし、少なくとも上記誤
り訂正符号化に必要なL方向データを受け終るより前に
Nシンボル相当のpブロックのセルを伝送セルとして生
成し、送信するセル化回路とを備えた伝送フレームの誤
り制御送信装置。 - 【請求項6】 セル識別子を含むデータブロックと符号
化ブロックとを入れ換える際、同一誤り訂正フレーム内
で入れ換えることを特徴とする請求項5記載の伝送フレ
ームの誤り制御通信装置。 - 【請求項7】 N/p(N、pは2以上の整数であり、
N>pである)でデータブロック化する際、均等にブロ
ック化し、各データブロックは等しいシンボル長である
ようにしたことを特徴とする請求項5記載の伝送フレー
ムの誤り制御通信装置。 - 【請求項8】 N×Lの情報量を伝送フレームの単位と
し、現伝送フレームをRとしたとき、少なくともR+1
の必要部分を記憶する第3のバッファメモリを付加し、 送信セルを第2バッファメモリ中のフレームRと、第3
のバッファメモリ中のフレームR+1の対応する送信セ
ルを切り換えて送信するようにしたことを特徴とする請
求項5記載の伝送フレームの誤り制御送信装置。 - 【請求項9】 (N/p)×p×L(N、p、Lは2以
上の整数であり、N>pである)の情報量またN×kの
誤り訂正符号で、N/pをデータブロックとしてN×L
と、を伝送フレームの単位とするとき、上記Nシンボル
相当分のデータをp分割して1データブロックとしてp
データブロックをLセル分記憶する第1のバッファメモ
リと、 受信セルの識別子を検出し、伝送フレーム中のセル位置
を定めるセル損出検出回路と、 上記バッファメモリ中から誤り訂正フレームを構成する
Lデータブロックとkブロックを集め、復号回路に送る
誤り訂正フレーム収集回路と、 上記セル損出検出回路出力からセル損失があれば損失を
解消し、損失がなければ上記誤り訂正フレーム収集回路
出力の誤り訂正フレームから誤り訂正する復号回路とを
備えた伝送フレームの誤り制御受信装置。 - 【請求項10】 伝送セルの識別子を検出するか、また
は各誤り訂正フレームのエラーシンドロームを計算する
複数の誤り検出回路出力をモニタして伝送フレームの同
期検出をする同期検出回路を備えたことを特徴とする請
求項9記載の伝送フレームの誤り制御受信装置。 - 【請求項11】 N×L(N、Lは2以上の整数)シン
ボルの情報量とN×kの誤り訂正符号と、N又はL方向
の誤り検査符号を伝送フレームの単位とし、上記Nシン
ボルを伝送単位の伝送セルとするとき、 上記NシンボルからなるデータをLセル分と後述の誤り
訂正符号発生手段出力kセル分と、誤り検査符号発生手
段出力を必要セル分を記憶するバッファメモリと、必要に応じて上記Nシンボル中にsシンボルの識別子を
挿入する識別子発生手段と 、上記Nシンボル中に伝送方向の(N−s−m)または
(N−m)シンボル長のデータをq(qは2以上の整
数)個集めてq・(N−s−m)またはq・(N−m)
シンボルからq・mシンボル長の誤り検査符号を生成す
る誤り検査符号発生 手段と、 伝送方向とは異なる方向にLセルからkシンボルの誤り
訂正符号を得る誤り訂正符号発生手段とを備え、 誤り検査符号バッファを設けて上記誤り検査符号は伝送
時には元の伝送単位に戻して伝送する ことを特徴とする
伝送フレームの誤り制御送信装置 。 - 【請求項12】 N×L(N、Lは2以上の整数)の情
報量とN×kの誤り訂正符号と、またL方向の誤り検査
符号を伝送フレームの単位とするとき、上記Nシンボル
からなるデータをLセル分と必要誤り訂正符号と誤り検
査符号分を記憶するバッファメモリと、 受信セルの識別子を検出し、伝送フレーム中のセル位置
を定める識別子検出回路と、 上記識別子検出回路出力からセル損失があれば損失を解
消し、損失がなければ受信結果の復号化方向に誤り訂正
復号する誤り訂正復号回路と、 sを識別子シンボル長とし、伝送単位である(N−s)
またはNシンボル長のセルをq(qは2以上の整数)セ
ル分まとめて検査対象として検査方向に誤り検査する誤
り検出手段と を備えた伝送フレームの誤り制御受信装
置。 - 【請求項13】 N×L(N、Lは2以上の整数)の情
報量とN×kの誤り訂正符号と、またL方向の誤り検査
符号を伝送フレームの単位とするとき、上記Nシンボル
からなるデータをLセル分と必要誤り訂正符号と誤り検
査符号分を記憶するバッファメモリと、 受信セルの識別子を検出し、伝送フレーム中のセル位置
を定める識別子検出回路と、 sを識別子シンボル長とし、伝送単位である(N−s)
またはNシンボル長のセルをq(qは2以上の整数)セ
ル分まとめて検査対象として検査方向に誤り検査する誤
り検出手段と を備えた伝送フレームの誤り制御受信装
置。 - 【請求項14】 N×L(N、Lは2以上の整数)の情
報量とN×kの誤り 訂正符号と、またL方向の誤り検査
符号を伝送フレームの単位とするとき、上記Nシンボル
からなるデータをLセル分と必要誤り訂正符号と誤り検
査符号分を記憶するバッファメモリと、 受信セルの識別子を検出し、伝送フレーム中のセル位置
を定める識別子検出回路と、 上記識別子検出回路出力からセル損失があれば損失を解
消し、損失がなければ受信結果の復号化方向に誤り訂正
復号する誤り訂正復号回路と、 上記受信したNシンボルを検査方向に誤り検査する誤り
検出手段と を備え、伝送単位のセル中に伝送誤りフラグ
領域を設け、誤り検出手段で誤りが検出された場合、上
記誤りフラグ領域に誤り検出フラグをセットして他に転
送することを特徴とする伝送フレームの誤り制御受信装
置。 - 【請求項15】 N×L(N、Lは2以上の整数)の情
報量とN×kの誤り訂正符号と、またL方向の誤り検査
符号を伝送フレームの単位とするとき、上記Nシンボル
からなるデータをLセル分と必要誤り訂正符号と誤り検
査符号分を記憶するバッファメモリと、 受信セルの識別子を検出し、伝送フレーム中のセル位置
を定める識別子検出回路と、 上記受信したNシンボルを検査方向に誤り検査する誤り
検出手段と を備え、伝送単位のセル中に伝送誤りフラグ
領域を設け、誤り検出手段で誤りが検出された場合、上
記誤りフラグ領域に誤り検出フラグをセットして他に転
送することを特徴とする伝送フレームの誤り制御受信装
置。 - 【請求項16】 N×L(N、Lは2以上の整数)のシ
ンボルの情報量でk誤り訂正符号付を伝送フレームの単
位とするとき、 Nシンボルをp分割してN/p(pは2以上の整数)を
1ブロックとして、pブロックをデータセルとして記憶
するステップと、 上記データセルを送信するステップと、 上記データセルをLセル分記憶し、伝送方向とは異なる
方向に誤り訂正フレームを構成するステップと、 上記誤り訂正フレームから、ブロックを単位としてチェ
ックシンボル長がkの 誤り訂正符号を生成するステップ
と、 上記生成されたpブロックからなる誤り訂正符号をkセ
ル分、データセル送信後に送信するステップと を備えた
誤り訂正符号付伝送フレーム送信方法。 - 【請求項17】 更に、データセル中のシンボルに識別
子を付加するステップと、 上記付加された識別子付シンボルを誤り訂正符号セルの
シンボルと入れ換えるステップとを付加したことを特徴
とする請求項16記載の誤り訂正符号付伝送フレーム送
信方法。 - 【請求項18】 更に、誤り検査符号も生成して付与す
るステップを付加したことを特徴とする請求項16記載
の誤り訂正符号付伝送フレーム送信方法。 - 【請求項19】 入力データの情報量がL×p(L、p
は2以上の整数)であり、上記入力データを誤り訂正符
号化した際の誤り訂正符号量がk×p(kは2以上の整
数)である伝送フレームを送信する伝送フレームの誤り
制御送信装置において、 上記入力データをシンボル長L毎に誤り訂正符号化して
チェックシンボル長kの誤り訂正符号を生成する符号化
手段と、 上記シンボル長Lの入力データと上記チェックシンボル
長kの誤り訂正符号とからなるシンボル長N(=L+
k)の誤り訂正フレームを記憶す る記憶手段と、上記記憶手段に記憶されるpフレーム分の上記シンボル
長Nの誤り訂正フレームを分割して得られる2シンボル
以上で上記チェックシンボル長k以下のシンボル長のデ
ータブロックを、上記pフレームの各誤り訂正フレーム
それぞれから1つずつ誤り訂正符号化方向に対し斜め方
向に集めて、伝送セルを随時生成し送信 するセル化手段
とを設けた伝送フレームの誤り制御送信装置。 - 【請求項20】 入力データの情報量がL×p(L、p
は2以上の整数)であり、上記入力データを誤り訂正符
号化した際の誤り訂正符号量がk×p(kは2以上の整
数)である伝送フレームを送信する伝送フレームの誤り
制御送信方法 において、 上記シンボル長Lの入力データと上記チェックシンボル
長kの誤り訂正符号とからなるシンボル長N(=L+
k)の誤り訂正フレームを記憶すると共に、上記入力デ
ータをシンボル長L毎に誤り訂正符号化してチェックシ
ンボル長kの誤り訂正符号を生成して記憶し、 pフレーム分の上記シンボル長Nの誤り訂正フレームを
分割して得られる2シンボル以上で上記チェックシンボ
ル長k以下のシンボル長のデータブロックを、上記pフ
レームの各誤り訂正フレームそれぞれから1つずつ誤り
訂正符号化方向に対し斜め方向に集めて伝送セルを随時
生成し送信す る、ことを特徴とする伝送フレームの誤り制御送信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12634294A JP3058796B2 (ja) | 1993-07-05 | 1994-06-08 | 伝送フレームの誤り制御送信装置及び誤り制御受信装置及び誤り訂正符号付伝送フレーム送信方法と受信方法 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16553393 | 1993-07-05 | ||
JP26493393 | 1993-10-22 | ||
JP5-264933 | 1993-10-22 | ||
JP5-165533 | 1993-10-22 | ||
JP12634294A JP3058796B2 (ja) | 1993-07-05 | 1994-06-08 | 伝送フレームの誤り制御送信装置及び誤り制御受信装置及び誤り訂正符号付伝送フレーム送信方法と受信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07170246A JPH07170246A (ja) | 1995-07-04 |
JP3058796B2 true JP3058796B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=27315307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12634294A Expired - Lifetime JP3058796B2 (ja) | 1993-07-05 | 1994-06-08 | 伝送フレームの誤り制御送信装置及び誤り制御受信装置及び誤り訂正符号付伝送フレーム送信方法と受信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3058796B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2869744A1 (fr) * | 2004-04-29 | 2005-11-04 | Thomson Licensing Sa | Methode de transmission de paquets de donnees numeriques et appareil implementant la methode |
GB0420540D0 (en) * | 2004-09-15 | 2004-10-20 | Nokia Corp | Burst transmission in a digital broadcasting network |
JP5060057B2 (ja) * | 2006-03-08 | 2012-10-31 | 富士通株式会社 | 通信回線監視システム、中継装置、及び通信回線監視方法 |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP12634294A patent/JP3058796B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
「ATM網におけるパリティーチェックを用いたセル廃棄補償法」(CS89−113)P.95−102 |
「電子情報通信学会技術研究報告」89〔476〕(平2−3−26) |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07170246A (ja) | 1995-07-04 |
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