JP3968571B2 - 冗長構成をとる通信システムおよび通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、伝送装置に関し、特に、冗長構成を有する伝送装置の運用系/非運用系の選択制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
光通信ネットワークに用いられる光伝送システムには、冗長構成を有さず1系統で構成されたものと、複数の系統からなる冗長構成を有するものとがある。
【0003】
光通信ネットワークにおいては伝送路の信頼性が重要であり、特に、基幹系光通信ネットワークは、通信容量が大きいことや公共性が強いことから、高い信頼性を要求される。そのため、基幹系光通信ネットワークでは、伝送路において冗長構成がとられる場合が多い。
【0004】
冗長構成がとられた伝送路の運用系と非運用系の選択は、例えば、受信された信号の誤り率に従って制御される。例えば、基幹系の光伝送システムに一般に用いられるSONET(Synchronous Optical Network)/SDH(Sunchronous Digital Hierarchy)では、BIP(Bit Interleaved Parity)と呼ばれるパリティが用いられる。そして、BIPを用いて計算された伝送路誤り率に従って運用系と非運用系の切り替え制御が行われる。ITU−T G.707に規定されているように、SONET/SDHのフレームのオーバヘッドには、B1バイト、B2バイト、B3バイトと呼ばれるパリティチェック用のバイトがあり、BIPのパリティが挿入される。
【0005】
送信側の伝送装置は送信する信号のパリティを生成し、オーバヘッド内の例えばB1バイト等に挿入する。受信側の伝送装置は、運用系および非運用系から受信した信号のパリティチェックを行い、両系の誤り率から運用系と非運用系の選択を行う。例えば、運用系の誤り率が悪化してきたら、非運用系の誤り率が良好なことを条件として、運用系と非運用系の選択が切り替わる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図4は、従来の通信システムの構成を示すブロック図である。図4を参照すると、従来の通信システムは、通信装置92、93を有している。通信装置93にはクライアント装置91が接続され、通信装置94にはクライアント装置92が接続されている。ここでは説明を簡単にするために、クライアント装置91からクライアント装置92の方向の信号を伝送する構成のみが示されているが、通常は、双方向の伝送路を含む構成である。通信装置93と通信装置94の間には、0系、1系の伝送路が設けられ、冗長構成がとられている。
【0007】
本システムでは、クライアント装置と通信装置の間の区間を通信区間Aと称し、通信装置同士の間の区間を通信区間Bと称することとする。
【0008】
従来の通信システムでは、通信区間Bの伝送路の運用系および非運用系の選択は、オーバヘッド内の所定のバイトに規定されたBIPを用いた誤り率に基づいて行われていた。しかし、そのBIPがクライアント装置91、92の間で用いられている場合、通信装置93、94はクライアント装置91、92間のBIPを用いることになる。その場合、通信装置94で測定される誤り率は、通信区間Aを含んだものとなる。そのため、通信区間Aに障害が発生したとき、通信装置94で誤り率の悪化が測定され、通信区間Bの運用系と非運用系の切り替えが発生してしまうことがある。しかし、通信区間Bで切り替えが発生しても、通信区間Aの障害を誤り率は改善されない。また、そればかりか、無駄な切り替えが発生したことにより、障害の発生した区間を特定することを妨げることにもなりかねない。
【0009】
本発明の目的は、伝送路に冗長構成をとり、冗長構成をとった通信区間における運用系および非運用系の選択に、他の通信区間の回線品質が影響することの無い通信システムおよび通信装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の通信システムは、複数の伝送路による冗長構成をとった通信システムであって、
送信フレームの未定義領域に所定のテストパターンを挿入すると共に、該テストパターンの挿入によるパリティの差分を補償し、冗長構成の前記各伝送路に送信する送信装置と、
前記送信装置からの前記各伝送路よりの受信フレームから前記テストパターンを抽出して代わりに未定義領域に固定パターンを挿入すると共に、該固定パターンの挿入によるパリティの差分を補償し、前記テストパターンの符号誤りの数を計測し、計測結果から前記各伝送路のうちいずれの伝送路を運用系として用いるか決定する受信装置を有している。
【0011】
したがって、本通信システムによれば、送信装置により未定義領域に挿入されたテストパターンを用いて、受信装置にて、符号誤りの数が計測され、その計測結果から運用系の伝送路が選択され、また、送信装置にてテストパターンが挿入されるとき、および受信装置にてテストパターンが抽出されるとき、フレームのパリティが補償される。
【0012】
本発明の他の通信システムは、複数の伝送路による冗長構成をとった通信システムであって、
予め定義され送信フレームに既に挿入されている定義パリティの他に、前記送信フレームに対して冗長構成用パリティを算出し、前記送信フレームの未定義領域に前記冗長構成用パリティを挿入すると共に、該冗長構成用パリティの挿入による前記定義パリティの差分を補償し、冗長構成の前記各伝送路に送信する送信装置と、
前記送信装置からの前記各伝送路よりの受信フレームから前記冗長構成用パリティを抽出して代わりに未定義領域に固定パターンを挿入すると共に、該固定パターンの挿入による定義パリティの差分を補償し、前記テストパターンの符号誤りの数を計測し、計測結果から前記各伝送路のうちいずれの伝送路を運用系として用いるか決定する受信装置を有している。
【0013】
したがって、本通信システムによれば、送信装置により未定義領域に挿入された冗長構成用パリティを用いて、受信装置にて、符号誤りの数が計測され、その計測結果から運用系の伝送路が選択され、また、送信装置にて冗長構成用パリティが挿入されるとき、および受信装置にて冗長構成用パリティが抽出されるとき、フレームの定義パリティが補償される。
【0014】
なお、本発明の通信システムにおいて、SONET/SDHとして規定されたフレームが前記伝送路に用いられてもよい。
【0015】
また、前記受信装置は、前記伝送路の運用系および非運用系を選択する際に、前記各伝送路の状態に関する情報を考慮してもよい。
【0016】
本発明の通信装置は、複数の伝送路による冗長構成をとった通信システムに用いられる通信装置であって、
送信フレームの未定義領域に所定のテストパターンを挿入すると共に、該テストパターンの挿入によるパリティの差分を補償し、送信側の各伝送路に送信する送信部と、
受信側の各伝送路よりの受信フレームから前記テストパターンを抽出して代わりに未定義領域に固定パターンを挿入すると共に、該固定パターンの挿入によるパリティの差分を補償し、前記テストパターンの符号誤りの数を計測し、計測結果から受信側の前記各伝送路のうちいずれの伝送路を運用系として用いるか決定する受信部を有している。
【0017】
本発明の他の通信装置は、複数の伝送路による冗長構成をとった通信システムに用いられる通信装置であって、
予め定義され送信フレームに既に挿入されている定義パリティの他に、前記送信フレームに対して冗長構成用パリティを算出し、前記送信フレームの未定義領域に前記冗長構成用パリティを挿入すると共に、該冗長構成用パリティの挿入による前記定義パリティの差分を補償し、送信側の各伝送路に送信する送信部と、受信側の各伝送路よりの受信フレームから前記冗長構成用パリティを抽出して代わりに未定義領域に固定パターンを挿入すると共に、該固定パターンの挿入による定義パリティの差分を補償し、前記テストパターンの符号誤りの数を計測し、計測結果から前記各伝送路のうちいずれの伝送路を運用系として用いるか決定する受信部を有している。
【0018】
なお、本発明の通信装置において、SONET/SDHとして規定されたフレームが前記伝送路に用いられてもよい。
【0019】
また、前記受信部は、前記伝送路の運用系および非運用系を選択する際に、受信側の前記各伝送路の状態に関する情報を考慮してもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明の一実施形態の通信システムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、通信システムは通信装置3、4を有する通信ネットワークであり、通信装置3にはクライアント装置1が接続され、通信装置4にはクライアント装置2が接続されている。ここでは説明を簡単にするために、クライアント装置1からクライアント装置2への信号を伝送する構成のみが示されているが、通常は、双方向の伝送路を含む構成である。
【0022】
通信装置3と通信装置4の間には、0系、1系の伝送路が設けられ、冗長構成がとられている。
【0023】
本システムでは、クライアント装置と通信装置の間の区間を通信区間Aと称し、通信装置同士の間の区間を通信区間Bと称することとする。
【0024】
図2は、送信側の通信装置3の構成を示すブロック図である。図2を参照すると、通信装置3は、PTY−A/未定義領域抽出部5、TST−B生成部6、PTY−A補償部7およびOH挿入部8を有している。
【0025】
PTY−A/未定義領域抽出部5は、クライアント装置1から受信したフレームのオーバーヘッド(OH)情報に含まれている通信区間Aのパリティビット(以下、PTY−Aと称す)を抽出し、PTY−A補償部7に送る。また、PTY−A/未定義領域抽出部5は、オーバヘッド内の未定義領域を抽出し、PTY−A補償部7に送る。未定義領域は、ITU−Tの規定において定義されていないオーバヘッド内の領域である。本実施形態では、この未定義領域を用いて通信区間Bの回線品質を測定する。すなわち、通信区間Bの送信側の通信装置3で、未定義領域にテストビットパターン(以下、TST−Bと称す)が挿入され、受信側の通信装置4で、誤り符号が計数される。テストビットパターンは、例えば、所定の擬似ランダムパターンである。
【0026】
なお、回線品質を効果的に測定するために、テストビットパターンは、オーバヘッドのできるだけ広い領域に挿入されることが望ましい。例えば、特定の機能が定義されていない領域を全て使って、そこにテストビットパターンを挿入するのが好ましい。ただし、必ずしも全ての領域を使わなくてもよい。
【0027】
TST−B生成部6は、通信区間Bに送信するフレームに付加するTST−Bを生成する。
【0028】
PTY−A補償部7は、PTY−A/未定義領域抽出部5抽出されたPTY−Aおよび未定義領域の値とTST−B生成部6で生成されたTST−Bとを入力とし、通信区間BにTST−Bを付加することにより生じる差分を補償し、PTY−Aの値を修正する。ここで、PTY−Aの値の修正は、送信フレームに基づいて改めて算出しなおすのではなく、あくまで、クライアント装置1から受信されたPTY−Aに対して修正を加えるものである。したがって、通信区間Aに障害があり、符号誤りが生じれば、その誤りは下流の装置で計測できる。
【0029】
OH挿入部8は、クライアント装置1から受信したフレームに、オーバヘッドの各値を挿入し、通信装置4への0系および1系の伝送路(通信区間B)に送信する。
【0030】
図3は、受信側の通信装置4の構成を示すブロック図である。図3を参照すると、通信装置4は、PTY−A抽出部9,11、TST−B抽出部10,12、PTY−A補償/固定値挿入部13,15、OH挿入部14,16、誤り符号計数部17、18およびSEL制御部19を有している。
【0031】
PTY−A抽出部9,11は、通信区間Bの0系,1系の伝送路より受信されたフレームのオーバヘッドからPTY−Aをそれぞれ抽出する。
【0032】
TST−B抽出部10,12は、通信区間Bの0系の伝送路より受信されたフレームのオーバヘッドからTST−Bをそれぞれ抽出する。
【0033】
PTY−A補償/固定値挿入部13,15は、未定義領域からTST−Bを取り除くために未定義領域に挿入される固定値をOH挿入部14,16にそれぞれ送る。また、PTY−A補償/固定値挿入部13,15は、未定義領域に挿入されていたTST−Bと取り出し、固定値を挿入することによる差分を補償してPTY−Aの値を修正し、OH挿入部14,16にそれぞれ送る。
【0034】
OH挿入部14,16は、通信装置3から受信した0系,1系のフレームのオーバヘッドに、PTY−A補償/固定値挿入部13,15からのPTY−Aおよび固定値を挿入し、SEL制御部19にそれぞれ送信する。
【0035】
誤り符号計数部17、18は、通信区間Bの0系,1系の符号誤りをそれぞれ計数し、SEL制御部19に送る。
【0036】
SEL制御部19は、誤り符号計数部17,18の計数結果と、0系および1系の選択優先情報とに基づいて、運用系/非運用系を選択する。選択優先情報とは、運用系および非運用系の選択に考慮されるべき、0系および1系の伝送路の状態に関する情報である。例えば、選択優先情報は、回線断、フレーム同期はずれ、装置障害、オペレータの操作による停止状態などが考ええられる。例えば、1系の伝送路に回線断が発生していれば、0系の伝送路の符号誤りが増加して符号誤り率が悪化しても、運用系が1系に切り替わることはない。
【0037】
本実施形態の通信システムの動作について説明する。
【0038】
通信装置3において、PTY−A/未定義領域抽出部5は、クライアント装置1から受信したフレームのオーバヘッドからパリティビットを抽出する。また、PTY−A/未定義領域抽出部5は、未定義領域の情報を抽出する。ここで抽出されないオーバヘッドの領域は、そのままOH挿入部8に送られる。
【0039】
また、TST−B生成部6はTST−Bを生成する。PTY−A補償部7は、PTY−A/未定義領域抽出部5で抽出された未定義領域の情報とTST−B生成部6で生成されたTST−Bから、PTY−A/未定義領域抽出部5で抽出されたPTY−Aの値を修正する。
【0040】
OH挿入部8は、クライアント装置1から受信したフレームに、PTY−A補償部7で修正されたPTY−Aの値と、TST−B生成部6で生成されたTST−Bの情報を挿入し、通信装置4に向けて0系および1系の伝送路に送信する。
【0041】
通信装置4において、PTY−A抽出部9は、0系の伝送路より受信したフレームからPTY−Aを抽出する。また、TST−B抽出部10は、TST−Bを抽出する。
【0042】
PTY−A補償/固定値挿入部13は、未定義領域に挿入する固定値を用いて、PTY−A抽出部9で抽出されたPTY−Aを修正する。OH挿入部14は、0系伝送路から受信したフレームのオーバヘッドに、PTY−A/固定値挿入部13からのPTY−Aおよび固定値を挿入する。誤り符号計数部17は、TST−B抽出部10で抽出されたTST−Bから誤り符号の数を計測する。
【0043】
また、PTY−A抽出部11、TST−B抽出部12、PTY−A補償/固定値挿入部15、OH挿入部16および誤り符号計数部18は、1系の伝送路からの受信フレームに対して、0系のPTY−A抽出部9、TST−B抽出部10、PTY−A補償/固定値挿入部13、OH挿入部14および誤り符号計数部17と同様に動作する。
【0044】
誤り符号計数部17,18からの符号誤りの計数値と選択優先情報から、運用系および非運用系を選択する。
【0045】
本実施形態の通信システムによれば、送信側の通信装置2は、TST−B生成部6から生成されたTST−Bをオーバヘッドの未定義領域に挿入し、TST−Bを挿入するすることによるPTY−Aの差分をPTY−A補償部7で補償して0系および1系の伝送路に送信し、受信側の通信装置2は、誤り符号計数部17,18で、0系および1系のTST−Bから符号誤りをそれぞれ計測し、PTY−A補償/固定値挿入部13,15でTST−Bを固定値に戻すと共にPTY−Aの値を補償し、SEL制御部19で、運用系および非運用系の伝送路を選択するので、オーバヘッドに定義されたBIPなどのパリティはそのまま継続させつつ、冗長構成をとった伝送路の運用系および非運用系の選択を行うことができ、また冗長構成の伝送路の運用系および非運用系の選択が他の通信区間の回線品質による影響を受けない。
【0046】
なお、本実施形態では、オーバヘッドの未定義領域にTST−Bを挿入し、それを用いて回線品質を計測することとしたが、本発明はそれに限定されるものではない。送信側の通信装置3が、未定義領域の一部にフレームに対するパリティを挿入し、受信装置4が、未定義領域に挿入されたパリティを用いて回線品質を計測することとしてもよい。
【0047】
また、本実施形態では、伝送路を0系および1系による冗長構成をとった例を示したが、本発明はそれに限定されるものではない。複数の現用伝送路に対して1つの予備伝送路を備えたn:1の冗長構成をとってもよい。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、送信装置により未定義領域に挿入されたテストパターンを用いて、受信装置にて、符号誤りの数が計測され、その計測結果から運用系の伝送路が選択され、また、送信装置にてテストパターンが挿入されるとき、および受信装置にてテストパターンが抽出されるとき、フレームのパリティが補償されるので、パリティをそのまま継続させつつ、冗長構成をとった伝送路の運用系および非運用系の選択を行うことができ、また冗長構成の伝送路の運用系および非運用系の選択が他の通信区間の回線品質による影響を受けない。
【0049】
また、送信装置により未定義領域に挿入された冗長構成用パリティを用いて、受信装置にて、符号誤りの数が計測され、その計測結果から運用系の伝送路が選択され、また、送信装置にて冗長構成用パリティが挿入されるとき、および受信装置にて冗長構成用パリティが抽出されるとき、フレームの定義パリティが補償されるので、定義パリティをそのまま継続させつつ、冗長構成をとった伝送路の運用系および非運用系の選択を行うことができ、また冗長構成の伝送路の運用系および非運用系の選択が他の通信区間の回線品質による影響を受けない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の通信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】送信側の通信装置の構成を示すブロック図である。
【図3】受信側の通信装置の構成を示すブロック図である。
【図4】従来の通信システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、2 クライアント装置
3、4 通信装置
5 PTY−A/未定義領域抽出部
6 TST−B生成部
7 PTY−A補償部
8 OH挿入部
9、11 PTY−A抽出部
10、12 TST−B抽出部
13、15 PTY−A補償/固定値挿入部
14、16 OH挿入部
17、18 誤り符号計数部
19 SEL制御部
Claims (6)
- 複数の伝送路による冗長構成をとった通信システムであって、
送信フレームの未定義領域の全体に所定のテストパターンを挿入すると共に、該テストパターンの挿入によるパリティの差分を補償し、冗長構成の前記各伝送路に送信する送信装置と、
前記送信装置からの前記各伝送路よりの受信フレームから前記テストパターンを抽出して代わりに未定義領域の全体に固定パターンを挿入すると共に、該固定パターンの挿入によるパリティの差分を補償し、前記テストパターンの符号誤りの数を計測し、計測結果から前記各伝送路のうちいずれの伝送路を運用系として用いるか決定する受信装置を有する通信システム。 - SONET/SDHとして規定されたフレームが前記伝送路に用いられる、請求項1記載の通信システム。
- 前記受信装置は、前記伝送路の運用系および非運用系を選択する際に、前記各伝送路の状態に関する情報を考慮する、請求項1または2に記載の通信システム。
- 複数の伝送路による冗長構成をとった通信システムに用いられる通信装置であって、
送信フレームの未定義領域の全体に所定のテストパターンを挿入すると共に、該テストパターンの挿入によるパリティの差分を補償し、送信側の各伝送路に送信する送信部と、
受信側の各伝送路よりの受信フレームから前記テストパターンを抽出して代わりに未定義領域の全体に固定パターンを挿入すると共に、該固定パターンの挿入によるパリティの差分を補償し、前記テストパターンの符号誤りの数を計測し、計測結果から受信側の前記各伝送路のうちいずれの伝送路を運用系として用いるか決定する受信部を有する通信装置。 - SONET/SDHとして規定されたフレームが前記伝送路に用いられる、請求項4に記載の通信装置。
- 前記受信部は、前記伝送路の運用系および非運用系を選択する際に、受信側の前記各伝送路の状態に関する情報を考慮する、請求項4または5に記載の通信装置。
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