JP3572464B2 - 位相差測定装置及び光波距離計における遮光板制御装置 - Google Patents

位相差測定装置及び光波距離計における遮光板制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、遮光板制御装置に係わり、特に、測定光路と内部光路の切替動作を確実に行うことのできる位相差測定装置や光波距離計における遮光板制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光波距離計は、光源部の発光から受光手段の受信パルスの受信までの時間差又は変調光による位相差から測定対象物までの距離を測定する様に構成されているが、この光波距離計内の光路には、測定光路と内部光路の2つが存在している。光波距離計内には、2つの光路を切り替えるための光路切替装置が備えられている。
【0003】
この光路切替装置は、マイクロコンピュータ等の演算処理手段からの命令信号や制御信号により、2つの光路の切り替えを行う様に構成されており、切り替え手段には、パルスモータやソレノイド等が使用されていた。
【0004】
また、マイクロコンピュータ等の演算処理手段を使用しない機械的切替手段を採用した光路切替装置も存在していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の光路切替装置は、切替えられた光路の検出は不要であったが、パルスモータやソレノイド等の切り替え手段の動作による時間的遅延が生じるという問題点があった。
【0006】
更に上記従来の機械的切替手段を採用した光路切替装置は、2つの光路を瞬時に切り替えることができない上、切替動作中には、不適切な動作となる部分が生じるという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題に鑑み案出されたもので、基準光を発光するための光源部と、この光源部からの光を目的物に対して送出するための光学手段と、この目的物からの反射光を受光し、電気信号の受信パルスに変換するための受光手段と、前記光源部の発光から該受光手段の受信パルスの受信までの位相差を測定するための位相差測定装置であって、前記光源部からの光を目的物に対して送出するための光学手段に形成された測定光路と、前記位相差測定装置の内部に形成された参照光路と、切替部材を駆動することにより、前記測定光路と該参照光路とを切替るための光路切替手段と、前記切替部材の位置を検出するための光路検出手段と、前記光路切替手段における前記切替部材の駆動を制御するための制御手段とを備えており、前記光路検出手段からの出力と、前記制御手段の切替部材の駆動情報とに基づいて、選択されている光路の切替の始点と、切替の終点とを設定する様に構成されている。
【0008】
また本発明は、基準光を発光するための光源部と、この光源部からの光を測定対象物に対して送出するための光学手段と、この測定対象物からの反射光を受光し、電気信号の受信パルスに変換するための受光手段と、前記光源部の発光から該受光手段の受信パルスの受信までの時間差から測定対象物までの距離を測定するための距離測定手段とからなる光波距離計において、前記光源部からの光を測定対称物に対して送出するための光学手段に形成された測定光路と、前記距離測定手段の内部に形成された参照光路と、切替部材を駆動することにより、前記測定光路と該参照光路とを切替るための光路切替手段と、前記切替部材の位置を検出するための光路検出手段と、前記光路切替手段における前記切替部材の駆動を制御するための制御手段とを備えており、前記光路検出手段からの出力と、前記制御手段の切替部材の駆動情報とに基づいて、選択されている光路の切替の始点と、切替の終点とを設定する様に構成されている。
【0009】
そして本発明は、光路検出手段の検出出力が、測定光路と、参照光路と、その何れの光路でもないという3種類の出力にすることもできる。
【0010】
更に本発明の光路切替手段は、基準クロックと同期して前記切替部材を駆動するための駆動手段を備え、光路検出手段は、少なくとも1個の検出素子からなり、前記光路検出手段の検出出力が、前記基準クロックと同期する様に構成することもできる。
【0011】
そして本発明の光路検出手段は少なくとも2個の検出素子からなり、この1個の検出素子からの出力に基づいて、測定光路又は参照光路の何れかが選択される切替の始点を設定し、他の1個の検出素子からの出力に基づいて、測定光路又は参照光路の何れかが選択される切替の終点を設定する様に構成することもできる。
【0012】
また本発明の光路検出手段は、測定光路又は参照光路の一部の光を検出素子により受光する構成にすることもできる。
【0013】
更に本発明の光路切替手段は、基準クロックと同期して前記切替部材を駆動するための駆動手段を備え、光路検出手段は、前記切替部材の位置を検出するための少なくとも1個の検出素子と、この検出素子の検出信号と前記基準クロックに基づき、前記光路の切替状態を認識するための制御手段とから構成することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以上の様に構成された本発明は、光源部が基準光を発光し、光学手段が光源部からの光を測定対象物に対して送出し、受光手段が、この測定対象物からの反射光を受光し、電気信号の受信パルスに変換し、位相差測定装置が、光源部の発光から該受光手段の受信パルスの受信までの位相差を測定する様になっており、光学手段に形成された測定光路が、光源部からの光を測定対称物に対して送出し、距離測定手段の内部に参照光路を形成し、切替部材を駆動することにより、光路切替手段が、測定光路と参照光路とを切替え、光路検出手段が切替部材の位置を検出し、制御手段が、光路切替手段における切替部材の駆動を制御する様になっており、光路検出手段からの出力と、制御手段の切替部材の駆動情報とに基づいて、選択されている光路の切替の始点と、切替の終点とを設定することができる。
【0015】
また本発明は、光源部が基準光を発光し、光学手段が光源部からの光を測定対象物に対して送出し、受光手段が、この測定対象物からの反射光を受光し、電気信号の受信パルスに変換し、距離測定手段が、光源部の発光から該受光手段の受信パルスの受信までの時間差から測定対象物までの距離を測定する様になっており、光学手段に形成された測定光路が、光源部からの光を測定対称物に対して送出し、距離測定手段の内部に参照光路を形成し、切替部材を駆動することにより、光路切替手段が、測定光路と参照光路とを切替え、光路検出手段が切替部材の位置を検出し、制御手段が、光路切替手段における切替部材の駆動を制御する様になっており、光路検出手段からの出力と、制御手段の切替部材の駆動情報とに基づいて、選択されている光路の切替の始点と、切替の終点とを設定することができる。
【0016】
そして本発明の光路検出手段が、測定光路と、参照光路と、その何れの光路でもないという3種類の検出出力を出力することもできる。
【0017】
更に本発明の光路切替手段は、基準クロックと同期して切替部材を駆動するための駆動手段を備えており、少なくとも1個の検出素子からなる光路検出手段の検出出力が、基準クロックと同期する様にすることもできる。
【0018】
そして本発明の少なくとも2個の検出素子からなる光路検出手段の1個の検出素子からの出力に基づいて、測定光路又は参照光路の何れかが選択される切替の始点を設定し、他の1個の検出素子からの出力に基づいて、測定光路又は参照光路の何れかが選択される切替の終点を設定する様にすることもできる。
【0019】
また本発明の光路検出手段の検出素子が、測定光路又は参照光路の一部の光を受光する様にすることもできる。
【0020】
更に本発明の光路切替手段は、基準クロックと同期して切替部材を駆動するための駆動手段を備えており、光路検出手段の1個の検出素子が切替部材の位置を検出し、制御手段が、検出素子の検出信号と基準クロックに基づき、光路の切替状態を認識する様にすることもできる。
【0021】
【実施例】
【0022】
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0023】
第3図に示す様に本実施例の光波距離計は、レーザダイオード1と、コンデンサレンズ2と、コンデンサレンズ3と、一対の分割プリズム41、42と、光路切替装置5と、内部光路6aと、APD71と、ファイバー8と、プリズム9と、対物レンズ10から構成されている。そして、コーナキューブ11は、光波距離計本体から離れた位置に配置される測定対象物に該当するものであり、光パルスを反射する機能を有している。
【0024】
レーザダイオード1とコンデンサレンズ21、22と発光側光ファイバー81と分割プリズム41とプリズム9と対物レンズ10とが光学手段に該当する。
【0025】
レーザダイオード1は光源部に該当するもので、本実施例のレーザダイオード1はパルスレーザダイオードが採用されており、比較的大きなピークパワーを持ち、デューティ比が0.01%程度のパルス波を発生させることができる。光路 切替装置5は光束を切り替えるものである。受光素子7は受光手段に該当するものであり、レーザダイオード1から発射されたパルス光線を受光できる素子であれば足りる。本実施例の受光素子7には、APD71が採用されている。
【0026】
光ファイバー8は、発光側光ファイバー81と受光側光ファイバー82とから構成されている。
【0027】
分割プリズム41は、第1のハーフミラー411と第2のハーフミラー412とから構成されており、分割プリズム42は、第1のハーフミラー421と第2のハーフミラー422とからなっている。レーザダイオード1側と分割プリズム41の間は、発光側光ファイバー81で結ばれている。更に分割プリズム42と受光素子7側との間は、受光側光ファイバー82で結ばれている。
【0028】
発光パルスがレーザダイオード1から発射されると、コンデンサレンズ21、22により発光側光ファイバー81の入力端81aに結合される。発光側光ファイバー81により、光パルスは分割プリズム41に送られる。分割プリズム41の第1のハーフミラー411を透過したパルス列は、光路切替装置5を介して、外部測距光路6bに射出可能となっている。分割プリズム41の第1のハーフミラー411で反射され、更に第2のハーフミラー412で反射されたパルスは、光路切替装置5を介して、内部測距光路6aに射出可能となっている。光路切替装置5は、内部測距光路6aと外部測距光路6bを切り替えるためのものである。従って、光路切替装置5が外部測距光路6bを選択した場合には、光パルスはプリズム9で反射された後、対物レンズ10により外部に射出される。
【0029】
なお、内部測距光路6aは参照光路に該当し、外部測距光路6bが測定光路に該当するものである。
【0030】
対物レンズ10から射出されたパルスは、コーナキューブ11で反射され、再び対物レンズ10で受光されプリズム9に送られる。受光されたパルス列は、プリズム9で反射されて分割プリズム42に送られ、分割プリズム42の第1のハーフミラー421を透過した受信パルス光は、受光側光ファイバー82の受光端82aに結合される。
【0031】
なお光路切替装置5が内部測距光路6aを選択した場合には、発光パルスは、内部測距光路6aを通って分割プリズム42に送られる。そして光パルスは、分割プリズム42に内蔵された第1のハーフミラー421と第2のハーフミラー422で反射され、受光側光ファイバー82の受光端82aに結合される様になっている。
【0032】
そして受光側光ファイバー82の射出端82bから射出された光パルスは、コンデンサレンズ31、32によりAPD71に結合する様になっており、受光素子7で電流パルスに変換される様になっている。
【0033】
そして図4に基づいて、光波距離計の電気的構成を説明する。光波距離計の電気的構成は、水晶発信器9100と第1の分周器9110とシンセサイザー9120と第2の分周器9130とパルス・レーザー・ダイオード91とパルス・レーザー・ダイオードドライバー9150とAPD971とアンプ9160と波形整形回路9170とカウンタ9180とピークホールド回路9190とレベル判定回路9200とバンドパスフィルタ9210とサンプルホールド(S/H)9220とADコンバータ9300とメモリ9400とCPU9500とから構成されている。
【0034】
水晶発振器9100から出力された周波数fの基準信号は、第1の分周器9 110とシンセサイザー9120とバンドパスフィルタ9210とカウンタ9180とに供給されている。第1の分周器9110に供給された周波数fの基準 信号は、第1の分周器9110で1/(n−1)に分周されてシンセサイザー9120に送られる。シンセサイザー9120は、第1の分周器9110から供給された周波数fの基準信号をn倍した後、第2の分周器9130に送出する様 になっている。第2の分周器9130は、シンセサイザー9120から供給された信号を1/mに分周し、周波数fの測定信号を作る様になっている。
【0035】
そして測定信号fは、パルス・レーザー・ダイオードドライバー9150に 送られ、パルス・レーザー・ダイオード91を駆動する発光タイミング信号となると共に、CPU9500に対して発光確認信号として供給される。更に測定信号fは、ピークホールド回路9190とカウンタ9180とに、リセット信号 として供給される。
【0036】
パルス・レーザー・ダイオードドライバー9150は、第2の分周器9130の出力信号fに基づき、パルス・レーザー・ダイオード91を発光させる様に なっている。発光パルスは、送光光学系を介して外部測距光路に送出される。そしてコーナーキューブから反射された光パルスは、受光光学系で受光され、APD971で電気信号に変換される。そしてAPD971で変換された電気信号は、アンプ9160で増幅され、波形整形回路9170で2値化のディジタル信号に変換された後、サンプルホールド(S/H)9220、ADコンバータ9300及びカウンタ9180に送られる。
【0037】
水晶発振器9100から出力された周波数fの基準信号は、バンドパスフィ ルタ9210に供給されて正弦波信号となり、サンプルホールド(S/H)9220に送られる。サンプルホールド(S/H)9220は、バンドパスフィルタ9210からの正弦波信号を、波形整形回路9170からのディジタル信号によりサンプルホールドする。このサンプルホールドされた値は、ADコンバータ9300に送られ、ホールド後一定期間後にAD変換される。そしてAD変換されたデータは、メモリ9400の予め決められたアドレス上に記憶される様になっている。
【0038】
なおアンプ9160からの出力は、ピークホールド回路9190にも供給され、受信パルス光の波高値が保持される。そしてレベル判定回路9200は、得られた波高値が、APD971及びアンプ9160の正常動作範囲に入っているか否かを判断し、この結果をCPU9500に送信する様になっている。この結果、CPU9500は波高値が適正範囲内にある場合のみ、AD変換からのデータを有効データとして処理する様になっている。
【0039】
なお、基準信号fと測定信号fとは、
【0040】
=(n/(m(n±1)))f ・・・・・・第1式
【0041】
m=m’n+1である。 ・・・・・・第2式
【0042】
但し、m、nは整数である
【0043】
となっている。
【0044】
ここでm’が整数の場合のみ、サンプルホールド(S/H)9220は、バンドパスフィルタ9210からの正弦波信号を各受信パルス毎に、基準信号fの 周期のn分の一ずづ位相がずれながら順序よくホールドし、周期fの低周波の 階段状の信号を出力する。
【0045】
周期fは、測定信号fがn回で1周期となるので、
【0046】
=f/n=(1/(m(n±1))f ・・・・・・第4式
【0047】
となる。
【0048】
従ってサンプルホールド(S/H)9220から出力される波形は、周波数 fで繰り返し、n個のホールド値から構成される。このためメモリ9400は 、n個以上のメモリから構成される。メモリ9400は各発光パルス毎にCPU9500によりアドレスがインクリメントされる様になっている。そしてAD変換されたディジタルデータは、CPU9500を介して順次メモリ9400に記憶されている。CPU9500とメモリ9400とは加算手段に該当するものであり、記憶されたメモリ9400上の任意のアドレスのデータと、AD変換されたデータを加算し、再びメモリ9400上に記憶させる様になっている。
【0049】
またn+1回目以降のデータは1周期目と同じ位相関係になるので、レベル判定回路9200の値が適正であれば、前回までの周期のデータと加算し、後に平均化操作を施すことにより、AD変換データ精度を高めることができる。
【0050】
以上の様にして得られたメモリ9400上のデータから、フーリエ変換の手法により位相を計算する様になっている。同様に内部参照光路についても演算を行い、光波距離計本体から被測定点であるコーナーキューブまでの距離は、
【0051】
L=(θ−θ)*(1/2π)*(C/f)*(1/2) ・・第12式
【0052】
但し、Cは光速、θは外部測距光路での測定位相、θは内部測距光路での測定位相である。
【0053】
を計算することにより求めることができる。
【0054】
カウンタ9180は、基準周波数fを第2の分周器9130で分周された信 号から、波形整形回路9170の出力信号までの時間をカウントし、このカウント数をCPU9500に送信する様になっている。そしてCPU9500は、外部測距光路におけるカウント値と、内部測距光路におけるカウント値との差から、光波距離計本体から被測定点であるコーナーキューブまでの概略距離を求め、更に上記第12式による精密距離Lを組み合わせることにより、計測距離を算出することができる。
【0055】
ここで、光路切替装置5について詳細に説明する。
【0056】
光路切替装置5は、円弧状の光路切替板51と、この光路切替板51を回動させるためのパルスモーター52と、光路を検出するための光路検出器53とから構成されている。光路切替板51は切替部材に該当し、パルスモーター52は駆動手段に該当するものである。
【0057】
そして、内部測距光路6aと外部測距光路6bは、光路切替板51の中心に対して対称な位置に配置されており、光路切替板51により光路が遮蔽可能に構成されている。
【0058】
本実施例のパルスモーター52は、18度ステップ角となっており、20ステップで1回転する様に構成されている。
【0059】
光路検出器53は、光路切替装置5が切り替えた光路を検出するためのもので、本実施例の光路検出器53には、ホトインタラプタが採用されている。本実施例では、2ステップ回転後である36度ステップ角に相当する位置に配置されている。なお、光路検出器53は、ホトインタラプタに限定されるものではなく、光路を検出することのできるセンサーであれば、何れのセンサーを採用することができる。
【0060】
図2に示す様に、制御手段5000の制御信号に基づき、モータ駆動手段5100を駆動すれば、モータ駆動手段5100がパルスモーター52に対して、所定の駆動電力を供給する様に構成されている。
【0061】
パルスモーター52が回転すると、図5に示す様に、光路検出器53から信号aが出力される。即ち、光路切替板51により光路検出器53が遮蔽された状態の信号aは、LOWレベルとなり、遮蔽されない状態の信号aはHIGHレベルとなっている。
【0062】
しかしながらパルスモーター52は、モータ駆動手段5100からのパルス状の駆動信号(信号CLK)が印加されても、直ちに駆動することはない。このため、信号CLKと信号aとには時間差が存在する。
【0063】
また、次の駆動信号(信号CLK)が与えられた瞬間のパルスモーター52の位置は、その前の状態が確定していることを意味するので、光路検出器53からの信号aと、駆動信号(信号CLK)とをクロックとしてフリップフロップ出力させると、信号Xを得ることができる。
【0064】
そして、ステップ角が小さいパルスモーター52を利用した場合には、測定光(外部測距光路6bの光)及び参照光(内部測距光路6aの光)の光束を極端に小さくするか、或いは、測定光及び参照光の光束を、光路切替板51の中心との位置から離さない限り、測定光及び参照光の両方を出力してしまい、確実な光路の切り替えができないという問題点がある。
【0065】
そこで、測定光及び参照光の光路が重複することを防止するため、本実施例では、信号Xより3ステップ分遅延した信号Yを形成する。
【0066】
ここで、X信号の立ち上がりを内部測距光路6a(参照光路)の終了とし、X信号の立ち下がりを外部測距光路6b(測定光路)の終了とする。更に、Y信号の立ち上がりを外部測距光路6b(測定光路)の開始とし、Y信号の立ち下がりを内部測距光路6a(参照光路)の開始とすれば、Y信号の立ち上がりからX信号の立ち下がりまでが、外部測距光路6b(測定光路)が選択されている時間であり、Y信号の立ち下がりからX信号の立ち上がりまでが、内部測距光路6a(参照光路)が選択されている時間となる。
【0067】
ここで、外部測距光路6b(測定光路)が選択されている時間にHighレベルとなる信号をQ1とし、内部測距光路6a(参照光路)が選択されている時間にHighレベルとなる信号をQ2とする。
【0068】
また、X信号がHighレベルの時を1とし、LOWレベルの時を0とする。同様に、Y信号がHighレベルの時を1とし、LOWレベルの時を0とし、Q1信号及びQ2信号も同様に、Highレベルの時を1とし、LOWレベルの時を0とする。
【0069】
図5に示す様に、まず、X信号が1で、かつ、Y信号も1である時間は、Q1信号も常に1となり、外部測距光路6b(測定光路)が選択されることになる。また、X信号が0で、かつ、Y信号も0である時間は、Q2信号が常に1となり、内部測距光路6a(参照光路)が選択されることになる。
【0070】
そしてX信号が1で、Y信号が0である場合には、測定光路でも参照光路でもないことになる。同様に、X信号が0で、Y信号が1である場合も、測定光路でも参照光路でもないことになる。
【0071】
従って、信号Xと、このX信号より3ステップ分遅延した信号Yとを利用すれば、測定光路と参照光路とを完全に切り変えることのできるQ1信号とQ2信号とを得ることができる。
【0072】
以上の様に構成された本実施例は、制御手段5000が、光路検出器53から信号aを入力し、Q1信号及びQ2信号を形成することにより、現在の選択されている光路が、外部測距光路6b(測定光路)であるか、内部測距光路6a(参照光路)であるかを認識することができる。
【0073】
ここで、図6(a)及び図6(b)に基づいて、光路切替板51の位置関係を詳細に説明する。本実施例の光路切替板51は、時計方向に回転するとすれば、外部測距光路6b(測定光路)から2ステップ分(36度ステップ角)前の位置に光路検出器53が設けられている。従って本実施例の光路検出器53は、外部測距光路6b(測定光路)の切替の始点と、切替の終点を検出するためのものである。
【0074】
図6(a)の(イ)は、光路切替板51の後部が、外部測距光路6b(測定光路)から2ステップ分(36度ステップ角)前の位置にある場合を示す図である。この状態で、光路検出器53の遮蔽が解除され、信号aがHIGHレベルとなる。図5に示す様に、この時のX信号、Y信号、Q1信号は、全てLOWレベル(0)であり、Q2がHIGH(1)となっている。従って、内部測距光路6a(参照光路)が選択されていることとなり、図6(a)の(イ)に示す状態と一致することが判る。
【0075】
次に、図6(a)の(ロ)は、光路切替板51が1ステップ分(18度ステップ角)回転した状態を示す図である。この場合には、信号aがHIGHレベルとなり、X信号もHIGHレベル(1)となる。しかしながらY信号は、3ステップ分遅れるため、Y信号はLOWレベル(0)となり、Q1信号とQ2信号が、共にLOW(0)となる。これは、図6(a)の(ロ)に示す様に、内部測距光路6a(参照光路)と外部測距光路6b(測定光路)が共に、開放されており、どちらか一方を選択できない状態である。
【0076】
同様に、図6(a)の(ハ)は、光路切替板51が、更に1ステップ分(18度ステップ角)回転した状態を示す図である。この状態では図6(a)の(ハ)と同様に、Q1信号とQ2信号とが共にLOW(0)となり、内部測距光路6a(参照光路)と外部測距光路6bとが選択されない状態である。即ち、Y信号が遅延される3ステップ分の間は、光路のどちらか一方を選択できない状態であると認識され、Q1信号とQ2信号の何れもがLOWレベル(0)となる。
【0077】
そして、図6(a)の(ニ)では、外部測距光路6b(測定光路)が開放され、内部測距光路6a(参照光路)が遮蔽される様になっている。この場合には図5に示す様に、X信号がHIGHレベル(1)となると共に、Y信号もHIGHレベル(1)となり、Q1信号がHIGHレベル(1)となる。この結果、外部測距光路6b(測定光路)が選択されたことを制御手段5000が認識し、Q1信号を出力することができる。
【0078】
また、図6(b)の(ホ)に示す状態では、光路検出器53の出力信号aがHIGHとなる最終の状態であり、Q1信号がHIGHレベル(1)となり、外部測距光路6b(測定光路)が選択されていることが認識されている。
【0079】
更に、図6(b)の(ヘ)となれば、光路切替板51の前部が光路検出器53を遮蔽して、信号aがLOWレベルとなり、X信号もLOWレベル(0)となる。Y信号は3ステップ分遅れているため、HIGH(1)レベルとなっている。従って、Q1信号とQ2信号がLOWレベル(0)となり、内部測距光路6a(参照光路)と外部測距光路6b(測定光路)のどちらか一方を選択できない状態であることが認識される。この状態が3ステップ分続くことは、外部測距光路6b(測定光路)の選択時と同様である。
【0080】
そして、図6(b)の(ト)の状態になれば、Y信号がLOWレベル(0)となり、Q2信号がHIGH(1)となる。この結果、内部測距光路6a(参照光路)が選択されたことを制御手段5000が認識し、Q2信号を出力することができる。
【0081】
以上の様に制御手段5000は、内部測距光路6a(参照光路)と外部測距光路6b(測定光路)の何れかが、完全に選択されたことを認識することができ、それぞれに対応するQ2信号及びQ1信号を出力することができる。従って、光波距離計は、Q1信号とQ2信号を受信することにより、光路の切替に対応することが可能となる。
【0082】
なお上記実施例は、測定光路と、参照光路と、その何れでもない3個の出力を光路検出器53が検出出力するものである。なお遅延時間は、3ステップに限ることなく、適宜変更することができる。
【0083】
また、パルス状の駆動信号(信号CLK)は、基準クロックに該当するものであり、光路検出器53の検出出力は基準クロックに同期している。
【0084】
次に、光路切替装置5のパルスモーター52が、DCモータである場合第1の変形例を説明する。DCモータは、パルスモーター52に比較して円滑に回転するため、図7に示す様に、2個の光路検出器53a、53bを使用することにより、X信号とY信号と同様な信号を得ることができる。
【0085】
即ち、本第1の変形例の光路切替装置5aは、円弧状の光路切替板51と、この光路切替板51を定速で回動させるためのDCモータと、光路を検出するための第1の光路検出器53aと第2の光路検出器53bとから構成されている。DCモータの回転が円滑なため、第1の光路検出器53aの検出信号(X信号に相当)から遅れて、第2の光路検出器53bから検出信号(Y信号に相当)を出力させることができる。この円弧状の光路切替板51の回転による検出時間差を利用し、遅延信号を得ることができる。
【0086】
以上の様に構成された第1変形例は、円弧状の光路切替板51により、測定光路と参照光路とを切り替える様になっている。
【0087】
なお、本第1の変形例の光路切替装置5aは、測定光路と参照光路とを、円弧状の光路切替板51の中心から対称な位置に配置しているが、必ずしも対称である必要がなく、中心からの距離も適宜定めることができる。更に、光路切替板51は、円弧状に限定するものではなく、適宜の形状にすることが可能である。
【0088】
また本第1実施例は、光路切替板51を回転させる構成となっているが、光路切替板51と同様な形状の穿設穴を形成した板部材を設け、この板部材を回転させる構成にすることもできる。
【0089】
更に、円弧状の光路切替板51に代えて、矩形の光路切替板51aを使用した第2の変形例を図8に基づいて説明する。
【0090】
この第2の変形例は、矩形の光路切替板51aの往復運動させることにより光路を切り替えるものである。
【0091】
本第2の変形例の光路切替装置5bは、矩形の光路切替板51aと、この光路切替板51aを往復運動させるための往復運動手段と、光路を検出するための第1の光路検出器53aと第2の光路検出器53bとから構成されている。往復運動手段55は、DCモータの回転駆動力をクランク等の運動機構を用いて往復運動に変換し、光路切替板51aを往復駆動させる様になっている。
【0092】
第1変形例と同様に、DCモータの回転が円滑なため矩形の光路切替板51aを定速で駆動することができ、第1の光路検出器53aの検出信号(X信号に相当)から遅れて、第2の光路検出器53bから検出信号(Y信号に相当)を出力させることができる。即ち、矩形の光路切替板51aが定速で駆動されるので、検出時間差を利用し、遅延信号を得ることができる。
【0093】
なお、第1変形例及び第2変形例のその他の構成は、上記実施例と同様であるから説明を省略する。
【0094】
次に、2個の光路検出器53を使用した第3変形例を説明する。
図9に示す様に、本第3の変形例の光路切替装置5cは、円弧状の光路切替板51と、この光路切替板51を回動させるためのパルスモータ52と、光路を検出するための第1の光路検出器53aと第2の光路検出器53bとから構成されている
【0095】
第1の光路検出器53aは、内部測距光路6a(参照光路)と外部測距光路6b(測定光路)の切替の始点を検出するためのものであり、第2の光路検出器53bは、内部測距光路6a(参照光路)と外部測距光路6b(測定光路)の切替の終点を検出するためのものである。
【0096】
第1の光路検出器53aと第2の光路検出器53bとを使用することにより、光路の切替を確実に行うことができる。
【0097】
本第3実施例のその他の構成は、上記実施例と同様であるから、説明を省略する。
【0098】
なお上記実施例等は、外部測距光路6b(測定光路)、内部測距光路6a(参照光路、その何れでもないという3個の状態を認識しているが、他の状態を定義し、少なくとも3個の状態を認識するという構成にすることもできる。
【0099】
更に、光路検出器53に入射させる光は、外部測距光路6b(測定光路)又は内部測距光路6a(参照光路)の光の一部を取り込んでもよい。そして適宜のオプチカルガイド、切替板等を利用して光を導くことも可能である。
【0100】
また切り替える光路も、3個以上とすることもできる。
【0101】
なお、上述の実施例等は、時間差を測定することにより距離を測定する光波距離計で説明したが、位相差を測定するための位相差計として使用できることは言うまでもない。
【0102】
【効果】
以上の様に構成された本発明は、光源部からの光を測定対称物に対して送出するための光学手段に形成された測定光路と、前記距離測定手段の内部に形成された参照光路と、切替部材を駆動することにより、前記測定光路と該参照光路とを切替るための光路切替手段と、前記切替部材の位置を検出するための光路検出手段と、前記光路切替手段における前記切替部材の駆動を制御するための制御手段とを備えており、前記光路検出手段からの出力と、前記制御手段の切替部材の駆動情報とに基づいて、選択されている光路の切替の始点と、切替の終点とを設定する様に構成されているので、測定光路と参照光路とを、高速かつ確実に切り替えることができ、更に、前記光路検出手段の設置位置の自由度も向上するという卓越した効果がある。
【0103】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の光路切替装置5を説明する図である。。
【図2】本実施例の光路切替装置5の電気的構成を説明する図である。。
【図3】本実施例の光波距離計の構成を示す図である。
【図4】本実施例の光波距離計の電気的構成を示す図である。
【図5】本実施例の電気的信号を説明する斜視図である。
【図6(a)】本実施例の光路切替装置5の動作を説明する図である。
【図6(b)】本実施例の光路切替装置5の動作を説明する図である。
【図7】第1変形例の光路切替装置5aを説明する図である。
【図8】第2変形例の光路切替装置5bを説明する図である。
【図9】第3変形例の光路切替装置5cを説明する図である。
【符号の説明】
5 光路切替装置
51 円弧状の光路切替板
52 パルスモーター
53 光路検出器
53a 第1の光路検出器
53b 第2の光路検出器
6a 内部測距光路
6b 外部測距光路
5000 制御手段
5100 モータ駆動手段

Claims (7)

  1. 基準光を発光するための光源部と、この光源部からの光を目的物に対して送出するための光学手段と、この目的物からの反射光を受光し、電気信号の受信パルスに変換するための受光手段と、前記光源部の発光から該受光手段の受信パルスの受信までの位相差を測定するための位相差測定装置であって、前記光源部からの光を目的物に対して送出するための光学手段に形成された測定光路と、前記位相差測定装置の内部に形成された参照光路と、切替部材を駆動することにより、前記測定光路と該参照光路とを切替るための光路切替手段と、前記切替部材の位置を検出するための光路検出手段と、前記光路切替手段における前記切替部材の駆動を制御するための制御手段とを備えており、前記光路検出手段からの出力と、前記制御手段の切替部材の駆動情報とに基づいて、選択されている光路の切替の始点と、切替の終点とを設定することを特徴とする位相差測定装置における遮光板制御装置。
  2. 基準光を発光するための光源部と、この光源部からの光を測定対象物に対して送出するための光学手段と、この測定対象物からの反射光を受光し、電気信号の受信パルスに変換するための受光手段と、前記光源部の発光から該受光手段の受信パルスの受信までの時間差から測定対象物までの距離を測定するための距離測定手段とからなる光波距離計において、前記光源部からの光を測定対称物に対して送出するための光学手段に形成された測定光路と、前記距離測定手段の内部に形成された参照光路と、切替部材を駆動することにより、前記測定光路と該参照光路とを切替るための光路切替手段と、前記切替部材の位置を検出するための光路検出手段と、前記光路切替手段における前記切替部材の駆動を制御するための制御手段とを備えており、前記光路検出手段からの出力と、前記制御手段の切替部材の駆動情報とに基づいて、選択されている光路の切替の始点と、切替の終点とを設定することを特徴とする光波距離計における遮光板制御装置。
  3. 光路検出手段の検出出力が、測定光路と、参照光路と、その何れの光路でもないという3種類の出力となっている請求項1又は2記載の遮光板制御装置。
  4. 光路切替手段は、基準クロックと同期して前記切替部材を駆動するための駆動手段を備え、光路検出手段は、少なくとも1個の検出素子からなり、前記光路検出手段の検出出力が、前記基準クロックと同期している請求項1又は2記載の遮光板制御装置。
  5. 光路検出手段が少なくとも2個の検出素子からなり、この1個の検出素子からの出力に基づいて、測定光路又は参照光路の何れかが選択される切替の始点を設定し、他の1個の検出素子からの出力に基づいて、測定光路又は参照光路の何れかが選択される切替の終点を設定する請求項1又は2記載の遮光板制御装置。
  6. 光路検出手段は、測定光路又は参照光路の一部の光を検出素子により受光する構成となっている請求項1又は2記載の遮光板制御装置。
  7. 光路切替手段は、基準クロックと同期して前記切替部材を駆動するための駆動手段を備え、光路検出手段は、前記切替部材の位置を検出するための少なくとも1個の検出素子と、この検出素子の検出信号と前記基準クロックに基づき、前記光路の切替状態を認識するための制御手段とから構成されている請求項1又は2記載の遮光板制御装置。
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