JPH0651062A - 光波距離計による測距方法 - Google Patents
光波距離計による測距方法Info
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- JPH0651062A JPH0651062A JP3333493A JP33349391A JPH0651062A JP H0651062 A JPH0651062 A JP H0651062A JP 3333493 A JP3333493 A JP 3333493A JP 33349391 A JP33349391 A JP 33349391A JP H0651062 A JPH0651062 A JP H0651062A
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Abstract
べて誤差を増加させることなく短縮できる。 【構成】 ステップ２０において、光波の変調信号の周
波数を切替え、測距光を反射鏡に向けて放射した後シャ
ッタ等により参照光が受光素子に直接入射するように切
替えた後、直ちに測距光と参照光の位相差に対応する基
準信号の波数のカウントを開始する。このカウントは３
回繰返し、３つのカウント値を比較して所定の誤差範囲
を越えた時は越えなくなるまでカウントを繰返す（ステ
ップ２１、２２、２３、２４、２５、２６、２１）。３
つのカウント値が誤差範囲内の時は３回分のカウント値
を加算すると共に必要回数カウントを繰返して加算を行
なう（ステップ２７、２８、２９）。
Description
方法に関する。
示すような制御フローにより行なわれる。すなわち、ス
テップ１０において、ある変調信号に切替え、その変調
信号により振幅変調された光線を反射鏡に向けて放射
し、反射鏡からの反射光を受光素子に入射して測距信号
を得た後、シャッタ等の切替えにより、その振幅変調さ
れた光線を直接受光素子に入射するようにして参照信号
を得る。
作動時間に余裕時間を加えた時間例えば２００ミリ秒遅
らせ、ステップ１２において、前記測距信号と参照信号
の位相差に対応する基準信号の波数のカウントを開始す
る。ステップ１３でカウント値が得られたら、ステップ
１４において今までのカウント回数に１を加え、ステッ
プ１５において、測距値を得るのに必要な回数（従来は
５０又は１００回程度）になったかどうかを判別し、Ｙ
ＥＳであればそれで終了し、ＮＯであればステップ１２
に戻ってカウントを繰り返す。
る測距方法によれば、前記波数のカウントまでの遅れ時
間は、最悪の状態を考えているため、最良の状態の時に
は、時間を浪費することになる。即ち、変調周波数を３
種類とすると、それぞれの変調周波数において測距信号
と参照信号とを切替えるため、ステップ１１の遅延時間
を累計すると、２００ミリ秒×６（測距信号ｆ1、ｆ2、
ｆ3の３回と参照信号ｆ1、ｆ2、ｆ3の３回で計６回）の
時間遅れが生じる。本発明は、従来のこのような無駄な
時間遅れを無くし、測定時間を短縮することができる光
波距離計による測距方法を提供することをその目的とす
るものである。
めに、複数の周波数の変調信号を選択的に切替え、該変
調信号により振幅変調された光線を反射鏡に向けて放射
し、反射鏡からの反射光を受光素子で測距信号に変換
し、シャッタなどの切替えにより振幅変調された光線を
直接受光素子に向けて放射し、受光素子で参照信号に変
換し、次いで該測距信号と前記参照信号との間の位相差
に対応する基準信号の波数をカウントし、カウント値か
ら反射鏡までの距離を計測する光波距離計による測距方
法において、変調信号の切替え時及び測距信号と参照信
号との切替え時に直ちに前記波数のカウントを開始して
該カウントを繰り返し行ない、各カウント値が所定の誤
差範囲内にあるか否かを判別し、所定の誤差範囲内に入
った時はカウント値を必要回数取り込んで前記距離を算
出することを特徴とする。
及び受光素子に入射する反射光と参照光との切替え時に
直ちに、測距値に対応する基準信号の波数のカウントを
開始し、カウントを繰返すことにより得られた各カウン
ト値が所定の誤差範囲内にあるかどうかを判別し、所定
の誤差範囲内に入った時は、カウント値を必要回数取り
込んで反射鏡までの距離を算出する。したがって前記切
替え時の状態が正常になった時点からカウントすること
ができ、測定時間を短縮できる。
図１は本発明の実施に使用する光波距離計の要部のブロ
ック図を示す。同図において、１は測距回路、２1、２2
は入力選択回路、３はカウンタ、４はＣＰＵである。測
距回路１は、発光素子、受光素子、該発光素子から放射
する光線を変調するための３種の周波数ｆ1、ｆ2、ｆ3
の変調信号を出力する発振器、この３種の周波数の変調
信号を選択出力するゲート回路及び参照光と測距光とを
選択的に受光素子に入力させるシャッタ等の付勢回路等
から成るものであり、入力選択回路２2は、周波数ｆ1選
択信号（入力１）、周波数ｆ2選択信号（入力２）及び
周波数ｆ3）選択信号（入力３）をＣＰＵ４からの入力
選択信号で選択出力するものであり、入力選択回路２2
は測距光選択信号（入力４）及び参照光選択信号（入力
５）をＣＰＵ４からの入力選択信号で選択出力するもの
である。入力選択回路２1から出力する周波数ｆ1〜ｆ3
選択信号は、測距回路１のゲート回路を選択的に開閉
し、選択信号に応じた周波数の変調信号を出力し、発光
素子から出力する光線をこの変調信号で振幅変調する。
入力選択回路２2から出力する測距光選択信号又は参照
光選択信号は測距回路１のシャッタ等の付勢回路を選択
的に作動して測距光又は参照光を選択的に受光素子に入
射させる。ＣＰＵ４は、前記２種の入力選択信号やカウ
ンタ３のカウント開始信号及びエンド信号を後述の制御
フローに従って出力し、カウンタ３からのカウント値を
必要回数加算して測距値を得るように作用する。
って説明すると、ステップ２０において、ＣＰＵ４はシ
ャッタ等の切替え信号を出力し、この信号に基づいて周
波数ｆ1の信号が選択されて出力し、先ず周波数ｆ1で振
幅変調された測距光が受光素子に入力し、次いで参照光
が受光素子に入力するようにシャッタが切替わる。シャ
ッタの切替え（ステップ２０）には約１０ミリ秒程度の
デイレイを設けているが、これは従来の２００ミリ秒に
対して１／２０程度なので、図２のフローでは、デイレ
イのフローを省略しており示されていない。ステップ２
１において、カウンタ３にカウント開始信号を出力し、
ステップ２２において、測距信号と参照信号との位相差
に対応する基準信号のパルス数をカウンタ３はカウント
しカウント値を得る。ステップ２３において、今までの
カウント回数に１を加え、ステップ２４において、この
カウント回数が３に等しいか３未満か、あるいは３以上
かを判別する。３未満であれば、ステップ２１に戻って
再びカウンタ３はカウントを開始する。従来のステップ
１１の遅れ時間２００ミリ秒に対して本発明では１０ミ
リ秒に回数３回の判断時間を入れると約１００ミリ秒と
なる。これは従来の２００ミリ秒の半分のデイレイ時間
となる。ステップ２４においてカウント回数が最初から
数えて３回になると、ステップ２５に移行し、３個のカ
ウント値を互いに比較し、各カウント値が所定誤差範囲
内か否かを判別し、所定誤差範囲を越えている場合に
は、ステップ２６を移りカウント回数から１を引いてス
テップ２１に戻り、再度カウントし直す。ステップ２４
では最も古いカウント値を捨てると共に最新のカウント
値を取り込み、ステップ２５において再び３個のカウン
ト値を互いに比較する。３個のカウント値が所定誤差範
囲を越えないときはステップ２７において、３個のカウ
ント値を取り込むと共にステップ２１に戻り、再びカウ
ント値を得る。このカウント値はステップ２８において
逐次加算され、ステップ２９においてカウント値の取り
込みに必要なカウント回数になると終了し、未だ必要回
数に至っていないときは、ステップ２１に戻り、必要回
数になるまでカウント値を得る。従って本発明は次のよ
うに使用できる。図３に示した従来の方法に図２の本発
明を組合せて計測時いずれかを選択させれば、測量時の
くい打ちのような位置決めが従来の測定時間の半分でで
きる。又、本発明の構成で計測時間を約半分、精度も従
来程度なので、単独の距離計とすることもできる。
ら、光波距離計による測距時間を従来の方法に比べて誤
差を増加させることなく短縮することができる効果が得
られる。
のブロック図
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の周波数の変調信号を選択的に切替
え、該変調信号により振幅変調された光線を反射鏡に向
けて放射し、反射鏡からの反射光を受光素子で測距信号
に変換し、シャッタなどの切替えにより振幅変調された
光線を直接受光素子に向けて放射し、受光素子で参照信
号に変換し、次いで該測距信号と前記参照信号との間の
位相差に対応する基準信号の波数をカウントし、カウン
ト値から反射鏡までの距離を計測する光波距離計による
測距方法において、変調信号の切替え時及び測距信号と
参照信号との切替え時に直ちに前記波数のカウントを開
始して該カウントを繰り返し行ない、各カウント値が所
定の誤差範囲内にあるか否かを判別し、所定の誤差範囲
内に入った時はカウント値を必要回数取り込んで前記距
離を算出することを特徴とする光波距離計による測距方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33349391A JP3177708B2 (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 光波距離計による測距方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33349391A JP3177708B2 (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 光波距離計による測距方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0651062A true JPH0651062A (ja) | 1994-02-25 |
| JP3177708B2 JP3177708B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=18266678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33349391A Expired - Lifetime JP3177708B2 (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 光波距離計による測距方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3177708B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006118930A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Sokkia Co Ltd | 光波距離計 |
| US7095490B2 (en) * | 2003-01-16 | 2006-08-22 | Kabushiki Kaisha Topcon | Electric distance meter |
| JP2006349506A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Sokkia Co Ltd | 距離測定装置及びその方法 |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP33349391A patent/JP3177708B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7095490B2 (en) * | 2003-01-16 | 2006-08-22 | Kabushiki Kaisha Topcon | Electric distance meter |
| JP2006118930A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Sokkia Co Ltd | 光波距離計 |
| JP2006349506A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Sokkia Co Ltd | 距離測定装置及びその方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3177708B2 (ja) | 2001-06-18 |
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